JPH10194196A - 舶用逆転機 - Google Patents
舶用逆転機Info
- Publication number
- JPH10194196A JPH10194196A JP9017417A JP1741797A JPH10194196A JP H10194196 A JPH10194196 A JP H10194196A JP 9017417 A JP9017417 A JP 9017417A JP 1741797 A JP1741797 A JP 1741797A JP H10194196 A JPH10194196 A JP H10194196A
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- Japan
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- gear
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- gears
- output shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アングル・ドライブ方式における伝動経路の
屈折を舶用逆転機の内部で与える構造において、安価な
円錐歯車を３個用いて、逆転ケース内での傾斜軸を出力
軸のみとすることによりケース製作を容易にしつつ、各
円錐歯車の強度アップを図る。 【解決手段】 入力軸と中間軸と出力軸とを備え、入力
軸及び中間軸上にそれぞれ入力歯車を固定設置して該両
入力歯車を互いに噛み合わせると共に、入力軸及び中間
軸上にそれぞれ小歯車を遊嵌設置して該両小歯車を出力
軸上に固定設置した大歯車と噛み合わせ、上記小歯車を
各軸に結合自在な正転クラッチと逆転クラッチを設けて
ある舶用逆転機において、逆転ケース内の第１仮想平面
上に入力軸に対し出力軸を傾斜配置すると共に、前記第
１仮想平面と交差する第２仮想平面上に入力軸に対し中
間軸を平行配置する一方、前記各入力歯車を円筒歯車に
構成すると共に、前記各小歯車と前記大歯車とを円錐歯
車に構成した。
屈折を舶用逆転機の内部で与える構造において、安価な
円錐歯車を３個用いて、逆転ケース内での傾斜軸を出力
軸のみとすることによりケース製作を容易にしつつ、各
円錐歯車の強度アップを図る。 【解決手段】 入力軸と中間軸と出力軸とを備え、入力
軸及び中間軸上にそれぞれ入力歯車を固定設置して該両
入力歯車を互いに噛み合わせると共に、入力軸及び中間
軸上にそれぞれ小歯車を遊嵌設置して該両小歯車を出力
軸上に固定設置した大歯車と噛み合わせ、上記小歯車を
各軸に結合自在な正転クラッチと逆転クラッチを設けて
ある舶用逆転機において、逆転ケース内の第１仮想平面
上に入力軸に対し出力軸を傾斜配置すると共に、前記第
１仮想平面と交差する第２仮想平面上に入力軸に対し中
間軸を平行配置する一方、前記各入力歯車を円筒歯車に
構成すると共に、前記各小歯車と前記大歯車とを円錐歯
車に構成した。
Description
【０００１】本発明は、船舶、特に小型船舶の推進のた
めに設置される舶用逆転機に関し、アングルドライブ方
式の船舶において好適に用いられる逆転機を提供するも
のである。
めに設置される舶用逆転機に関し、アングルドライブ方
式の船舶において好適に用いられる逆転機を提供するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】舶用逆転機は周知のように、入力軸と中
間軸と出力軸とを備え、入力軸及び中間軸上にそれぞれ
入力歯車を固定設置して該両入力歯車を互いに噛み合わ
せると共に、入力軸及び中間軸上にそれぞれ小歯車を遊
嵌設置して該両小歯車を出力軸上に固定設置した大歯車
と噛み合わせ、上記小歯車を各軸に結合自在な正転クラ
ッチと逆転クラッチを設けてあるものに、構成される。
ところで、小型船舶では居住空間の下方に位置するエン
ジン・ルームの高さを可能な限り低く抑えて居住空間を
広く確保することが望ましく、そのため、傾斜姿勢のプ
ロペラ軸に対しエンジンは水平姿勢で設置できるよう
に、減速機の内部でプロペラ軸への伝動経路に傾斜を与
える技術が開発されている。
間軸と出力軸とを備え、入力軸及び中間軸上にそれぞれ
入力歯車を固定設置して該両入力歯車を互いに噛み合わ
せると共に、入力軸及び中間軸上にそれぞれ小歯車を遊
嵌設置して該両小歯車を出力軸上に固定設置した大歯車
と噛み合わせ、上記小歯車を各軸に結合自在な正転クラ
ッチと逆転クラッチを設けてあるものに、構成される。
ところで、小型船舶では居住空間の下方に位置するエン
ジン・ルームの高さを可能な限り低く抑えて居住空間を
広く確保することが望ましく、そのため、傾斜姿勢のプ
ロペラ軸に対しエンジンは水平姿勢で設置できるよう
に、減速機の内部でプロペラ軸への伝動経路に傾斜を与
える技術が開発されている。
【０００３】そのような技術のうち、実開昭６２ー２０
３７９９号には、逆転機の内部の伝動経路中において傾
斜を得るための円錐歯車を用いて経済性の高いコンパク
トな逆転機を構成することが提案されている。具体的に
はこの円錐歯車は前記入力歯車の各々と前記大歯車とに
構成されている。
３７９９号には、逆転機の内部の伝動経路中において傾
斜を得るための円錐歯車を用いて経済性の高いコンパク
トな逆転機を構成することが提案されている。具体的に
はこの円錐歯車は前記入力歯車の各々と前記大歯車とに
構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記技術によれば、そ
れら３個の円錐歯車を用いるに、入力軸と中間軸とを仮
想円錐の２つの母線上に配置すると共に出力軸を該仮想
円錐の中心線上に配置させており、そのため、水平姿勢
の入力軸に対し中間軸、出力軸のいずれもが必然的に傾
斜姿勢で逆転ケースに軸受支持されることになる。しか
しながら、逆転ケースの製作工程においてこれらの軸を
支持するための軸受部を形成するには、切削工具に対し
て逆転ケースの内壁面を様々な角度にセットしなければ
ならないので加工作業が複雑となりケース加工に多大な
時間を要する、といった不具合があった。
れら３個の円錐歯車を用いるに、入力軸と中間軸とを仮
想円錐の２つの母線上に配置すると共に出力軸を該仮想
円錐の中心線上に配置させており、そのため、水平姿勢
の入力軸に対し中間軸、出力軸のいずれもが必然的に傾
斜姿勢で逆転ケースに軸受支持されることになる。しか
しながら、逆転ケースの製作工程においてこれらの軸を
支持するための軸受部を形成するには、切削工具に対し
て逆転ケースの内壁面を様々な角度にセットしなければ
ならないので加工作業が複雑となりケース加工に多大な
時間を要する、といった不具合があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力軸１と中
間軸２と出力軸３とを備え、入力軸１及び中間軸２上に
それぞれ入力歯車４、５を固定設置して該両入力歯車
４、５を互いに噛み合わせると共に、入力軸１及び中間
軸２上にそれぞれ小歯車６、７を遊嵌設置して該両小歯
車６、７を出力軸３上に固定設置した大歯車８と噛み合
わせ、上記小歯車６、７を各軸１、２に結合自在な正転
クラッチ９と逆転クラッチ１０を設けてある舶用逆転機
に係り、前述の課題を解決するために、逆転ケース１１
内の第１仮想平面Ａ上に入力軸１に対し出力軸３を傾斜
配置すると共に、前記第１仮想平面Ａと交差する第２仮
想平面Ｂ上に入力軸１に対し中間軸２を平行配置する一
方、前記各入力歯車４、５を円筒歯車に構成すると共
に、前記各小歯車６、７と前記大歯車８とを円錐歯車に
構成する、といった技術的手段を講じた。
間軸２と出力軸３とを備え、入力軸１及び中間軸２上に
それぞれ入力歯車４、５を固定設置して該両入力歯車
４、５を互いに噛み合わせると共に、入力軸１及び中間
軸２上にそれぞれ小歯車６、７を遊嵌設置して該両小歯
車６、７を出力軸３上に固定設置した大歯車８と噛み合
わせ、上記小歯車６、７を各軸１、２に結合自在な正転
クラッチ９と逆転クラッチ１０を設けてある舶用逆転機
に係り、前述の課題を解決するために、逆転ケース１１
内の第１仮想平面Ａ上に入力軸１に対し出力軸３を傾斜
配置すると共に、前記第１仮想平面Ａと交差する第２仮
想平面Ｂ上に入力軸１に対し中間軸２を平行配置する一
方、前記各入力歯車４、５を円筒歯車に構成すると共
に、前記各小歯車６、７と前記大歯車８とを円錐歯車に
構成する、といった技術的手段を講じた。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて詳細に説明する。図１に示すように逆転ケース１
１内において、入力軸１は水平姿勢で回転自在に軸受支
持されて逆転ケース１１から前方へ延出しエンジンフラ
イホィール１２に対しダンパー継手１３を介して接続さ
れるものとされ、また出力軸３は、船尾に傾斜姿勢に配
設されたプロペラ軸（図示せず）の傾斜角度に合わせて
後ろ下方向きの傾斜姿勢で回転自在に軸受支持されて逆
転ケース１１から後方へ延出し、プロペラ軸を連結する
のに用いるカップリングハーフ１４をその後端に装備す
る。
づいて詳細に説明する。図１に示すように逆転ケース１
１内において、入力軸１は水平姿勢で回転自在に軸受支
持されて逆転ケース１１から前方へ延出しエンジンフラ
イホィール１２に対しダンパー継手１３を介して接続さ
れるものとされ、また出力軸３は、船尾に傾斜姿勢に配
設されたプロペラ軸（図示せず）の傾斜角度に合わせて
後ろ下方向きの傾斜姿勢で回転自在に軸受支持されて逆
転ケース１１から後方へ延出し、プロペラ軸を連結する
のに用いるカップリングハーフ１４をその後端に装備す
る。
【０００７】中間軸２は図２に示すように、入力軸１と
平行な水平姿勢で回転自在に逆転ケース１１内で軸受支
持されている。
平行な水平姿勢で回転自在に逆転ケース１１内で軸受支
持されている。
【０００８】入力軸１と中間軸２上にはそれぞれ、入力
歯車４、５が固定設置されて常時噛み合っている。各入
力歯車４、５にはクラッチシリンダ４ａ、５ａを一体形
成してある。また、小歯車６、７が遊嵌設置され、その
各々のボス部には各クラッチシリンダ４ａ、５ａ内へ延
出する延出部６ａ、７ａを一体形成してある。
歯車４、５が固定設置されて常時噛み合っている。各入
力歯車４、５にはクラッチシリンダ４ａ、５ａを一体形
成してある。また、小歯車６、７が遊嵌設置され、その
各々のボス部には各クラッチシリンダ４ａ、５ａ内へ延
出する延出部６ａ、７ａを一体形成してある。
【０００９】各小歯車６、７が常時噛み合う大歯車８が
出力軸３上に固定設置されている。逆転ケース１１内に
おいて、図３、図４に示すように入力軸１の軸心１ａと
出力軸３の軸線３ａとが位置する第１仮想平面Ａ上では
両軸線１ａ、３ａが或る一点で交差するよう入力軸１に
対して出力軸３を傾斜配置させてあるので、小歯車６と
大歯車８とは、安価に製作できる円錐歯車で構成される
ことになる。
出力軸３上に固定設置されている。逆転ケース１１内に
おいて、図３、図４に示すように入力軸１の軸心１ａと
出力軸３の軸線３ａとが位置する第１仮想平面Ａ上では
両軸線１ａ、３ａが或る一点で交差するよう入力軸１に
対して出力軸３を傾斜配置させてあるので、小歯車６と
大歯車８とは、安価に製作できる円錐歯車で構成される
ことになる。
【００１０】一方、入力軸１の軸線１ａと中間軸２の軸
心２ａとが位置する第２仮想平面Ｂ上では両軸線１ａ、
２ａが互いに交差しないよう入力軸１に対して中間軸２
を平行配置させてあるので各入力歯車４、５は円筒歯車
で構成されることになる。また、中間軸２の軸心２ａと
出力軸３の軸線３ａとが位置する第３仮想平面Ｃ上でみ
た場合には、両軸線２ａ、３ａは或る一点で交差するよ
う食い違い状に配置されるので、円錐歯車の大歯車８に
対して噛み合う小歯車７は円錐歯車に構成される。
心２ａとが位置する第２仮想平面Ｂ上では両軸線１ａ、
２ａが互いに交差しないよう入力軸１に対して中間軸２
を平行配置させてあるので各入力歯車４、５は円筒歯車
で構成されることになる。また、中間軸２の軸心２ａと
出力軸３の軸線３ａとが位置する第３仮想平面Ｃ上でみ
た場合には、両軸線２ａ、３ａは或る一点で交差するよ
う食い違い状に配置されるので、円錐歯車の大歯車８に
対して噛み合う小歯車７は円錐歯車に構成される。
【００１１】前記クラッチシリンダ４ａ、５ａと延出部
６ａ、７ａとの間には、クラッチシリンダ４ａ、５ａと
延出部６ａ、７ａとにそれぞれ複数の摩擦板を摺動のみ
自在に設置すると共に、クラッチシリンダ４ａ、５ａ内
に戻しバネ１７、１８により入力歯車４、５方向に摺動
付勢されたピストン１９、２０を配設し、戻しバネ１
７、１８反対側の油室２１、２２に圧油を供給しピスト
ン１９、２０を移動させて摩擦板間の係合を得る、油圧
クラッチ式の正転クラッチ９と逆転クラッチ１０が構成
されている。
６ａ、７ａとの間には、クラッチシリンダ４ａ、５ａと
延出部６ａ、７ａとにそれぞれ複数の摩擦板を摺動のみ
自在に設置すると共に、クラッチシリンダ４ａ、５ａ内
に戻しバネ１７、１８により入力歯車４、５方向に摺動
付勢されたピストン１９、２０を配設し、戻しバネ１
７、１８反対側の油室２１、２２に圧油を供給しピスト
ン１９、２０を移動させて摩擦板間の係合を得る、油圧
クラッチ式の正転クラッチ９と逆転クラッチ１０が構成
されている。
【００１２】油圧クラッチ９、１０に対する油圧給排用
の油路板２３は逆転ケース１１の背面上に設けられ、油
圧ポンプ２４は油路板２３の背面上に中間軸２にて駆動
されるように設置されている。この油圧ポンプ２４から
吐出された油は図外の、通例のコントロールバルブの人
為的な切換操作により油路板２３を通じて正転クラッチ
９と逆転クラッチ１０のいずれかの油室２１、２２へ択
一的に導入されて係合するように、図られている。な
お、図１において２５は、逆転ケース１１の上面上に設
置したオイルクーラである。
の油路板２３は逆転ケース１１の背面上に設けられ、油
圧ポンプ２４は油路板２３の背面上に中間軸２にて駆動
されるように設置されている。この油圧ポンプ２４から
吐出された油は図外の、通例のコントロールバルブの人
為的な切換操作により油路板２３を通じて正転クラッチ
９と逆転クラッチ１０のいずれかの油室２１、２２へ択
一的に導入されて係合するように、図られている。な
お、図１において２５は、逆転ケース１１の上面上に設
置したオイルクーラである。
【００１３】
【発明の効果】以上、本発明はアングル・ドライブ方式
における伝動経路の屈折を、円錐歯車の利用により舶用
逆転機の内部で与える構造において、逆転ケース１１内
の第１仮想平面Ａ上に入力軸１に対し出力軸３を傾斜配
置すると共に、前記第１仮想平面Ａと交差する第２仮想
平面Ｂ上に入力軸１に対し中間軸２を平行配置して、入
力軸１と中間軸２とを噛み合いにより連動連結する入力
歯車４、５を円筒歯車に構成して入力軸１と中間軸２間
を所要のように連動連結すると共に、入力軸１及び中間
軸２を出力軸３に噛み合いにより連動連結する両軸１、
２上の小歯車６、７及び出力軸３上の大歯車８を円錐歯
車に構成して所要の連動連結を得る構造を採用したの
で、安価に製作できる円錐歯車を３個使用して歯車加工
の経費アップを抑制しつつ、入力軸１、中間軸２、出力
軸３のうち逆転ケース１１内で傾斜姿勢に軸受支持させ
る回転軸を出力軸３のみとすることができ、これによっ
て、逆転ケースの製作工程における軸受部の加工作業が
容易に行えるようになり加工時間も短縮される。
における伝動経路の屈折を、円錐歯車の利用により舶用
逆転機の内部で与える構造において、逆転ケース１１内
の第１仮想平面Ａ上に入力軸１に対し出力軸３を傾斜配
置すると共に、前記第１仮想平面Ａと交差する第２仮想
平面Ｂ上に入力軸１に対し中間軸２を平行配置して、入
力軸１と中間軸２とを噛み合いにより連動連結する入力
歯車４、５を円筒歯車に構成して入力軸１と中間軸２間
を所要のように連動連結すると共に、入力軸１及び中間
軸２を出力軸３に噛み合いにより連動連結する両軸１、
２上の小歯車６、７及び出力軸３上の大歯車８を円錐歯
車に構成して所要の連動連結を得る構造を採用したの
で、安価に製作できる円錐歯車を３個使用して歯車加工
の経費アップを抑制しつつ、入力軸１、中間軸２、出力
軸３のうち逆転ケース１１内で傾斜姿勢に軸受支持させ
る回転軸を出力軸３のみとすることができ、これによっ
て、逆転ケースの製作工程における軸受部の加工作業が
容易に行えるようになり加工時間も短縮される。
【００１４】しかも、円錐歯車に構成する大歯車８に対
して噛み合う小歯車６、７の各々を円錐歯車に構成した
ことにより、各歯車６、７、８一つあたりの円錐角度を
小さくすることが可能となるので、歯車設計の自由度が
広がって歯幅の長い噛合作用面の大きくしたものに形成
でき、これにより各歯車６、７、８を強度アップして大
馬力の船舶に適用可能な逆転機を提供することができ
る。
して噛み合う小歯車６、７の各々を円錐歯車に構成した
ことにより、各歯車６、７、８一つあたりの円錐角度を
小さくすることが可能となるので、歯車設計の自由度が
広がって歯幅の長い噛合作用面の大きくしたものに形成
でき、これにより各歯車６、７、８を強度アップして大
馬力の船舶に適用可能な逆転機を提供することができ
る。
【図１】本発明に係る舶用逆転機の側面断面図である。
【図２】同じくその一部分の側面断面図である。
【図３】同じくその軸配置を説明する模式的斜視図であ
る。
る。
【図４】同じく軸配置を示す正面図である。
１ 入力軸 ２ 中間軸 ３ 出力軸 ４ 入力歯車（円筒歯車） ５ 入力歯車（円筒歯車） ６ 小歯車（円錐歯車） ７ 小歯車（円錐歯車） ８ 大歯車（円錐歯車）
Claims (1)
- 【請求項１】 入力軸１と中間軸２と出力軸３とを備
え、入力軸１及び中間軸２上にそれぞれ入力歯車４、５
を固定設置して該両入力歯車４、５を互いに噛み合わせ
ると共に、入力軸１及び中間軸２上にそれぞれ小歯車
６、７を遊嵌設置して該両小歯車６、７を出力軸３上に
固定設置した大歯車８と噛み合わせ、上記小歯車６、７
を各軸１、２に結合自在な正転クラッチ９と逆転クラッ
チ１０を設けてある舶用逆転機において、逆転ケース１
１内の第１仮想平面Ａ上に入力軸１に対し出力軸３を傾
斜配置すると共に、前記第１仮想平面Ａと交差する第２
仮想平面Ｂ上に入力軸１に対し中間軸２を平行配置する
一方、前記各入力歯車４、５を円筒歯車に構成すると共
に、前記各小歯車６、７と前記大歯車８とを円錐歯車に
構成したことを特徴とする舶用逆転機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9017417A JPH10194196A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 舶用逆転機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9017417A JPH10194196A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 舶用逆転機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10194196A true JPH10194196A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11943440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9017417A Pending JPH10194196A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 舶用逆転機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10194196A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1522491A2 (en) * | 2003-09-22 | 2005-04-13 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Boat propulsion system |
| JP2006103554A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 舶用減速逆転機 |
| JP2012149715A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Tcm Corp | 常時噛合式変速機 |
| JP2013011355A (ja) * | 2012-08-24 | 2013-01-17 | Yanmar Co Ltd | 舶用減速逆転機 |
| CN109505929A (zh) * | 2018-12-19 | 2019-03-22 | 杭州萧山江南通用机械厂 | 一种斜角传动船用齿轮箱 |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP9017417A patent/JPH10194196A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1522491A2 (en) * | 2003-09-22 | 2005-04-13 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Boat propulsion system |
| EP1522491A3 (en) * | 2003-09-22 | 2005-06-22 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Boat propulsion system |
| US6988917B2 (en) | 2003-09-22 | 2006-01-24 | Kazuhiko Ohtsuki | Boat propulsion system |
| US7168997B2 (en) | 2003-09-22 | 2007-01-30 | Kazuhiko Ohtsuki | Boat propulsion system |
| EP1762486A1 (en) * | 2003-09-22 | 2007-03-14 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Boat propulsion system |
| JP2006103554A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 舶用減速逆転機 |
| JP2012149715A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Tcm Corp | 常時噛合式変速機 |
| JP2013011355A (ja) * | 2012-08-24 | 2013-01-17 | Yanmar Co Ltd | 舶用減速逆転機 |
| CN109505929A (zh) * | 2018-12-19 | 2019-03-22 | 杭州萧山江南通用机械厂 | 一种斜角传动船用齿轮箱 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070209 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070220 |
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