JP2000295890A - ブラシレスモータ駆動制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータ駆動制御装置

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JP2000295890A
JP2000295890A JP11094589A JP9458999A JP2000295890A JP 2000295890 A JP2000295890 A JP 2000295890A JP 11094589 A JP11094589 A JP 11094589A JP 9458999 A JP9458999 A JP 9458999A JP 2000295890 A JP2000295890 A JP 2000295890A
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rotor
voltage
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Shoji Maruyama
昌二 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシレスモータにおける励磁切り換えタイ
ミングの精度を高める。 【構成】 モータのロータに着磁したパターンを磁気セ
ンサにて読み取り、ロータの位置情報を得るMRセンサ
(磁気抵抗効果型センサ)と、モータが回転したときに
コイルに発生する誘起電圧を検出する手段とを設け、モ
ータの起動から所定時間までの間は、MRセンサから得
たロータ位置情報から暫定の励磁切り換えタイミングを
設定し、所定時間後は、MRセンサから得た暫定励磁切
り換えタイミングに対して、誘起電圧の検出より得たロ
ータ位置情報を用いて補正して、励磁切り換えタイミン
グを算出する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転子に備えるマグネ
ットの極性を検出するためのホールセンサを有しないセ
ンサレス型ブラシレスモータの制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】家電機器には、使用される環境の制約な
どの理由からロータが備えるマグネットの極性を検出す
るホールセンサを用いずに駆動するセンサレス型ブラシ
レスモータを使用されるようになっており、既にセンサ
レス型ブラシレスモータに関する方法が数多く提案され
ている。以下にセンサレス型ブラシレスモータの代表的
な制御について説明する。
【0003】図2は従来のセンサレス型ブラシレスモー
タの駆動概略図を示したものである。図中、201はマ
イクロプロセッサ、202はモータドライバ、203は
ブラシレスモータ、204はU相上側トランジスタ駆動
信号、205はV相上側トランジスタ駆動信号、206
はW相上側トランジスタ駆動信号、207はW相下側ト
ランジスタ駆動信号、208はV相下側トランジスタ駆
動信号、209はU相下側トランジスタ駆動信号、21
0は電流検出信号、211はW相電圧検出信号、212
〜214はそれぞれW、V、U相上側トランジスタ、2
15〜217はそれぞれW、V、U相下側トランジス
タ、218〜223は電流回生用ダイオード、225は
U相巻線接続線、226はV相巻線接続線、227はW
相巻線接続線、228、229はW相端子電圧の検出の
ための分圧抵抗である。
【0004】マイクロプロセッサ201によって、励磁
信号204〜209を介しドライバ202へ入力される
と、この制御理論に応じたトランジスタ212〜217
がON/OFFし、U相225、V相226、W相22
7に対して、所望の向きに電流が流れ、ブラシレスモー
タ203が回転する。
【0005】尚、ブラシレスタイプ203は図示してい
ない回転子であるロータと、U、V、W相コイルが所定
の巻き方にて巻かれた固定子であるステータから構成さ
れており、U、V、W相へ流れる電流方向によってステ
ータが所望の極性にて励磁され、あらかじめロータに着
磁された着磁パターンとの相互作用によって回転力を得
るものである。
【0006】次に、図3および図4を用いてセンサレス
型ブラシレスモータの励磁制御について説明する。図3
は、ブラシレスモータの外観を示した図であり、500
は回転するロータで8極の永久磁石を図のように備え
る。501〜512はステータ、513はコイルであ
る。コイル513はU相、V相、W相がスター結線され
ており、ステータ501〜512に対して、順にU−V
−W−U−V−・・・となるように巻かれている。
【0007】例えば、図4のパターン1で表すように5
01がU相コイル、502がV相コイル、503がW相
コイルとして、電流方向をU相からW相とすると、コイ
ル電流によって発生された磁界は501がS極、502
が無励磁、503はN極に励磁され、電磁相互作用によ
ってロータ500は図のように安定する。
【0008】次に、図3のパターン2で示すように電流
方向をV相からW相とすると、501は無励磁、502
がS極、503はN極に励磁され、ロータ500は図に
示すように時計方向に15°回転する。このように順次
コイル電流方向を変化させてステータの励磁を切り換え
ることによってロータ500は1励磁に対して時計方向
に15°ずつ回転される。
【0009】センサレス型ではないブラシレスモータに
おいては、励磁パターンの設定はロータの永久磁石の極
性をホール素子を用いて検出し、ロータ位置を認識しな
がら励磁される。
【0010】図4はモータの一定回転制御時における励
磁パターンとコイル電圧、コイル電流の波形を示したも
のであり、これを用いて回転時のセンサレス型ブラシレ
スモータの励磁パターン発生制御について説明する。
【0011】601はU相励磁パターン、602はV相
励磁パターン、603はW相励磁パターンを示し、60
4はU相コイル電圧、605はV相コイル電圧、606
はW相コイル電圧で、図4でいう出力416〜418に
相当する。
【0012】607はコイル電流で図2でいう電流検出
信号224の電圧である。例えば、602のV相励磁パ
ターンが“L”、603のW相励磁パターンが“H”と
すると、電流は、W相からV相に流れる。つまり図2で
いうとトランジスタ212と216がONすることにな
る。尚、電流制御のためにトランジスタ212はPWM
制御によるON/OFFを繰り返すために、電圧波形は
図のようにPWMパレスが重量された波形となる。一
方、誘起電圧は、607〜615に示す箇所で現れる。
【0013】つまり、610の部分を例にとると、U相
が“L”、W相が“H”となるとW相電圧が+24Vの
PWMが出力され、U相電圧はGNDレベルに近くなる
が、V相電圧はV相巻線に誘起電圧が発生して図の61
0のようなロータ回転に応じた電圧が現れる。このよう
に、誘起電圧の中点であるA点616の電圧を検出する
ことによって、次の励磁切り換えタイミングであるB点
617タイミングを知ることが可能となる。
【0014】尚、従来例では、図2で示すようにW相の
電圧のみをモニタしている。つまり、W相に現れる誘起
電圧の中点をマイクロコンピュータのA/Dポートによ
って検出して、励磁切り換えタイミングを演算、予測し
て制御するものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明したよう
に、従来のセンサレス型ブラシレスモータは、ホールセ
ンサを持たず、コイルに発生する誘起電圧の中点を検出
して、励磁切り換えタイミングを算出し制御するもの
で、従来の家電機器のようにモータの置かれる環境が、
高温、多湿等の厳しい条件であって、ホールセンサの動
作が保証できないような場合において効果があった。
【0016】しかしながら、LBPや複写機のような高
精度の速度制御を行うブラシレスモータにおいては、誘
起電圧を検出して、励磁切り換えタイミングを予測する
と、起動時に誘起電圧を検出できるレベルまでモータ回
転を高める場合、起動後の一定期間はパルスモータ制御
のようにオープンループで励磁信号を与えてモータを回
転させねばならない。
【0017】このため必要以上に早い回転数でモータが
回転してしまう現象になる。家電機器等では、このよう
な場合においては問題ないが、LBPや複写機では定回
転よりかなり早い回転数で回転すると感光ドラムの劣化
の原因となるため絶対に避けねばならない。
【0018】また、高精度速度制御においては、ロータ
位置情報としては誘起電圧の中点の検出のみであるた
め、必要精度に対する位置情報として不十分であるとい
った問題があった。また、従来のようにホールセンサと
高精度速度制御用の速度センサの両方を用いるとセンサ
の個数およびセンサの増加に伴うコストアップとなって
しまう問題があった。
【0019】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、前記課題を
解決するために、モータのロータに着磁したパターンを
磁気センサにて読み取り、ロータの位置情報を得るMR
センサ(磁気抵抗効果型センサ)と、モータが回転した
ときにコイルに発生する誘起電圧を検出する手段とを設
け、モータの起動から所定時間までの間は、MRセンサ
から得たロータ位置情報から暫定の励磁切り換えタイミ
ングを設定し、所定時間後は、MRセンサから得た暫定
励磁切り換えタイミングに対して、誘起電圧の検出より
得たロータ位置情報を用いて補正して、励磁切り換えタ
イミングを算出する手段を備える。
【0020】
【実施例】(実施例1)図1は、本発明を最もよく表す
図で、ブラシレスモータを制御回路の構成図を表す図で
ある。図中、101はブラシレスモータを制御するDS
P(ディジタルシグナルプロセッサ)であり、102は
図2で符号202で示すものと同様な6チャネルトラン
ジスタアレイであり、103はブラシレスモータであ
り、104〜109はトランジスタ制御信号である。1
04はU相上側トランジスタ用、105はV相上側トラ
ンジスタ用、106はW相上側トランジスタ用、107
はU相トランジスタ用、108はV相下側トランジスタ
用、109はW相下側トランジスタ用の制御信号であ
る。
【0021】110はU相コイル線、111はV相コイ
ル線、112はW相コイル線で、ブラシレスモータ10
3内のコイルに接続されており、各コイルの片端は図の
ようにスター結線されている。また、各コイルは図示し
ていないステータに巻かれている。
【0022】113はMRセンサである。モータのロー
タ(図示せず)に1回転あたり1440パターンの着磁
が予め施されており、この着磁パターンをMRセンサで
検出して、アンプ(図示せず)で増幅し、信号線114
を介して、1440パルスの信号が出力されるようにな
っている。115はW相電圧を分圧する抵抗、116は
W相電圧信号で、115で分圧した電圧をモニタするこ
とによってW相の誘起電圧を検出する。
【0023】次に動作について説明する。DSP101
は、U相コイル110、V相コイル111、W相コイル
112に対して所定の方向に所定の電流が流れるように
信号線104〜109を用いて、トランジスタアレイ1
02内のトランジスタを制御する。
【0024】例えば、U相からV相へ向け電流を流すと
きは104は“H”となりU相上側トランジスタがオン
し、108が“H”となってV相下側トランジスタする
ことによって実現できる。また、104はPWMスイッ
チング制御することによって所定の電流にて制御され
る。
【0025】U、V、W相に所定方向、所定電流が供給
されることによってステータに磁界が発生し、マグネッ
トを備えたロータが所定方向へ回転する。ロータには1
回転に1440パルスの着磁パターンを備えており、こ
れをMRセンサ113によって検出して、DSPはこの
情報からロータの位置を認識するとともに速度制御を行
う。
【0026】図5はMRセンサからの位置情報と、誘起
電圧により検出した位置情報との関係を示した図であ
る。図において、501はU相励磁信号、502はV相
励磁信号、503はW相励磁信号である。504はU相
電圧波形、505はU相誘起電圧波形、506はV相電
圧波形、507はV相誘起電圧波形、508はW相電圧
波形、509はW相誘起電圧波形、510、511、5
12、513はW相誘起電圧の中点電圧点、514は中
点電圧(基準電圧)、515はMRセンサより得たパル
スをカウントした値、516はW相誘起電圧の中点電圧
点よりMRセンサより得たパルスをカウントした値であ
る。
【0027】次に励磁切り換えタイミング制御について
説明する。ブラシレスモータ起動時に予め所定位置にロ
ータが固定されるようにU、V、W相に対して所定の励
磁信号を出力し、この初期位置を基準にして1回転ロー
タが回転するとMRセンサから得たパルス数はトータル
で1440パルスが出力される。
【0028】また、3相8極のブラシレスモータでは、
1回転あたり24(=360°/15°)回の励磁切り
換えが必要となるので、515に示すように60(=1
440/24)パルスごとに励磁切り換えタイミングが
発生する。つまり、初期位置から次の励磁パターンを出
力してMRセンサのパルス数をDSPでカウントしてい
き、60パルス目に次の励磁パターンを出力すべき、励
磁切り換えを行う。また、DSPは、このMRセンサの
パルス情報をもとに速度制御を行う。
【0029】一方、MRセンサの情報より得た励磁切り
換えタイミングは、着磁パターンの誤差によって、正確
な励磁切り換えタイミングが得られず、切り換えタイミ
ングがずれて回転ムラの原因になる。つまり、MRセン
サのパルス数は1回転のトータルパルス数は1440パ
ルス得られるものの、24回転存在する励磁切り換えポ
イントは着磁誤差によって、ある箇所では57パルス、
またある箇所では63パスルとなる。
【0030】そこで、W相の誘起電圧の中点電圧点51
0〜513を検出し、この点より、MRセンサパルスを
カウントし、30パルスをカウントした点、90をパル
スをカウントした点、120パルスをカウントした点を
正規切り換えタイミングとする。つまり、誘起電圧の中
点電圧点は相切り換えタイミングを決定するための基準
点とみなし、この基準点からMRセンサパルスを所定カ
ウントしたポイントを相切り換えタイミングとして着磁
誤差による切り換えタイミングずれ量を低減させて、回
転ムラを低減させることができる。
【0031】(実施例2)図6は、本発明の実施例2で
用いる中点電圧点を求めるための動作を示すフローチャ
ートである。実施例1では、誘起電圧の中点電圧をDS
Pプログラム内で定数として予め設定しておき、この電
圧をDSPで検出したW相電圧と比較して、励磁切り換
えタイミングの基準点を求めた。しかしながら、誘起電
圧の中点電圧はモータの巻線抵抗、供給電圧によって正
確な中点電圧が求められない。そこで、実施例2では、
モータの起動ポジションを得るための初期励磁シーケン
スで誘起電圧の中点電圧を正確に求めるものである。
【0032】図6に示すフローチャートにおいて、ステ
ップS601で、初期励磁シーケンスのDSP制御の開
始がなされ、ステップS602でタイマセットし、ステ
ップS603でU相をHi−Z(ハイインピーダン
ス)、V相を“L”、W相を“H”となる励磁パターン
をDSPより出力する。
【0033】ステップS604でタイマを監視し、所定
時間励磁パターンを保持し、ステップS605でW相電
圧を検出し、この値をV1とする。つまりW相が“H”
の時の電圧がV1となる。次に、ステップS606でタ
イマをセットし、ステップS607で第二の励磁パター
ンであるU相をHi−Z(ハイインピーダンス)、V相
を“H”、W相を“L”と出力する。
【0034】ステップS608でタイマを監視し、所定
時間励磁パターンを保持し、ステップS609でW相電
圧を検出し、この値をV2とする。つまり、W相が
“L”の時の電圧がV2となる。
【0035】次に、ステップS610において誘起電圧
の中点電圧を(V1−V2)/2の演算によって求め
る。このように、実施例では誘起電圧の中点電圧の算出
をW相を“H”および“L”時のW相電圧の中点とし
て、検出値より求めるため、正確に中点電圧を導くこと
が可能となり、励磁切り換えタイミングをより正確に設
定できる。
【0036】(実施例3)本実施例は、誘起電圧の中点
電圧を基準とした第一の励磁切り換えタイミング制御と
初期位置からMRセンサパルスをカウントして、60パ
ルスごとに励磁切り換えタイミングを得る第二の励磁切
り換えタイミング制御との制御切り換え方法を提供す
る。
【0037】誘起電圧は、モータの回転がある程度以上
回転しないと検出しにくい。そこで、初期励磁シーケン
スから所定時間の起動区間においては、第二の励磁切り
換えタイミング制御で実施する。この場合、励磁切り換
えタイミング誤差が生じ回転ムラは悪化するが起動時で
あって、回転精度に影響を与えない区間であるため問題
とはならない。
【0038】次に、所定時間経過後には第二の励磁切り
換えタイミング制御で実施する。これによって、回転精
度が必要となる定常回転モードには励磁タイミングずれ
が少なく制御が可能となる。
【0039】このように、比較的回転数が小さくなる起
動時から所定区間と、誘起電圧が十分得られ第二の励磁
切り換えタイミング制御が確実に行える定常回転区間と
制御時間によって区別することによって、確実な制御切
り換えが実現できる。また、制御時間ではなく、回転数
によって制御を切り換えることによって同様の効果が得
られる。
【0040】(実施例4)これまでの実施例は、MRセ
ンサを用いてロータの一回転毎に所定のパルスを得て、
この情報を基に、励磁切り換えタイミング制御を実現し
ている。
【0041】本実施例は、モータのシャフトに取り付け
られたホイールにスリットを設け、このスリットを工学
的に検出してパルスを得る光学式エンコーダを用いても
よい。実施例1と同様に、エンコーダによってロータ回
転毎のパルスを検出し、同様の効果を得られる。また、
エンコーダの変わりに、基板にパターンを配置し、ロー
タの着磁パターンによってこの基板パターンに発生する
誘起電圧を検出するFG検出方法を用いても実施例1同
様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、下記の効果が得られる。 1.励磁切り換えタイミング決定用ホールセンサを用い
ず、かつモータ制御精度の高いセンサレスモータを提供
できる。 2.回転情報を得ることで、必要以上にモータ回転数を
上げずに、センサレスモータ制御が実現できる。 3.初期負荷変動の比較的大きい系においても、安定し
たセンサレスモータ制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1のブラシレスモータ
駆動制御装置の回路ブロック図である。
【図2】図2は、従来例のブラシレスモータ駆動制御装
置の回路図である。
【図3】図3は、プラシレスモータのロータの回転を説
明するためにロータとステータとを示す図である。
【図4】図4は、従来例のブラシレスモータ駆動制御装
置におけるコイルに発生される電圧、電流を示す波形図
である。
【図5】図5は、本発明のブラシレスモータ駆動制御装
置において励磁信号を生成するために用いられる、コイ
ルに発生される電圧、電流とモータ回転に関連するパル
ス数を示す波形図である。
【図6】図6は、本発明の実施例2のブラシレスモータ
駆動制御装置で用いる動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101 DSP 102 6チャンネルトランジスタアレイ 103 ブラシレスモータ 104〜109 トランジスタ用制御信号 110〜112 コイル線 113 MRセンサ 114 信号線 115、116 分圧抵抗

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシレスモータの回転子の回転に応じて
    所定のパルスを出力するパルス発生手段と、 ブラシレスモータの固定子巻線の端子電圧に基づいてブ
    ラシレスモータの回転子の位置を検出する回転子位置検
    出手段と、 ブラシレスモータのドライバへ励磁信号を与えて回転子
    を回転させる回転子回転手段と、 前記パルス発生手段から出力されるパルスをカウントす
    るカウント手段と、を有し、 前記カウント手段によってカウントしたパルスのカウン
    ト数により励磁切り換えタイミングを算出して励磁信号
    を生成する、ことを特徴とするブラシレスモータ制御装
    置。
  2. 【請求項2】ブラシレスモータの回転子の回転に応じて
    所定のパルスを出力するパルス発生手段と、 ブラシレスモータの固定子巻線の端子電圧に基づいてブ
    ラシレスモータの回転子の位置を検出する回転子位置検
    出手段と、 ブラシレスモータのドライバへ励磁信号を与えて回転子
    を回転させる回転子回転手段と、 前記パルス発生手段から出力されるパルスをカウントす
    るカウント手段と、 前記カウント手段によってカウントしたパルスのカウン
    ト数により励磁切り換えタイミングを算出して励磁信号
    を生成する第1励磁信号生成手段と、 前記カウント手段によってカウントしたパルスのカウン
    ト数と前記回転子位置検出手段によって固定子巻線の端
    子電圧から得た回転子位置検出結果から励磁切り換えタ
    イミングを算出して励磁信号を生成する第2励磁信号生
    成手段と、 前記第1励磁信号生成手段と前記第2励磁信号生成手段
    のいずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とするブラシレスモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のブラシレスモータ制御装
    置において、ブラシレスモータ起動後の一定区間では、
    前記選択手段は前記第1励磁信号生成手段を選択し、所
    定時間後では、前記第2励磁信号生成手段を選択するこ
    とを特徴とするブラシレスモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のブラシレスモー
    タ制御装置において、前記回転子位置検出手段はブラシ
    レスモータの回転子が回転した際に固定子に現れるコイ
    ルの誘起電圧を検出して回転子の位置を検出することを
    特徴とするブラシレスモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のブラシレスモー
    タ制御装置において、前記第1または第2励磁信号生成
    手段は、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)また
    はマイクロプロセッサによって演算処理し、励磁信号を
    生成することを特徴とする励磁信号生成手段。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載のプラシレスモー
    タ制御装置において、前記回転子位置検出手段が固定子
    に現れるコイルの誘起電圧を検出して回転子の位置を検
    出する際に比較する基準となる基準電圧が予め設定され
    ていることを特徴とするプラシレスモータ制御装置
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載のプラシレスモー
    タ制御装置において、前記回転子位置検出手段が固定子
    に現れるコイルの誘起電圧を検出して回転子の位置を検
    出する際に比較する基準となる基準電圧は、前記コイル
    に最大電流を流したときに現れる電圧と、前記コイルに
    電流を流さないときに現れる電圧との平均によって予め
    決定されることを特徴とするプラシレスモータ制御装
    置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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