JPH0352798A - 縦型自動溶接機におけるクランプ方法およびその装置 - Google Patents

縦型自動溶接機におけるクランプ方法およびその装置

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JPH0352798A
JPH0352798A JP18367889A JP18367889A JPH0352798A JP H0352798 A JPH0352798 A JP H0352798A JP 18367889 A JP18367889 A JP 18367889A JP 18367889 A JP18367889 A JP 18367889A JP H0352798 A JPH0352798 A JP H0352798A
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Hidehito Fukushige
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は縦型自動溶接機におけるクランプ方法および
その装置に関し、更に詳細には小物ワークをクランプで
きるようにしたクランプ方法およびその装置に関する。
(従来の技術) 従来、縦型自動溶接機におけるクランプ方法としては、
溶接機本体である支持フレームにY軸方向およびZ軸方
向に移動自在なクランプ装置を支承して設け、そのクラ
ンプ装置のキャレッジをY軸方向へ移動自在に構成して
ある。
クランプ方法としては、前記キャレッジをロッドレスシ
リンダにより下降させ、キャレッジに設けた金型をエア
ー圧により拡縮自在なバックアップチューブを備えたク
ランプ力調整装置にて保持し、前記クランプ装置をシリ
ンダにより前進させて金型にてワークをクランプするも
のである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のクランプ方法は、例えば、箱
形のワークをクランプする場合、金型・を備えたキャレ
ッジ全体が箱型ワークの内部に入り込むため、最小ワー
ク寸法は約2 2 0 m m角となり、クランプ可能
な製品サイズが制限されるという問題があった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、クラン
プ可能な最小ワーク寸法を小さくするようにした縦型自
動溶接機におけるクランプ方法およびその装置を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、縦型自動溶接
機における支持フレームに支承されたY軸方向およびZ
軸方向へ移動自在なクランプ装置の2軸方向へ移動自在
なキャレッジを中間位置で停止せしめる共に、そのキャ
レッジの下部に係合したブロックに回動自在に設けた金
型をアジャスト装置により位置設定し、荊記キャレッジ
とブロック間に設けたクランプ力調整装置を作動させク
ランプ力を均一にせしめ前記クランプ装置をY軸方向へ
移動して金型にてワークをクランプせしめる縦型自動溶
接機におけるクランプ方法である。
また、上述したごとき本発明によるクランプ方法に用い
るクランプ装置は、縦型自動溶接機における支持フレー
ムにY軸方向およびZ軸方向へ移動自在なクランプ装置
を支承して設け、そのクランプ装置の2軸方向へ移動自
在なキャレッジに中間停止用の停止部材を設けると共に
、前記キャレッジの下部にエアー圧により拡縮自在なバ
ックアップチューブを備えたクランプ力調整装置を介し
ブロックを係合せしめ、そのブロックに回動自在に金型
を垂設し、その金型の上部にY軸方向の傾斜位置を調整
自在となすアジャスト装置を設けて縦型自動溶接機にお
けるクランプ装置を構成した。
(作用) この発明の縦型溶接機におけるクランプ方法およびその
装置を採用することにより、ワークをクランプ装置によ
りクランプする場合、Z軸方向に移動自在なキャレッジ
を下降させると、中間停止用の停止部材の作動によりキ
ャレッジは中間で停止する。なお、この中間停止位置の
設定は、キャレッジの下端がワークに当接しない位置と
する。
中間位置で停止したキャレッジの下部には金型が垂設延
伸され、その金型はクランプ力調整装置であるエアー圧
により拡縮自在となるバックアップチューブにより、ブ
ロックを介し作用し、前記クランプ装置をY軸方向へ移
動して金型をワークに突当てクランプする。
而して、箱形のワークをクランプする際、ワーク内には
金型のみが挿入されクランプがなされるので、ワーク寸
法を著しく小さくすることが可能5 となる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第10図を参照するに、溶接機としての縦型自動溶接機
1における箱型形状のフレーム3の前部上面には被溶接
物を載置するためのテーブル5が設けられている。その
テーブル5の後側にあって、前記フレーム3に形威され
た溝部7には、支持部材9が設けられており、その支持
部祠9には被溶接物を裏当てする裏当て金型11A,I
IBが回動自在に支承されている。すなわち、被溶接物
にコーナ溶接加工を施す場合には、裏当て金型11Aと
裏当て金型11Bが相対的に回動して、裏当て金型11
Aと裏当て金型11Bの角度が90度に位置決めされる
。また、被溶接物に平突合せ溶接加工を施す場合には、
裏当て金型11Aと裏当て金型11Aが相対的に回動し
て、裏当て金型11Aと裏当て金型11Bの角度が18
0度に位置決めされる。
6 前記フレーム3の後部上には支持コラム13が立設され
ており、その支持コラム13の友部にはブラケット15
を介して縦型自動溶接機1を制御するための制御盤17
が取付けられている。
前記支持コラム13の前部には、X軸方向(左右方向)
、Y軸方向(前後方向)およびZ軸方向(上下方向)へ
移動自在なx,y,z軸用ユニット19が取付けられて
おり、そのx,y,z軸用ユニット1つの前部には被溶
接物に溶接加工を施すためのトーチ21が装着されてい
る。
前記支持コラム13における左側前部には、L字形状の
支持フレーム23が取付けられており、その支持フレー
ム23の先端部にはY軸方向およびZ軸方向へ移動自在
なクランプ装置25が設けられいている。
上記構成により、被溶接物に例えばコーナ溶接加工を施
す場合には、裏当て金型15Aと裏当て金型15Bを9
0度に位置決めする。被溶接物をテーブル5に載置し、
かつその裏当て金型15A,15Bに手動にて当接させ
る。次に、クランプ装置25をY軸.Z軸方向へ移動さ
せて被溶接物をクランプ装置25でクランプする。而し
て、X,Y,Z軸用ユニット19をx,y,z軸方向へ
制御してトーチ21を被溶接物の溶接線に位置決めする
。然る後、トーチ21をZ軸方向へ移動制御せしめるこ
とによって、被溶接物の溶接線に沿って溶接されること
となる。
前記支持フレーム23における先端部には、Y軸方向お
よびZ軸方向へ移動自在なクランプ装置25が設けられ
ている。より詳細には、第1図乃至第3図に示されてい
るように、クランプ装置25は支持フレーム23(一部
図示省略)の先端側面にY軸方向(第1図において左右
方向、第2図において図面に直交する方向)へ延伸した
複数のY軸用ガイド27に係合して設けられている。ま
た、支持フレーム23の先端部には前記クランプ装置2
5をY軸方向へ移動させるクランプシリンダ2つが設け
られている。
前記Y軸用ガイド27にはクランプ装置25の本体であ
るU字形状のガイド部材31が摺動自在に装着され、そ
のガイド部材31は前記クランプシリンダ29に連結さ
れている。更に、U字形状のガイド部材31の内部には
、ガイド部材31に設けた溝33Aを摺動するレール3
3Bを備えたU形状のキャレッジ35がZ軸方向へ移動
自在に設けられ、そのキャレッジ35は係合部材37を
介してZ軸用シリンダ39に連結されている。
上記構成により、クランプシリンダ2つを駆動すると、
Y軸用ガイド27に案内されたガイド部材31がY軸方
向(第1図において左右方向)へ移動される。また、Z
軸用シリンダ3つ(例えばロッドレスシリンダ等)を駆
動させると、キャレッジ35がZ軸方向(第1図におい
て上下方向)へ移動する。而して、クランプ装置25は
Y軸方向およびZ軸方向に移動されることになる。
前記キャレッジ35を中間位置で停止せしめる中間停止
用の停止部材41は、キャレッジ35の側面に締結具4
3にて位置設定されたドグ45と、このドグ45の接触
により作用するリミットスイッチ47とより構成されて
いる。なお、リミット9 スイッチ47は前記ガイド部材31に設けられている。
更にガイド部材31には、ドグ45が当接する面に緩衝
材4つ(例えばウレタンゴム等)が固着されている。
上記構成により、キャレッジ35の下端面がワークWの
上面に当接しない位置にキャレッジ35の下降限が決定
されている。すなわち、下降指令によりZ軸用シリンダ
39は下降を開始しキャレッジ35は下降する。キャレ
ッジ35に位置設定されたドグ43がリミットスイッチ
47をONすると、Z軸用シリンダ39の管路に設けた
図示省略のソレノイドバルブがセンタクローズとなり、
キャレッジ35は中間位置で停止する。
なお、リミットスイッチ47がONの状態でないとY軸
用のクランプシリンダ2つは作動できないというインタ
ーロックで構威してある。また、緩衝材4つはキャレッ
ジ35が惰性てガイド部材31に衝突する時の衝撃を緩
和するためのものである。
次にキャレッジ35の下部に設けたクランプカ10 調整装置51は、第4図および第8図に示されているよ
うに、前記キャレッジ35の内部に設けたバックアップ
チューブ53により構成されている。
そのバックアップチューブ53の片側(第4図において
右側)は後述する金型55を支承したブロック57Aに
設けたバックアップレート59に当接している。
上記構成により、バックアップチューブ53に図外の圧
縮空気源よりエアー圧を供給することにより、バックア
ップチューブ53は拡大しキャレッジ35内に係合した
ブロック57Aを介して金型55に均一なクランプ力を
付与する。
更に、ブロック57Aは前記U字形状をしたキャレッジ
35の内部摺動面61にそって挿着される。ブロック5
7Aにはピン63が設けてあり、そのビン63が前記キ
ャレッジ35の内部摺動面61に設けた溝65に挿入さ
れ、案内となってブロック57Aは前後進自在となる。
なお、ブロック57Aの後部(第4図において左側)に
は、前記バックプレート59が係止して11 あり、ブロック57Aの上部にはアジャスト装置67を
構戊するアジャストノブ69が螺合するねじ部71を備
えたブロック57Bが設けられていて、ブロック57B
の構成はブロック57Aと同一形式のものであり説明を
省略する。
上記構成により、ブロック57Aおよびブロック57B
は、前述したバックアップチューブ53の拡大により突
出方向に抑圧されるが、ブロック57A,57Bに設け
たピン63が溝65内を移動し溝65の先端に突当るの
で抜け落ちることがない。
アジャスト装置67の構成として、第1図、第4図およ
び第8.9図に示されているように、金型55の下端は
キャレッジ35の下端より下方向に延伸して設けられて
いて、ブロック57Aに設けたブラケット73の長穴7
5内に挿入された軸77に、金型55を係止したサポー
トパー79が回動自在に係合されている。前記軸77は
、長穴75内において若干量位置調節可能となるようリ
ンク機構81により支承されている。更に、金型12 55を係止したサポートパー79の上部にはU形状をし
た切欠部83が形成され、その切欠部83内に前記アジ
ャストノプ69が挿通されている。
サポートパー79の下部とブロック57A間には、スプ
リング85が張設され、サポートパー79を支承した軸
77を回動中心として時計廻り方向に付勢してある。
上記構成により、金型55のY軸方向の傾斜位置を調整
するには、アジャストノブ69を回すことによりブロッ
ク57Bに螺合したアジャストノブ69は前後進し、軸
77を回動中心として金型55は傾動する。而して、ワ
ークWの板厚に応じて金型55の傾斜を調節しクランプ
時に均一なクランプ力を得る。
金型55は第5図および第6図に詳細に示すごとく、箱
形状のワークWのコーナ面に当接するようワーク当接面
87が金型55の下部に形威されている。また、符号8
9は作業中に誤まって人および物がキャレッジ35の下
部に入った時、安全のために機械を停止させる保護機構
である。
13 上述したごとく、ワークWの上面にキャレッジ35の下
端が当接しない位置で停止するよう、停止部材41によ
りキャレッジ35の下降限が設定され、アジャスト装置
67により金型55の傾斜が溶接するワークWの板厚に
応じて設定される。
次いでクランプ力調整装置51により金型55を押圧し
、クランプ装置25のクランプシリンダ29を駆動して
、金型55によりワークWをクランプする。クランプ状
態および金型55の上昇限を第1図において2点鎖線で
示す。
而して、金型55の傾斜位置をアジャスト装置67で設
定し、クランプ力調整装置51で均一なクランプ力をワ
ークWに付与する。更に、箱形状のワークWをクランプ
する際は、ワークW内部には金型55のみが挿入されク
ランプがなされるので、例えば、クランプ可能な最小ワ
ーク寸法は、従来220mm角であったのを例えば約6
 5mm角と縮めることができ、生産性の向上を図るこ
とができる。
なお、この発明は前述した実施例に限定される14 ことなく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態
様で実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
発明によれば、クランプ装置のキャレッジをZ軸方向の
中間位置で停止させ、金型をアジスト調整装置により各
種板厚に応じた傾斜位置に調節し、クランプカ調整装置
により均一なクランプ力をワークに付与せしめる。而し
て、ワーク内に挿入した金型にてワークを均一なクラン
プ力でクランプでき、ワーク寸法を著しく小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図はこの発明の主要部を示し、第1図は
クランプ装置の断面図、第2図は第1図におけるクラン
プ装置の側面図、藝等1串14第3図は第1図における
■ ■線に沿った拡大断面図、第4図は第2図におけるIV
−IV線に沿った拡大断面図、第5図は金型の側面図、
第6図は第5図における■−■線に沿15 った断面図、第7図は第1図における■−■線に沿った
断面図、第8図は第4図における■−■線に沿った断面
図、第9図は第1図におけるIX−IX線に沿った断面
図、第10図はこの発明を実施する一実施例の縦型自動
溶接機における斜視説明図である。 1・・・縦型自動溶接機  23・・・支持フレーム2
5・・・クランプ装置   35・・・キャレッジ41
・・・停止部材 51・・・クランプカ調整装置 53・・・バックアップチューブ 55・・・金型 57A,57B・・・ブロック 67・・・アジャスト装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)縦型自動溶接機における支持フレームに支承され
    たY軸方向およびZ軸方向へ移動自在なクランプ装置の
    Z軸方向へ移動自在なキャレッジを中間位置で停止せし
    める共に、そのキャレッジの下部に係合したブロックに
    回動自在に設けた金型をアジャスト装置により位置設定
    し、前記キャレッジとブロック間に設けたクランプ力調
    整装置を作動させクランプ力を均一にせしめ前記クラン
    プ装置をY軸方向へ移動して金型にてワークをクランプ
    せしめることを特徴とする縦型自動溶接機におけるクラ
    ンプ方法。
  2. (2)縦型自動溶接機における支持フレームに支承され
    たY軸方向およびZ軸方向へ移動自在なクランプ装置を
    支承して設け、そのクランプ装置のZ軸方向へ移動自在
    なキャレッジに中間停止用の停止部材を設けると共に、
    前記キャレッジの下部にエアー圧により拡縮自在なバッ
    クアップチューブを備えたクランプ力調整装置を介しブ
    ロックを係合せしめ、そのブロックに回動自在に金型を
    垂設し、その金型の上部にY軸方向の傾斜位置を調整自
    在となすアジャスト装置を設けてなることを特徴とする
    縦型自動溶接機におけるクランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160086153A (ko) * 2015-01-09 2016-07-19 김형인 봉침통
JP2018171652A (ja) * 2017-03-30 2018-11-08 リンカーン グローバル,インコーポレイテッド 被加工物位置決め装置及び溶接シーケンサー

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US11531318B2 (en) 2017-03-30 2022-12-20 Lincoln Global, Inc. Workpiece positioner and welding sequencer

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