JP2002068021A - 移動農機のボンネット支持装置 - Google Patents

移動農機のボンネット支持装置

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JP2002068021A
JP2002068021A JP2000253691A JP2000253691A JP2002068021A JP 2002068021 A JP2002068021 A JP 2002068021A JP 2000253691 A JP2000253691 A JP 2000253691A JP 2000253691 A JP2000253691 A JP 2000253691A JP 2002068021 A JP2002068021 A JP 2002068021A
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Akemasa Kimura
明正 木村
Hidetomo Yamato
英知 大和
Kenta Kiiro
健太 木色
Koji Yasumura
幸司 安村
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンクの支持部材を、ボンネットキャッ
チの相手取付部材として兼用する。 【解決手段】 機体に搭載されたエンジン12と、エン
ジン12に隣接して配置された燃料タンク40とが開閉
自在なボンネット34により覆われていて、このボンネ
ット34は、回動支点35を中心として開閉可能に取り
付けられている。そして、このボンネット34を閉状態
に保持するボンネットキャッチ48を、燃料タンク40
を支持する支持杆43に対し係脱自在に取付けること
で、燃料タンク40の支持部材とボンネットキャッチ4
8の相手取付部材とを兼用し、かつボンネット34がみ
だりに開放しないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタや乗用田
植機等の移動農機に関し、詳しくは、燃料タンクの支持
部材にボンネットキャッチを係脱自在に取付けた移動農
機のボンネット支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタ等の移動農機におけるボ
ンネット支持装置として、例えば本件出願人の出願に係
る実公平6−50292号公報に記載のように、燃料タ
ンクを支持するタンクブラケットに、係合手段を介して
ボンネットを着脱可能に支持したものが公知である。こ
の従来例によれば、燃料タンクを載置するタンクブラケ
ットの左右側に、該燃料タンク等へのエンジンの熱風が
流入するのを防止する垂直面が形成されていて、この垂
直面には、機体後方に向けてピンが突設され、更にこの
ピンに係合可能に、ボンネットの内側下部には係着部材
が固定されていて、ボンネットの左右の下端部を外方に
拡開することにより、ボンネットを機体本体から脱着で
きるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
例によると、ボンネットを機体本体に着脱可能とするた
めに、タンクブラケット側にピンが、又ボンネット側に
係着部材が取付けられているため、部品点数が増加し、
組立工数も増大してコストアップとなると共に、ボンネ
ットを機体本体から着脱するためには、視認性に乏しい
ボンネットの左右下端部を外方に拡開する等、作業性の
観点からも改善の余地があった。
【0004】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、燃料タンクの
支持部材をボンネットキャッチの相手取付部材として兼
用した移動農機のボンネット支持装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、機体に搭載されたエンジ
ン(12)と、該エンジン(12)に隣接して配置され
た燃料タンク(40)とを開閉自在なボンネット(3
4)により覆ってなる移動農機(10)において、前記
ボンネット(34)に、該ボンネット(34)を閉状態
に保持するボンネットキャッチ(48)を、前記燃料タ
ンク(40)を支持する支持部材(43)に対し係脱自
在に取付けた、ことを特徴とする。
【0006】[作用]本発明によれば、ボンネット(3
4)は回動支点(35)を中心として開閉自在とされて
いて、このボンネット(34)を閉状態に保持するボン
ネットキャッチ(48)を、燃料タンク(40)を支持
する支持部材(43)に対し係脱自在に取付け、しかも
燃料タンク(40)の支持部材(43)とボンネットキ
ャッチ(48)の相手取付部材とを兼用することで、部
品点数の削減を図りつつ、ボンネット(34)が容易に
開放してしまうのを防止している。
【0007】なお、上述した括弧内の符号は、図面を対
照するためのものであって、本発明を何ら限定するもの
ではない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。
【0009】図1及び図2は、本発明に係る移動農機と
してのトラクタの側面図及び平面図である。このトラク
タ10は、前部にエンジン12が搭載されており、該エ
ンジン12の後部には、クラッチハウジング13、セン
ターケース14、ミッションケース15が一体的に連接
されていて、エンジン12の駆動により、前輪16及び
後輪18が駆動される。これらクラッチハウジング1
3、センターケース14、ミッションケース15の上部
には、機体フレーム20が取付けられ、後部にフェンダ
フレーム21、上側にはステップ22、運転席シート2
3、ステアリングコラム24、その上部にステアリング
ホイール25等が配置されている。
【0010】また、機体後部には作業機26が連結さ
れ、この作業機26はリフトアーム28によって油圧に
より昇降制御される。また、機体前部には、エンジン1
2の前面にラジエータファン30、バッテリ32等が配
置され、これらエンジン12、ラジエータファン30及
びバッテリ32等の外周空間はボンネット34にて覆わ
れている。このボンネット34は、機体フレーム20の
前部に設けられた回動支点35(図3参照)を中心とし
て上方に回動することにより、開放可能とされている。
【0011】図3及び図4は、このボンネット34の回
動支点部の詳細を示す図である。
【0012】すなわち、機体フレーム20の前部内側に
は所定の空間54が形成されていて、この空間54に、
回動支点軸35と揺動アーム56が配置されている。こ
の揺動アーム56の先端側は、ボルト58によりボンネ
ット34のフロントグリル57に固定され、一方、揺動
アーム56の基端側は、回動支点軸35を介して回動可
能に支持されていると共に、該回動支点軸35はボルト
59により機体フレーム20に固定されている。
【0013】また、図5及び図6に示すように、エンジ
ン12の後部のクラッチハウジング13の上部カバー3
3から、遮熱板36が立設されていて、この遮熱板36
に、キャップ39を有する燃料タンク40が配設されて
いる。前記遮熱板36は、エンジン12により発生する
熱風が、燃料タンク40後方に設けられた運転操作部に
熱風が流入するのを防止している。また、この遮熱板3
6は、補強材としての鉄板37の端部を、フランジ付パ
イプ状に形成されたゴム38で被覆された構成を有して
いる。
【0014】図7及び図8に示すように、前記燃料タン
ク40は、機体前後方向に2分割された樹脂製タンク部
分を中央のフランジ部41で一体的に接続されて構成さ
れている。そして、このフランジ部41の下部は、クラ
ッチハウジング13の上部カバー33に取付けられたブ
ラケット42に固定され、上部は前記遮熱板36から略
々水平に延設された上部の2本の支持杆43にて支持さ
れている。この支持杆43は、一端を遮熱板36に固定
され、他端をフランジ部41にボルトにて固定されてい
る。更に、フランジ部41の上下方向の中間部は、ステ
アリングコラム24側から機体前後方向にかつ略々水平
に延設された下部の2本の支持杆44で支持されてい
る。
【0015】ここで、本実施の形態では、前記ボンネッ
ト34に、該ボンネット34を閉状態に保持するボンネ
ットキャッチを、前記燃料タンク40を支持する支持部
材43に対し係脱自在に取付けたものである。
【0016】前述した図7に示すように、燃料タンク4
0のキャップ39の左右側方付近で、かつボンネット3
4の内側面に一体的に固定された金具46に、ボンネッ
トキャッチ48がボルト49により固定されている。そ
して、ボンネット34を回動支点35を中心として回動
させることで、機体フレーム20に対し閉止する場合、
このボンネットキャッチ48が支持杆43に対し嵌入さ
れて閉状態に保持される。
【0017】このボンネットキャッチ48は、図9及び
図10(a)〜(d)に示すように、支持杆43への嵌
合部分が断面略々コ字状に折曲され、かつ開口側にバネ
性の圧着片50aが形成された板状のキャッチ本体50
と、該キャッチ本体50から平面視左右方向に突設さ
れ、ボルト穴51aが形成された固定部51とを有して
いる。このボルト穴51aに前記ボルト49が螺入され
て、金具46にボンネットキャッチ48が固定される。
このような、ボンネットキャッチ48のキャッチ本体5
0を前記支持杆43に押し込むことで、該ボンネットキ
ャッチ48が支持杆43に圧入され、更に圧着片50a
の作用でボンネット34の閉止状態が保持される。ま
た、ボンネット34を上方に持ち上げれば、ボンネット
キャッチ48は支持杆43から離脱され、該ボンネット
34は上方に回動して開放される。
【0018】次に、作用について説明する。
【0019】前述のように、ボンネット34を開放する
には、図5において、ステアリングホイール25の下方
付近のボンネット34の後端側を把持して上方に持ち上
げると、ボンネットキャッチ48は支持杆43との係合
が外れて離脱し、ボンネット34は回動支点35を中心
として上方に回動する。また、ボンネット34を閉止す
るときは、該ボンネット34を下方に回動すれば、ボン
ネットキャッチ48のキャッチ本体50が支持杆43に
係合して閉じた状態に保持される。このとき、遮熱板3
6の上部には、パイプ状のゴム38が突設されているの
で、このゴム38が緩衝材の役目をなし、ボンネット3
4は衝突音を生じることなく閉止される。更に、ボンネ
ットキャッチ48が係脱する相手となる支持杆43は、
燃料タンク40の支持部材を兼ねているので、ボンネッ
ト34を係脱するための部材を新たに設けることなく、
簡単な構成でボンネット34の支持装置が構成されるこ
とになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1記載の発明
によれば、燃料タンクの支持部材にボンネットキャッチ
を係脱自在に取付けたことで、燃料タンクの支持部材と
ボンネットキャッチの相手取付部材とを兼用したので、
部品点数の削減を図りつつ、しかも簡単な構成で、ボン
ネットが容易には開放しないように支持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたトラクタの側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】トラクタ前部の断側面図である。
【図4】トラクタ前部の断平面図である。
【図5】ボンネット部分の断側面図である。
【図6】ボンネット部分の断平面図である。
【図7】ボンネット支持部分の断側面図である。
【図8】同上の背面図である。
【図9】同上の平面図である。
【図10】(a)はボンネットキャッチの平面図、
(b)はその側面図、(c)はその左側面図、(d)は
その右側面図である。
【符号の説明】
10 トラクタ 12 エンジン 20 機体フレーム 34 ボンネット 35 回動支点 36 遮熱板 37 鉄板 38 ゴム 40 燃料タンク 43 支持杆 48 ボンネットキャッチ 50 キャッチ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木色 健太 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 安村 幸司 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 3D004 BA05 CA05 CA14 CA41 DA03 3D038 CA12 CA16 CB05 CB06 CD03 CD09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に搭載されたエンジンと、該エンジ
    ンに隣接して配置された燃料タンクとを開閉自在なボン
    ネットにより覆ってなる移動農機において、 前記ボンネットに、該ボンネットを閉状態に保持するボ
    ンネットキャッチを、前記燃料タンクを支持する支持部
    材に対し係脱自在に取付けた、 ことを特徴とする移動農機のボンネット支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100760444B1 (ko) * 2006-04-03 2007-10-04 경상북도 농업기술원 지모(Anemarrhena asphodeloides) 잎 추출물과분리화합물을 이용한 고추탄저병 방제 조성물
EP2135798A1 (en) * 2008-06-16 2009-12-23 AGCO GmbH Fluid reservoir
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