JPH08192852A - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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JPH08192852A
JPH08192852A JP295695A JP295695A JPH08192852A JP H08192852 A JPH08192852 A JP H08192852A JP 295695 A JP295695 A JP 295695A JP 295695 A JP295695 A JP 295695A JP H08192852 A JPH08192852 A JP H08192852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushioning material
outer box
convex portion
hand hole
intermediate cushioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP295695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Honda
透 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な加工費にて梱包が可能で荷扱い時の作
業性にも優れた梱包装置を提供することを目的とする。 【構成】 筒状に形成された外箱1の相対する両側面に
設けた手孔6と、この外箱1内に挿入される中間部緩衝
材9の外側側面に、前記外箱1に設けた手孔6と同形状
の外周部を持った凸部11を形成し、外箱1内に挿入さ
れた中間部緩衝材9の凸部11を外箱1の手孔6に挿入
し中間部緩衝材9を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型の商品の梱包に使
用する梱包装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の梱包装置は、例えば実公平6−1
7693号公報に開示されているように、図4に示す被
梱包物aの上下を緩衝材b,cで支持し緩衝材b,cの
中間部を支持する中間部緩衝材dを接着した側面柱eで
被梱包物aを囲み外箱fに挿入するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の梱包
装置では被梱包物aを落下衝撃などから保護するため
に、被梱包物aの中間部を支持する中間部緩衝材dを設
ける必要があった。この中間部緩衝材dを被梱包物aの
中間部に支持させるためには、側面柱eなどの支持部材
に中間部緩衝材dを接着した合成部品とする必要があ
り、梱包材の部品点数も多く梱包材料を加工する加工費
も高くなり、梱包時の作業性も低下するなどの欠点を有
していた。
【0004】また、手孔g,hからほこりや害虫などが
進入することにより被梱包物aが汚れ商品価値を低下さ
せる恐れもある。
【0005】また、大型の商品の梱包に使用するため外
箱fに設けた手孔gの端面により荷扱い時の作業者の手
への負担も多く、手孔g自身にも十分な強度を持たせ荷
扱い時の安定性を保つ必要があった。このため、外箱の
手孔gの部分へ補強材を追加するなど追加加工が必要と
なり、梱包材の部品点数や加工費の増加を招くことがあ
った。
【0006】また、外箱fへ設けた手孔gが横長の形状
で、外箱fの天面方向から持たないと手に均一に負担が
掛からず荷扱いの作業性を低下させることがあった。
【0007】そこで本発明は、かかる従来例の問題点を
全て解消するもので梱包材料の部品点数を低減し安価な
加工費にて梱包を可能とし、商品保護性に優れ、荷扱い
時の作業負担も低減させる梱包装置を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載に係る発明は、筒状に形成された外箱の
相対する両側面に設けた手孔と、この外箱内に挿入され
被梱包物の中間部を保護する中間部緩衝材の外側側面
に、前記外箱に設けた手孔と同形状の外周部を持った凸
部を形成し、外箱内に挿入された中間部緩衝材の凸部を
外箱の手孔に挿入して中間部緩衝材を所定位置に固定し
た構成としたものである。
【0009】また請求項2記載に係る発明は、請求項1
記載に係る発明に加えて、手孔を位置決めとして固定し
た中間部緩衝材の凸部下端外周に緩衝材側面にかけて勾
配を形成する構成としたものである。
【0010】また請求項3記載に係る発明は、請求項1
または2記載に係る発明に加えて、手孔を位置決めとし
て固定された中間部緩衝材の凸部中央部に手掛け用の凹
部を形成する構成としたものである。
【0011】また請求項4記載に係る発明は、請求項3
記載に係る発明に加えて、中間部緩衝材の凸部中央部に
形成した凹部の形状を外箱天面側に向けた円弧に形成す
る構成としたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した請求項1記載に係る構成によ
って、外箱に設けた手孔によって被梱包物の中間部を支
持する中間部緩衝材を固定することにより、梱包装置を
構成する包装材の部品点数を削減し、安価な加工費によ
り梱包を完成させる。また、手孔からのほこりや害虫の
進入も防止できる。
【0013】また、請求項2記載に係る構成によって、
中間部緩衝材に設けた凸部の下端外周に中間部緩衝材側
面にかけて勾配を設けることにより、凸部と外箱が密着
し中間部緩衝材の固定がより確実になると共に、手孔か
らのほこりなどの進入の防止効果が向上する。
【0014】また、請求項3記載に係る構成によって、
中間部緩衝材に設けた凸部に手孔用の凹部を形成するこ
とにより、外箱の手孔を補強し、外箱の端面により荷扱
い時に作業者の手への負担を低減させる。
【0015】また、請求項4記載に係る構成によって、
中間部緩衝材に設けた凹部の形状を外箱天面向きの円弧
に形成することにより荷扱い時に作業者の手への負担を
低減させ、荷扱い時の外箱支持の方向に自由度を持たせ
ると共に方向性による作業者の手への負担も低減させ
る。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1、図2、
図3を参照して説明する。
【0017】図1において、1は段ボール紙などで筒状
に形成された外箱で、開口された上下の両端周囲を延長
して開口部を封函するフラップ2,3,4,5が設けら
れており、相対する側面には荷扱い時に使用する手孔6
を透設している。7は、被梱包物10を支持し輸送時の
衝撃などから保護する発泡スチロールなどで形成された
下部緩衝材、8は同じく上部緩衝材、9は同じく中間部
緩衝材であり、それぞれ被梱包物10の下部、上部、上
下間の中間部を支持する。このうち中間部緩衝材9は、
被梱包物10の上下方向の中間部を支持する緩衝材であ
り、図2、図3に詳細に示すように、緩衝材外壁に外箱
1に設けた手孔6と同形状の外周部を持った凸部11を
設け、凸部11の中央に手掛け用の凹部12を形成した
ものである。そして、この凹部12の形状は半円状に形
成され中間部緩衝材上部、即ち外箱1の天面側に向けて
円弧13を形成した形状となっている。また、中間部緩
衝材9に設けた凸部11の下端外周には中間部緩衝材9
の側面にかけて勾配14が設けられている。
【0018】そして、梱包時には図1に示すように下部
のフラップ4,5を閉じた外箱1の中に被梱包物10の
下部を支持する下部緩衝材7を挿入し、被梱包物10を
挿入し下部緩衝材7で支持する。さらに、被梱包物10
の中間部を支持する中間部緩衝材9を挿入する。このと
き、中間部緩衝材9に設けられた凸部11は外箱1の弾
性により外箱1を押し広げながら挿入され外箱1の手孔
6に中間部緩衝材9の凸部11が挿入された時点で外箱
1が復元すると共に、中間部緩衝材9が外箱1の中間部
に固定される。このとき、外箱1の手孔6の外周は加工
時の圧力により外箱1の板厚がつぶれており、このつぶ
れ部分に中間部緩衝材9の凸部11の下端外周に設けた
勾配14が密着する。そして、最後に上部緩衝材8を挿
入し被梱包物10の上部を支持し外箱1の上部のフラッ
プ2,3を閉じて梱包が完了するものである。
【0019】なお、上記実施例は外箱1の上下にフラッ
プ2,3,4,5を設けた箱形式にて説明したが、外箱
底面が開口され底板により開口が閉塞される箱形式にお
いても同様の効果は得られる。
【0020】上記構成より、中間部緩衝材9に設けた凸
部11が外箱1の手孔6に挿入されることから中間部緩
衝材9の固定が可能となり、中間部緩衝材9が単独で形
成され中間部緩衝材9を側面柱など別の固定部材などに
固定する必要がなく、中間部緩衝材9を構成する部品点
数が削減され、安価な加工費にて梱包が可能となり、梱
包時に扱う部品点数も低減し梱包作業の作業性も向上す
る。また、外箱1の手孔6を中間部緩衝材9により密閉
し、ほこりや害虫の進入を防止し被梱包物10の汚れを
防ぐ効果もある。
【0021】その上、中間部緩衝材9に設けた勾配14
により外箱1の手孔6の端面の板厚のつぶれ部分に中間
部緩衝材9が確実に密着し、外箱1内へのほこりなどの
進入防止効果が更に向上する。
【0022】更に、中間部緩衝材9に設けた凸部11の
中央に凹部12を形成することにより、梱包完成時凹部
12を荷扱い時の手掛け部として使用し、外箱1の手孔
6を直接持つ場合と異なり外箱1の手孔6の端面にて作
業者の手に負担を掛けることも少なくなる。また、外箱
1の手孔6を補強する効果もあり荷扱い時の安定性も増
し、外箱1の手孔6への補強材などの追加加工を施す必
要もなくなる。
【0023】更に、中間部緩衝材9の凸部11に設けた
凹部12の上部形状を半円状の円弧13にしたことによ
り凹部12を持って荷扱いをするとき、外箱1をどのよ
うな姿勢で持っても凹部12へ手が確実に掛かり手への
負担が低減し荷扱いの作業性が容易になり、外箱1を天
面方向以外からでも容易に扱える。
【0024】
【発明の効果】上記実施例でも明らかなように、本発明
は被梱包物の中間部を保護する中間部緩衝材の外側側面
に設けた凸部を外箱の手孔に挿入することにより中間部
緩衝材単体にて外箱内での固定を可能とし、中間部緩衝
材固定用の部品などを特別に必要とせず部品点数を低減
し、安価な加工費にて作成が可能であり、外箱内へのほ
こりなどの進入も防止できる。
【0025】また、中間部緩衝材に設けた凸部の下端外
周に中間部緩衝材側面にかけて勾配を設けることによ
り、中間部緩衝材と外箱が密着しほこりなどの進入防止
効果が向上する。
【0026】また、中間部緩衝材に設けた凸部中央に手
掛け用の凹部を設けることにより、荷扱い時に作業者の
手に負担を掛けることもなく、外箱の手孔へ補強材など
を追加する必要もないため加工性も向上する。
【0027】また、中間部緩衝材の凸部中央に設けた凹
部の形状を半円状の円弧にすることにより、荷扱い時の
作業姿勢を規制することなく自由に荷扱いできると共
に、作業者への負担低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における梱包装置の分解斜視
【図2】本発明の一実施例における中間部緩衝材の拡大
斜視図
【図3】本発明の一実施例における中間部緩衝材を外箱
に装着した際の要部断面図
【図4】従来例を示す梱包装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 外箱 6 手孔 9 中間部緩衝材 10 被梱包物 11 凸部 12 凹部 13 円弧 14 勾配

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大型の被梱包物を挿入する筒状に形成さ
    れた外箱の相対する両側面に設けた手孔と、この外箱内
    に挿入され被梱包物の中間部を保護する中間部緩衝材の
    外側側面に、前記外箱に設けた手孔と同形状の外周部を
    持った凸部を形成し、外箱内に挿入された中間部緩衝材
    の凸部を外箱の手孔に挿入して中間部緩衝材を所定位置
    に固定した梱包装置。
  2. 【請求項2】 手孔を位置決めとして固定した中間部緩
    衝材の凸部下端外周に緩衝材側面にかけて勾配を形成し
    た請求項1記載の梱包装置。
  3. 【請求項3】 手孔を位置決めとして固定した中間部緩
    衝材の凸部中央部に手掛け用の凹部を形成した請求項1
    または2記載の梱包装置。
  4. 【請求項4】 中間部緩衝材の凸部中央部に形成した凹
    部の形状を外箱天面側に向けた円弧に形成した請求項3
    記載の梱包装置。
JP295695A 1995-01-12 1995-01-12 梱包装置 Pending JPH08192852A (ja)

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JP295695A JPH08192852A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 梱包装置

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Family

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JP295695A Pending JPH08192852A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 梱包装置

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JP (1) JPH08192852A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015131660A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 三菱電機株式会社 梱包装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015131660A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 三菱電機株式会社 梱包装置

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