JPH0353960B2 - - Google Patents
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- JPH0353960B2 JPH0353960B2 JP61012687A JP1268786A JPH0353960B2 JP H0353960 B2 JPH0353960 B2 JP H0353960B2 JP 61012687 A JP61012687 A JP 61012687A JP 1268786 A JP1268786 A JP 1268786A JP H0353960 B2 JPH0353960 B2 JP H0353960B2
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、洗濯機に関し、さらに詳しくは、す
すぎ回数等のすすぎの内容を洗濯物に応じて最適
に決定することができる洗濯機に関する。
すぎ回数等のすすぎの内容を洗濯物に応じて最適
に決定することができる洗濯機に関する。
従来技術とその問題点
すすぎ回数を何回にするか、ためすすぎを行う
か、注水すすぎを行うか等のすすぎの内容は、従
来、使用者が経済的に判断して決定しており、洗
濯機は単に使用者から与えられた指示どうりにす
すぎを実行するだけである。
か、注水すすぎを行うか等のすすぎの内容は、従
来、使用者が経済的に判断して決定しており、洗
濯機は単に使用者から与えられた指示どうりにす
すぎを実行するだけである。
しかし、使用者の経験的な判断は不確かなもの
であり、また、すすぎの内容を洗濯機に指示する
ための操作が煩雑であるという問題点がある。
であり、また、すすぎの内容を洗濯機に指示する
ための操作が煩雑であるという問題点がある。
そこで、発光素子および受光素子よりなる光学
的な濁度検知器を設け、1回のすすぎの終了間際
のすすぎ液の濁度に応じてその回ですすぎを完了
するか、さらにもう1回すすぎを行うかを洗濯機
自身に判断させるようにした洗濯機が提案されて
いる。
的な濁度検知器を設け、1回のすすぎの終了間際
のすすぎ液の濁度に応じてその回ですすぎを完了
するか、さらにもう1回すすぎを行うかを洗濯機
自身に判断させるようにした洗濯機が提案されて
いる。
この洗濯機によれば、すすぎ回数の決定やその
指示を使用者が行なう必要がなくなる点で便利に
なる。
指示を使用者が行なう必要がなくなる点で便利に
なる。
しかし、すすぎの完了がいつになるかを予め知
ることができないので、完了までの時間の予告表
示を行うことができない不便がある。また、柔軟
仕上剤を投入するタイミングは最後のすすぎを行
う直前とするのが適当であるところ、その回のす
すぎが最後のすすぎであるか否かはそのすすぎの
終了間際でないと分からないので、柔軟仕上げ剤
の投入のタイミングを適当にとりにくいという問
題点がある。
ることができないので、完了までの時間の予告表
示を行うことができない不便がある。また、柔軟
仕上剤を投入するタイミングは最後のすすぎを行
う直前とするのが適当であるところ、その回のす
すぎが最後のすすぎであるか否かはそのすすぎの
終了間際でないと分からないので、柔軟仕上げ剤
の投入のタイミングを適当にとりにくいという問
題点がある。
発明の目的
本発明の目的とするところは、すすぎ回数等の
すすぎの内容を自動的に設定することができ、し
かも、最後のすすぎを開始する前にその回のすす
ぎが最後のすすぎであるか否かを知ることができ
るようにした洗濯機を提供することにある。
すすぎの内容を自動的に設定することができ、し
かも、最後のすすぎを開始する前にその回のすす
ぎが最後のすすぎであるか否かを知ることができ
るようにした洗濯機を提供することにある。
発明の構成
本発明の洗濯機は、洗濯物を投入した脱水槽が
所定の回転数に到達するまでの立上り時間をする
立上り時間検出手段と、洗剤による泡量を検出す
る泡量検出手段と、前記立上り時間および泡量に
基づいてすすぎ回数等のすすぎ内容を設定するす
すぎ内容設定手段とを具備したことを構成上の特
徴とするものである。
所定の回転数に到達するまでの立上り時間をする
立上り時間検出手段と、洗剤による泡量を検出す
る泡量検出手段と、前記立上り時間および泡量に
基づいてすすぎ回数等のすすぎ内容を設定するす
すぎ内容設定手段とを具備したことを構成上の特
徴とするものである。
作 用
第4図に脱水槽の立上り特性を示す。曲線Aは
洗濯物の量(以下、布量という。一般に重量で表
される。)が少ないとき又は洗濯物の含水量が少
ないときで、モータの負荷として小さいため、脱
水槽の回転数が飽和回転数に達するまでの時間は
短い。一方、曲線Bは布量の多いときは又は洗濯
物の布水量が多いときで、モータの負荷として大
きいため、脱水槽の回転数が飽和回転数に達する
迄の時間は長い。
洗濯物の量(以下、布量という。一般に重量で表
される。)が少ないとき又は洗濯物の含水量が少
ないときで、モータの負荷として小さいため、脱
水槽の回転数が飽和回転数に達するまでの時間は
短い。一方、曲線Bは布量の多いときは又は洗濯
物の布水量が多いときで、モータの負荷として大
きいため、脱水槽の回転数が飽和回転数に達する
迄の時間は長い。
したがつて、脱水槽の回転数が所定の回転数S
に到達するまでの立上り時間t1またはt2を検出す
れば、布量又は洗濯物の含水量を知ることができ
る。
に到達するまでの立上り時間t1またはt2を検出す
れば、布量又は洗濯物の含水量を知ることができ
る。
第5図に示すように、上記立上り時間と布量の
関係は、略比例関係である。また、洗濯物の種類
により比例係数が異なり、同一布量では、含水量
の多いもめんの方が化織にくらべて立上り時間は
長くなる。
関係は、略比例関係である。また、洗濯物の種類
により比例係数が異なり、同一布量では、含水量
の多いもめんの方が化織にくらべて立上り時間は
長くなる。
第6図は、布量と洗濯物に含まれる洗剤量の特
性図である。洗濯後の洗濯物に含まれる洗剤量は
布量に略比例する。また、洗濯物の種類により比
例係数が異なり、同一の布量では、含水量の多い
もめんの方が化織にくらべて洗剤を多く含んでい
る。
性図である。洗濯後の洗濯物に含まれる洗剤量は
布量に略比例する。また、洗濯物の種類により比
例係数が異なり、同一の布量では、含水量の多い
もめんの方が化織にくらべて洗剤を多く含んでい
る。
上記第4図、第5図のおよび第6図に示す特性
を総合すれば、上記立上り時間が長いほど洗濯物
に含まれる洗剤量が多いことが分り、すすぎを入
念にしなければならないことが分る。
を総合すれば、上記立上り時間が長いほど洗濯物
に含まれる洗剤量が多いことが分り、すすぎを入
念にしなければならないことが分る。
一方、第7図、第8図および第9図は、排水経
路に設けた光学的な濁度検知器によつて、洗濯中
における光透渦率の時間変化を測定した特性図で
ある。ただし、第7図、第8図、第9図は、同一
の洗濯物に対して加える洗剤量をこの順に1:
2:3の割合で増加したものである。
路に設けた光学的な濁度検知器によつて、洗濯中
における光透渦率の時間変化を測定した特性図で
ある。ただし、第7図、第8図、第9図は、同一
の洗濯物に対して加える洗剤量をこの順に1:
2:3の割合で増加したものである。
洗濯が進むにつれて光透過率が下がる特徴を示
しているが、その他の特徴として、洗剤量が増加
すると光透過率に周期的変動があらわれている。
これは洗濯物に対して洗剤が過剰になるために発
生する泡量が増加するためである。そして、その
周期的変動の振幅は、洗剤量が増加するほど大き
くなつている。
しているが、その他の特徴として、洗剤量が増加
すると光透過率に周期的変動があらわれている。
これは洗濯物に対して洗剤が過剰になるために発
生する泡量が増加するためである。そして、その
周期的変動の振幅は、洗剤量が増加するほど大き
くなつている。
よつて、この周期的変動の振幅をとらえれば泡
量が分り、その泡量が多いほど洗剤量が多いこと
が分るので、すすぎを入念にしなければならない
ことが分る。
量が分り、その泡量が多いほど洗剤量が多いこと
が分るので、すすぎを入念にしなければならない
ことが分る。
さて、上記立上り時間の検出あるいは上記泡量
の検出のいずれもがすすぎの内容を設定するため
の指標となりうるものであるが、いげれか一方だ
けを用いると信頼性が低く、実用上不充分であ
る。例えば、上記立上り時間だけを指標にする
と、いわゆる泡拘束状態(洗濯機の脱水槽と外槽
の間が泡で満たされ、その泡が抵抗となつて脱水
槽の回転が抑制される状態)が発生したときに、
脱水槽の回転数が所定の回転数に到達できなくな
ることがあるので、立上り時間を正常に検出でき
なくなつて、すすぎの内容を的確に設定できなく
なるおそれがある。
の検出のいずれもがすすぎの内容を設定するため
の指標となりうるものであるが、いげれか一方だ
けを用いると信頼性が低く、実用上不充分であ
る。例えば、上記立上り時間だけを指標にする
と、いわゆる泡拘束状態(洗濯機の脱水槽と外槽
の間が泡で満たされ、その泡が抵抗となつて脱水
槽の回転が抑制される状態)が発生したときに、
脱水槽の回転数が所定の回転数に到達できなくな
ることがあるので、立上り時間を正常に検出でき
なくなつて、すすぎの内容を的確に設定できなく
なるおそれがある。
そこで、本発明では、上記立上り時間の検出と
上記泡量の検出とを共に行い、これらを総合して
すすぎの内容を設定するようにし、両者の相乗効
果によつて実用に耐えるレベルまで信頼性を向上
させている。
上記泡量の検出とを共に行い、これらを総合して
すすぎの内容を設定するようにし、両者の相乗効
果によつて実用に耐えるレベルまで信頼性を向上
させている。
実施例
以下、図に示す実施例に基ずいて本発明をさら
に詳しく説明する。ここに第1図は本発明の一実
施例の洗濯機の模式的断面図、第2図a,b,c
は第1図に示す洗濯機におけるすすぎの内容設定
の作動のフローチヤート、第3図はすすぎ内容設
定の条件テーブルである。なお、図に示す実施例
により本発明が限定されるものではない。
に詳しく説明する。ここに第1図は本発明の一実
施例の洗濯機の模式的断面図、第2図a,b,c
は第1図に示す洗濯機におけるすすぎの内容設定
の作動のフローチヤート、第3図はすすぎ内容設
定の条件テーブルである。なお、図に示す実施例
により本発明が限定されるものではない。
第1図に示す洗濯機1において、外槽2がサス
ペンシヨン3により懸架支持されており、その外
槽2の内側に洗濯兼脱水槽(以下、単に脱水槽と
いう)4が回転可能に設けられている。この脱水
槽4の周壁面には多数の水抜き用孔5が設けられ
ていると共に、底部にはパルセータ6が回転可能
に設けられている。
ペンシヨン3により懸架支持されており、その外
槽2の内側に洗濯兼脱水槽(以下、単に脱水槽と
いう)4が回転可能に設けられている。この脱水
槽4の周壁面には多数の水抜き用孔5が設けられ
ていると共に、底部にはパルセータ6が回転可能
に設けられている。
脱水槽4の上端周縁には、柔軟仕上剤の自動投
入装置16が設けられている。この自動投入装置
16は、複数の小室を有し、一つの小室に入れた
柔軟仕上剤が脱水槽4の脱水回転の作動と停止の
毎に次の小室に移動し、何回目かの移動後に脱水
槽4内に落下するように構成されたもので、この
実施例では二回目の脱水回転を停止させた時に柔
軟仕上剤が投入されるようになつている。
入装置16が設けられている。この自動投入装置
16は、複数の小室を有し、一つの小室に入れた
柔軟仕上剤が脱水槽4の脱水回転の作動と停止の
毎に次の小室に移動し、何回目かの移動後に脱水
槽4内に落下するように構成されたもので、この
実施例では二回目の脱水回転を停止させた時に柔
軟仕上剤が投入されるようになつている。
脱水槽4またはパルセータ6には、メカケース
7を介し、モータ8の回転が伝達される。メカケ
ース7は、ブレーキクラツチ機構および減速機構
を内蔵している。
7を介し、モータ8の回転が伝達される。メカケ
ース7は、ブレーキクラツチ機構および減速機構
を内蔵している。
そこで、洗濯およびすすぎではパルセータ6が
一方向回転または正逆回転の繰り返しを行い、脱
水では脱水槽4が一方向に回転される。
一方向回転または正逆回転の繰り返しを行い、脱
水では脱水槽4が一方向に回転される。
メカケース7の回転入力側にはパルスジエネレ
ータ12が設けられており、脱水槽4の回転数を
検知できるようになつている。
ータ12が設けられており、脱水槽4の回転数を
検知できるようになつている。
外槽2の底部には、排水バルブ9を有する排水
経路10が設けられ、その排水経路10は排水ホ
ースに接続されている。
経路10が設けられ、その排水経路10は排水ホ
ースに接続されている。
排水経路10には、発光素子13と受光素子1
4とを有する光学的な濁度検知器15が設けられ
ている。この濁度検知器15によつて、排水経路
10における光透過率を検出することができるよ
うになつている。
4とを有する光学的な濁度検知器15が設けられ
ている。この濁度検知器15によつて、排水経路
10における光透過率を検出することができるよ
うになつている。
上記パルスジエネレータ12の出力信号や濁度
検知器15の出力信号は、マイクロコンピータを
中枢とする制御回路20で読み取られる。
検知器15の出力信号は、マイクロコンピータを
中枢とする制御回路20で読み取られる。
この制御回路20は、モータ8は排水バルブ9
等の制御をも行うものである。
等の制御をも行うものである。
上記各構成要素は、従来公知の各構成要素と同
様であり、洗濯機1としての基本的な動作も従来
公知の洗濯機と同様である。
様であり、洗濯機1としての基本的な動作も従来
公知の洗濯機と同様である。
ただし、この洗濯機1は、すすぎ回数等のすす
ぎ内容を洗濯物に応じて最適に自動設定すること
ができる点において従来と異なるものである。
ぎ内容を洗濯物に応じて最適に自動設定すること
ができる点において従来と異なるものである。
そこで、第2図a,bおよびcを参照し、すす
ぎ内容設定の作動を説明する。
ぎ内容設定の作動を説明する。
第2図aに示すように、制御回路20は、洗濯
中において濁度検知器10の出力信号に生ずる周
期的変動の振幅Vを検知し、記憶する。この振幅
Vは泡量を表し、その泡量は洗濯物に含まれる洗
剤量を表している。
中において濁度検知器10の出力信号に生ずる周
期的変動の振幅Vを検知し、記憶する。この振幅
Vは泡量を表し、その泡量は洗濯物に含まれる洗
剤量を表している。
洗濯完了後すすぎの処理にはいるが、第2図b
に示すように、制御回路20は、予め設定されて
いた基準値Vbと先に記憶した振幅Vを比較する
(S1)。
に示すように、制御回路20は、予め設定されて
いた基準値Vbと先に記憶した振幅Vを比較する
(S1)。
V>Vbでなければ、第2図cに示すように、
排水し、次いで中間脱水をスタートする(S2)。
ここで中間脱水というのは、すすぎ動作の一部と
して行われる脱水を最後に行われる脱水と区別す
るための呼称である。
排水し、次いで中間脱水をスタートする(S2)。
ここで中間脱水というのは、すすぎ動作の一部と
して行われる脱水を最後に行われる脱水と区別す
るための呼称である。
中間脱水をスタート後、脱水槽4の回転が所定
の回転数に達するまでの立上り時間tをパルスジ
エネレータ12で検知し、記憶する(S3)。
の回転数に達するまでの立上り時間tをパルスジ
エネレータ12で検知し、記憶する(S3)。
中間脱水を終了すると(S4)、先に記憶した立
上り時間tと予め設定した基準時間taとを比較す
る(S5)。
上り時間tと予め設定した基準時間taとを比較す
る(S5)。
立上り時間tが基準時間taよりも小さいので布
量または含水量が少ないと分り、また先の条件V
>Vbを満足しないので、泡量が基準の泡量より
少なく洗剤量は少ないことが分り、これらを総合
すると、すすぎ回数は1回でよいと判定できる。
量または含水量が少ないと分り、また先の条件V
>Vbを満足しないので、泡量が基準の泡量より
少なく洗剤量は少ないことが分り、これらを総合
すると、すすぎ回数は1回でよいと判定できる。
そこで、柔軟仕上剤を投入するために、二度目
の脱水回転を与える(S6)。
の脱水回転を与える(S6)。
次いで、前記泡量の基準値Vbより小さい泡量
の基準値Vaと、記憶していた振幅Vとを比較す
る(S7)。
の基準値Vaと、記憶していた振幅Vとを比較す
る(S7)。
V<Vaであれば、泡量が非常に少なく、洗剤
量は最も少ないと分かるから、すすぎの種類はた
めすすぎとする(S8)。
量は最も少ないと分かるから、すすぎの種類はた
めすすぎとする(S8)。
V<Vaでなければ、泡量が少しだけ多く、洗
剤量が少しだけ多いと分かるから、すすぎの種類
は注水すすぎとする(S9)。
剤量が少しだけ多いと分かるから、すすぎの種類
は注水すすぎとする(S9)。
一方、前記ステツプS5において、t<aでなけ
れば、布量または含水量が多いと分り、また先の
条件V<Vbを満足してないので、洗剤量が少な
いことが分り、これらを総合すると、すすぎ回数
が2回と判定される。
れば、布量または含水量が多いと分り、また先の
条件V<Vbを満足してないので、洗剤量が少な
いことが分り、これらを総合すると、すすぎ回数
が2回と判定される。
そこで、ためすすぎを行い(S10)、排水し、
中間脱水を行う(S11)。この中間脱水は二回目
なので、脱水回転停止時に柔軟仕上剤が投入され
る。
中間脱水を行う(S11)。この中間脱水は二回目
なので、脱水回転停止時に柔軟仕上剤が投入され
る。
次いで、前記基準時間taより大きな第2の基準
時間tbと、前記記憶した立上り時間tとが比較さ
れ(S12)、t>tbならば、布量または含水量が比
較的多いので注水すすぎが行われ(S9)、t>bで
ないならば、含量または含水量が比較的少ないの
で、ためすすぎが行われる(S8)。
時間tbと、前記記憶した立上り時間tとが比較さ
れ(S12)、t>tbならば、布量または含水量が比
較的多いので注水すすぎが行われ(S9)、t>bで
ないならば、含量または含水量が比較的少ないの
で、ためすすぎが行われる(S8)。
さて、前記ステツプS1において、V<Vbであ
ると、泡量が基準より多いので、洗剤量が比較的
多いことが分り、すすぎは2回又は3回行われる
ことになる。
ると、泡量が基準より多いので、洗剤量が比較的
多いことが分り、すすぎは2回又は3回行われる
ことになる。
まず排水を行うが、中間脱水は行わない
(S13)。中間脱水を行なわないのは、柔軟仕上剤
の投入のタイミングを調整するためである。
(S13)。中間脱水を行なわないのは、柔軟仕上剤
の投入のタイミングを調整するためである。
次いでためすすぎを行い(S14)、排水し、中
間脱水をスタートする(S15)。
間脱水をスタートする(S15)。
中間脱水のスタート後、脱水槽4の回転数が所
定の回転数に到達するまでの立上りり時間tを検
知し記憶する(S16)。
定の回転数に到達するまでの立上りり時間tを検
知し記憶する(S16)。
中間脱水が終了すると(S17)、立上り時間t
と前記第2の基準時間tbを比較する(S18)。
と前記第2の基準時間tbを比較する(S18)。
t>tbであれば、布量または含水量が非常に多
いことが分かるので、すすぎをあと2回行うべき
ことが分かる。
いことが分かるので、すすぎをあと2回行うべき
ことが分かる。
そして、まず、ためすすぎが行われ(S19)、
排水・中間脱水が行われる(S20)。この中間脱
水は2回目なので、柔軟仕上剤が投入される。
排水・中間脱水が行われる(S20)。この中間脱
水は2回目なので、柔軟仕上剤が投入される。
次いで最後のすすぎとして注水すすぎが行われ
る(S21)。
る(S21)。
一方、t<tbでなければ、布量または含水量が
少し多い程度であることが分かるので、すすぎを
あと1回行えばよいと判定される。そこで、柔軟
仕上剤を投入するために、脱水槽4に脱水回転を
与えたのち停止し(S22)、注水すすぎを行う
(S21)。
少し多い程度であることが分かるので、すすぎを
あと1回行えばよいと判定される。そこで、柔軟
仕上剤を投入するために、脱水槽4に脱水回転を
与えたのち停止し(S22)、注水すすぎを行う
(S21)。
第3図は、上記すすぎ内容の設定条件をまとめ
た条件テーブルである。
た条件テーブルである。
なお、上記基準値Va、Vbおよび基準時間ta、tb
は、パルセータ6の回転数、形状、モータ8の出
力、脱水槽4の回転数、形状等により、経験的に
決定することができる。
は、パルセータ6の回転数、形状、モータ8の出
力、脱水槽4の回転数、形状等により、経験的に
決定することができる。
以上の説明から理解させるように、この洗濯機
1によれば、すすぎの内容が洗濯物に応じて自動
設定される。さらに、最後のすすぎが行われる前
にはその回のすすぎが最後のすすぎであると分か
るので、柔軟仕上剤の投入のタイミングを適正に
することができる。
1によれば、すすぎの内容が洗濯物に応じて自動
設定される。さらに、最後のすすぎが行われる前
にはその回のすすぎが最後のすすぎであると分か
るので、柔軟仕上剤の投入のタイミングを適正に
することができる。
他の実施例としては、泡量検出手段として、モ
ータのオン、オフに濁度検知器を同調させて検出
する手段を用いたものがあげられる。
ータのオン、オフに濁度検知器を同調させて検出
する手段を用いたものがあげられる。
なお、立上り時間検出手段に代えて洗濯物を投
入した脱水槽が所定時間の間に到達する立上り回
転数を検出する立上り回転数検出手段を用いるこ
とができるが、これは立上り時間検出手段を単に
設計的レベルで変形させただけのものであり、実
質的に立上り時間検出手段と同一の技術であり、
本発明の範囲に含まれるものである。
入した脱水槽が所定時間の間に到達する立上り回
転数を検出する立上り回転数検出手段を用いるこ
とができるが、これは立上り時間検出手段を単に
設計的レベルで変形させただけのものであり、実
質的に立上り時間検出手段と同一の技術であり、
本発明の範囲に含まれるものである。
発明の効果
本発明によれば、洗濯物を投入した脱水槽が所
定の回転数に到達するまでの立上り時間を検出す
る立上り時間検出手段と、洗剤による泡量を検出
する泡量検出手段と、前記立上り時間および泡量
に基づいてすすぎ回数等のすすぎ内容を設定する
すすぎ内容設定手段とを具備したことを特徴とす
る洗濯機が提供され、こにより洗濯物に応じて的
確にすすぎの内容を自動設定することができる。
また、最後のすすぎの前にその回のすすぎが最後
のすすぎであることが分かるので、作業時間の予
告表示を行うことができると共に、柔軟仕上剤の
投入のタイミングを適切にとることができる。
定の回転数に到達するまでの立上り時間を検出す
る立上り時間検出手段と、洗剤による泡量を検出
する泡量検出手段と、前記立上り時間および泡量
に基づいてすすぎ回数等のすすぎ内容を設定する
すすぎ内容設定手段とを具備したことを特徴とす
る洗濯機が提供され、こにより洗濯物に応じて的
確にすすぎの内容を自動設定することができる。
また、最後のすすぎの前にその回のすすぎが最後
のすすぎであることが分かるので、作業時間の予
告表示を行うことができると共に、柔軟仕上剤の
投入のタイミングを適切にとることができる。
第1図は本発明の一実施例の洗濯機の模式的断
面図、第2図a,b,cは第1図に示す洗濯機に
おけるすすぎ内容設定の作動のフローチヤート、
第3図はすすぎ内容設定の条件テーブル、第4図
は脱水槽の回転の立上り特性図、第5図は立上り
時間と布量の関係の特性図、第6図は布に含まれ
る洗剤量と布量の関係の特性図、第7図、第8
図、第9図はそれぞれ洗濯時間と洗濯中の光透過
率の変化の特性図である。 (符号の説明)、1……洗濯機、2……外槽、
4……脱水槽、8……モータ、10……排水経
路、12……パルスジエネレータ、15……濁度
検知器、16……柔軟仕上剤の自動投入装置、2
0……制御回路。
面図、第2図a,b,cは第1図に示す洗濯機に
おけるすすぎ内容設定の作動のフローチヤート、
第3図はすすぎ内容設定の条件テーブル、第4図
は脱水槽の回転の立上り特性図、第5図は立上り
時間と布量の関係の特性図、第6図は布に含まれ
る洗剤量と布量の関係の特性図、第7図、第8
図、第9図はそれぞれ洗濯時間と洗濯中の光透過
率の変化の特性図である。 (符号の説明)、1……洗濯機、2……外槽、
4……脱水槽、8……モータ、10……排水経
路、12……パルスジエネレータ、15……濁度
検知器、16……柔軟仕上剤の自動投入装置、2
0……制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 洗濯物を投入した脱水槽が所定の回転数に到
達するまでの立上り時間を検出する立上り時間検
出手段と、洗剤による泡量を検出する泡量検出手
段と、前記立上り時間および泡量に基づいてすす
ぎ回数等のすすぎ内容を設定するすすぎ内容設定
手段とを具備したことを特徴とする洗濯機。 2 泡量検出手段が、光学的な濁度検知器を具備
してなる特許請求の範囲第1項記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61012687A JPS62170297A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61012687A JPS62170297A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62170297A JPS62170297A (ja) | 1987-07-27 |
JPH0353960B2 true JPH0353960B2 (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=11812286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61012687A Granted JPS62170297A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62170297A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4789863B2 (ja) * | 2007-05-29 | 2011-10-12 | シャープ株式会社 | 洗濯機 |
CN107059354B (zh) * | 2017-05-26 | 2021-05-14 | 青岛海尔洗涤电器有限公司 | 一种检测及消除泡沫的方法及采用该方法的洗衣机 |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP61012687A patent/JPS62170297A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62170297A (ja) | 1987-07-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |