JPH0351275Y2 - - Google Patents

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JPH0351275Y2
JPH0351275Y2 JP1984058104U JP5810484U JPH0351275Y2 JP H0351275 Y2 JPH0351275 Y2 JP H0351275Y2 JP 1984058104 U JP1984058104 U JP 1984058104U JP 5810484 U JP5810484 U JP 5810484U JP H0351275 Y2 JPH0351275 Y2 JP H0351275Y2
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JP
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bonnet
cover
covers
side covers
pivot
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JP1984058104U
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JPS60169073U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、トラクタのボンネツト上カバー開
放装置に関するものであり、特に、ボンネツト上
カバーと前灯グリルを一体的に形成したものであ
つて、且つ、該ボンネツト上カバーは、前方下端
部に設けた枢支部を回動支点として上方へ回動自
在に構成された従来公知のボンネツト上カバーの
開放装置の改良に関するものである。
【従来の技術】
従来此種ボンネツトの開放装置として、実開昭
56−76575号公開公報記載のものが知られている。 而して、該公報記載のものは、ボンネツトの前
方部に前灯グリルを一体的に設け、且つ、前フレ
ームに固定金具を取付け、この固定金具にボンネ
ツトの前面下端部に溶接した回動金具を前記固定
金具の枢支点に枢着して該ボンネツトを上方へ回
動自在に構成している。一方、前フレーム上にバ
ツテリーブラケツトを載置し、このバツテリーブ
ラケツトに案内ブラケツトをボルトにて固定し、
そして、該案内ブラケツトの前後に長孔を設け、
該長孔にボンネツトの固定用連結杆を摺動自在に
嵌挿すると共に、該ボンネツトの固定用連結杆の
他端部をボンネツトの下端部に枢着している。こ
のように、該公報記載のものは、前記固定金具の
枢支点及びボンネツト固定用連結杆の枢支点を設
け、双方の回動部材によつてボンネツトの回動を
為さしめている。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来型は、ボンネツトの回動部材として固
定金具とボンネツト固定用連結杆を用い、その双
方の枢支点を介してボンネツトの回動及び固定を
為しており、且つ、之等の回動部材及び枢支点が
露出しているので危険であるばかりでなく、美感
を損うものである。 そこで、ボンネツトの回動部を簡素化し、前述
の如き美感を損うことがないようにするために解
決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、
本考案は該課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために提案せら
れたものであり、エンジンルームの上方はボンネ
ツトで覆われ、該ボンネツトには前灯グリルが一
体的に取付けられ、且つ、該ボンネツトは前方下
端部に設けた枢支部を回動支点として上方へ回動
自在に構成されたボンネツト開放装置に於て、ボ
ンネツト10は、車体フレーム1の左右上面部に
夫々設けた下部カバー6,6と、該左右の下部カ
バー6,6の上部に設けたサイドカバー7,7
と、該左右のサイドカバー7,7の左右上部に
夫々設けたボンネツトサイドカバー8,8並びに
エンジンルーム上方に設けたボンネツト上カバー
9によつて構成され、更に、前記ボンネツト上カ
バー9の内側に回動アーム15,15が固着さ
れ、前記前灯グリル17の前方下方部位に設けら
れた前記回動アーム15,15の枢支部を箱型状
の前カバー19で被覆すると共に、ボンネツト上
カバー9の閉鎖時には前記回動アーム15,15
も前記前カバー19、サイドカバー7,7及びボ
ンネツトサイドカバー8,8等にて被覆されるこ
とを特徴とするトラクタのボンネツト上カバー開
放装置。
【作用】
ボンネツト上カバー9の内側に回動アーム1
5,15が固着され、その他端部を前灯グリルの
前方下方部位に設けた枢支部に枢着しているの
で、ボンネツト上カバー9の回動部材が極めて簡
素化すると共に、ボンネツト10はボンネツト上
カバー9、ボンネツトサイドカバー8,8、サイ
ドカバー7,7、及び下部カバー6,6より構成
されているので、上記該ボンネツト上カバー9の
回動アーム15,15は前記各カバーによつて被
覆され、且つ、前記回動アーム15,15の枢支
部も箱型状の前カバー19で被覆され、更に、該
前カバー19は前方回動アーム15,15の下方
部も被覆することになる。依つて、ボンネツト上
カバー9を閉鎖しているときには前記回動アーム
15,15及びその枢支部が之等カバーによつて
常に被覆されていることになる。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を添付図面に従つて
詳述する。第1図にトラクタの要部側面視を、第
3図に要部拡大視を、第4図にその要部前面視を
示したが、車体フレーム1にエンジン2の下部を
前部防振具3と後部防振具4を介して支架し、エ
ンジン2の前方にて車体フレーム1に取付けてい
るラジエータ5、その他の図示省略したバツテ
リ、ステアリングユニツト等を外包するために、
車体フレーム1の左右上面部に固設した前後に長
い下部カバー6,6と、該下部カバー6,6の上
部にて前後に配置した左右のサイドカバー7,7
と、該サイドカバー7,7の左右上部に夫々立設
して設けたボンネツトサイドカバー8,8と、ボ
ンネツトサイドカバー8,8の上方を覆つて後述
のように開放自在としたボンネツト上カバー9と
からなるボンネツト10を設けている。 又、夫々の下部カバー6の前上部には、ブラケ
ツト11,11をボルト12,12…にて取付
け、平面視〓型の前灯取付枠13の左右部13
a,13aを、ボンネツト上カバー9の前下部9
a,9aに固設し、左右部13a,13aへボル
ト14,14…にて固定した回動アーム15の前
部をブラケツト11,11へ夫々枢支ピン16に
て枢支し、例えば硬質合成樹脂材にて形成した前
灯グリル17を、前灯取付枠13が外包されるよ
うにこの前灯取付枠13に取付け、第2図に示す
ように前灯グリル17を一体にしたボンネツト上
カバー9が第1図の閉止状態に、又は、図示は省
略したが枢支ピン16を中心としてボンネツト上
カバー9の後部を上方へ持上げた開放状態にでき
るようにする。又、第5図に縦断側面視を、第6
図にその前面視を夫々示したように、左右のブラ
ケツト11,11の上部を、連結板18にて互い
に連結し、箱型状に形成した前カバー19の左右
張出部20,20によつてブラケツト11の上部
と枢支ピン16の付近を外包するように、この前
カバー19をボルト21,21…にて連結板18
に固定し、ボンネツト上カバー9が閉止位置にあ
るとき、前灯グリル17の前下部17aは枢支ピ
ン16よりも後方にあつて、前カバー19の上方
付近に位置するようにこれらの関係部材を設けて
いる。 又、前照灯22,22は、その左右側部をボル
ト23,23によつて前灯グリル17の左右部1
7a,17aへ、上下方向傾斜角を調節自在に取
付けている。
【考案の効果】
ボンネツト上カバー9は、これをボンネツトサ
イドカバー8,8に係止している止金24を外し
て、ボンネツト上カバー9の後部を持上げること
により、ボンネツト上カバー9の内側に固設した
回動アーム15,15の枢支点を介して該ボンネ
ツト上カバー9は容易に開放回動する。依つて、
回動部材が極めて簡素化される。更に、該回動ア
ーム15,15及びその枢支点は、前カバー19
及びボンネツトサイドカバー8,8、サイドカバ
ー7,7、下部カバー6,6等にて被覆されてい
るので、危険防止と共に美感を損うこともない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はトラ
クタの要部側面図、第2図はボンネツト上カバー
の斜視図、第3図は第1図の要部拡大図、第4図
は第3図の要部前面図、第5図は第3図の要部縦
断側面図、第6図は第5図の要部前面図である。 符号の説明、1……車体フレーム、6……下部
カバー、7……サイドカバー、8……ボンネツト
サイドカバー、9……ボンネツト上カバー、10
……ボンネツト、15……回動アーム、16……
枢支ピン、17……前灯グリル、17a……前下
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームの上方はボンネツトで覆われ、
    該ボンネツトには前灯グリルが一体的に取付けら
    れ、且つ、該ボンネツトは前方下端部に設けた枢
    支部を回動支点として上方へ回動自在に構成され
    たボンネツト開放装置に於て、ボンネツト10
    は、車体フレーム1の左右上面部に夫々設けた下
    部カバー6,6と、該左右の下部カバー6,6の
    上部に設けたサイドカバー7,7と、該左右のサ
    イドカバー7,7の左右上部に夫々設けたボンネ
    ツトサイドカバー8,8並びにエンジンルーム上
    方に設けたボンネツト上カバー9によつて構成さ
    れ、更に、前記ボンネツト上カバー9の内側に回
    動アーム15,15が固着され、前記前灯グリル
    17の前方下方部位に設けられた前記回動アーム
    15,15の枢支部を箱型状の前カバー19で被
    覆すると共に、ボンネツト上カバー9の閉鎖時に
    は、前記回動アーム15,15も前記前カバー1
    9、サイドカバー7,7及びボンネツトサイドカ
    バー8,8等にて被覆されることを特徴とするト
    ラクタのボンネツト上カバー開放装置。
JP5810484U 1984-04-20 1984-04-20 トラクタのボンネツト上カバ−開放装置 Granted JPS60169073U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5810484U JPS60169073U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 トラクタのボンネツト上カバ−開放装置

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JP5810484U JPS60169073U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 トラクタのボンネツト上カバ−開放装置

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Publication Number Publication Date
JPS60169073U JPS60169073U (ja) 1985-11-09
JPH0351275Y2 true JPH0351275Y2 (ja) 1991-11-01

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JP5810484U Granted JPS60169073U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 トラクタのボンネツト上カバ−開放装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4568167B2 (ja) * 2005-05-13 2010-10-27 株式会社クボタ トラクタの照明構造
JP4486102B2 (ja) * 2007-03-15 2010-06-23 三菱農機株式会社 移動車輌におけるボンネット構造

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JPS60169073U (ja) 1985-11-09

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