JPH0353786Y2 - - Google Patents

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JPH0353786Y2
JPH0353786Y2 JP1986153062U JP15306286U JPH0353786Y2 JP H0353786 Y2 JPH0353786 Y2 JP H0353786Y2 JP 1986153062 U JP1986153062 U JP 1986153062U JP 15306286 U JP15306286 U JP 15306286U JP H0353786 Y2 JPH0353786 Y2 JP H0353786Y2
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cylinder
movable platen
platen
pressure oil
extrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はダイカストマシンやプラスチツク用射
出成形機等の射出成形装置において、押出シリン
ダや中子シリンダなどへ圧油を送給したりこれら
から圧油を排出したりする配管構造に関するもの
である。
〔従来の技術〕
ダイカストマシン等の射出成形装置は、型締さ
れた金型のキヤビテイ内へ射出シリンダで射出し
た溶融物を金型キヤビテイ内へ射出してこれが固
化して冷却されることによつて成形器を得るもの
であつて、この成形品は押出ピンで金型キヤビテ
イから押出される。
この種の射出成形装置は、固定プラテンに固定
された射出シリンダと、シリンダプラテンに固定
された型締シリンダとの他に、前記成形品押出用
の押出シリンダと、金型の中子を開閉する中子シ
リンダとを可動プラテン側に備えているが、可動
プラテンが型締型開のたびに移動するので、これ
らのシリンダと油圧ポンプおよびタンクとの間は
従来、フレキシブルなホースまたは金属管で接続
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来におけるこの種の配管構造に
おいては、フレキシブルなホースや金属管が機台
の側方に出つ張つているので作業性がきわめて悪
く、また、作業の安全性においても問題があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本考案では
可動プラテン進退案内用ガイドロツドの軸芯部を
貫通する圧油通路を設け、この圧油通路の両端に
接続した可撓管を、圧油源と、可動プラテンに設
けた油圧シリンダ側とにそれぞれ接続した。
〔作用〕 型締に際しては可動プラテンが移動してこれに
設けた押出シリンダないしは中子シリンダも一体
となつて移動するが、これらの油圧シリンダへの
圧油通路が、可動プラテンと一体のガイドロツド
を貫通して設けられているので、ガイドロツドと
圧油源との間の可撓管のみが伸縮し、機台側方へ
は配管が出つ張らない。また、製品押出しに際し
ても、可動プラテンと押出シリンダとの間の可撓
管が伸縮するだけである。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案に係る射出成形装
置の配管構造を横型締型ダイカストマシンに実施
した例を示し、第1図はこれを実施した横型締型
ダイカストマシンの一部展開平面図、第2図は同
じく一部展開側面図である。なお、第1図におけ
る上半部は型締用トツグル機構を除いて示した
し、また第2図における型締用トツグル機構は、
上半部を型締状態で示し、下半部を型開状態で示
した。これらの図において、マシンベース1上に
は、固定プラテン2とシリンダプラテン3とが4
隅をタイロツド4で連結されて立設されており、
タイロツド4には、可動プラテン5が、4隅のロ
ツド孔を嵌合させて固定プラテン2に対する遠近
方向へ進退自在に支持されている。この可動プラ
テン5には、可動金型6がダイベース7を介して
装着されており、また、固定プラテン2には、固
定金型8が装着されている。一方、シリンダプラ
テン3の中心部には、型締シリンダ9が固定され
ており、そのピストンロツド10は、シリンダプ
ラテン3のロツド孔を貫通して可動プラテン5側
に突出している。そして、このピストンロツド1
0の突出端と、両プラテン3,5との3箇所は全
体を符号11で示すトツグル機構で連結されてい
る。すなわち、可動プラテン5の高さ方向中央部
位に一端を固定されたシリンダプラテン3の方向
へ水平状に延びる一対のガイドロツド12は、シ
リンダプラテン3の孔に摺動自在に挿通されてい
て、このガイドロツド12には、スライドバー1
3が進退自在に支持されており、このスライドバ
ー13の中心部には、前記ピストンロツド10の
作用端が固定されている。そして、ピストンロツ
ド10が油圧で進退することにより、スライドバ
ー13が、第2図に符号13,13Aで示す間を
進退するように構成されている。また、両プラテ
ン3,5の幅方向中央部上下に設けたブラケツト
3a,5aには、リンク14,15がそれぞれ一
端を枢着されており、これら両リンク14,15
の他端は互に回動自在に枢着されている。さらに
リンク14と前記スライドバー13とは、両端を
枢着されたリンク16によつて連結されている。
このようにトツグル機構11が構成されているこ
とにより、ピストンロツド10が進退すると、ス
ライドバー13がガイドロツド12上を進退し、
リング14,15,16が第2図の上半部に示す
状態と下半部に示す状態との間でリンク運動して
可動プラテン5が第2図に実線と鎖線とで示す間
で進退する。可動プラテン5の進退により金型
6,8が型締、型開される。なお、トツグル機構
の特性により型締終期において金型6,8間には
強い型締力が作用する。
符号17で示すものは、両端ボス部をガイドロ
ツド12に摺動自在に嵌合させて支持された押出
板であつて、これに一端を固定された複数個の支
持ピン18は、可動プラテン5のピン孔を貫通し
て金型6,8側に突出しており、この支持ピン1
8にプレート19を介して支持された複数個の押
出ピン20は、可動金型6のピン孔に係入されて
いる。押出板17の中心部には、シリンダ21が
一体形成されていてこれには可動プラテン5に一
端を固定されたピストンロツド22のヘツドが進
退自在に嵌合されており、これらシリンダ21と
ピストンロツド22とで、ピストン固定型の押出
シリンダ23が形成されている。そして、以下説
明する配管構造を用いてシリンダ21へ送油する
ことによりシリンダ21と一体の押出板17が進
退し、支持ピン18とプレート19とを介し押出
ピン20が進退してその先端が可動金型6のキヤ
ビテイ内へ出没するように構成されている。そこ
で押出シリンダ23に対する配管構造について説
明する。マシンベース1上には、タンク付きの油
圧ポンプ24が設けられており、一方、可動プラ
テン5上には、押出シリンダ23との間をホース
または金属製の可撓管25で接続されたマニホー
ルド26が設けられている。そして、各ガイドロ
ツド12には、後端面から可動プラテン5付近ま
で軸芯部を貫通する圧油通路27がそれぞれ設け
られていて、その一端はホースまたは金属性の可
撓管28によつて油圧ポンプ24およびタンクに
それぞれ接続されており、また圧油通路27の他
端はガイドロツド12の周面へ開口されて固定配
管29によりマニホールド26に接続されてい
る。なお、固定配管29はガイドロツド12の変
形を考慮して可撓管が用いられる。このように構
成されていることにより、油圧ポンプ24を始動
すると、圧油は可撓管28、圧油通路27、固定
配管29、マニホールド26および可撓管25を
経て押出シリンダ23に送給され、押出板17が
移動する。この場合、押出シリンダ23のシリン
ダ21が移動するが、可撓管25で接続されてい
るので支障がない。また、図示してないが前記型
締シリンダ9と油圧ポンプ24との間は固定配管
で接続されており、油圧ポンプ24からの送油を
型締シリンダ9側に切替えると、前述したように
可動プラテン5が移動して型締が行なわれ、この
ときガイドロツド12も移動するが油圧ポンプ2
4とガイドロツド12との間が可撓管28で接続
されていることにより支障がない。
以上のように構成されたダイカストマシンの動
作を説明する。射出開始前の型開き状態において
可動プラテン5は第2図の鎖線位置にあり、これ
と一体のガイドロツド12は第1図に鎖線12A
で示すようにシリンダプラテン3から突出してい
る。したがつて可撓管28は各図に鎖線28Aで
示すように移動している。この状態から油圧ポン
プ24を始動して型締シリンダ9側に切替える
と、ピストンロツド10が前進してトツグル機構
11を介し可動プラテン5が前進し、型締が行な
われる。このとき可動プラテン5と一体のガイド
ロツド12も移動するので、可撓管も鎖線28A
の位置から実線28の位置へ移動する。型締後、
図示しない射出装置によつて金型6,8のキヤビ
テイ内へ溶湯を射出する。この溶湯が固化するの
を待つて型締シリンダ9のロツドエンド側へ送油
すると、可動プラテン5が後退して型開され、溶
湯が固化した製品は可動金型6側について型開さ
れる。そこで送油を押出シリンダ23側に切替え
ると、前述した径路で圧油が送給され押出板17
が前進するので、支持ピン18とプレート19を
介し押出ピン20が押されて製品がキヤビテイか
ら押出される。
なお、本実施例では可動プラテン5側の油圧シ
リンダとして押出シリンダ23のみを設けた例を
示したが、一般的に、製品の形状により金型に中
子を必要とする場合が多く、この場合には金型
6,8の接合面近傍に中子が設けられ、これを型
締、型開時に進退させる中子シリンダが設けられ
る。この場合、可動プラテン5と中子シリンダと
が一体的に設けられるので、マニホールド26と
中子シリンダとを固定配管で接続すればよい。
なお、本実施例は本考案をダイカストマシンに
実施した例を示したが、プラスチツク用射出成形
機にも同様に実施することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば射出成形装置の可動プラテン側油圧シリンダ
への配管構造として、可動プラテン進退案内用ガ
イドロツドの軸芯部を貫通する圧油通路を設け、
この圧油通路の両端に接続した可撓管を、圧油源
と、可動プラテン側の油圧シリンダ側とに接続す
るように構成したことにより、型締時と製品押出
時とに可動プラテンと押出板とが移動しても配管
に支障なく動作するとともに、機台の側方へ配管
が出つ張ることがなく、作業性と安全性が向上す
る。また、可動プラテンに中継器として機能する
マニホールドを設けたから、押出シリンダのみな
らず中子シリンダへの配管も固定配管で行えると
いう実用上の利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る射出成形装
置の配管構造の実施例を示し、第1図はこれを実
施した横型締型ダイカストマシンの一部展開平面
図、第2図は同じく一部展開側面図である。 3……シリンダプラテン、5……可動プラテ
ン、12,12A……ガイドロツド、23……押
出シリンダ、24……油圧ポンプ、25……ホー
ス、26……マニホールド、27……圧油通路、
28,28A……ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動プラテン5側に一端が固定され他端部がシ
    リンダプラテン3のロツド孔に摺動自在に嵌合さ
    れ可動プラテン5とともに進退する一対のガイド
    ロツド12を備え、前記各ガイドロツド12,1
    2の後端面から可動プラテン付近まで軸芯を貫通
    する圧油通路27をそれぞれ設け、この圧油通路
    の一端と圧油源24との間を可撓管で接続すると
    ともに、この圧油通路27の他端を前記可動プラ
    テン5に設けたマニホールド26を介して油圧シ
    リンダに可撓管で接続したことを特徴とする射出
    成形装置の配管構造。
JP1986153062U 1986-10-07 1986-10-07 Expired JPH0353786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986153062U JPH0353786Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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JP1986153062U JPH0353786Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS6362258U JPS6362258U (ja) 1988-04-25
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ID=31071608

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222348Y2 (ja) * 1980-02-29 1987-06-06

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JPS6362258U (ja) 1988-04-25

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