JPH0352461Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352461Y2 JPH0352461Y2 JP1987017168U JP1716887U JPH0352461Y2 JP H0352461 Y2 JPH0352461 Y2 JP H0352461Y2 JP 1987017168 U JP1987017168 U JP 1987017168U JP 1716887 U JP1716887 U JP 1716887U JP H0352461 Y2 JPH0352461 Y2 JP H0352461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- bent
- light clothing
- pair
- presser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、パンツ類などの軽衣類を簡単に保
持および吊下陳列ができる軽衣類用吊具に関す
る。
持および吊下陳列ができる軽衣類用吊具に関す
る。
この種従来の吊具として、たとえば、実公昭55
−22923号公報に記載の吊具が知られている。こ
の吊具は厚紙などの屈曲可能の材料により両端間
の中央に屈曲部に有する基材を設け、この基材の
一端部の両側縁に基材と対応するように屈曲片を
1対形成し、この1対の屈曲片の基材との連成折
目線に切込みをそれぞれ入れ、基材の他端の両側
縁を切込みに差し込み、両側縁に鋸歯状の凹凸を
設けた差し込みを連成し、屈曲部にフツクを設け
たものである。
−22923号公報に記載の吊具が知られている。こ
の吊具は厚紙などの屈曲可能の材料により両端間
の中央に屈曲部に有する基材を設け、この基材の
一端部の両側縁に基材と対応するように屈曲片を
1対形成し、この1対の屈曲片の基材との連成折
目線に切込みをそれぞれ入れ、基材の他端の両側
縁を切込みに差し込み、両側縁に鋸歯状の凹凸を
設けた差し込みを連成し、屈曲部にフツクを設け
たものである。
しかし、上記従来の吊具では、1対の差し込み
片で衣類を押さえる場合に、この差し込み片の両
端が重ならず、衣類の押さえが不安定であり、陳
列用のスタンドのアームなどにフツクを掛け、吊
下陳列を行つている場合に、衣類の脱落を招き易
い。
片で衣類を押さえる場合に、この差し込み片の両
端が重ならず、衣類の押さえが不安定であり、陳
列用のスタンドのアームなどにフツクを掛け、吊
下陳列を行つている場合に、衣類の脱落を招き易
い。
また、この差し込み片を基材との連成折目線に
形成した切込みに挿入するようにしているため、
その挿入操作がわずらわしく、挿入失敗を何度も
重ねているうちに、差し込み片の素材に折目がで
きて性能の劣化を来たし、上記同様に衣類の保持
機能を充分に発揮できなくなるおそれがある。
形成した切込みに挿入するようにしているため、
その挿入操作がわずらわしく、挿入失敗を何度も
重ねているうちに、差し込み片の素材に折目がで
きて性能の劣化を来たし、上記同様に衣類の保持
機能を充分に発揮できなくなるおそれがある。
この考案は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、構成、組立が簡単で、軽衣類の
保持が確実にでき、脱落を防止できる軽衣類用吊
具を提供することを目的とする。
なされたもので、構成、組立が簡単で、軽衣類の
保持が確実にでき、脱落を防止できる軽衣類用吊
具を提供することを目的とする。
この考案の軽衣類用吊具は、厚紙などの折曲可
能の基材の中央部に折曲部を形成し、 基材の折
曲部の下側近傍の側縁より端縁に凹凸部を有する
1対の押え部を形成し、折曲部の上側の端縁に所
定の間隔をもつて1対の切込みを形成し、押え部
と平行して1対の帯状の差し込み片を設けたもの
である。
能の基材の中央部に折曲部を形成し、 基材の折
曲部の下側近傍の側縁より端縁に凹凸部を有する
1対の押え部を形成し、折曲部の上側の端縁に所
定の間隔をもつて1対の切込みを形成し、押え部
と平行して1対の帯状の差し込み片を設けたもの
である。
この考案は基材の裏面側において軽衣類の上部
を1対の押え部で押し、この押え部の先端を重ね
るとともに凹凸部と折曲部間に軽衣類を挟持させ
て軽衣類とともに折曲部で折り曲げ、差し込み片
を切込みに挿入する。
を1対の押え部で押し、この押え部の先端を重ね
るとともに凹凸部と折曲部間に軽衣類を挟持させ
て軽衣類とともに折曲部で折り曲げ、差し込み片
を切込みに挿入する。
以下、この考案の軽衣類用吊具の実施例につい
て図面に基づき説明する。第1図はその一実施例
の展開図であり、第2図はその裏面図である。こ
の第1図,第2図は両図において、1は基材であ
る。この基材1は厚紙などの折曲可能な板材が使
用されており、この基材1のほぼ中央部には所定
の間隔(後述する軽衣類の厚みに相当)をもつて
2条の折目線1a,1bが形成され、この2条の
折目線1a,1bを基材1の裏面側に折り曲げ
て、折曲部4を形成するようになつている。
て図面に基づき説明する。第1図はその一実施例
の展開図であり、第2図はその裏面図である。こ
の第1図,第2図は両図において、1は基材であ
る。この基材1は厚紙などの折曲可能な板材が使
用されており、この基材1のほぼ中央部には所定
の間隔(後述する軽衣類の厚みに相当)をもつて
2条の折目線1a,1bが形成され、この2条の
折目線1a,1bを基材1の裏面側に折り曲げ
て、折曲部4を形成するようになつている。
この折目線1bに隣接して、基材1の巾方向の
両側縁より押え部2,3が突出されている。この
押え部2,3は帯状に形成され、その長手側の上
端縁には、それぞれ凹凸部としての波形状部2
a,3aが形成されている。この波形状部2a,
3aは折目線1a,1bを折り曲げて形成される
折曲部4との間に軽衣類を挟持し、かつそのずれ
を防止するために形成されている。
両側縁より押え部2,3が突出されている。この
押え部2,3は帯状に形成され、その長手側の上
端縁には、それぞれ凹凸部としての波形状部2
a,3aが形成されている。この波形状部2a,
3aは折目線1a,1bを折り曲げて形成される
折曲部4との間に軽衣類を挟持し、かつそのずれ
を防止するために形成されている。
押え部2,3の長さ寸法は、第3図に示すよう
に、軽衣類5を基材1の裏面側において押さえる
ように基材1の側縁部から折り曲げたとき、押え
部2,3の先端が重なる寸法となつている。
に、軽衣類5を基材1の裏面側において押さえる
ように基材1の側縁部から折り曲げたとき、押え
部2,3の先端が重なる寸法となつている。
また、基材1の折曲部4の上側の端縁には、所
定の間隔をもつて2条の切込み6a,6bが形成
されている。この切込み6a,6bには、それぞ
れ差し込み片7,8の先端部7a,8aが差し込
まれるようになつている。
定の間隔をもつて2条の切込み6a,6bが形成
されている。この切込み6a,6bには、それぞ
れ差し込み片7,8の先端部7a,8aが差し込
まれるようになつている。
この差し込み片7,8はそれぞれ押え部2,3
と平行になるように、基材1の側縁より突出さ
れ、帯状に形成されている。この差し込み片7,
8の先端部7a,8aはそれぞれアールをとつ
て、切込み6a,6bに差し込みし易いようにな
つている。
と平行になるように、基材1の側縁より突出さ
れ、帯状に形成されている。この差し込み片7,
8の先端部7a,8aはそれぞれアールをとつ
て、切込み6a,6bに差し込みし易いようにな
つている。
なお、第2図の9はフツクであり、このフツク
9は「c」字形に形成され、折曲部4の上面より
突出され、陳列用の図示しないスタンドのアーム
に引つ掛けるようになつている。
9は「c」字形に形成され、折曲部4の上面より
突出され、陳列用の図示しないスタンドのアーム
に引つ掛けるようになつている。
次に、この考案の軽衣類用吊具により軽衣類を
保持しかつ吊り下げる手順について述べる。この
場合の軽衣類として、説明の都合上、パンツを適
用した場合について説明する。
保持しかつ吊り下げる手順について述べる。この
場合の軽衣類として、説明の都合上、パンツを適
用した場合について説明する。
まず、第3図(取り付け手順を示す斜視図)よ
り明らかなように、折目線1a,1bを基材1の
裏面側に折り曲げて、折曲部4を断面「コ」字形
に形成する。
り明らかなように、折目線1a,1bを基材1の
裏面側に折り曲げて、折曲部4を断面「コ」字形
に形成する。
次いで、第3図より明らかなように、軽衣類5
が基材1の巾内に納まるように折り曲げて、基材
1の裏面側において、折曲部4のやや上部まで軽
衣類5を当てる。
が基材1の巾内に納まるように折り曲げて、基材
1の裏面側において、折曲部4のやや上部まで軽
衣類5を当てる。
この状態で、押え部2,3を順次基材1の側縁
部分より裏側に折り曲げ、軽衣類5を押さえる。
このとき、押え2,3の先端部分は重ねられ、ま
た、波形状部2a,3aと折曲部4の裏面間に軽
衣類5を挟持する。この波形状部2a,3aによ
り、軽衣類5は左右方向のずれが抑制される。
部分より裏側に折り曲げ、軽衣類5を押さえる。
このとき、押え2,3の先端部分は重ねられ、ま
た、波形状部2a,3aと折曲部4の裏面間に軽
衣類5を挟持する。この波形状部2a,3aによ
り、軽衣類5は左右方向のずれが抑制される。
この状態で、折曲部4の折目線1aをさらに折
り曲げて、基材1の先端と折目線1a間の部分を
軽衣類5上に重ねる。
り曲げて、基材1の先端と折目線1a間の部分を
軽衣類5上に重ねる。
次に、差し込み片7,8を基材1の側縁部分よ
り折り曲げて、基材1の側縁と切込み6a間の端
部1A、基材1の側縁と切込み6b間の端部1B
の外側をそれぞれ差し込み片7,8で押さえなが
ら、この差し込み片7,8の先端部7a,8aを
切込み6a,6bに差し込む。
り折り曲げて、基材1の側縁と切込み6a間の端
部1A、基材1の側縁と切込み6b間の端部1B
の外側をそれぞれ差し込み片7,8で押さえなが
ら、この差し込み片7,8の先端部7a,8aを
切込み6a,6bに差し込む。
これにより、先端部7a,8aは切込み6a,
6b間の中間部1cの裏面側に軽衣類5側が押さ
れる。かくして、軽衣類5が吊具内に保持され、
第4図に示すように、吊具から軽衣類5が吊下陳
列可能となる。
6b間の中間部1cの裏面側に軽衣類5側が押さ
れる。かくして、軽衣類5が吊具内に保持され、
第4図に示すように、吊具から軽衣類5が吊下陳
列可能となる。
この状態で、フツク9をスタンドのアームなど
に掛ければ、軽衣類5は吊下陳列されることにな
る。
に掛ければ、軽衣類5は吊下陳列されることにな
る。
この第4図は吊具に軽衣類5を吊り下げた状態
の背面図であり、この吊具の基材1の表裏両面あ
るいは片面に、軽衣類5の素材、材質、サイズな
どを表示することができるようになつている。
の背面図であり、この吊具の基材1の表裏両面あ
るいは片面に、軽衣類5の素材、材質、サイズな
どを表示することができるようになつている。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の軽衣類用吊具によれ
ば1対の押え部でこの押え部の先端が重なるよう
にして軽衣類を基材の裏面側で押さえるととも
に、押え部の凹凸部と基材の折曲部間で軽衣類を
挟持するようにしたので、軽衣類の保持が確実と
なり、また軽衣類が左右にずれることがなく、し
たがつて、軽衣類が吊下陳列中に簡単に脱落する
ことがなくなる。
ば1対の押え部でこの押え部の先端が重なるよう
にして軽衣類を基材の裏面側で押さえるととも
に、押え部の凹凸部と基材の折曲部間で軽衣類を
挟持するようにしたので、軽衣類の保持が確実と
なり、また軽衣類が左右にずれることがなく、し
たがつて、軽衣類が吊下陳列中に簡単に脱落する
ことがなくなる。
また、差し込み片で基材を押さえながら、その
先端部を切込みに差し込むようにしたので、組立
が簡単で差し込み片を何度も切込みに差し込み直
しをする必要がなく、その機能劣化が防止できる
ものである。
先端部を切込みに差し込むようにしたので、組立
が簡単で差し込み片を何度も切込みに差し込み直
しをする必要がなく、その機能劣化が防止できる
ものである。
また、この考案では押え部の端縁の凹凸部を波
形状部として説明してきたが、鋸歯状でも勿論、
同様の効果は得られるものである。
形状部として説明してきたが、鋸歯状でも勿論、
同様の効果は得られるものである。
第1図はこの考案の軽衣類用吊具の一実施例の
展開図、第2図は同上軽衣類用吊具の裏面図、第
3図、第4図はそれぞれ同上軽衣類用吊具に軽衣
類を取り付ける手順を示す図である。 1……基材、1a,1b……折目線、1A,1
B……端部、1c……中間部、2,3……押え
部、2a,3a……波形状部、4……折曲部、5
……軽衣類、6a,6b……切込み、7,8……
差し込み片、9……フツク。
展開図、第2図は同上軽衣類用吊具の裏面図、第
3図、第4図はそれぞれ同上軽衣類用吊具に軽衣
類を取り付ける手順を示す図である。 1……基材、1a,1b……折目線、1A,1
B……端部、1c……中間部、2,3……押え
部、2a,3a……波形状部、4……折曲部、5
……軽衣類、6a,6b……切込み、7,8……
差し込み片、9……フツク。
Claims (1)
- 折曲可能の基材の中央部に設けた2条の折目線
に沿つて折り曲げて折曲部を形成し、上記基材に
おいて折曲部より上側の端縁に所定の間隔をもつ
て2条の切込みを形成してその両側に端部を形成
するとともにその中間に中間部を形成し、上記基
材の折曲部の下方側において基材の両側より一直
線状に1対の帯状の押え部を突出させ、かつこの
押え部の長手側の上端縁に凹凸部を形成すると共
に、上記押え部を中間部側に折り曲げたときにそ
の先端部が重なるように形成し、上記基材の押え
部下方側の側縁において基材の両側より1対の差
し込み片を突出させ、上記1対の押え部を中間部
側に折り曲げて軽衣類を基材の裏面側で押さえる
と共に、上記押え部の凹凸部と折曲部とで軽衣類
を挟持し、上記1対の差し込み片を切込み片側に
折り曲げ上記端部に当てて、その先端を切込み片
に挿入するようにしたことを特徴とする軽衣類用
吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987017168U JPH0352461Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987017168U JPH0352461Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63124854U JPS63124854U (ja) | 1988-08-15 |
JPH0352461Y2 true JPH0352461Y2 (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=30809680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987017168U Expired JPH0352461Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352461Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4822617U (ja) * | 1971-07-21 | 1973-03-15 | ||
JPS5146942U (ja) * | 1974-10-03 | 1976-04-07 |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP1987017168U patent/JPH0352461Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4822617U (ja) * | 1971-07-21 | 1973-03-15 | ||
JPS5146942U (ja) * | 1974-10-03 | 1976-04-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63124854U (ja) | 1988-08-15 |
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