JPH0354215A - 光重合性樹脂組成物及び硬化物 - Google Patents

光重合性樹脂組成物及び硬化物

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JPH0354215A
JPH0354215A JP18871889A JP18871889A JPH0354215A JP H0354215 A JPH0354215 A JP H0354215A JP 18871889 A JP18871889 A JP 18871889A JP 18871889 A JP18871889 A JP 18871889A JP H0354215 A JPH0354215 A JP H0354215A
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JP
Japan
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compd
compound
active species
acrylate
product
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Pending
Application number
JP18871889A
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English (en)
Inventor
Koji Isobe
磯部 孝治
Kazunori Sasahara
笹原 数則
Haruo Ueno
春夫 上野
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は活性光線で硬化し、硬化物が透明性に優れ、且
つ、硬いものから柔軟で弾性の高いものまで作製できる
光学材料用に使用できる樹脂組成物及びその硬化物に関
するものである。
各種の産業分野において、例えば眼鏡用レンズ、ラ/プ
用レンズ、フレネルレンズ等の光学レンズ用や発光ダイ
オード素子等の光学電子部品封止用として有用で新規な
光重合性樹脂組我物及びその硬化物に関するものである
(従来の技術) 近年、光学材料用として、従来から使用されている無機
ガラスに加えて、透明樹脂が軽量性、耐衝撃性、加工性
等の利点より使用されるようになってきている。
眼鏡やランプ用等のレンズ樹脂としてはボリスチレン、
ボリカーボネートが使用されているが共に熱可塑性重合
体であるのでその或形方法が注型法とは異なるため、レ
ンズのような多品種少量生産に用いるには不向きである
。一方、注型或形法で作られるジエチレングリコールジ
アリルカーボネート重合体はその製造のため、注型用治
具に単量体組放物と重合開始剤の均一混合物を注入後、
長時間かげて熱重合を行っているため極めて生産性が低
い。又、フレネルレンズの製作にも熱可塑性のアクリル
樹脂等を用い金型で加熱、加圧を行い或型しているが、
レンズの割れや歪防止に長時間をかけて除冷を行ってい
るため、生産効率が極めて低い。発光ダイオード等の光
学電子部品封止用の樹脂とじては、主としてエポキシ樹
脂等を用いる熱硬化方法が採用されてきた。この方法で
は樹脂を長時間加熱して硬化させているために生産性に
劣り急速に硬化させた場合には内部発熱により温度が急
上昇し、しかも硬化収縮が急速に起るために硬化物に亀
裂が入りやすく、信頼性の高い樹脂封止型発光ダイオー
ドを作或することが困難であった。
又、近年透明性に優れ、且つ柔軟で弾性を有するレンズ
や光学電子部品封止用の樹脂が望まれるようになってき
たが、これまでの樹脂は弾性等の性能が不充分か高価格
等の欠点があった。
(課題を解決するための手段) 寿 本発明者省は、上記の問題を解決するため、鋭意研究の
結果、活性九線で硬化が可能な透明性、柔軟性及び弾性
に優れた光学材料用に適する樹脂組成物を提供すること
に或功した。
すkわち、本発明は、 ti> (A)ポリブタジェンの主鎖中にオキシラン酸
素を含有する化合物(A−1.)、末端に水酸基を有す
るポリプタジエンの主鎖中にオキシラン酸素を含有する
化合物(A−2)及び化合物( A−2 )の末端水酸
基を変性した化合物(A−3)から選ばれる一種又は二
種以上、 (B)希釈剤及び (q活性光線によって一と(Blを含む組成物の重合を
開始するのに有効なカチオン活性種を発生する化合物と
必要により更にラジカル活性種を発生する化合物 を含むことを’PIとする光重合性樹脂組成物、希釈剤
が一分子中に一個以上の不飽和エチレン性二重結合を有
する化合物又は(及び)脂環式エポキシ化合物である上
記(ll記載の組成物、 (3)  光学レ/ズ又は光学電子部品封止用の上記(
1)記載の組戊物、 上記(1)、(21又は{3}記載の組成物の硬化物、
に関する。
以下、本発明の光重合性樹脂組成物を構成す(A) (2) る成分の各々について詳細に説明する。
本発明で使用するポリブタジエンの主鎖中にオキシラノ
酸素を含有する化合物(A−1)は通常ポリブタジエン
と過酸等の酸化剤でエポキシ化することによって製造す
ることができる。
化合物(A−1)の好ましい分子量としては500〜5
600であり、エポキシ当量としては90〜600であ
る。具体例としては、日本曹達■製BF樹脂(エポキシ
変性PB)や日本石油化学■製Eグレード樹脂等があり
、容易に市場より入手できる。
又、末端に水酸基を有するポリブタジェンの主鎖中にオ
キシラ7酸素を含有する化合物(A一2)は通常末端に
水酸基を有するポリブタジエンと過酸等の酸化剤でエポ
キシ化することによって製造することができる。化合物
(A−2)の好ましい分子量としては600〜6000
であり、好ましいエポキシ当量としては100〜600
である。
具体例としては、出光石油化学(株製の商品名Poly
bd P.−1 5 EPI ,  Polybd R
−4 5 EPI等があり、容易に市場より入手するこ
とができる。
化合物(A−2)の末端水酸基を変性した化合物(A−
3)としては、化合物(A−2)とイソシアネートオキ
シエチルメタクリレート等の(メタ)アクυロイル基を
有するインシアネト化合物との反応によって得られるウ
レタンアクリレートやトルイレノジインシアネート、イ
ンホロンジイソシアネート、ジフェニルメタノ−4,4
′−ジイソシアネート、ヘキサメチレ/ジイソ/アネー
ト等のインシアネート化合物を反応させて得られるイソ
シアネート基を有する化合物やこのイソシアネートを有
する化合物を更に分子中に水酸基を有する(メタ)アク
リレトを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレ
ート及び化合物(A−2)とエビクロルヒドリンとの反
応によっ゛CPIF.Fy.する末端オキシラン酸素を
有する化合物等が例として挙げられる。
これら化合物(A−1)、(A−2)、(A?3)から
選ばれる一種又は二種以上を使用することができる。
本発明で使用する希釈剤fB)としては、一分子中に一
個以上の不飽和エチレ/性二重結合を有する化合物又は
(及び)脂環式エポキシ化合物等がある。これら希釈剤
fBlは一種又は二種以上を使用することができる。
一分子中に一個以上の不飽和エチレン性二重結合を有す
る化合物の代表的八例としては、モノマー類ではヒドロ
キシエチル7′クリレート、ヒドロキシプ口ビルアクリ
レート,2 −工fkへキシルアクリレート、シクロへ
キシルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、
ノニルフエノキシ(ポリ)エチレングリコールアクリレ
ート、インボニルアクリレート、ジシクロペンテニルア
クリレート、シシクロペンタニルアクリレート、N−メ
チロールアクリルア■ド、ジアセト/アクリルアミド、
テトラヒド口フルフリルアクリレート、ヘプタデカフ口
ロデシルアクリレート、アクリロイルモルフォリ/、ア
クリ口キシフオスフェート、ビス(アクυロキ?L1 ルサクシネート、フタルイ■ドアクリレート等のモノア
クリレートやヘキサンジオールジアクリレート、トリグ
リセロールジアクリレート、ネオベ/チルグリコールジ
アクリレート、(ポリ)エチレングリコールジアクリレ
ート、(ポリ)プロビレングリコールジ“アクリレート
、ヒドロキシビバリ/酸エステルネオベンチルグリコー
ルジアクリレート、ビスフェノールAジアクリレート、
2−(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−5
−ヒドロキシメチル−5−エチル−1,3−ジオキサン
ジアクリレート、トリメチロールプロパンポリアクリレ
ート、ベンタエリスリトールボリアクリレート、ジベ/
タエリスリトールポリアクリレート、ジトリメチロール
プ口パ/ポリアクリレート、1,4−ジアクリロキシ−
2.3.5.6−テトラブロムベンゼン、2.2−ヒス
(A−アクリロキシ−3−プロムフ工二ル)フロバ/、
トリシク口デカンジメチロールジアクリレート、ビス(
アクリロキシエチル)ヒドロキシインシアヌレート、ト
リス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート等のポリ
アクリレートや各アクリレートに対応するアルコールに
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、カブロラ
クト7等゛を付加した(ポリ)アクリレート化合物、又
はフェノールやビスフェノール型のエポキシアクリレー
ト及び上記アクリレートに対応する各メタクリレート類
がある。
又、スチレン、ジアリルフタレート、トリアリルインシ
アヌレート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネ
ート等のビニル基やアリル基を含有する化合物がある。
オリゴマー類では、ボ1ノエステルアクリレート、ポリ
ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリブ
タジエンアクリレート、ポリエーテルアクリレート等と
それらに対応するメタクリレート類がある。
ポリエステル(メタ)アクリレートはマレイン酸、アジ
ビン酸、フタル酸等の多塩基酸とエチレングリコール、
1,6−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコール等
の多価アルコールとの反応によって生或するポリエステ
ル類と(メタ)アクリル酸との反応で製造される。
ポリウレタン(メタ)アクリレートはポリエステルジオ
ール、ポリエーテルジオール、ボリカーポネートジオー
ル等の多価アルコールとトルイレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、ジフエニルメタン−4.4′−ジイソシアネ
ート等のインシアネート化合物を反応させて分子両末端
にインシアネート基を有するプレボリマーを製造し、こ
れを更に分子中に水酸基を有する(メタ)アクリレート
化合物と反応させて製造される。あるいは分子中に水酸
基を有する(メタ)アクリレート化合物とイソシアネー
ト化合物を反応させて(メタ)アクリロイル基を有する
インシアネート化合物を製造し、これを更に上記の多価
アルコール類と反応させて製造される。
エポキシ(メタ)アクリレートはノボラック型、ビスフ
ェノール型エポキシ化合物、脂肪族エポキシ化合物、脂
環式エポキシ化合物等のエポキシ化合物と(メタ)アク
リル酸との反応で製造される。
ポリブタジエン(メタ)アクリレートは末端に水酸基を
有するポリプタジエンを(メタ)アクリル酸でエステル
化することによって製造される。
ポリエーテル(メタ)アクリレートはポリエーテル(ボ
リ)アルコールを(メタ)アクリル酸でエステル化する
ことによって製造される。
本発明で使用する脂環式エポキシ化合物の代表的な例と
して、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4
−エポキシシク口ヘキサンカルポキシレー} ; 3,
4−エポキシーl−メチルシクロヘキシルメチル−3,
4−エポキシ−1−メチルシクロヘキサンカルポキシレ
ート;6−メチルー3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル−6−メチル−3.4−エポキシシクロヘキサンカ
ルボキシレー} ; 3,4−エポキシ−3−メチルシ
クロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−3一メチルシ
クロヘキサンカルボキシレー} ; 3.4−エポキシ
−5−メチルシクロヘキシルメチル−3.4−エポキシ
ー゜5−メチルシクロヘキサンカルボキシレー};2−
(3.4−エポキシシク口へキシル−5,5−スビロー
3,4−エポキシ)シクロヘキサンーメタージオキサン
;ビス(3.4−エポキシシクロヘキシルメチル)オキ
サレート;ビス( 3.4−エポキシシク口ヘキシルメ
チル)アジペート;ビス(3,4−エポキシ−6ーメチ
ルシクロヘキシルメチル)アジペート;ビス( 3.4
−エポキシシク口ヘキシルメチル)ヒメレート;4−ビ
ニルシクロヘキサンモノエポキシド;ノルボルネンモノ
エポキシド;リモネ/モノエポキシド等を挙げることが
できる。これら脂環式エポキシ化合物のうち、特に好ま
しいものとしては、3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル−3.4−エポキシシク口ヘキサンカルボキシレー
ト、ビスー( 3.4−エポキシシク口ヘキシルメチル
)アジベート、2−(3.4−エポキシシクロへキシル
−5,5−スビロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサン
ーメタージオキサン、ビス( 2.3−エポキシシク口
ベンチル)エーテル等が挙げられる。これら脂環式エポ
キシ化合物は、1種又は2種以上使用することができる
本発明で使用する活性光線によって(A)と(BJを含
む組成物の重合を開始するのに有効なラジカル活性種を
発生する化合物としては光重合開始剤がある。
本発明で使用する光重合開始剤としては紫外線等の活性
光線の照射によって不飽和化合物の重合を開始するもの
であればいがなるものも使用可能であり、例えばべ冫ゾ
イ/、ペンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ペンゾインイソグロピルエーテル等のベンゾイ
ン類、アセトフェノン、2,2−ジメトキシー2一フエ
ニルアセトフエノン、2.2−ジェトキシ−2−フエニ
ルアセトフェノン等のアセトフェノン類、2−メチルア
ントラキノン、2−エチルアントラキノン、1−クロロ
ア/トラキノン等のアントラキノン類、2,4−ジメチ
ルチオキサントン、2.4−ジエチルチオキサントン、
2一クロロチオキサントン等のチオキサン類、アセトフ
ェノ/ジメチルケタール、べ/ジルジメチルケタール等
のケタール類、べ冫ゾフェノン等のべ/ゾフェノン類又
はキサ7トン類等がある。
カチオン活性種を発生する化合物としては、公知のどの
ような允カチオノ重合触媒でも使用することができる。
例えば、米国特許3379653号公報に記載されたよ
うな1種若しくはそれ以上の金属フルオロ硼酸塩及び三
弗化硼素の錯体、米国特許3586616号公報に記載
されたようなビス(ベルフルオロアルキルスルホニル)
メタン金属塩、米国特許第3708296号公報に記載
されたようtよアリールジアゾニウム化合物、米国特許
第4058400号記載の第VIa族元素の芳香族オニ
ウム塩、米国特許第4069055号公報記載の第Va
族元素の芳香族オニウム塩、米国特許第4086091
号公報記載の第111a−Va族元素のジカルボニルキ
レート、米国特許第4139655号公報記載のチオビ
リリウム塩、米国特許第4161478号公報記載のM
F,アニオン(ここでMは、P,AS及びsbより選択
される)を有する第VIa族元素、米国特許第4231
951号公報記載のトリアリールスルホニウム錯塩、米
国特許第4256828号公報記載の芳香族イオドニウ
ム錯塩及び芳香族スルホニウム錯塩を包含する。
好適な尤カチオン重合触媒は、ボリアリールスルホニウ
ム錯塩、ハロゲン含有錯イオンの芳香族スルホニウム塩
若しくは、イオドニウム塩、並びに第1a、Va及びV
Ia族元素の芳香族オニウム塩を包含する。これら塩類
の幾種かは、たとえばFC−5 0 8若しくはFX−
512(ポリアリールスルホニウムへキサフルオ口ホス
フエート及びFC−508 ( 3Mカンパニー社製)
、あるいは、UVE−1 0 1 4 (ゼネラルエレ
クトリンク●カンパニー社製、ボリアリールスルホニウ
ムへキサフルオロア/チモ/塩)、SP−170、SP
−150 (旭電化■製、ポリアリールスルホニウムヘ
キサフルオロホスフエート、ホリアリールスルホニウム
ヘキサフルオロアンチモネート)として販売されている
ように市販入手することができる。
これら活性光線によって闇と(Eを含む組成物の重合を
開始するのに有効なラジカル活性種やカチオン活性種を
発生する化合物((?)はカチオン活性種を発生する化
合物を必須として、1種又(・ま2種以上を任意の割合
で混合して使用する事ができる。
又、ペンゾイルバーオキサイド、キュメンハイドロバー
オキサイド、メチルエチルケト/パオキサイド、P−ク
ロロペンゾイルパーオキサイド、シクロヘキサノンパー
オキサイド、ジーt−プチルバーオキサイド、アセチル
アセトノパーオキサイド、ハイドロキシシクロへキシル
バーオキサイド等この分野において使用されてきた公知
の有機過酸化物を併用することができる。
本発明で使用される(A)戊分の量は、樹脂組成物及び
光学レンズ又は光学電子部品封止用樹脂組成物の好まし
くは1〜96重量弔、より好ましくは3〜95重量悸が
望ましい。(BJ成分の量は樹脂組成物及び光学レンズ
又は発光ダイオード素子の封止用樹脂組成物の好ましく
は3.5〜98.5重量悌、より好ましくは4〜96重
量秀である。(Oe.分の量は光重合開始剤を使用する
場合、樹脂組成物及び光学レンズ又は光学電子部品封子
用樹脂組成物の好ましくは0.5〜20重量嘩、より好
ましくは1〜10重′Jjk多である。
有機過酸化物を使用する場合好ましくは0.01〜5重
量多、より好ましくは0.1〜2重t%である。
カチオン重合触媒は好ましくは0.005〜10重量優
、より好ましくは0.05〜5重it%である。
本発明の樹脂組成物及び光学レンズ又は光学分物質だけ
で十分所期の目的を達或するものであるが、さらに性能
改良のため、本来の特性を変えない範囲で着色剤、消泡
剤、レベリング剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、離型剤
、熱重合禁止剤、溶剤なども含むことができる。
本発明の組成物の活性光線照射による硬化は常法により
行うことができる。例えば、低圧又は高圧水銀灯、キセ
ノン灯等を用いて紫外線を照射すればよく、更に紫外線
硬化後、完全硬化を果すために加熱することもできる。
又、電子線照射による硬化も行うことができる。
本発明の組成物は光学レンズ又は光学電子部品封止用樹
脂組成物として有用であるが、その他にも金属、プラス
チック、ゴム、紙、木材、陶磁器、タイル、コンクリー
ト表面のコーティング等にも使用できる。
(実施例) 以下に、本発明を実施例により具体的に説明する。
〔化合物(A−2)の末端水酸基を変性した化合物(A
3)の合或例〕 合或例1 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器を備えた2ぶ反
応器に末端水酸基のポリブタジエンの主鎖中にオキシラ
ン酸素を含有する化合物(出光石油化学■製、品名Po
lybd. R−4 5 EP I ,数平均分子量2
800)840部、メタアクリ口イルオキシエチルイソ
シアネート(昭和ローディア化学■製、商品名MOI 
) 66.8部、重合禁止剤のメチルハイドロキノン2
.7部を仕込み、700Cに昇温しで、6時間反応を行
った。反応生成物のNCO含有率は0.2%であり、そ
の粘度は2 8 5 0Poise /2 5°Cであ
った。
合或例2. 合戒例1と同様の反応器にイソホロ/ジイソシアネート
458部、2−ヒドロキシエチルアクリレート 239
部、メトキシハイドロキノン0.35部を仕込み、80
°Cに昇温し、5時間反応した。その後60°Cに冷却
しPolybdR−45EPI  1204部を仕込み
、80℃に昇温後、lO時間反応を行った。反応生或物
のNCO含有率は0.2%であり、その粘度は2 0 
1 0 Poise/60°Cであった。
〔ポリウレタンアクリレートの合或例〕合或例3 ポリテトラメチレ/エーテルグリコール(保土谷化学■
製、品名PTG−2000)514部、ネオペンチルグ
リコール107部を仕込み、次いで572部のインホロ
ンジイソシアネートを仕込み、80°Cで10時間反応
し、次いで反応液を60°Cに冷却し、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート307部、メトキノン0.75部、
ジラウリン酸ジーn−プチルスズ0.38部を仕込み、
昇温後80°Cで10時間反応を行った。反応生成物の
NGO含有率は0.1%であり、その粘度は1 5 4
 0Poise /4 Q°Cであった。
合或例4, 合或例1と同様の反応器にポリテトラメチレンエーテル
グリコール(保土谷化学■)製、品名PTG−2 0 
0 0%OH価55、数平均分子量2040)1020
部、イソホロンジイソシアネー} 166.8部を仕込
み、昇温後80°Cで12時間反応し、次いでβ−ヒド
ロキシアクリレート5 6 , ss、メトキノン0.
17部、ジラウリ/酸ジーn−プチルスズ0.08部を
仕込み昇温後、800Cで8時間反応を行った。反応生
戊物のNCO含有率は0.1%であり、その粘度は24
0poise/60℃であった。
り 〔エポキシアクリレートゆ合戊例〕 合戊例5 合或例1と同様の反応器に、ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂「エボミノクR − 304、軟化点95°C、
エポキシ当量922J  (三井石油化学■製)111
8部、アクリル酸82部、メトキノノ0.4部、トリフ
エニルスチビン4部及びジシクロベ/タニルアクリレー
ト(日立化或■商品名FA−5 1 3A) 3 0 
0部加え、95°Cまで昇温し、20時間反応を続ける
ことにより、酸価5 mgK(]−]’/g1エポキシ
当量2万以上のジシクロベ/タニルアクリレート19.
9%含有のエポキシアクリレートを侵な。
(樹脂利1成物の実施例) レ,・ズ用樹脂 実施例中のレンズの性能評価はu下の製造法t1寺r)
れるレ/ズで行った。
2枚のガラスモールドとエチレンー酢ビ共重合体製ガス
ケノトにより組み立てられた鋳型(中心の11さ3 t
m )に表−1の実施例1〜6及び比較例1〜2の樹脂
組我物を注入、完全に脱泡した後、8 0 W/Cmの
高圧水銀灯を用い、紫haを2 J /cvt照肘して
硬化した。硬化後鋳型よりレンズを取り出し、性能評価
を行った。評′1′11I]結果を表−2に示した。
性能評価は以下の方法で行った。
(1)  庄型成型性 ■ 粘度 樹脂液の25°(゛の湛1更における粘度をB型粘度計
で測定もな、 ■ 脱泡性 注型した樹脂液からの脱泡の難易 ○短時間に脱泡、△脱泡にやや時間を要する 離型性 硬化した樹脂を鋳型より離型させる時の難易 ○離型が容易、△離型がやや困難、×離型が困難 光透過率 5501mにおける透過率をi+1+定屈折率 アッペ屈折針で測定 硬度 ロノクウエル硬度計A型、D型で測定 ■ 形状復元性 レンズの両端が接するまで力を加え、折り曲げ後、解放
した時の原形に戻るまでの遅速 ○速い、 △やや遅い、 ×運い ■ ■ ■ ■ (2) 表面硬化性 チンフリー板上に厚さ200 ミクロンで樹脂組成物を
コーティングし、80W/mの高圧水餠灯を用い、紫外
線を照射し、指触法によI′)タノクフリーとなる最低
の照射線量を求めた。
まtこ、樹指硬化物性を坦下の方法で副定した。
1拭験の片の調整 チ/フリー板−ヒに厚さ200 ミクロ/で樹脂1fl
成物をコーティノグし、紫外線を2500m,J/一で
照射して硬化した後、チンフリー板より剥がして、透明
な硬化噂な得、次いでダンベル2号で打ち抜き、試験片
を碍た。
物性測定法 ヒ記試験片を用いて、JIS K7113  に基づく
引張試験を行った。
1拭験温度 23±2°C 試験湿度5o土5ヂ1(T
)  ヤング率、破断強度、破断伸度ヤング率( kg
/d) iflll定の引張速度1間/分 破断強度(kg/m)、破断伸度の引張速度206/分 耐溶剤性 硬化膜を25℃のベンジンに2時間浸漬し、表面がくも
らないものを0、くもったもの×で表示。
実施例7. 実施例3で使用した樹脂組成物を高さ200ミクロン、
幅150ミクロンのプリズム形状が同心円状に直径30
crnほど刻まれたニノケル製の金型へ厚さが500ミ
クロンになるように充填し、80W/crnの高圧水銀
灯を用い紫外線を2J/cyd照射して硬化した。硬化
後、金型より取り出しき た硬化物は無氷透明であり、柔軟性に富むフレネルレン
ズの性能を有するものであった。
(樹脂組戊物の実施例) 発光ダイオード素子の封止用樹脂 実施例8, 末端水酸基のポリブタジエンの主鎖中にオキシラン酸素
を含有する化合物として、出光石油化学■製のPoly
bd R−45EPI ( オキ’/ ラ7酸素含W率
7.8%)15g,2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト32.5g,  ビニルシクロヘキセンオキシド25
g,2.2−ビス(ヒドロキシメチル)−1−ブタノー
ルの12−エポキシ−4ビニルシクロヘキサン付加重合
物のエポキシ化物(ダイセル化学■製、EHPE−3 
1 5 0 ) 25g1 1−ヒドロキシシク口へキ
シルフェニルケトン(チバガイギー社製、イルガキエア
ーl84)2g、ボリアリールスルホニウムへキサフル
オ口ホスフェート(旭電化■製、SP−170)0.5
gを加え攪拌、溶解し均一な混合物とした。この重合性
組成物をガラスで作った鐘型状の型に注入、脱泡した後
、リードフレームに連結した発光ダイオード素子を浸漬
した。
その後、80W/Crn高圧水銀灯を用いて型の周囲8
crr1の距離から紫外線を6秒間ほど照射し硬化した
。硬化後、ガラス型より発光ダイオード素子を離型する
と、素子上に鐘型状硬化物が形或された。この硬化物に
は着色がkく、透明性が良いばかりか、260℃のハン
ダ浴に10秒間浸漬しても、クラソクなどの異常は全《
なく耐熱性が良く、又、−40℃のドライアイス、メタ
ノールに1分間浸漬し、続〜・て100°Cで10分間
熱風乾燥する処理を3回くり返す、ヒートシヲノクテス
トを行なったが全く異常はなかった。
又、煮沸水中に1時間浸漬しても、白化やクラックの発
生は全くなかった。
比較例3. 合或例4のポリウレタンアクリレート1 5 g.トリ
メチロールプロパントリアクリレート83gS l−ヒ
ドロキンシク口へキシルフェニルケトン(チバガイギー
社製イルガキュア−184)2gをカロえ溶解し、実施
例8と同様な方法で硬化し、発允ダイオード素子上に鐘
型状硬化物を得た。この硬化物を260°Cのハンダ浴
に10秒間浸漬したところ全体にクラノクが入った。又
一40°Cのドライアイス、メタノールに1分間浸漬し
、次いで100℃で10分間熱風乾燥する。
これを1回行ったところ、全体にクランクが入った。又
、煮沸水中に1時間浸漬1−でも、クランクの発生はね
かった。
(発明の効果) 本発明の尤重合性樹脂徂或物を用いて碍られる硬化物は
透明性に優れ、且つ硬いものから柔軟で弾性の高いもの
まで得られ、光学レ/ズや光学電子部品の封止用樹脂と
して好適に利用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)ポリブタジエンの主鎖中にオキシラン酸素を
    含有する化合物(A−1)、末端に水 酸基を有するポリブタジエンの主鎖中にオ キシラン酸素を含有する化合物(A−2) 及び化合物(A−2)の末端水酸基を変性 した化合物(A−3)から選ばれる一種又 は二種以上、 (B)希釈剤及び (C)活性光線によって(A)と(B)を含む組成物の
    重合を開始するのに有効なカチオン活性種 を発生する化合物と必要により更にラジカ ル活性種を発生する化合物 とを含むことを特徴とする光重合性樹脂組成物。 2、希釈剤が一分子中に一個以上の不飽和エチレン性二
    重結合を有する化合物又は(及び)脂環式エポキシ化合
    物である第1項記載の組成物。 3、光学レンズ又は光学電子部品封止用の第1項記載の
    組成物。 4、第1項、第2項又は第3項記載の組成物の硬化物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006193692A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 硬化性組成物
WO2013136945A1 (ja) * 2012-03-14 2013-09-19 電気化学工業株式会社 硬化性樹脂組成物

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JP2006193692A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 硬化性組成物
WO2013136945A1 (ja) * 2012-03-14 2013-09-19 電気化学工業株式会社 硬化性樹脂組成物
JPWO2013136945A1 (ja) * 2012-03-14 2015-08-03 電気化学工業株式会社 硬化性樹脂組成物

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