JPH0353375Y2 - - Google Patents

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JPH0353375Y2
JPH0353375Y2 JP15952188U JP15952188U JPH0353375Y2 JP H0353375 Y2 JPH0353375 Y2 JP H0353375Y2 JP 15952188 U JP15952188 U JP 15952188U JP 15952188 U JP15952188 U JP 15952188U JP H0353375 Y2 JPH0353375 Y2 JP H0353375Y2
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housing
lens
front housing
inner lens
rear housing
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JP15952188U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ハイマウントストツプランプと称さ
れている補助ストツプランプなどの後付けの灯具
に適するハウジング構造に関するものである。
【従来の技術】
従来のこの種の灯具21の構造を補助ストツプ
ランプの例で示すものが第3図であり、図では灯
具21が典型的な形状であるT字状としてデザイ
ンされ、水平側の辺のほぼ全面が発光部とされた
例で示してある。 前記灯具21は前ハウジング22と後ハウジン
グ23とに分割して形成され、前ハウジング22
の水平側の辺には窓部が設けられてアウターレン
ズ24が例えば接着などで取付けられるものとな
り、後ハウジング23には例えばLEDなどの光
源25が取付けられるものとなつている。 ここで、前記前ハウジング22と後ハウジング
23とを結合し組立るときに、前記した水平側の
辺においては前記前ハウジング22側で発光面積
を最大限に広げるために前記アウターレンズ24
の発光面が可能な限りに近接するものとされてい
るので、ボスなどを設けるためのスペースが無い
狭い縁部22aとなり、依つて前記アウターレン
ズ24に止着穴24aを予めに穿ち、この止着穴
24aを介して螺子26で後ハウジング23に螺
着する構造としている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記に説明したように水平側の
辺のほぼ全面が発光部とされた前ハウジング22
においては、アウターレンズ24の接着面積とし
て充分の巾が得られないものとなり、高度の接着
技術が要求されて手間が係り、生産効率を阻害す
る問題点、およびアウターレンズ24に止着穴2
4aを設け、螺子26で後ハウジング23と止着
したことで、螺子26が正面から観視され、デザ
イン面での美観を損なうものとなる問題点などを
生じ、これら問題点の解決が課題とされるもので
あつた。
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記した従来の課題を解決するため
の具体的な手段として、アウターレンズが配設さ
れた前ハウジングと、光源が配設された後ハウジ
ングと、前記前ハウジングと前記後ハウジングと
の中間に配設されたインナーレンズとで成り、前
記前ハウジングの一方の縁部には前記アウターレ
ンズの発光面が近接して狭い縁部と成る車両用信
号灯具のハウジング構造において、前記前ハウジ
ングを前記アウターレンズと一体に形成し要部に
塗装を施すことでハウジング部とレンズ部とを区
画して前記狭い縁部を構成させ、前記前ハウジン
グと前記インナーレンズの少なくとも前記狭い縁
部に対応する位置には狭幅のインナーレンズ取付
部を設けると共に前記インナーレンズの前記狭い
縁部寄りには前記後ハウジングの側面に達する下
り壁を設け、前記前ハウジングと前記インナーレ
ンズとを前記インナーレンズ取付部で固着させた
後に、前記下り壁と前記後ハウジングとを止着す
ることで、前記前ハウジングと前記後ハウジング
との止着が行われていることを特徴とする車両用
信号灯具のハウジング構造を提供することで、組
立工程を低減すると共に美観も向上させて、前記
した従来の課題を解決するものである。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 第1図、第2図に符号1で示すものは車両用信
号灯具(以下に灯具と略称する)であり、理解を
容易とするために灯具1は従来例で説明したもの
とほぼ同様な略T字状の形状を有するものとして
説明する。尚、第1図は外観図であり、第2図は
断面図である。 この灯具1が前ハウジング2と後ハウジング3
とに分割されて形成されることは前記従来例のも
のと同様であるが、特に前ハウジング2は本考案
により、例えば透明な樹脂部材によりレンズを含
む全体の形状が一体に形成され、レンズ部2aと
成る部分以外に不透明な塗装を施すなどの手段に
より不透明膜4が形成され、前記レンズ部2aと
ハウジング部2bとが区画されるものとなり、こ
れにより、T字状の水平な辺には従来例と同様に
狭い縁部2cが構成されるものとなる。 同時に前記前ハウジング2には背面側にインナ
ーレンズ取付部2dが設けられ、インナーレンズ
5が取付けられる構造とされるが、少なくとも前
記した狭い縁部2cに対応する位置は、例えば超
音波溶着など、取付巾をそれほどに必要としない
構造とされている。 また、前記インナーレンズ5の前記狭い縁部2
cに対応する位置には、前記後ハウジング3の側
面3aと平行するように下り壁5aが設けられ、
光源6を配設した前記後ハウジング3と前ハウジ
ング2とを嵌合させたときには、前記側面3aと
下り壁5aとが略接触するようにされている。 前記に説明したような構造とされた前ハウジン
グ2、後ハウジング3、インナーレンズ5および
光源6を組立るときには、先ず前ハウジング2と
インナーレンズ5とを例えば超音波溶着などで一
体化すると共に、後ハウジング3に光源6を取付
けて置き、更に、前記後ハウジング3の側面3a
とインナーレンズ5の下り壁5aとを取付螺子7
で止着することでインナーレンズ5を介して前ハ
ウジング2と後ハウジング3とが止着されるもの
となり、このようにすることで前記レンズ部2a
の表面から取付螺子7を側面3aに移動し、この
位置、即ちレンズ部2aから無くすることを可能
とするものとなる。 尚、図中に符号2eで示すような脚部など、前
記前ハウジング2とインナーレンズ5、或は、前
ハウジング2と後ハウジング3との接合に、レン
ズ取付ボス2f或はハウジング取付ボス2gを設
けるに充分なスペースがある位置においては、そ
の構造として取付を行うことは自由である。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、前ハウジ
ングとアウターレンズとを一体とし塗装により両
者を区分する構造としたことで、高度となる接着
工程を省略し工程の簡素化が可能となり、以て生
産効率の向上に優れた効果を奏するものとなり、
更にインナーレンズを介して前記前ハウジングと
後ハウジングとを止着する構造としたことで、レ
ンズ表面に止着のための螺子などが観視されるこ
とを無くしてデザイン的な美観の向上にも優れた
効果を併せて奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用信号灯具のハウジ
ング構造の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の−線に沿う断面図、第3図は従来例を一
部破断した状態で示す斜視図である。 1……車両用信号灯具、2……前ハウジング、
2a……レンズ部、2b……ハウジング部、2c
……狭い縁部、2d……インナーレンズ取付部、
2e……脚部、2f……レンズ取付ボス、2g…
…ハウジング取付ボス、3……後ハウジング、3
a……側面、4……不透明膜、5……インナーレ
ンズ、5a……下り壁、6……光源、7……取付
螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターレンズが配設された前ハウジングと、
    光源が配設された後ハウジングと、前記前ハウジ
    ングと前記後ハウジングとの中間に配設されるイ
    ンナーレンズとで成り、前記前ハウジングの一方
    の縁部には前記アウターレンズの発光面が近接し
    て狭い縁部と成る車両用信号灯具のハウジング構
    造において、前記前ハウジングと前記アウターレ
    ンズと一体に形成し要部に塗装を施すことでハウ
    ジング部とレンズ部とを区画して前記狭い縁部を
    構成させ、前記前ハウジングと前記インナーレン
    ズの少なくとも前記狭い縁部に対応する位置には
    狭幅のインナーレンズ取付部を設けると共に前記
    インナーレンズの前記狭い縁部寄りには前記後ハ
    ウジングの側面に達する下り壁を設け、前記前ハ
    ウジングと前記インナーレンズとを前記インナー
    レンズ取付部で固着させた後に、前記下り壁と前
    記後ハウジングとを止着することで、前記前ハウ
    ジングと前記後ハウジングとの止着が行われてい
    ることを特徴とする車両用信号灯具のハウジング
    構造。
JP15952188U 1988-12-08 1988-12-08 Expired JPH0353375Y2 (ja)

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JPH0279505U JPH0279505U (ja) 1990-06-19
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JP7168150B2 (ja) * 2018-12-27 2022-11-09 ダイハツ工業株式会社 光源ユニット

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