JPH0352581A - モータの回転速度検出装置 - Google Patents

モータの回転速度検出装置

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JPH0352581A
JPH0352581A JP1185607A JP18560789A JPH0352581A JP H0352581 A JPH0352581 A JP H0352581A JP 1185607 A JP1185607 A JP 1185607A JP 18560789 A JP18560789 A JP 18560789A JP H0352581 A JPH0352581 A JP H0352581A
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rotational speed
rotational
rotation
servo motor
speed
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JP1185607A
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Inventor
Toshihiko Araki
荒木 俊彦
Tetsuji Kajitani
梶谷 哲司
Yasumasa Matsuura
松浦 康昌
Hiroyuki Harada
博之 原田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明は、モータの回転速度検出装置に関し、たとえ
ば複写機等に備られているDCサーボモータ等の回転速
度を検出するための回転速度検出装置に関するものであ
る。
く従来の技術〉 モータを所望の速度で正確に回転させるためには、前提
として、モータの回転速度を正確に検出する必要がある
モータの回転速度を検出するための一般的な装置は、モ
ータの回転軸に連結されたエンコーダを有し、該エンコ
ーダから出力される回転パルスに基づいて回転速度を検
出するようになっている。
く発明が角ダ決しようとする課題〉 上述のようにしてモータの回転速度を検出する場合にお
いて、反転時などの回転速度が変化する場合においては
、加速度変化による衝撃によってモータの回転軸が振動
し、この振動はエンコーダにも伝達する。そのため、エ
ンコーダから出力される回転パルスがチヤタリングを起
す場合があった。
回転パルスがチヤタリングを起すと、実際の回転速度に
比例した正確なパルス幅とは異なったパルス幅になるか
ら、そのような回転パルスに基づいては回転速度を正確
に検出することができず、その結果、モータの速度制御
が不安定になるという欠点があった。
この発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、
回転速度を正確に検出することができるモータの回転速
度検出装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 この発明は、モータの回転軸に連結されており、回転軸
の予め定める微小角度回転するごとに回転パルスを出力
する回転パルス出力手段と、回転パルス出力手段から出
力される回転パルスに基づいてモータの回転速度を算出
する回転速度算出手段と、回転パルス出力手段から出力
される回転パルスに法づいてモータの回転方向が切換わ
ることを検出する反転検出手段と、反転検出手段の出力
に是づいて回転速度算出手段を不能動化する手段と、を
含むことを特徴とするモータの速度検出装置である。
く作用〉 回転パルス出力手段から出力される回転パルスには、た
とえばA相およびB相の2相の回転パルスが含まれてい
て、2相の回転パルスは等しい数で、互いに位相が90
度ずれている。
よって、たとえばA相回転パルスの立ち上りエッジを検
出した時にB相回転パルスのレベルを判別することによ
り、モータの回転方向を検出することができる。
反転検出手段は、回転方向が切換わる場合に信号出力し
、該出力信号に基づいて回転速度算出手段が不能動化さ
れる。
つまり、モータの回転方向が切換わり、回転パルスがチ
ヤタリングを生じる恐れがある明間は、回転速度算出手
段が不能動化されて、正確でないパルス幅の回転パルス
に基づいては回転速度を算出しない仕組みになっている
〈実施例〉 以下には、この発明の実施例について図面を参照して詳
細に説明をする。
第2図は、複写機に備えられた光学系(照明ユニットお
よび反射ミラー)を駆動するためのDCサーボモー夕の
駆動制御回路の構成例を示すブロック図である。
このDCサーボモータ10は永久磁石フィールド形であ
って、ドライバ部11によって回転駆動され、光学系1
7を移動させる。
サーボモータ10の回転軸にはロータリエンコーダ12
が連結されている。ロータリエンコーダ12は、既に公
知の通り、サーボモータ10が予め定める微小角度回転
するごとに回転パルスを出力するものである。この実施
例のロータリエンコーダ12は、サーボモータ10がl
回転することによりたとえば200個の回転パルスを出
力する。
また、ロータリエンコーダ12の回転パルスには、少な
くともA相の回転パルスおよびB相の回転パルスが含ま
れていて、両回転パルスは等しい数(モータ1回転当た
り200個)で、かつ互いに位相が90度ずれたパルス
になっている。
ロータリエンコーダ12から出力される回転パルスは、
エンコーダ信号入力部13へ与えられる。
エンコーダ信号入力部13は、後に詳述するように、ロ
ータリエンコーダ12から与えられる回転パルスに基づ
いて、サーボモータ10の回転を検出するための回路で
ある。エンコーダ信号人力部13の検出出力は制御部1
4へ与えられる。
制御部14は、この回路全体を制御する中枢であって、
演算処理等の機能を行うものである。
制御部14には、後述する制御動作の際に用いられるメ
モリA1メモリB,タイマAおよびタイマBが含まれて
いる。
制御部14には、また、動作指令信号および指令速度が
与えられる。指令速度は、速度指令クロックが速度指令
信号人力部15へ与えられて信号処理されて求められ、
制御部14へ与えられるようになっている。
制御部14は、これら各入力信号に基づいて演算処理を
実行し、PWM(pulse width modul
aLlon)ユニット16へPWMデータを与えると共
に、前述したドライバ部11ヘドライバ部駆動信号を与
える。
PWMユニット16は、与えられるPWMデータに基づ
いてPWM信号のパルス幅(出力デューティ)を変化さ
せるためのユニットである。PWMユニット16から出
力されるPWM信号によってサーボモータ10の回転速
度が制御される。また、ドライバ部駆動信号は、サーボ
モータ10の回転方向を決めたり、ブレーキングしたり
する。
ドライバ部11は、たとえば第6図に示すようなトラン
ジスタブリッジ回路を含んでおり、サーボモータ10を
正転および逆転させることができる回路である。
制御部14からのドライバ部駆動信号は、入力端子11
1に与えられ、ドライバ部駆動信号がハイレベルではサ
ーボモータ10が正転、ローレベルではサーボモータ1
0が逆転する。
また、PWMユニット16からのPWM信号は、人力端
子112へ与えられ、PWM信号がハイレベル/ローレ
ベルに切換えられることによって、モータがオン/オフ
される。
簡単に動作を説明しておくと、人力端子111および1
12にハイレベル信号が与えられると、トランジズタ1
14および115がオンして、サーボモータ10に矢印
a方向の電流が流れ、サーボモータ10は正転する。
一方、入力端子111にローレベル信号、人力端子11
2にハイレベル信号が与えられると、トランジスタ11
6および117がオンして、サーボモータ10に矢印b
方向の電流が流れ、サーボモータ10は逆転する。
さらに、入力端子112がローレベルの場合は、サーボ
モータ10への通電は禁止される。
第1図は、第2図におけるエンコーダの信号人力部13
の詳細な構成を示すブロック図である。
従来のエンコーダの回転パルス出力に基づいてモータの
回転速度を検出する仕方には、たとえば、■一定時間内
における回転パルスエッジの数に基づいて回転数を算出
する方式や、 ■1回転パルス幅(回転パルス1周期)の時間から回転
数を算出する方式、 が知られていた。
しかじな・がら、このような従来の検.出方式では、前
者■の場合は、測定精度を上げるためには測定時間を長
くするか、または、エンコーダの分解能を高めて1回転
当たりに出力される回転パルス数を増やす必要がある。
それゆえ、測定時間を長くすると回転速度検出に要する
時間が長くなり、装置の応答性が悪くなるという欠点が
あった。また、エンコーダの分解能を向上させるには、
かなりのコストアップを伴なうという欠点があった。
また、後者■の場合は、回転速度が速くなれば、1回転
パルス幅の時間が短くなるから、1111定誤差が大き
くなり、回転速度の検出精度が悪くなるという欠点があ
った。
そこで、この実施例では、従来の方式のような欠点が生
じない構或が採用されている。
第1図を参照して説明すると、エンコーダ信号人力部1
3は、ロータリエンコーダ12から出力されるA相の回
転パルスが与えられるエッジ検出回路131を備えてい
る。エッジ検出回路131は、与えられる回転パルスの
立ち上りエッジを検出して、その検出出力を導出する。
エンコーダ信号人力部13は、また、与えられる基準ク
ロックをアップカウントするたとえば16ビット構成の
フリーラニングカウンタ133と、キャプチャレジスタ
134とを備えている。キャプチャレジスタ134は、
エッジ検出回路131のエッジ検出出力をキャプチャ信
号とし、該キャプチャ信号をトリガとしてフリーラニン
グカウンタ133のカウント数を読取保持するものであ
る。
なお、基準クロックは、第2図に示す回路全体の動作タ
イミングの基準となる基準クロックであり、回路がマイ
クロコンピュータで構威されている場合はマシンクロッ
クが利用される。
また、そのような基準クロックがない場合、基準クロッ
ク発生回路を設けてもよい。
該入力部13は、さらに、アップダウン検出部135お
よびアップダウンカウンタ136を備えている。アップ
ダウン検出部135は、A相のエッジ検出出力が与えら
れた時にB相の回転パルスのレベルヲ判断し、B相の回
転パルスがハイレベルかローレベルかによって、サーボ
モータ10(第2図)が正転しているか逆転しているか
を判別するものである。アップダウンカウンタ136は
、アップダウン検出部135の判別出力に基づいて、エ
ッジ検出回路131の検出出力をアップカウントまたは
ダウンカウントするものである。
次に、第1図の回路の動作説明をする。
キャプチャレジスタ134の内容は、キャプチャ信号、
すなわち人相の立ち上がりエッジ検出信号によって更新
されていく。よって、エッジ検出信号に基づいてキャプ
チャレジスタ134の内容を読出し、今回の読出し内容
から前回の読出し内容を減算することによって、ロータ
リエンコーダ12(第2図)から回転パルスが1個出力
される間にフリーランニングカウンタ133によってカ
ウントされる基準クロックのカウント数を計測すること
ができる。
いま、 基準クロックの周波数をf  [Hz]、サーボモータ
10が1回転することによりロータリエンコーダ12か
ら出力されるA相の回転パルス数をC[ppr]、 今回のキャプチャレジスタ131の内容をCPTn, 前回のキャプチャレジスタ131の内容をCPT,い とすると、 サーボモータ10の回転数N[rpmlは、f (1) で算出することができる。
ここで、式(1)は、基準クロック周波数fと回転パル
ス数Cとが定数であるから、 但し、 A:−!−X60 C X : CPTn−CPT,−, となる。
ところで、式(2)で表わされるサーボモータ10の回
転数Nの誤差N゛は、Nを変数Xについて微分した絶対
値となるから、 で表わされ、 ここで X一立 N より となる。
つまり、サーボモータ10の回転数Nと誤差Nとの関係
は、回転数Nが増加すると、回転数Nの増加の2乗で誤
差N′が1曽加する関係にある。
言い換えれば、サーボモータ10の回転数Nが高くなれ
ば誤差N″が増加し、回転数Nの検出精度が悪くなるの
である。
以上は、回転パルスが1個出力される間にフリーランニ
ングカウンタ133のカウント数を計測する場合であっ
たが、次に、回転パルスが2個出力される間にフリーラ
ンニングカウンタ133のカウント数を計測する場合を
考える。この場合は、,2立         ・・・
(5)X となり、回転数Nと誤差N′との関係はN=−”  N
2        ・・・(6)2A となる。
つまり、一般に、回転パルスがn個出力される間にフリ
ーランニングカウンタ133でカウントされる基準パル
スのカウント数を計測し、それに基づいて回転数Nを算
出する場合、回転数NはN−工立 X (7) で表わされ、回転数Nと誤差N′との関係はとなる。
これらの関係をグラフで表わすと第3A図のようになる
この実施例は、このような回転数Nと誤差N゛との関係
に着目し、回転数Nが増加するのに応じて回転数Nを算
出する回転パルス数nを増加させることにより、回転数
Nの増加に伴なって2乗の割合で増加しようとする誤差
N゛を、式(8)で表わされるように、1乗の割合での
増加に止めるようにして誤差N′をおさえ、正確な回転
数Nの検出ができるようにしたものである。
より具体的に説明すると、あるサンプルタイミングから
次のサンプルタイミングまでの1サンプル峙間をΔtと
すれば、回転数Nを険出するためには、サンプル時間Δ
t内に少なくとも1以上の回転パルス、つまりエッジ検
出回路131の出力が導出されなければならない。
そのためには、上述の式(7)は、 X≦Δt の要件を満たさなければならず、 結局、回転数Nと誤差N″とは、 N″よ(1/Δt)N      ・・・(9)なる関
係を満たすことが必要である。式(9)の関係は、第3
B図に示すように、直線N−− (1/Δt)Nの上側
となる。
よって、サンプル時間Δtを式(9)の関係を満足する
適当な一定時間とすることにより、第4B図における太
線の部分、つまり回転数Nに対して誤差N′が比較的少
ない範囲をうまく利用して、回転数Nを検出できるので
ある。
第4図は、制御部14(第2図)がキャプチャレジスタ
134およびアップダウンカウンタ136の内容をサン
プル時間Δtごとに読出して回転数Nを算出するための
制御動作を表わすフローチャートである。
次に、第1図、第3B図および第4図を参照して説明を
する。
制御部14は、内部タイマが一定のサンプル時間Δtに
達するごとに(ステップS1)、タイマをリセットし(
ステップS2)、キャプチャレジスタ134およびアッ
プダウンカウンタ136の内容を読出す(ステップS3
)。
そして、読出したキャプチャレジスタ134のカウント
数CPTnからメモリAにストアされている前回読出し
たキャプチャレジスタ134のカウント数C P T 
n−+を減じて1サンプル時間Δt内の基準クロック数
Xを求めた後、CPTnをメモリAにストアする(ステ
ップS4)。
また、読出したアップダウンカウンタ136のカウント
数UDCnからメモリBにストアされている前回読出し
たアップダウンカウンタ136のカウント数U D C
 n−+を減じて1サンプル時間Δt内の回転パルス数
を求めた後、U D C nをメモリBにストアする(
ステップS5)。
その後、上述した式(7)に基づいて、サーボモータ1
0の回転数Nを求める(ステップS6)。
なおステップS5およびS6において、サーボモータ1
0の回転数Nが増加すればサンプル時間Δt内において
、回転パルス数nも段階的に増加するので、第3B図に
おける太線の部分を利用してサーボモータ10の回転数
Nが算出できることは前述の通りである。
ところで、上述のような制御において、いま、速度指令
信号入力部15から制御部14へ与えられる指令速度が
、たとえば第3B図に示す回転数Nsである場合を考え
る。この場合、制御部14は回転数Nsでサーボモータ
10を回転させるためにPWMユニット16へPWMデ
ータを出力する。
ところが、サーボモータ10は常に回転数Nsで回転す
るわけではなく、負荷変動等によって回転数Nsを中心
にその回転数が上下に変動する。
この回転数の変動は、上述したように、ロータリエンコ
ーダ12およびエンコーダ信号入力部13で検出され、
制御部14における速度制御にフイードバックされるわ
けである。
しかしながら、指令回転数Nsが、この場合のように回
転パルス数n−2の場合のN−N−特性曲線と、n−3
の場合のN−N−特性曲線との切替点の近傍である場合
には、いずれの特性曲線に基づいて回転数Nを算出する
かによって誤差N゛が大きく変動してしまう。そして誤
差N−の変動は駆動制御に不安定な要因を招く。
そこで、以下の実施例では、このような不安定な要因を
除去するべく、指令回転数NsがN−N゛特性曲線の切
替点またはその近傍にある場合には、1サンプル時間を
長くすることによって、上述の欠点を解消する構成が採
用されている。
次に、この実施例について具体的に説明をする。
第3B図において、N−N″特性曲線の切替点に該当す
る回転数Nは、上述した式(8)で表わされるN−N−
特性曲線と、式(9)で表わされる直線との交点の回転
数Ncである。よって、式(8)および式(9)からこ
の回転数Ncを求めると N2− (1/Δt)N nA よって、 N− (1/Δt)nA−Nc   .− (10)と
なる。
それゆえ、指令回転数Nsが式(10)の回転数Ncの
場合、および、制御時における回転数の微小変動を考慮
して、指令回転数Nsを中心にプラスマイナス5%の範
囲内の回転数が、式(10)の回転数Ncになる場合に
は、サンプル時間Δtを長くして、指令回転数NsがN
−N −特性曲線の切替点に入らないようにしている。
第5図は、制御部14によって実行される上述の制御内
容を表わすフローチャートである。
次に、第5図の流れに従い、第2図を参照しながら説明
をする。
速度指令信号入力部15から指令速度として回転数Ns
が与えられると(ステップS11)、制御部14は、回
転数Nsを5%速めた上回転数Naおよび回転数Nsを
5%遅くした下回転数Nbを算出する(ステップS12
)。
次に、上回転数Nsと下回転数Nbとの間に、第3B図
に示すN−N”特性曲線の切替点が入っているかいない
かを判別する(ステップS13)。
切替点は、上述した式(10)を満足する回転数Ncで
あるから、ステップS13では、次式(11)を満足す
る回転パルス数nが存在するか否かを判別することによ
って、上回転数Ngと下回転数Nbとの間に切替点が入
っているか否かの判別をする。
Nb< (1/Δt)nA<Na  − (1 1)(
但し、n=1.2,3,  ・・・)式(11)を満足
する回転パルス数nが存在する場合、たとえばns−3
の時に式(11)が戊立する場合には、制御部14は、
サンプル時間Δtを長くして、新たなサンプル時間Δt
bに変更する。
具体的には、新たなサンプル時間Δtbは、式(11)
における左の項と中央の項とが等しくなる時間、すなわ
ち Δt b−nA/Nb         −  (1 
2)(但し、nは式(11)を満足する整数)を算出す
る処理を行う(ステップS14)。
このようにすれば、回転数Nに対して誤差N゛の割合が
切替わる切替点を避けて、安定した制御を行える。
上述の実施例は、サーボモータ10に連結されたローク
リエンコーダ12によって回転パルスが出力される構成
にしたが、ロータリエンコーダ12に代えてファンクシ
ョンジエネレータ等を川いることもできる。
また、指令速度がどのような速度においても、回転数を
正確に検出でき、正確な回転数データをフィードバック
することができるので、制御が安定する。
さらに、この実施例では、第7図に示す回転速度算出処
理を不能動化するための制御動作が行われており、サー
ボモータ10の回転方向が切換わり、回転パルスがチヤ
タリングを生じる恐れがある期間は、回転速度を算出し
ない仕組みになっている。
次に、第1図、第2図および第6図を参照しながら、第
7図の流れに従って、回転速度の算出を不能動化する制
御について説明する。
アップダウン検出部135の検出信号が人力されると(
ステップS21)、制御部14は該検出信号のレベルを
判別し、該検出信号のレベルがハイレベルからローレベ
ルまたはローレベルからハイレベルに切換わったか否か
によって、サーボモータ10の回転が反転したか否かの
判別をする(ステップS21)。
そして、制御部14はサーボモータ10が反転したこと
を判別すると、タイマBをセットする(ステップS23
)。このタイマBは、サーボモータ10の回転方向が切
換わり、加速度変化等の衝撃によってモータ回転軸が振
動を生じる可能性のある期間を計測するためのものであ
る。
制御部14はタイマBをセットした場合、該タイマBが
タイマアップするまでは、第4図を参照して説明した回
転数の算出処理制御を不能動化する(ステップS24,
S25)。回転数検出処理の不能動化とは、タイマAに
よる計時動作を停止させることでもよいし、キャプチャ
レジスタ134やアップダウンカウンタ136のカウン
ト数を読出す動作を禁止することであってもよい。
このように制御が行われる結果、サーボモータ10の回
転方向が切換わって、モータ回転軸が振動し、ロータリ
エンコーダ12の回転パルス出力がチヤタリングを生じ
る可能性のある期間は、回転数検出処理が中止されるの
で、不正確な回転数に基づく速度制御が行われることが
なくなる。
以上の説明は、サーボモータ10が反転する場合を取上
げて説明したが、サーボモータ10が停止状態から立ち
上がる場合や、高速回転から急速にブレーキングされる
場合にも、エンコーダ12の出力がチヤタリングを生じ
ることがあるから、そのような場合にも採用してもよい
また、上述の実施例のように複写機の光学系制御用に限
らず、この発明は、ファクシミリ装置の読取装置制御用
モータや、その他の一般的なモ−夕制御回路に採用でき
る。
く発明の効果〉 この発明は、以上のように構成されているので、チヤタ
リング発生等,により、誤ったデータによって回転数検
出が行われる恐れがある場合に、回転数の検出を禁止す
る。
その結果、モータを目標速度へ到達させるための制御時
間を短縮することができ、また、正確でかつ安定した速
度制御を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る光学系駆動用DC
サーボモー夕の回転速度検出装置の要部構成を示す回路
ブロック図である。 第2図は、この発明の一実施例が適用された光学系駆動
用DCサーボモー夕の駆動制御回路の全体構成を示すブ
ロック図である。 第3A図および第3B図は、モータの回転数Nと誤差N
″との関係を表わすグラフである。 第4図は、この発明の一実施例における回転速度検出動
作を表わすフローチャートである。 第5図は、この発明の一実施例における制御部14のサ
ンプル時間変更制御の動作を表わすフローチャートであ
る。 第6図は、ドライバ部の一例を示す回路図である。 第7図は、この発明の一実施例に係る回転数検出処理の
不能動化制御を表わすフローチャートである。 図において、10・・・DCサーボモー夕、11・・・
ドライバ部、12・・・ロータリエンコーダ、13・・
・エンコーダ信号入力部、14・・・制御部、131・
・・エッジ検出回路、133・・・フリーランニングカ
ウンタ、134・・・キャプチャレジスタ、135・・
・アップダウン検出部、136・・・アップダウンカウ
ンタ、を示す。 (ほか2名) 第 1 図 制御部14ヘ 第 3A 図 第 3B 図 第 4 図 第 5 図 第 6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータの回転軸に連結されており、回転軸の予め定
    める微小角度回転するごとに回転パルスを出力する回転
    パルス出力手段と、 回転パルス出力手段から出力される回転パルスに基づい
    てモータの回転速度を算出する回転速度算出手段と、 回転パルス出力手段から出力される回転パルスに基づい
    てモータの回転方向が切換わることを検出する反転検出
    手段と、 反転検出手段の出力に基づいて回転速度算出手段を不能
    動化する手段と、 を含むことを特徴とするモータの速度検出装置。
JP1185607A 1989-07-18 1989-07-18 モータの回転速度検出装置 Pending JPH0352581A (ja)

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