JPH0350980B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0350980B2
JPH0350980B2 JP57204467A JP20446782A JPH0350980B2 JP H0350980 B2 JPH0350980 B2 JP H0350980B2 JP 57204467 A JP57204467 A JP 57204467A JP 20446782 A JP20446782 A JP 20446782A JP H0350980 B2 JPH0350980 B2 JP H0350980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
sensor
measurement
measurement cell
oil tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57204467A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5995447A (ja
Inventor
Eisuke Nasu
Tetsuo Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKK Corp
Original Assignee
DKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DKK Corp filed Critical DKK Corp
Priority to JP20446782A priority Critical patent/JPS5995447A/ja
Publication of JPS5995447A publication Critical patent/JPS5995447A/ja
Publication of JPH0350980B2 publication Critical patent/JPH0350980B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/26Oils; viscous liquids; paints; inks
    • G01N33/28Oils, i.e. hydrocarbon liquids
    • G01N33/2835Oils, i.e. hydrocarbon liquids specific substances contained in the oil or fuel
    • G01N33/2847Water in oil

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油中の水分濃度を測定する装置に関す
る。
従来から、油中の水分濃度を測定する方法とし
てカールフイツシヤー法があるが、この方法によ
ると、特別の試薬を必要とし、滴定に時間と手間
を要する上に、連続測定ができない等の問題があ
つた。そこで、近年、油中の水分が加熱によつて
蒸発して油中で気泡となることを利用して、気泡
の生成量あるいは気泡の生成による温度変化等の
油液の状態量の変化等を測定して、油中の水分濃
度を簡易に測定する方法が提案されている(特願
昭57−105437号及び特願昭57−111997号)。
この内、前者の特願昭57−105437号は、第1図
に示すように、加熱体2を油槽1内の油中に浸漬
せしめて設け、この加熱体近傍の油を水の沸点以
上に加熱することにより、油と加熱体2の接触面
に水蒸気の気泡Aを発生させ、この気泡Aの発生
音や気泡による光の透過量の変化、油の誘電率の
変化等を油中に浸漬したセンサ3で観測し、計測
機構4でこのデータを水分濃度に換算して出力す
る方法であり、一方、後者の特願昭57−111997号
は、フイラメント5を内蔵する加熱体2に突起部
6又は凹部を形成し、この加熱体2を所定の傾斜
角θで油中に浸漬せしめ、加熱体2を水の沸点以
上に加熱して突起部6又は凹部から発生する水蒸
気の気泡が、その気化熱で油液の温度を変化せし
める量をフイラメント5の抵抗値変化で計測する
装置である。これらにより、油の含水量又は水分
濃度を簡易に、しかも連続的に測定することが可
能となつたが、これらの方法又は装置は、センサ
やフイラメントが油槽内に設けられているため、
外力や応力で油槽が揺れたりすると油の液面が変
動し、これにより気泡が発生したと同じ信号がセ
ンサで検知されて、油中の水分濃度の正確な測定
ができなかつた。特に金属の焼入れを行なう焼入
油が貯留される焼入浴にあつては、金属の出し入
れの際に焼入浴が振れ動くことが多く、又、冷却
効率の向上のため焼入油が撹拌されており、その
振動によつても油の液面が変動するため、正確な
測定がほとんどできなかつた。
本発明は、このような油槽の水分濃度の測定に
おいて、油の液面が変動しても、その影響に左右
されずに正確な測定値が得られ、しかも連続的に
測定が可能な装置を提供することを目的としてい
る。
本発明は、この目的達成のため、被検油中に浸
漬されてその近傍の油を水の沸点以上に加熱する
加熱体と、被検油中に浸漬されて加熱体から発生
する水蒸気の気泡の数を測定するセンサと、この
センサからの信号を、予め入力された特定の加熱
温度における気泡の数と水分濃度との関係に基づ
き、水分濃度に換算して出力する計測機構と、そ
の内部に前記加熱体及びセンサが装着され、被検
油の油槽外部に設けられた測定セルと、前記油槽
から被検油を測定セル内に吸引して充満、封入さ
せる吸引機構とを備えることを特徴とするもので
ある。
以下、第3図を参照して本発明の一実施例を具
体的に説明する。
本発明において、被検体である油が貯留される
油槽11とは別個に測定セル12が設けられる。
この測定セル12は、第3図の実施例では油槽1
1の上方に位置して支柱や壁に固定される等の適
宜の支持手段で支承されており、内部には水の沸
点以上に油を加熱する加熱体13と、この加熱体
の加熱によつて発生する水蒸気の気泡の数を測定
するセンサ14とが装着されている。加熱体13
はガラス、金属等の材質からなるホルダ13a内
にフイラメント13bが設けられて形成されてお
り、フイラメント13bにより例えば、110℃前
後に加熱され、その近傍の油を水の沸点以上に加
熱し、油中に含まれる水を蒸発せしめて水蒸気と
し、油中に気泡を発生させるものであり、一方、
前記センサ14は、この加熱体13に対向して設
けられて水蒸気の気泡の数を測定するものであ
る。この測定は、気泡の発生音を検知する方法で
もよく、気泡による光の透過量の変化や散乱を検
知してもよく、気泡の発生による油の誘電率の変
化を検知してもよく、それぞれの測定方法に応じ
て、例えば発生音の測定には受音素子が、光学的
測定には光電素子が使用されるように、適宜測定
素子を選択することができる。そして、このよう
にセンサ14で検知された信号は、計測機構15
内に送られて、予め計測機構15に入力された特
定の加熱温度における気泡の数と水分濃度との関
係に基づき、水分濃度への換算がなされ、プリン
トアウト、デジタル表示等の適宜の出力手段で表
示がなされる。
このような測定セル12と油槽11間には吸引
機構16が設けられている。この吸引機構16は
油槽11から被検体である油を測定セル内に吸引
して充填せしめ、封入するものであり、このた
め、下端が油槽11内に伸び上端が測定セル12
に連結する吸入管路16aと、測定セル12上方
に設けられるポンプ16bと、このポンプ16b
と測定セル12間に配設される連結管路16c
と、ポンプ16bから油槽11内に配設されるリ
ターン管路16dと、前記吸入管路16aの中途
部に設けられる二方電磁弁からなる電磁弁16e
と、前記連結管路16cの中途部で測定セル12
側に設けられるレベルセンサ16f、ポンプ16
b側に設けられる三方電磁弁からなる電磁弁16
gと被検油を油槽に戻す際に測定セル12内の圧
力を油槽内圧と等しくするためのバイパスライン
16hとからなつている。そして、ポンプ16
b、二方電磁弁16e、三方電磁弁16gの作動
は制御部17により電気的にコントロールされて
おり、ポンプ16bの作動によつて油槽11内の
被検油が吸い上げられて、測定セル12内に充満
し、さらにレベルセンサ16fにまで到達する
と、レベルセンサ16fは光電センサ等によつて
光の透過量の変化を感知して、その信号を制御部
17に送り、制御部17から発せられた信号でポ
ンプ16bが作動を停止し、同時に二方電磁弁1
6eが閉じるようになつている。従つて、測定セ
ル12内に吸い上げられて充満した被検油は、レ
ベルセンサ16f、電磁弁16e間に封入されて
おり、測定セル12内の被検油は封入状態で水分
濃度の測定がなされる。このため、油槽11が外
力で揺れても測定セル12には、その振れ等が伝
達しないから正確な測定が可能となる。又、測定
セル12が外力で振動したり、揺れたりしても被
検油は測定セル12内に封入されているから被検
油に流れが生じないで、正確な測定を維持するこ
ともできる。
このようにして水分濃度が測定された後は、制
御部17の信号によつて油槽11側の電磁弁16
eが開き、三方電磁弁16gがバイパスライン1
6hに切り替えられてヘツド圧で被検油が油槽1
1内に戻される。この場合、油槽の気相部の水分
濃度が高い場合は、バイパスライン16hを用い
窒素ガスパージによつて吐出させてもよい。そし
て、次に測定する場合には前述と同様な作動で行
なうことができ、これにより油槽内の被検油の連
続測定が可能となる。ポンプ16bの排出側に設
けたリターン管路16dは電磁弁16e又は16
gが故障等で作動しない場合に、油を油槽11、
測定セル12、ポンプ16b間を循環せしめて油
槽11内の油量の減少を防止し、油槽11内での
焼入れ等の作業に支障をきたすのを防ぐためのも
のである。
第4図は本発明の別の実施例を示しており、第
3図と同一の部分は同一の符号を付してその詳細
は省略するが、本実施例においては、吸引機構1
6が吸入管路16a、連結管路16c、ポンプ1
6b及びリターン管路16dからなり、電磁弁、
レベルセンサ等を具備しないで構成される。この
実施例によつて被検油中の水分を測定する場合
は、被検油を吸入管路16a、測定セル12、連
結管路16c内に充満せしめた状態でポンプ16
bを停止し、被検液をこれらの間に封入して行な
うことができ、前記実施例と同様に正確な測定が
可能となる。又、次段の測定の場合には、ポンプ
16bを作動して、測定セル12内の被検液を全
て交換せしめてから行なえばよく、連続測定も容
易である。この場合、ポンプ16bの作動時間は
測定セル、吸入管路、連結管路の容積を考慮して
決定することができる。循環式の本実施例によれ
ば、上記以外に構造が簡単であるばかりでなく、
管路内に常に油が充填されている為、管内露結も
なく、又、安価に提供できる効果も有する。
なお、以上の実施例には制御部17を設けてあ
るが、マニユアル駆動するときは、制御部17を
省いてもよく、又、制御部17と前記計測機構1
5とを一体化して形成してもよい。又、加熱体の
加熱も電力によらないで、蒸気で行なつてもよ
く、作業に支障がなければ吸引機構にリターン管
路を設けなくてもよい。
以上、詳細に説明したように、本発明によれ
ば、油槽の外部に測定セルが設けられ、この測定
セルに被検油が充満、封入されているから、外力
が加わつても正確な水分濃度の測定が可能とな
り、又、焼入れ等の作業に支障なく連続した測定
も可能となる。さらに、本発明によれば、加熱体
近傍の油を加熱するだけで、測定セル内の被検油
すべてを加熱する必要がないため、測定時の応答
性に優れ、測定時間の大幅な短縮と装置の小型化
が可能となる。また、本発明によれば、水蒸気の
気泡の数をセンサにて直接的に測定するので、測
定中に測定セル内を気密状態に保持する必要がな
く、装置の複雑化・大型化を招かずに高い測定精
度を容易に維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の装置を示す断面図、
第3図は本発明の一実施例の側面図、第4図は別
の実施例の側面図である。 1,11…油槽、2,13…加熱体、4,15
…計測機構、5,13b…フイラメント、6…突
起部、12…測定セル、3,14…センサ、16
…吸引機構、17…制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検油中に浸漬されてその近傍の油を水の沸
    点以上に加熱する加熱体と、被検油中に浸漬され
    て加熱体から発生する水蒸気の気泡の数を測定す
    るセンサと、このセンサからの信号を、予め入力
    された特定の加熱温度における気泡の数と水分濃
    度との関係に基づき、水分濃度に換算して出力す
    る計測機構と、その内部に前記加熱体及びセンサ
    が装着され、被検油の油槽外部に設けられた測定
    セルと、前記油槽から被検油を測定セル内に吸引
    して充満、封入させる吸引機構とを備えることを
    特徴とする油中の水分濃度測定装置。
JP20446782A 1982-11-24 1982-11-24 油中の水分濃度測定装置 Granted JPS5995447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20446782A JPS5995447A (ja) 1982-11-24 1982-11-24 油中の水分濃度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20446782A JPS5995447A (ja) 1982-11-24 1982-11-24 油中の水分濃度測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5995447A JPS5995447A (ja) 1984-06-01
JPH0350980B2 true JPH0350980B2 (ja) 1991-08-05

Family

ID=16491012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20446782A Granted JPS5995447A (ja) 1982-11-24 1982-11-24 油中の水分濃度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5995447A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5563337A (en) * 1994-10-12 1996-10-08 Diagnetics, Inc. Moisture monitor apparatus for a fluid system
CN104535658B (zh) * 2014-12-17 2017-06-23 中国神华能源股份有限公司 一种基于声音检测的润滑油水分测试装置和方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154493A (ja) * 1974-11-08 1976-05-13 Mitsui Shipbuilding Eng Deiizerukikanshisutemuyunikonnyushita suibunryoosokuteisuruhoho
JPS542872A (en) * 1977-06-02 1979-01-10 Dart Ind Inc Table dish
JPS55110935A (en) * 1979-02-19 1980-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Device and method of monitoring state of oil

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154493A (ja) * 1974-11-08 1976-05-13 Mitsui Shipbuilding Eng Deiizerukikanshisutemuyunikonnyushita suibunryoosokuteisuruhoho
JPS542872A (en) * 1977-06-02 1979-01-10 Dart Ind Inc Table dish
JPS55110935A (en) * 1979-02-19 1980-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Device and method of monitoring state of oil

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5995447A (ja) 1984-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Christensen et al. An isothermal titration calorimeter
EP0759168B1 (en) Fluid analyser
RU2371685C1 (ru) Калориметр переменной температуры с изотермической оболочкой
EP2306066A1 (en) Apparatus for determining liquid volume
CN100389309C (zh) 两层式周边等温定温量热仪
US6616330B2 (en) Automatic humidity step control thermal analysis apparatus
JP2009109266A (ja) 圧力温度複合センサ
JPH0350980B2 (ja)
WO2006057220A1 (ja) タンク内液体の漏れ検知装置
JP3645529B2 (ja) 膜の透湿特性検査用水容器
JPH102772A (ja) 空気流量測定装置
JP2005049354A (ja) 死容積の変動量測定方法
JP6161640B2 (ja) 熱量測定で収着プロセスを測定するための装置および方法
JPS5862564A (ja) 液体容器の温度制御装置
JPH04507287A (ja) 指示装置
JPS58109842A (ja) 熱重量・蒸発熱量同時測定装置
JP2000193577A (ja) 膜の透湿特性検査法
JP2803036B2 (ja) 塩類の飽和水溶液を用いた定湿装置
JPS62294914A (ja) 極低温冷媒液面計
CN220019442U (zh) 一种晶体物质的凝固点测定仪
SU406162A1 (ru) Прибор для контроля процесса ферментации чая
JP2003214974A (ja) タンク内液体の漏れ検知装置
SU630539A1 (ru) Устройство контрол герметичности
JP4663858B2 (ja) 冷却装置および光検出装置
RU8802U1 (ru) Камера стабилизационная