JPH0437059Y2 - - Google Patents

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JPH0437059Y2
JPH0437059Y2 JP7202288U JP7202288U JPH0437059Y2 JP H0437059 Y2 JPH0437059 Y2 JP H0437059Y2 JP 7202288 U JP7202288 U JP 7202288U JP 7202288 U JP7202288 U JP 7202288U JP H0437059 Y2 JPH0437059 Y2 JP H0437059Y2
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band
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は梱包装置に関し、特に段ボール箱が上
箱(箱本体)と底箱(底壁)より為る梱包装置に
関する。
(ロ) 従来の技術 テレビジヨン受像機等の重量物を梱包する梱包
装置の一例を第16図に示す。第16図に於いて
10は段ボール製上箱である。12はこの上箱1
0の底部開口部を塞ぐ段ボール製底箱、13,1
3は上部外蓋である。14は粘着テープである。
16,17は締め付け用バンドであり、このバン
ド16,17は上箱10と底箱12を一体として
いる。尚、類似の梱包装置は実開昭47−37319号
(132C22)にも示されている。
しかし、上記の如く、上箱10の上部外蓋1
3,13を粘着テープ14で止めると、開梱後の
取出し、再梱包が困難となる。
このため、第17図乃至第19図の梱包装置が
提案されている。第17図に於いて、18,18
は上部内蓋である。この上部内蓋18,18は上
部外蓋13,13と共に上箱10の上部開口部を
塞ぐ。20,20,20,20は上部内蓋18,
18に設けられた切り込み穴である。22,2
2,22,22はバンド規定用の切欠である。2
4,24,24,24は差し込み部であり、この
差し込み部24,24,24,24は前記切り込
み穴20,20,20,20に差し込まれて、上
部外蓋13,13と上部内蓋18,18による封
縅を行う。26は一本のバンドである。
第18図は底箱12の斜視図である。
第19図は上箱10の上部内蓋18,18を閉
じて、上部外蓋13,13を開いた時の上面図で
ある。尚、この様な切り込み穴20,20,2
0,20については、実公昭56−27048号
(B65D5/10)に示されている。
この梱包装置に依れば、再梱包等が容易であ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 第17図の梱包装置を組み立てた後に、この梱
包装置を運搬すると、内部のテレビジヨン受像機
の重量は底箱21に加わる。そして、この力はバ
ンド26を介して上部外蓋13,13に加わる。
又、この梱包装置の側部に位置したバンドを引つ
張つてこの梱包装置を移動させる時も、力はバン
ド26を介して上部外蓋13,13に加わる。
このバンド26を介して、上部外蓋13,13
に加わる力の方向は、この上部外蓋13,13の
差し込み部24,24,24,24を切り込み穴
20,20,20,20より引き抜く方向と一致
する。
このため、上部外蓋13,13は外れ易い。そ
して、この上部外蓋13,13が外れると、バン
ド26による底箱12の保持も外れる。
差し込み部24,24,24,24による保持
力を強めるために、この差し込み部24,24,
24,24の差し込み寸法を大きく設計する必要
がある。しかし、長い差し込み部24,24,2
4,24が、切り込み穴20,20,20,20
へ挿入されると、上箱10内に収められたテレビ
ジヨン受像機等の製品に当る惧れがある。これを
避けるために、切り込み穴20,20,20,2
0の周辺及び上部内蓋18,18と製品との空間
寸法を大きく設計する必要があり、梱包装置が大
きくなり、材料や物流のロスが発生する。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は内蓋18,18にバンド30,32,
33,44,45,46,47を掛けると共に、
内蓋18,18のバンド係止用の係止部28,3
4,36,38,64より内側に切り込み20,
60を設けることを特徴とする。
(ホ) 作用 本願は上記の様な構成なので、切り込み20,
60に外蓋13,13の差し込み部24を差し込
んで封緘をなすと、この外蓋13,13により、
この梱包装置の上面に位置する係止部28,3
4,36,38,64及びバンド30,32,3
3,44,45,46,47が覆われる。
(ヘ) 実施例 第1図及び第2図を参照しつつ、本考案の第1
実施例を示す。尚、第1図及び第2図に於いて、
第16図乃至第19図と同一部分には同一符号を
付した。
28,28,28,28は上部内蓋18,18
に設けられた切欠(係止部)、30は一本の輪状
のバンドである。このバンド30により底箱12
を上箱10の下部開口部に保持させる。この保持
のため、このバンド30を上部内蓋18,18の
切欠28,28,28,28に嵌める。
そして、上部内蓋18,18を閉じた後に、上
部外蓋13,13の差し込み部24,24,2
4,24を切り込み穴20,20,20,20に
差し込んで封緘する。バンド30の位置は、切欠
28,28,28,28のバンド折り位置28
a,28a,28a,28aに依り決まる。そし
て、バンド30の位置より内側に切り込み穴2
0,20,20,20を形成しているので、封緘
時、上部内蓋18,18上のバンド30は上部外
蓋13,13により覆い隠される。
第3図に本考案の第2実施例を示す。第2実施
例は第1実施例の切欠28,28,28,28の
切り込み方向を変更した例である。
第4図乃至第6図を参照しつつ、本考案の第3
実施例を示す。この第3実施例はバンドを2本使
用した例であり、バンド32,33の両端部32
a,32bを上部内蓋18,18に巻き付けて係
合させている。第4図の円内のバンドの端部32
aの係合を第5図に示す。34はバンド止め用の
第1孔である。36はバンド止め用の第2孔であ
る。
バンド32,33の端部は第5図に示す様に、
底箱12の下より第1孔34を通つて上部内蓋1
8の先端で折り返されて第2孔36、第1孔34
を介して外部に出る。このようにして、バンド3
2の他端(第4図32b側)も止め、残りのバン
ド33の両端も同様に止める。
第7図乃至第9図に本考案の第4実施例を示
す。この第4実施例は、第3実施例の如く2本の
バンド端部を巻き付けて止めるのではなく、切欠
38,38,38,38の幅より幅広の突起4
0,42をバンド44,45の両端に設けてバン
ド44,45の両端を切欠38,38,38,3
8に係止せしめるものである。
第10図乃至第15図を参照しつつ、本考案の
第5実施例を示す。この実施例は第10図に示す
輪状のバンド46,47を2本使用するタイであ
る。このバンド46,47は2つ折りにされて両
側にループを持つバンドとして使用される。第1
1図に示す如くこの2本のバンドは底箱12の側
部に設けられた孔12a,12a,12b,12
bを介して底箱12の底部の内面側に配されてい
る。48は把手用孔である。60,60,60,
60は上部内蓋18,18に設けられた切り込み
である。この切り込み60,60,60,60に
は、差し込み部24,24,24,24が差し込
まれる。62,62は差し込みをスムーズにする
ための折り曲げ部である。64,64,64,6
4は切欠であり、この切欠64,64,64,6
4には、第12図に示す如く輪状バンド46の一
端側が掛けられる。
上記組立てを説明する。尚、梱包される製品及
びクツシヨン材は図示省略した。第11図の如く
バンド46,47を孔12a,12a,12b,
12bに通す。クツシヨン材及び製品を配置す
る。上箱10をかぶせる。
第13図の如くなつたバンド46,47の端
を、第12図の如く切欠64に掛ける。そして、
第14図の状態となる。その後、内蓋18,18
を閉じて差し込み部24,24,24,24を切
り込み60,60,60,60に差し込んで封緘
を完了する。第15図にこの差し込み途中の図を
示す。尚、この第15図ではバンド46,47を
図示省略した。
(ト) 考案の効果 上記の如く、本考案に依れば、上部内蓋18,
18にバンドを係止している。従つて、従来例の
如くバンドからの力が差し込み部24,24,2
4,24のある上部外蓋13,13に加わり、差
し込みが外れることはない。又、上部外蓋13,
13の一方の差し込みが外れても、片方の上部外
蓋て上部内蓋18,18の閉状態が保たれる。こ
のため、第17図の如く、ただちに底箱12が外
れることはない。
さらに、上部内蓋18,18に係止された(掛
けられた)バンド位置より内側に切り込み穴2
0,20,20,20及び切り込み60,60,
60,60を設けている。このため、上部外蓋1
3,13の差し込み部24,24,24,24を
差し込んだ時に、この上部外蓋13,13によ
り、梱包箱の上面に位置するバンド30,32,
33,44,45,46,47及びバンド掛止部
28,34,36,38,64は覆われて、露出
しない。従つて、この梱包箱を複数個段積みした
状況で、その中の1個をバンドを持つて引つ張り
出す場合、上部に露出したバンド30,32,3
3,44,45,46,47又はバンドの係止部
28,34,36,38,64が、この引つ張り
出す梱包箱の上に積まれている梱包箱の底面に引
つ掛けられて破損する惧れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図はその上面図である。第3図は本考案の第2
実施例を示す上面図である。第4図は本考案の第
3実施例を示す斜視図、第5図はその一部拡大断
面図、第6図はその上面図である。第7図は本考
案の第4実施例を示す斜視図、第8図はその一部
拡大断面図、第9図はその上面図である。第10
図は本考案の第5実施例のバンドを示す図、第1
1図は第5実施例の斜視図、第12図、第13
図、第14図、第15図はその組み立てを説明す
るための図、第16図、第17図、第18図、第
19図は従来例を示す図である。 10……上箱(箱本体)、13,13……上部
外蓋(外蓋)、18,18……上部内蓋(内蓋)、
12……底箱(底蓋)、30,32,33,44,
45,46,47……バンド、28,28,2
8,28……切欠(係止部)、34,34,34,
34……第1孔(係止部)、36,36,36,
36……第2孔(係止部)、38,38,38,
38……切欠(係止部)、64,64,64,6
4……切欠(係止部)、24,24,24,24
……差し込み部、20,20,20,20……切
り込み穴(切り込み)、60,60,60,60
……切り込み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱本体10の上部開口部を塞ぐべくこの箱本体
    10に設けられた一対の外蓋13,13と一対の
    内蓋18,18と、 この箱本体10の下部開口部を塞ぐ底蓋12
    と、 この底蓋12を前記箱本体10に取り付けるバ
    ンド30,32,33,44,45,46,47
    と、 前記一対の内蓋18,18に設けられ前記バン
    ド30,32,33,44,45,46,47を
    係止する係止部28,34,36,38,64と
    を、 備える梱包装置に於いて、 前記一対の外蓋13,13に設けられた差し込
    み部24と、 前記一対の内蓋18,18の前記係止部28,
    34,36,38,64より内側に設けられ前記
    差し込み部24が差し込まれる切り込み20,6
    0とを、 備えることを特徴とする梱包装置。
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