JPH0352163A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録再生装置に関し、特に、たとえば
ビデオテーブレコーダ（以下、ｒＶＴＲ」という）のよ
うな磁気記録再生装置において、磁気テープの補助トラ
ックに記録されたキｊ．一信号を再生する、磁気記録再
生装置に関する。

〔従来技術〕

たとえば特開昭６１−８７７３号公報には、磁気テープ
の利用効率を高めるために、同一トラック上に、アドレ
スコードおよびキュー信号を周波数分割多重方式によっ
て記録、再生するＶＴＲが開示されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のＶＴＲでは、再生動作時に、同一トラックから再
生したアドレスコードおよびキュー信号の分離が難しく
、包路線検波回路や種々のフィルタが必要であった。ま
た、周波数分割多重方式で複数の情報を１つのトラック
に記録する場合、全ての情報について効率よく記録する
ことは難しく、一方のたとえばキュー信号のＳ／Ｎ比が
悪くなり、キュー信号の誤検出が生じた。

それゆえに、この発明の主たる目的は、補助トラック上
にキュー信号を記録しても再生時に誤検出の生じること
のない、磁気記録再生装置を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、ｎｉ】単にこ゛えば、磁気デーブのＭｉ助
トラックに記録されたキュー信号を再生する磁気記ｎ再
生装置において、補助トラックに音声信号およびキュー
信号を記録および再生するための記録再生ヘッドより上
流側に補助トラックに記録されたキュー信号を再生する
ための前置再生ヘッドを設け、前置再住ヘッドがキュー
信号を検出して所定時間後に記録再生ヘッドがキュー・
信号を検出したとき乙こキュー信号があると判断ずるこ
とを特徴どする、磁気記録再生装置である。

〔作用〕

磁気テ・−ブの再住動作時、補助１・ラックに記録され
たキプ、一信号は、，まず、前置再赴ヘッドによって検
出される。その後、所定時聞後に、キプ、一信号は、記
録再生ヘッドの双方で検出される。このように、キ７７
一信号が前置再生ヘッドおよび記録再生ヘッドによって
検出されたとき、補助１・ラ・ンクにキ１−が記録され
ていると判断して、そのキュー信号に基づく種々の制御
が行われる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、前置再４ヘッドおよび記録再生へ冫
ドの双方によってキュー信号を検出するので、たとえば
Ｓ／Ｎ比が悪くても、キ１一信号の誤検出がなくなる。

また、この発明によればＳ／Ｎ比が悪くてもキＪ、一信
号を検出できるので、従来技術で必要としていた包絡線
検波回路なども必要としない。

この発明の」二述の目的，その他の目的，特徴および利
点は、図面を参照して行う以１′：の実施例の詳細な説
明から一層明らかとなろう。

〔実施例〕

第ｌ図はこの発明の一実施例を示す図解図である，ＶＴ
ＲＩＯは回転一・ツドドラム１２を含む。

矢印方向に回転する回転ヘッドドラ１、１２には、アジ
マス角の異なる４つのビデオヘッド１４が設げられる。

このビデオヘノド１４は、回転ヘッドドラム１２に巻き
つＬｊられた磁気テーブｌ６に、ビデオ信号およびＰＣ
Ｍ音声信号を記録したり、磁気テープ１Ｇからビデオ信
号およびＰＣＭオーディオ信号を再生１、７たりする。

磁気テーブ１６は、テンシ９ンガイド１８側がら供給さ
れ、インピーダンスローラ２０，　　ローラガイド２２
および傾斜ガイド２４を介して、傾斜ガイド２４とロー
ラガイド２６間で回転ヘッドドラム１２に巻きつけられ
る。

テンシゴンガイドｌ８とインピーダンスローラ２０の間
には、フルイ【／−スヘッド２８が設けられる。このフ
ルイレースヘッド２８は、記録時に動作して、音声信号
．ビデオ信号および制御信号をともに消去する。フルイ
レースヘッド２日とテンションガイド１８の間には、前
置再生ヘッド３２が設けられる。前置再生ヘッド３２は
、後述するように、補助１・ラック５４（第２図）の信
号を検出する。

ローラガイド２６の下流側には、音声イＩノースヘッド
３４，音声，／制御ヘッド３６およびモータヘノド３８
が設けられる。音声イレースヘッド３４は、音声信号の
みを消去するときに動作させる．音声／制御ヘッＹ゛３
６ぱ、音声信号の記録およぴ再生を行・）、音声一・・
ツド３６ａ（第４図）と、磁気テープ１６の走行を制御
するための制御信号の記録および再生を行う制御ヘッド
３６ｂ（第４図）かー・体化されたものである。モニタ
ヘッド．′３８は、記録時に、前の音声／制御ヘッド３
６で記録した音声信号および制御信号の再生を行う。

モニタヘッド３８の下流側には、ローラガイド４０を介
して、ピンチローラ４２およびキャブスタン４４が設け
られる。磁気テーブ１６は、ピンチロー　ラ４２とキャ
ブスタン４４の間に挟ｔれて引張られ、走行が制御され
る。すなわち、磁気テーブ１４は、制御信号によって回
転するキャブスタン４４によって走行速度が制御される
。

ピンチローラ４２およびキャブスタン４４を通過した磁
気テーブ１６は、複数のローうによって方向が変えられ
ターイマローラ４６に至る。タイマローラ４６を通過し
た磁気テープ１６は、さらに、２つのローラによ。って
方向が変えられ、図示しないカセットの巻取リールに巻
き取られる。

磁気テーブ１６の中央部には、第２図に示すように、メ
イントラック４８が形戊される。メイントラック４８は
回転へ冫ドドラム１２のビデオヘッド１４が斜めにスキ
ャンされることによって形成され、このメイントラック
４８はビデオ記録部５０およびＰＣＭオーディオ記録部
５２が形成される。

メイントラック４８の上方には、アナログの音声信号お
よびキュー信号が記録される補助トラ・ンク５４が形戒
される。メイントランク４８の下方には、制御トラック
５６が形戒される。制御トラック５６には、磁気テープ
１６の走行を制御するための制御信号が記録される。す
なわち、記録および再生動作のとき、制御トラック５６
から制御信号を検出することにより、たとえば磁気テー
プ１６の走行速度等が制御される。

補助トラック５４には、第３図に示すように、アナログ
の音声信号とともに、プログラムの開始および終了を示
すキュー信号も記録される。プログラム開始を示す開始
キュー信号龜、音声信号が記録される１０秒前の１秒間
に記録される。開始キュー信号は、たとえば周波数ｆ＋
＝１ｋＨｚの正弦波信号であり、音声信号の記録位置か
ら１０秒前の位置に１秒間の無音時間を確保した後、１
秒間記録される。

プログラムの終了前の３２秒の位置には、１秒間の無音
時間の後、たとえば周波数ｆ．＝１．６ｋＨｚの正弦波
信号が終了キュー信号として、１５秒間記録される。

第４図は第１図実施例のブロック図である。ＶＴＲＩＯ
はマイクロコンピュータ５８を含み、マイクロコンピュ
ータ５８によって全体の動作が制御されるとともに、補
助トラック５４に記録されたキュー信号の識別が行われ
る。

前置再生ヘッド３２で検出された補助トラック５４の信
号は、増幅器で増幅され、波形整形回路６０に人力され
る。波形整形によってパルスに変換された補助トラック
５４の信号は、カウンタ６２のクロック端子ＣＬＫに入
力される。したがって、前置再生ヘッド３２がプログラ
ムの開始および終了を示す周波数ｆ，−１ｋＨｚおよび
ｆｚ＝１．５ｋＨｚの正弦波信号を検出すると、カウン
タ６２には、正弦波信号の周波数に応した数のパルスが
与えられる。カウンタ６２は、クロツク端子ＣＩ、Ｋか
ら与えられたそのパルスをカウントし、そのカウントデ
ータをマイクロコンピュータ５８に出力する。

カウンタ６２のリセット端子Ｒには、リセットパルス形
戒回路６４の一方の出力端子が接続される。リセットパ
ルス形戒回路６４の他方の出力端子は、マイクロコンピ
ュータ５８に接続される。

リセットパルス形戒回路６４の入力端子には、第５図に
示すような制御信号が与えられる。すなわち、音声／制
御ヘッド３６（第ｌ図）のうちの制御一・ツド３６ｂが
検出した制御信号は、増幅器によって増幅され、リセッ
トパルス形戒回路６４に入力される．リセットパルス形
戒回路６４では、その制御信号に応じて、リセットパル
スＲ１およびＲ２を出力する。したがって、リセットパ
ルス形或回路６４からカウンタ６２にリセットパルスＲ
１が与えられると、カウンタ６２のカウントデータはク
リアされ、リセットされる。リセットパルスＲ１は制御
信号ごとに出力されるので、カウンタ６２でカウントす
るパルス数は、制御信号と制御信号の間にあるパルス数
である。

リセットパルス形或回路６４から出力されるリセットパ
ルスＲ２によって、マイクロコンピュータ５８は制御信
号間の時間を算出する。

音声／制御ヘッド３６（第１図）のうちの音声ヘッド３
６ａは、前置再生ヘッド３２と同じようにアナログの音
声信号およびキュー信号を検出する。音声ヘッド３６ａ
が検出した信号は、増幅器で増幅され、波形整形器６６
に入力される。そして、波形整形された後、カウンタ６
８のクロンク端子ＣＬＫに入力される。カウンタ６８で
は、第５図に示すようなリセット信号に応答して、すな
わちハイレベルからローレベルに変化する信号に応答し
て、クロック端子ＣＬＫに与えられるパルス数をカウン
トする。すなわち、マイクロコンピュータ５８から与え
られるリセット信号がローレベルになったとき、カウン
ク６８はクロック端子ＣＬＫに与えられるパルス数をカ
ウントできる状態になる、そのカウントデータは、マイ
クロコンピュータ５８に入力される。マイクロコンピュ
ータ５８では、先にカウンタ６２から入力されたカウン
トデータと、カウンタ６８から人力されたカウン１・デ
ータを比較して、前置再生ヘッド３２および音声ヘッド
３６ａがともにキ１一信号を検出したことを判断ずると
ともに、そのキュー伝号がプログラムの開始を示すもの
であるか終了を示すものであるかも判別する。そして、
カウンタ６８がカウントを開始してから１秒後に、第５
図に示すような識別信号を出力する。

次に、第６図に示すフロ・一図に基づいて、第４図のブ
ロック図を参照して、このＶＴＲ　１　０の動作につい
て説明する。

最初のステンブＳｌｌでは、マイクロニ７ンビコ．一夕
５８はリセットパルス形或回路６４からリセソＩ・バル
スＲ２が与えられたかどうかを判断ずる。リセットバル
スＲ２が与えられると、磁気テーブｌ６はビン千〇−ラ
４２およびキャブスタン４４によって走行されているこ
とになる。

最初のステップＳｌｌでリセッｌ・バルスＲ２を確認し
た後、次のステップＳ１３では、カウンタ６２のカウン
トデータをマイクロコンピュータ５８に入力する。次い
で、ステップ３１５では、リセントパルスＲ１が与えら
れる毎にリセッｌ・されるカウンタ６２のカウン１−デ
ータによって、マイクロコンピュータ５８は前置再生ヘ
ッド３２が検出した信号がキュー信号であるかどうかを
識別する。すなわち、キュー信号の周波数はあらかじめ
わかっているので、制御信号と制御信号の間にカウンタ
６２に入力されるパルス数も決まっている。したがって
、カウントデータによって、前置再生ヘッド３２がキュ
ー信号を検出したかどうか、およびキエー信号が開始を
示すものであるか終了を示すものであるかもマイクロコ
ンピュータ５８は判別できる。

次のステップＳ１７では、前のステップＳ１５で識別し
たキエー信号であるという結果がｎ回連続したかどうか
が判断される。補助トラ・冫ク５４にはキュー信号の他
にアナログの音声信号も記録されているので、前のステ
ップ３１５で１回ないし２回音声信号がキュー信号であ
ると判断される可能性もある。しかし、ステップ３１７
でｎ回連続したかどうかを判断することにより、補助ト
ランク５４に記録されている音声信号をキュー信号であ
るど判断する確率は減少させることができる。なお、こ
の実施例では、正確さを高めるために「ｎ」はたとえば
「２７〜２９」に設定されるステンブＳ１７でｎ回連続
でキュー信号が確認されると、ステノプ３１９で、前置
再生ヘッド３２がキュー信号を検出した後、磁気デーブ
１６が走行されて音声ヘッＦ３６ａに至るまでの所定時
間が確保される。その後、ステップＳ２１に進むステッ
プＳ２１では、マイクロコンビュー・夕５８からカウン
タ６８に、ハイレベルから口〜レヘルに変化ずる第５図
に示すようなり七ン１・信号が出力される。このリセソ
ト信号は、音声ヘッド３６ａがキヱー信号を検出するよ
り少し早く、ローレベルにされる。すなわち、マイクロ
コンビ−＋７・−タ５８には、制御信号毎に、リセット
パルス形成回路６４からリセットバルスＲ２が与えられ
ているので、そのリセットパルスＲ２によって、マイク
ロコンピュータ５８は前霞再生ヘッド３２がキュー信号
を検出してから音声ヘッド３６ａがキュー信号を検出す
るまでの時間は算出できる。その算出した時間によって
、音声ヘッド３６ａがキュー信号を検出するより少し早
く、リセット信号をハイレベルからロー　Ｌ／ベルに変
える。したがって、カウンタ６８は、音声ヘッド３６ａ
が４゛ユー信号を検出する前に、カウントが可能な状態
にされる。

ステップＳ２３では、カウンタ６８にキュー信号のパル
スが入力されたかどうか判断される。キュー信号の入力
が確認されると、ステップＳ２５に進み、第５図に示す
ように、たとえば１秒間の待機時間の後、ステップ３２
７に進む。ステップ３２７では、カウンタ６８のカウン
１・データによって音声ヘッド３６ａもキュー信号を検
出したことが確認されると、先に前置再生ヘッド３２が
検出した信号がキュー信号に間違いないことが判断され
る。したがって、マイクロコンピュータ５８から出力さ
れる識別信号は、ローレベルからハイレベルになる。

なお、磁気テープ１６に記録するキュー信号の周波数お
よび時間は、ｆｚ＝２．４ｋＨｚで０．５秒などのよう
に、補助トランクのフォーマットに合わせて任意に設定
できることは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す図解図である。 第２図は第１図実施例に用いられる磁気テープのトラッ
クを示す図解図である。 第３図は補助トラックの信号記録フォーマットを示す図
解図である。 第４図は第１図実施例のブロック図である。 第５図は第４図の各部の信号を示すタイミング図である
。 第６図は第１図実施例の動作を示すフロー図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープの補助トラックに記録されたキュー信号を再
   生する磁気記録再生装置において、前記補助トラックに
   音声信号および前記キュー信号を記録および再生するた
   めの記録再生ヘッドより上流側に前記補助トラックに記
   録された前記キュー信号を再生するための前置再生ヘッ
   ドを設け、前記前置再生ヘッドが前記キュー信号を検出
   して所定時間後に前記記録再生ヘッドが前記キュー信号
   を検出したときに前記キュー信号があると判断すること
   を特徴とする、磁気記録再生装置。