JP3603259B2 - ダンボール紙製ハンガー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてクリーニング店において使用される低コストの衣類用ハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クリーニング店において使用される簡易ハンガーとして種々のものが提供されているが、代表的なものとして、ビニールを被覆した針金を折曲して構成されたもの、あるいは全体を合成樹脂材によって一体的に構成されたものが知られている。これらのハンガーは、一般にクリーニング済みの衣類が客に返却されるときその衣類と一緒に渡されるが、いつのまにか家庭にこのハンガーが多量に溜り、いわゆる燃えないゴミとして廃棄せざるを得ないことが多く、資源の無駄であると同時に、埋立等に回されることで環境に大きい負荷がかかるという問題があった。
【0003】
一方、ハンガーを資源としてリサイクルできるようにということで、ダンボール紙や厚紙を用いてハンガーを形成することも知られている。しかし、ハンガー全体をダンボール紙や厚紙で構成した場合、フック部に集中的に荷重がかかりそこが簡単にへたってしまう。従って、簡易ハンガーとして必要最小限の強度及び耐久性をもたせるためには、例えば特開平10−295522号公報にみられるように、フック部をダンボール紙や厚紙を多層に重ねて接着する必要があり、構造が複雑かつハンガーを完成させるまでの工程が多くなってコストが増大するという問題がある。なお、上記公報では、ハンガーに厚みをもたせているため、さらに構造が複雑となり、完成までの工程も多くなっている。
【0004】
また、フック部の耐久性を向上させるため、例えば特開平10−127463号公報や特開平10−108779号公報にみられるように、フック部をハンガー本体とは別体とし、これをプラスチック等の強度の高い材質で構成し、ハンガー本体にこのフック部を装着するようにしたものもある。具体的に上記公報では、ハンガー本体部に取付穴を設け、それにフック部の取付部を差し込むようにしているが、この構造ではフック部のハンガー本体への着脱が面倒(衣類を掛けた状態では特に着脱が面倒)であるだけでなく、フック部を取り外すと衣類の持ち運びや手渡しなどにも不便であるため、クリーニング済みの衣類を客に返却するときフック部をハンガー本体に取り付けたまま返却することになり、家庭に溜ったハンガー本体はリサイクルに回せるとしても、フック部は従来と同様燃えないゴミとして廃棄されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、主としてクリーニング店を介して大量に家庭に持ち込まれる衣類用ハンガーにおいて、リサイクルできないゴミの発生がほとんどなく、同時に構造が簡単で低コスト化でき、かつ強度上の問題もない衣類用ハンガーを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るダンボール紙製ハンガーは、ダンボール紙製のハンガー本体と、該ハンガー本体が着脱自在に装着されるフック体からなり、前記ハンガー本体は波形の繰り返し方向が上下方向を向くように切り抜かれたもので、左右に傾斜した両肩部の中央上部に続いてネック部及びヘッド部が一体的に形成され、前記肩部に沿って突起部を有し、該突起部は肩部に沿って複数の折り目で折り曲げ自在とされ、前記フック体はフック片と前記ヘッド部を載置して支持する枠体を備えることを特徴とする。なお、フック体の材質は、ハンガー本体に比べて強度が高くてへたりにくく、長期にわたり使用できるものが望ましく、例えば金属又は/及びプラスチック製とするのがよい。
上記段ボール紙製ハンガーの望ましい形態として、上記ハンガー本体に吊し部を構成する横長の開口部を形成したこと、上記ハンガー本体のヘッド部にフック穴を形成したこと、等を挙げることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して、本発明に係るハンガーをより具体的に説明する。まず、図1は本発明に係るハンガーの一形態を示すもので、ハンガー本体1とフック体2から構成される。ハンガー本体1はダンボール紙をレーザ、カッター、プレス打ち抜き等適宜の手段で切断して構成され、図2に示すように、左右に傾斜した両肩部3、3の中央上部にネック部4、さらにその上部に略逆台形状のヘッド部5が一体形成され、肩部3、3の下端を連結する吊し部6が同じく一体成形されている。なお、吊し部6は横長の開口部7を切り抜くことにより形成され、ヘッド部5にはフック穴8が形成される。
【0008】
フック体2は、図3(a)、(b)に示すように、それぞれ金属製のフック片9及び枠体10からなる。枠体10は金属板を折り曲げ成形したもので、鉛直面部10aの中心に凹部10bが形成され、両端には下方内向きに傾斜した凹溝部11が形成され、凹部10bに前記フック片9の下部が溶接固定されている。凹溝部11は鉛直面部10aと底面部10c及びやや外向きに開いた(角度θ)側面部10dからなり、内向きの開口側から前記ハンガー本体1のヘッド部5を収容するようになっている。
ハンガー本体1をフック体2に装着する際は、例えばこのフック体2をポール等に掛けておき、ヘッド部5を上から凹溝部11に収容し(図1において、仮想線→実線への移動)、該ヘッド部5の下向きの各傾斜部5aを各凹溝部11の底面部10c上に載置し、支持させる。なお、ヘッド部5に形成したフック穴8を利用して、ハンガー本体1を適宜フック等に掛けることもでき、この場合はフック体2を使う必要がない。
【0009】
上記ハンガーを用いる場合、クリーニング店における手順(一例)としては、ポールにフック体2を掛けておき、クリーニングした衣類をハンガー本体1に掛け、このハンガー本体1をフック体2に装着する。衣類を客に返却するときは、ハンガー本体1をフック体2から外し、ハンガー本体1を衣類に付けたまま返却する。家庭では、必要個数のフック体2を用意しておき(例えばタンスやクローゼットのポールに掛けておく)、クリーニング店から返却された状態のままハンガー本体1をフック体2に装着すればよい。このハンガーの場合、肩部3、3の中央部、ネック部4又はヘッド部5等を持てば衣類の持ち運びや手渡しに不便はなく、フック体2への装着はヘッド部5から指を離して行えばよい。しかも装着のやり方が単純かつ簡単である。
【0010】
ハンガー本体1は衣類のクリーニングのたびに家庭に持ち込まれるので、従来の簡易ハンガーと同様に家庭に多く溜りやすい(むろん、クリーニング店に返却して再利用してもよい)が、このハンガー本体1はダンボール紙製であるため、まとめて資源ゴミとしてリサイクルに回すことができる。一方、フック体2は始めに必要個数備えておけば半永久的に利用でき、クリーニングのたびに増えることもないので、いわゆる燃えないゴミとして廃棄しなくて済む。
【0011】
そのほかにも、上記ハンガーには次のような作用効果がある。
▲1▼ハンガー本体1のヘッド部5をフック体2の枠体10に載置し支持させたので、ダンボール紙が単層であるにも関わらず衣類の重みでへたりにくい。
▲2▼ダンボール紙の切断面は滑りにくいため、従来の針金製又は合成樹脂製の簡易ハンガーに比べ、吊し部6に掛けたズボンやスカート、スカーフなどがずり落ちにくい。
▲3▼ハンガー本体は一定の厚みを有する1枚のダンボール紙から切断されるものであり、多数をまとめて積み重ねても平らであるため搬送に便利である。
▲4▼ハンガー本体としてダンボール紙を用いることにより、片面又は両面に印刷等を自在に行うことができ、各種宣伝、啓蒙活動等に使用できる。
【0012】
なお、ダンボール紙は、通常、波形に形成した紙の両面に厚紙を貼り合わせたものであるから、波形の向きがハンガー本体内でどの方向を向いているかにより強度に差が出てくる。具体的には、ハンガー本体を上下に吊したとき、波形の繰り返し方向が水平方向(波形の紙と両面の紙の間に形成される空洞の向きが上下方向)のとき、ハンガー本体は衣類の重みで水平面内において屈曲しへたりやすい。一方、波形の繰り返し方向が上下方向であるか、又は水平方向から傾斜していれば屈曲しにくい。従って、ダンボール紙からハンガー本体を切り抜く際、波形の繰り返し方向が上下方向を向くようにするか、水平方向から傾斜させる(目安として20度以上)ことが望ましい。
また、ハンガー本体のダンボール紙としては、所定の強度を有する通常のダンボール紙を用いればよいが、片面又は両面がプラスチックフィルムでコーティングされた耐水、耐湿ダンボール紙(強度が高い)を用いることもできる。さらに、フック体も金属のほか適宜プラスチック等で形成することができる。
【0013】
図4(a)、(b)に示すハンガーは本発明に係るハンガーの他の形態であり、ハンガー本体13のヘッド部14及びフック体15の枠体16の形状が図1に示すハンガーとは異なり、他の点で一致している。具体的には、ハンガー本体13のヘッド部14は矩形状をなし、フック体15の枠体16は鉛直面部16aの下部に水平に上向きに開口した凹溝部17が形成され、該凹溝部17は鉛直面部16aと底面部16c及び側面部16dからなり、上向きの開口側から前記ハンガー本体13のヘッド部14を収容するようになっている。この場合、ヘッド部14の水平な下面が各凹溝部17の底面部16c上に載置され、支持されることになる。
【0014】
図5(a)、(b)に示すハンガー本体は本発明に係るハンガー本体の他の形態であり、ハンガー本体19の肩部20の形状が図1に示すハンガー本体と異なり、他の点で一致している。具体的には、ハンガー本体19の肩部20に沿って突起部21が設けられ、該突起部21は肩部20に沿って平行に形成されたミシン目22に沿って折り曲げ自在とされている。図5(b)に示すように、このミシン目22a〜22cに沿って適宜折り曲げることにより、ハンガー本体19の肩部20に厚みを形成することができ、ブラウスやワンピース、背広などを長期にわたって掛けておいた場合でも、肩の部分に折り目が付いたりしわが寄ったりしにくいという利点がある。
なお、折り目としてはミシン目でもよいし、そこを線状に押し潰すなど、他の方法による折り目でもよい。また折り目を複数形成しておけば、図5(b)に示すように、ハンガーの厚みを選択することができる。さらに、同様の目的で吊し部6の上部に同じような突起部を形成することもできる。
【0015】
図6(a)、(b)に示すフック体は本発明に係るフック体の他の形態であり、フック体24のフック片25と枠体26が互いに回転自在に取り付けられている点で図1に示すフック体と異なり、他の点で一致している。具体的には、枠体26の鉛直面部26aの中央部上下端寄りの位置に水平に切目27a、27bが形成され、その切目27aより上の部分と切目27bより下の部分が張り出し成形され(張出部27c、27d)、そこにフック片25の直線部が挿入され、先端が潰し成形され(拡大部25a)、抜け止めになっている。
このフック体24では、フック片25に対し枠体26が回転自在に取り付けられていることにより、例えばクローゼット内のポールに掛けられたフック体24の枠体26を前方に向け、これに衣服を掛けるようなことも容易にできるようになり、ハンガーの使い勝手がさらに改善される。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、主としてクリーニング店を介して大量に家庭に持ち込まれる衣類用ハンガーに関し、リサイクルできないゴミの発生をほとんどなくし、同時に構造が簡単で低コスト化でき、かつ強度上の問題もなくすることができる。また、ハンガー本体をフック体に装着したり外したりするのも、単にヘッド部を載置又は持ち上げるだけであるので、衣類の持ち運びや手渡しも容易に行うことができる。そのほか、発明の実施の形態の欄に挙げた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンガーの一形態を示す図である。
【図2】そのハンガー本体を示す図である。
【図3】そのフック体を示す正面図(a)及びI−I矢視図(b)である。
【図4】本発明に係るハンガーの他の形態を示す正面図(a)及び枠体の側面図(b)である。
【図5】本発明に係るハンガー本体の他の形態を示す正面図(a)及び突起部を折り曲げた状態の断面概念図(b)である。
【図6】本発明に係るフック体の他の形態を示す正面図(a)及びII−II矢視図(b)である。
【符号の説明】
1、13、19 ハンガー本体
2、15、24 フック体
3 肩部、20
4 ネック部
5、14 ヘッド部
6 吊し部
7 開口部
8 フック穴
9、25 フック片
10、16、26 枠体
11、17 凹溝部
21 突起部
Claims (3)
- ダンボール紙製のハンガー本体と、該ハンガー本体が着脱自在に装着されるフック体からなり、前記ハンガー本体は波形の繰り返し方向が上下方向を向くように切り抜かれたもので、左右に傾斜した両肩部の中央上部に続いてネック部及びヘッド部が一体的に形成され、前記肩部に沿って突起部が設けられ、該突起部には複数の折り目が形成され、該突起部は前記折り目の箇所で肩部に沿って折り曲げ自在であり、前記フック体はフック片と前記ヘッド部を載置して支持する枠体を備えることを特徴とするダンボール紙製ハンガー。
- 上記ハンガー本体に吊し部を構成する横長の開口部を形成したことを特徴とする請求項1に記載されたダンボール紙製ハンガー。
- 上記ハンガー本体のヘッド部にフック穴を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載されたダンボール紙製ハンガー。
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