JPH0352226A - 洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents
洗浄装置及び洗浄方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ることができるスクライビング装置に関する。
半導体ウエハを洗浄することが不可欠な工程となってい
る。この半導体ウエハの洗浄方式としては、ウエハの表
面にブラシを接触させ、このブラシによっC半導体ウエ
ハを洗浄ずるブラシスクライビング方式(特開昭62−
259447号等)を採用するのが・一般的である。
物により半導体ウエハの歩留りの低下がもたらされるた
め、半導体ウエハのフォトリソグフィ工程の各段階にて
、ウエハの片面を洗浄し、あるいはウエハの両面を洗浄
する工程を採用するに至っている。
スピンチャックに支持された半導体ウエハの上面にスク
ライビングブラシをコンタクトし、洗浄液の供給及び回
転動作によりその洗浄を行っている。一方、半導体ウエ
ハの両面を洗浄するものにあっては、半導体ウエハの両
面にコンタクトする2つのスクライビングブラシを設け
、ウエハの両面を同時に洗浄するようにしている。
浄,両面洗浄のそれぞれの専用機しかなかった。そして
、両面洗浄機は、ウエハの両側にそれぞれスクライビン
グブラシを配置する構成であるが、片面洗浄機とは全く
構或が異なり、それぞれ独自に開発,設計せざるを得な
かった。
ウエハの表面を洗浄し、その後他方の洗浄機にてウエハ
の裏面を洗浄することも可能である。しかしながら、こ
のようにするとウエハ洗浄を実現するための装置を2台
分配置しなければならず、単位面積あたりのコストの高
いクリーンルーム内の占有面積を拡大しなければならな
いという問題があった。
ビング装置を被処理体の片面洗浄及び両面洗浄に兼用す
ることができ、しかも、2台分のスクライビング装置よ
りも占有面積を縮小できるスクライビング装置を提供す
ることにある。
するスクライビングブラシと、上記被処理体をハンドリ
ングして上記支持手段に搬入出し、かつ、ハンドリング
状態にて上記被処理体の上下面を反転するアームとを設
け、被処理体の・一面をスクライビングした後、被処理
体の他面を選択的にスクライビング可能としたものであ
る。
して、被処理体を搬入出するためのアームに、被処理体
をハンドリングしたままその上下面を反転できる機能を
設けている。従って、被処理体の片面洗浄を行う場合に
は、片面洗浄の終了した被処理体をアームによって搬出
すればよく、一方、両面洗浄を行う場合には、片面洗浄
の終了した被処理体をアームに支持した後に、その被処
理体の上下面を反転させて再度支持手段によって支持さ
せ、スクライビングブラシにより他方の面の洗浄を行う
ことが可能となる。このように、本発明によれば、1台
のスクライビング装置でありながら、被処理体の一面あ
るいは両面を選択的にスクライビングすることが可能と
なる。
に被処理体を搬入出できる1つのアームを設けた場合に
は、一方の洗浄ステージにて片面洗浄の終了した被処理
体を、アームによって反転した後に他方のステージに搬
入し、ここで被処理体の他面の洗浄を行うようにすれば
、1つの洗浄ステージのみ有するものに比べて、両面洗
浄動作のスループットを大幅に向上できる。この際、2
つの洗浄ステージに対してアームを兼用できるので、従
来のように単に2台の片面洗浄装置を連結したものに比
べて、設置占有面積を縮小することが可能となる。
施例について、図面を参照して具体的に説明する。
ウエハ10がスピンチャック12上に、例えばベルヌイ
チャク方式によって固定可能となっていて、このスピン
チャック12の回転により上記半導体ウエハ10を比較
的低速にて回転可能である。また、半導体ウエハ10の
洗浄時に、洗浄液が装置外部へ飛散することを防止する
ために、カップ14がウエハ10を覆うように形成され
ている。
シ22は、第2図に示すようにアーム16の一端側に固
着され、かつ、そのアーム16の他端側はスキャナ〕8
に支持されている。そして、このスキャナ18の駆動に
よりアーム1−6を介して上記スクライビングブラシ2
2を、第1図に示す揺動範囲にわたって揺動(公転駆動
)可能としている。すなわち、このスクライビングブラ
シ22を用いての洗浄時には、前記半導体ウエハ10が
スピンチャック12の回転により回転駆動されため、ス
クライビングブラシ22を第1図に示す揺動範囲Aにわ
たって公転駆動させることで、半導体ウエハ】0の全表
面にスクライビングブラシ22を当接させて洗浄するこ
とが可能となる。
ビングブラシ22を第1図の矢印C方向に自転駆動可能
としている。
18の駆動により、第1図に示す揺勤範囲Bにわたって
揺動させることができ、前記カップ14の外に位置する
退避位置まで退避可能としている。そして、この退避位
置にはブラシ洗浄用容器20が配設されている。
は、一旦ウエハ受渡台24に載置され、このウエハ受渡
台24より搬送アーム30によってスピンチャック12
まで搬送されることになる。
30の詳細ついて説明する。
2.32を有し、各チャック部32,32にはそれぞれ
ウエハ支持部34.34が形成され、このウエハ支持部
34.34にはテーバ溝34aが設けられている。そし
て、上記一対のチャック部32.32を閉鎖駆動するこ
とによって、半導体ウエハ10の周縁部が前記テーバ溝
34aに挿入されて支持されることになる。
はその説明を省略する。
軸36が固着されている。そして、このガイド軸36は
、コ字状に形成された支持アーム38の開口端側に、ベ
アリングを介して回転出在に支持されている。この支持
アーム38の下端には旋回駆動軸40が固着され、この
旋回駆動軸40はベースプレート42上に配置した軸受
体44に回転自在に支持されている。そして、この旋回
駆動軸40を駆動するこεによって、前記支持アーム3
8,ガイド軸36を介して前記一対のチャック部32.
32を第3図の矢印A方向に回転可能としている。
を挿通して転回駆動軸46が配置されている。この転回
駆動軸46の上端側は、前記支持アーム38に設けられ
たベアリングに回転自在に支持され、さらにその上端に
は駆動傘歯車48が固着されている。一方、前記ガイド
軸36には、前記駆動傘歯車48と噛合する従動傘歯車
50が固着されている。従って、前記転回駆動軸46を
回転駆動することによって、この回転力は駆動傘歯車4
8,従動傘歯車50によってその回転軸方向が直交する
ように変換され、ガイド軸36を回転駆動することによ
って、一対のチャック#32.32を同図の矢印B方向
に転回可能とし、この一対のチャック部32.32に扶
持された半導体ウエハ10を水平状態.傾斜状態あるい
は起立状態に設定できるようにしている。
構について、第3図に参照して説明する。
体ウエハ10の周側縁と接触してこれを回転駆動するた
めの回転ローラ52が配置されている。この回転ローラ
52は、半導体ウエハ10より遠ざかる方向に後退駆動
可能となっている。
のシリンダ54のロツド54aに固着されたブラケット
56に前記ローラ52が回転自在に支持されている。一
方、回転ローラ52の回転駆動系として、同図(B)に
示すように前記ブラケット56にはローラ回転用モータ
58が固定され、そのモータ出力軸に前記回転ローラ5
2が固着されている。さらに、本実施例装置では、半導
体ウエハ10のオリフラ10aの傾き補正をするための
機構を備えている。すなわち、第3図(A)の矢視D方
向から見た同図(C)に示すように、前記回転ローラ5
2の両側には2本のピン60.60が設けられている。
れ、このホルダ62はピン移動用シリンダ64のロツド
64aに固着されている。この結果、ピン移動用シリン
ダ64を駆動することによって、2本ビン60.60に
よって半導体ウエハ10が第3図(A)に示す上方に押
上げられるように移動され、この2本のピン60.60
にオリフラ10aが接触することによってオリフラ10
aの傾き補正が実施される。
式を採用している。このため、半導体ウエハ10の周縁
側のみ支持する構成となっている。
ては、半導体ウエハ10の円弧部分を支持する円弧部支
持ピン70とオリフラ部10aを支持するオリフラ支持
ビン72とがある。前記円弧部支持ピン70は、第4図
(A)に示すように、半導体ウエハ10の周縁部底面と
当接する水平な支持面70aと、ウエハ10の周側縁に
並行な垂直壁70bとからなり、この垂直壁70bの高
さは半導体ウエハ10の上面よりも突出する高さとなっ
ている。
)または同図(C)のいずれかのものを採用できる。同
図(B)に示すものは、ウエハ10の周側縁と平行な垂
直壁72aのみで構成したものであり、この垂直壁72
aの上面高さはウエハ10の表面と面一となっている。
で構成された支持面72bを追加したものである。垂直
壁72aをウエハ10と面一とした理由は、円形のウエ
ハ10全面にスクラビングブラシ22を走査する場合に
、オリフラ部10aの外側にもブラシ22が移動するの
で、その際の干渉を防止したものである。オリフラ支持
ピン72がウエハ10の下面と接触しないようにした理
由は、オリフラ部10aの下面にもレジスト剤等が付着
している可能性が高く、ウエハ10の浮きを防止するた
めである。
によるウエハ10の固定原理は、下記のとおりである。
72によってその周縁部のみが支持される半導体ウエハ
10は、チャック台74との間に空間部76が形戊され
ることになる。
えばN2ガスを噴出させると、このN2ガスは半導体ウ
エハ10の裏面,周側縁を辿ってその上面にまわり込ん
で流れることになる。そして、ベルヌイチャックの固定
原理としては、半導体ウエハ10の上面側にまわり込む
不活性ガスの圧力により、半導体ウエハ10を各支持ビ
ン70.72に押付けて固定することにある。また、こ
のガスの流れにより、半導体エハlOの裏而側を液密に
て支持できる効果もある。
にある半導体ウエハ10を、搬送アーム30に支持し、
これをスピンチャック12上に移送させて行うことにあ
る。そこで、まずウエハ受渡台24上にある半導体ウェ
ハ1oを搬送アーム30に支持する。このために、旋回
駆動軸4oの駆動により搬送アーム30をウエハ受渡台
24の位置まで旋回する。その後、転回駆動軸46を駆
動し、一対のチャック部32.3・2を水平状態に設定
し、さらにこの一対のチャック部32.32を閉鎖駆動
して、テーパ溝34a内に半導体ウェハ10を支持する
。
ドリングした状態で、オリフラ合せを実施する。このた
めに、転回駆動軸46を駆動し、一対のチャック部32
.32を第2図に示すような起立状態又は傾斜状態とし
、半導体ウエハ1oの周側縁を自重により回転ローラ5
2の周而に接触させる。その後、回転ローラ52を回転
駆動すると、半導体ウェハ10の周側縁は回転ローラ5
2の周面と摩擦接触して従動回転する。そして、半導体
ウエハ10のオリフラ10aが回転ローラ52とほぼ対
向する位置に設定されると(第2図の状態)、オリフラ
10aと回転ローラ52との接触が解除されるこεなる
。この状態にて、回転ローラ52の駆動を停止する。次
に、2本のビン60.60を半導体ウェハ1−oのオリ
フラ10aに向けて前進駆動する。そして、このオリフ
ラ10aが2本のピン60.60に当接することによっ
て、オリフラの傾きがならし補正され、正確なオリフラ
合せが実現されることになる。この後、前記ビン60.
60及び回転ローラ52が退避駆動されることで、一対
のチャック部32.32に半導体ウエハ10がオリフラ
の向きを一致させて支持されることなる。
より、搬送アーム30をスピンチャック12の上方に設
定し、半導体ウエハ10をスピンチャック12に受渡す
ことになる。この際、搬送アーム30にて予め半導体ウ
エハ10のオリフラ合ぜが実行されているので、チャッ
ク台74上の円弧部支持ビン70及びオリフラ支持ビン
72に半導体ウエハ10を確実に載置することが可能と
なる。
半導体ウエハ〕0をスピンチャック12上に固定し、ス
ピンチャック12を回転駆動することで半導体ウエハ1
0を一方向に回転させる。
ラシ22を半導体ウエハ】0の上方に設定し、アーム1
6の下降駆動によりスクライビングブラシ22を所定の
コンタクト圧力にて半導体ウエハ10に接触させる。そ
して、スクライビングブラシ22より洗浄液を吐出]7
ながら、アーム16の揺動駆動及びスクライビングブラ
シ22の自転駆動により、半導体ウエハ10片面の全表
面の洗浄を行うことになる。
チャック12の回転駆動1洗浄液の供給動作及びスクラ
イビングプラシ22の自公転をそれぞれ停止し、アーム
16を上昇した後に揺動させて、スクライビングブラシ
22をブラシ洗浄用容器20の位置まで退避させる。一
方、搬送アーム30は、一対のチャック部32.32を
開放状態のまま、転回駆動軸46を駆動することで、一
対のチャック部32.32を起立した状態より半導体ウ
エハ10と対向する位置まで転回させる。その後、一対
のチャック部32.32を閉鎖駆動してこれを支持し、
再度転回駆動軸46の駆動により第2図に示すような起
立状態の位置まで移動させる。
動作によって、一対のチャック部32.32にハンドリ
ングされている半導体ウェハ10の面方向が反転される
ことになる。そして、この後に転回駆動軸46を駆動し
て、起立状態の半導体ウエハ10をスピンチャック12
上に受渡す。
面が下而εされ、洗浄のされていない面を上面として設
定することができる。以降は、上述した片面洗浄と同様
の動作を実行することで、半導体ウエハ10の両面洗浄
を行うことができる。
送アーム30によってこの半導体ウエハ10をチャック
受渡台24に搬出し、このウエハ受渡台24上に次の新
たな半導体ウエハ10が搬入された後に、次の新たな半
導体ウエハ10に対する両面洗浄が繰返し実行されるこ
とになる。
には、片面洗浄が終了した後に半導体ウエハ10をウエ
ハ受渡台24に移送すればよく、半導体ウエハ10の片
面洗浄または両面洗浄を選択して実施することが可能と
なる。
チャックとして構或しているので、真空吸着方式と比較
すれば半導体ウエハ10の裏面に接触する面積が著しく
狭くなり、このため半導体ウエハ10の裏面側に付着す
る不純物量を大幅に低減できる。また、不活性ガスを半
導体ウエハ10の下面より周側縁を辿って上面にまわり
込むようにしてウエハ10の固定を行っているので、こ
の不活性ガスの噴出しにより半導体ウエハ10の裏面側
には洗浄液がまわり込むことを防止でき、特に、片面洗
浄の際に、洗浄されない他方の面を液密にして支持でき
るという効果がある。
装置に本発明を適用した実施例について、第6図を参照
して説明する。
ジに共通な1本の搬送アーム30を設け、かつ、ウエハ
受渡台24も両ステージに共通とし、2カ所での洗浄を
実現するための他の部材、すなわちスピンチャック12
.カップ14,アーム16,スキャナ18及びブラシ洗
浄用容器20等はそれぞれ2組配設されている。
体ウエハ10の片面洗浄を行った後は、搬送アーム30
によってこの半導体ウエハ10を支持した後に、半導体
ウエハ10の表裏面を反転して他方の洗浄ステージに移
送し、ここで他の面の洗浄を行うことができる。そして
、他方の洗浄ステージにて半導体ウエハ10の他の面の
洗浄を行っている間に、一方の洗浄ステージに新たな半
導体ウエハ10を搬送アーム30によって移送し、ここ
で並行して片面洗浄を実施することができる。
を大幅に向上できる。
、各洗浄ステージにて同一の半導体ウエハ10の両面洗
浄を並行して行い、2つの洗浄ステージでの洗浄動作の
開始タイミングさえ異ならせておけば、半導体ウエハ1
0の表裏面の反転動作及び半導体ウエハ10の搬入出動
作を、1つの搬送アーム30を兼用して実施でき、かつ
、並行処理であるためスループットを向上することが可
能となる。
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
置に搬入出するための搬送アームで、被処理体をハンド
リングした状態にて被処理体の表裏面を反転できるので
、片面洗浄が終了した後に必要に応じて他の面の洗浄を
実施でき、片面,両面洗浄を兼用できる機能を1台の装
置にて実現できる。
施例の平面図、 第2図は、実施例装置の正面図、 第3図(A).(B).(C)は、搬送アームの概略説
明図、C−C断面図、矢視Dから見た複数のピンの概略
説明図、 第4図(A).(B).(C)は、それぞれチャック台
に設けられた支持ピンの概略説明図、第5図は、ベルヌ
イチャック方式の原理説明図、第6図は、洗浄ステージ
を2ステージとした変形例を説明するための概略平面図
である。 10・・・被処理体、 12・・・支持手段、 22・・・スクライビングブラシ、 30・・・搬送アーム、 32,32,・・・一対のチャック部、36,46.4
8.50・・・転回駆動部、70.72・・・支持ビン
。
Claims (2)
- (1)被処理体を固定支持する支持手段と、この支持手
段によって支持された被処理体の上面を洗浄するスクラ
イビングブラシと、 上記被処理体をハンドリングして上記支持手段に搬入出
し、かつ、ハンドリング状態にて上記被処理体の上下面
を反転するアームとを設け、被処理体の一面をスクライ
ビングした後、被処理体の他面を選択的にスクライビン
グ可能としたことを特徴とするスクライビング装置。 - (2)支持手段、スクライビングブラシを1組とする洗
浄ステージを2組配置し、2つの支持手段の両方に被処
理体を搬入出できる位置に上記アームを配置した請求項
(1)に記載のスクライビング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1188536A JP2746669B2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0352226A true JPH0352226A (ja) | 1991-03-06 |
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