JPH0628046Y2 - 椅 子 - Google Patents
椅 子Info
- Publication number
- JPH0628046Y2 JPH0628046Y2 JP1989146486U JP14648689U JPH0628046Y2 JP H0628046 Y2 JPH0628046 Y2 JP H0628046Y2 JP 1989146486 U JP1989146486 U JP 1989146486U JP 14648689 U JP14648689 U JP 14648689U JP H0628046 Y2 JPH0628046 Y2 JP H0628046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- core member
- holes
- portions
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 3-1考案の目的 3-1-1産業上の利用分野 本考案は、一般に使われる椅子に関するもので、特に椅
子の座部から背部にわたる部分に関するものである。
子の座部から背部にわたる部分に関するものである。
3-1-2従来の技術 従来の椅子の中には、座ったときに背部によって与えら
れる背中や腰への違和感のある強固な衝撃を排除し柔軟
性を与える手段として、ロッキングシステムなどを導入
した機構を有するものがあるが、これらは部品点数が多
くなるとともに生産コストが高くなっていた。特にスタ
ッキングチェアの場合は背部の材厚を薄くしなければな
らない要求があるため、構造的な改良をすることは困難
であり、背部全体が後側方に反り返るロッキング作用を
発揮することは不可能に近かったのである。
れる背中や腰への違和感のある強固な衝撃を排除し柔軟
性を与える手段として、ロッキングシステムなどを導入
した機構を有するものがあるが、これらは部品点数が多
くなるとともに生産コストが高くなっていた。特にスタ
ッキングチェアの場合は背部の材厚を薄くしなければな
らない要求があるため、構造的な改良をすることは困難
であり、背部全体が後側方に反り返るロッキング作用を
発揮することは不可能に近かったのである。
3-1-3考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は、座ったときの椅子の背部の強固な衝
撃を、構造的な改良によってではなく、特に使用する材
料の改良によって除去するとともに全体を軽量化し、前
記の技術的課題を解決することを目的とするものであ
る。
撃を、構造的な改良によってではなく、特に使用する材
料の改良によって除去するとともに全体を軽量化し、前
記の技術的課題を解決することを目的とするものであ
る。
3-2考案の構成 3-2-1課題を解決するための手段 本考案は、左右両側部に設ける支持部材をガラス強化合
成樹脂材のような強靱で弾力性ある材料で構成し、この
両支持部材の立上り部間に設ける背芯部材を硬質合成樹
脂材のような強靱で弾力性ある材料で構成して成る椅子
である。
成樹脂材のような強靱で弾力性ある材料で構成し、この
両支持部材の立上り部間に設ける背芯部材を硬質合成樹
脂材のような強靱で弾力性ある材料で構成して成る椅子
である。
さらに、前記背芯部材の適所には適当形状と大きさから
成る透孔を多数個設けて成るものである。
成る透孔を多数個設けて成るものである。
3-2-2作用 いま座部に座した者が背部に体重をかけると、座部左右
両側の支持部材の水平部から立上り部への曲折部分に応
力が集中するから、左右支持部材は内側方へねじれよう
とし、同時に背芯材も内側方へ撓もうとすることによ
り、背部は全体的に後側方へ逃げるように撓んで反り返
るようになる。
両側の支持部材の水平部から立上り部への曲折部分に応
力が集中するから、左右支持部材は内側方へねじれよう
とし、同時に背芯材も内側方へ撓もうとすることによ
り、背部は全体的に後側方へ逃げるように撓んで反り返
るようになる。
3-2-3実施例 (1)(1)は左右両側部に設置する水平部と立上り部とから
成る断面L形状の支持部材(サポート)で、この支持部
材はガラス強化合成樹脂材によって構成する。(2)はこ
の左右両支持部材(1)(1)の立上り部(1′)(1′)間に固着
設置した背芯部材で、この背芯部材の全体は硬質合成樹
脂材によって構成し、その内側はややアール状面に成
る。(3)・・はこの背芯部材(2)の適所に多数個設けた適
当形状と大きさから成る透孔で、第4図乃至第6図中、
第4図に示した例(中央部が水平状の長孔に成り、左右
両側部が傾斜状の長孔に成る。)がもっとも曲げ効果が
大きいことが実験の結果判明した。(4)は前記両支持部
材(1)(1)の水平部間に固着設置した座部、(5)は前記背
芯部材(2)に設置した背部である。
成る断面L形状の支持部材(サポート)で、この支持部
材はガラス強化合成樹脂材によって構成する。(2)はこ
の左右両支持部材(1)(1)の立上り部(1′)(1′)間に固着
設置した背芯部材で、この背芯部材の全体は硬質合成樹
脂材によって構成し、その内側はややアール状面に成
る。(3)・・はこの背芯部材(2)の適所に多数個設けた適
当形状と大きさから成る透孔で、第4図乃至第6図中、
第4図に示した例(中央部が水平状の長孔に成り、左右
両側部が傾斜状の長孔に成る。)がもっとも曲げ効果が
大きいことが実験の結果判明した。(4)は前記両支持部
材(1)(1)の水平部間に固着設置した座部、(5)は前記背
芯部材(2)に設置した背部である。
3-3考案の効果 本考案はこのような構成から成るものであるため、椅子
の座部及び背部の構造が比較的単純でありながら適度な
撓みを発揮して後側方に反り返るようになり、背部にお
いて十分ロッキング効果をあげることができ、座したと
きの背中への強固な衝撃の付与を確実に除去することが
できるようになり、その生産コストは部品数が多く構造
複雑なロッキング式椅子の場合に比してはるかに安価と
なるとともに椅子全体は軽量になり、その実用的効果は
大きいものである。
の座部及び背部の構造が比較的単純でありながら適度な
撓みを発揮して後側方に反り返るようになり、背部にお
いて十分ロッキング効果をあげることができ、座したと
きの背中への強固な衝撃の付与を確実に除去することが
できるようになり、その生産コストは部品数が多く構造
複雑なロッキング式椅子の場合に比してはるかに安価と
なるとともに椅子全体は軽量になり、その実用的効果は
大きいものである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の一部切欠
側面図、第2図は要部の斜視図、第3図は要部の正断面
図、第4図乃至第6図は要部に関する他例の斜視図であ
る。
側面図、第2図は要部の斜視図、第3図は要部の正断面
図、第4図乃至第6図は要部に関する他例の斜視図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】左右両側部に設ける水平部と立上り部とか
ら成りかつ断面L形に成る支持部材をガラス強化合成樹
脂材のような強靱かつ弾力性ある材料によって構成し、
この両支持部材間の立上り部間に架設する背芯部材を硬
質合成樹脂材のような強靱かつ弾力性ある材料によって
構成し、前記背芯部材の適所に適当形状に成る多数個の
透孔を設けて成ることを特徴とする椅子。 - 【請求項2】背芯部材に設ける多数個の透孔は、中央部
に水平状の長孔を間隔をおいて設けるとともに、その左
右両側部に傾斜状の長孔を間隔をおいて設けて成る実用
新案登録請求の範囲第1項に記載した椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989146486U JPH0628046Y2 (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 椅 子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989146486U JPH0628046Y2 (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 椅 子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387350U JPH0387350U (ja) | 1991-09-05 |
JPH0628046Y2 true JPH0628046Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31693066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989146486U Expired - Lifetime JPH0628046Y2 (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 椅 子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628046Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000270962A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-03 | Okamura Corp | 可撓性を有する座席用基板 |
JP4460867B2 (ja) | 2003-09-26 | 2010-05-12 | 東芝ストレージデバイス株式会社 | インターフェース装置及びパケット転送方法 |
JP4044587B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2008-02-06 | 株式会社岡村製作所 | 椅子の背もたれ用基板、およびそれを備える椅子 |
JP4015673B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2007-11-28 | 株式会社岡村製作所 | 椅子の背もたれ用基板 |
JP4462227B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2010-05-12 | 株式会社岡村製作所 | 椅子の背もたれ用基板、およびそれを備える椅子 |
JP5331990B2 (ja) * | 2008-01-16 | 2013-10-30 | コクヨ株式会社 | 椅子のシェル |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1059892A (en) * | 1975-06-13 | 1979-08-07 | Emilio Ambasz | Chair |
US4733910A (en) * | 1985-03-18 | 1988-03-29 | Sebel Furniture Ltd. | Article of furniture |
-
1989
- 1989-12-21 JP JP1989146486U patent/JPH0628046Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0387350U (ja) | 1991-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |