JPH0219062Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0219062Y2
JPH0219062Y2 JP1983190740U JP19074083U JPH0219062Y2 JP H0219062 Y2 JPH0219062 Y2 JP H0219062Y2 JP 1983190740 U JP1983190740 U JP 1983190740U JP 19074083 U JP19074083 U JP 19074083U JP H0219062 Y2 JPH0219062 Y2 JP H0219062Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
fold line
shelf frame
board
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983190740U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6097065U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19074083U priority Critical patent/JPS6097065U/ja
Publication of JPS6097065U publication Critical patent/JPS6097065U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0219062Y2 publication Critical patent/JPH0219062Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、段ボール等の厚紙からなる簡易な
陳列台に関する。
〔従来の技術〕
段ボール等の厚紙からなる簡易な陳列台とし
て、従来、実開昭57−40366号公報に開示された
ものが知られている。
上記の公報に開示の陳列台は、第8図に示すよ
うに棚枠20の側板21の内面にL形の切込22
を設け、その切込22のL形コーナ部分23のた
わみを利用して、棚板24の折曲片25を差し込
むようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
棚枠20に対する棚板24の取付け構造を第8
図のようなものにすると、棚板24の折曲片25
を切込22に差し込む際、その差込み口を形成す
るためにL形コーナ部分23を外方に押さえてた
わませ必要があるため、組立手数がかかる。また
L形コーナ部分23から離れるに従つてたわみが
少なくなるので、差込み口の開口面積が小さくな
り、差込み難くなる欠点がある。更に、上記のL
形コーナ部分23は側板21の外側面へ突き出す
ことになるので、第9図に示すように外側板26
との間に一定の間隙を形成する必要がある。その
ために、外側板26の端に折返片27を設け、こ
れを側板21と外側板26との間に介在し、上記
の間隙を確保する必要が生じる。
更に、棚板24を差込んだ状態においてL形切
込22の縦の切込み部分が完全に露出し、特にL
形コーナ部分23が外方へ凹むためその部分が一
層顕著に現れ、外観上も見苦しい欠点がある。
上記のように、従来の簡易陳列台には、主とし
て棚板の取付け構造において種々の問題があつた
ので、この考案はこれらの問題を解消した簡易陳
列台を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上述の問題点を解決するために、段
ボール等の厚紙基板を屈曲形成した棚枠と棚板と
から成り、棚枠の背面板の両側に折れ線を介して
同一方向に屈曲する側板を形成し、上記両側板に
棚枠起立時にほぼ水平となる2本の切れ目を入れ
て棚受けを形成し、両切れ目の内端を上記折れ線
の位置を越えて所要寸法l1だけ背面板に入り込む
位置まで達せしめるとともに、両切れ目の内端相
互間に内端折れ線を形成し、両切れ目の外端に連
らなつた外端折れ線から上記寸法l1だけ内端寄り
に内部折れ線を形成し、上記棚板の両端に下向き
の折曲片を形成し、これを棚枠の前記切れ目と内
端折れ線、外端折れ線及び内部折れ線により形成
されるスリツトに挿入することにより、棚枠と棚
板を一体に組立てた構成としたものである。
〔実施例〕
この考案の陳列台は、第1図から第3図に示す
ように、段ボール等の厚紙基板aを屈曲形成して
なる棚枠Aと、同様の厚紙基板bを屈曲形成して
なる棚板Bとから成る。
棚枠Aは、背面板1の両側に縦方向の折れ線2
を形成すると共にその折れ線2の外側に内側板6
を形成し、各内側板6の外側に縦方向の2本の接
近した折れ線12,13を介して外側板14を形
成し、上記の折れ線2により内側板6を90度内側
に屈曲すると共に、折れ線12,13により外側
板14を180度外側へ折返して内側板6の外側面
に重ね、全体として背面板1と両側板3とからな
る横断面コの字形に形成したものである。
内側板6には上下に2本ずつ対になつた切れ目
7が所要対形成される。これらの切れ目7の内端
は折れ線2の位置を越えて所要寸法l1(第5図参
照)だけ背面板1に入り込む位置まで達してお
り、その内端相互間に折れ線2と平行の内端折れ
線9を形成している。折れ線2はこの内端折れ線
9の部分には形成されない。また上記の寸法l1
棚板Bの基板bの厚さとほぼ等しく形成される。
一方、切れ目7の外端は折れ線12に達してお
り(第5図参照)、折れ線12は棚受け8の上下
の幅の範囲内には形成されない。また折れ線12
から上記とほぼ同じ寸法l1だけ内方へ寄つた位置
に内部折れ線10を形成している。折れ線12は
外側板14を折曲げると同時に、内部折れ線10
と共に棚受け8を上記寸法l1だけ内方へ突出せし
める作用をなすものであり、この点で棚受け8の
外端折れ線をなす。
棚受け8は、上下の切れ目7と内端折れ線9、
内部折れ線10及び外端折れ線12によつて形成
され、これらの各折れ線2,9,10,12,1
3を折曲げることにより内方に突出せしめられ
る。また棚受8の突出と同時に、ほぼ前記の寸法
l1だけ開放したスリツト11が形成される。
一方、棚板Bは、第3図に示すように棚枠Aの
背面板1の幅に等しい長さと棚受け8の幅の合致
する幅を有し、その両端に折れ線15を介して折
曲片5が形成され、更に前縁に2本の折れ線16
を介して補強板17が形成されている。この補強
板17は折れ線16で折り返して他方の下面に接
着される。なお、補強板17は省略される場合が
ある。
上記の棚板Bは、棚枠Aの棚受け8のスリツト
11にその折曲片5を挿入することにより棚枠A
と一体化される(第4図参照)。
なお、この考案の陳列台は、断面コ字状棚枠の
下端に底板を取り付けて起立させるほか、底板を
省略して自立させて使用することもできる。
第7図は他の棚枠A′の例であり、この場合は
前述の外側板14を省略し、内側板6のみによつ
て側板3を形成したものである。また、棚受け8
の切れ目7の外端は内側板6の途中で終わつてお
り、その端部に外端折れ線12′を形成するとと
もにその折れ線12′から内方へ、前述の場合と
同様にl1だけ寄つた位置に内部折れ線10を形成
している。
その他の構成は前記の実施例のものと同様であ
る。この場合の棚受け8は、上下の切れ目7と折
れ線9,12′によつて形成される。この場合の
外端折れ線12′は、前記実施例の棚受け8の外
端折れ線12と同様に棚受け8を内側板6内方へ
突出せしめる作用をなす。
この場合の棚板Bは、第3図の場合と同様に形
成されるが、折曲片5の幅は、棚枠A′のスリツ
ト11に合致するように形成される。
この考案に係る陳列台は、以上のような構造で
あり、工場から店頭までは偏平体にして運搬保管
を行い、店頭において、側板3を屈曲して棚枠
A,A′を断面コ字状とし、この側板3の棚受け
8のスリツト11に棚板Bの折曲片5を挿入する
ことにより組立てられる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案においては、棚受けを
形成する2本の切れ目の内端を背面板と側板間の
折れ線から所定寸法l1だけ背面側に入り込む位置
まで達せしめ、両切目の内端相互間に内端折れ線
を形成し、また切れ目の外端において棚受けを側
板から起立せしめる外端折れ線を形成するととも
に、その折れ線から上記と同様の寸法l1だけ内方
へ寄つた位置に内部折れ線を形成したことによ
り、棚受けが内方へ突出し、全幅にわたつて所要
寸法l1の開口幅を有するスリツトが形成される。
この寸法l1を棚板折曲片の厚さに適合するよう形
成することにより、棚板を棚枠の内側面に沿つて
押し下げるだけで、折曲片を円滑にスリツトに挿
入することができる。
そのため、棚板の折曲片を容易に挿入できると
共に、棚板上部の側板内面にスリツトの一部が露
出することもなく、更に側板の外側面へ突出する
部分もないため、大変体裁のよい簡易陳列台とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実例を示す一部切欠分解
斜視図、第2は棚枠の一部切欠展開図、第3図は
棚板の展開図、第4図は同上の組立状態を示す一
部切欠斜視図、第5図は第1図の要部詳細図、第
6図は第4図の要部縦断正面図、第7図は他の実
施例を示す棚枠の一部切欠斜視図、第8図は従来
例の一部を示す斜視図、第9図は第8図の一部を
示す展開図である。 A,A′……棚枠、B……棚板、1……背面板、
2……折れ線、3……側板、5……折曲片、7…
…切れ目、8……棚受け、9……内端折れ線、1
0……内部折れ線、11……スリツト、12,1
2′……外端折れ線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 段ボール等の厚紙基板を屈曲形成した棚枠と棚
    板とから成り、棚枠の背面板の両側に折れ線を介
    して同一方向に屈曲する側板を形成し、上記両側
    板に棚枠起立時にほぼ水平となる2本の切れ目を
    入れて棚受けを形成し、両切れ目の内端を上記折
    れ線の位置を越えて所要寸法l1だけ背面板に入り
    込む位置まで達せしめるとともに、両切れ目の内
    端相互間に内端折れ線を形成し、両切れ目の外端
    に連らなつた外端折れ線から上記寸法l1だけ内端
    寄りに内部折れ線を形成し、上記棚板の両端に下
    向きの折曲片を形成し、これを棚枠の前記切れ目
    と内端折れ線、外端折れ線及び内部折れ線により
    形成されるスリツトに挿入することにより、棚枠
    と棚板を一体に組立てたことを特徴とする陳列
    台。
JP19074083U 1983-12-09 1983-12-09 陳列台 Granted JPS6097065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19074083U JPS6097065U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 陳列台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19074083U JPS6097065U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 陳列台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097065U JPS6097065U (ja) 1985-07-02
JPH0219062Y2 true JPH0219062Y2 (ja) 1990-05-28

Family

ID=30410908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19074083U Granted JPS6097065U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 陳列台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6097065U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740366B2 (ja) * 1973-12-26 1982-08-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740366U (ja) * 1980-08-18 1982-03-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740366B2 (ja) * 1973-12-26 1982-08-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6097065U (ja) 1985-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0219062Y2 (ja)
JP3914746B2 (ja) 枠固定パッド
JP2748235B2 (ja) 陳列棚
JPH0353430U (ja)
JPH0123947Y2 (ja)
JPH02141318U (ja)
JPS6030071Y2 (ja) 組立書類ケ−ス
JPS6211040Y2 (ja)
JPS609140Y2 (ja) 紙箱
JPS5938354Y2 (ja) 薄肉プラスチツク製手提げ袋の芯板
JP2001346664A (ja) 可動仕切陳列箱
JP3072468U (ja) 小型変圧器の上部梱包体
JPH0635937Y2 (ja) 展示台兼輸送箱
JPH08104318A (ja) 包装用箱
JP4436480B2 (ja) ポップ板支持具
JPH0354071Y2 (ja)
JPH0517982Y2 (ja)
JP3177209B2 (ja) 差込片支え陳列台
JPS593943Y2 (ja) 包装箱の中仕切
JPH0644810Y2 (ja) 屋根付き組み立て箱
JP2000072141A (ja) 折畳コンテナ
JP2001048164A (ja) 背部寄せ折出し箱
JPH0547051Y2 (ja)
JP2561603Y2 (ja) 枠付き紙箱
JPS6030173Y2 (ja) 紙箱