JPH10295522A - ハンガー - Google Patents

ハンガー

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JPH10295522A
JPH10295522A JP12652997A JP12652997A JPH10295522A JP H10295522 A JPH10295522 A JP H10295522A JP 12652997 A JP12652997 A JP 12652997A JP 12652997 A JP12652997 A JP 12652997A JP H10295522 A JPH10295522 A JP H10295522A
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JP
Japan
Prior art keywords
hook
hanger
reinforcing
substrate
pieces
Prior art date
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Application number
JP12652997A
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English (en)
Inventor
Motomasa Oritani
元征 折谷
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ORITANI KK
Original Assignee
ORITANI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フック部の強度、剛性を高め、ハンガー全体
を、厚紙、段ボール、合成樹脂製シート材、これらの複
合材等で構成可能で、構成が極めて簡素で、製造容易
で、低廉で、防虫加工や、防カビ加工を簡単に施せ、処
分が簡単に行え、所謂ゴミ問題にも役立つようなハンガ
ーを提供する。 【解決手段】 適宜シート状素材によってフック部Aと
ハンガー本体部Bとを一体的に構成するハンガーSで、
フック部Aは、ハンガー本体部Bの基板5に連設するフ
ック片1と、フック片1に重合可能な複数の補強用フッ
ク片2,3とで構成し、フック片1、複数の補強用フッ
ク片2,3を適宜接着手段を介して接着せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、クリーニン
グ店に於いて使用されるハンガーであって、クリーニン
グされたシャツ類やジャケット類等の衣類を安定的に装
着でき、また、ズボン、スカート、スカーフ等の被掛止
物を掛止でき、しかも、構成簡素で、堅牢で、低コスト
に提供できるように工夫したハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーニング店に於いて使用され
るハンガーにあっては、種々のものが提供されている。
例えば、針金を折曲して構成したものや、合成樹脂材に
よって一体的に構成されたもの等がある。また、例え
ば、実開昭60−50870号に記載されているように
厚手の紙等で構成された衣類ハンガー等も提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、針金で構成
されたハンガーや、合成樹脂材によって一体的に構成さ
れたハンガーは、廃棄する時にその処分が面倒となる難
点があり、しかも、合成樹脂材によって一体的に構成さ
れたハンガーは、コストが高くなる難点があった。ま
た、厚手の紙等で構成されたハンガーにあっては、フッ
ク部やハンガー全体の強度、剛性が不足したものが多
く、十分な耐久性を備えたものが少ない難点等があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点等を解消すると共に、構成簡素で、堅牢で、
より低コストに提供でき、クリーニング店に於いて使用
されるハンガーとして最適なものを提供すべく創出され
たもので、請求項1記載のハンガーSは、適宜シート状
素材によってフック部Aとハンガー本体部Bとが一体的
に構成されるハンガーSであって、フック部Aは、ハン
ガー本体部Bの基板5に連設されるフック片1と、この
フック片1に重合可能な複数の補強用フック片2,3と
で構成され、これらフック片1及び複数の補強用フック
片2,3を適宜接着手段を介して接着せしめる手段を採
用した。
【0005】請求項2記載のハンガーSは、適宜シート
状素材によってフック部Aとハンガー本体部Bとが一体
的に構成されるハンガーSであって、フック部Aは、ハ
ンガー本体部Bの基板5に連設されるフック片1と、こ
のフック片1に重合可能な複数の補強用フック片2,3
とで構成され、これらフック片1及び複数の補強用フッ
ク片2,3は適宜接着手段を介して接着され、ハンガー
本体部Bは、基板5と、基板5の左右張出部上縁に折曲
可能に連設される左右張出部折曲片7と、基板5の下縁
に折曲可能に連設される補強基板9とで構成され、補強
基板9には、少なくとも一つの前記補強用フック片2を
連設する手段を採用した。
【0006】請求項3記載のハンガーSは、適宜シート
状素材によってフック部Aとハンガー本体部Bとが一体
的に構成されるハンガーSであって、フック部Aは、ハ
ンガー本体部Bの基板5に連設されるフック片1と、こ
のフック片1に重合可能な複数の補強用フック片2,3
とで構成され、これらフック片1及び複数の補強用フッ
ク片2,3は適宜接着手段を介して接着され、ハンガー
本体部Bは、基板5と、基板5の左右張出部上縁に折曲
可能に連設される左右張出部折曲片7と、基板5の下縁
に折曲可能に連設される補強基板9とで構成され、補強
基板9には、少なくとも一つの前記補強用フック片2を
連設し、基板5及び補強基板9には掛止孔12を夫々形
成すると共に、基板5の掛止孔12には折曲片11を連
設し、この折曲片11を補強基板9の掛止孔12内に挿
通せしめて、掛止孔12下部口縁部分を折曲片11で覆
えるように構成する手段を採用した。
【0007】請求項4記載のハンガーSは、補強用フッ
ク片3を、基板5に連設されるフック片1、或いは他の
補強用フック片2に連結部4を介して折曲可能に連設す
る手段を採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例に基づいて
説明する。本発明のハンガーSは、主に、クリーニング
店に於いて使用され(或いは、家庭に於いて使用しても
良い)、クリーニングされたシャツ類やジャケット類等
の衣類を装着できるもので(或いは、ズボン、スカー
ト、スカーフ等の被掛止物を掛止できる)、このハンガ
ーSは、シート状の紙材(例えば、厚紙や、段ボール
等)、シート状の合成樹脂材、或いは、紙に合成樹脂材
等を組合せたシート状の複合材等によって、フック部A
とハンガー本体部Bとを一体的に構成したものである。
しかも、フック部Aは、ハンガー本体部Bの基板5に連
設されるフック片1と、このフック片1に重合可能な複
数(図示例では二つ)の補強用フック片2,3とで構成
され、これらフック片1及び複数の補強用フック片2,
3を適宜接着手段を介して接着せしめて構成されてい
る。
【0009】そして、図1乃至図3及び図5、図6に示
すハンガーSのフック部Aは、ハンガー本体部Bの基板
5中央上部に一体的に連設されるフック片1と、基板5
の下縁に折曲可能に連設される補強基板9の中央上部に
一体的に連設される補強用フック片2と、この補強用フ
ック片2の側部に適数の連結部4(例えば、折目線や、
帯片等)を介して折曲可能に連設される補強用フック片
3とを重合せしめると共に、これらフック片1及び複数
の補強用フック片2,3を適宜接着手段(例えば、接着
剤による接着や、両面着テープによる接着等)を介して
接着せしめることにより構成されている。
【0010】また、図4に示すフック部Aは、ハンガー
本体部Bの基板5中央上部に一体的に連設されるフック
片1と、このフック片1の左右側部に適数の連結部4
(例えば、折目線や、帯片等)を介して折曲可能に夫々
連設される補強用フック片2,3とを重合せしめると共
に、これらフック片1及び複数の補強用フック片2,3
を適宜接着手段(例えば、接着剤による接着や、両面着
テープによる接着等)を介して接着せしめることにより
構成されている。ところで、フック片1は、補強基板9
に連設しても良いし、補強用フック片2,3は、基板5
に連設しても良いし、フック片1及び補強用フック片
2,3を、補強基板9に連設しても良い。
【0011】フック片1及び補強用フック片2,3は、
その側部から中央部に向って適宜形状の掛止切欠溝を設
けて構成されており、その殆どの部分が重合するように
構成されている。尚、補強用フック片2,3の下部に
は、基板5と補強基板9とで挟まれるような補強突片を
突出しておき(図1、図2、図6参照)、フック部Aと
ハンガー本体部Bとの境界部分を補強できるようにして
も良い。また、フック片1、複数の補強用フック片2,
3の間には、適宜接着手段(例えば、接着剤による接着
や、両面着テープによる接着等)による接着剤層10や
面着テープ層等が介装されるようにして、フック部A自
体の強度、剛性が一層増すように構成してある。
【0012】図1、図2に示すハンガーSのハンガー本
体部Bは、略等脚台形状の基板5の左右張出部上縁に、
細長矩形状の帯片6を介して左右張出部折曲片7を折曲
可能に夫々連設し、基板5の下縁に細長矩形状の帯片8
を介して略等脚台形状の補強基板9を折曲可能に連設し
て構成され、補強基板9に連設した補強用フック片2を
フック片1へ接着することで基板5に補強基板9が重な
った状態が維持され、補強基板9によるハンガー本体部
B全体が補強できるよう構成してある。ところで、帯片
6は、ハンガー本体部Bの左右張出部上部の強度及び剛
性を増すと共に、この部分の厚みが増すように設けられ
たもので、帯片8は、ハンガー本体部Bの下部の強度及
び剛性を増すと共に、この部分の厚みが増すように設け
られたものである。また、左右張出部折曲片7は、基板
5の左右張出部上縁に略沿うような複数条の折曲線が設
けてあり、この折曲線によって折曲げることで、張出部
折曲片7全体が上方に向って突出するような滑らかな湾
曲面となるよう構成してある。すなわち、左右張出部折
曲片7が、ハンガー本体部Bの左右張出部上部全体の厚
みを増すと共に、ジャケット類のような衣類の肩部分に
しっくりと密接して、ジャケット類のような衣類に比較
的長い時間使用した場合でも、この部分の形崩れを防止
できるように構成してある。しかも、張出部折曲片7
は、衣類の種類や、サイズ等に応じた湾曲状態に自在に
変化するため、衣類への接触部分が多くなり、どのよう
な衣類であっても形崩れを確実に防止できるものとな
る。
【0013】図5、図6に示すハンガーSのハンガー本
体部Bは、基板5及び補強基板9に細長矩形状の掛止孔
12を夫々形成すると共に、基板5の掛止孔12には細
長矩形状の折曲片11を連設し、この折曲片11を補強
基板9の掛止孔12内に挿通せしめて、掛止孔12下部
口縁部分を折曲片11で覆えるように構成したものであ
る。すなわち、掛止孔12を利用してズボン、スカー
ト、スカーフ等の被掛止物を掛止できるように構成した
ものである。しかも、折曲片11には、複数条の水平折
曲線が設けてあり、この折曲線によって折曲げること
で、折曲片11全体が上方に向って突出するような滑ら
かな湾曲面となるよう構成し、ズボン、スカート、スカ
ーフ等の被掛止物を安定的に掛止できるようにすると共
に、比較的長い時間使用した場合でも、この部分に折目
線が生じるのを防止できるように構成してある。
【0014】図7に示すハンガーSは、ハンガー本体部
Bに前述のような折曲片11と掛止孔12を設けて、ズ
ボン、スカート、スカーフ等の被掛止物や、或いは、複
数のその他のハンガー等を掛止できるように構成したも
のである。
【0015】尚、ハンガーSを構成する適宜シート状素
材は、予め防虫加工や、防カビ加工を施しておいたもの
や、完全焼却可能なものが好ましい。
【0016】ところで、ハンガーSの具体的構成、形
状、寸法、材質、フック部Aの具体的構成、形状、寸
法、フック片1の具体的形状、寸法、補強用フック片
2,3の具体的形状、寸法、配設位置、数、連結部4の
具体的構成、形状、寸法、ハンガー本体部Bの具体的構
成、形状、寸法、基板5の具体的構成、形状、寸法、帯
片6の具体的構成、形状、寸法、張出部折曲片7の具体
的構成、形状、寸法、配設位置、帯片8の具体的構成、
形状、寸法、補強基板9の具体的構成、形状、寸法、接
着剤層10の具体的形状、寸法、配設位置、折曲片11
の具体的形状、寸法、配設位置、掛止孔12の具体的構
成、形状、寸法、配設位置等は、図示例のもの等に限定
されることなく適宜自由に設定できるものである。
【0017】本発明のハンガーSは、前述の如く構成さ
れており、その不使用時には、そのまま焼却処分した
り、そのまま資源として再利用したりすることができ
る。
【0018】
【発明の効果】従って、請求項1記載のハンガーSは、
適宜シート状素材によってフック部Aとハンガー本体部
Bとが一体的に構成されるハンガーSであって、フック
部Aは、ハンガー本体部Bの基板5に連設されるフック
片1と、このフック片1に重合可能な複数の補強用フッ
ク片2,3とで構成され、これらフック片1及び複数の
補強用フック片2,3を適宜接着手段を介して接着せし
めたので、ハンガーSのフック部Aの強度及び剛性を高
めることができ、ハンガーS全体を、例えば、厚紙や、
段ボールや、合成樹脂製シート材や、これらの複合材等
で構成することが可能となり、構成が極めて簡素で、製
造容易で、低廉なハンガーSを提供できるようになる。
しかも、ハンガーSを厚紙や、段ボール等で構成できる
ので、防虫加工や、防カビ加工を簡単に施せるようにな
る。加えて、ハンガーSを廃棄する際に、そのまま焼却
したり、そのまま資源として再利用できたり、その処分
が簡単に行えるものとなり、所謂ゴミ問題にも役立つよ
うものとなる。
【0019】請求項2記載のハンガーSは、適宜シート
状素材によってフック部Aとハンガー本体部Bとが一体
的に構成されるハンガーSであって、フック部Aは、ハ
ンガー本体部Bの基板5に連設されるフック片1と、こ
のフック片1に重合可能な複数の補強用フック片2,3
とで構成され、これらフック片1及び複数の補強用フッ
ク片2,3は適宜接着手段を介して接着され、ハンガー
本体部Bは、基板5と、基板5の左右張出部上縁に折曲
可能に連設される左右張出部折曲片7と、基板5の下縁
に折曲可能に連設される補強基板9とで構成され、補強
基板9には、少なくとも一つの前記補強用フック片2を
連設したので、ハンガーSのフック部Aの強度及び剛性
を高めることができ、ハンガーS全体を、例えば、厚紙
や、段ボールや、合成樹脂製シート材や、これらの複合
材等で構成することが可能となり、構成が極めて簡素
で、製造容易で、低廉なハンガーSを提供できるように
なる。しかも、ハンガーSを厚紙や、段ボール等で構成
できるので、防虫加工や、防カビ加工を簡単に施せるよ
うになる。加えて、ハンガーSを廃棄する際に、そのま
ま焼却したり、そのまま資源として再利用できたり、そ
の処分が簡単に行えるものとなり、所謂ゴミ問題にも役
立つようものとなる。
【0020】特に、ハンガー本体部Bの基板5の下縁に
補強基板9を折曲可能に連設し、補強基板9には、少な
くとも一つの前記補強用フック片2を連設したので、補
強用フック片2のフック片1への接着によって基板5に
補強基板9が重なった状態を確実に維持できるようにな
り、フック部Aの補強と共に補強基板9によるハンガー
本体部B全体が補強できるようになる。
【0021】また、ハンガー本体部Bの基板5の左右張
出部上縁に左右張出部折曲片7を折曲可能に連設したの
で、ハンガー本体部Bの左右張出部上縁部分の強度及び
剛性を増すことができるようになると共に、この部分の
厚みを増すことができるようになる。すなわち、クリー
ニングされたシャツ類やジャケット類等の衣類を安定的
に装着できるようになると共に、比較的長い時間使用し
た場合でも衣類の形崩れが生じ難いものとなる。
【0022】請求項3記載のハンガーSは、適宜シート
状素材によってフック部Aとハンガー本体部Bとが一体
的に構成されるハンガーSであって、フック部Aは、ハ
ンガー本体部Bの基板5に連設されるフック片1と、こ
のフック片1に重合可能な複数の補強用フック片2,3
とで構成され、これらフック片1及び複数の補強用フッ
ク片2,3は適宜接着手段を介して接着され、ハンガー
本体部Bは、基板5と、基板5の左右張出部上縁に折曲
可能に連設される左右張出部折曲片7と、基板5の下縁
に折曲可能に連設される補強基板9とで構成され、補強
基板9には、少なくとも一つの前記補強用フック片2を
連設し、基板5及び補強基板9には掛止孔12を夫々形
成すると共に、基板5の掛止孔12には折曲片11を連
設し、この折曲片11を補強基板9の掛止孔12内に挿
通せしめて、掛止孔12下部口縁部分を折曲片11で覆
えるように構成したので、ハンガーSのフック部Aの強
度及び剛性を高めることができ、ハンガーS全体を、例
えば、厚紙や、段ボールや、合成樹脂製シート材や、こ
れらの複合材等で構成することが可能となり、構成が極
めて簡素で、製造容易で、低廉なハンガーSを提供でき
るようになる。しかも、ハンガーSを厚紙や、段ボール
等で構成できるので、防虫加工や、防カビ加工を簡単に
施せるようになる。加えて、ハンガーSを廃棄する際
に、そのまま焼却したり、そのまま資源として再利用で
きたり、その処分が簡単に行えるものとなり、所謂ゴミ
問題にも役立つようものとなる。
【0023】また、ハンガー本体部Bの基板5の下縁に
補強基板9を折曲可能に連設し、補強基板9には、少な
くとも一つの前記補強用フック片2を連設したので、補
強用フック片2のフック片1への接着によって基板5に
補強基板9が重なった状態を確実に維持できるようにな
り、フック部Aの補強と共に補強基板9によるハンガー
本体部B全体が補強できるようになる。
【0024】更に、ハンガー本体部Bの基板5の左右張
出部上縁に左右張出部折曲片7を折曲可能に連設したの
で、ハンガー本体部Bの左右張出部上縁部分の強度及び
剛性を増すことができるようになると共に、この部分の
厚みを増すことができるようになる。すなわち、クリー
ニングされたシャツ類やジャケット類等の衣類を安定的
に装着できるようになると共に、比較的長い時間使用し
た場合でも衣類の形崩れが生じ難いものとなる。
【0025】特に、基板5及び補強基板9には掛止孔1
2を夫々形成すると共に、基板5の掛止孔12には折曲
片11を連設し、この折曲片11を補強基板9の掛止孔
12内に挿通せしめて、掛止孔12下部口縁部分を折曲
片11で覆えるように構成したので、掛止孔12に挿通
せしめるようにしてズボン、スカート、スカーフ等の被
掛止物を容易に且つ安定的に掛止できるようになる。加
えて、被掛止物は折曲片11の上に載置されるようにな
り、被掛止物を安定的に掛止できるようになると共に、
比較的長い時間使用した場合でも被掛止物に折目が生じ
難いものとなる。
【0026】請求項4記載のハンガーSは、補強用フッ
ク片3を、基板5に連設されるフック片1、或いは他の
補強用フック片2に連結部4を介して折曲可能に連設し
たので、フック部Aの組立作業が簡単に且つ正確に行え
るようになり、組立作業能率も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンガーを例示する斜視図である。
【図2】本発明のハンガーを例示する展開図である。
【図3】本発明のハンガーを例示する部分縦断面図であ
る。
【図4】本発明の他のハンガーを例示する部分展開斜視
図である。
【図5】本発明の他のハンガーを例示する斜視図であ
る。
【図6】本発明の他のハンガーを例示する展開図であ
る。
【図7】本発明の他のハンガーを例示する斜視図であ
る。
【符号の説明】
S ハンガー A フック部 B ハン
ガー本体部 1 フック片 2 補強
用フック片 3 補強用フック片 4 連結
部 5 基板 6 帯片 7 張出部折曲片 8 帯片 9 補強基板 10 接着
剤層 11 折曲片 12 掛止

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜シート状素材によってフック部とハ
    ンガー本体部とが一体的に構成されるハンガーであっ
    て、フック部は、ハンガー本体部の基板に連設されるフ
    ック片と、このフック片に重合可能な複数の補強用フッ
    ク片とで構成され、これらフック片及び複数の補強用フ
    ック片を適宜接着手段を介して接着せしめたことを特徴
    とするハンガー。
  2. 【請求項2】 適宜シート状素材によってフック部とハ
    ンガー本体部とが一体的に構成されるハンガーであっ
    て、フック部は、ハンガー本体部の基板に連設されるフ
    ック片と、このフック片に重合可能な複数の補強用フッ
    ク片とで構成され、これらフック片及び複数の補強用フ
    ック片は適宜接着手段を介して接着され、ハンガー本体
    部は、基板と、基板の左右張出部上縁に折曲可能に連設
    される左右張出部折曲片と、基板の下縁に折曲可能に連
    設される補強基板とで構成され、補強基板には、少なく
    とも一つの前記補強用フック片を連設したことを特徴と
    するハンガー。
  3. 【請求項3】 適宜シート状素材によってフック部とハ
    ンガー本体部とが一体的に構成されるハンガーであっ
    て、フック部は、ハンガー本体部の基板に連設されるフ
    ック片と、このフック片に重合可能な複数の補強用フッ
    ク片とで構成され、これらフック片及び複数の補強用フ
    ック片は適宜接着手段を介して接着され、ハンガー本体
    部は、基板と、基板の左右張出部上縁に折曲可能に連設
    される左右張出部折曲片と、基板の下縁に折曲可能に連
    設される補強基板とで構成され、補強基板には、少なく
    とも一つの前記補強用フック片を連設し、基板及び補強
    基板には掛止孔を夫々形成すると共に、基板の掛止孔に
    は折曲片を連設し、この折曲片を補強基板の掛止孔内に
    挿通せしめて、掛止孔下部口縁部分を折曲片で覆えるよ
    うに構成したことを特徴とするハンガー。
  4. 【請求項4】 補強用フック片を、基板に連設されるフ
    ック片、或いは他の補強用フック片に連結部を介して折
    曲可能に連設したことを特徴とする請求項1または請求
    項2または請求項3記載のハンガー。
JP12652997A 1997-04-30 1997-04-30 ハンガー Pending JPH10295522A (ja)

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