JPH0352868Y2 - - Google Patents

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JPH0352868Y2
JPH0352868Y2 JP16247886U JP16247886U JPH0352868Y2 JP H0352868 Y2 JPH0352868 Y2 JP H0352868Y2 JP 16247886 U JP16247886 U JP 16247886U JP 16247886 U JP16247886 U JP 16247886U JP H0352868 Y2 JPH0352868 Y2 JP H0352868Y2
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cleaning
human body
circuit
private parts
toilet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、便鉢内の洗浄ノズルから洗浄水を噴
出して人体の局部を洗浄する装置にあつて、悪戯
等による洗浄水の無益な噴出を防止するようにし
た技術に関するものである。
〔従来の技術〕
最近では、使用者の局部へ洗浄水(温水の場合
を含む)を噴出して、使用後の局部を洗浄するよ
うにした装置が便器に取り付けられる傾向にあ
る。而して、このような局部洗浄装置を備えた便
器にあつては、幼児等が悪戯に局部洗浄装置のス
イツチ類を触つたり、或いは老人等が試験を行う
ためにスイツチを誤操作することがある。そのた
め、真の便器使用状態でないにも拘わらず、洗浄
ノズルから洗浄水が噴出され、幼児や老人の顔や
身体の一部又は天井等に当たつて濡れることがあ
り、衣服が汚れたり、衣服にシミが残つたり、ま
たは天井及び床面壁が早期に腐蝕し易くなる等の
欠点があつた。特に、スイツチ類をON操作した
ままトイレ室から出た場合には、洗浄水が噴出さ
れつぱなしになるという欠点があつた。
そのため、従来にあつては使用者が便座に着座
している場合にのみ局部洗浄装置の洗浄回路が動
作可能状態になるように、安全装置として洗浄回
路の操作スイツチ以外に前記洗浄回路のON・
OFFを制御する回路を便座に設置している。こ
のような従来の制御回路の構成は、重力センサー
又は圧力センサーを便座の下部側に設置するか、
或いは反射型・透過型の光電検出器を便座外側
(便座に直接設けられている場合と壁面に付けら
れている場合がある)の着座領域に設置し、これ
らの検知手段により使用者が便座に着座している
かどうかを検知してその検知信号により局部洗浄
装置を操作スイツチの操作とは無関係に制御して
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記従来の重力センサー及び圧力セ
ンサーを用いる場合は、便座の着座位置によつて
重力センサー及び圧力センサーに作用する荷重が
大きく変化し、場合によつては使用者が着座して
もこれを検知できず、検知不良となる欠点があつ
た。またいずれの場合も機械的なセンシング技術
であり、検知部の摩耗等により故障したり、セン
サーの検知精度が悪くなるという欠点があつた。
また圧力センサーを用いる場合は、上記に加え、
耐衝撃性に脆弱な性質を有するという欠点があつ
た。
一方、便座外側の着座領域に反射型若しくは透
過型の光電検出器を設置する従来の技術にあつて
は、必然的に投光器・受光器を人体着座部の両サ
イドに設ける必要がある。ところが、このような
部位は水に濡れ易い部分でもあるため、投・受光
器と制御部とを電気的に接続することは好ましく
なかつた。またこの光電検出器を設置する場合
は、投・受光器の表面に汚れが付着すると、投・
受光器の光量が減少し、検知が不安定となつた
り、検知不能となる欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は従来の前記問題点に鑑みてこれを改良
除去したものであつて、故障や検知不良となるこ
とがなく、確実な検知が可能で、然も幼児の悪戯
や老人の試験的な使用による誤操作がそのまま放
置されることのない局部洗浄装置を提供せんとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するための本考案の手段は、
洗浄回路の洗浄スイツチを操作することにより、
便鉢内の洗浄ノズルから洗浄水を噴出して人体の
局部を洗浄する局部洗浄装置において、使用者が
便座に着座した領域以外の領域に、光電検出器等
の人体検知手段を設置し、該人体検知手段の人体
検知信号により前記洗浄回路を遮断する制御回路
を設置している。
〔作用〕
第1図乃至第3図の実施例で明らかな如く、使
用者が便座8へ着座したときに人体によつて占有
される領域(以下は、着座領域という)以外の領
域に、人体検知手段(光電検出器7)を設置して
おり、該人体検知手段から人体検知信号aが
“H”レベル出力されている場合には、制御回路
13は洗浄回路14をOFF状態にする。そのた
め、幼児等が悪戯等により洗浄スイツチ15を
ONのままにしたとしても、幼児がトイレ室外へ
移動する時に、洗浄回路14が強制的にOFFに
なされ、悪戯等がそのまま放置されるということ
は決してない。
〔実施例〕
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基
づいて説明すると次の通りである。
第1図は本考案の一実施例に係る局部洗浄装置
1の全体斜視図、第2図は同平面図である。この
局部洗浄装置1は、便器本体2の便鉢3内に洗浄
水を人体の局部へ噴出する洗浄ノズル4を有して
いる。また局部洗浄装置1は、便器本体2の後部
上面に設置された便座ボツクス5を有し、該便座
ボツクス5の一端側には、温風フアン及び温風ヒ
ータを備えた温風装置(いずれも図示せず)が組
み込まれている。一方、便座ボツクス5の他端側
には、洗浄ノズル4の突出量の制御及び洗浄水の
供給・遮断等を行う洗浄機構(図示せず)が組み
込まれている。この洗浄機構は、人体が便座へ着
座したときに人体が占有する空間領域(以下は、
着座領域という)以外の領域において、例えばト
イレ室壁面6に設置された人体検知手段としての
反射型の光電検出器7によりON動作可能状態あ
るいは強制的にOFF動作されるようになつてい
る。尚、第1図及び第2図において、8は便座、
9は便座蓋、10は便器洗浄水の貯溜タンクであ
り、前記便座8内には該便座8を暖めるための便
座ヒータ(図示せず)が取り付けられている。ま
た第2図において、11は外開き式のドアであ
る。
次に、上述の如く構成された局部洗浄装置1の
動作態様を、第3図のブロツク回路図に基づいて
説明する。
通常の状態にあつては、電源回路12をON状
態にし、反射型の光電検出器7を常時ON動作さ
せている。このため、光電検出器7の有効反応領
域Aに便器使用者が入ると、該光電検出器7より
制御回路13へ出力される人体検知信号aが
“H”レベルとなる。制御回路13は、前記人体
検知信号aが“H”レベル出力されている間は洗
浄回路14を強制的にOFFにし、また人体検知
信号aが“L”レベル出力されている間は洗浄回
路14をON動作可能状態にするよう設定されて
いる。このため、前記光電検出器7の有効反応領
域Aで人体を検知した時、強制的に洗浄回路13
はOFF動作となり、洗浄スイツチ15を操作し
ても洗浄ノズル4への洗浄水の通水・遮断を制御
するバルブ回路16や温風を人体の局部へ向けて
吹き出す温風装置17がON動作することは決し
てない。しかし有効反応領域Aを人体が通過した
後、バルブ回路16や温風装置17は初期状態に
なる。従つて、バルブ回路16や温風装置17が
ONの状態で人体が有効反応領域Aを通過しても
作動し放しになるということも当然あり得ない。
その理由は、前述の如く、有効反応領域Aでバル
ブ回路16及び温風装置17が初期状態にもどる
からである。
従つて、人体が前記有効反応領域A以外の着座
領域等に位置している場合は、洗浄回路14が
ON動作可能状態にある。そのため、例えば幼児
が洗浄スイツチ15を悪戯でON操作してそのま
まにしたり、或いは老人が試験的に洗浄スイツチ
15をON操作してその後の操作がわからずにそ
のままにしたりしたとしても、幼児や老人がトイ
レ室を出るために有効反応領域Aに至ると光電検
出器7より人体検知信号aが出力され、制御回路
13は洗浄回路14を強制的にOFF動作させる。
すなわち、悪戯や誤操作により洗浄水が吐出され
つ放しになることや温風装置17がON動作した
ままになることを確実に防止することが可能であ
る。
また前記光電検出器7の設置位置は、便器本体
2を掃除する場合の水や洗浄水のかかる虞れのな
い場所であり、人体検知手段としての光電検出器
7を電気的に接続しても何等問題がなく、しかも
汚れが付着し難く、確実な人体の検知が可能であ
る。
ところで、本考案は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えば検知手段は透過型のもので
あつてもよい。この場合でも、光電検出器7の設
置位置として汚れの発生し難い場所を選択するこ
とができ、受光面の表面が汚れて検知不良や検知
不能となる等のことがない。また光電検出器7の
設置位置は、着座領域以外であればよく、第2図
の位置に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案にあつては、幼児等
の悪戯や老人の試験的な使用による誤操作によつ
ても、幼児等や老人が着座領域を外れ、人体検知
手段の有効反応領域に入ると強制的に洗浄回路が
OFF動作されるので、洗浄ノズルから洗浄水が
出つ放しになることや温風装置がON動作したま
まになるということはない。また汚れや水のかか
り難い場所に人体の検知手段を設置することがで
き、確実且つ安全な人体の検知が可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に係るものであり、第1
図は局部洗浄装置の全体を示す斜視図、第2図は
同平面図、第3図は局部洗浄装置のブロツク回路
図である。 14……洗浄回路、15……洗浄スイツチ、3
……便鉢、4……洗浄ノズル、1……局部洗浄装
置、8……便座、7……光電検出器、a……人体
検知信号、13……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄回路の洗浄スイツチを操作することによ
    り、便鉢内の洗浄ノズルから洗浄水を噴出して人
    体の局部を洗浄する局部洗浄装置において、使用
    者が便座に着座した領域以外の領域に、光電検出
    器等の人体検知手段を設置し、該人体検知手段の
    人体検知信号により前記洗浄回路を遮断する制御
    回路を設置したことを特徴とする悪戯等の防止機
    能を備えた局部洗浄装置。
JP16247886U 1986-10-22 1986-10-22 Expired JPH0352868Y2 (ja)

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JP16247886U JPH0352868Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

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JP16247886U JPH0352868Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

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Publication Number Publication Date
JPS6371269U JPS6371269U (ja) 1988-05-13
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JPS6371269U (ja) 1988-05-13

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