JPH0353477B2 - - Google Patents

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JPH0353477B2
JPH0353477B2 JP10891288A JP10891288A JPH0353477B2 JP H0353477 B2 JPH0353477 B2 JP H0353477B2 JP 10891288 A JP10891288 A JP 10891288A JP 10891288 A JP10891288 A JP 10891288A JP H0353477 B2 JPH0353477 B2 JP H0353477B2
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JP
Japan
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valve
recess
exhaust
reed
stop
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JP10891288A
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JPS63309787A (ja
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Fuiisu Furitsuchiman Jatsuku
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White Consolidated Industries Inc
Original Assignee
White Consolidated Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS63309787A publication Critical patent/JPS63309787A/ja
Publication of JPH0353477B2 publication Critical patent/JPH0353477B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/10Adaptations or arrangements of distribution members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K15/00Check valves
    • F16K15/14Check valves with flexible valve members
    • F16K15/16Check valves with flexible valve members with tongue-shaped laminae
    • F16K15/161Check valves with flexible valve members with tongue-shaped laminae with biasing means in addition to material resiliency, e.g. spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K15/00Check valves
    • F16K15/14Check valves with flexible valve members
    • F16K15/16Check valves with flexible valve members with tongue-shaped laminae
    • F16K15/162Check valves with flexible valve members with tongue-shaped laminae with limit stop
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]
    • Y10T137/7879Resilient material valve
    • Y10T137/7888With valve member flexing about securement
    • Y10T137/7891Flap or reed
    • Y10T137/7892With stop

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は全体として往復ピストン形式の気密冷
凍圧縮機、殊に家庭用小変位タイプの気密冷凍圧
縮機に関する。
(従来の技術) 往復ピストン形式の気密冷凍圧縮機は冷凍機、
フリーザ、小部屋空調機の如き家庭用に広範な用
途を見いだしている。電気効率と共に低コストで
寸法が小さい等の理由からかかる圧縮機は普通2
極誘導モータによりパワーを供給されるため
3500rpmの全体運動速度を有し60ヘルツの電源を
使用している。このように運転速度が大きいため
に比較的短かい行程を有する比較的大きな径のピ
ストンを使用して低い平均ピストン速度を維持し
摩耗を最小にし機械的効率を改善することが望ま
しい。しかしながら、比較的大きな径のシリンダ
ボアのばあい短い行程と共に、クリアランス容積
(ピストンが圧縮行程の終りにあるときにシリン
ダボアとバルブ系統内の圧縮冷媒により占められ
る空間として定義される)を最小にすることは困
難になる傾向がある。クリアランス容積が大きけ
れば大きい程、それだけ圧縮効率は低く、従つて
クリアランス容積を圧縮機バルブの如きその他の
要求条件のばあいに実際的な最上限にまで小さく
するために多くの努力が行われている。
このタイプの圧縮機バルブ装置は通常圧縮機の
吸入もしくは給気および排出もしくは排気機能の
それぞれに対して単一のリードバルブを備えてい
る。これらバルブはふつう進入もしくは吸入ガス
の何れかによる適当な圧縮サイクル部分と排気ガ
スによるピストンサイクルの圧縮部分中にバルブ
シートに対して閉じた位置にばねを偏倚し作動す
るリードバルブの形をしている。典型的な構成で
は、シリンダの開放端は平たい平行な相並んだバ
ルブプレートにより閉鎖され、同プレート内を全
体として円筒形の吸入排出ポートが延びる。吸入
ガスの比較的低い圧力のもとで作動する吸気バル
ブはばね材料のシートのカツトアウト部分として
形成されピストンに隣接したバルブプレートの下
側に対してはまりあう。吸気ポートはピストン側
でシールされているから、ポートのついた側はク
リアランス容積の何れにも寄与せず、同容積は吸
気バルブのばあいには、リードバルブを形成する
バルブシートのカツトアウト部分に限定される。
他方、バルブプレートの外側には排気バルブが
取付けられるが、排気ガスが高圧であるため一般
に効率的な作業と長期寿命を提供するためにより
起伏の多い構造を必要とする。このバルブはバル
ブプレートの外側をシールするため、排気バルブ
ポートの全体面積はクリアランス容積の一部とな
り全体としてその実質部分を形成する。
そのため、排気バルブは全体としてリードバル
ブの運動を制限するためにバツクアツプバルブば
ねと共に剛性のストツパー部材を必要とし、これ
ら部材をバルブプレート自体上に取付け簡単で低
コスト構造を得るようにする必要があつた。その
ような構成の一つは特許第4352377号に示されて
いて、同構成はリードバルブと、バツクアツプば
ねと、重い剛性のストツパー部材を使用し、その
全てがバルブプレート自体に固定された一対の取
付柱上に取付けられる。これらバルブ柱にも固定
される保持ばねは他の部材を所定位置に固定し圧
縮機の組立中に排気バルブの各種部分を所定位置
に組立てる上で容易な構成を提供する働きを行
う。
(発明が解決しようとする課題) クリアランス容積を小さくすることによつて圧
縮機の容積効率を改善するための方法の一つが排
気ポートの容積を小さくすることであることはこ
れまで認識されている。開口の径を小さくするこ
とによりこの容積を小さくすることはこれまで有
効性を制限してきた。なぜならば開口の大きさが
小さい結果このポート内を流れる排気ガスの流れ
が大きく制限されることになり自滅的であるから
である。その他の方法は排気ポートの軸方向長さ
を小さくすることであるが、バルブプレートの全
厚を全ての点で小さくすることはピストンの吸入
圧縮行程中に加えられる交互の圧力の下でバルブ
プレートのたわみに抗することと同様にバルブ柱
を確実に取付けるために必要な最小限厚条件のた
めに制限されているからである。
この問題に対する方法はその内部に排気ポート
が開放する外側に長い凹所を有する比較的厚いバ
ルブプレートを使用することによりその軸方向長
さを小さくすることであつた。この点のバルブプ
レートは支柱を直接バルブプレート上に取付ける
には薄すぎるためにこの構成は米国特許第
4524806号(1985年6月25日附与)に示すように
凹所内にはまつて対向端で一対の支柱を担うフレ
ーム部材を利用している。かくして、その後リー
ドバルブ、バツクアツプばね、保持板および保持
ばねを凹所内の摩耗ばめとして作られるこのイン
サート上の柱上に取付けることが可能になる。か
かる構成がバルブ部品の全てを予め組立てること
を可能にする一方、バルブ組立体を所定位置に保
持することは凹所内にインサートの摩擦ばめに全
面的に依存するため凹所内でのインサートの如何
なる運動もユニツトを弁座から移動しさりバルブ
の動作に不利な影響を与えることになろう。
(課題を解決するための手段) 本発明はリードバルブがバルブプレート内の特
殊形をした凹所内に取付けられる改良形排気バル
ブを提供する。排気ポートはこの空間内に開放す
ることによりバルブプレートの残部の厚さより実
質上小さな軸長を有する。リードバルブは凹所内
の排気ポート附近に弁座との密封接触を行わせる
ようにしたヘツド端を有し、その対向端に成形凹
所の相当部分内にはまりある不等な長さの一対の
伸長脚部を有することによりリードバルブが一つ
の位置だけに組立てることができるようになつて
いる。成形支持ばねも同様の脚部を有し、リード
バルブ上に載りリードバルブに対する制御された
開閉作用を提供するようになつている。垂直に延
びるラグと同様各端には剛性のストツパー部材が
側部方向に突出した部分を共に形成されると共に
凹所内にはまりあい、これら3つの部材と凹所の
形は全ての部材がただ一つの位置に組立可能なよ
うになつている。バルブ保持ばねはストツパー部
材上に載り、端がストツパー部材の上側と係合し
突出した端がシリンダボアの外側方向にバルブプ
レート内に形成された開口内を延びるようになつ
たアーチ状の形を有している。これら開口の下部
辺縁部はばねの傾斜端と係合することによりバル
ブ組成体をバルブプレート上に一単位として保持
した後圧縮機の組立体が完了する。シリンダヘツ
ドが所定位置に取付けられ排気バルブを包囲する
排気空間を形成するばあい、シリンダヘツドの一
部は保持ばねの中心と係合し更にそれをバルブプ
レート方向に向かう方向に偏倚させ圧縮機作業中
にストツパープレートを凹所内の所定位置に確実
に固定する。
(実施例) 図面について述べると、第1図は本発明の排気
バルブを組込んだ冷凍圧縮機、シリンダブロツク
およびヘツドの破断面図を示す。第1図に示すよ
うにシリンダブロツク10のヘツド端部の破断部
だけが示され、シリンダブロツクの残部と圧縮機
の構造の残りは当業者に周知の従来構造のもので
よい。シリンダブロツク10はシリンダボア12
を有し、その内部には当業者に周知の如くクラン
クシヤフトとコンロツドを介してモータにより往
復させられるピストン13が取付けられる。
シリンダブロツク10はシリンダボア12に対
して垂直に延びる端面15を有し、シリンダボア
12は上記端面に隣接するわづかなさら穴14を
有している。シリンダボア12はシリンダブロツ
ク10の端面15に隣接して取付けられたバルブ
プレート17により閉じられる。バルブプレート
17は端面15に隣接する内側面18を有しそこ
からそれは端面15と接触するガスケツト19と
内側18と衝合接触するバルブシート21とによ
り隔てられている。バルブシート21は側から側
までバルブプレート17へ延びる吸気ポート22
を密封するようになつた吸気バルブを形成するカ
ツトアウト部分(図示せず)を有している。バル
ブプレート17もまたボルト孔23を有しその内
部をボルトが延び組立体をシリンダブロツク10
へ保持する。ガスケツト19は選択的にはめあわ
され、シリンダボア12のまわりにカツトアウト
部分を有することが理解できよう。このためピス
トン13が頂部死点にあるときに残存するクリア
ランス容積を最小に維持することができる。なぜ
ならばピストン13はシリンダブロツク端面15
に対してできるだけ緊密に延び更にはその上部に
僅かに延びるようにさえ構成される。かくして、
ガスケツト19はピストン13の端とシリンダブ
ロツク端面15との間の関係に依存する厚さをも
つてはめ合わされ、圧縮機がその3500rpmの全速
で運転中に存在する力のためにピストンをバルブ
シートに接触させる危険なしに最小クリアランス
を可能にすることができる。
その外側にはバルブプレート17は内側面18
と平行な面を有し、それに対してガスケツト26
とシリンダヘツド27が取付けられるが、後者は
ボルト孔23内を通る同一ボルトと共に所定位置
に保持されることによりシリンダヘツドとバルブ
プレートを一単位としてシリンダブロツクにクラ
ンプすることが望ましい。シリンダヘツド27と
ガスケツト26もまたバルブプレート面24上の
空間を吸気ポート22附近の吸気空間(図示せ
ず)と排気バルブが取付けられる排気空間28と
に分離する。
排気バルブはバルブプレート17の外側面24
上に形成された凹所30内に取付けられる。凹所
30により排気ポートの軸方向長さの厚さを小さ
くすると共にクリアランス容積を小さくすること
ができる。凹所30はバルブプレートの弱さを最
小にし流体の流れを最小限に制限することができ
ると共に種々の排気バルブ構成部品を凹所内の正
しい位置にだけ組立てることが可能なような形に
成形されることによつて組立作業を安全なものと
している。バルブプレート17全体は最初のプレ
ス作業中に不規則な凹所30輪郭を形成でき完成
バルブプレートに対して必要とされる切削作業を
大きくしない粉末金属工程により作ることが望ま
しい。
凹所30は中心軸32に沿つて延びる中心部分
31(第2,7,8図を参照されたい)をもつて
形成される。その点でバルブプレートは側部もし
くは面18,24間のバルブプレートの主要部の
厚さの粉より僅かに小さい最小厚を有している。
排気ポート33は軸32上の中心部分31内に配
置され内側バルブプレート側18からリードバル
ブを適当に密封するに十分な大きさで同時に高い
密封接触圧を確保するのに十分小さな環状面積を
有する平坦な上面をもつた上部環状バルブシート
34へ延びる。従つてバルブシート34内には円
筒形の排気ポート33のそれよりもわづかに大径
の小さなさら穴36が存在する。凹所30は全体
として矩形で面24へ延びる平行な内側垂直側部
38,39を有する。内側38は吸気ポート22
と整列した弧形突起を有しガスケツト26をその
領域に格納することができる。その他、42で示
すように中心部31から外側方向に面24へ傾斜
する逃し切り目が存在し以下に詳しく示すように
流れの制限を最小にしている。
中心部分31の各端にはわづかに上昇した凹所
43,44が存在し、同凹所は面24に対し平行
でバルブシート34の面を全体として共面関係に
ある。これらの凹所43,44は側部38,39
間の空間より狭く、不規則な側壁をもつて形成さ
れバルブ部品を適当に組立てることができるよう
になつている。例えば、左側の凹所43は階段部
分47と突起48により制限されるが、右側凹所
44は中心軸32に横断方向に延びる異なる長さ
のノツチ52,53と同様に壁38,39間のそ
れより狭い空間を形成する階段部分51を備えて
いる。ノツチ52,53は他より長いノツチ52
と共に外側方向にバルブプレート内に延び凹所4
4の底部と面24間の全深度となつている。ノツ
チ52をノツチ53より長くすることによつて以
下に述べるようにリードバルブとバツクアツプば
ねの正確な組立てが確保される。凹所43,44
の外側方向にはバルブプレートを通つて内側18
へ延びる一対の開口55,56が存在する。これ
らの開口55,56は保持ばねの端を受取るため
シリンダブロツク内のクリアランス凹所58と整
合した外側57を有する。開口55,56間の間
隔はシリンダボアの径より実質的に大きいため、
これら開口がバルブプレート17内を全部延びる
という事実は圧縮機の運転に影響を及ぼさない。
凹所30内にはリード弁61が取付けられ凹所
44内にはめ込まれたベース部分62を有する。
小幅のネツク63はベース62から延びバルブシ
ート34のそれよりも全体として大きくバルブシ
ートと密封接触を可能にするような働きを行う大
きな、全体として円形のバルブヘツド64で終結
する。リードバルブ61は全体として平坦とする
ことによつて応力をかけない状態でそれがバルブ
シート34と完全に密封接触するようにすること
ができるか、あるいは、その代わり、リードバル
ブは発明者の米国特許第4642037号(1987年2月
10日附与)により構成してもよい。もしリードバ
ルブを本特許発明に組込むばあいには、ネツク6
3に沿う対角曲線に沿いリードバルブ61を変形
することにより応力をかけない状態でバルブヘツ
ド64がバルブシート34の面に対して僅かに傾
斜することによつてその一側に沿つてのみ接触が
行われるようにしなければならない。
本設計のばあい、これはガス流特性を改善する
ためには凹所側39に隣接した側であるのが望ま
しい。
その代わり、本特許の思想はまたバルブシート
34をバルブプレート面24の面に対して2度の
角度で傾斜させることにより実行し平坦なリード
バルブが応力のかかつていない状態のときにバル
ブシート上の一点のみで接触するようにすること
もできる。
支持ばね68はリードバルブ61上の凹所内に
取付けられ、リードバルブベース62上に載るベ
ース69を有し、シヤンク71はベース69から
延び他の凹所43内の先端部72内で終結する。
シヤンク71は凹壁39に隣接する真直ぐな側部
を有し、他方の側は一部先端72へ延びるテーパ
部分74を有することによつて狭い先端部分72
が幅において真直ぐな側73のみから凹所30の
ほぼ中心線32、従つて排気ポート33の中心へ
延びるようになつている。支持ばね68の形がテ
ーパ状となつているため、それは逃がし切り目4
2に隣接するバルブヘツド64附近の面積をカバ
ーせず、バルブが開いたときに排気ポート内を流
れる排気流の制限を回避する。支持ばね68のベ
ース69は実質的に同様の寸法のリードバルブベ
ース62上の同様の耳(図示せず)上に載つた突
起耳76,77を有する。一方の耳76は他方の
耳77より実質上長く、ノツチ52内にはまるよ
うに構成されているが、一方短い方の耳77は短
いノツチ53内にはまりあうようになつている。
これらの耳76,77は不等な長さをしているた
め、リードバルブ61も支持バルブ68も、もし
それらがさかさまになるならば凹所内にはまりあ
い耳76,77は逆転することになろう。かくし
て、リードバルブ61と支持ばね68は共に正確
な位置だけ凹所30内に取付けることができる。
支持ばね68はリードバルブ61に使用される
ものと実質上同じ厚さのばね鋼により作られるが
平坦ではなくベース部分69にすぐ隣接するシヤ
ンク71内に形成された曲線79に沿つて曲げら
れることを更に注意されたい。曲線79は支持ば
ね68を塑性変形させるためそれは普通曲線79
でのみリードバルブと接触し、ベース69と先端
72は以下に詳説するように共にリードバルブ6
1から上部方向に曲がることになる。
リードバルブ61と支持ばね68は所定位置に
保持され、それらの運動はバルブストツパー82
により制御される。バルブストツパー82はやや
複雑な形の剛性部材であるが同部材は粉末金属技
術により容易に形成することができる。バルブス
トツパーは外側バルブプレート面24に対して平
行にかつその上部に間隔をおいて延びる頂面84
を有する長い本体部分83を備える。バルブスト
ツパーはバルブプレート上の凹所内にはまりあう
ようになつた一端部分86を有し、その他端に他
方凹所44内にはまりあうようになつた端部を有
する。端部86,87の各々は異なる形に成形さ
れ隣接凹所にはまりあうことによつてバルブスト
ツパーが端間を回転できないようになつている。
本体部分83は凹所30の外側39に隣接して端
から端へ延びる真直ぐな垂直側88を有する。バ
ルブストツパーのその他の垂直側89は端部8
6,87間に凹所状となり排気ポート33の中心
を通る長手方向軸32に全体として近接して延び
る。かくして、本体部分83は全体として支持ば
ね68の先端部分72上に載り、側部29がくぼ
んでいるため、このことはバルブが開いたときに
冷媒ガスが排気空間28内へ流入する助けとな
る。
一方のバルブストツパー端86には外側面が面
取り面91を形成し、階段部分47と反対側間の
凹所43のそれと実質上等しい水平方向範囲を有
する垂直に延びる端部ラグ92で終る。端部ラグ
92の内側には突起48と反対側との間に幅を有
する上部ストツパー面93が存在するためそれは
端部ラグ92の全幅より小さくなつている。スト
ツパー93は支持ばね68の先端部分72と係合
しその上部方向行程を制限するように構成され
る。
同様にしてバルブストツパーの他端87は面取
り面91と類似した面96と、端部ラグ92と類
似した端部ラグ97を有する。端部ラグ97は開
口56とノツチ52,53間の領域で凹所44の
底部と係合するようになつている。端部ラグ内側
には凹所43の底部から隔たつたストツパー面9
3の間隔と等しい凹所44からの間隔を有するス
トツパー面89が存在する。このストツパー面9
8はそれが曲線79に沿つて上部方向へ曲がつた
とき支持ばねベース69と係合し共に支持ばねベ
ース69とリードバルブベース62上に載りそれ
らをその着座位置に保持する。
リードバルブ61の開放運動を制限するため、
バルブストツパー本体部分83は排気ポート33
の直ぐ上部でそれと整列したその下側に突起スト
ツパーラグ101を有している。第3図にもつと
も明瞭に示されているように、リードバルブ6
1、支持ばね68、バルブストツパー82が所定
位置にあるばあい、バルブストツパー82は凹所
43,44の底面と係合することにより端部ラグ
92,97により位置決めされる。バルブが閉じ
た位置にあるばあいには、バルブヘツド64はバ
ルブシート34と係合状態にとどまるため、平坦
なもしくは非屈曲形にある。しかしながら、上部
に載つた支持ばね68は曲線79に沿つて変形す
るためにそれがベース62に隣接するネツク63
の部分だけリードバルブと接触するように位置決
めされることによつてリードバルブベース62を
凹所44の底部に対して弾性的に保持もしくは偏
倚させるようになつている。ベース69のエツジ
はそれ故、ストツパー面98と係合する一方、先
端部分72はバルブストツプの他端でストツパー
面93と係合する。支持ばねのシヤンク71が実
質上真直ぐなばあい、バルブシート34上に載る
シヤンク部分はそれ故バルブヘツド64とストツ
パーラグ101の双方間に隔たりそれと接触しな
いことが判るであろう。
リードバルブがピストン13の圧縮行程中に開
放しはじめるとバルブヘツド64は上部方向に運
動しバルブシート64と係合を外され、ネツク6
3のたわみによつてのみ抵抗を受ける所定運動量
後、バルブヘツド64は支持ばねシヤンク71と
係合し、それはバルブヘツド64の一そうの運動
がリードバルブネツク63と支持ばねシヤンク7
1を両方とも屈曲させることが必要とされるにつ
ればね率を大きくすることになる。シリンダボア
12内の条件とシリンダ内の冷媒ガス総量に応じ
て通常の作業条件のもとではリードバルブヘツド
64の最大運動は支持ばねシヤンク71が通常は
ストツパーラグ101と係合しない位置にあるこ
とになろう。しかしながら、もし冷媒ガスが排気
空間28内に背圧が存在しないような始動条件下
の如き十分に高い流量を有するばあいには、支持
ばねシヤンク71はストツパーラグ101と係合
しネツク63でリードバルブが更に偏向するのを
制限し部品の過剰応力に回避することになろう。
排気ポート33内の流れがバルブが閉じはじめる
水準下落すると、支持ばね68の作用とシヤンク
71の偏向はバルブヘツド64の閉鎖位置への運
動を最初に補助する如きものである。シヤンク7
1がバルブシート34に対して着座したときにヘ
ツド64と接触しなくなるために、支持ばね68
の補助的偏倚はバルブヘツド64の閉鎖運動中に
終結しバルブヘツド64がバルブシート34と密
封接触状態に入るときに応力を制限する。
リードバルブ61、支持ばね68、バルブスト
ツパー82は単に凹所30内にはまりあうにすぎ
ないため、端部ラグ92,97を凹所43,44
の底部と係合させてバルブストツパー82を所定
位置に保持することによりそれらを所定位置に保
持する力を提供することが必要である。このこと
を行うには、湾曲した保持ばね103がバルブス
トツパー82上に装着され、半径状の中心部分1
04を有する。中心部分104から外側方向に延
びる保持ばね103は端部86,87に隣接した
バルブストツパー頂面84と接触するようになつ
たカーブ形の中間部分106を有する。保持リン
グ103は開口55,56内にはまりあい側部5
7の下部辺縁と係合する端部107を有する。バ
ルブプレート17の内側面18を越えて延びるば
ね端107を収納するにはシリンダブロツク10
の端面15内に形成されたクリアランス凹所58
と整合したバルブシート21とガスケツト19内
にクリアランス孔が設けられる。バルブプレート
17との保持ばね103のこの係合は圧縮機残部
を組立てる前にリードバルブ、支持ばね、バルブ
ストツパーを予め組立てるに十分である。しかし
ながら、シリンダヘツド87がバルブプレート1
7の頂部に組立てられヘツドボルトが締付けられ
るときにバルブストツパー82を保持するより積
極的なバイアスを所定位置に提供する必要があ
る。シリンダヘツド27は排気空間28内に保持
ばね中心部分104と係合するボス109を有し
ばね偏向させ中間部分106とバルブストツプ頂
面84間の偏倚力を圧縮機運転中の何れの時刻に
もバルブストツパー82が凹所30とその係合位
置から移動して外れることのないような十分な力
で大きくすることが判る。
凹所30内には各種のバルブ部品が存在するに
もかかわらずバルブシート34がバルブプレート
17の外側面24下部でくぼんでいてポート33
の軸方向長さを小さくし従つて圧縮機のクリアラ
ンス容積を小さるまるようになつている事実と共
に、凹所30とバルブ部品の構成は排気ガスの流
れに対する最小限の制限を提供する。リードバル
ブヘツド64は径がバルブシートの外側辺縁部の
それよりごく僅かだけ大きなバルブシート34上
に位置する一方、支持ばね68はそれがバルブヘ
ツド64上を通るときに第4図に示すようにバル
ブシート34の幅のほぼ半分の幅を有するという
事実によつて支持ばね68が最小限の制限を提供
するということが確保される。同様にしてバルブ
ストツパー82の凹所部分89もまたバルブシー
ト64のその部分だけとバルブシートの一方側の
支持ばね68上に位置する。その他、逃し切り目
42は更に排気ガスが排気空間28内へ流れるの
を助ける結果、排気ガスの流れに対する関連バル
ブ部品の制限は従来の技術においてそうであるよ
うにバルブシート34がバルブプレート外側面2
4と共面関係にあるばあいと殆んど異ならない。
以上本発明の望ましい実施例を詳説したが、本
発明の範囲から逸脱せずに種々の変更と部品の配
置替えを行うことができることを理解すべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の排気バルブを示す往復ピスト
ン圧縮機のシリンダブロツクとシリンダヘツド部
分の破断面図、第2図は第1図の2−2線上に取
つた第1図の排気バルブの拡大平面図、第3図は
第2図の3−3線上に取つた拡大断面図、第4図
は第2図に類似した拡大平面図で保持ばねとスト
ツパー部材を取除きリードバルブと支持ばねの相
対位置を示したもの、第5図は第2図の5−5線
上に取つた拡大断面図、第6図は第2図の6−6
線上に取つた拡大断面図、第7図はバルブ部材を
全て取除き凹所の形状を示したバルブプレートの
平面図、第8図は第7図の8−8線上に取つたバ
ルブプレートの断面図、第9図は第7図の9−9
線上に取つた断面図。 10……シリンダブロツク、12……シリンダ
ボア、13……ピストン、15……端面、17…
…バルブプレート、19……ガスケツト、21…
…バルブシート、22……吸気ポート、23……
ボルト孔、30……凹所、52,53……ノツ
チ、61……リードバルブ、68……支持ばね、
69……ベース、71……シヤンク、77……
耳。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面を有し、かつ該表面に長い凹所を有する
    バルブプレートと、該バルブプレートに設けら
    れ、かつ前記凹所内に開放する排気ポートと、前
    記凹所内に設けられたリードバルブと、該リード
    バルブに設けられ、かつ前記排気ポートを密閉す
    ることができるように前記凹所に隣接する位置に
    配置されたバルブヘツドと、該リードバルブに設
    けられ、かつ前記バルブヘツドから離れた位置に
    形成されたベースと、前記凹所内に固定されたバ
    ルブ止め具と、前記バルブ止め具の両端に形成さ
    れ、かつ前記凹所と係合可能な突起と、前記バル
    ブ止め具の前記両端の間に形成され、かつ前記リ
    ードバルブから離れた位置に配置された部分と、
    前記バルブ止め具に係合し、かつ前記バルブ止め
    具と前記リードバルブとを前記凹所内に保持する
    保持ばねと、を有する、気密冷凍圧縮機の排気バ
    ルブ組立体。 2 前記凹所が、2つの平行な側壁と、前記バル
    ブプレートの表面に平行な底面とを有する、請求
    項1に記載の排気バルブ組立体。 3 前記底面が、前記バルブ止め具の突起によつ
    て係合可能な端部を有する、請求項2に記載の排
    気バルブ組立体。 4 前記排気ポートの周囲に前記端部と同一平面
    をなす環状のバルブシートを有する、請求項3に
    記載の排気バルブ組立体。 5 前記凹所が、横方向に並んだ互いに長さの異
    なる一対のノツチを有し、該ノツチは前記バルブ
    シートから最も遠い位置にある前記端部に隣接し
    て位置し、前記リードバルブは前記ノツチに隣接
    した位置にベース部分を有し、前記ベース部分は
    互いに長さの異なる突出耳を有し、該突出耳は前
    記ノツチ内に延在している、請求項4に記載の排
    気バルブ組立体。 6 前記リードバルブと前記バルブ止め具の間に
    延在する実質的に平坦な支持ばねを有し、該支持
    ばねはベース部分を有し、該ベース部分は前記リ
    ードバルブのベース部分に重なり該ベース部分と
    実質的に同一の広がりを有する、請求項5に記載
    の排気バルブ組立体。 7 前記バルブ止め具は前記突起の間に一方の縁
    を有し、該一方の縁は他方の縁に対して平行をな
    すが前記排気ポートの中心に重なる線に沿つて延
    在し、前記ベース部分から離れたところに位置す
    る前記支持ばねは前記バルブ止め具の中心部の幅
    と同一の広がりの幅を有する、請求項6に記載の
    排気バルブ組立体。
JP63108912A 1987-04-30 1988-04-30 気密冷凍圧縮機の排気バルブ組立体 Granted JPS63309787A (ja)

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