JPH0352478Y2 - - Google Patents

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JPH0352478Y2
JPH0352478Y2 JP11650286U JP11650286U JPH0352478Y2 JP H0352478 Y2 JPH0352478 Y2 JP H0352478Y2 JP 11650286 U JP11650286 U JP 11650286U JP 11650286 U JP11650286 U JP 11650286U JP H0352478 Y2 JPH0352478 Y2 JP H0352478Y2
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JP
Japan
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bathtub
protective pad
corner
fitting
tank
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JP11650286U
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JPS6322187U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は浴槽に関するものであり、詳しくは
槽底部の角部に保護パツドが装着された浴槽に関
する。
(従来の技術) 通常、工場で製造された浴槽は、ダンボール箱
等の梱包材にて梱包されて浴槽設置現場その他へ
運ばれる。その輸送の際、浴槽角部に傷が付くの
を防ぐため、槽底部の角部に発泡スチロール製の
緩衝材を当てがつて状態で浴槽を梱包することが
行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような緩衝材を浴槽角部に
当てがいつつ浴槽を梱包するのは面倒であり、ま
たこの緩衝材は槽角部に単に当てがわれているに
すぎないため、輸送中或いは梱包の際に浴槽角部
からずれたり、外れたりし易い。このためこのよ
うな緩衝材を浴槽角部に当てがつただけでは、そ
の角部に傷が付くのを十分防止できなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために為
されたものであり、この要旨は、槽底面の4隅に
支持脚を有し、且つ該支持脚若しくは槽底面の一
方に形成された突起と他方に形成された嵌合穴と
の嵌合によつて、該支持脚が槽底面に固定された
浴槽において、 前記突起と嵌合する貫通の嵌合孔を備えた緩衝
性能を有する保護パツドを、浴槽底部の角部に当
てがつた状態で前記支持脚及び槽底面の前記突起
と嵌合穴とを嵌合させ、持つて該保護パツドを浴
槽角部に装着したことにある。
(作用) FRP等合成樹脂製の浴槽においては、通常、
槽底面の4隅に支持脚が設けられ、且つその支持
脚は、槽底面に形成された嵌合穴と支持脚に形成
された突起との嵌合によつて槽底面に固定され
る。
本考案においては、保護パツド取付けのため
に、この支持脚の取付構造が利用されている。す
なわち、槽底面又は支持脚の一方に形成された突
起と、他方に形成された嵌合穴とを嵌合させて、
支持脚を槽底面に固定する際、保護パツドをこれ
ら支持脚と槽底面との間に挟んでおけば、支持脚
固定と同時に保護パツドがこれら支持脚と槽底面
との間に挟持され、且つその嵌合孔が支持脚又は
槽底面の突起に嵌合して位置固定に装着される。
従つて本考案においては、保護パツド装着のため
の独立した工程は特に必要とされない。
一方、このように装着された保護パツドは浴槽
の一部となるため、浴槽の梱包中や輸送中に、或
いはその梱包を解く際更にはその後において、浴
槽の角部から脱離しない。つまり、本考案の浴槽
は、工場で製造された後浴槽設置に至るまでの間
常に保護パツドにて角部を保護された状態にあ
る。これにより浴槽角部に傷が付くのが効果的に
防止される。
尚、浴槽設置に際して保護パツドが邪魔となる
ようであれば、これを切断することによつて容易
に取り除くことができる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図において10は浴槽であり、その底面の
4隅に4つの支持脚12が配設されている。支持
脚12は、第4図に示すように上面に3本の突起
18を有している。また一方、浴槽10の底面に
は、第2図に示すように対応するボス部14が設
けられていて、ここに3つの嵌合穴16が形成さ
れている。而して4つの支持脚12は、それらの
突起18とボス部14の嵌合穴との嵌合によつ
て、浴槽10底面の4隅に固定されている。
これら支持脚12とボス部14との間には、浴
槽10の4つの角部28を保護するための、合成
樹脂製の保護パツド20が配設されている。保護
パツド20はブロー成形されたものであつて、第
3図及び第5図に示すように本体部22と、取付
部24とを有している。取付部24は薄板状をな
しており、ここに支持脚12の突起18に対応す
る3つの貫通孔(嵌合孔)26が形成されてい
る。一方、本体部22は密閉の袋状となつてお
り、その上面が浴槽10の角部28に対応した形
状の面とされている。
本例の浴槽10において、支持脚12は、上面
の3本の突起18を浴槽底面のボス部14の嵌合
穴16に嵌合することによつて、浴槽10に固定
される。その際、保護パツド20を支持脚12と
浴槽ボス部14との間に挟み込み、そして突起1
8を保護パツド20の貫通穴26に挿通すれば、
支持脚12の固定と同時に、保護パツド20が浴
槽底部の角部28に装着される。
このようにして装着された保護パツド20は、
浴槽10の一部となつて角部28を保護し、同角
部28に傷が付くのを防止する。尚、浴槽設置の
段階で保護パツド20が不要となれば、保護パツ
ド20を切断して除去すれば良い。
本例においては、保護パツド20は、支持脚1
2の3本の突起18と浴槽底面の3つの嵌合穴1
6とによつて拘束されて回転不能となるため、一
旦装着された保護パツド20が輸送中或いはその
他の取扱中に位置ずれしない利点がある。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はそ
の他の形態で構成可能である。
例えば浴槽底面の側に突起を、また支持脚の側
に嵌合穴を設けて、それらの嵌合により支持脚を
浴槽底面に固定することも可能であるし、またこ
れら突起と嵌合穴とをそれぞれ1つずつとして、
それらの嵌合によつて支持脚を浴槽底面に固定す
ることも可能である。
更に、保護パツドの形態としては、その他様々
なものが可能である等、本考案はその主旨を逸脱
しない範囲において、当業者の知識に基づき種々
の変形・改良を加えることができる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案は浴槽角部に保護
パツドを装着したこれを保護するようにしたもの
である。
かかる本考案において、保護パツドは浴槽の一
部となつてこれから外れることがないため、浴槽
の梱包作業が簡単となるとともに、浴槽角部の傷
付きがよく防止される。
しかも本考案は、浴槽における支持脚の取付構
造を、保護パツドの取付構造としてそのまま利用
しているため、保護パツド取付けのための独立し
た工程は不要であるなど各種特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である浴槽の正面図
であり、第2図はその浴槽の要部斜視図である。
第3図は第1図の保護パツドの斜視図であり、第
4図は第1図の支持脚の斜視図である。第5図は
第1図及び第3図の保護パツドの要部断面図であ
る。 10:浴槽、12:支持脚、16:嵌合穴、1
8:突起、26:貫通孔、28:角部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 槽底面の4隅に支持脚を有し、且つ該支持脚若
    しくは槽底面の一方に形成された突起と他方に形
    成された嵌合穴との嵌合によつて、該支持脚が槽
    底面に固定された浴槽において、 前記突起と嵌合する貫通の嵌合孔を備えた緩衝
    性能を有する保護パツドを、浴槽底部の角部に当
    てがつた状態で、前記支持脚及び槽底面の前記突
    起と嵌合穴とを嵌合させ、以つて該保護パツドを
    浴槽角部に装着したことを特徴とする保護パツド
    付浴槽。
JP11650286U 1986-07-29 1986-07-29 Expired JPH0352478Y2 (ja)

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JP11650286U JPH0352478Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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JP11650286U JPH0352478Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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JPS6322187U JPS6322187U (ja) 1988-02-13
JPH0352478Y2 true JPH0352478Y2 (ja) 1991-11-13

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