JPH0354565B2 - - Google Patents

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JPH0354565B2
JPH0354565B2 JP17001686A JP17001686A JPH0354565B2 JP H0354565 B2 JPH0354565 B2 JP H0354565B2 JP 17001686 A JP17001686 A JP 17001686A JP 17001686 A JP17001686 A JP 17001686A JP H0354565 B2 JPH0354565 B2 JP H0354565B2
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basket
inner basket
separation
ribs
gap
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JP17001686A
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【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、野菜あるいは果実等を粉砕し、ジユ
ースを遠心分離するジユーサに関するものであ
る。 従来の技術 一般にこの種のジユーサは、第7図,第8図に
示すように、電動機1を内蔵した本体2と、この
本体2の上に着脱自在に載置される容器3よりな
り、容器3内には、電動機1の回転軸4に結合し
て回転される分離篭5を有している。分離篭5の
内側には、細いスリツト6を多数有する内篭7を
設け、分離篭5との間にフイルタを形成してい
る。また内底部には上面に刃8をもつ平板状のカ
ツタ9を固定している。カツタ9には、容器3の
上部開口を覆う容器蓋10に設けられた投入口1
1より材料が供給され、押込棒12で材料をカツ
タ9に押しつけるように構成されている。 発明が解決しようとする問題点 従来のジユーサでは、カツタ9で粉砕された材
料の粉砕物がカツタ9の側方に飛び散り、第8図
に示すように内篭7の内側に付着し、粉砕物の層
Wを形成する。そしてジユースは、粉砕物の層、
そして内篭7のスリツト6を通過して、分離篭5
と内篭7の間を通つて外部に分離される。 この時、内篭7のスリツト6の幅が広いと、粉
砕物がスリツト6に入り、ジユース液の流れ出る
所がなくなり、内篭7がフイルタの役目をなさず
ジユース液が分離されない。そこでスリツト6の
幅は加工上あまり狭くできないこともあつて、
0.5mm程度の幅で形成されている。そのため、内
篭7の内側に粉砕物の層Wが形成されるまでの間
は、0.5mm以下の粉砕物がジユース液とともに内
篭7のスリツト6を通過し、ジユース液中の繊維
質の混入量が多く、繊維質の混入の少ない澄んだ
ジユースを飲みたいと思つても無理であつた。ま
た粉砕物の繊維質が内篭7のスリツト6にはさま
り、使用後の後始末において内篭7の内側に付着
した粉砕物の層Wが離れにくく、また、スリツト
6にはさまつた粉砕物の洗浄が煩雑になるという
問題があつた。 本発明はこのような問題点を解決するもので、
ジユース液中に繊維質の少ないジユースを得ると
ともに、使用後の粉砕物の後始末を容易にしたジ
ユーサを提供することを目的としている。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、分離篭
の内側に着脱自在に装着される内篭を備え、この
内篭は外側にジユース液が流れる溝部を形成した
多数のリブを間隔を設けて連結するとともに、上
部に外方へ向う環状の鍔部を設け、その鍔部の下
面には前記リブの溝部に連通する溝部と分離篭の
上端面に当接する複数の突起を形成し、内篭と分
離篭の内壁及び上端面との間の隙間でフイルタを
形成したものである。 作 用 この構成によりフイルタとなる隙間は自由に設
定でき、ジユース液中に繊維質が少なく飲みやす
いジユースが容易に提供できるとともに、内篭の
リブ間は大きくとれるため、内篭に付着した粉砕
物が離れやすく、洗浄しやすいものである。 実施例 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図にもと
づいて説明する。第1図において、13は本体1
4に内蔵された電動機で、前記本体14の上には
着脱自在に容器15が設けられ、この容器15内
には前記電動機13の回転軸16に結合して回転
される有底筒状の分離篭17を有しており、その
分離篭17の内側には、第2図〜第4図に示すよ
うな内篭18が着脱自在に嵌合されている。この
内篭18は、外側にジユース液の流れる溝部19
を形成した断面円弧状の多数のリブ20を間隔を
設けて連結するとともに、上部には外方へ向う環
状の鍔部21を設け、その下面には前記リブ20
の溝部19に連通する溝部22を設けて構成され
ている。内篭18は、分離篭17の内壁23とリ
ブ20間、及び分離篭17に設けた段部24の上
面と鍔部21の下面との間のそれぞれの隙間25
a,25bでフイルタを形成している。隙間25
a,25bは、実施例ではリブ20に設けた突起
20aと鍔部21の下面に設けた複数の突起21
aにより一定寸法、例えば0.5mmに保持されてい
る。26は前記分離篭17の内底部に固定された
カツタで、その上面には刃27が設けられてお
り、容器15の上部開口を覆う蓋28に設けられ
た投入口29より材料を前記カツタ26上に供給
し、押込棒30で前記材料をカツタ26に押し付
けるように構成されている。なお、本実施例では
分離篭17の内壁に段部24を形成したが、段部
を設けず分離篭17の上端面との間に隙間25b
を設けるようにしてもよい。 上記構成において、次にその動作について説明
する。まず内篭18を分離篭17の内側に嵌合さ
せる。そしてこの分離篭17を容器15内に突出
した電動機13の回転軸16に結合し、蓋28を
閉じ電動機13を駆動させ、投入口29より材料
を投入し押込棒30で押し込むと分離篭17の内
底部に設けられたカツタ26の刃27で材料が粉
砕される。粉砕物はカツタ26の側方に飛び、第
4図,第6図に示すように内篭18及び分離篭1
7の内壁に付着し、粉砕物の層W′を形成する。
そしてジユース液は、前記粉砕物の層W′、そし
て内篭18のリブ20と分離篭17との間の隙間
25aを通過し、内篭18のリブ20の外側に設
けられた溝部19から内篭18の上部に設けられ
た鍔部21の溝部22を通り外部へ分離される。
溝部19内への粉砕物の流入は隙間25aで抑え
られている。またリブ20とリブ20の間にある
粉砕物は分離篭17の段部24と内篭18の鍔部
21との間の隙間25b(この実施例では0.5mm)
で止められて外部に排出されず、この部分でもジ
ユース液の分離が行なわれる(第4図)。なお、
分離篭17の内壁23及び段部24の上面と内篭
18のリブ20及び鍔部21との間の隙間25
a,25bからは、ジユース液中に含まれる繊維
質がある程度流出しジユース液中に入るが、これ
を極力少なくするためには、突起20a,21a
を取り除けばよい。さらに実施例ではリブ20の
外側及び鍔部21の下面に突起20a,21aを
設けたが、逆に分離篭17の内壁23及び段部2
4に同じような突起を設けることにより、任意の
隙間25を形成することができ、ジユース液中の
繊維質の量を任意に設定することもできる。また
実施例では、隙間25bとは別にこれより大きな
溝部22を設けているが、これは溝部19からの
ジユース液をスムーズに流出させるためである。 本発明の実施例のものでは、第6図に示すよう
に、第8図に示す従来のフイルタ7と比べ、リブ
20のピツチを倍(リブの数は半分)にしても隙
間25(従来例ではスリツト6)の数(A〜D)
を同じにすることができ、さらに分離篭17の段
部24と内篭18の鍔部21の間でもジユース液
分離が行なわれるため、リブの数が半分になつた
にもかかわらず、粉砕物からのジユース率を従来
のジユーサより向上させることができる。 次に使用後は、蓋28を開き、内篭18を分離
篭17から外す。この場合、粉砕物W′は、内篭
18のリブ20と分離篭17に付着しているが、
内篭17を外すと粉砕物W′はほとんど内篭18
のリブ20に付着したまま外れてくる。そして、
この後、内篭18に付着した粉砕物の処理を行な
うが、この場合、特にみかん、パイナツプル、ト
マト等の材料は付着力が強いため、取り除くのが
困難であるが、内篭18りリブ20が従来のリブ
の半分の数でも従来とかわりないため、粉砕物の
層W′の付着力を半減させることができる。した
がつて内篭18を強く振ると、付着している粉砕
物の層は内篭18のリブ20に付着していない粉
砕物の層が移動するのに引つぱられるように剥離
して取り除かれる。その後は再度分離篭17に嵌
合して運転しても、粉砕物の層がほとんど付着し
ていないので、振動が発生することはない。また
内篭18を水洗いする場合でも簡単に行なうこと
ができる。特に、リブ20とリブ20の間の間隙
が大きくとれるので、水桶の中で内篭18を動か
すだけで洗浄できるものである。 今、グレープフルーツ、パイナツプル、トマト
で従来のフイルタ(リブの数72本、スリツト幅
0.5mm)と本発明の実施例で示した内篭(リブの
数36本、リブ及び鍔部の突起20a,21aの高
さ0.3mm)でジユース率(ジユース液の重量g/
投入した材料の重量g×100)とジユース液中に
含まれる繊維質の重量、内篭(従来例ではフイル
タ)を強く振つた時、内篭に残る粉砕物の量を比
較した値を次表に示す。なお、分離篭の形状・分
離篭の回転数等は同じである。
【表】 表から明らかなように、いずれの材料において
もジユース液中の繊維質の量を増やすことなくジ
ユース率の向上がはかれ、かつ、内篭(従来のジ
ユーサの場合はフイルタ)に残る粉砕物の重量を
少なくすることができる。 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のジユ
ーサは次のような特長を有するものである。 (1) フイルタ作用をする内篭と分離篭の隙間は
0.5mm以下でも加工上容易に設定することがで
き、その結果、ジユース液中に繊維質の混入の
少ない澄んだジユース液を得ることができると
ともに、分離篭の内壁とリブとの隙間以外の分
離篭と内篭の鍔部との隙間でもジユース液の分
離を行なうため、高いジユース率を得ることが
できる。 (2) リブの数を従来のジユーサより少なくして
も、リブ1本に対し2ケ所のフイルタ作用を行
なう隙間を形成することができるため、ジユー
ス率を低下させることなく、リブ間の間隔を大
きくすることができ、内篭から粉砕物を離れや
すくすることができる。さらにリブの間隔が広
いため、内篭の洗浄が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すジユーサの断
面図、第2図は同ジユーサの内篭の斜視図、第3
図は第2図A−A線における内篭と分離篭との関
係を示す拡大断面斜視図、第4図は同B−B線に
よる拡大断面図、第5図は第1図C−C線で断面
にした平面図、第6図は同ジユーサのリブの状態
を示す部分平断面図、第7図は従来のジユーサの
断面図、第8図は従来のジユーサのフイルタの部
分平断面図である。 13……電動機、17……分離篭、18……内
篭、19,22……溝部、20……リブ、21…
…鍔部、25a,25b……隙間、29……投入
口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機を内蔵する本体と、この本体上に載置
    される容器と電動機により駆動され、かつ内底部
    にカツタを有する筒状の分離篭と、材料をカツタ
    に案内する投入口と、容器の開口を覆う蓋と、分
    離篭の内側に着脱自在に装着される内篭とを備
    え、前記内篭は、外側にジユース液の流れる溝部
    を形成した多数のリブを間隔を設けて連結すると
    ともに、上部に外方へ向う環状の鍔部を設け、前
    記リブおよび鍔部の下面と分離篭との間の隙間で
    フイルタを形成したことを特徴とするジユーサ。
JP17001686A 1986-07-18 1986-07-18 ジユーサ Granted JPS6324916A (ja)

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JP17001686A JPS6324916A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ジユーサ

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JP17001686A JPS6324916A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ジユーサ

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