JPH035295A - 可変ピッチプロペラ式舶用減速逆転機 - Google Patents

可変ピッチプロペラ式舶用減速逆転機

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JPH035295A
JPH035295A JP13883289A JP13883289A JPH035295A JP H035295 A JPH035295 A JP H035295A JP 13883289 A JP13883289 A JP 13883289A JP 13883289 A JP13883289 A JP 13883289A JP H035295 A JPH035295 A JP H035295A
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JP
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piping
shaft
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valve unit
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Yukiyasu Mizuno
水野 幸保
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、可変ピッチプロペラ式舶用減速逆転機にお
いて、その変節装置のバルブユニットと減速逆転機用の
油通路を備えたターミナルプレートの取付は構造に関す
るものである。
従来の技術 可変ピッチプロペラにおいては、プロペラのピッチ角を
油圧シリンダ等の油圧アクチュエータによって行なって
おり、切換弁によって切り換えられた作動油を、プロペ
ラシャフト上のシリンダへ供給して、プロペラの変節を
行なうようにしている。この場合変節用の切換弁は、油
圧回路中のリリーフ弁等とともに1つの一体的なユニッ
トとされており、従来においては、このようなバルブユ
ニットを、造船所で船体へ固定して、同じくその造船所
で前記油圧シリンダ側との配管接続や、減速機に取り付
けられた作動油ポンプとの配管接続を行なっている。
発明が解決しようとする課題 上記のように、従来においては、変節用のバルブユニッ
トを船体側へ取り付ける構造のため、上記のように造船
所で据え付ける必要があり、かつ、同じく造船所で配管
の接続を行なうことから、配管の接続トラブルを生じや
すく、また、配管自体の固定も充分に行なうことができ
ず、振動による亀裂、損傷を生じるといった不都合があ
る。
この発明は、このような従来のバルブユニットの取付は
構造の不都合を解消することを目的としてなされたもの
である。
課題を解決するだめの手段 上記の課題を解決するため、この発明では、可変プロペ
ラへの動力伝達経路中に減速逆転機を備えた可変ピッチ
プロペラ式舶用減速逆転機において、ピッチ角変節装置
のバルブユニットと減速逆転機用の油通路を備えたター
ミナルプレートとを減速逆転機ケースの上面へ取り付け
たことを特徴とするものである。
作  用 上記のように、この発明では、バルブユニット及びその
配管部を固定するターミナルプレートが減速機のケース
上面へ取り付けられていることから、造船所で船体へ取
り付けることによる配管接続のトラブルや、配管の振動
による亀裂の問題を解消することができる。
実施例 第3図は、この発明の減速機としての舶用減速逆転機(
1)を、そのケース(2)部分で縦断して示すこの発明
の実施例である。減速逆転機ケース(2)内には、その
下側に機関側へ連結される人力軸(3)と、プロペラシ
ャフト側へ連結される出力軸(4)が、互いに同芯上に
配置されている。これら人力軸(3)と出力軸(4)の
上方部に、前進クラッチ(5)を備えたクラッチ軸(6
)が軸支され、人力軸(3)の動力を、前進クラッチ(
5)から出力軸(4)側へ伝達するようにしている。ま
た、第2図で示すように、このクラッチ軸(6)の側方
に後進用のクラッチ軸(20)が平行に軸支されており
、そのクラッチ軸(20)上に取り付けた後進クラッチ
を介して、同様に出力軸(4)側に後進動力が伝えられ
るようになっている。なお、その場合の後進クラッチは
、可変ピッチプロペラ機構が故障した場合の緊急用とし
て使用されるものである。
減速逆転機ケース(2)の後壁面より突出する出力軸(
4)上には、この突出部分において、変節用の作動油を
出力軸(4)内の油路を介して図示しないシリンダ側へ
供給するための給油筒(7)が外嵌されて、減速逆転機
ケース(2)側へ固定されている。また、前進クラッチ
軸(6)の後端邪には、同じく減速逆転機ケース(2)
の外側において、そのクラッチ軸(6)によって駆動さ
れる作動油ポンプ(8)が、後方に突出した状態で取り
付けられている。
更に、減速逆転機ケース(2)の上面には、第1図及び
第2図でも示すように、前端部寄りの位置に、取付は台
(9)によってこの発明の変節用バルブユニッ) (1
0)が据え付けられている。このバルブユニット(10
)の後方部分には、作動油及び潤滑油用のターミナルプ
レート(11)がケース(2)上面に取り付けられ、更
にその左側方に、減速逆転機(1)用の前後進切換弁(
12) 、調圧弁(13) 、こし器(14)  (1
4)及び安全弁(15)を一体に装備した油路プレー)
 (16)が固定されている。作動油ポンプ(8)より
吐出される前後進切換え用の作動油は、第1図の配管(
17)より前記油路ブレー) (16)へ供給され、こ
の油路ブレー) (16)内の作動油路を通って、前記
こし器(14) 、安全弁(15)及び調圧弁(13)
を経て、前後進切換弁(12)により切り換えられた後
、前進側においては配管 (18)により、後進側にお
いては配管(19)によって前記のターミナルプレート
(11)側へ供給されるようになっている。第4図〜第
6図は、上記ターミナルプレー) (11)の構造を°
示しており、このターミナルプレート (11)には、
その上面に前進側の大口ポー) (21)と後進側の人
口ポー) (22)が形成され、これらに前記の配管(
17)  (18)が接続される。そして、ターミナル
プレート(11)内に形成した油路(23)  (24
)により、その裏面側の出口(25)  (26)から
減速逆転機ケース(2)の壁部に形成した通路を通って
、前記クラッチ軸(6)  (20>より前進クラッチ
(5)または後進クラッチへ送られるようになっている
。更に、ターミナルプレート(11)には、前記作動油
油路(23)  (24)と平行にして潤滑油通路(2
7)が形成され、減速逆転機ケース(2)の側面に取り
付けた潤滑油冷却器(28)を通過して供給される潤滑
油が、このターミナルプレートの通路(27)を通って
、その裏面側に形成した前進側の出口(28)と後進側
の出口(29)によって、同じく減速逆転機ケース(2
)内の各クラッチ軸(6)  (20)等要潤滑部へ送
られるようになっている。
他方、作動油ポンプ(8)によって吐出された変節用の
作動油は、ターミナルブレー) (11)の上面へ固定
された高圧用ラインフィルター(30)を介して、配管
(31)から、前記のバルブユニット(10)側へ供給
されるようになっている。このバルブユニッ) (10
)内における一対の変節切換弁(31)  (31)に
よって切り換えられた圧油が、前進側においては、配管
(32)により前記の給油筒(7)へ、後進側において
は、もう1つの配管(33)によって同じく給油筒(7
)へ供給するよう接続されている。バルブユニッ)  
(10)は、これらの切換弁(36)  (36)及び
リリーフ弁(36)等から構成されている。これら前進
及び後進側へ変節作動油を供給するだめの配管(32)
  (33)は、前記ターミナルブレー) (11)上
方邪を通過して、略直線状に前後方向に延長された後、
下側に屈曲されて減速逆転機ケース(2)の後側面に沿
って給油筒(7)側まで延出されている。第2図で示す
ように、前記のラインフィルター(30)は、取付は台
(34)によってターミナルブレー) (11)へ固定
され、このラインフィルター(30)及びその配管(3
1) R分の振れを防止するようになっている。また、
作動油ポンプ(8)からバルブユニッ) (10)への
供給配管(31) 、同じくバルブユニッ) (10)
から給油筒(7)側への配管(32)(33)は、とも
にステー(35)  (35)を介して、ターミナルプ
レート(11)へそれらの配管(31)(32)  (
33)の振れを防止するようにしている。
特に、変節用の作動油は70kg/catと非常に高圧
であり、そのため、それらの配管(31)  (32)
  (33)が振動すると亀裂、損傷する虞れがあるが
、このようにターミナルブレー) (11)側へ固定す
ることによって、そのような振動を抑えるよう確実に固
定できたものである。図中(37)は潤滑用配管である
発明の効果 この発明によれば、変節用のバルブユニット及びその配
管を固定するターミナルプレートが減速逆転機ケースの
上面に固定されており、それゆえ、従来のように造船所
で船体へ固定するものと異なって、減速機側へ取り付け
られる作動油ポンプ及び同じ(減速機側の出力軸上へ取
り付けられる給油筒との間の配管接続のトラブルを生ず
ることがなく、また、その接続も確実に行なうことがで
きて、振動による亀裂、損傷等の発生を大きく抑えるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示す減速逆転機の平面図
、第2図は、同じく減速逆転機の後部から見た側面図、
第3図は、バルブユニットとターミナルプレートを取り
付けた減速逆転機をケース部分で縦断して示す縦断面図
、第4図は、ターミナルプレートの平面図、第5図は、
同じく側面図、第6図は、ターミナルプレートの要部縦
断面図である。 (1)・・・減速逆転機、 (2)・・・減速逆転機ケース、 (10)・・・バルブユニット、 (11)・・・ターミナルプレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可変プロペラへの動力伝達経路中に減速逆転機を備えた
    可変ピッチプロペラ式舶用減速逆転機において、ピッチ
    角変節装置のバルブユニットと減速逆転機用の油通路を
    備えたターミナルプレートとを減速逆転機ケースの上面
    へ取り付けたことを特徴とする可変ピッチプロペラ式舶
    用減速逆転機。
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