JPH0354694Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0354694Y2
JPH0354694Y2 JP4244187U JP4244187U JPH0354694Y2 JP H0354694 Y2 JPH0354694 Y2 JP H0354694Y2 JP 4244187 U JP4244187 U JP 4244187U JP 4244187 U JP4244187 U JP 4244187U JP H0354694 Y2 JPH0354694 Y2 JP H0354694Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
sheet
fragrance
aromatic
aromatic sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4244187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63150673U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4244187U priority Critical patent/JPH0354694Y2/ja
Publication of JPS63150673U publication Critical patent/JPS63150673U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0354694Y2 publication Critical patent/JPH0354694Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は電気かみそりに関し、さらに詳しくは
芳香シートをヒゲ溜め室に着脱自在に取り付けて
なる電気かみそりに関する。
(背景技術) 従来、電気かみそりに芳香作用をもたせたもの
は種々考案されている。例えば香料を含浸させた
スポンジ等の多孔質樹脂からなる芳香シートを電
気かみそりのヒゲ溜め室に取付けたものがある。
これは刈取られたヒゲが多孔質樹脂の小孔部に入
り込んでしまい掃除がやりにくいという欠点があ
つた。そこでこの掃除のやりにくさを解決するた
めに、エチレン酢酸ビニルコポリマー等の弾性体
に香料を含浸させた芳香シートが考案された。こ
れはヒゲの外径よりも充分小さい孔径を有する多
孔質樹脂であるので、従来のように小孔部にヒゲ
が入り込んでしまうことがなくなり掃除がしやす
くなつた。しかし、この樹脂にも、香料を含浸す
ることにより容積が膨張し、また香料の放散につ
れて収縮するという問題があつた。そのため、芳
香シートの外形が香料の放散に伴い収縮して、電
気かみそりの使用中に、ヒゲ溜め室の取付け部よ
り脱落して内刃にからみついてしまうことがあつ
た。これを防ぐためには、接着テープ等の手段を
用いて芳香シートをヒゲ溜め室に係止・保持しな
ければならなかつた。
(考案の目的) 本考案は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、その目的とするところは、芳香シートを接着
テープ等の別手段を用いることなく、ヒゲ溜め室
に確実に係止・保持することを可能とした電気か
みそりを供給することにある。
(考案の開示) 上記の目的を達成するために本考案は、中心に
内刃を駆動する駆動軸を突出させたヒゲ溜め室
に、芳香シートを着脱自在に装着する電気かみそ
りにおいて、前記ヒゲ溜め室の前記駆動軸の外周
に第1の突起を突設させかつこの第1の突起の外
側に第2の突起を突設させると共に、前記芳香シ
ートを香料を含浸させたエチレン酢酸ビニルコポ
リマー等の高分子樹脂から形成しかつその中心に
は開口部を、外周には切欠き部をそれぞれ設け、
前記芳香シートが香料を含浸して膨張している時
は前記第2の突起に前記切欠き部を、前記芳香シ
ートが香料を放散して収縮した時は前記第1の突
起に前記開口部を、それぞれ接離自在に嵌装させ
たことを要旨とする。
以下、本考案の実施例を図面に沿つて説明す
る。
第1図は本考案の実施例にかかる電気かみそり
の外観斜視図、第2図はその要部の縦断面図、第
3図は同じく要部の分解斜視図、第4図は芳香シ
ートの平面図、第5、第6図は芳香シートとヒゲ
溜め室との係合の説明図である。
第1図において、1は電気かみそりを構成する
ケーシング、2はスイツチ、3は刃取付け台、4
は回転刃である。この回転刃4は、第2図に示す
ように、モータ5に連結した駆動軸6、内刃基台
7、内刃8と、外刃フレーム9に固定された外刃
11から構成されている。また、12は刃取付け
台3の中心に突設した筒状の第1の突起であり、
駆動軸6を軸支している。この第1の突起12の
外側で刃取付け台3と、外刃フレーム9、内刃基
台7に囲まれてヒゲ溜め室13が形成される。1
4はヒゲ溜め室13の底部に係合された芳香シー
トである。また、第3図に示すようにヒゲ溜め室
13内の外周寄りで第1の突起12の両側に筒状
の第2の突起15を、刃取付け台3に突設してあ
る。この第2の突起15は刃取付け台3をケーシ
ング1に固定するネジボスを兼ねている。また、
刃取付け台3の内周面で第2の突起15の近傍を
除いた部分に、外刃フレーム9が螺合するメネジ
16を形成してある。
次に芳香シート14について説明する。第4図
は、香料を含浸させたエチレン酢酸ビニルコポリ
マー等の高分子樹脂からなるシート材よりつくら
れた芳香シート14を示し、その形状は、略円形
でその外周縁に2ヶ所の切欠き部17を、中心に
は開口縁18により開口部19を形成してある。
また、この芳香シート14は、香料の含浸の具合
によつて外形が膨張、収縮するもので、香料を充
分に含浸させ飽和しているときは図中、点線で示
す大きさであり、香料を含浸させる前や、含浸さ
せた香料が放散してしまつた状態では実線に示す
大きさである。また、シートの厚みも含浸の度合
いにより異なる。
次に、この芳香シート14とヒゲ溜め室13の
係合について第5図により説明する。第5図はヒ
ゲ溜め室13の第1の突起12と、第2の突起1
5を結ぶ線の縦断面図であり、図(イ)に示すよう
に、芳香シート14に充分に香料が含浸されて膨
張してるときは、芳香シート14の切欠き部17
が、2個所に配設された第2の突起15に圧接し
て保持されている。このとき芳香シート14の開
口縁18はヒゲ溜め室13の中央の第1の突起1
2には接することなく、隙間を有している。
次に、図(ロ)に示すように、芳香シート14が香料
を徐々に放散して収縮していくと中心の開口縁1
8は第1の突起12の外周面に接し、締めつけ
て、いわゆるシマリバメとなり芳香シート14は
充分な保持力で固定される。
さらに、芳香シート14が収縮していくと、図
(ハ)に示すように芳香シート14の切欠き部17
が、第2の突起15から離間する。
なお、芳香シート14の収縮につれて、第1の
突起12に芳香シート14が保持されてから、切
欠き部17と第2の突起15との圧接が解除され
るようにそれぞれの寸法を設定してあることはも
ちろんである。
次に、上述した芳香シート14とヒゲ溜め室1
3の係合とは別な位置での係合について説明す
る。第6図は第5図の示す断面と直交する断面を
示し、図(イ)のように、芳香シート14に充分に香
料が含浸されて膨張してるときは、芳香シート1
4の外周端縁20が、ヒゲ溜め室13のメネジ1
6の下方の肉ぬすみ部21に圧接して保持されて
いる。このとき芳香シート14の開口縁18はヒ
ゲ溜め室13の中央の第1の突起12には接する
ことなく、隙間を有している。
次に、図(ロ)に示すように、芳香シート14が香
料を徐々に放散して収縮していくと外径が小さく
なり、外周端縁20は肉ぬすみ部21から離間す
るが、メネジ16の下端部で外周端縁20の上面
を係止して、ヒゲ溜め室13を逆さに向けても芳
香シート14が脱落することはない。
さらに、芳香シート14が収縮していくと、中
心の開口縁18は第1の突起12の外周面に接
し、締めつけられ、いわゆるシマリバメとなり芳
香シート14は充分な保持力で固定する。また、
さらに収縮すると、図(ハ)に示すように、外周端縁
20も収縮につれてメネジ16の下端部との係合
が解除されるが、芳香シート14は第1の突起1
2に保持されていて脱落することはない。
なお、芳香シート14の収縮につれて、第1の
突起12に芳香シート14が保持されてから、外
周端縁20がメネジ16の下端部との係合が解除
されるように、それぞれの寸法を設定してあるこ
とはもちろんである。
また、ヒゲ溜め室13の肉ぬすみ部21の半径
方向の深さは、芳香シート14の取付けやすさを
考慮すると、やたらに深くはできないが、芳香シ
ート14の膨張、あるいは収縮の変化量よりは大
きくしなければならない。
また、芳香シート14には2箇所に切欠き部1
7を設けているので、芳香シート14を装着する
ときは切欠部き17を手指で把持して装着するこ
とができ、また、芳香シート14を取り外すとき
にも切欠部17に爪を挿入するか、あるいはピン
等を挿入することにより簡単に取外すことができ
る。
(考案の効果) 以上のように、本考案は芳香シートに切欠部が
あるため、ヒゲ溜め室への着脱がしやすなつた。
また、香料が含浸されて膨張しているときは、
第2の突起により芳香シートが保持でき、香料が
放散して芳香シートが収縮したときは、芳香シー
トの開口部で第1の突起に圧接して芳香シートを
保持することができ、芳香シートがヒゲ溜め室か
ら脱落して内刃にからみつくことがなくなる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる電気かみそり
の外観斜視図、第2図はその要部の縦断面図、第
3図は同じく要部の分解斜視図、第4図は芳香シ
ートの平面図、第5、第6図は芳香シートとヒゲ
溜め室との係合の説明図である。 1……電気かみそり、2……スイツチ、3……
刃取付け台、4……回転刃、5……モータ、6…
…駆動軸、7……内刃基台、8……内刃、9……
外刃フレーム、11……外刃、12……第1の突
起、13……ヒゲ溜め室、14……芳香シート、
15……第2の突起、16……メネジ、17……
切欠き部、18……開口縁、19……開口部、2
0……外周端縁、21……肉ぬすみ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心に内刃を駆動する駆動軸を突出させたヒゲ
    溜め室に、芳香シートを着脱自在に装着する電気
    かみそりにおいて、前記ヒゲ溜め室の前記駆動軸
    の外周に第1の突起を突設させかつこの第1の突
    起の外側に第2の突起を突設させると共に、前記
    芳香シートを香料を含浸させたエチレン酢酸ビニ
    ルコポリマー等の高分子樹脂から形成しかつその
    中心には開口部を、外周には切欠き部をそれぞれ
    設け、前記芳香シートが香料を含浸して膨張して
    いる時は前記第2の突起に前記切欠き部を、前記
    芳香シートが香料を放散して収縮した時は前記第
    1の突起に前記開口部を、それぞれ接離自在に嵌
    装させたことを特徴とする電気かみそり。
JP4244187U 1987-03-23 1987-03-23 Expired JPH0354694Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4244187U JPH0354694Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4244187U JPH0354694Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63150673U JPS63150673U (ja) 1988-10-04
JPH0354694Y2 true JPH0354694Y2 (ja) 1991-12-03

Family

ID=30858352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4244187U Expired JPH0354694Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0354694Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63150673U (ja) 1988-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2598504B2 (ja) シェービング装置
JP2895232B2 (ja) レザーブレード本体構造
EP0276066B1 (en) Safety razors
US4949457A (en) Soft resilient razor handle
US6938344B2 (en) Auxiliary part for an electric shaver
JP2004254799A (ja) 電気かみそり
JPH0354694Y2 (ja)
JP2022544598A (ja) カミソリカバーシステム
JP2001197926A (ja) 化粧料容器
JPS6217028Y2 (ja)
JPS597907Y2 (ja) 電気カミソリの内刃台収容装置
JPS6312847Y2 (ja)
JPS5926951Y2 (ja) 電気カミソリの刃収容装置
JPS6028381Y2 (ja) 電気かみそり
JPH0427508Y2 (ja)
JPS623103Y2 (ja)
JPS6217029Y2 (ja)
JPH0214748Y2 (ja)
JP3540507B2 (ja) 電気かみそり
JPS6316387Y2 (ja)
JPS5835193Y2 (ja) ひげかす排除板付き2枚刃剃刀
JPS592784Y2 (ja) 電気かみそり
JP2838017B2 (ja) 電気かみそり
JPS5917272Y2 (ja) 電気かみそりの掃除用ブラシ保持構造
JPS6215021Y2 (ja)