JPH0519010Y2 - - Google Patents

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JPH0519010Y2
JPH0519010Y2 JP1988117354U JP11735488U JPH0519010Y2 JP H0519010 Y2 JPH0519010 Y2 JP H0519010Y2 JP 1988117354 U JP1988117354 U JP 1988117354U JP 11735488 U JP11735488 U JP 11735488U JP H0519010 Y2 JPH0519010 Y2 JP H0519010Y2
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decorative frame
leg piece
piece
leg
cardboard
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、写真、イラスト、版画等の装飾すべ
きシート状物品の装飾用フレームの支持装置に関
し、特に、装飾用フレームをスタンド部によつて
縦・横自在に立て掛けることのできる支持装置に
関する。
〈従来の技術〉 この種の装飾用フレームとして、複数の厚紙を
使用して形成したものが知られている。
これの一例を第2図に示すと、台板1と該台板
1上に重合配置されて接着されるコ字形状の間板
2と該間板2上に重合配置されて接着される窓3
a付の表板3とからなり、間板2の溝2aによつ
て囲まれた台板1と表板3との間の間隙に透明樹
脂板4が前記窓3aから臨むように挿入された構
成となつている。そして、前記間隙の透明樹脂板
4の裏側部分にシート状物品5を挿入して飾るこ
とができるようになつている。
このような装飾用フレームFにおいては、机や
テーブル等の上に立て掛けられるようにするた
め、スタンド部Sが背面に装備されている。
このスタンド部Sは、装飾用フレームFの背面
部を構成する厚紙から構成されており、従来、第
5図に示すようになつている。
第5図は装飾用フレームFを背面方向から見た
斜視図であり、台板1の背面には更にスタンド部
形成用厚紙からなる重板6が重合接着されてい
る。
そして、裏板6の一つのコーナ部先端点から該
コーナ部を含む隣り合う2つの稜線A,B上の所
定長さ隔てた2点から鈍角の角度を持つて所定長
さ延びる一対の切目a,bと該切目a,bの終端
点相互を結ぶ一つの折り目cとに基づいて立て起
こされる五角形状の脚片7が設けられる。一方、
台板1の前記脚片7形成位置に対応した位置に
は、折り目dと略コ字形状の切目eに基づいて立
て起こされる略方形板形状の係止片8であつて、
先端両側部に前記脚片7に形成される略H字形状
の係合溝9に突入して係合可能な係止突起8aを
形成してなる係止片8が設けられる。
スタンド部Sは、前記脚片7をその係合溝9と
係止片8の係止突起と8aの係合によつてフレー
ム後方に傾斜して突出する如く保持することによ
り形成される。
そして、五角形状の脚片7の先端部の直角の角
度をなす2つの稜線A,Bが夫々装飾用フレーム
Fを立て掛ける時のスタンド部Sのテーブル等へ
の載置部として構成される。
この場合、装飾用フレームFを長手方向を上下
方向となるように立て掛けた場合は、稜線Bが載
置部となり、長手方向が左右方向となるように立
て掛けた場合は、稜線Aが載置部となる。
〈考案が解決しようとする課題〉 かかる従来のスタンド部Sにあつては、前記脚
片7と係止片8とを厚紙の切断加工や折目形成加
工により簡単に一体形成できるので、別の部材を
用意してこれを接着する等の作業が不要であり、
製作性に優れる利点がある。
しかし、かかるスタンド部Sにあつては、装飾
用フレームFと一端部だけで繋がつた単なる板状
の脚片7でもつて該装飾用フレームFを保持する
構成であり、しかも脚片7が装飾用フレームF背
面に対して鋭角の角度をなしているため、強度的
に弱く、脚片7が反る等撓み易いので、装飾用フ
レームFの保持状態が極めて不安定であり、倒れ
易いという欠点があつた。
特に、脚片7に係合溝9が開設されているの
で、この部分の強度が弱く、上記の反りが生じ易
いものとなつていた。
上記の傾向は装飾用フレームFの外形状が大き
くなるほど強くなる。
従来では、上記した脚片7の強度向上を図るた
め、該脚片7を作る厚紙を厚くしたり、その巾を
大きくすることが考えられるが、これでは材料費
の増大や加工性の悪化等をもたらす欠点がある。
更に、脚片7の正面部に係合溝9が開設されて
いるので、デザイン上の見栄えも悪いという欠点
もある。
そこで、本考案はかかる従来の問題点に鑑み、
材料費や加工性の悪化等を生じることなく、スタ
ンド部の強度向上を図り、フレームの安定保持を
可能にし、デザインも優れた装飾用フレームの支
持装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案の装飾用フレームの支持装置
は、装飾用フレームの背面に内外に重合されかつ
一部が固着される2枚の厚紙を装着し、外側の厚
紙の一つのコーナ部先端点から該コーナ部を含む
隣り合う2つの稜線上の所定長さ隔てた2点から
鋭角の角度を持つて所定長さ延びる一対の切目と
該切目の終点相互を結ぶ一つの折り目とに基づい
て立て起こされかつ前記折り目の両端点から略直
角の角度を持つて前記2つの稜線上に延びる一対
の折り目を介して略断面コ字形状をなすように折
り曲げられる脚片を設け、該脚片の両側端部に形
成される三角形状部分に夫々略L字形状の係合溝
を設ける一方、内側の厚紙の前記脚片形成位置に
対応した位置に折り目と切目に基づいて立て起こ
される略T字形状の係止片であつて、両端部に前
記係合溝に突入して係合可能な略L字形状の係止
突起を形成してなる係止片を設け、前記脚片をそ
の係合溝と前記係止突起相互によつてフレーム後
方に傾斜して突出する如く保持して形成したスタ
ンド部を備えた構成とする。
〈作用〉 かかる構成において、スタンド部は、フレーム
背面と鋭角の角度を持つて傾斜して連なる五角形
状の板部と、フレーム背面に対して直角の角度を
なしかつ前記五角形状の板部に対して直角の角度
をもつて連なる一対の三角形状の板部とからな
る。
そして、上記五角形状の板部の先端の直角の角
度をなす2つの縁部が夫々装飾用フレームを立て
掛ける時のスタンド部の載置部として構成され
る。
即ち、装飾用フレームを長手方向が上下方向と
なるように立て掛けた場合は、縁部が載置部とな
り、長手方向が左右方向となるように立て掛けた
場合は、縁部が載置部となる。
そして、かかる構成の装飾用フレームの支持装
置によれば、脚片を略断面コ字形状に形成するこ
とで、スタンド部にフレーム背面に対して直角の
角度をもつて延びる板部を付加した構成としたか
ら、強度的に強く、脚片の各部が反る等の撓みが
生じ難いので、装飾用フレームの保持状態が極め
て安定化し、装飾用フレームの外形状が大きくと
も、フレームを倒れることなく保持できる等の利
点がある。又、別のフレーム支持部品を用意し
て、これをフレームの背面に止具で取り付ける必
要がないため、面倒な取付作業を不要にできると
共に、止具という部品が不要であり、製作性に優
れ、製作コストも安価に抑えることができるとい
う利点もある。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図において、装飾用フレームF
は、台板1と間板2と窓3a付の表板3とからな
り、間板2の溝2aによつて囲まれた台板1と表
板3との間の間隙に透明樹脂板4が前記窓3aか
ら臨むように挿入された構成であつて、前記間隙
の透明樹脂板4の裏側部分にシート状物品5を挿
入して飾ることができるのは、従来と同様の構成
である。
そして、装飾用フレームFの背面には、内外に
重合されかつ一部が固着される2枚の厚紙として
の台板1とスタンド部形成用の裏板10が装着さ
れる。
外側の裏板10には、第3図に示すように、そ
の一つのコーナ部先端点から該コーナ部を含む隣
り合う2つの稜線A,B上の所定長さ隔てた2点
から鋭角の角度を持つて所定長さ延びる一対の切
目11,12が設けられている。又、この切目1
1,12の終点相互を結ぶ一つの折り目13が設
けられている。前記一対の切目11,12と折り
目13とに基づいて立て起こされかつ該折り目1
3の両端点から略直角の角度を持つて前記2つの
稜線A,B上に延びる一対の折り目14,15を
介して略断面コ字形状をなすように折り曲げられ
る脚片16が設けられている。
この脚片16の両側端部に形成される三角形状
の板部17には、夫々略L字形状の係合溝18が
設けられる。
一方、台板1の前記脚片16形成位置に対応し
た位置には、第4図に示すように、折り目19と
切目20に基づいて立て起こされる略T字形状の
係止片21が設けられる。この係止片21の両端
部には、前記係合溝18に突入して係合可能な略
L字形状の係止突起22が設けられている。
装飾用フレームFを保持するスタンド部Sは、
前記脚片16をその係合溝18と係止片21の係
止突起22との係合によつてフレームF後方に傾
斜して突出する如く保持することにより形成され
る。
係合溝18と係止突起22との係合は、係止突
起22を係合溝18の18a部に挿入した後、1
8b部をスライド移動して18c部に至らせるこ
とにより行う。
尚、上記係止突起22の18b部でのスライド
移動をスムーズに行うため、該18a部と18c
部との間のライン部18dを湾曲形成してある。
又、係止片21の両係止突起22を結ぶ切目2
0aの一部を半円形状にしてあり、この半円形状
の切目からなる丸溝20bを指等で引つ掛けて引
き上げることによつて、係止片21を容易に立て
起こすことができるようになつている。
上述のようにして形成されたスタンド部Sは、
フレームF背面に対して鋭角の角度を持つて傾斜
して連なる五角形状の板部23と、フレームF背
面に対して直角の角度をなしかつ前記五角形状の
板部23に対して直角の角度を持つて連なる一対
の三角形状の板部17とからなる。
そして、上記五角形状の板部23の先端部の直
角の角度をなす2つの稜線A,Bが夫々装飾用フ
レームFを立て掛ける時のスタンド部Sのテーブ
ル等への載置部として構成される。
即ち、装飾用フレームFを長手方向を上下方向
となるように立て掛けた場合は、稜線Bが載置部
となり、長手方向が左右方向となるように立て掛
けた場合は、稜線Aが載置部となる。
尚、図中、24は装飾用フレームFを壁等に画
鋲等で取り付けるための取付片で、裏板10に設
けた山型の切目25に基づいて立て起こすことが
できるようになつており、画鋲等の挿通孔24a
が形成されている。
以上の構成の装飾用フレームFの支持装置によ
れば、前記脚片16と係止片21とを厚紙の切断
加工や折目形成加工により簡単に一体形成できる
ので、別のフレーム支持部品を用意して、これを
フレーム背面に止具で取り付けたりする必要がな
く、取付作業を不要にでき、部品数も低減できる
結果、製作性に優れ、製作コストも安価に抑える
ことができるという利点がある。
そして、脚片16を略断面コ字形状に形成し
て、フレームF背面に対して直角の角度をもつて
延びる板部17を付加した構成としたから、強度
的に強く、脚片16の各部が反る等の撓みが生じ
難いので、装飾用フレームFの保持状態が極めて
安定化し、装飾用フレームFの外形状が大きくと
も、該装飾用フレームFを倒れることなく保持で
きる。
しかも、脚片16の五角形状の板部23に対し
て2つの三角形状の板部17を留めるようにし、
更に、五角形状の板部23に係合溝等を設けない
構成であるから、強度はより一層向上できる。
このため、上記した脚片16の強度向上を図る
ため、該脚片16を作る厚紙を厚くしたり、その
巾を大きくする必要がなく、材料費の増大や加工
性の悪化等を招く虞がない。
又、脚片16の正面部に係合溝が開設されてい
ないのでデザイン上の見栄えが良いという利点も
ある。
更に、厚紙の形状をそのままに、切目や折り目
を設けるだけで、脚片16を作るようにしたか
ら、製作性がより優れている。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案の装飾用フレーム
の支持装置によれば、装飾用フレームの背面に内
外に重合されかつ一部が固着される2枚の厚紙を
装着し、外側の厚紙に切目と折り目とに基づいて
立て起こされかつ別の折り目に基づいて略断面コ
字形状をなすように折り曲げられる脚片と、内側
の厚紙に折り目と切目に基づいて立て起こされる
係止片と、を設け、脚片をその係合溝と係止片の
係止突起との係合によつて後方に傾斜して突出す
る如く保持して形成したスタンド部を備えるよう
しにしたから、大幅な強度向上を図れ、装飾用フ
レームを安定保持できると共に、デザイン的にも
優れたものとでき、製作性にも優れている実用的
効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装飾用フレームの支持装
置の一実施例を示す図で、aは背面図、bは左側
面図、cは右側面図、第2図は同上の装飾用フレ
ームの分解斜視図、第3図は同上の実施例におけ
る裏板の正面図、第4図は同上の実施例における
台板の正面図、第5図は従来の装飾用フレームの
支持装置の背面から見た斜視図である。 1……台板、2……間板、3……表板、5……
シート状物品、10……裏板、11,12……切
目、13……折り目、14,15……折り目、1
6……脚片、17……三角形状の板部、18……
係合溝、19……折り目、20……切目、21…
…係止片、22……係止突起、23……五角形状
の板部、A,B……稜線、F……装飾用フレー
ム、S……スタンド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装飾用フレームの背面に内外に重合されかつ一
    部が固着される2枚の厚紙を装着し、外側の厚紙
    の一つのコーナ部先端点から該コーナ部を含む隣
    り合う2つの稜線上の所定長さ隔てた2点から鋭
    角の角度を持つて所定長さ延びる一対の切目と該
    切目の終点相互を結ぶ一つの折り目とに基づいて
    立て起こされかつ前記折り目の両端点から略直角
    の角度を持つて前記2つの稜線上に延びる一対の
    折り目を介して略断面コ字形状をなすように折り
    曲げられる脚片を設け、該脚片の両側端部に形成
    される三角形状部分に夫々略L字形状の係合溝を
    設ける一方、内側の厚紙の前記脚片形成位置に対
    応した位置に折り目と切目に基づいて立て起こさ
    れる略T字形状の係止片であつて、両端部に前記
    係合溝に突入して係合可能な略L字形状の係止突
    起を形成してなる係止片を設け、前記脚片をその
    係合溝と前記係止突起相互の係合によつてフレー
    ム後方に傾斜して突出する如く保持して形成した
    スタンド部を備えたことを特徴とする装飾用フレ
    ームの支持装置。
JP1988117354U 1988-09-08 1988-09-08 Expired - Lifetime JPH0519010Y2 (ja)

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JP1988117354U JPH0519010Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08

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JPH0238961U JPH0238961U (ja) 1990-03-15
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515462U (ja) * 1978-07-18 1980-01-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515462U (ja) * 1978-07-18 1980-01-31

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JPH0238961U (ja) 1990-03-15

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