JPH0351574A - 作業車の変速装置 - Google Patents
作業車の変速装置Info
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- JPH0351574A JPH0351574A JP18570189A JP18570189A JPH0351574A JP H0351574 A JPH0351574 A JP H0351574A JP 18570189 A JP18570189 A JP 18570189A JP 18570189 A JP18570189 A JP 18570189A JP H0351574 A JPH0351574 A JP H0351574A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 35
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は作業車の変速装置に関し、詳しくは、作業車の
走行系に対して、油圧シリンダの作動で変速操作される
ギア式の変速系、及び、この油圧シリンダの作動時に切
り操作されて、作動の完了時に切り操作される油圧クラ
ッチ夫々を備えて威る装置の改良に関するものである。
走行系に対して、油圧シリンダの作動で変速操作される
ギア式の変速系、及び、この油圧シリンダの作動時に切
り操作されて、作動の完了時に切り操作される油圧クラ
ッチ夫々を備えて威る装置の改良に関するものである。
従来上記の如く構威される変速装置としては、特開平1
−112056号公報に示されるものが存在し、この引
例では、変速用の油圧シリンダが作動を開始したタイく
ングで油圧クラッチを切り操作し、この油圧シリンダが
作動を終了したタイミングで油圧クラッチを入り操作す
るための油圧制御手段を備え、この制御手段は油圧クラ
ッチを直接制御する弁と、この弁をパイロット圧によっ
て開閉制御するため柚圧シリンダと一体的に作られた弁
機構とで構戒されている。
−112056号公報に示されるものが存在し、この引
例では、変速用の油圧シリンダが作動を開始したタイく
ングで油圧クラッチを切り操作し、この油圧シリンダが
作動を終了したタイミングで油圧クラッチを入り操作す
るための油圧制御手段を備え、この制御手段は油圧クラ
ッチを直接制御する弁と、この弁をパイロット圧によっ
て開閉制御するため柚圧シリンダと一体的に作られた弁
機構とで構戒されている。
しかし、このように変速操作を行う毎に油圧クラッチを
、一旦切り操作する構戒の変速装置では、変速用油圧シ
リンダの作動状況を把握するための手段を、油圧シリン
ダ夫々に対応して設けなければならず、変速系を多段に
構威しようとする場合にはコストを上昇させ、又、構造
を複雑化させる原因となる。
、一旦切り操作する構戒の変速装置では、変速用油圧シ
リンダの作動状況を把握するための手段を、油圧シリン
ダ夫々に対応して設けなければならず、変速系を多段に
構威しようとする場合にはコストを上昇させ、又、構造
を複雑化させる原因となる。
本発明の目的は前述の如く構威される変速装置の合理的
な改良により、変速系の多段化をできるだけ簡素な構造
で実現する点にある。
な改良により、変速系の多段化をできるだけ簡素な構造
で実現する点にある。
[課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、伝動速度を夫々高低2段に切換えるギ
ア式の第I変速機構と第2変速機構とを伝動系に対して
直列に介装し、第2変速機構の高低両変速時において、
第1変速機構が高低両変速状態を選択する4段変速型に
変速系を構威すると共に、両ストロークエンドまでの作
動で変速操作を行う第1油圧シリンダを第1変速機構に
、第2油圧シリンダを第2変速機構に夫々連係して設け
、第l油圧シリンダの作動開始時に前記伝動系に介装し
た油圧クラッチを切り操作し、第1油圧シリンダの作動
完了の際に前記油圧クラッチを入り操作する制御手段を
設け、第1油圧シリンダと第2油圧シリンダとが共に作
動を行う際には、第l油圧シリンダの作動による変速開
始と略同時に第2油圧シリンダの作動による変速を開始
させ、第1油圧シリンダの作動による完了前に第2油圧
シリンダの作動による変速を完了させる相対速度設定手
段を設けてある点にあり、その作用、及び、効果は次の
通りである。
ア式の第I変速機構と第2変速機構とを伝動系に対して
直列に介装し、第2変速機構の高低両変速時において、
第1変速機構が高低両変速状態を選択する4段変速型に
変速系を構威すると共に、両ストロークエンドまでの作
動で変速操作を行う第1油圧シリンダを第1変速機構に
、第2油圧シリンダを第2変速機構に夫々連係して設け
、第l油圧シリンダの作動開始時に前記伝動系に介装し
た油圧クラッチを切り操作し、第1油圧シリンダの作動
完了の際に前記油圧クラッチを入り操作する制御手段を
設け、第1油圧シリンダと第2油圧シリンダとが共に作
動を行う際には、第l油圧シリンダの作動による変速開
始と略同時に第2油圧シリンダの作動による変速を開始
させ、第1油圧シリンダの作動による完了前に第2油圧
シリンダの作動による変速を完了させる相対速度設定手
段を設けてある点にあり、その作用、及び、効果は次の
通りである。
本発明の特徴を例えば第工図に示すように構成すると、
第1、第2油圧シリンダ(8) , (9)夫々が同時
に作動を開始する場合には、夫々のシリング(8) .
(9)に対して作動油が同時に供給されると共に、第
1油圧シリンダ(8)の作動に基いて制御手段(}l)
の開閉弁(20)が作動する結果、油圧クラッチ(C)
は切り操作され、更に、第1油圧シリンダ(8)ば、相
対速度設定手段(G)によって第2油圧シリンダ(9)
により作動速度が減しられるので、第2油圧シリンダ(
9)の作動が完了した後に、その作動が完了して油圧ク
ラッチ(C)を入り状態に復帰させることになる。
第1、第2油圧シリンダ(8) , (9)夫々が同時
に作動を開始する場合には、夫々のシリング(8) .
(9)に対して作動油が同時に供給されると共に、第
1油圧シリンダ(8)の作動に基いて制御手段(}l)
の開閉弁(20)が作動する結果、油圧クラッチ(C)
は切り操作され、更に、第1油圧シリンダ(8)ば、相
対速度設定手段(G)によって第2油圧シリンダ(9)
により作動速度が減しられるので、第2油圧シリンダ(
9)の作動が完了した後に、その作動が完了して油圧ク
ラッチ(C)を入り状態に復帰させることになる。
つまり、変速用の2種類の油圧シリンダを作動させる場
合でも、夫々の油圧シリンダの作動完了タイくングにタ
イムラグを持たせ、かつ、遅いタイミングで作動を完了
する油圧シリンダに連係して油圧シリンダを制御する系
を設けることで、速い夕・イξングで作動を完了する油
圧シリンダに対して、油圧クラッチを制御するための系
を設けずとも、変速の途中で油圧クラッチが入り操作さ
れたり、又、油圧クラッチが入り状態にある状況で変速
が行われるという不都合の発生を阻止できることになる
。
合でも、夫々の油圧シリンダの作動完了タイくングにタ
イムラグを持たせ、かつ、遅いタイミングで作動を完了
する油圧シリンダに連係して油圧シリンダを制御する系
を設けることで、速い夕・イξングで作動を完了する油
圧シリンダに対して、油圧クラッチを制御するための系
を設けずとも、変速の途中で油圧クラッチが入り操作さ
れたり、又、油圧クラッチが入り状態にある状況で変速
が行われるという不都合の発生を阻止できることになる
。
従って、油圧シリンダの作動にタイムラグを持たせると
いう改良により、油圧シリンダの作動と連係して油圧シ
リンダを制御する系が少なくとも1つは不要となり、変
速系を多段に構威する場合でも、コストの上昇を抑制し
、かつ、構造の複雑化も抑flilJする状態で変速装
置が得られたのである。
いう改良により、油圧シリンダの作動と連係して油圧シ
リンダを制御する系が少なくとも1つは不要となり、変
速系を多段に構威する場合でも、コストの上昇を抑制し
、かつ、構造の複雑化も抑flilJする状態で変速装
置が得られたのである。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第2図には農用トラクタの走行用伝動系を表わしてあり
、この系ではエンジン(1)から主クラッチ(2)を介
して伝えられる動力を4段に変速するギヤ式の主変速機
構(A)、動力を前後進動力に変速するギア式の前後進
切換機構(B)、動力の伝動、遮断を行う油圧クラッチ
(C)、動力を高低2段に変速するギア式の第■変速機
構(D)、動力を高低2段に変速するギア式の第2変速
機構(E)夫々を直列に配して或る変速装置を有すると
共に、この装置からの変速動力を後車輪(図示せず)に
伝える差動装置(P)を有して構威され、この変速装置
では、変速操作を油圧アクチュエー夕の作動で行い、か
つ、変速操作時には、油圧クラッチ(C)を自動的に切
り操作し、かつ、変速操作完了時に入り状態に復元操作
する制御系を有することで、主クラッチ(2)を人為的
に操作すること無く変速を行えるように構威されている
。
、この系ではエンジン(1)から主クラッチ(2)を介
して伝えられる動力を4段に変速するギヤ式の主変速機
構(A)、動力を前後進動力に変速するギア式の前後進
切換機構(B)、動力の伝動、遮断を行う油圧クラッチ
(C)、動力を高低2段に変速するギア式の第■変速機
構(D)、動力を高低2段に変速するギア式の第2変速
機構(E)夫々を直列に配して或る変速装置を有すると
共に、この装置からの変速動力を後車輪(図示せず)に
伝える差動装置(P)を有して構威され、この変速装置
では、変速操作を油圧アクチュエー夕の作動で行い、か
つ、変速操作時には、油圧クラッチ(C)を自動的に切
り操作し、かつ、変速操作完了時に入り状態に復元操作
する制御系を有することで、主クラッチ(2)を人為的
に操作すること無く変速を行えるように構威されている
。
つまり、第1図及び第2図に示すように、この変速装置
では、主変速機構(^)、第1、第2変速機構(D)
, (E)夫々がシンクロメッシュ式に構成され、主変
速機構(八)の変速用の2つのスリーブ(3) , (
3)に係合するシック(4) , (4)は、ロンド(
5) , (5)を介して2つの主変速シリンダ(6)
, (7)と連係し、又、第1、第2変速機構(D)
(E)夫々の変速用のスリーブ(3) , (3)に係
合するシック(4) . (4) も同様に、ロッド(
5) , (5)を介して第l、第2油圧シリンダ(8
) , (9)と連係している。
では、主変速機構(^)、第1、第2変速機構(D)
, (E)夫々がシンクロメッシュ式に構成され、主変
速機構(八)の変速用の2つのスリーブ(3) , (
3)に係合するシック(4) , (4)は、ロンド(
5) , (5)を介して2つの主変速シリンダ(6)
, (7)と連係し、又、第1、第2変速機構(D)
(E)夫々の変速用のスリーブ(3) , (3)に係
合するシック(4) . (4) も同様に、ロッド(
5) , (5)を介して第l、第2油圧シリンダ(8
) , (9)と連係している。
又、前後進切換機構(B)の変速用スリーブ(3)に係
合するシック(4)はロンド(10)を介して操作レバ
ー(1l)と連係し、更に、この変速装置では主変速シ
リンダ(6).(7)及び第l、第2油圧シリンダ(8
) . (9)を制御する変速用のロータリ弁(l2)
を有し、このロータリ弁(12)は、主変速機構(A)
、第1、第2変速機構(D) . (F)夫々によって
得られる変速段数、つまり、16段の変速を行えるよう
、■〜XVIの16の変速位置、及び、ニュートラル(
N)の位置に操作できるように構威されている。
合するシック(4)はロンド(10)を介して操作レバ
ー(1l)と連係し、更に、この変速装置では主変速シ
リンダ(6).(7)及び第l、第2油圧シリンダ(8
) . (9)を制御する変速用のロータリ弁(l2)
を有し、このロータリ弁(12)は、主変速機構(A)
、第1、第2変速機構(D) . (F)夫々によって
得られる変速段数、つまり、16段の変速を行えるよう
、■〜XVIの16の変速位置、及び、ニュートラル(
N)の位置に操作できるように構威されている。
又、この油圧変速系では油圧ポンプ(P)からの圧油を
ロータリ弁(l2)を介して前記夫々のシリンダに供給
する油路系と、この油圧ポンプ(P)からの圧油を後述
する制御弁等を介して油圧クラッチ(C)に供給する油
路系とが備えられている。
ロータリ弁(l2)を介して前記夫々のシリンダに供給
する油路系と、この油圧ポンプ(P)からの圧油を後述
する制御弁等を介して油圧クラッチ(C)に供給する油
路系とが備えられている。
第1図に示すように前記2つの主変速シリンダ(6)
, (7)のピストンロンドに対して夫々隔通部(13
) , (13)を介して第1、第2制御弁(14),
(15)を連係し、前記前後進切換用のロンド(IO)
に対して隔通部(13)を介して第3制御弁(16)を
連係し、前記第1油圧シリンダ(8)ピストンロッドに
対して隔通部(13)を介して第4制御弁(17)を連
係し、これら4つの制御弁に対して抽圧ポンプ(P)か
らの圧油を供給する油路(18)を設け、第2制御弁(
15)からの圧油を油圧クラッチ(C)に供給する油路
(19)を設け、この油路(19)に対して、第4制御
弁(17)からのパイロット圧で操作される開閉弁(2
0)、及び調圧弁(21)を介装してあり、更に、第2
制御弁(15)と連係する主変速シリンダ(7)には、
このシリンダを中立位置へ強制操作するリング状ピスト
ン(7a),(7a)が備えられ、第1制御弁(14)
と連係する主変速シリンダ(6)が作動を開始した場合
、あるいは、前後進切換機構(B)が操作された場合に
、リング状ピストン(7a) , (7a)の作動によ
って、この主変速シリンダ(7)を一旦中立位置に設定
し、この設定により第2制御弁(15)を操作して油圧
クラッチ(C)を切り操作するための油路9 (22) , (22)及び切換弁(23)が、第1、
第2制御弁(14) , (15)と、この主変速シリ
ンダ(7)との間に設けられている。
, (7)のピストンロンドに対して夫々隔通部(13
) , (13)を介して第1、第2制御弁(14),
(15)を連係し、前記前後進切換用のロンド(IO)
に対して隔通部(13)を介して第3制御弁(16)を
連係し、前記第1油圧シリンダ(8)ピストンロッドに
対して隔通部(13)を介して第4制御弁(17)を連
係し、これら4つの制御弁に対して抽圧ポンプ(P)か
らの圧油を供給する油路(18)を設け、第2制御弁(
15)からの圧油を油圧クラッチ(C)に供給する油路
(19)を設け、この油路(19)に対して、第4制御
弁(17)からのパイロット圧で操作される開閉弁(2
0)、及び調圧弁(21)を介装してあり、更に、第2
制御弁(15)と連係する主変速シリンダ(7)には、
このシリンダを中立位置へ強制操作するリング状ピスト
ン(7a),(7a)が備えられ、第1制御弁(14)
と連係する主変速シリンダ(6)が作動を開始した場合
、あるいは、前後進切換機構(B)が操作された場合に
、リング状ピストン(7a) , (7a)の作動によ
って、この主変速シリンダ(7)を一旦中立位置に設定
し、この設定により第2制御弁(15)を操作して油圧
クラッチ(C)を切り操作するための油路9 (22) , (22)及び切換弁(23)が、第1、
第2制御弁(14) , (15)と、この主変速シリ
ンダ(7)との間に設けられている。
尚、この主変速機構(A)、前後進切換機構(B)夫々
の変速操作時には、前述の如く第2制御弁(15)が必
ず開閉することで、油圧クラッチ(C)に対する圧油の
排出、供給で、この油圧クラッチ(C)の入り切り操作
を行えるようになっている。
の変速操作時には、前述の如く第2制御弁(15)が必
ず開閉することで、油圧クラッチ(C)に対する圧油の
排出、供給で、この油圧クラッチ(C)の入り切り操作
を行えるようになっている。
又、この変速装置では第1油圧シリンダ(8)の作動に
よる変速時には第4制御弁(17)を介して前記開閉弁
(20)を操作することで、油圧クラッチ(C)の入り
切り操作を行えるよう構威されると共に、この変速装置
では前述した16段の変速段のうち8段目(■)から9
段目(IX)に変速を行った場合、あるいは、この逆の
変速を行った場合にのみ、第l油圧シリンダ(8)と第
2油圧シリンダ(9)とが同時に作動するため、この作
動時には、第1、第2油圧シリンダ(8) , (9)
夫々を同時に作動させ、第l油圧シリンダ(8)10 の作動完了前に第2油圧シリンダ(9)の作動を完了さ
せるようタイムラグを設定することで、制御弁の数を低
減するように構威されている。
よる変速時には第4制御弁(17)を介して前記開閉弁
(20)を操作することで、油圧クラッチ(C)の入り
切り操作を行えるよう構威されると共に、この変速装置
では前述した16段の変速段のうち8段目(■)から9
段目(IX)に変速を行った場合、あるいは、この逆の
変速を行った場合にのみ、第l油圧シリンダ(8)と第
2油圧シリンダ(9)とが同時に作動するため、この作
動時には、第1、第2油圧シリンダ(8) , (9)
夫々を同時に作動させ、第l油圧シリンダ(8)10 の作動完了前に第2油圧シリンダ(9)の作動を完了さ
せるようタイムラグを設定することで、制御弁の数を低
減するように構威されている。
即ち、第2油圧シリンダ(9)にはロータリ弁(12)
からの圧油路(24)が一対設けられ、又、第1油圧シ
リンダ(8)は、そのシリンダケース(8a)の両端部
位置に対し、ピストン(8b)の作動方向に沿って夫々
のボートを設けてあり、この一対のポートのうちシリン
ダ中央側のものに対してはロータリ弁(l2)からの圧
油路(25) , (25)が直接連通し、一対のボー
トのうちシリンダ端部側のものに対しては並列に設けた
オリフィス(26)とチェック弁(27)とを介して前
記圧油路(25) , (25)夫々と連通している。
からの圧油路(24)が一対設けられ、又、第1油圧シ
リンダ(8)は、そのシリンダケース(8a)の両端部
位置に対し、ピストン(8b)の作動方向に沿って夫々
のボートを設けてあり、この一対のポートのうちシリン
ダ中央側のものに対してはロータリ弁(l2)からの圧
油路(25) , (25)が直接連通し、一対のボー
トのうちシリンダ端部側のものに対しては並列に設けた
オリフィス(26)とチェック弁(27)とを介して前
記圧油路(25) , (25)夫々と連通している。
又、このオリフィス(26)、チェック弁(27)、一
対ずつのポート夫々を併せたものが本発明における相対
速度設定手段(G)であり、前記第4制御弁(17)と
開閉弁(20)とを併せたものが本発明における制御手
段(I1)である。
対ずつのポート夫々を併せたものが本発明における相対
速度設定手段(G)であり、前記第4制御弁(17)と
開閉弁(20)とを併せたものが本発明における制御手
段(I1)である。
そして、例えば、ロータリ弁(12)を8段目1
l
(■)から9段目(IX)に変速操作した場合には、第
1、第2油圧シリンダ(8) , (9)夫々に対して
同時に圧油の供給が行われると共に、第1油圧シリンダ
(8)が所定量だけ作動したタイミングで、前記一対の
ポートのうちシリンダ中央側のものがピストン(8b)
によって閉塞されるため、排出される作動油にはオリフ
ィス(26)が抵抗として作用する結果、この第1油圧
シリンダ(8)の作動速度が、第2油圧シリンダ(9)
の作動速度により減じられるのである。
1、第2油圧シリンダ(8) , (9)夫々に対して
同時に圧油の供給が行われると共に、第1油圧シリンダ
(8)が所定量だけ作動したタイミングで、前記一対の
ポートのうちシリンダ中央側のものがピストン(8b)
によって閉塞されるため、排出される作動油にはオリフ
ィス(26)が抵抗として作用する結果、この第1油圧
シリンダ(8)の作動速度が、第2油圧シリンダ(9)
の作動速度により減じられるのである。
尚、この作動が行われる際には第1、第2油圧シリンダ
(8) , (9)のほかに、2つの主変速シリンダ(
6) , (7)も同時に作動する。
(8) , (9)のほかに、2つの主変速シリンダ(
6) , (7)も同時に作動する。
本発明は上記実施例次外に例えば、第1油圧シリンダの
内部に弁構造を備えて制御手段を構威する、あるいは、
第1油圧シリンダの作動と電気的に連係して浦圧クラッ
チに対する開閉弁を操作することも可能であり、又、第
1、第2油圧シリンダ夫々の相対速度を設定するために
、l2 変速用のロータリ弁等の内部にオリフィス等を設けて実
施例する等、様々に実施可能である。
内部に弁構造を備えて制御手段を構威する、あるいは、
第1油圧シリンダの作動と電気的に連係して浦圧クラッ
チに対する開閉弁を操作することも可能であり、又、第
1、第2油圧シリンダ夫々の相対速度を設定するために
、l2 変速用のロータリ弁等の内部にオリフィス等を設けて実
施例する等、様々に実施可能である。
又、本発明は第1、第2変速機構の伝動下手側位置に更
にギヤ変速装置を設けて実施することも可能である。
にギヤ変速装置を設けて実施することも可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る作業車の変速装置の実施例を示し、
第1図は変速操作系を表す油圧回路図、第2図は伝動系
を表す線図である。 (8)・・・・・・第1油圧シリンダ、(9)・・・・
・・第2油圧シリンダ、(C)・・・・・・油圧クラッ
チ、(D)・・・・・・第l変速機構、(E)・・・・
・・第2変速機構、(G)・・・・・・相対速度設定手
段、(+1)・・・・・・制御手段。
第1図は変速操作系を表す油圧回路図、第2図は伝動系
を表す線図である。 (8)・・・・・・第1油圧シリンダ、(9)・・・・
・・第2油圧シリンダ、(C)・・・・・・油圧クラッ
チ、(D)・・・・・・第l変速機構、(E)・・・・
・・第2変速機構、(G)・・・・・・相対速度設定手
段、(+1)・・・・・・制御手段。
Claims (1)
- 伝動速度を夫々高低2段に切換えるギア式の第1変速
機構(D)と第2変速機構(E)とを伝動系に対して直
列に介装し、第2変速機構(E)の高低両変速時におい
て、第1変速機構(D)が高低両変速状態を選択する4
段変速型に変速系を構成すると共に、両ストロークエン
ドまでの作動で変速操作を行う第1油圧シリンダ(8)
を第1変速機構(D)に、第2油圧シリンダ(9)を第
2変速機構(E)に夫々連係して設け、第1油圧シリン
ダ(8)の作動開始時に前記伝動系に介装した油圧クラ
ッチ(C)を切り操作し、第1油圧シリンダ(8)の作
動完了の際に前記油圧クラッチ(C)を入り操作する制
御手段(H)を設け、第1油圧シリンダ(8)と第2油
圧シリンダ(9)とが共に作動を行う際には、第1油圧
シリンダ(8)の作動による変速開始と略同時に第2油
圧シリンダ(9)の作動による変速を開始させ、第1油
圧シリンダ(8)の作動による完了前に第2油圧シリン
ダ(9)の作動による変速を完了させる相対速度設定手
段(G)を設けてある作業車の変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18570189A JPH07113405B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 作業車の変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18570189A JPH07113405B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 作業車の変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351574A true JPH0351574A (ja) | 1991-03-05 |
JPH07113405B2 JPH07113405B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=16175355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18570189A Expired - Lifetime JPH07113405B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 作業車の変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113405B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6387006B1 (en) | 1997-09-19 | 2002-05-14 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Gearbox |
JP2006292153A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP18570189A patent/JPH07113405B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6387006B1 (en) | 1997-09-19 | 2002-05-14 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Gearbox |
JP2006292153A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07113405B2 (ja) | 1995-12-06 |
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