JPH0352162Y2 - - Google Patents

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JPH0352162Y2
JPH0352162Y2 JP17991485U JP17991485U JPH0352162Y2 JP H0352162 Y2 JPH0352162 Y2 JP H0352162Y2 JP 17991485 U JP17991485 U JP 17991485U JP 17991485 U JP17991485 U JP 17991485U JP H0352162 Y2 JPH0352162 Y2 JP H0352162Y2
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outside air
vehicle
sensor
air sensor
temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用空気調和装置に係り、特
に、外気温を検出する装置の改良に関する。
(従来の技術) 一般的に自動車には、車室内の温度を乗員の要
求する温度に自動制御する空気調和装置が設置さ
れている。
一般的な自動車用空気調和装置は、第4図に示
すように、車室内外の空気をフアン2により取入
れるインテークユニツト1と、インテークユニツ
ト1で取入れた空気をエバポレータ4で熱交換し
て冷却するクーラユニツト3と、クーラユニツト
3で冷却された空気の全部若しくは一部をミツク
スドア7によりヒータコア6に導いて加熱し、ミ
ツクスされた空気を車室内に吹出すヒータユニツ
ト5と、ミツクスドア7の開度を、車室内外に設
けられているセンサ群12(車室内の温度を設定
するP・T・C、車室内の温度を検出する内気セ
ンサ、車室外の温度を検出する外気センサ等)の
検出信号及びミツクスドア7の開度を検出する
P・B・R11の信号に基づいて算出するオート
アンプ13と、オートアンプ13から出力された
信号に基づいて、カム9に連結されたロツド8を
介してミツクスドア7を駆動するモータアクチユ
エータ10に、作動信号を出力するアクチユエー
タコントロールアンプ14とで構成されている。
そして、このように構成された空気調和装置に
おけるミツクスドア7の開度は、センサ群12及
びP・B・R11から出力された信号に基づいて
オートアンプ13によつて、自動制御されるよう
になつている。
また、前記センサ群12から送出された信号
は、前記ミツクスドア7の開度を算出する重要な
情報源である。そして、その重要な情報源の1つ
である外気センサは、車両の走行中及び車両の停
止中にかかわらず、正確な外気温度を検出するこ
とが可能なように、車両のエンジン等から発生す
る熱の影響を受け難い場所(例えば、バンパーの
内側)に設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このように熱の影響を受け難い場所に
設置した外気センサにあつても、熱の影響を受け
難い場所というのは、一般的に風通しが悪いの
で、道路の渋滞時に停止している時、又は、太陽
に照らされて、道路の温度がかなり高くなつてい
る時等には、周囲の車両から排出される排気ガス
の熱や道路からの輻射熱等の影響は避けられず、
これらの熱の影響を受けた外気センサは、実際の
外気温よりも高い温度を検出してしまい、この検
出誤差がミツクスドア7の開度の誤差となり、正
確な車室内の温度制御をすることが困難になる。
このような問題点を解決せんとする提案が、実
公昭51−35645号公報に開示されているが、道路
が渋滞時であり、かつ、車両が停止している時に
は、エンジンやラヂエータの熱の影響を完全に排
除することは困難である。
本考案は、このような従来の問題点の鑑みて成
されたものであり、車両の走行中、停止中にかか
わらず、常に快適な車室内の空調をすることがで
きる自動車用空気調和装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案では、ボ
ンネツト上の車両のシンボルマークを表わすオー
ナメントの内部に設けた第1外気センサと、車両
の後部に配設されているエンブレムの内部に設け
た第2外気センサと、車両の速度を検出する車速
センサと、当該車速センサにより検出した車速が
0の時に当該第2外気センサの検出信号を出力
し、前記車速が0以外の時に当該第1外気センサ
の検出信号を出力する外気センサ選択手段とを設
けたことを特徴とする。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図は、本考案に係る外気センサの配設図で
ある。同図Aに示すように、車室外の空気の温度
を検出する第1外気センサ23は、エンジンルー
ムを形成するボンネツト27の前方中央に設けら
れたオーナメント(車両のシンボルマークを表わ
す突起物)28の内部に設けられており、また、
第2外気センサ24は、同図Bに示すように、ト
ランクルームを形成するトランクリツド29の後
部に設けられているエンブレム30の内部に設け
られている。
また、第2図には、本考案に係る外気センサの
詳細な取付け図が示されている。同図Aに示すよ
うに、第1外気センサ23は、日射の影響をでき
るだけ受けないように、熱容量の小さい材料を用
い、表面が鏡面仕上されたオーナメント28の内
部に埋め込まれ、ボンネツト27に取付けられて
いる。また、同図Bに示すように、第2外気セン
サ24も同様に、日射の影響をできるだけ受けな
いように、熱容量の小さい材料を用い、表面が鏡
面仕上されたエンブレム30の内部に埋め込ま
れ、トランクリツド29に取付けられている。
第3図には、本考案に係るミツクスドア7の制
御装置が示されている。
この制御装置は、ミツクスドア7の必要開度を
算出する必要開度算出手段15と、ミツクスドア
7の現在をP・B・R11の抵抗値により算出す
る現在開度算出手段16と、必要開度算出手段1
5及び現在開度算出手段16からの信号によりミ
ツクスドア7の必要移動開度を算出する必要移動
開度算出手段17と、必要移動開度算出手段17
の出力信号により、ミツクスドア7を駆動するモ
ータアクチユエータ10に、作動信号を出力する
アクチユエータコントロールアンプ14とで構成
されており、P・B・R11は、モータアクチユ
エータ10と連動し、ミツクスドア7の開度に応
じた抵抗値を出力するようになつている。また、
前記した必要開度算出手段15には、車室内の温
度を設定するP・T・C18と、車室内の温度を
検出する内気センサ19と、日射量を検出する日
射センサ20から出力された信号を増幅する日射
センサアンプ21と、エバポレータ4を通過する
空気の温度を検出する吸気温度センサ22と、前
記した第1外気センサ23、第2外気センサ24
及び車両の速度を検出する車速センサ25が接続
され、車速に応じて出力すべき第1外気センサ2
3及び第2外気センサ24から出力されている信
号を選択する外気センサ選択手段26とが接続さ
れている。
そして、このように構成されたミツクスドアの
制御装置は、次のように動作する。
まず、車両が停止している場合には、車速セン
サ25が検出する車速は、0であるので、外気セ
ンサ選択手段26は、第2外気センサ24で検出
した外気温の信号を必要開度算出手段15に出力
する。そして、必要開度算出手段15では、さら
に、P・T・C18、内気センサ19、日射セン
サアンプ21及び吸気温度センサ22から出力さ
れた信号に基づいて、ミツクスド7の必要開度を
算出する。この必要開度と、現在開度算出手段1
6によつて、P・B・R11から出力された信号
に基づいて算出されたミツクスドア7の現在開度
が必要移動開度算出手段17に出力され、ミツク
スドア7は、必要移動開度算出手段17から出力
された信号に基づいて、必要開度になるまで、モ
ータアクチユエータ10によつて駆動される。
一方、車両が走行している場合には、車速セン
サ25が検出する車速は0でないので、外気セン
サ選択手段26は、第1外気センサ23で検出し
た外気温の信号を必要開度算出手段15に出力す
る。そして、前記のようにして、ミツクスドア7
の開度を調整する。
このように、外気センサ選択手段26により、
車両の停止時には、エンジン等の熱の影響を受け
難い車両の後部に設けられた外気センサ24で検
出した信号を、必要開度算出手段15に出力し、
車両の走行時には、風の良く当たる車両の前面に
設けられた外気センサ23で検出した信号を、必
要開度算出手段15に出力するようにしたので、
車両の停止、走行、周囲の状況に影響なく常に正
確な外気温を検出できることになる。
(考案の効果) 以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、常に正確な外気温を検出することができる
ので、車両の停止、走行、周囲の状況に影響され
ることなく、車室内の温度を設定温度に保ことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは、本考案に係る外気センサの配
置図、第2図A,Bは、第1図A,Bに示した外
気センサの詳細な取り付け図、第3図は、本考案
に係るミツクスドアの制御装置の概略構成図、第
4図は、一般的な自動車用空気調和装置の概略構
成図である。 4……エバポレータ、7……ミツクスドア、1
1……P・B・R、23……第1外気センサ、2
4……第2外気センサ、27……ボンネツト、2
8……オーナメント、29……トランクリツド、
30……エンブレム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボンネツト27上の車両のシンボルマークを表
    わすオーナメント28の内部に設けた第1外気セ
    ンサ23と、車両の後部に配設されているエンブ
    レム30の内部に設けた第2外気センサ24と、
    車両の速度を検出する車速センサ25と、当該車
    速センサ25により検出した車速が0の時に当該
    第2外気センサ24の検出信号を出力し、前記車
    速が0以外の時に当該第1外気センサ23の検出
    信号を出力する外気センサ選択手段26とを設け
    たことを特徴とする自動車用空気調和装置。
JP17991485U 1985-11-25 1985-11-25 Expired JPH0352162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17991485U JPH0352162Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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JP17991485U JPH0352162Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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Publication Number Publication Date
JPS6288608U JPS6288608U (ja) 1987-06-06
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