JP6765896B2 - フィルムロール搬送具 - Google Patents

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Description

本発明は一般にフィルムロール搬送具に関するものであり、より特定的には一つで何種類もの規格のフィルムロールに対応することができるように改良されたフィルムロール搬送具に関する。
従来、フィルムロールは段ボール箱に詰められて搬送される。段ボール箱に詰める前に、図5(A)に示すようなフィルムロールの端面を保護する一対の端面保護具1が準備される。端面保護具1は、例えば矩形の段ボール紙2を2枚重ねて形成された板状部材3に、プラスチックで形成された突出部4が設けられてなる。図5(B)に示すように、端面保護具1は、その突出部4をフィルムロール5のコア6の空洞部に挿入することにより、フィルムロール5の両端面に配置される。フィルムロール5は、例えば熱収縮性筒状ラベル、ストレッチラベルあるいはその他のフィルムがコアを中心にロール状に巻かれたものである。端面保護具1は、フィルムロール5のコア6の両端部を受け止める。
その状態で、フィルムロール5を鉛直方向に立てて段ボール箱7に詰められて、内フラップ9と外フラップ10を閉じて、図5(C)に示すように、天側と底側の蓋をガムテープ8などで封じて、トラックなどで搬送される。
ところで、図6に示すように、フィルムロール5の径Dは、厚みと長さ(例えば25μm×2000m巻き、20μm×2000m巻き)で決まる。鉛直方向の高さはフィルムの幅で決まり、これには種々の規格が定められている(例えば980mm幅、900mm幅、870mm幅)。
そのため、規格で定められたフィルムの幅毎に、図5(B)に示すような、高さの異なるダンボール箱7をその都度準備しなければならず、ケースサイズアイテム数が多く、煩雑であるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、一つで何種類もの規格のフィルムロールに対応することができるように改良されたフィルムロール搬送具を提供することを目的とする。
この発明の他の目的は、フィルムロール内に虫が侵入しないように改良されたフィルムロール搬送具を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、通い用のフィルムロール搬送具を提供することにある。
本発明に係るフィルムロール搬送具は、フィルムロールを鉛直方向に立てて収容して搬送するためのフィルムロール搬送具に係り、上記フィルムロールの下部を収容する下箱と、上記下箱より周囲長(周囲の長さ)が一回り大きい、上記フィルムロールの上部側から上記下箱に被さるように蓋をする上箱と、を備える。上記上箱の製品出し口に、上記上箱の上端から上記下箱内に垂れ下がるように延びて、上記フィルムロールを包んで保護する保護用袋が取り付けられている。上箱の向かい合う上辺のそれぞれには、バンドを挿入するための、箱内部と箱外部とを繋ぐバンド挿入口が設けられ、下箱にはバンド挿入口が設けられておらず、保護用袋は、バンド挿入口の付近で、隙間を残して上箱の製品出し口に固定されている。
本発明に係るフィルムロール搬送具によれば、フィルムロールの収容部を上箱と下箱とに分離したので、鉛直方向の高さが可変となる。また、フィルムロールは、保護用袋に包まれて保護される。
上記フィルムロール保護具はプラスチックダンボールで形成されるのが好ましい。耐久性があり、通いのフィルムロール搬送具となる。
本発明に係るフィルムロール搬送具によれば、フィルムロールの収容部を上箱と下箱とに分離したので、鉛直方向の高さが可変となる。また、フィルムロールは保護用袋の中で保護されるので、外部からの虫などの侵入を防止することができる。
本発明の実施例1に係るフィルムロール搬送具の概念を説明する図であり、下箱と上箱とからなる。 本発明の実施例1に係るフィルムロール搬送具を用いて、フィルムロールを梱包する様子を示す斜視図である。 (A)はフィルムロールを収容して下箱に上箱を被せて、上箱と下箱とをPPバンドで結束して面ファスナでPPバンドを固定した状態を示す斜視図であり、(B)は、図3(A)におけるB−B線に沿う断面図であり、(C)は、図3(B)におけるC部の、保護用袋と上箱と接着剤とバンド挿入口とPPバンドと隙間の位置関係を示すための、上方から見た概念図である。 (A)はフィルムロールを収容して下箱に上箱を被せて、上箱と下箱とをPPバンドで結束してストッパーで固定した状態を示す斜視図であり、(B)は図4(A)におけるB−B線に沿う断面図である。 従来のフィルムロール搬送具を説明する図である。 フィルムロールには種々の大きさの規格があることを説明する図である。
一つで何種類もの規格のフィルムロールに対応することができるように改良されたフィルムロール搬送具を得るという目的を、鉛直方向の高さを可変にすることによって実現した。また、フィルムロール内に虫が侵入しないように改良されたフィルムロール搬送具を得るという目的を、上箱の製品出し口に、上箱の上端から上記下箱内に垂れ下がるように延びて、フィルムロールを包んで保護する保護用袋を取り付けることによって実現した。以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。各図中、同一又は相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を繰り返さない。
図1に示すように、本発明に係るフィルムロール搬送具11は、下箱12と、下箱12より周囲長が一回り大きい上箱13とを備える。下箱12及び上箱13はプラスチックダンボールで形成され、内フラップ9と外フラップ10を閉じて組み立てられる。外フラップ10の内面には面ファスナ17の雌雄の一方17aが設けられ、内フラップ9の外面には面ファスナ17の雌雄の他方17bが設けられている。図示は省略するが、下箱12にも、同様に面ファスナが取り付けられている。上箱13の向かい合う上辺のそれぞれに、PPバンドを挿通するためのバンド挿入口15が設けられている。上箱13の製品出し口に、上箱13の上端から下箱12内に垂れ下がるように延びて、フィルムロール5を包んで保護する保護用袋14が取り付けられている。保護用袋14は、接着剤などにより、バンド挿入口15の部分に隙間を残して、上箱13の製品出し口に固定される(詳細は図3(C)を用いて後述する)。保護用袋14の上部は、折り込み用に余裕を持たせている。この折込用の部分は、隙間なくフィルムロール5の上部を包める大きさに選ばれている。保護用袋14の下部は閉じられている。保護用袋14は例えばプラスチックフィルムで形成される。
図2に示すように、フィルムロール5の両端に端面保護具1を取り付けて、保護用袋14内に、両端が端面保護具1で保護されたフィルムロール5を収容し、フィルムロール5の下部側を下箱12に収容する。さらに続けて、上箱13で、フィルムロール5の上部側から下箱12に被さるように蓋をする。保護用袋14の折り込み用部分で、フィルムロール5の上部を四方から隙間なく押さえ、内フラップ9を閉じる。次に、面ファスナ17の雌雄の一方17aが他方17bに重なるように、外フラップ10を閉じる。
図3(A)は、フィルムロール5を下箱12に収容した状態で、フィルムロール5の上部側から下箱12に上箱13が被さるように蓋をした状態の斜視図である。図3(B)に示すように、バンド挿入口15に上箱13と下箱12をまとめて結束するために予め挿入しておいたPPバンド16を用いて、下箱12と上箱13を結束し、予めPPバンド16に設けていた面ファスナ18で留める。このような状態で搬送される。
図3(C)の概念図を用いて、バンド挿入口15の付近を詳しく説明すると、保護用袋14は、バンド挿入口15の付近で、隙間21を残して、接着剤19などにより、上箱13の製品出し口に固定されており、PPバンド16の一方の端部が、この隙間21を通って上箱13の内側から外部に出ている。保護用袋14の側壁には何ら孔は設けられない構成であるので密封性が保たれる。PPバンド16をバンド挿入口15に挿入する工程は、どの段階で行ってもよく、図2に示す段階で既に行っているのが好ましい。
作用効果について説明すると、フィルムロール5の鉛直方向の高さが低ければ、下箱12への上箱13の被さり方が深くなるように、フィルムロール5の鉛直方向の高さが高ければ、下箱12への上箱13の被さり方が浅くなるように調整されるので、鉛直方向の高さが可変となり、ひいては、一つの搬送具で何種類もの規格のフィルムロール5に対応することができる。フィルムロール5は、保護用袋14の中で保護されるので、外部からの虫などの侵入が防止される。
また上箱13と下箱12の重なり部分で、プラスチックダンボールが2枚になるので、強度が向上する。下箱12はフィルムロール5の径に応じて、その径を変える必要はある。一方、上箱13は同一の大きさで賄えるので、量産効果により、経済的である。
フィルムロール5を取り出す時は、上箱13のフラップの面ファスナ17を外して、保護用袋14の折り込み用部分を開いて、製品取出し口より、フィルムロール5を取り出す。本発明に係るフィルムロール搬送具11は、フィルムロール5の取出し後は、そのまま圧縮し折り畳んで、返却され、通いとして何回も用いられる。
なお、図4(A)、(B)に示すようにPPバンド16の固定は、ストッパー20を用いて行うように構成してもよい。ストッパー20で固定する場合は、PPバンド16は底部に2回巻きになる。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係るフィルムロール搬送具によれば、鉛直方向の高さが可変となるので、一つで何種類もの規格のフィルムロールを収容し搬送することができる。また、フィルムロールは保護用袋の中で保護されるので、外部からの虫の侵入が防止される。
1 端面保護具
2 段ボール紙
3 板状部材
4 突出部
5 フィルムロール
6 コア
7 段ボール箱
8 ガムテープ
9 内フラップ
10 外フラップ
11 フィルムロール搬送具
12 下箱
13 上箱
14 保護用袋
15 バンド挿入口
16 PPバンド
17、18 面ファスナ
19 接着剤
20 ストッパー
21 隙間

Claims (2)

  1. フィルムロールを鉛直方向に立てて収容して搬送するためのフィルムロール搬送具であって、
    前記フィルムロールの下部を収容する下箱と、
    前記下箱より周囲長が一回り大きい、前記フィルムロールの上部側から前記下箱に被さるように蓋をする上箱と、
    前記上箱の製品出し口に取り付けられ、前記上箱の上端から前記下箱内に垂れ下がるように延びて、前記フィルムロールを包んで保護する保護用袋と、を備え、
    前記上箱の向かい合う上辺のそれぞれには、バンドを挿入するための、箱内部と箱外部とを繋ぐバンド挿入口が設けられ、
    前記下箱にはバンド挿入口が設けられておらず、
    前記保護用袋は、前記バンド挿入口の付近で、隙間を残して前記上箱の製品出し口に固定されている、フィルムロール搬送具。
  2. 前記上箱及び下箱は、プラスチックダンボールで形成される請求項1に記載のフィルムロール搬送具。
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