JPH035354Y2 - - Google Patents

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JPH035354Y2
JPH035354Y2 JP16764085U JP16764085U JPH035354Y2 JP H035354 Y2 JPH035354 Y2 JP H035354Y2 JP 16764085 U JP16764085 U JP 16764085U JP 16764085 U JP16764085 U JP 16764085U JP H035354 Y2 JPH035354 Y2 JP H035354Y2
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JP
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frame
cushion member
seat bag
regulating body
sides
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JP16764085U
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車シート(座席)のシートバツク
(背凭部)、詳しくはパイプを略U字状に折曲成形
フレームの前面側左右に支持部材を張架すると共
に、その支持部材の前面側から前記フレームの後
面に渉つて発泡体製のクツシヨン部材を被せ、こ
れらを縦方向に吊込む表皮部材で被覆してなるシ
ートバツクの改良に関するものである。
(従来の技術) この種の従来品を第6図、第7図に示す。図中
1はフレーム、2はフレーム1の左右両側部間に
渉つて張架した多数のSばねからなる支持部材、
3はウレタンフオームなどのモール成形した発泡
体製のクツシヨン材、4は袋状に縫製され前記ク
ツシヨン部材3などを被覆し、シートバツクの外
面を形成する表皮部材で、この表皮部材4はシー
トバツクの背裏において縦方向に、フアスナー4
1,41によつて結着されている。図中11はフ
レーム1の左右両側部より前面側に突設したサイ
ドフレーム、42,42は前記表皮部材4をクツ
シヨン部材3の表面に密着するように吊込む吊込
部材を夫々示す。
斯る従来品はクツシヨン部材3の左右の端末3
1,31がフレーム1の後面側に巻込むように配
設して、このシートバツクの後方のシートの乗員
の安全性を確保している。
ところで、このクツシヨン部材3の端末31,
31は、前記フアスナー41,41による結着、
即ち、表皮部材4の縦方向の吊込みによつて内側
方向に引張られてダレるため、シートバツクの背
裏側の左右両端部が変形し均一に仕上げることが
困難であつた。そのため、外観品質が悪く商品価
値が低下する不具合があつた。
そこで、斯る不具合を除去するために第4図、
第5図に示す構造のものが実施されている。
これは、前記シートバツクの背裏における左右
両端部を硬質板からなるパネル42で被覆したも
のである。パネル42の左右両端はボルトなどで
フレーム1に止着し、表皮部材1はその左右方向
の端末をフレーム1に固着したブラケツト13な
どにホツグリング14,14で結着する構造であ
る。そのため、この従来品は前記従来品に比べ、
組付が簡単で、背裏の左右両端部の形状が一定で
外観品質が良い。しかし、斯る従来品は硬質板か
らなるパネル42を使用しているため、後方乗員
の安全性に欠け、低原価で提供できない欠陥があ
る。
(目的) そこで、本考案はバツクパネルを使用せずに背
裏の左右両端部が変形することがないようにする
ことを目的とする。
(構成) そのため、本考案は前記フレームの左右両側部
に、該両側部と平行に且つ該両側部に対して後方
側にワイヤからなる規制体を突設して、該規制体
に前記クツシヨン部材の端末を当接したものであ
る。
従つて、クツシヨン部材の端末が規制体に突当
り、前記表皮部材の縦吊りによつてクツシヨン部
材の端末が内方に引き込まれることがないため、
前記第6図、第7図に示す従来品の如く、背裏の
左右両端部が変形することがない。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
図中第6図、第7図に示す従来品と同一符号は同
一部材を示し、その詳細な説明は省略する。
即ち、本考案は前記従来品(第6図、第7図)
に示するものに対して、フレーム1の左右両側部
に、該両側部に沿つてワイヤからなる規制体a,
aを後方に向けて突設した構造であり、この規制
体a,aは線径4mm程度の弾性部材(ワイヤ)で
あり、このワイヤは突出部a1を有する略コ字状
に折曲してその両端がフレーム1の内側に溶接さ
れている。そして、その突出部a1がフレーム1
に沿うように、また、その突出部a1のフレーム
1の後面からの突出量は第2図に示すように表皮
部材4に接合しない程度に形成されている。
従つて、この規制体a,aにクツシヨン部材3
の端末31,31が突当り、規制体a,aを超え
て内側に入り込むことがない。
斯して、支持部材2の前面側とサイドフレーム
11,11の外側とフレーム1,1の後面(外側
面)にクツシヨン部材3を当て、これを表皮部材
4で被せて、吊込部材42,42で表皮部材4を
クツシヨン部材3の表面に密着させた後、シート
バツクの背裏側を構成する表皮部材4の左右に設
けた開口部をフアスナー41,41を結着してシ
ートバツクの背裏側を構成する表皮部材4を縦方
向に吊込むと、本考案に係るシートバツクA(第
1図)が形成される。このシートバツクAの背裏
における左右両端部は、クツシヨン部材3の端末
31,31が規制体a,aにより突当り、前記フ
アスナー41,41の結着による吊込によつて
も、夫々内方に引き寄せられることがないため、
シートバツクAの背裏左右が変形することなく組
立られる。
(効果) 本考案によれば、叙上の如く従来のフレームに
規制体を設けるのみで、背裏左右端部に生じる変
形を防止できるので、構造が極めて簡単で低原価
で提供できる。しかも、規制体はワイヤで形成さ
れているため、ワイヤの弾性がクツシヨン部材と
同様の効果を有し後席乗員の膝当りによる危険性
が少なく安全性を確保できる。更に、規制体はワ
イヤで構成されているため、該規制体は強度部材
として設計上考慮でき、フレームへの入力を分担
できるため、全体的にまとまりの良いフレームを
設計できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案案品を示し、第1図
は斜視図、第2図は第1図における−線に沿
える断面図、第3図は本考案のフレームを示す斜
視図、第4図乃至第7図は従来品を示し、第4図
はその斜視図、第5図は第4図における−線
に沿う断面図、第6図は他の従来品の斜視図、第
7図は第6図における−線に沿う断面図であ
る。 図中、1はフレーム、2は支持部材、3はクツ
シヨン部材、4は表皮部、a,aは規制体を夫々
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプを略U字状に折曲成形フレームの前面側
    左右に支持部材を張架すると共に、その支持部材
    の前面側から前記フレームの後面に渉つて発泡体
    製のクツシヨン部材を被せ、これらを縦方向に吊
    込む表皮部材で被覆してなるシートバツクにおい
    て、前記フレームの左右両側部に、該両側部と平
    行に且つ該両側部に対して後方側にワイヤからな
    る規制体を突設して、該規制体に前記クツシヨン
    部材の端末を当接してなるシートバツク。
JP16764085U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH035354Y2 (ja)

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JP16764085U JPH035354Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JPS6275800U JPS6275800U (ja) 1987-05-15
JPH035354Y2 true JPH035354Y2 (ja) 1991-02-12

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