JPH0353261B2 - - Google Patents

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JPH0353261B2
JPH0353261B2 JP63252340A JP25234088A JPH0353261B2 JP H0353261 B2 JPH0353261 B2 JP H0353261B2 JP 63252340 A JP63252340 A JP 63252340A JP 25234088 A JP25234088 A JP 25234088A JP H0353261 B2 JPH0353261 B2 JP H0353261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
plate
plate glass
conductive
conductive paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63252340A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01230438A (ja
Inventor
Yoshihiro Morimoto
Tominaga Izumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP25234088A priority Critical patent/JPH01230438A/ja
Publication of JPH01230438A publication Critical patent/JPH01230438A/ja
Publication of JPH0353261B2 publication Critical patent/JPH0353261B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/027Re-forming glass sheets by bending by gravity with moulds having at least two upward pivotable mould sections

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のリヤウインドガラスの如き一
部が大きく折れ曲がつた形状の板ガラスの製造方
法に関する。
(従来の技術) 自動車等のウインドガラスにおいて、板ガラス
の一部を折曲げて形成したガラスが使用されてい
るのは周知である。これら自動車等においては、
そのデザイン上車体となる鋼板をデザイン通りに
成形することは容易である。特に曲面部等が美し
く表れるように車体を成形するとともに、ウイン
ドガラスの部分を多くして車体形状に調和する如
く形成するということは自動車等の外観性を向上
せしめるのに極めて好ましいことである。
しかしながら車体を形成する鋼板はプレス機械
などによつて折曲げながら夫々の車体部分に曲面
を形成するように成形できるにもかかわらず、板
ガラスにおいては鋼板の如き折曲げ成形が難し
く、この板ガラスにおける折曲げ成形の不自由さ
が従来自動車のボデイーデザインの設計上大きな
問題となつていた。
例えば板ガラスの一部を折曲げ線として鋭く折
曲げて形成する折曲げ板ガラスの製造方法として
特開昭53−30620号に開示されるものが知られて
いる。この方法はガラス表面の折曲げるべき部分
に直線状に導電性ペーストをプリントし、板ガラ
ス全体に熱を加えつつ導電性ペーストを焼き付け
る方法である。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来法、つまり板ガラス表面の折曲げ
る部分に沿つて直線状に導電性ペーストをプリン
トし、この導電性ペーストを焼成してなる導電性
通路に通電して曲げ成形すると、導電性通路部分
が他の部分よりも高温となり当該部分を鋭く曲げ
たり、所望の形状に曲げやすくなるはずである
が、板ガラスを自重法等によつて曲げ成形する場
合には、板ガラスの中央部が下方に向つて湾曲す
るダブリが多少なりとも発生し、この分だけ導電
性ペーストを直線状に塗布してもプリントした部
分は板ガラスの中央寄りに引つ張られ、折曲げ線
が中央側に湾曲したり、へこんだり、更には所望
の丸味をもつた形状が得られない。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、折曲げる前の
板ガラスに直線状の折曲げ基準線を設定し、この
基準線に対し板ガラスの上下端において重なり、
板ガラスの中央部において外側に膨らむように板
ガラス表面に導電性ペーストをプリントし、この
状態で板ガラスを金型にセツトして加熱炉に投入
し、導電性ペーストを焼成してなる導電性通路に
通電するようにした。
(作用) 板ガラスを折曲げる際に多少のダブリが発生
し、これによつて導電性ペーストを塗布した部分
は板ガラスの中央寄りに曲がるが、予め導電性ペ
ーストを塗布した部分は基準線よりも外側に湾曲
して塗布しているため、上記曲がりが補正された
状態となる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は自動車のリヤウインドに取り付けられ
た本願発明に係るウインドガラスを示し、第2図
はウインドガラスの正面図、第3図は側面図を示
す。
ウインドガラス1は、板ガラスの両端部を同一
方向に折曲げて形成され、後部1aと側部1b,
1bとから成つている。後部1aと側部1b,1
bの間の折曲げ部には、その内側ガラス表面に導
電性ペーストを焼成してなる曲面状導電性通路が
設けられている。
第2図、第3図から明らかなように後部1a、
側部1b,1bは夫々外側へ膨出する如く湾曲し
て形成されている。従つて本発明に係る折曲げ板
ガラスは第1図中X方向、X1方向、Y方向、Z
方向に湾曲部を形成していることになる。
以上の如く本発明に係る折曲げ板ガラスは三方
向に湾曲して曲面部を形成し、特に第1図の如く
自動車等のウインドガラスに使用されれば丸味を
表した美しい外観を呈する。
次に本願発明に係る上記折曲げ板ガラスの製造
方法を説明する。
第4図に示す折曲げる前の板ガラス2において
折曲げるべき部分に想定した直線状の基準線A,
Aに対し板ガラスの上下端において重なり、板ガ
ラスの中央部において外側に膨らむように湾曲さ
せた導電性通路、具体的には導電性金属、好まし
くは銀の粉末と低融点ガラスと粘結材とを有機溶
媒でペースト状にしたものを板ガラスにプリント
する。この導電性通路3,3の両端に電源に接続
されたクリツプ4…を接続して、通電可能の状態
にする。
尚、クリツプ4を接続せず、導電性ペーストを
焼成してなる導電性通路3に加熱炉内に設けた給
電端子等を炉内通過中に直接接触せしめるように
してもよい。
また板ガラスの加熱炉内への搬入は第5図に示
すような金型5の板ガラス支持枠6に板ガラス2
を設置した状態で行なわれる。金型5の水平部5
aから分割される両側部5b,5bは軸O…を中
心に回動し起倒自在に水平部5aに取り付けられ
る。側部5b,5bには夫々重り7…が固設さ
れ、通常ガラス2が設置されている状態では第5
図に示す如く側部5b,5bは板ガラス2の重さ
のため重成り7…に抗して倒れる如く配置されて
いる。第5図中想像線で示された板ガラス2はそ
の周縁を支持枠6に支えられ、その中央部2aで
は水平部5aの支持枠6a,6aで、側部5b,
5bでは支持枠6b,6bで支えられる。第5図
に示した板ガラスは第4図の板ガラスに比し形状
が若干異なるが他の構成は第4図と同じである。
上記支持枠6の各部分6a,6aには第5図で
図示されるように長さ方向に長さ方向に湾曲部を
形成している。支持枠6は側部5b,5bが倒れ
ている状態のときには、支持枠6a,6bの夫々
の最高点が同一水平面内に配置されるように構成
され、このため板ガラス2は水平設置される。又
側部5b,5bが起立した時には第6図に示すよ
うに支持枠6aの端部と、支持枠6b,6bの
夫々の端部とが一致するように構成されている。
以上の如く金型5上に設けた板ガラス2を例え
ば加熱炉等で450°〜600℃に加熱し、導電性通路
3,3に加熱炉内の所定位置まできたら電流を流
す。すると、板ガラスは熱によつて軟化し、板ガ
ラス2の両側部2b,2bでガラスが金型側部5
b,5bを押圧する力が弱くなつてくる。これに
よつて重り7,7による重さが前記押圧力よりも
相対的に大きくなると、重り7,7は下降し始
め、逆に側部5b,5bは軸Oの周りに回動して
起立し始める。板ガラス側部2b,2bは軟化し
ているため、支持枠6b,6bによつて湾曲させ
られつつ、導電性通路3,3によつて折曲げるべ
き部分を集中的に加熱されるため、導電性通路
3,3に沿つた形状で折曲げ始める。他方中央部
2aは加熱によつて軟化し、自重のため全体的に
下方へへこみ、支持枠6a,6aに支えられて支
持枠6a,6aの湾曲形状に沿つた形で湾曲す
る。この結果、最終段階では第6図に示す如き形
状に板ガラス2は折曲げられて成形される。板ガ
ラスが所定の形状に形成された段階で導電性通路
3,3への通電を中止する。
以上の実施例の如く本発明に係る折曲げ板ガラ
スを製造することができ、板ガラス表面に2に接
近して設けられる導電性通路3,3を湾曲させる
度合並びに湾曲させる方法は両側の板ガラス部分
に形成する曲面形状に応じて任意に決定すること
ができる。更にこの導電性通路3,3の湾曲形状
を設けることによつて板ガラスの形状に任意に調
整することも可能である。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、折曲げ前
の板ガラスの折曲げるべき部分に直線状の基準線
を設定し、この基準線よりもガラスの中央部にお
いて外側に膨らむように導電性ペーストをプリン
トし、この導電性ペーストを焼成してなる導電性
通路に加熱炉通過中に通電して他の部分よりも集
中的に加熱するようにしたので、板ガラスの曲げ
成形の際にダブリがある程度生じて導電性通路の
部分が内方に湾曲しても、予め導電性通路は外側
に湾曲して形成されているので、上記内方への湾
曲と相殺されて目的とする曲げ形状が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のリヤウインドを示した図、第
2図はリヤインドの正面図、第3図はリヤウイン
ドの側面図、第4図は板ガラスに導電性通路を設
けた図、第5図は金型にセツトされた板ガラスの
図、第6図は折曲げ作業が終了した図である。 尚、図面中、1は折曲げられた板ガラス、2は
板ガラス、3は導電性通路、5は金型である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平板状板ガラスの折曲げる部分に直線状の基
    準線を設定し、この基準線に対し板ガラスの上下
    端において重なり、板ガラスの中央部において外
    側に膨らむように板ガラス表面に導電性ペースト
    を塗布し、この後板ガラスを金型上に載置して加
    熱炉内に投入し、前記導電性ペーストを焼成して
    形成される導電性通路に通電して他の部分よりも
    高温に加熱し、この高温となつた部分を折曲げる
    ようにしたことを特徴とする折曲げ板ガラスの製
    造方法。
JP25234088A 1988-10-06 1988-10-06 折曲げ板ガラスの製造方法 Granted JPH01230438A (ja)

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JP25234088A JPH01230438A (ja) 1988-10-06 1988-10-06 折曲げ板ガラスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB0624190D0 (en) * 2006-12-04 2007-01-10 Pilkington Glass Ltd Gravity bending glass sheets

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259061A (ja) * 1985-09-09 1987-03-14 Kawaguchiko Seimitsu Kk デイジ−ホイ−ル式印字装置の印字制御方法

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