JPH0351022Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0351022Y2
JPH0351022Y2 JP11900687U JP11900687U JPH0351022Y2 JP H0351022 Y2 JPH0351022 Y2 JP H0351022Y2 JP 11900687 U JP11900687 U JP 11900687U JP 11900687 U JP11900687 U JP 11900687U JP H0351022 Y2 JPH0351022 Y2 JP H0351022Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grizzly
foreign matter
hopper
reciprocating conveyor
horizontal fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11900687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6425383U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11900687U priority Critical patent/JPH0351022Y2/ja
Publication of JPS6425383U publication Critical patent/JPS6425383U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0351022Y2 publication Critical patent/JPH0351022Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、原料中の異物を除去する水平固定グ
リズリに関する。
(従来の技術) 原料中の異物を除去するためには振動篩または
固定グリズリを設ける方法がある。前者の振動篩
で網目を使用する方式は、開目に原料が付着して
目詰りとなり、大塊と共に必要な原料も排出す
る。また振動篩でグリズリを使用する方式は、バ
ーの間隙に異物が挾り易く、放つて置くとグリズ
リの目詰りとなり、異物と共に本来原料も排出す
る。これら両者とも稼動中に開目処置を施すこと
は難しい。後者の固定グリズリ方式もバーの間隙
に大塊が詰り易く、分離した異物を強制排出でき
ず、グリズリバーを傾斜させて自然落下による排
出をすることになるが、バーが傾斜しているため
異物の分離篩分け効率が悪く、目詰りも進行し易
く、異物と共に必要な原料も排出する。
これらをいくらかでも解決する手段として固定
グリズリバー間に往復運動する爪を下向きに侵入
させる装置(特開昭54−112067号公報)およびグ
リズリの目詰り対策(実公昭60−23033号公報)
がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、特開昭54−112067号公報記載のもの
は、篩体上を通過する移動板を移動するための新
たな駆動源を設けなければならない。また、異物
除去のために移動体に取り付けた爪は異物を取除
くと同時に復路では異物をグリズリバー間に駆動
源の力で押し込んでしまい、再度往路での異物除
去時に押し込んだ異物を除去できず、移動板およ
び固定グリズリを破壊または停止させ、異物除去
を不可能にすることが考えられる。
また、実公昭60−23033号公報記載のものは、
グリズリの間隙が変わるような首振り方式で、か
つ間隙も上流から下流へ行くに従い広くし、しか
もバーの先端を丸く棒状にして大塊の挾りとこれ
による目詰りを防止するよう改善しているが、形
状が複雑な異物は挾まり易く、これを強制的に排
出させるものではない。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、各種原料をホツパーに装入する往復
式コンベア輸送設備のホツパー上端に往復式コン
ベア輸送設備の移動方向と平行に水平固定グリズ
リを設け、かつ往復式コンベア輸送設備の先端下
部に異物逃がし機能を有する櫛歯型目詰り防止装
置を水平固定グリズリの間隙に複数個上方から差
し入れ往復移動させるように設けたことを特徴と
する往復式目詰り防止装置付き水平固定グリズリ
である。
(作 用) 各種原料は往復式コンベア輸送設備により輸送
されて来てグリズリを介してホツパーに装入され
る。この際、グリズリ篩目より大きい寸法の大
塊、木材その他異物がグリズリ上に堆積する。
水平固定グリズリ上に堆積した異物は、往路移
動して来る往復式コンベア輸送設備の先端下部に
設けた櫛歯型目詰り防止装置で押され、水平固定
グリズリ上を滑り、あるいは転がりながらホツパ
ー外へ排出される。
往復式コンベア輸送設備が復路移動中、水平固
定グリズリ上に堆積した異物やグリズリに挾まつ
た異物に接触すると、異物逃がし機能により櫛歯
型目詰り防止装置は上方に回避し、異物がグリズ
リ間に押し込まれるのを防止する。また、往復式
コンベア輸送設備が往路移動中でも櫛歯型目詰り
防止装置に大きな負荷がかかると異物逃がし機能
により上方に回避し、装置の破壊、停止を避け
る。
(実施例) 第1図は本考案の水平固定グリズリの実施例を
示す側面図、第2図は同じく正面図である。
各種原料、たとえば焼結原料をホツパー4に装
入する往復式コンベア輸送設備1のホツパー4の
上端に往復式コンベア輸送設備1の移動方向と平
行に水平固定グリズリ3を設ける。このグリズリ
3はホツパー4全面でも、また一部除いてもよ
い。水平固定グリズリ3はホツパー4上に溶接等
により固着するか、ホツパー4上面を移動させる
ような構造としてもよい。グリズリ3の篩目は各
種原料および異物等の寸法により適宜決定する。
次に、往復式コンベア輸送設備1の先端のヘツ
ドシユート6の下部に櫛歯型目詰り防止装置2を
水平固定グリズリ3の間隙に複数個上方から差し
入れ、往復移動させるように設ける。櫛歯型目詰
り防止装置2は櫛歯型でも一本一本の歯を接続し
た歯型にしてもよい。この櫛歯型目詰り防止装置
2は複数個設ける。即ち、水平固定グリズリ3を
移動してカバーし得る枚数とする。櫛歯型目詰り
防止装置2の移動棒9は水平固定グリズリ3の間
隙を移動可能とし、移動棒9と水平固定グリズリ
3とは接触しても接触しなくてもよい。
第3図は異物逃がし機能の一例を示している。
往復式コンベア輸送設備1の先端のヘツドシユー
ト6の下部に中空管7を接続し、中空管7の中央
に丸棒8を設ける。そして、丸棒8と移動棒9と
を固着する。このようにすることにより移動棒9
は中空管7が開いている分だけ回動可能となり、
異物逃がし機能が得られる。
第3図にはこのグリズリにより異物を除去する
様子を示した。往復式コンベア輸送設備1の往路
(同図では左側へ移動)では異物5は移動棒9に
よりB→Aとホツパー4外へ排除する。。復路で
は移動棒9も往復式コンベア輸送設備1と共に移
動するが、異物5がある場合にはCのように異物
逃がし機能により移動棒9は異物を回避する。
次に、実施結果を示す。
往復式コンベア輸送設備能力 490t/H 往復式コンベア輸送設備走行速度 88.5m/min 水平固定グリズリ間隙 40m/m 水平固定グリズリ材質 SS41 原料輸送量 200t/H 異物の種類および寸法 40m/m以上の大塊、 木片、ボロクズ、針金等 従来は異物除去ができなかつたのでホツパー4
内に異物が混入し、原料切出口を閉塞し、切出不
可能となる部分が発生し、ホツパー4下部のパレ
ツト幅方向へ焼結原料を均一に装入できずに幅方
向の強度バラツキが生じ、焼結鉱の品質、操業へ
悪影響を及ぼしていたが、本考案の水平固定グリ
ズリにより異物をほぼ完全に除去することがで
き、原料切出口への異物詰りを解消できた。これ
によりパレツト幅方向に均一に焼結原料を装入す
ることが可能となつた。具体的には、装入変動幅
減少によつて以下の改善が得られた。
鍋歩留 +0.25 回収蒸気原単位 +0.71Nm3/t COG原単位 −0.02Nm3/t 電力原単位 −0.15kWh/t (考案の効果) 本考案の水平固定グリズリによりグリズリの清
掃が自動的に行われるようになり、要員不要で異
物混入をほぼ完全に解消できる。また、専用の駆
動源が不要であり、エネルギーコストを削減でき
る。さらに、構造が簡単で保全性もよく、製造コ
ストも削減できる。異物逃がし機能があるので、
異物の引掛りによる運転の停止をまねくこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の水平固定グリズリの実施例を
示す側面図、第2図は同じく正面図、第3図は異
物逃がし機能を説明する図、第4図は実施例グリ
ズリによる異物除去を説明する図である。 1……往復式コンベア輸送設備、2……櫛歯型
目詰り防止装置、3……水平固定グリズリ、4…
…ホツパー、5……異物、6……ヘツドシユー
ト、7……中空管、8……丸棒、9……移動棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各種原料をホツパーに装入する往復式コンベア
    輸送設備のホツパー上端に往復式コンベア輸送設
    備の移動方向と平行に水平固定グリズリを設け、
    かつ往復式コンベア輸送設備の先端下部に異物逃
    がし機能を有する櫛歯型目詰り防止装置を水平固
    定グリズリの間隙に複数個上方から差し入れ往復
    移動させるように設けたことを特徴とする往復式
    目詰り防止装置付き水平固定グリズリ。
JP11900687U 1987-08-03 1987-08-03 Expired JPH0351022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11900687U JPH0351022Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11900687U JPH0351022Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6425383U JPS6425383U (ja) 1989-02-13
JPH0351022Y2 true JPH0351022Y2 (ja) 1991-10-31

Family

ID=31363859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11900687U Expired JPH0351022Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0351022Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4272617B2 (ja) * 2004-12-17 2009-06-03 株式会社中山鉄工所 軽量搬送物の選別装置
JP5988425B2 (ja) * 2012-07-13 2016-09-07 ボッシュパッケージングテクノロジー株式会社 異形錠剤除去装置を備えた錠剤搬送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6425383U (ja) 1989-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0303034B1 (de) Verfahren zur Müllsortierung und Müllsortiervorrichtung
IE42268B1 (en) Refuse fractionation
EP0166610B1 (en) An apparatus and a method for separating one solid component from another solid component in suspension in a liquid
US5152400A (en) Snap action particle separating apparatus
JP2017170388A (ja) 線状メタルの除去方法
JPH11262732A (ja) 風力選別手段
JPH0351022Y2 (ja)
JP3408139B2 (ja) 風力選別手段
CA1258792A (en) Ballast cleaning machine
JP6442427B2 (ja) 線状メタルの捕集装置
USRE35331E (en) Material separating apparatus
KR101257427B1 (ko) 원료탄의 이물질 처리장치
EP0912248B1 (de) Verfahren und vorrichtung zum trennen von feinteiligen stoffgemischen mittels eines magnetischen feldes
JP2607144B2 (ja) ガス切断法における切断片回収法及びその装置
CN216631630U (zh) 一种红枣自动分级机构
EP1275770B1 (de) Vorrichtung zum Trennen von insbesondere faserartigen Gebilden sowie Verfahren zum Trennen von Leichtstoffen
EP0247844A2 (en) An apparatus and a method for separating one solid component from another solid component in suspension in liquid
CN214516102U (zh) 一种芝麻酥条金属检测过筛装置
CA1068579A (en) Apparatus for separating tobacco from cigarettes
CN218133343U (zh) 一种用于废旧瓶体的除杂分拣机
JP2561385B2 (ja) 破袋ほぐし装置
WO2002070347A1 (de) Vorrichtung zum absacken von schüttgut
JP3695426B2 (ja) 不燃物選別装置
DE2034366A1 (de) Verfahren zum fortlaufenden Abscheiden von hinsichtlich Große, Form und Gewicht unterschiedlichem Kehricht und Abscheider fur Kehrsaug bzw Straßenreinigungsmaschinen zur Durchfuhrung des Verfahrens
JPS632878Y2 (ja)