JP2618907B2 - ファン用モータの回転数制御方法 - Google Patents

ファン用モータの回転数制御方法

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JP2618907B2
JP2618907B2 JP62200457A JP20045787A JP2618907B2 JP 2618907 B2 JP2618907 B2 JP 2618907B2 JP 62200457 A JP62200457 A JP 62200457A JP 20045787 A JP20045787 A JP 20045787A JP 2618907 B2 JP2618907 B2 JP 2618907B2
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稔幸 山田
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、例えば空気調和装置のファン用モータの
回転数を、電源のオン時の位相制御により、フィードバ
ック制御する回転数制御方式に関する。
<従来の技術> 従来、このような回転数制御方式としては、第4図に
示すようなものがある。この回転数制御方式は、空気調
和装置のクロスフローファン1を駆動する交流モータ2
の回転軸に永久磁石3を取り付けている。この永久磁石
3は第5図に示すように3組のN極とS極が交互に配置
されていて、モータ2が回転すると、上記永久磁石3の
まわりの磁界が変化し、この磁界の変化を永久磁石3の
近くに設けたホール集積回路(IC)4が検出して第6図
に示すパルス信号をマイクロコンピュータ(マイコン)
5に出力する。このパルス信号はモータ2の1回転に対
して3パルスの信号となっており、モータの回転数に応
じてパルス巾が変化する。上記マイコン5は上記パルス
を所定数カウントし、このパルスのパルス巾からモータ
2の回転数を検出する。そして、この検出した回転数と
モータ2の目標回転数とを比較して、モータ2の回転数
を制御するためのパルス信号を電源ユニット6に出力す
る。この電源ユニット6は第7図に示すように、トラン
ジスタTr1とフォトトライアックPTを備えており、トラ
ンジスタTr1のマイコン出力ポートに上記マイコン5か
らのパルス信号が入力すると、トランジスタTr1が導通
して、フォトトライアックPTのダイオードD1から光信号
がトライアックS1に出力され、トライアックS1が導通す
る。そして、モータ2に電源が供給される。
上記マイコン5から出力されるパルス信号は第8図に
示すように、モータ2の電源電圧のゼロクロス点Pzから
上記モータ2の回転数に応じた位相角TRONで印加され、
斜線部で示した電圧がモータ2に印加される。
このように、モータ2の電源電圧の位相角TRONをモー
タ2の回転数に応じて変化させてモータ2の回転数を制
御している。すなわち、第9図に示すようにモータを高
速にする場合は位相角を小さくし、モータを低速にする
場合は位相角を大きくするようにしている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記従来のファン用モータの回転数制
御方式は、モータの回転数に関係なく、一定のパルス数
をカウントして回転数を検出しているので、パルスのカ
ウント時間は第10図に示すように低速領域では長く、高
速領域では短かくなっている。そのため、高速領域にお
いては、短時間に回転数を検出し、回転数を検出する毎
に回転数の制御を行なうため、ファン用のモータの応答
に対して制御が過剰になり、目標回転数に対してオーバ
ーシュートが起るという問題がある。また、このような
オーバーシュートをなくすためにカウントパルス数を多
くして高速領域におけるカウント時間を長くすることが
考えられるが、そうすると逆に、低速領域でのカウント
時間が長くなり、迅速な制御ができず負荷の変動に対し
て回転数の変動が大きくなり、安定した回転制御ができ
ないという問題がある。
そこで、この発明の目的は、目標回転数に対してオー
バーシュートを生じることがなく安定した回転数制御を
行うことができるファン用モータの回転数制御方式を提
供することにある。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明は、ファン用モー
タの回転数に応じてパルス巾の異なるパルスを発生し、
このパルスを所定数カウントするカウント時間からモー
タの回転数を検出し、モータの回転数の検出毎に、モー
タの電源のオン時の位相角を制御して上記モータの回転
数が目標回転数になるようにフィードバック制御するフ
ァン用モータの回転数制御方式において、モータの回転
数の範囲を高速域と低速域に分け、高速域においてモー
タの回転数を検出するためにカウントするパルス数を多
く設定する一方、低速域においてモータの回転数を検出
するためにカウントするパルス数を少なく設定したこと
を特徴としている。
<作用> モータの慣性の小さい高速域では、回転数を検出する
ためのパルス数が多く設定されるから、回転数のカウン
ト時間が長くなり、モータの回転数の過剰制御がなくな
りオーバーシュートが防止される。
一方、モータの慣性が大きい低速域では回転数を検出
するためのパルス数が少なく設定されるから、回転数の
カウント時間が短くなり、迅速な制御ができる。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明す
る。
本実施例は、第4図に示す従来例のマイコン5を除い
て、永久磁石3、ホールIC4、電源ユニット6等は従来
例のものと同一のものを使用している。本実施例のマイ
コンは、第1図に示すように、ホールIC4からのパルス
信号をうける入力部10と、上記パルス信号を記憶するメ
モリ11と、電源ユニット6にパルス信号を出力する出力
部12と、上記パルス信号のパルス巾の計測、パルス数の
カウントおよび上記入力部10、メモリ11、出力部12の制
御等を行うCPU13を備えている。
この回転数制御方式は、モータの回転数の範囲を0〜
600r.p.mの低速域と600r.p.m〜2,000r.p.mの高速域の2
つの領域に分け、第2図に示すように低速域ではパルス
のカウント数はモータの1回転に相当する3パルスと
し、高速域ではパルスのカウント数はモータの10回転に
相当する30パルスとしている。そして、それぞれカウン
ト時間T1,T2をCPU13で測定しパルスの未カウント時間
D1,D2を設定するようにしている。この未カウント時間
は低速域ではD1/T1=1、高速域ではD2/T2=0.1となる
ように設定する。このように、モータ2の慣性が大きく
て応答の悪い低速域においてはカウント時間を短くする
と共に未カウント時間をカウント時間と同程度とするこ
とにより、制御の回数を増やし、回転数の変動に対して
迅速な制御を行うことができる。一方、モータ2の回転
数が小さくて応答性の良い高速域においてはカウント時
間を長くすることにより、過剰に制御を行うことがない
ようにし、オーバーシュートを防止することができ、ま
た、カウントパルス数を多くすることにより検出精度を
上げることができる。
上記制御はCPU13のソフトウェアにより第3図に示す
フローチャートに従って行われる。すなわち、ステップ
S1で検出パルス数の設定を行ない、ステップS2で上記設
定したパルス数を検出して、そのパルスを検出するのに
要した時間から回転数を検出する。そして、ステップS3
に進み、回転数が低速域(0〜600r.p.m)にあるか高速
域(600r.p.m〜2,000r.p.m)にあるかを判別する。ステ
ップS3で回転数が低速域にあればステップS4に進み、カ
ウントパルス数を3に設定して、3パルスのカウント時
間T1を検出すると共に未カウント時間D1(D1/T1=1)
を設定した後ステップS2に戻る。一方、ステップS3で回
転数が高速域にあればステップS5に進みカウントパルス
数を30に設定して、30パルスのカウント時間T2を検出す
ると共に未カウント時間D2(D2/T2=0.1)を設定した後
ステップS2に戻る。
このように、回転数の範囲を0〜600r.p.mの低速域と
600r.p.m〜2,000r.p.mの高速域に分け、低速域において
はカウントパルス数を少なくして、迅速な制御ができる
ようにする一方、高速域においてはカウントパルス数を
多くして過剰制御によるオーバーシュートをなくすこと
ができる。また、高速域においては、回転数を計測する
ためのカウントパルス数を多くして、計時時間をクロッ
クのパルス幅よりも十分長くしているので、精度の高い
計時を行うことができ、ひいては回転数の検出を精度高
く行うことができる。
上記実施例においては回転数の範囲を低速域と高速域
の2領域に分けたが、3〜4領域に分けてもよい。
また、上記実施例においてはパルスの未カウント時間
を低速域においてはカウント時間と同じ時間とし、高速
域においてはカウント時間の1/10としたが他の値に設定
してもよい。また、未カウント時間は、高速域、低速域
とも同じにし、カウント時間のみを高速域と低速域とで
変えて、高速域と低速域とで単位時間当たりの制御回数
を変えるようにしてもよい。
また、上記実施例はファン用モータが交流モータの場
合について述べたが直流モータの場合でも同様のことが
云える。
<発明の効果> 以上より明らかなように、この発明のファン用モータ
の回転数制御方式は、モータの回転数に応じてパルス巾
が異なるパルスを発生し、このパルスを所定数カウント
することによりモータの回転数を検出し、モータの回転
数の検出毎にモータの電源のオン時の位相角を制御して
上記モータの回転数が目標回転数になるようにフィード
バック制御する回転数制御方式において、モータの回転
数の範囲を高速域と低速域に分け、高速域においてモー
タの回転数を検出するためにカウントするパルス数を多
く設定する一方、低速域においてモータの回転数を検出
するためにカウントするパルス数を少なく設定している
ので、高速域において目標回転数に対してオーバーシュ
ートが生じることがなく回転数制御を行うことができ、
かつ回転数の検出精度を上げることができる一方、低速
域で迅速な制御ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のファン用モータの回転数制御方式の
一実施例を実現するためのマイクロコンピュータの構成
を示すブロック図、第2図は上記実施例における低速域
と高速域のカウントパルス数を示す図、第3図は上記実
施例における低速域と高速域の検出パルス数を設定する
ためのフローチャート、第4図は基本的なクロスフロー
ファンのフィードバックによる回転数制御を示す説明
図、第5図は第4図の回転数制御に用いられる永久磁石
の磁極構成とホールICを示す図、第6図は上記ホールIC
の出力パルスを示す図、第7図は第4図の電源ユニット
の詳細を示す図、第8図は第4図のマイコンから上記電
源ユニットに出力されるパルスと上記電源ユニットによ
る電圧の位相制御との関係を示す図、第9図はモータの
高速回転の場合の位相角と低速回転の場合の位相角を示
す図、第10図は従来例のカウントパルス数を示す図であ
る。 1……クロスフローファン、2……モータ、 3……永久磁石、4……ホールIC、5……マイコン、 6……電源ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−50789(JP,A) 特開 昭60−121976(JP,A) 特開 昭61−164485(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フアン用モータの回転数に応じてパルス巾
    の異なるパルスを発生し、このパルスを所定数カウント
    するカウント時間からモータの回転数を検出し、モータ
    の回転数の検出毎に、モータの電源のオン時の位相角を
    制御して上記モータの回転数が目標回転数になるように
    フィードバック制御するフアン用モータの回転数制御方
    法において、 モータの回転数の範囲を高速域と低速域とに分け、高速
    域においてモータの回転数を検出するためにカウントす
    るパルス数を多く設定する一方、低速域においてモータ
    の回転数を検出するためにカウントするパルス数を少な
    く設定したことを特徴とするフアン用モータの回転数制
    御方法。
JP62200457A 1987-08-10 1987-08-10 ファン用モータの回転数制御方法 Expired - Lifetime JP2618907B2 (ja)

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950789A (ja) * 1982-09-16 1984-03-23 Mitsubishi Electric Corp エレベ−タの速度制御装置
JPS60121976A (ja) * 1983-12-01 1985-06-29 Sumitomo Metal Ind Ltd 圧延機の速度制御方法
JPS61164485A (ja) * 1985-01-14 1986-07-25 Sharp Corp 空気調和機

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JPS6443087A (en) 1989-02-15

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