JPH0517982Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0517982Y2 JPH0517982Y2 JP1988000756U JP75688U JPH0517982Y2 JP H0517982 Y2 JPH0517982 Y2 JP H0517982Y2 JP 1988000756 U JP1988000756 U JP 1988000756U JP 75688 U JP75688 U JP 75688U JP H0517982 Y2 JPH0517982 Y2 JP H0517982Y2
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- JP
- Japan
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- box
- case
- wall
- piece
- front wall
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Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 10
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、商品の展示のため、商品収納用のケ
ースを、吊り下げ用の基板の上下方向に複数段に
亘つて取り付けたハンガーデスプレイ用ケースの
改良に関するものである。
ースを、吊り下げ用の基板の上下方向に複数段に
亘つて取り付けたハンガーデスプレイ用ケースの
改良に関するものである。
従来の技術
チーブ入り商品、細長箱入り商品、棒状商品等
のハンガーデスプレイ用のケースとしては、従来
は第3図に示されるように、吊り下げ用の細長い
基板Aに、複数の箱状ケースBを間隔Cを存して
固着したものとか、第4図に示されるように、基
板Dに、複数の箱状ケースEを、底壁後縁Fと両
側壁G,Hの後側縁に設けた三角状の襠片I,J
とで結合したもの等が知られている。
のハンガーデスプレイ用のケースとしては、従来
は第3図に示されるように、吊り下げ用の細長い
基板Aに、複数の箱状ケースBを間隔Cを存して
固着したものとか、第4図に示されるように、基
板Dに、複数の箱状ケースEを、底壁後縁Fと両
側壁G,Hの後側縁に設けた三角状の襠片I,J
とで結合したもの等が知られている。
考案が解決しようとする問題点
第3図に示される構造のものでは、箱状ケース
B内に収納した商品の出し入れのため間隔Cは商
品長さより若干長くなければならず、所定数の商
品の収納、展示のためには基板Aの全長Kを長く
しなければならず、全長Kを短かくすれば展示す
る商品数を減少させねばならない点に問題があ
る。
B内に収納した商品の出し入れのため間隔Cは商
品長さより若干長くなければならず、所定数の商
品の収納、展示のためには基板Aの全長Kを長く
しなければならず、全長Kを短かくすれば展示す
る商品数を減少させねばならない点に問題があ
る。
また第4図に示す構造のものでは、襠片I,J
の存在により、箱状ケースEが前傾姿勢となるた
め、該箱状ケースE間の間隔Lを第7図に示すも
のの間隔Cより狭くしても、商品の出し入れは行
ないうるものの、箱状ケースEが前傾姿勢である
ため、商品重量のため箱状ケースEの開口縁が、
図中鎖線Mで示されるように前方へ撓んでしまい
外観を損ねる欠点がある。
の存在により、箱状ケースEが前傾姿勢となるた
め、該箱状ケースE間の間隔Lを第7図に示すも
のの間隔Cより狭くしても、商品の出し入れは行
ないうるものの、箱状ケースEが前傾姿勢である
ため、商品重量のため箱状ケースEの開口縁が、
図中鎖線Mで示されるように前方へ撓んでしまい
外観を損ねる欠点がある。
考案の目的
上述の現状に鑑み、本考案は、吊り下げ用の基
板に取り付けられる箱状ケース間の間隔を、第4
図に示すもののように短縮できるにも拘らず、商
品重量による箱状ケースの開口縁の撓みによる変
形を著しく小とし、佳良な外観を維持でき、商品
の出し入れも容易であり、しかも運搬、格納のス
ペースも最小としうるハンガーデスプレイ用ケー
スを提供することを目的としている。
板に取り付けられる箱状ケース間の間隔を、第4
図に示すもののように短縮できるにも拘らず、商
品重量による箱状ケースの開口縁の撓みによる変
形を著しく小とし、佳良な外観を維持でき、商品
の出し入れも容易であり、しかも運搬、格納のス
ペースも最小としうるハンガーデスプレイ用ケー
スを提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
上述の目的を達成するため、本考案は、吊り下
げ用の基板に、箱状ケースの底壁の後縁の少なく
とも一部でヒンジ結合され、上部開口部の後縁の
少なくとも一部に形成された係止片により、前記
基板に係止されており、該係止片は基板前後方向
の長さを、箱状ケースの背面を基板に近接させた
位置と、前記ヒンジ結合部分を回動中心として該
背面を前方へ傾斜させた位置との2位置を採らせ
うる長さとされていると共に、箱状ケースの後壁
から、該ケースの側壁の内幅に等しい幅の折返片
が前壁側へ切り起こされ、前壁上縁の補強用の折
返片から後壁側へ切り起こされた折返片と当接、
係合させられていると云う構成を採用している。
げ用の基板に、箱状ケースの底壁の後縁の少なく
とも一部でヒンジ結合され、上部開口部の後縁の
少なくとも一部に形成された係止片により、前記
基板に係止されており、該係止片は基板前後方向
の長さを、箱状ケースの背面を基板に近接させた
位置と、前記ヒンジ結合部分を回動中心として該
背面を前方へ傾斜させた位置との2位置を採らせ
うる長さとされていると共に、箱状ケースの後壁
から、該ケースの側壁の内幅に等しい幅の折返片
が前壁側へ切り起こされ、前壁上縁の補強用の折
返片から後壁側へ切り起こされた折返片と当接、
係合させられていると云う構成を採用している。
作 用
本考案では、上部開口部の後縁の少なくとも一
部に形成された係止片が、箱状ケースの背面を基
板に近接させた位置を占めたときは、ハンガーデ
スプレイ用ケース全体が、箱状ケースが前傾姿勢
を採つたときより小容積となるので、運搬、格納
時の所要スペースを小としうるし、係止片が箱状
ケースの背面を前方へ傾斜させた位置では、箱状
ケースの開口部が斜め前方へ向つて開口するの
で、商品の出し入れが、上部の箱状ケースとの干
渉なしに行なえるので、上下の箱状ケースの間隔
を小とすることができる。
部に形成された係止片が、箱状ケースの背面を基
板に近接させた位置を占めたときは、ハンガーデ
スプレイ用ケース全体が、箱状ケースが前傾姿勢
を採つたときより小容積となるので、運搬、格納
時の所要スペースを小としうるし、係止片が箱状
ケースの背面を前方へ傾斜させた位置では、箱状
ケースの開口部が斜め前方へ向つて開口するの
で、商品の出し入れが、上部の箱状ケースとの干
渉なしに行なえるので、上下の箱状ケースの間隔
を小とすることができる。
また箱状ケースの上部開口部の後縁の少なくと
も一部が係止片で基板に係上されているので、商
品重量が前傾姿勢の箱状ケースに作用しても、後
縁を介してその重量が基板で受止されることとな
り、少なくとも上部開口部の後縁と該ケースの背
面との撓みを最小とすることができ、かつ該ケー
スの後縁から前壁側へ切り起こされた折返片が、
前壁上縁の補強用の折返片から後壁側へ切り起こ
された折返片と当接、係合させられているので、
商品展示時に商品重量が箱状ケースの前壁に作用
しても、前壁が撓曲、変形することが少なく、ま
たケース内が折返片で仕切られるので商品の横倒
れも防止されるし、後壁側から折返片が切り起こ
されていても、その背面に基板が位置し、また前
壁側から切り起こされた折返片は、前壁上縁の補
強用折返片から切り起こされており、共に外部か
ら視認されず、外観を良好に保つ。
も一部が係止片で基板に係上されているので、商
品重量が前傾姿勢の箱状ケースに作用しても、後
縁を介してその重量が基板で受止されることとな
り、少なくとも上部開口部の後縁と該ケースの背
面との撓みを最小とすることができ、かつ該ケー
スの後縁から前壁側へ切り起こされた折返片が、
前壁上縁の補強用の折返片から後壁側へ切り起こ
された折返片と当接、係合させられているので、
商品展示時に商品重量が箱状ケースの前壁に作用
しても、前壁が撓曲、変形することが少なく、ま
たケース内が折返片で仕切られるので商品の横倒
れも防止されるし、後壁側から折返片が切り起こ
されていても、その背面に基板が位置し、また前
壁側から切り起こされた折返片は、前壁上縁の補
強用折返片から切り起こされており、共に外部か
ら視認されず、外観を良好に保つ。
さらに切り起こしにより、後壁と前壁との折返
片が形成されているので、材料の使用量の増加も
必要最小限にとどめうる。
片が形成されているので、材料の使用量の増加も
必要最小限にとどめうる。
実施例
第1図および第2図は実施の1例を示してお
り、プラスチツク、厚紙または各種ボード類で形
成された吊り下げ用の基板1に、複数の箱状ケー
ス2,3が取り付けられている。
り、プラスチツク、厚紙または各種ボード類で形
成された吊り下げ用の基板1に、複数の箱状ケー
ス2,3が取り付けられている。
上述の箱状ケース2,3は、第2図に展開図と
して示される素材ように、前壁4に側壁5を介し
て後壁6が連接され、前壁4の他側には、側壁7
が延設され、また後壁6の他側には貼着片8が延
設されている。
して示される素材ように、前壁4に側壁5を介し
て後壁6が連接され、前壁4の他側には、側壁7
が延設され、また後壁6の他側には貼着片8が延
設されている。
前壁4の上縁には折返片9が延設され後壁6の
上縁には全幅に亘つて係止片10が延設されると
共に、前壁4、側壁5、後壁6、側壁7の各下縁
には、折り込み形成用の底片11,12,13,
14が延設されている。
上縁には全幅に亘つて係止片10が延設されると
共に、前壁4、側壁5、後壁6、側壁7の各下縁
には、折り込み形成用の底片11,12,13,
14が延設されている。
上述の係止片10は、後壁6の上縁位置に、背
面方向への第1の折線15を有し、間隔Nを存し
て平行する同一方向への第2の折線16を有する
と共に、折線15と16との中央に、平行する同
一方向への第3の折線17を形成され、第2の折
線16より外方の部分18が、基板1への貼着代
とされている。
面方向への第1の折線15を有し、間隔Nを存し
て平行する同一方向への第2の折線16を有する
と共に、折線15と16との中央に、平行する同
一方向への第3の折線17を形成され、第2の折
線16より外方の部分18が、基板1への貼着代
とされている。
また後壁6の下縁たる底片13の折線19から
は、後壁6の一部に略コ字状切断線20によつて
貼着片21が形成され、後壁6の背面方向へ折り
返される。この貼着片21は後壁6を基板1へ貼
着するものであり、その折線22は、後述するよ
うに箱状ケース2,3を基板1に係合するヒンジ
部を形成する。
は、後壁6の一部に略コ字状切断線20によつて
貼着片21が形成され、後壁6の背面方向へ折り
返される。この貼着片21は後壁6を基板1へ貼
着するものであり、その折線22は、後述するよ
うに箱状ケース2,3を基板1に係合するヒンジ
部を形成する。
また後壁6の略中央には略コ字状の切断線23
により折返片24が折線25で後壁6の表面側へ
折り返しうるよう形成され、その幅Oは、側壁
5,7の内幅Pと同一とされている。
により折返片24が折線25で後壁6の表面側へ
折り返しうるよう形成され、その幅Oは、側壁
5,7の内幅Pと同一とされている。
また前壁4の折返片9の中央にも略コ字状の切
断線26で、折返片27が折線28で切断片9の
表面側へ折り返しうるよう形成され、その幅Q
は、前記内幅Pと等しいか若干短かく形成されて
いる。
断線26で、折返片27が折線28で切断片9の
表面側へ折り返しうるよう形成され、その幅Q
は、前記内幅Pと等しいか若干短かく形成されて
いる。
第2図中符号29,30は、前記貼着片21お
よび折返片24を折り返す際の爪掛け用の切断線
である。
よび折返片24を折り返す際の爪掛け用の切断線
である。
上述の構造の素材は、第1図に示されるように
箱状ケース2に組み立てられ、基板1に結合され
ている。
箱状ケース2に組み立てられ、基板1に結合され
ている。
即ち、貼着片21を折線22で折曲し、該片2
1の裏面に接着剤を塗布し基板1に接着すると共
に、係止片10の折線15,16,17をそれぞ
れ背面方向へ折曲したのち、折線17で係止片1
0を背面側へ二つ折りとし、第2の折線16より
外方の部分18の表面に接着剤を塗布し、この部
分で、第1図中上方の箱状ケース2の如く基板1
に接着し係止する。
1の裏面に接着剤を塗布し基板1に接着すると共
に、係止片10の折線15,16,17をそれぞ
れ背面方向へ折曲したのち、折線17で係止片1
0を背面側へ二つ折りとし、第2の折線16より
外方の部分18の表面に接着剤を塗布し、この部
分で、第1図中上方の箱状ケース2の如く基板1
に接着し係止する。
上述のように箱状ケース2を基板1に係止する
と、係止片10が、第1図中上方の箱状ケース2
のように二つ折り状態にあるときは、箱状ケース
2は背面が基板1に近接し、第1図中下方の箱状
ケース2のように、係止片10が第3の折線17
の部分で略平らに展ばされた状態では、第1の折
線15と第2の折線16との間隔Nの長さだけ上
部開口部31が前方へ押し出され、箱状ケース2
は、前述の貼着片21の折線22をヒンジとして
前傾状態となり、上部開口部31は上方の箱状ケ
ース2の底部に邪魔されることのない傾上方を向
くこととなる。
と、係止片10が、第1図中上方の箱状ケース2
のように二つ折り状態にあるときは、箱状ケース
2は背面が基板1に近接し、第1図中下方の箱状
ケース2のように、係止片10が第3の折線17
の部分で略平らに展ばされた状態では、第1の折
線15と第2の折線16との間隔Nの長さだけ上
部開口部31が前方へ押し出され、箱状ケース2
は、前述の貼着片21の折線22をヒンジとして
前傾状態となり、上部開口部31は上方の箱状ケ
ース2の底部に邪魔されることのない傾上方を向
くこととなる。
従つて、上下に隣接する箱状ケース2,2の間
隔Lは、第1図中上方の箱状ケース2の姿勢をす
べての箱状ケース2に採らせたとき、収納する商
品が上位の箱状ケース2の底部の干渉しない程度
の長さに選定すればよく、該間隔Lに、商品取り
出しの余裕長さを付加する必要がなくなる。
隔Lは、第1図中上方の箱状ケース2の姿勢をす
べての箱状ケース2に採らせたとき、収納する商
品が上位の箱状ケース2の底部の干渉しない程度
の長さに選定すればよく、該間隔Lに、商品取り
出しの余裕長さを付加する必要がなくなる。
また第1図中下方の箱状ケース2の姿勢で商品
の重量が作用しても、箱状ケース2の後壁6は、
その上縁が係止片10で基板1に係止されて撓曲
することが無いし、前壁4も、第2図に示される
如く、その上縁に折返片9を形成しさえすれば撓
曲を防止できるので、箱状ケース2の変形は防止
される。
の重量が作用しても、箱状ケース2の後壁6は、
その上縁が係止片10で基板1に係止されて撓曲
することが無いし、前壁4も、第2図に示される
如く、その上縁に折返片9を形成しさえすれば撓
曲を防止できるので、箱状ケース2の変形は防止
される。
また折返片24,27は、第1図に示されるよ
うに切り起こし、互いに当接させ、接着等の手段
で係合させてあるので、商品の横倒れを防止でき
るし、商品展示時に、商品重量で前壁4が撓曲、
変形するのを防止でき、これらの折返片24,2
7の切り起こし穴は外部に現われず、外観をそこ
ねることがなく、しかも切り起こし手段で形成さ
れるので材料使用量の増加を招くことも無い。
うに切り起こし、互いに当接させ、接着等の手段
で係合させてあるので、商品の横倒れを防止でき
るし、商品展示時に、商品重量で前壁4が撓曲、
変形するのを防止でき、これらの折返片24,2
7の切り起こし穴は外部に現われず、外観をそこ
ねることがなく、しかも切り起こし手段で形成さ
れるので材料使用量の増加を招くことも無い。
効 果
本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、吊り下げ用の基板に取り付けられる箱状ケ
ースの上下に隣接するものの間隔を、商品に収納
した状態で、箱状ケースの背面を基板に密接する
よう近接させた際、下部の箱状ケース内の商品の
頂面が上部の箱状ケースの底壁と干渉しない程度
の最小寸法に設定しておいても、上部開口部後縁
の係止片をその長さ一杯に伸ばすと、箱状ケース
は底壁後縁のヒンジ係合部を回動軸として前傾姿
勢となり、上部の箱状ケースに妨げられることな
く商品の出し入れを容易に行ないうる効果を奏
し、しかも上部開口部の後縁の少なくとも一部が
係止片で基板に係合されているので、後壁が商品
重量で撓曲することがない効果を奏する。
つて、吊り下げ用の基板に取り付けられる箱状ケ
ースの上下に隣接するものの間隔を、商品に収納
した状態で、箱状ケースの背面を基板に密接する
よう近接させた際、下部の箱状ケース内の商品の
頂面が上部の箱状ケースの底壁と干渉しない程度
の最小寸法に設定しておいても、上部開口部後縁
の係止片をその長さ一杯に伸ばすと、箱状ケース
は底壁後縁のヒンジ係合部を回動軸として前傾姿
勢となり、上部の箱状ケースに妨げられることな
く商品の出し入れを容易に行ないうる効果を奏
し、しかも上部開口部の後縁の少なくとも一部が
係止片で基板に係合されているので、後壁が商品
重量で撓曲することがない効果を奏する。
また、後壁から前壁へ向けて切り起こされた折
返片と、前壁上縁の補強用の折返片から後壁へ向
けて切り起こされた折返片とが当接され、接着等
の手段で係合されているので、箱状ケース内の商
品の横倒れが防止されると共に、商品重量が前壁
の作用しても、前記折返片同士の係合と、前壁上
縁の補強用の折返片の存在とにより、前壁の撓
曲、変形が良好に防止される効果を奏する。
返片と、前壁上縁の補強用の折返片から後壁へ向
けて切り起こされた折返片とが当接され、接着等
の手段で係合されているので、箱状ケース内の商
品の横倒れが防止されると共に、商品重量が前壁
の作用しても、前記折返片同士の係合と、前壁上
縁の補強用の折返片の存在とにより、前壁の撓
曲、変形が良好に防止される効果を奏する。
さらに後壁の背面には、基板が存在するので後
壁に切り起こしによつて前壁に向う折返片が形成
されても、その切り起こし穴は掩蔽され、更に前
壁から後壁に向けて切り起こされた折返片は、前
壁上縁の補強用の折返片に形成されているので、
前壁で掩蔽され、共に、外部から視認されること
が無く、箱状ケースの外観を良好に保ちうる効果
がある。
壁に切り起こしによつて前壁に向う折返片が形成
されても、その切り起こし穴は掩蔽され、更に前
壁から後壁に向けて切り起こされた折返片は、前
壁上縁の補強用の折返片に形成されているので、
前壁で掩蔽され、共に、外部から視認されること
が無く、箱状ケースの外観を良好に保ちうる効果
がある。
また後壁と前壁とを連結する前記折返片は、切
り起こしによつて、後壁と前壁上縁の補強用の折
返片とに形成されているので、該折返片形成のた
めに材料に延長部等を形成する必要がなく、必要
材料の節減を図りうる効果も有している。
り起こしによつて、後壁と前壁上縁の補強用の折
返片とに形成されているので、該折返片形成のた
めに材料に延長部等を形成する必要がなく、必要
材料の節減を図りうる効果も有している。
第1図は実施の一例の一部省略斜面図、第2図
は第1図に示される箱状ケースの展開図、第3図
および第4図はそれぞれ従来のハンガーデスプレ
イ用ケースを示す斜面図である。 1……基板、2,3……箱状ケース、4……前
壁、5,7……側壁、6……後壁、9……折返
片、10……係止片、22……ヒンジ部を形成す
る折線、24,27……折返片、31……上部開
口部。
は第1図に示される箱状ケースの展開図、第3図
および第4図はそれぞれ従来のハンガーデスプレ
イ用ケースを示す斜面図である。 1……基板、2,3……箱状ケース、4……前
壁、5,7……側壁、6……後壁、9……折返
片、10……係止片、22……ヒンジ部を形成す
る折線、24,27……折返片、31……上部開
口部。
Claims (1)
- 吊り下げ用の基板に、箱状ケースが底壁の後縁
の少なくとも一部でヒンジ結合され、上部開口部
の後縁の少なくとも一部に形成された係止片によ
り、前記基板に係止されており、該係止片は基板
前後方向の長さを、箱状ケースの背面を基板に近
接させた位置と、前記ヒンジ結合部分を回動中心
として該背面を前方へ傾斜させた位置との2位置
を採らせうる長さとされていると共に、箱状ケー
スの後壁から、該ケースの側壁の内幅に等しい幅
の折返片が前壁側へ切り起こされ、前壁上縁の補
強用の折返片から後壁側へ切り起こされた折返片
と当接、係合させられているハンガーデスプレイ
用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988000756U JPH0517982Y2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988000756U JPH0517982Y2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105546U JPH01105546U (ja) | 1989-07-17 |
JPH0517982Y2 true JPH0517982Y2 (ja) | 1993-05-13 |
Family
ID=31200059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988000756U Expired - Lifetime JPH0517982Y2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517982Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4515582B2 (ja) * | 2000-02-08 | 2010-08-04 | レンゴー株式会社 | 商品展示具 |
JP7396091B2 (ja) * | 2020-02-12 | 2023-12-12 | 大日本印刷株式会社 | 折り畳み式陳列具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031867B2 (ja) * | 1983-09-29 | 1985-07-24 | チッソ株式会社 | 塩化ビニル系グラフト樹脂組成物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865969U (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-04 | 大日本印刷株式会社 | 販売台 |
JPS6031867U (ja) * | 1983-08-11 | 1985-03-04 | 富士包装紙器株式会社 | 製品展示用吊箱 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP1988000756U patent/JPH0517982Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031867B2 (ja) * | 1983-09-29 | 1985-07-24 | チッソ株式会社 | 塩化ビニル系グラフト樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01105546U (ja) | 1989-07-17 |
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