JPS6268421A - ジユ−サ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は野菜、果物等よりジュースを絞るジューサー
に関するものである。

従来の技術 従来、絞り粕を遠心分離能内に設けたフィルター内に滞
溜させるジューサーの遠心分離籠は第４図のようンでな
っていた。ＤＯち遠心分離籠１は筒状に形成され、ジュ
ースを絞る場合はこの遠心分離籠１内に複数個の縦スリ
ントを有した略円筒状で一２内に滞溜させ、遠心分離籠
１及びフィルター２を回転させ、この時の遠心力により
切削物中のジュース分をフィルター２の櫛形のスリット
より遠心分離籠１の内壁まで絞り出す。そして絞り出し
たジュースは遠心分離籠１とフィルター２の隙間を通っ
て遠心分離能１上面より排出され、絞り粕がフィルター
２内に残るようになっていた。そして絞シ粕を排出等す
る場合は、フィルタ〜２を遠心分離籠１より取り外し、
フィルター２内の粕を捨てた後、再度フィルター２を遠
心分離籠１内に挿入し、使用していた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、今回発明者らはフィルターを紙フィルターのよ
うな薄くて、柔らかいフィルターを使用する事を考えて
きた。このようなフィルターを使用するとフィルターが
遠心分離籠に密着し遠心分離籠とフィルターの間をジュ
ースが通す遠心分離筒上面よりジュースを排出させる事
は困難なため、遠心分離能側面上下方向にスリット状の
孔を設け、フィルターを通過したジュースを遠心分離籠
のスリット状の孔より外部に排出させるようにした。

しかし遠心分離能の側面に孔を設けると遠心分離能の強
度が低下するため遠心分離能を厚肉にする必要があるが
、狭いスリット孔でかつスリット孔側面の壁が厚くなる
ため、側面の壁に付着した切削材料のあかや、色素が洗
浄しにくかったり、フィルターより洩れた切削物が、ス
リット孔につまりやすいという問題があった。

本発明は上記問題点に鑑み、洗浄しやすい遠心分離能を
有したジューサーを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 そこで上記問題点を解決するために本発明の技術的な手
段は、略円筒状の遠心分離能の側面に上下方向のスリッ
ト孔を設け、このスリット孔を遠心分離能の内側より外
側に広げてなるものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次の様になる。

すなわち、遠心分離能の側面を厚肉にしても側面に設け
たスリットを内側よシ外側に広げるため、遠心分離能の
内壁のスリットのみ狭く、外側は広くなり、スリット孔
が洗浄しやすくなる。また、スリット孔にフィルターよ
り洩れた切削物がつまることについても、スリット孔の
巾の狭い部分が遠心分離能の内壁側のみとなるため、つ
まりにくくなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第１図、第２図、第３図に於いて、１１はモーターで
本体１２に緩衝体１３を介してビス１４により裏板１５
とともに取付られている。１６はモーター１１の回転軸
と連結した出力軸で、その上端には略円筒形の遠心分離
能１７が着脱自在に装着されている。１８は遠心分離能
１７の中央底部に設けられたカッター、１９は遠心分離
能１７上端部に着脱自在なバランサーで中に流体が封入
されている。２０は容器で下方にジュース流入口２１を
設けている。２２は容器開口部を覆う蓋で、上面にカッ
ター１８に近接する材料投入口２３を設けている。２４
は材料をカッター１８に押え付ける押込棒である。２５
は遠心分離籠１７側面上下方向に設けたスリット孔で内
側部２６より外側部２７の孔中が大となるように設けら
れている。

２８は遠心分離能１７内に装着されたフィルターで紙や
不織布、ネット等で作られている。

次にこの一実施例の構成に於ける作用を説明する。先ず
、本体１２上に容器２０を置き、遠心分離能１７を出力
軸１６に嵌合させる。次に遠心分離能１７内にフィルタ
ー２８を装着しその上よりバランサー１９を装着する。

次に容器２０を蓋２２で覆−〕だ後、モーター１１へ通
じるスイッチをＯＮし遠心分離能１７が回転している状
態で切削材料を投入口２３上面より投入し押込棒２４で
カッター１８ＶＣ押え付けて切削する。切削された材料
はフィルター２８内側に溜り遠心力によりジュース分は
フィルター２８を通過し、遠心分離能１７側面に設けた
スリット孔２５よシ容器２ｏ内に排出される。次に粕が
フィルター２８に満杯になると遠心分離能１７を出力軸
１６より外し、バランサー１９．フィルター２８を取り
外し、遠心分離能１７とともに洗浄する。

ここで側壁の肉厚が厚い遠心分離能側面に内側から外側
まで巾の小さいスリット孔を設けると、スリット孔の側
面が狭い巾で厚くなるため洗浄しにくくなるとともに、
フィルターより洩れた一部の粕がスリット孔の側面と粕
との大きい接触抵抗のためスリット孔につまりやすぐな
るが、本実施例のようにスリット孔２５を内側部２６よ
シ外側部２７が中央、となるように設けると、巾が狭い
スリット孔２５の内側部２６のみで外側部２７は巾が広
いためスリット孔２６の側面が洗浄しやすぐなるととも
に、スリット孔２５に粕がつまってもスリット孔２５の
側面と粕との接触抵抗が小さくなり、結果的に粕がスリ
ット孔２６を通過し、スリット孔２５に粕もつまりにく
くなる。従ってジュースの透過率が向上しジュース絞り
率も向上する。

発明の効果 本発明は、略円筒状の遠心分離能の側面の上下方向に内
側よυ外側に広がるスリット孔を設けているためスリッ
ト孔部を洗浄しやすぐするとともに、スリン・ト孔部に
粕が詰まりに〈〈なりジー−ス絞り率も向上する等極め
て効果大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるジューサーの遠心分離
籠の要部平断面図、第２図は同ジューサーの遠心分離籠
の要部側断面図、第３図は同ジューサーの断面図、第４
図は従来のジューサーの遠心分離籠の断面図である。 １１・　モーター、１７・・・・遠心分離籠、２５・・
・・スリット孔、２６−・内側部、２７・・−外側部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１７
〜−一１・０／ｉｒ離熟 第２図 第３図 第　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機により回転駆動される略円筒状の遠心分離籠を有
   し、この遠心分離籠の側面に上下方向のスリット孔を設
   け、このスリット孔は遠心分離籠の内側より外側に広げ
   てなるジューサー。