JPH035200A - 毛筆プロッタの駆動制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はプロッタに係り、特に筆記具として毛筆を利用
し、この毛筆と印字用紙とを相対的にＸＹ、Ｚの３方向
に連続的駆動制御することにより筆圧をも連続的に変化
させて印字用紙−」−に毛筆文字を描かせる毛筆プロッ
タの駆動制御装置に関するものである。

（従来技術） 従来のプロッタは筆記具を印字用紙に対して水平の前後
、左右方向すなわちＸ、Ｙ方向に連続的に駆動制御し、
垂直の上下方向すなわちＺ方向は筆記具先端を印字用紙
面に当接さＵるか或は又弓き離ずかの２位置の制御が行
われていた。

前記したようにＺ方向の制御が２位置制御の場合は、仮
に筆記具として毛筆を利用しても、印字用紙に対する筆
圧は一定であるので、一定太さの文字しか描１ｊず毛筆
文字を描くことは困難である。

ごイ１に対して毛筆をＺ方向において乙Ｘ、Ｙ方向と同
様に連続的に駆動制御すると、印字用紙に対して筆圧が
連続的に変化し、文字太さか連続的に変化した毛筆文字
を描かせろことか可能となる。

毛筆プ〔１ツタは、前記１刀こ、１−’）に印字用紙に
対する毛筆の筆圧によって文字太さが定まるので、所定
通りの文字を均一な品質で描かりるために（」、Ｘ、Ｙ
方向も勿論であるが勅にＸ方向は数トミクロンの精度で
正確な駆動制御か行われろような構成とする必要がある
。

このためＸ方向の機構の寸法精度やＪ人台の平面度を高
め、更に印字用紙を基台面に真空吸着して装着して印字
用紙の浮きを防ぐ等、種々のＸ方向の筆圧の変動要因を
取り除く対策が構しられている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、如何に種々のＸ方向の筆圧を変化させる
要因を取り除く対策をとっても、これを完全に取り除く
ことは不可能であり、更にこのような対策は装置のコス
トを高める結果となる。

また、封筒、のし紙等の凹凸のある印字用紙に：づ 記憶手段に記憶さ且る特性データを測定セるための初ｊ
υ１設定手段と、１ｉｉｊ記距離検出丁１段からの旺情
１［検出データ及び特性データ記憶手段からの特性デー
タにもとづいて記憶手段からのＸ方向の印字データに対
づ−る補正演算処理を行う補正１段とが配備されたこと
を特徴とする毛筆プロッタの駆動制御装置である。

（作用） 本発明は前記したように構成され、Ｘ方向の駆動制御（
」、先ず距離検出手段により検出された印字点におυる
印字用紙面との距離の基べＣ′、距離に対する誤差にも
とづいて補正され、さらに距離検出手段自体が持つ距離
検出」−の誤差ら予め個々に測定して特性データ記憶手
段に記憶させておいてこのデータも加えて補正して行え
）れる。

このためＸ方向の制御（」極めてｊ（’５精度て行イ・
）れろこととなり、Ｘ方向の機構の寸法精度１−の誤差
、印字用紙の印字台面からの浮きや厚さ変動等、多くの
毛筆の筆圧を変動さローる要因ｈ％頌して乙、まったく
これらに影ηＪすされるごとなく印字データ印字４′ろ
場合に（」筆圧変動を避（Ｊることかできない３、 本発明は、前記したような状況から装置を特別に１司精
度とすることなく、また如何なる印字用紙に対してム筆
圧変動を押えて良好な印字を行うことの−ζきろＸ方向
の駆動制御を行うことのできる制御装置を提供ｉ゛ろご
とを目的に創案された乙のである。

（課題を解決引るための手段） ４′なわら本発明は、ｌｌ［に対向（〕ζ配備された毛
筆と印字用紙とを相対的に前後、左右のＸ５Ｙ方向及び
−１，、十のＸ方向の３方向に記憶手段に記憶さイまた
印字データにもとづいて連続的に駆動制御して印字用紙
上に毛ゴ１文字を描かせろ毛ゴ（プロッタにおＬ）て、
１ｊｆｆ記記憶手段からのＸ方向の印字データに対し印
字用紙面距離の基票距離に対する変動１；ｔにムとづ＜
　ｈｌｉ、＋ｌ−を行うため、印字時に印字点にお（Ｊ
ろ印字用紙面距離を検出する距離検出手段と、ごの距ｎ
１［検出手段側々の距離検出Ｉ−の誤差特性を記憶４−
ろ特性データ記憶手段と、この特性データにらとづく所
定の筆圧て良好な毛筆文字を描かしろごとが凸Ｉ能とな
ろごとである。

（実施例） 本発明の実施例は第１図の括本ブ「１ツタ図に示４゛通
りであり、Ｉは補正手段で、予め処理内容や処理手順等
のプログラノ、か記憶されているＲ　ＯＭ２、処理実行
のため−・時的に変数を格納しておくＲΔＭ３、中央演
算処理を行うＣＰ　ｔＪ　４、データの人出力を行う人
出力ボート５等より構成されている。

６は印字データ記憶手段で、Ｐ　Ｉ）やＲＯＭ等の固定
記憶装置に印字しようとする多数の文字の文字データを
記憶したものであり、７は演算データ記憶手段で、印字
データ記憶手段６からのデータをル１１算手段ｌで演算
した結果を・時的に記憶するｒｉΔＭであり、１０は印
字用紙面との距離を印字時に印字点において検出ずろ非
接触式距離検出手段である。

８は初期設定手段で、印字に先立って非接触式距ｍ（１
検出手段１０を所定の位置にセットし、特性データ記憶
手段１１に印字＋ｉｉｊに非接触式距離検出手段１０の
特性データを測定し記憶さ■るちのであり、９１１印字
しようとずろ文字を選択するだめのキー人力である。

１２は補正手段Ｉからの信号により毛筆を保１１ｊオる
毛筆保持手段をＸ　、　Ｙ　、　７．の３方向に駆動制
御するための駆動手段であり、Ｘ方向駆動のためのＸ駆
動回路Ｉ３及びＸパルスモータ１４と、Ｙ方向駆動のた
めのＹ駆動回路Ｉ５及びＹパルスモータ１６と、Ｘ方向
駆動のためのＺ駆動回路ｊ７及びＸパルスモータ１８等
より構成されている。

１つはキー人力９によって選択された文字を表示するた
めの表示手段である。

前記したように構成される毛筆プロッタは電源が投入さ
れろと最初に初期化動作を行う。

初期化動作は初期設定手段８により駆動手段Ｉ２？こよ
る駆動により非接触式距離検出手段１０を特性データを
測定するたｙ）の測定位置に移動する。

次にＺパルスモータ■８をＺ駆動回路＋７７こよって１
ステツプずつ駆動し、その１ステツプｍに非接触式距離
検出手段１０により距離測定を行い、この距離測定結果
を特性データどして特性データ記憶手段＋１＋、：記憶
し初期化設定動作を終了する。

初期化設定は電源投入時の１度た（１行い、以後の動作
は次の通りである。

キー人力９により印字しようとケる文字が選択されろと
、表示手段Ｉ９にその文字が表示されるとともに印字デ
ータ記憶手段６から印字データが補正手段Ｉに送られる
。補正手段１には初期設定手段８１こよって記憶された
特性データ記憶手段１１及び非接触式距離検出手段ＩＯ
からのデータも送られ、これらのデータににｉづく演算
が行われる。

この補正手段１にお（Ｊる演算結果は、演算データ記憶
手段７に送られ一時記憶された後、順次駆動手段Ｉ２に
送られ、毛筆保持手段をＸＹＺの３方向に駆動制御して
毛筆による印字動作が行われる。

第２図は、本発明の構成をさらに詳細に示すブ［ｌツク
図であり、これにもとづいて毛筆をＺ方向に駆動制御す
る制御データの補正機構について詳細に説明する。

２０はキー人力９等からのデータを人力する人力ボート
２１、中央演算処理劣るＣＰ［Ｊ２２．０ＰＵ２２を制
御するプログラムが書き込まれたブ［ノブラムＲＯＭ２
３、データを一時記憶するＩＩ八へ２４、データを駆動
手段１２に出力オる出力ボート２５等より成る演算手段
で、第１図にお（づる補正手段１はこれに相当する。

駆動手段１２は、Ｘ駆動回路１３、Ｘパルスモータ１４
、Ｘ駆動装置２Ｇとによる水ｊＴｉの左右方向の駆動機
構であるＸ機構と、Ｙ駆動回路１５、Ｙパルスモータ１
６、Ｙ駆動装置２７とによる水平の前後方向の駆動機構
であるＹ機構とより成ろｘ−ｙ機構２９にＸ駆動回路１
７、ＺパルスモータＩ８、Ｚ駆動装置２８とにより垂直
の」−下方向の駆動機構であるＺ機構３０を装着して構
成され、Ｚ駆動装置２８によって上下動自在の毛筆保持
手段３１に保持された毛筆２８は印字用紙３３に対して
ｘ　−ｙ−ｚの３方向に駆動自在となっている。

非接触式距離検出手段１０は、センサ保持手段３４に保
持され〕こセンサ３５と測長器３６とより成り、センサ
保持手段３４は、を不保持手段３Ｉに装着され、この毛
筆保持手段３１のＺ駆動装置２８による−に下動にとも
なって−１−下動し、センサ３５により検知したデータ
をもとに測長器３６が印字用紙３３面迄の距離データを
検出し演算手段２０の人力ボート２１に出力する。

また、距離検出手段固有の誤差である特性データを測定
するための初期設定手段８、特性データを記憶する特性
データ記憶手段）１、印字データを記憶ケろＲＯＭであ
る印字データ記憶手段６等か配備され、演算手段２０の
ＣＩ）　ｔＪ　２２かこれらデータにもとづいてＺ方向
データの補正のための演算処理を行う。

演算手段２０によるＺ方向データの補正のための演算処
理としては、初期設定動作として距離検出手段固有の誤
差である特性データを求めて特性データ記憶手段１１に
記憶させる特性データ検出処理と、印字時に印字データ
記憶手段６からの印字データの内のＺ方向データを特性
データと非接触式距離検出手段１０による印字用紙３３
面との距離検出手段個とにより補正し駆動手段Ｉ２に出
力するＺデータ補正処理とか行われる。

特性データ検出処理は、非接触式距離検出手段１０に利
用されるレンズの収差お３１；び光電変換素子のバラツ
キ誤差等による装置固（ｊ゛の測定誤差を予め特性デー
タとして検出しておき、ごのデータも加えてＺ方向デー
タの補正処理を行うものである。

初期設定手段８を作動すると、駆動手段１２のＸパルス
モータ１４及びＹパルスモータ１６の駆動によって非接
触式距離検出手段１０は先ず所定の測定位置に駆動され
、次いでＺパルスモータＩ８によって１スデツプづつ上
下方向に駆動して、そのＩステップごとに非接触式距離
検出手段１０により印字用紙３３而との距離測定を行い
、この距離測定データを演算手段２０のＣＰ　ＬＪ　２
２に送る。

演算手段２０においては、前記したＣ　Ｉ）　Ｕ　２２
に送られた距離測定データをもとにして演算処理１ によって毛筆３２を保持した毛筆保持手段３■をＸ、Ｙ
、Ｚの３方向に連続的に駆動制御して毛筆３２によって
印字用紙３３−１−に２方向誤差による筆圧変動のない
良好な毛筆文字を描かＵ゛るのである。

毛筆保持手段３１に装着されろ非接触式距離検出手段１
０の実施例を第３図に示す。この例は、三角測量の原理
を応用した距離検出方法で、３７が半導体レーザであり
、該半導体レーザ３７から出たレーザ光は投光レンズ３
８にて細かく絞られて印字用紙３３に投射され、この印
字用紙３３Ｑ）表面で乱反射した光の一部が集光レンズ
３９を通って位置検出素子（ＰＳＩ））／１０上の一点
に像を結び、この位置信号を増刷し距離の演算を行うコ
ント［フープ４１に送られる。

印字用紙３３が矢印Δに示ず如く下方に動き半導体レー
ザ３７との距離が長くなると、破線で示す反射光の位置
検出素子４０に対づ゛る結像点が矢印Ｂ方向に移動する
ことかられかるように、位置検出素子４０に対する反射
光の結像点の位置号をコントローラ４１に送ると演豹に
より距ＮＵ。を求し、この演詐結果を特性データとして
特性データ記憶７段ＩＩとしての不揮発性記憶手段てあ
ろＥＥＰ　ＲＯＭに記憶させ、このデータが以降装置固
（ｊ”の特性データとして利用される。

Ｘデータの補正処理としては、先ず演算手段２（）にお
いて印字データ記憶手段６より、ｘ、ｙ、ｚの３力向の
印字データを読み出した後、Ｘ、Ｙ、Ｚおのおのの移動
散と速度とを演算し、演算結果を時記憶手段としてのＴ
ＩＡＭ２４に記憶する。

次に非接触式距離検出手段１０が印字点にお（Ｊろ印字
用紙３３面との距離を測定し、この測定データを演ｑ手
段２０のＣＰ　Ｕ　２２に送る。

演算手段２０においては、前記１．た印字点の距離測定
データに対し特性データ記憶手段１１からの特性データ
を加えて基準距離との誤差を演算し、この演算結果をち
とにして先に１７八Ｍ２４に一時記憶された印字データ
の内のＺ方向のデータの補正データを演算する。

前記１．たようにして補正された印字データが駆動手段
Ｉ２に送られ、この補正された印字データ２ めろことかできる。

尚、本実施例で（。社’＝ｊ、データの測定を電源投入
時に初期設定動作として行う方式で説明したが、製造時
に測定を行い不揮発性の記憶素子（ＥＥＰＲＯＭ等）に
記憶しても良い。

（効果） 本発明は前記した如く構成され、その効果は非接触式距
離検出手段の誤差要因であるレンズの収差等による光学
的誤差、光電子変換素子の変換誤差、非接触式距離検出
手段の機械的寸法誤差等をすべて補正する。

また、各構成要素の個有するバラツギ誤差の調整作業も
自動的に行われる。

その為安価な構成で高い精度で印字点の非接触式距離検
出が可能になり、これによる印字用紙面との距離の誤差
を検出しての印字データの補正により、毛筆プロッタは
所定通りの均一な品質で印字できろ。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の基本構成を示すブロック図
、第３図は非接触式距離検出手段を示す図である。 １　・補正手段、６　印字データ記憶手段、８初期設定
手段、１０　　非接触式距離検出手段、１１・・特性デ
ータ記憶手段、Ｉ２　駆動手段、２０演算手段、３Ｉ・
毛筆保持手段、３２　毛筆、３３　印字用紙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互に対向して配備された毛筆と印字用紙とを相対的に前
   後、左右のＸ、Ｙ方向及び上下のＺ方向の３方向に記憶
   手段に記憶された印字データにもとづいて連続的に駆動
   制御して印字用紙上に毛筆文字を描かせる毛筆プロッタ
   において、前記記憶手段からのＺ方向の印字データに対
   し印字用紙面距離の基準距離に対する変動量にもとづく
   補正を行うため、印字時に印字点における印字用紙面距
   離を検出する距離検出手段と、この距離検出手段個々の
   距離検出上の誤差特性を記憶する特性データ記憶手段と
   、この特性データ記憶手段に記憶させる特性データを測
   定するための初期設定手段と、前記距離検出手段からの
   距離検出データ及び特性データ記憶手段からの特性デー
   タにもとづいて記憶手段からのＺ方向の印字データに対
   する補正演算処理を行う補正手段とが配備されたことを
   特徴とする毛筆プロッタの駆動制御装置。