JPH0352228A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0352228A
JPH0352228A JP1188538A JP18853889A JPH0352228A JP H0352228 A JPH0352228 A JP H0352228A JP 1188538 A JP1188538 A JP 1188538A JP 18853889 A JP18853889 A JP 18853889A JP H0352228 A JPH0352228 A JP H0352228A
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Tokyo Electron Ltd
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SHIOYA SEISAKUSHO KK
Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、スクライビングブラシのコンタクト圧調整装
置に関する。
(従来の技術) 例えば、半導体ウエハのフォトリソグラフィ工程では半
導体ウエハを洗浄するこεが不可欠な工程となっている
。この半導体ウエハの洗浄方式としては、ウエハの表面
にブラシを接触させ、このブラシによって半導体ウエハ
を洗浄するブラシスクライビング方式(特開昭62−2
59447号等)を採用するのが一般的である。
ここで、スクライビングブラシを半導体ウエノ\の表面
に接触させて洗浄する際には、スクライビングブラシの
コンタクト圧を所定に設定する必要がある。このコンタ
クト圧が過度に大きくなると、半導体ウエハを損傷させ
、ブラシの摩耗を早めることになってしまう。一方、コ
ンタクト圧が小さすぎると、所望する洗浄効果が得られ
ないことになってしまう。
従来、この種のスクライビングブラシのコンタクト圧を
所定に設定するために、レコード針の針圧調整等に用い
られる機構と同様の機構を採用していた。すなわち、ス
クライビングブラシを支持するアームの一端にバランス
ウェイトを連結しておき、このバランスウェイトの重量
を支持アーム側の総重量よりも軽めに設定し、その重量
差により所定のコンタクト圧を得ていた。
(発明が解決しようとする課題) スクライビングブラシによる洗浄では、被洗浄体である
半導体ウエハの種類、あるいは洗浄の目的等により、プ
ラシの材質を変える場合がある。
従って、このような場合にはブラシの硬さに応じてコン
タクト圧を所定に調整する必要がある。例えば、ナイロ
ンブラシのように比較的硬い材質のブラシの場合には、
コンタクト圧を高めに設定するが、モヘアブラシ等のよ
うに軟弱なブラシの場合には、コンタクト圧を低くする
必要がある。
この際、従来のようなバランスウェイトのみによるコン
タクト圧調整装置の場合には、その都度バランスウェイ
トからの支点距離を回転走査などによって変える必要が
あり、その作業が煩わしいばかりか、コンタクト圧の微
調整作業が極めて困難であった。
そこで、本発明の目的とするところは、コンタクト圧の
微調整を容易とし、常に適正なコンタクト圧にて洗浄を
行うことができるスクライビングブラシのコンタクト圧
調整装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、一端にスクライビングブラシを支持したアー
ムと、 上記スクライビングブラシを上下動可能に上記アームを
支持する支持部材と、 上記支持アームに連結され、上記スクライビングブラシ
の上下位置を所定位置に維持するバランスウェイトと、 コンタクト圧調整指令に基づき上記支持アームの上下方
向位置を可変させて、上記スクライビングブラシの上下
位置を微調整する支持アーム駆動手段とを有するもので
ある。
(作 用) 本発明によれば、支持アー,ムに連結されるバランスウ
ェイトは、単にスクライビングブラシの上下位置を所定
位置に維持するためにのみ用いている。そして、このス
クライビングブラシの上下位置の微調整は、コンタクト
圧調整指令に基づき支持アームの上下方向位置を可変で
きる支持アーム駆動手段によって行っている。この結果
、バランスウェイトによって所定位置に維持されている
スクライビングブラシの上下位置を微調整できコンタク
ト圧を所望に調整することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明を半導体ウエハの洗浄装置に適用したー実
施例について、図面を参照して具体的に説明する。
この洗浄装置は、第4図に概略的に示すように、半導体
ウエハ10がスピンチャック12上に、例えば真空吸着
あるいはベルヌイチャク方式等によって固定可能となっ
ていて、このスピンチャック12の回転により上記半導
体ウエハ10を比較的低速にて回転可能である。また、
半導体ウエハ10の洗浄時に、洗浄液が装置外部へ飛散
することを防止するために、カップ14がウエハ10を
覆うように形成されている。
半導体ウエハ10を洗浄するためのスクライビングブラ
シ22は、アーム16の一端側に固着され、かつ、その
アーム16の他端側はスキャナ18に支持されている。
そして、このスキャナ18の駆動によりアーム16を介
して上記スクライビングブラシ22を、第4図に示す揺
動範囲にわたって揺動(公転駆動)可能としている。す
なわち、このスクライビングブラシ22を用いての洗浄
時には、前記半導体ウエハ10がスピンチャック12の
回転により回転駆動されため、スクライビングブラシ2
2を第4図に示す揺動範[IAにわたって公転駆動させ
ることで、半導体ウエハ10の全表面にスクライビング
ブラシ22を当接させて洗浄することが可能となる。ま
た、上記の洗浄効果をさらに高めるために、スクライビ
ングブラシ22を第4図の矢印C方向に自転駆動可能と
している。
さらに、上記スクライビングブラシ22を前記スキャナ
18の駆動により、第4図に示す揺動範囲Bにわたって
揺動させることができ、前記カップ14の外に位置する
退避位置まで退避可能としている。そして、この退避位
置にはブラシ洗浄用容器20が配設されている。
次に、本発明のブラシコンタクト圧調整装置を含む前記
スキャナ18及びアーム16の詳細について、第1図〜
第3図を参照して説明する。
前記アーム16の一端には、軸受ブロック24が固着さ
れ、この軸受ブロック24にはベアリングを介して自転
軸26が回転自在に支持されている。この自転軸26の
下端にはブラシ連結部28が固定されている。そして、
このブラシ連結部28に対l7て、例えばねじ結合によ
り前記スクライビングブラシ22が着脱自在に支持され
ている。
前記ブラシ連結部28には、前記目転軸26の周囲に形
威された溝28aと、上端がこの溝28aに連通し、下
端がスクライビングブラシ22の洗浄液供給口に連通ず
る貫通孔28bが形或されている。そして、前記アーム
16及び軸受ブロック24には、クランパ30a,30
bを介l2て洗浄液供給管30が支持され、この洗浄液
供給管30より前記ブラシ連結?m28の溝28aに洗
浄液を供給可能となっている。そして、半導体ウエハ1
0の洗浄時には、上記の洗浄液供給経路を介して、スク
ライビングブラシ22の中央部より洗浄液を吐出可能と
なっている。
前記自転軸26の上端には従動ブーり32が固着され、
アーム16の他端側に配置された駆動プーり34との間
にベルト36が掛け渡されている。
尚、この駆動ブーり34は、アーム16の他端側に固定
されている自転軸駆動用モータ38の出力軸に固着され
ている。従って、この自転軸駆動用モータ38の回転に
より、第4図の矢印C方向にスクライビングブラシ22
を自転可能となっている。
ベースプレー}40上にはアーム支持ブロック42が設
けられている。このアーム支持ブロック42の下端側は
、公転駆動軸44と連結され、この公転駆動軸44の回
転により、第4図に示す揺動範囲A,Bにわたって、前
記アーム16を揺動可能どしている。このアーム支持ブ
ロック42の上端には、水平な軸46が固定され、この
軸46の中間部に滑車48が回転自在に支持されている
そして、この滑車48にはワイヤー50が巻回されてい
る。
第1図に示す滑車48の右側には、前記アーム16より
垂直下方に延在形戊された垂直固定ブロック52が設け
られている。この垂直固定ブロック52は、前記アーム
支持ブロック42との間にリニアベアリング54を有し
、このリニアベアリング54により前記アーム】,6を
アーム支持ブロック42に対して上下動可能としている
一方、第1図に示す滑車48の左側には、バランスウェ
イト56が配置され、バランスウエイ1・56は前記ア
ーム支持ブロック42との間にリニアベアリング58を
有し、同様にアーム支持ブロック42に対して上下動可
能となっている。そして、前記滑車48に巻回されたワ
イヤー50の一端は前記垂直固定ブロック52と連結さ
れ、前記バランスウェイト56に連結されている。
本実施例では、前記バランスウェイト56の重量は、ア
ーム16及びこれに連結されている一連の部材の総重量
よりも重い重量となっている。従って、この重量に基づ
きバランスウェイト56が下方に移動することにより、
前記滑車48に巻回されたワイヤー50を介してアーム
16及びこれに連結された一坪の部材が、前記バランス
ウェイト56の下降ストローク分だけ上昇した位置に設
定されることになる。このため、上記バランスウェイト
56の作用により、スクライビングブラシ22は所定の
上下位置に維持されることになる。
さらに、本実施例では前記バランスウェイト56の重量
作用に付加して、前記アーム16及びスクライビングブ
ラシ22等の上下方向の位置を可変できるシリンダ60
を設けている。このシリンダ60は、その下端側がシリ
ンダ取付金具62を介して前記アーム支持ブロック42
に固定されている。シリンダ60を駆動することにより
上下動するロッド64は、ロッド取付金具66を介して
、前記アーム16の側面に固定されている。
さらに、本実施例では前記アーム16の下降位置を規制
するためのメカニカルストッパ70を設けている。この
メカニカルストッパ70は、前記垂直固定ブロック52
に対して上下動可能な軸72を有し、この軸72の下端
には、前記アーム支持ブロック42に形成された基準面
76に転接するローラ74を備えている。また、軸72
の上下方向の位置を調整するために、軸72の上端側に
はボルト部72aが形成され、かつ、このボルト部72
aに螺合するストローク調整ナット78が設けられてい
る。
次に、前記シリンダ60の駆動制御系について、第5図
を参照して説明する。
CPU80は、洗浄装置の全ての駆動制御を司どるもの
であり、前記シリンダ60を駆動制御するために、予め
洗浄のためのシーケンスプログラムが登録されたプログ
ラムメモリ82より情報を読み出し、この情報にしたが
ってシリンダ駆動部84を駆動制御している。また、C
PU80は、シリンダ60の駆動によって得られるスク
ライビングブラシ22のコンタクト圧を計算し、このコ
ンタクト圧を表示駆動部86を介してディジタル表示部
88に数値表示するようにしている。また、オペレータ
により所望のコンタクト圧を設定するために操作入力部
90が設けられ、CPUは操作入力部90を介して情報
の入力があった場合には、その情報に基つぎシリンダ6
0のストローク制御を行うようになっている。
次に、上記実施例装置の作用、特に、スクライビングブ
ラシ22のコンタクト圧調整について説明する。
まず、スクライビングブラシ22がブラシ洗浄容器20
の位置にて待機している状態より、スピンチャック12
上の半導体ウエハ10の位置まで搬送する場合には、ス
クライビングプラシ22の上下位置を、ブラシ洗浄位置
よりも高いアーム移動位置に設定してる。このアーム移
動位置に対応するシリンダ60のストローク情報は、予
めプログラムメモリ80に組込まれており、CPU80
はこの情報に基づきシリンダ駆動部84を介してシリン
ダ60の駆動制御を行う。シリンダ60を駆動すると、
アーム16及び垂直固定ブロック52が、リニアベアリ
ング54の作用により上方に移動することになる。そし
て、所定のアーム移動位置に達した後に、公転駆動軸4
4を駆動し、アーム支持ブロック42.垂直固定ブロッ
ク52,アーム16,スクライビングブラシ22を一体
的に回転させ、第4図の図示A,Bの方向の揺動を実現
できる。
スクライビングブラシ22が、スピンチャック12上の
半導体ウエハ10の上方に設定された後に、スクライビ
ングブラシ22を下降させてブラシ洗浄位置まで移動さ
せる。このブラシ洗浄位置への移動は、前記シリンダ6
0のロッド64を下降させることにより実現できる。こ
のブラシ洗浄位置に対応するシリンダ60の移動ストロ
ークも、予めプログラムメモリ82に組込まれており、
アーム16の移動時の動作と同様にして実現できる。
このようにして、スクライビングプラシ22がそのブラ
シ洗浄位置に設定された後は、公転駆動軸44の駆動に
より、アーム16を第4図の揺動範囲Aにわたって揺動
させ、かつ、自転軸駆動用モ一夕38の回転出力を、駆
動ブーり34,ベル1・36,従動ブーり32を介して
自転軸26に伝達し、スクライビングブラシ22を第4
図の矢印C方向に自転駆動する。このような駆動と共に
、洗浄液供給管30を介してスクライビングブラシ22
に洗浄液を供給し、かつ、スピンチャック12を回転駆
動することで半導体ウエハ10を一方向に回転し、この
結果半導体ウエノX10の全表面の効果的な洗浄を確保
することができる。
さらに、本実施例ではスクライビングブラシ22の材質
を変更した際の、コンタクト圧の初期設定の際には、操
作入力部90を介してコンタクト圧調整のための情報を
人力するだけでよい。すなわち、操作人力部90より情
報を人力(7た場合には、CPU80は、バランスウェ
イト56によって一定位置に設定されているスクライビ
ングブラシ22をさらに下降するための下降ストローク
を設定し、シリンダ60を駆動することになる。
この際、第5図に示すようにデイジタル表示部88を備
えておけば、スクライビングブラシ22の現在のコンタ
クト圧を目視にて数値確認することができ、@調整作業
を大幅に簡易できる。また、本実施例では例えばモヘア
ブラシ等の軟弱な材質のブラシを使用する場合には、メ
カニカルストツバ70によりスクライビングブラシ22
の下限位置を規制することで、このブラシに過度の圧力
が作用することを防止している。また、メカニカルスト
ツバ70の下端には、基準面76と転接するローラ74
が設けられているため、アーム16の揺動に支障を与え
ることもない。また、このメカニカルストツバ70は、
その下限規制位置をストローク調整ナット78により調
整可能であるので、スクライビングブラシ22の毛先の
長さに対応してストップ位置を所望に選択できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発
明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、アーム支持ブロック42には、アーム16の先
端に支持されているスクライビングブラシ22を上下動
できるように支持するものであればよく、必ずしも上記
実施例のようにアーム]−6をリニアベアリング54を
介して垂直方向に摺動させるものに限らない。例えば、
第6図に示すように、アーム支持ブロック]00に揺動
支点1o2を設け、アーム16を揺動させることでスク
ライビングブラシ22を上下動するものであってよい。
この際、揺動支点102を境にしてスクライビングブラ
シ22の連結端とは反対側の領域にバランスウェイト5
6を連結し、揺動支点102とスクライビングブラシ2
2の連結位置との間にて、シリンダ60により上下動を
実現できるようにすればよい。
また、バランスウェイト56の重量としては、必ずしも
アーム16及びこれに連結する一連の部材の総重量より
も重く設定するものに限らない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、アームの先端に連
結されたスクライビングブラシの上下方向の位置を、バ
ランスウェイトにより一定位置に維持し、かつ、コンタ
クト圧調整指令に基づき駆動される支持アーム駆動手段
によりスクライビングブラシの上下位置の@調整を実現
しているので、ブラシの材質等に対応した適正なコンタ
クト圧調整を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した実施例のブラシアーム部分
の縦断面図、 第2図は、第1図のA−A断面図、 第3図は、第1図のB−8断面図、 第4図は、実施例装置の全体構成を説明するための平面
図、 第5図は、コンタクト圧凋整のための制御系ブロック図
、 第6図は、本発明を揺動支点タイプの支持アームに適用
した実施例を説明するための概略説明図である。 16・・・アーム、22・・・スクライビングブラシ、
42・・・支持部材(アーム支持ブロック)、48・・
・滑車、50・・・ワイヤー 54.58・・・リニアベアリング、 56・・・バランスウェイト、 60・・・支持アーム駆動手段(シリンダ)70・・・
メカニカルストッパ、 74・・・ローラ、76・・・基準面、80・・・CP
U,90・・・操作入力部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端にスクライビングブラシを支持したアームと
    、 上記スクライビングブラシを上下動可能に上記アームを
    支持する支持部材と、 上記支持アームに連結され、上記スクライビングブラシ
    の上下位置を所定位置に維持するバランスウェイトと、 コンタクト圧調整指令に基づき上記支持アームの上下方
    向位置を可変させて、上記スクライビングブラシの上下
    位置を微調整する支持アーム駆動手段とを有することを
    特徴とするスクライビングブラシのコンタクト圧調整装
    置。
  2. (2)支持部材は、上記支持アーム及びバランスウェイ
    トをそれぞれ上下動案内するリニアガイドを有し、上記
    支持部材に支持された滑車に巻回したワイヤにて、上記
    バランスウェイトを支持アームに連結した請求項(1)
    に記載のスクライビングブラシのコンタクト圧調整装置
  3. (3)支持アーム側の総重量よりも、バランスウェイト
    の重量を重く設定した請求項(1)又は(2)に記載の
    スクライビングブラシのコンタクト圧調整装置。
  4. (4)上端が上記支持アームに固定され、下端が基準面
    に転接して移動可能なメカニカルストッパを設けた請求
    項(1)乃至(3)のいずれか1項に記載のスクライビ
    ングブラシのコンタクト圧調整装置。
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JP2746670B2 (ja) 1998-05-06

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