JPS6324918A - ジユーサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜あるいは、果実等を粉砕し、ジュースを
遠心分離するジューサに関するものであるＯ 従来の技術 一般にこの種のジューサは、第８図に示すように、電動
機１を内蔵した本体２と、この本体２の上に着脱自在に
載置される容器３よシなり、前記容器３内には、電動機
１の回転軸４に結合して回転される分離籠５を有してお
シ、前記分離籠５の内側には、細いスリット６を多数有
するフィルタ７を設け、内底部には上面に刃８をもつ平
板状のカッタｅを固定し、容器３の上部開口を覆う容器
蓋１ｏに設けられた投入口１１より材料を前記カッタ９
の上に供給し、押込棒１２で材料を前記カッタ９に押し
つけるように構成されている。

発明が解決しようとする問題点 従来のジューサはカッタ９で粉砕された材料の粉砕物が
カッタ９の側方に飛び散って、第７図に示すようにフィ
ルタフの内側に付着し、粉砕物の層Ｗを形成する。そし
てジュースは前記粉砕物のＷとフィルタフのスリット６
を通過して分離籠５とフィルタ７の間を通って容器３に
放出される。

このとき、フィルタ７のスリット６の幅が広いと、粉砕
物がスリット６に入シ、ジュース液の流れる所がなくな
ってフィルタ７がフィルタの役目をなさず、ジュース液
が分離されない。そこでスリット６の幅は、加工上あま
り狭くできないこともあって、０．５Ｈ程度の幅で形成
されている。そのため、フィルタフの内側に粉砕物の層
Ｗが形成されるまでの間は、０．５ｍｍ以下の粉砕物が
ジュース液とともにフィルタ７のスリット６を通過し、
その結果、ジュース液中の繊維質の混入量が多くなり、
繊維質の混入の少ない澄んだジュースを飲みたいと思っ
ても無理であった。また粉砕物の繊維質がフィルタ７の
スリット６にはさまり使用後の後始末においてフィルタ
フの内側に付着した粉砕物の層Ｗが離れに＜＜、また、
スリット６にはさまった粉砕物の洗浄が煩雑になるとい
う問題があった。

本発明のジューサはこのような問題点を解決するもので
、好みにより繊維質の少ないジュースとある程度繊維質
の入ったジュースを作シ分けられるとともに、使用後の
粉砕物の後始末を容易にすることを目的とする。

貫通孔を設けた分離液の内側に、着脱自在に内籠を装着
したもので、内籠は、外側にジュース液が流れる溝部を
形成した多数のリブを間隔を設けて連結することによシ
構成し、かつ分離能内壁との間の隙間でフィルタを形成
するとともに、貫通孔をリブが覆う位置と、貫通孔がリ
ブとリブの間に来る位置とに切換え自在に内籠を分離液
に嵌合させるようにしたものである。

作　　用 この構成により、内籠のリブが貫通孔を覆う位置では繊
維質の少ないジュースが得られ、貫通孔がリブとリブの
間に来る位置では貫通孔を通じである程度繊維質の入っ
たジュースが得られるものであシ、シかも内籠のリブが
従来のものに比して少なくてすむため、内籠に付着した
粉砕物が離れやすく、洗浄しやすいものである。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第６図にもとづいて説
明する。第１図において、１３は本体１４に内蔵された
電動機で、前記本体１４の上には着脱自在に容器１５が
設けられ、容器１５内には前記電動機１３の回転軸１６
に結合して回転される筒状の分離液１７を有しておシ、
その分離液１７の側壁には、縦方向に複数個設けた貫通
孔１８を一定間隔をおいて側壁全体に設けている。分離
液１７の内側には内籠１９が着脱自在に嵌合されている
。この内籠１９は、外側にジュース液の流れる溝部２ｏ
を形成した多数のリブ２１を間隔を設けて連結すること
により構成されておシ、リブ２１と分離液１７の内壁と
の間の隙間２２でフィルタを形成している。隙間２２は
リブ２１の分離液１７との対向部に突起を設けることに
より容易に形成することができるが、突起を設けずとも
加工上の寸法精度により自然に形成される隙間を利用し
てもよい。そして分離液１７と内籠１９は内籠１９に：
設けられ突起２３と分離液１７に設けられた切り欠き部
２４との間でバヨネット結合できるようになっている。

この分離液１７のバヨネット結合部を９♂毎に４ケ所設
け、内籠１９のリブを１２°毎に３ｏ本設けたとすると
、第４図、第５図に示すように分離液１７と内籠１９の
バヨネット結合を９０’変えることによシ、分離籠１ア
の側壁の貫通孔１８をリブ２１が覆う場合（第４図）と
、分離能１７側壁の貫通孔１８がリブ２１と２１の間に
来る場合（第５図）に切シ換えることができる。上記の
設定以外に内籠１９のリブを１♂毎に３６本とした場合
には、分離液１７に設けられる切り欠き部Ｕを４５°毎
に８ケ所として、内籠１９と分離液１７の結合を４５°
変えることによシ、分離液１７の側壁の貫通孔１８をリ
ブ２１が覆う場合と分離能１７側壁の貫通孔１８がリブ
２１とリブ２１の間に来る場合とに切シ換えることがで
きる。要は分離液の間に来る場合の切り換えができれば
よく、その手段については特に限定されるものではない
。

２５は前記分離能１７の内底部に固定されたカッタで、
上面には刃２６が設けられており、容器１５の上部開口
を覆う容器蓋２７に設けられた投入口２８より材料を前
記カッタ２５上に供給し、押込棒２９で前記材料をカッ
タ２５に押し付けられるように構成されている。

上記構成において、次にその動作について説明する。ま
ず澄んだジｉ′−スを作る場合は、第４図に示すように
、内籠１９のリブ２１が分離能１７の貫通孔１８を覆う
ように内籠１９を分離能１７の内側に嵌合させる。そし
てこの分離能１７を容器１６内に突出した電動機１３０
回転軸１６に結合し、容器蓋２７を閉じて電動機１３を
駆動させ、投入口２８より材料を投入し押込棒２９で押
し込むと、分離能１７の内底部に設けられたカッタ２６
の刃２６で材料が粉砕される。粉砕物はカッタ２６の側
方に飛び、第６図に示すように内籠１９及び分離能１７
の内壁に付着し、粉砕物の層Ｗ′を形成する。そしてジ
ェース液は、前記粉砕物の層Ｗ′そして内籠１９と分離
能１７の隙間２２を通過し、内籠１９のリブ２１の外側
に設けられた溝部２０を通り、分離能１７の貫通孔１８
及び分離能１７の上端から容器１６へ放出される。この
場合、分離能１７の内壁と内籠１９のリブ２１の間の隙
間２２は狭く形成されているので、繊維質は混入せず、
澄んだジュース液を得ることができる。

次にある程度繊維質の入ったジュースを作る場合は、第
６図のように内籠１９のリブ２１とリブ２１の間に分離
能１７の貫通孔１８が来るように内籠１９を分離能１７
の内側に嵌合させ、澄んだジュースを作る場合と同様に
分離能１７をセットして材料を投入口２８よシ投入して
ジュースを作ると、リブ２１とリブ２１の間にある粉砕
物の一部が分離能１７の貫通孔１８を通シジュース液中
に混入する。この場合、どの程度ジュース液中に繊維質
を混入するかは、貫通孔１８の数、大きさ、形状によシ
任意に決めることができる。なお、第６図、第７図に示
す：うに本発明のジューサにおける内籠１９のリブ２１
の数を従来のジューサのフィルタ７の半分にしても、隙
間２２（従来のジューサではスリット６）の数を同じに
することができ（Ａ、Ｄの個所）、ジュース液中の繊維
質を除いた純粋な液分の量を従来のジューサと同じにす
ることができる。

次に使用後は、容器蓋２７を開き内籠１９を分離能１７
から外す。この場合、粉砕物の層ｗ’は内籠１９の多数
のリブ２１と分離能１７に付着しているが、内籠１９を
外すと粉砕物の層Ｗ′は、はとんど内籠１９のリブ２１
に付着したまま外れてくる。そして、この後、内籠１９
に付着した粉砕物の層Ｗ′の処理を行なうが、この場合
、特にみかん、パイナツプル、トマト等の材料は付着力
が強いため、取り除くのが困難であるが、第６図に示す
ように内籠１９のリブのピッチを倍（リブの数は半分）
にすると、粉砕物の層Ｗ′の付着力は半減する。したが
って内籠１９を強く振ると、付着している粉砕物の層Ｗ
／は内籠１９のリブ２１に付着していない粉砕物の層が
移動するのに引っば６れるように剥離し、取シ除かれる
。その後は再度分離能１７に嵌合して運転しても、粉砕
物の層がほとんど付着していないので、振動が発生する
ことはない。また内籠１９を水洗いする場合でも簡単に
行なうことができる。特にリブ２１とリブ２１の間隔が
大きいので、水桶の中で内籠１９を動かすだけで容易に
洗浄することができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のジューサは次
の特長を有するものである。

（１）分離能内壁と内籠のリブとの間でフィルタを形成
するため、隙間が０．５ｕ以下でも加工上容易に設定す
ることができ、その結果、ジュース液中に繊維質の混入
の少ない澄んだジュース液を得ることができるとともに
、分離能の貫通孔が内籠のリブとリブの間に来るように
することにより、ある程度繊維質の混入したジュースを
好みにより作ることができる。そして、繊維梵の混入量
は、貫通孔の大きさ２個数などによって、自由に設定す
ることができるものである。

（２）リブの数を従来のジューサよシ少なくしても１リ
ブ１本に対し２ケ所のフィルタ作用を行なう隙間を形成
することができるため、ジュース率を低下させることな
く、内部から粉砕物を離れやすくすることができ、さら
にリブの間隔が広いため、内部の洗浄が極めて容易とな
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すジェーサの断面図、第
２図は同ジューサの内部の斜視図、第３図は同ジューサ
の分離籠の斜視図、第４図は同ジューサの澄んだジュー
ス液を作る場合の分離籠と内部の嵌合状態を示す第１図
のＡ−Ａ線で断面した平面図、第６図はある程度繊維質
の混入したジュース液を作る場合の分離籠と内部の嵌合
状態を示す平断面図、第６図は同ジューサのフィルタを
示す部分平断面図、第７図は従来のジューサのフィルタ
を示す部分平断面図、第８図は従来のジューサの断面図
である。 １３・・・・・・電動機、１７・・・・・・分離籠、１
８・・・・・・貫通孔、１９・・・・・・内部、２ｏ・
・・・・溝部、２１・・・・・・リブ、２２・・・・・
・隙間、２８・・・・・・投入口。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名菓　
１　図 第２図 第４図 第５図 第６図 溝部 ２θ 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機を内蔵する本体と、この本体上に載置される容器
   と、電動機により駆動され、かつ内底部にカッタを有し
   、側壁に複数の貫通孔を設けた分離籠と、材料をカッタ
   に案内する投入口と、容器の上部開口を覆う容器蓋と、
   分離籠の内側に着脱自在に装置される内籠とを備え、前
   記内籠は、外側にジュース液の流れる溝部を形成した多
   数のリブを間隔を設けて連結することにより構成し、か
   つ分離籠内壁との間の隙間でフィルタを形成するととも
   に、前記貫通孔をリブが覆う位置と、貫通孔がリブとリ
   ブとの間に来る位置とに切換え自在に内籠を分離籠に嵌
   合させてなるジューサ。