JPH03505724A - マクロファージ活性化用組成物 - Google Patents

マクロファージ活性化用組成物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マクロファージ活性化用組成物 発明の分野 本発明は、改良された抗腫瘍効果を冑する新規な脂肪親和性二接類−トリペブチ ド化合物および該化合物を含有するリポソーム被包組成物を提供する。
発明の背景 無傷の微生物薬物は、実験的に誘発された悪性疾叡およびヒト悪性疾患の両方に おいて抗腫瘍効果を有することが知られている。ペプチドグリカン細胞壁骨格お よびトレハロース・シミコレートからなっている活性成分は、ミコバクテリアか ら単離された。これらの活性成分は、特に鉱油またはスクアレンに結合しでいる 場合、無傷の微生物薬物と同様に活性であることが知られている。例えば、イー ・リビら(E、Ribi、 et al、)、アナルス・オブ・ニューヨーク・ アカデミ−・オブ・サイエンス・ニー・ニス・ニー(Ann、 NY参照。
ノカルジア・ルブラ(Nocardia rubra)  (N−CWS)の細 胞壁骨格もまた、マクロファージを活性化することが知られている。
静脈内投与によって、オイル−結合N−CWSは、実験的肺動脈転移を有するラ ットを治療することができる。例えば、ニス・ソンら(S、5one et a l、)、キャンサー・イムノロジー・イムノセラピー(Cancer I mm unology I mmunotherapy)、12,203−209(1 982)参照。小さい細胞壁ペプチドグリカンの水溶性単一ユニットは、アジュ バント活性であることを示す。アジュバントは、ヒトまたは他の哺乳動物の免疫 システムの非特異的刺激を生起させ、その結果、抗体の形成を増加させ、例えば 感染に対する生物の保護反応を増強する化合物である。このような単一ユニット は、例えばルイス肺癌またはMCA乳癌に罹っているマウスにおいて、静脈内投 与すると、抗腫瘍活性も示す。例えば、サバ、ジーら(Sava、G。
et al、)、キャンサー・イムノロジー・イムノセラピー(CancerI  mmunology I mmunotherapy)、旦、84′86 ( 1983)参照。
これらの生物の活性成分を単離し、精製し、合成した。これらの成分は、糖部分 およびペプチド部分を含む広範囲の有機化合物からなるグリコペプチド類である 。細胞中に見いだされるグリコペプチド類は、抗体応答を増大させる能力によっ て証明されるようなアジュバント活性を保持しているだけではなく、マクロファ ージを活性化して細胞毒性としかつ腫瘍細胞を破壊する能力によって証明される ような抗腫瘍活性を有していることも知られている。例えば、ムラミル・ジペプ チド(MDP)、(例えば、N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イング ルミン)および多数のMDP誘導体は、抗腫瘍マクロファージ活性特性を有する ことが知られている。
この無傷の微生物薬物および多くのMDP化合物は、両方共、望ましくないレベ ルの毒性を示す。フロインドアジュバントのような、単独または水中油エマルシ ョン中で使用される無傷の微生物薬物は、ヒスタミンに対する感受性の増大、肝 臓および膵臓の肉芽腫形成および過形成を生起させることができる。あるMDP 化合物の投与による毒性反応は、発熱を含んでおり、繰り返し投与すると、脈管 炎を発生する。
大する。免疫原性および/または抗腫瘍薬物の脂肪親和性誘導体は公知であり、 マクロファージを標的とし、細胞毒状態に対してマクロファージを活性化するた めにリポソーム中に有用な薬物を効果的に一体化するのに有用である。
したがって、アジュバントおよび/または抗腫瘍活性を改良し、リポソームと容 易に一体化され、予想された効果的なヒト投与量に対して適当に過剰の投与量に おいて非毒性である新規グリコペプチド化合物が必要である。
発明の趣旨 本発明は、公知の基本化合物ムラミルジペプチド(MDP)の新規脂肪親和性三 糖類−トリベブチド誘導体を提供する。本発明化合物は、好ましくは、例えばホ スファチジルコリンおよびホスファチジルグリセロールから形成され得る多ラメ ラリポソーム中に被包される。該化合物は、ヒト単核細胞を活性化し、その結果 、腫瘍細胞を破壊するのに効果的である。該化合物は、予想されたヒト投与量に 対して適当に過剰の投与量において非毒性でもある。
本発明化合物は、式[Iコニ U式中、R1は(C,〜C5)アルキルてあり、R2は(C,−CS)アルキル であり、R3およびR4は、各々、約0〜4つの二重結合を含んでいる(C,〜 C,。)アルキル基である」で示される。Xは、ペプチジル残基であり、例えば 、一般式:で示されるアミノ残基である。好ましくは、Xは、式:CH。
−NH−CH−C− で示されるL−アラニン残基である。該本発明化合物の医薬的に許容される塩、 および上記式で示される化合物からなるリポソームも、本発明の範囲内である。
多少のものを除いて、天然に生じる蛋白は、その成分アミノ酸のし一鏡像異性体 だけを含有しているが、本発明組成物において、アミノ酸のDL−混合物として 可能である場合、D−鏡像異性体も使用し得る。
本発明化合物(化合物■)は、公知の基本化合物ムラミルジペプチド(MDP) の新規な脂肪親和性三糖類−トリペプチド誘導体である。
化合物Iは、窒素原子に約2〜6個の炭素原子を結合しているアシル基を有する グルコサミン(G lc)誘導体を含む。好ましくは、該アシル基は炭素原子2 個を有しており(アセチル)、N−アセチルグルコサミン(G 1cN A c )を形成する。
N−アシルグルコサミン部分は、N−アシルムラミル部分に結合している。ムラ ミル基の窒素原子に結合しているアシル官能基は、約2〜6個の炭素原子、好ま しくは2個の炭素原子を有しており、N−アセチルムラミル基を形成する。別の 三糖類G 1cN A c −M urNAcは、天然に生じる三糖類であり、 高分子性グリコペプチドの部分として細菌細胞壁中に見いだされる。米国特許第 4,395,399号参照。
化合物Iの三糖類部分N−アシルグルコサミン−N−アシルムラメートは、ムラ ミル基の3位でラクチルエーテル結合ヲ介シてトリペプチド部分のN−末端と結 合する。トリペプチド部分は、ジペプチド、L−アラニル−D−イソグルタミン を含んでおり、これは細菌性ペプチドグリカン、N−アセチルムラミル−L−ア ラニン−D−イソグルタミンの単一ユニットを天然に生じることが分かつている 。上記化合物Iの式中Xで表されたトリペプチド部分の第3のアミノ酸は、任意 のペプチジル残基であり、好ましくはL−アラニンである。したがって、好まし いトリペプチド部分は、L−アラニン−D−イソグルタミン−L−アラニン(L  −A la −D −1soG In −L−Ala)である。新規化合物の 三糖類−トリベプチド部分は、N−アシルグルコサミニルーN−アシルムラミル −トリペプチドと称してもよい。
本発明化合物の脂肪親和性末端は、各々、7〜31個の炭素原子、好ましくは1 2〜23個の炭素原子および約O〜4つの二重結合、好ましくは約O〜1つの二 重結合を有する2つのアシル基で置換されているグリセロールの誘導体からなる 。好ましくは、両アシル基は、16個の炭素原子[C,、]を有しており、ジパ ルミトイル−グリセロール誘導体を形成する。グリセロールの残存しているーO Hは、トリペプチド部分の末端アミノ酸、XのC−末端に結合する。
本発明の新規化合物は、一般的に、N−アシルグルコサミニル−N−アシルムラ ミル−トリペプチド−ジアシル−グリセロール化合物と記すことができる。好ま しくは、該化合物は、N−アセチルグルコサミニル−N−アセチルムラミル−L −アラニン−D−イソグルタミン−L−アラニン−ジパルミトイルグリセロール (GlcNAcMurNAc−L−Ala−D−isoGIn−L−DPGまた はGMTP−DPG)である。
化合物Iは、上記式で示される医薬的に許容される塩としても使用され得る。こ のような塩としては、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、p−トル エンスルホン酸などのような有機酸および塩酸、硫酸、リン酸などのような無機 酸からの誘導体であるアミン塩が挙げられる。硫酸(低級)アルキルおよびハロ ゲン化(低級)アルキルのような塩も使用することができる。該化合物の単離ま たは精製に関して、医薬的に許容・されない塩を使用してもよい。しかしながら 、医薬的に許容される非毒性塩だけが治療学的に使用することができ、したがっ て、好ましい。
リポソーム リポソームは、通常、リン脂質または他の脂肪物質から得られ、単一または多ラ メラ水化液晶から形成される。これらは、通常、水性担体媒質中の分散体として 使用される。リポソームと化合物■を一緒に使用すると、アジュバントおよび抗 腫瘍活性が増大する。また、しばしば、体液および/または細胞介在免疫応答の 増大がみられる。したがって、化合物■は、好ましくは、リポソームに含まれて いる。
リポソームを形成するための多くの慣用方法がある。非毒性で、生理学的に許容 され、代謝可能な、リポソームを形成することができる脂質を使用することがで きる。最もありふれた脂質は、リン脂質であり、顕著なものは、天然および合成 のホスファチジルコリン(レシチン)である。リン脂質は、例えば、ホスファチ ジル−セリン、ホスファチジルーイノシチドまたはスフィンゴミエリンを使用す ることもできる。例えば、ダブリュ・アール・ハーグリーブス(W、R。
Hargreaves)およびディー0ダブリユ3デイーマー(D、W、 De amer)[カンファレンス・オン・リポソームズ・アンド・ゼア・ユージズ・ イン・バイオロジー・アンド・メディスン(Conf’erence on L  ipo−somes and Their Uses in B iolog y and Medicine)、1977年9月14〜16日、ニューヨーク ・アカデミイー・オブ・サイエンス(New York Acad、  Sci 、)]によって、およびバイオケミスト他の脂質を使用することもできる。
本発明のリポソームを形成するのに慣用技術および装置を使用することができる 。これらの技術は、例えば、デビット・エム・ブレスコツト(David M、  P rescott)によって編集された研究題“メソッズ・イン・セル・バ イオロジー(Methods in Ce1l Biology)”の第1V章 [第X■巻、1976、アカデミツク・プレス、ニューヨーク、第33頁および それに続く頁]に開示されている。
リポソーム中に活性化合物Iを被包する他の方法としては、有機溶媒中、溶液か らの蒸発によって(充填した脂質を有するかまたは有しない)リン脂質のフィル ムを鋳造し、次いで、適当な水性媒質中に該フィルムを分散させることが挙げら れる。脂質−可溶性で生物学的に活性な化合物、すなわち、リポソームの水性層 よりも脂質層と関連する化合物の場合、該化合物は、通常、一般的な有機溶媒を 用いて、リン脂質と一緒にフィルムとして鋳造される。水−可溶性で生物学的に 活性な化合物の場合、該化合物は、代表的には、該化合物の水溶液によって鋳造 リン脂質フィルムを分散させることによってリポソーム中に被包される。次いで 、被包された化合物を、遠心分離、クロマトグラフィーまたは他の適切な方法に よって遊離化合物と分離する。
化合物Iの脂肪親和性末端は、そのリポソーム中への一体化を増強する。化合物 ■は、好ましくは、本質的に、重量比約5〜1:1、好ましくは約7=3の1− バルミトイル−2−オレオイル−ホスファチジルコリン(p c)およびジオレ オイルホスファチジルグリセロール(P G)からなる二層膜を有するリポソー ム中に一体化される。これらの化合物は、アラバマ、ペラムのアバンテイ・ポー ラ−・リピノズ(Avanti Po1ar Lipids)から市販品として 入手可能である。
リポソーム中に化合物Iを被包するのに使用することができる好ましい方法は、 米国特許第4.370.349号に開示されており、本明細書に引用記載する。
該方法は、(1)適当な溶媒中に必要な物質を溶解し、次いで、該溶液を凍結乾 燥させ、得られた凍結乾燥混合物を貯蔵し、所望により、水性リポソーム製剤を 再調製すること、または(2)公知の方法によって水性リポソーム製剤を調製し 、該製剤を凍結乾燥さゼることのいずれかからなる。所望により、該凍結乾燥生 成物は、水性リポソーム製剤中に調製することもできる。該凍結乾燥混合物は、 水性媒質と一緒に振盪する場合に容易に分散し、該凍結乾燥リポソームを使用す ると、鋳造フィルムを分散させることによって得られる対応する製剤よりも狭い サイズ分布を有するリポソーム製剤が得られる。これは、リポソーム製剤の治療 学的効果の予備生産可能性に関する利点である。一般に、リポソームの形態の組 成物は、化合物Iに加えて、任意の成分二安定化剤、防腐剤、賦形剤、またはム ラミル−ペプチド化合物の投与に関して予め与えられた注射可能な溶液もしくは エマルション中で使用することかできる他の活性物質を含むことができる。
化合物■、好ましくはリポソーム中に一体化された化合物■は、アジュバントま たは抗腫瘍活性のために使用され得、経口または非経口的に、好ましくは注射に よって投与され得る。
本発明は、特に、化合物■および医薬的に許容される担体ビヒクルを含有してい る医薬アジュバントおよび抗腫瘍組成物に関する。
このタイプの組成物が特に好ましく、これは、有効量の本発明生成物を含有する 注射可能溶液によって構成されている。水、好ましくは食塩等張溶液またはグル コースの等張溶液のような等張液に入れた滅菌溶液が、この目的に有利に使用さ れる。蒸留水に入れた単一溶液を使用することもできる。油性相を含有している 注射媒質、特に油中水エマルションを使用することもできる。このようなエマル ションは、特に、仏画特許出願第75−04003号に開示されているような代 謝可能な植物性油によって得られる。該仏国特許出願は、該仏画優先権特許出願 第75−’04003号に基づいて1976年2月9日に出願されたオーディバ ート(A udibert)らの米国継続特許出願第656,738号に対応す る。好ましい担体ビヒクルは、上記の凍結乾燥リポソームである。
本発明のアジュバントおよび抗腫瘍組成物は、この目的のたメlこ、選択された 投与方法に対して適切なビヒクルを使用すること(こよって、種々の形態で投与 してもよい。例えば、単回投与形態は、経口投与のために、サシエ、打錠された 錠剤またはゼラチン硬もしくζま軟カプセルの形態で、あるいは、粘膜に適用す るために二−ロ゛/ルまたはゲルの形態で使用される。
該本発明組成物は、アジュバントおよび抗腫瘍組成物を即座番こ調製することが できるように凍結乾燥形態であってもより)。医薬的(こ有利な形態は、体表面 積111′あたり化合物約200i〜10+s+の単一投薬からなる。
贅填 化合物11例えば、4−C)−[2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グ ルコビラノンル]−2−アセトアミド−2−デオキシ−3−0−[D−2−プロ ノfノイルーL−アラニル−D−イ′ノグルタミニルーL−アラニン−2,3− ジパルミトイル−sn−’)”ノセロールコーD−グルコビラノース(GIcN AcMurNAc−L−Ala−D−isoGln−L−Ala−DPG)は、 上記の9つの主要工程で、市販の入手可能な物質から製造され得る。該工程は、 以下の説明から明らかなように記載された順番で行う必要はない。
第1工程は、保護アミノ酸−ジアシルグリセロールの製造を含む。
これは、アミノ酸残基、X%好ましくはL−アラニン残基、のC−末端に結合し た化合物■の脂肪親和性部分である。例えば、好ましい具体例において、この残 基は、保護−L−アラニン−2,3−ジパルミトイル−5n−グリセロールであ る。
本合成において出発物質として用いられる保護アミノ酸またはペプチドは、保護 形態で市販品として入手可能であるかまたはペプチド化学の公知方法によって得 られる。容易に遊離され得る遮蔽基または保護基は、ペプチドおよび糖化学から 公知のものである。ヒドロキシ基に関して、以下のものが好適な例である:例え ばアセチルのような低級アルカノイル基の如きアシル基、ベンゾイルのようなア ロイル基、および特にベンジルオキシカルボニルもしくは低級アルコキシカルボ ニルのような炭酸誘導体から誘導された基、またはアルキル、特にterL−ブ チル、場合によってニトロ、(低級)アルコキシまたはハロゲンによって置換さ れていてもよいベンジル、各々所望によってハロゲンまたはメトキシのような低 級アルコキシによって置換されていてもよいトリフェニルメチルもしくはテトラ ヒドロピラニル、あるいは4位および6位で酸素原子を結合している所望によっ て置換されていてもよいアルキリデン基。このようなアルキリデン基は、好まし くは、低級アルキリデン基であり、例えば、メチリデン、イソプロピリデンまた はプロピリデン基であり、あるいは、他方、所望によって置換されていてもよい ベンジリデン基である。
C−末端カルボキン基の遮蔽に関して、適当な部分としては、tert−ブチル 、ヘンシルまたはベンズヒドリルが挙げられる。遊離アミノ基の保護に関しては % tert−ブチルオキシカルボニルまたはベンジルオキシカルボニル基を使 用することができる。
これらの遮蔽基は、酸加水分解のような当技術分野で公知の手段で開裂させるこ とができる。ベンジルまたはベンジリデン基は、水素化分解によって、例えば、 パラジウムまたは白金触媒のような貴金属触媒の存在下で水素を用いて除去する ことができる。
本発明化合物の製造の第2工程は、アミノ酸から遮蔽基を除去して、X−ジアシ ル−グリセロール(ここで、Xは、上記のアミノ酸残基である)、好ましくはL −アラニンを形成することを含む。例えば、好ましい成分は、L−アラニン−2 ,3−ジパルミトイル−5n−グリセロール(L−Ala−DPG)である。
第3工程は、好適な細菌、例えばミクロコツカス・リソデイクテイカス(Mic rococcus 1ysodeikticus)[乾燥細胞が、ミズリー、セ ントルイスのシグマ・ケミカル・カンパニー(S igma Chemical  Co、)から市販品として入手可能である〕から三糖類部分を単離することを 含む。得られた三糖類は、N−アセナルグルコサミニル−N−アセチルムラメー トである。ミクロコツカス・リソデイクティカスは、公知であり、文献に開示さ れている。トリプシンおよびリゾチ−ムによってミクロコツカス・リソデイクテ ィカス(M 1crococcusIysodeikticut)のバイオマス を酵素加水分解し、ダウエックス(Dowex”) 1. X 8 (CH3C OO−型)200〜400メツシユを充填したカラム中でさらに精製することを 含む[ホシノ・オー(Hoshin。
O,)、ゼナピ・ニー(Zenavi t]、)、シナイ・ビー(Sinay  P、)、ジーンロズ・アール・ダブリュ(J eanloz R,W、)、ジャ ーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J 、 B ion、 q肪L )、247、No、2.381、(1972):およびシャoン・エヌ(Sha ron N、)、オサワ・ティー(Osawa T、)、フラワーズ・エイチ・ エム(F lowersH,M、)、ジーンロズ・アール・ダブリ−L (J  eanloz R、W、)、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー 、24L 223(1968)]。さらに、本明細書で引用記載する米国特許第 4.’427゜659号参照。
上記の単離した三糖類において、R1およびR″は、両方とも、−CH3であり 、ムラミルおよびゲルコサミル官能基上でアセチル基を形成している。R1およ びR2が個々にC2〜C8アルキル基である類似化合物は、当技術分野において 公知の方法によって製造することができる。例えば、アセチル基は、例えば、ピ ー・エイチ・グロス・アンド・アール・ダブリュ・ジーンロズ(P、H,Gro ss andR、W、 J eanloz) [ジャーナル・オブ・オーガニッ ク・ケミストリー′(J、Org、 Chem、)、1967.32.2761 コに開示されているような強酸によって加水分解することができる。次いで、酸 無水物または塩化物のような、導入されることが望まれるR1またはR′に対応 するアシル化剤は、所望のR1またはR2をムラミルまたはグルコサミニル官能 基に結合させるのに使用してもよい。
次の工程は、両端が遮蔽されたジペプチドアラニン−イソグルタミンの製造を含 む。オハイオ、クリープランドのユナイテソド・ステート・バイオケミカル・カ ンパニー(US’BC)から市販品として入手可能なり0C−L−アラニル−D −イソグルタミンは、当技術分野において公知の手段で処理してベンジルエステ ル(−0Bn)のような好適な遮蔽剤でC−末端イソグルタミン残基を末端処理 しなければならない。したがって、BOC−L−Ala−D−isoGln − 0Bnが形成されるのが好ましい。
次の工程は、公知の形成方法によってアラニンから遮蔽基を除去して、例えば、 L −A Ia −D −1soG In −OB nを形成することを含む。
次の工程は、N−アシルグルコサミン−N−アシルムラミル官能基とアラニン− イソグルタミン部分とをカップリングさせることを含む。縮合反応は、不活性溶 媒媒質中、好ましくは、ウッドワードT1.MK (N−エチル−5−フェニル インキサゾリウム−3°−スルホネート)のような縮合剤の存在下、約O′C〜 25°Cの温度で、一段階で行われる。米国特許第4.395,399号参照。
次の工程は、慣用手段によって遮蔽基を除去して、脱遮蔽二糖類−ジペプチド、 例えば、4−0−42−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルコピラノジ ルコー2−アセトアミド−2−デオキシ−3−0−[D−2−プロパノイル−し −アラニル−D−イソグルタミンJ −p−グルコビラノース(GlcNAcM urNAc−L−Ala−D −1soG In)を形成することを含む。
最終工程は、慣用技術によってG ]cN A cMurN A c −L−A  la−D −1soG Inとアミノ酸−ジアシルグリセロール成分とをカッ プリングさせて、化合物lを形成することを含む。
化合物■は、本明細書において前記したようにリポソーム中に被包させるのが好 ましい。本発明化合物とホスファチジルコリンおよびホスファチジルグリセロー ルとを混合させるのが好ましい。代表的には、約100m9/iρの濃度でte rt−ブタノール中にリン脂質を溶解させる。tert−ブタノールに入れた適 当な量のPCおよびPGを混合して、重量比約7=3とする。化合物Iを量り取 り、与えられた脂肪に添加して、例えば5順当たり約1j!9の最終濃度にする 。
次いで、該物質を濾過器に通して、該組成物をバイアル中に調剤する。該バイア ルを、代表的には一20°Cで冷凍し、次いで、代表的には約20°Cで18時 間凍結乾燥させる。次に、該バイアルをアルゴンのような不活性ガス下で密封す る。
以下の限定されていない実施例に゛よって、本発明をさらに説明する。
実施例I BOC−L−Ala−DPGの調製 25iN)丸底7ラス:+(RBF)中に、BOC−L−7う=ン208.64 x9(1,103ミリモル)、1,2−ジパルミトイル−5n−グリセロール( ジグ7(Sigma))570.0x9(1,002ミリモル)、4−ジメチル アミノピリジン(DMAP)(アルドリッチ・ケミカル・カンバ= −(Ald rich Chemical Co、)、ミルウォー牛−、ライスコンシン)6 3.14uおよび1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ ミド・塩酸塩(EDCI)230.04肩9(1゜200ミリモル)を入れた。
BOCは、N−tert−ブトキシカルボニル、遮蔽基の略語である。塩化メチ レン(CHzc It)を添加し、最終容量を142Qにした。該混合物を氷水 浴中で1時間、次いで、室温(RT)で−晩撹拌した。
一晩撹拌した後、吸引減圧下、回転エバポレーターで溶媒を除去し、白色固形物 を得た。これを酢酸エチル(EtOAc)20iρと水10x(lの間で分配し た。水層を別のEtOAc 20x(lで抽出した。有機層を合わせて、重炭酸 ナトリウム飽和水溶液2X20J17!で、次いで水2×20mQで処理し、次 いで、NazSO*で乾燥させた。回転エバポレーターで溶媒を除去し、白色固 体のBOC−L−Ala−DPG  648次9(87%)を得た。
実施例2 L−Ala−DPG CHJLQt  15Jt(2にBOC−L−Ala−DPG  630y(0 ,85ミリモル)を溶解し、これにトリフルオロ酢酸(T F A)5. Ox Qを添加した。該溶液を室温で2時間撹拌し、次いで、回転エバポレーターで濃 縮乾固させて、黄褐色油状物を得た。これをヘキサン10xQに溶解し、回転エ バポレーターで濃縮乾固させた。この工程を2.3回繰り返し、最終痕跡量のT FAを除去した。次に、この物質を高真空下で乾燥させ、オフホワイト色固体の トリフルオロ酢酸L−Ala−DPG  606.7z9を得た。
実施例3 ミクロコツカス・リソデイクティカス(M 1crococcus 1ysod eik−カンパニーから市販品として入手可能)15.09を、蒸留水200畦 に懸濁させ、4°Cで90分間、0.1xxのガラスピーズ2509と一緒に高 速で撹拌することによって粉砕した。デカンテーションによってガラスピーズか ら細胞壁骨格(CWS)を取り出し、次いで、1200X9で30分間遠心分離 した。ペレット(無傷細胞)から上澄み液を除去し、次いで、10,0OOX9 で50分間遠心分離した。
上澄み液を除去し、得られたペレット(粗CWS)を、蒸留H,0100zQで 3回洗浄し、10,0OOX9で70分間遠心分離した。得られたペレットを蒸 留水150J112に懸濁させ、次いで、沸騰水浴中に30分間装いた。
室温まで冷却させた後、得られたスラリーを10,0OOX9で遠心分離した。
上澄み液を除去し、ペレットをO,O’5M酢酸アンモニウム緩衝液(pH7, 60)60x(l中にスラリー化させた。得られたスラリーをブタ膵臓トリプシ ン(シグマ、14,600  BACユニット/x9> 10.0xgで処理し 、37°Cで20時間インキュベートした。蒸留H,Oで2.3回洗浄した後、 CWSベレットを0605M酢酸アンモニウム緩衝液(T) H6,30)80 xρ中にスラリー化させ、卵白リゾチーム(シグマ、56,000ユニツト/! 9.10.0ay)で処理し、37℃で19時間インキュベートした。
粗調製物を透析して、酵素および未消化細胞壁を除去した。酢酸勾配液で溶離し てダウエックス−1(酢酸塩型)上でイオン交換クロマトグラフィーによって最 終精製を行った。UV吸光度および薄層クロマトグラフィー(TLC)(シリカ ゲル、50 : 39 : 8 : 3CHCC3/CHsOH/H,O/NH ,OH,5%H,SO,/EtOHおよび加熱)によってカラム画分を溜めた。
ムラミン酸および全ヘキソースアミンの比色測定分析ならびに高速原子衝撃質量 分析によって、三糖類生成物の明らかな同定を得た。乾燥細胞159からGlc NAcMurNAc 120mgを得た。
実施例4 ヘンシルアルコ−/l/(77,02!9.0.71 ミ’) %ル)、D M  A 、、P(33,Ox9.0.27 ミ’)モル)およびBOC−L−7ラ ニルーD −イソグルタミン(159,O巧、0.50ミリモル)をCHt C Q t ’5村およびDMF  2z(lに溶解した。この溶液を氷水浴中で4 °Cに冷却し、EDCI(118,0叩、0.61ミリモル)で処理し、4℃で 30分間、次いで室温で15時間撹拌した。回転エバポレーターで溶媒を除去し た後、残留物をEtOAc 20xQと水Logρの間で分配した。層を分離し 、水層を別の酢酸エチル20村で抽出した。有機画分を合わせて、逐次、飽和N aHCO3(2X20y、のおよびH,O(2X 20xQ>で抽出した。硫酸 ナトリウムで乾燥させた後、溶媒を回転エバポレーターで除去し、ワックス状固 形物が残った。
これをEtOAe−石油エーテルから再結晶して、白色綿毛状固体のBOC−L −Ala−D−isoGln−OBn 141m9(69%)を得た。
実施例5 L−Aha−D−isoGln−OBnの調製BOC−L−Ala−D−iso G1n−OBn(120z’il、0.294ミリモル)をIN HCl2/H OAc 10xQで処理し、得られた溶液をRTで2時間撹拌した。次いで、溶 媒を回転エバポレーターで除去し、無色油状物を得、これをメチルアルコール3 xQに取り、次いで、ジエチルエーテル20i12を滴下して沈澱させた。RT で1時間撹拌した後、生成物を濾過器によって回収し、エーテルで洗浄し、次い で、高真空下で乾燥させて、白色固体のL −A la −D −1soG I n −0Bnの塩酸塩88翼9を得た。
実施例6 G ]cN A cMurN A c(分子量496.47.0.405ミリモ ル)200mgを全部、ジメチルホルムアミド(DMF)15x(2に溶解し、 次いで、DMF(0,403ミリモル)にトリエチルアミン(TEA)42 、 9419/L(lを含む溶液0.95m(で処理した。該溶液を水浴中で磁気撹 拌しながら冷却し、次いで、ウッドワード試薬に139.63j!9(純度95 %、0.524ミリモル)で処理した。次に、スラリーを氷水浴中で1時間撹拌 し、次いで、室温で10分間撹拌した。
次に、DMF  8.OxQにL −A la −D −1soG In −O B nのHCff塩152.3靜(0,443ミリモル)を含む溶液に、TEA /DMF溶液1.05z&(0,44,3ミリモル)を添加し、これを、10分 間かけて均圧漏斗を介して添加した。該溶液をRTで18時間撹拌し、次いで、 さらに96時間放置した。この間、反応をTLCによって追跡し、完了するまで 行った。
25℃で、高真空下(約50ミクロン)、回転エバポレーターでDMFを除去し 、赤味がかった油状物を得て、これをさらに高真空下で乾燥させた。
該油状物をH,05xQ中に取り、ダウエックス 1.X8(200〜400メ ツシユ、酢酸塩型)の1.7X7czカラムに入れた。該カラムをH=050x Qで洗浄し、完全に無色の溶出液をアンバーライト(AmberliteR)   I R−120P樹脂(16〜20メツシユ、H゛型)の1.7XTcxカラ ムに入れた。該カラムをH,050x(で洗浄し、溶出液および洗液を合わせた 。この物質を25°Cで吸引真空下、回転エバポレーターで乾固させて無色油状 物を得た。これを高真空下(50〜75ミクロン)で−晩乾燥させ、この間にガ ラス状固形物に固化した。これをH,0201(!に取り、凍結乾燥させ、純白 綿毛状固体のGIcNAcMurNAc−L−Ala−D−isoGln−OB n 181mgを得た。
実施例7 GlcNAcMurNAc−L−Ala−D−isoGlnの調製実施例6て調 製した保護物質170R9をHt O(30xQ>および酢酸(1,O好)の溶 液に溶解した。500xQのバール(P arr)水素添加ボトル中、該溶液を 5%Pd/C(パラジウムの重量%、Cは粉末木炭である;オハイオ、ノーウッ ドのマセソン・コルマン・アンド・ベル(Matheson、 Coleman 、 and Be1l)から入手)100zgに添加し、20psigで24時 間水素添加した。触媒を除去し、水(3X10x(1)で洗浄し、濾液および洗 液を併せて、凍結乾燥させ、白色固体のGlcNAcMurNAc−L−Ala −D−isoGln 150zy(100%)を得た。該生成物を高真空下で4 8時間さらに乾燥させ、次いで、しっかりとキャップをし、4℃で貯蔵した。
実施例8 G]cNAcMurNAc−L−Ala−D−isoGln−L−Ala−DP Gを得るためのG ]cN A cMurN A c −L −A la −D −イソグルタミンのL−Ala−DPGへのカップリング1−ヒドロ+シヘンソ ) ’) 7ソール(HOBT)(31,35xg、0゜232ミリモル)およ びEDCI(44,26+9.0.231 ミ’Jモル)を50mQ(DRB  F ニ入しタ。コレニ、DMF  7x(!およびCH,C(。
5峠に実施例7で調製した三糖類ジペプチド(139,13N、0゜20ミリモ ル)を含む溶液を添加した。得られた溶液をRTで30分間撹拌した。
DMF 1.:TE A 202x9(0,28xff)を溶解し、最終容量を 1゜n(lに調節して、トリエチルアミン溶液を調製した。
L−Ala−DPG(150,8iy、0.20ミリモル)をCH,CN。
lIl+(!に溶解した。DMF (I IFのを添加し、次いで、TEA溶液 11i2を添加した。得られた溶液を、活性化二接類ジペプチド溶液に添加し、 容器にしっかりとキャップし、72時間撹拌した。
該反応をTLCによって追跡し、72時間で停止させた。次いで、反応混合物を 、1つは5 m(1,他方は10x(lの2つの部分に分けた。
これらの試料を、高真空下、室温で、回転エバポレーターで濃縮乾固した。次い で、これらを、24時間、デシケータ−中でさらに乾燥させた。この間に両試料 は乾燥されて黄−橙色固形物になった。
精製のために、少量の部分をH2O25z(とEtOAc 25*f2との間で 分配した。層を分離し、有機層をH,02X10xf2で抽出し、水性層に洗液 を添加した。次いで水性画分をEtOAc 25xρで洗浄し、層を分離し、有 機相を合わせた。水性層を回転エバポレーターで半分の容量に濃縮し、3O−3 5psiでアミコン(Amicon) YM−5膜を介してH,Oに対して広範 囲に残留物を透析した。
内部透析物のTLC分析によって、単一スポットが示された。次に、この物質を ワットマン(Whatmanll) 12紙を介して濾過し、凍結乾燥させて、 クリーム色の固形物35次9を得た。
実施例9 GMTP−DPGの調製 BOC−L−Ala−DPG(II)−塩化メチレン(CH7C122)50酎 に1,2−ジパルミトイル−5n−グリセロール(シグマ、2.845g、5. 0ミリモル)、BOC−L−アラニン(USBC,966119,5,1ミリモ ル)および4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)(アルドリッチ、357y 、2.93ミリモル)を溶解した。1−エチル−3−(3−ジメチルアミンプロ ピノリカルポジイミド・塩酸塩(EDCI)(シグマ、1.1749.6.12 ミリモル)を添加し、該溶液を室温(RT)で17時間撹拌した。回転エバポレ ーターで溶媒を除去した後、残留物を酢酸エチル(EtOAc)150.111 2とH2C75皮(との間で分配し、層を分離し、有機層を重炭酸ナト17ウム 飽和水溶液(3X50JIので抽出し、次イテ、H,O(3x 75z(りテ抽 出した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、回転エバポレーターで溶媒を除去し、 高真空下で残留物をさらに乾燥させ、わずかにオフホワイト色の固体生成物3. 599(97%)を得た。
生成物を薄層クロマトグラフィー(TLC)(シリカ、CHCC3/CH,OH /H,0,130: 45 : 7 ; HCρスプレィ、次いでニンヒドリン )にかけると、Rf O,95の単一のスポットが示された。
L−Ala−DPG(I[I)−CH,C(1,75x(lに保護アラニンエス テル(n)(2,509,3,38ミリモル)を溶解し、次いで、トリフルオロ 酢酸(TFA)25村で処理した。室温で2時間放置した後、回転エバポレータ ーで溶媒を除去すると、黄褐色油状物が残存し、これをヘキサン20xQに取り 、次いで、回転エバポレーターで濃縮乾固した。高真空下で広範囲に乾燥させた 後、トリフルオロ酢酸塩として化合物m  2.449(95,7%)を得た。
BOC−L−Ala−D−isoGln−OBn(IV) −CH2C4ff1 40j112およびN、N−ジメチルホルムアミド(DMF)10x(lに、B OC−L−Ala−D−isoGln(USBC,1,5879,5,0ミリモ ル)、ヘンシルフルコール(540,7mg、5.0 ミ!J モル)およびD MAP(30529,2,5ミリモル)を溶解し、得られた溶液を磁気撹拌しな がら氷水浴中で4°Cに冷却した。EDCT(1,150g、6.00ミ’Jモ ル)を添加し、反応物を水浴中で1時間撹拌し、次いで、室温で17時間撹拌し た。回転エバポレーターで溶媒除去した後、油状残留物をH,050m(とEt OAc 150!IQとの間で分配させ、層を分離し、有機層を重炭酸す) + 7ウム飽和水溶液(3×50 xQ)およびH,O(3x 50yQ>でさらに 抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、溶媒を回転エバポレーターで除去し 、無色油状物を得て、これをさらに高真空下で乾燥させた。この間にワックス状 固形物に固化された。EtOAc−へキサンから再結晶し、純白固体の化合物I V  1.3181?(65%)を得た。
生成物をTLC(シリカ;EtOAc/ピリジン/酢酸/H,0,30:2:0 .6:1;H(Jスプレィ、次いでニンヒドリン)にかけると、Rfo、90の 単一スポットが示された。
L−Ala−D−isoGIn−OBn(V) −IN HC(!/酢酸io。
好で保護ジペプチドエステルIV(2,089,5,10ミリモル)を処理し、 得られた溶液を室温で2時間放置した。回転エバポレーターで溶媒を除去し、高 真空下でさらに乾燥させた後、生成物をメタノール−エーテルから結晶化させ、 塩酸塩としC化合物V  1.689(95,8%)を得た。
GIcNAcMurNAc(■)−乾燥細胞の形態の市販の入手可能な凍結乾燥 したミクロコツカス・リソデイクティカス(M 1crococcusIyso deikt 1cus) (シグマ)を蒸留水に懸濁させ(2〜3%w/w)、 次いで、ミクロフルイディクス・コーポレイション・ラボラトリ−・ミクロフル イディクス(Microfluidics Corporation labo ratoryMicrofluidizer”)(モデル(Model) M  −110Y)で粉砕した。これは82psigの通常操作空気圧でパワレックス (Powerex”) G I −25エアーコンプレツサーによって操作され 、結果、19,000psigの水圧となった。次に、細胞壁を差動遠心分離に よって単離し、実施例3に記載のようにトリプシンおよびリゾチームで連続的に 処理した。次に、得られた消化物を透析しくアミコンPM−10膜)、酵素およ び大きい分子量の不純物を除去し、酢酸勾配液による溶離によってダウエックス −1(酢酸塩型)上でイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。UV吸 光度およびTLC(シリカ:CHCN3/CH,OH/H,O/NH,OH,5 0: 39 : 8 : 3 ;5%H,SQ、/CH3CH,○Hおよび加熱 )によってカラム画分を集めた。ムラミン酸および全ヘキソースアミンの比色測 定分析および高速原子衝撃質量分析(fabs)によって三糖類の明らかな同定 を得た。得られた収量は、乾燥細菌細胞240gから純粋なジサッカライド(化 合物Vl)2.50gの範囲であった。
GlcNAcMurNAc−L−Ala−D−isoGln−OBn(■)−使 用する前に、4膜分子ふるいによってDMFを乾燥させ、次いで、ニンヒドリン から蒸留させた。水酸化ナトリウムペレットからトリエチルアミン(TEA)を 蒸留させた。INHCρ 15mQに市販の物質(アルドリッチ)3.09を溶 解し、ワット7742紙を介して濾過し、次いで、アセトン120i(を添加し て沈殿させることによってウッドワード試薬Kを精製した。濾過およびアセトン 100m(lによる洗浄の後、高真空下で数時間、試薬を乾燥させた。
三糖類化合物Vl(2,009,4,028ミ’) モル)をDMF  100 11Qに溶解し、TEA(0,62m(!、447.5Q、4.431ミリモル )で処理し、氷水洛中で4°C近くまで冷却し、次いて、つ、ドワード試薬K( 95%、1.3979.5.24ミリモル)で処理した。得られたスラリーを氷 水洛中で1時間、次いで、室温で10分間撹拌した。次に、DMF50J!ρ中 にジペプチドベンジルエステル(■)(1,523g、4.43ミリモル)およ びTEA(447,42x9.0゜61ff12)を含有する溶液を、均圧添加 漏斗を介して30分間にわたって添加した。添加終了後、反応混合物を室温で合 計120時間撹拌し、その間に、反応の進行をTLC(シリカ、CHCN3/C H,OH/H,O/NH,OH,50: 25 : 4 : 2 ; 5%H, So、/CH,CH,○H5加熱)によってモニターした。次に、溶媒を回転エ バポレーターで除去し、油状残留物を高真空下でさらに乾燥させた。次いで、こ れをi(,050ffQに取り、ダウエックス lX8(200〜400メ/シ コ、酢酸塩型)の2.5X17cxカラムに入れ、H,0500x(lで溶離し た。全溶出液を約50mQに濃縮し、次いで、ダウエックス 50X8(100 メツシユ、トI十型)の2.5X17czカラムに入れ、Ht0500xρて溶 離した。溶出液を約50x(lに濃縮し、次いで、凍結乾燥して、純白色固体の 化合物■2.259(71%)を得た。
GlcNAcMurNAc−L−Ala−D−isoGln(■)   HtO 150JIQおよび氷酢酸3.0xffに三糖類ジペプチドベンジルエステル( ■)(2,209,2,80ミリモル)を溶解した。これに5%Pd/C300 R9を添加し、得られたスラリーを室温および40psigで40時間水素添加 した。次いで、セライトパッドを介して濾過することによって触媒を除去し、H to (3X 10 xQ)で洗浄し、濾液および洗液を合わせ、約50村に濃 縮し、次いで、流速8 x(1膜時でブトキシ−ゲル(Detoxi−GelR )(ピアス(P 1erce))のlxQカラムを通過させた。該カラムをH2 O10g(lで洗浄し、溶出液および洗液を合わせ、次いで、凍結乾燥させて、 白色粉末の化合物■ 1.869(95,5%)を得た。
調製における記載のように精製した。三糖類ジペプチド■(1,5319,2, 20ミリモル)をDMF70xgに溶解し、次いで、CH,Ce、50dで希釈 した。次いで、これに1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)(アルド リッチ、387.4x9.2.53ミリモル)およびEDCI (485x9. 2.53ミリモル)を添加し、得られた溶液を室温で1時間撹拌した。次に、C H2Cl2,20xQにエステル(n) 1.6599(2,2ミリモル)およ びTEA225x9(0,31yQ、 2.20 ミ!Jモル)を含有する溶液 を、5分間にわたって滴下した。得られた溶液を室温で24時間撹拌し、次いで 、さらにEDCl  100!19で処理し、さらに48時間撹拌した。溶媒を 回転エバポレーターで除去し、油状残留物を高真空下で数時間さらに乾燥させ、 その間に黄色ワックス状物質に固化した。次いで、これをEtOAc 150x Q中に懸濁させ、200X9で遠心分離することによって3回洗浄した。高真空 下で乾燥させた後、該ベレットを蒸留Hto  1000xQに懸濁させ、次い で、アミコンYM−10膜を介してアミコン限外濾過セル中、蒸留H,Oに対し て広範囲に透析した。次いで、内部透析物を蒸留H,Oで2000JI7+まで 希釈し、3層の濾紙(ラブコンコ・コーポレーション(L abconco C orp、 )#A−754448)を介して濾過し、回転エバポレーターで約6 00yrQに濃縮し、凍結乾燥させて、白色静電粉末の化合物■1.609を得 た。
最終精製ノタメニ、上記生成物52.8m9をCHCR3/CH,OH/H20 ,2:3:1 1.O+(lに溶解し、次いで、同一溶媒中で膨潤され充填され たセファデックス(Sephadex) LH−20−100樹脂の0.7X2 9czカラムに入れた。該カラムを流速0.33!(!/分で溶離し、溶出液の 画分を集め、TLC(シリカ、CHCff3/CH30H/H,0/NH,OH ,50: 25 : 4 : 2 ; 5%H,SO。
/CH、CH、OH、加熱)によって測定した。適切な画分を合わせて、バイオ ラッド・セレソクス(BioRad、 Ce1lex) D樹脂(酢酸塩)のl X5CJIIカラムに直接入れた。次いで、このカラムを溶媒30F112で洗 浄し、合わせた溶出液および洗液を回転エバポレーターでほぼ乾固するまで濃縮 し、Hz O75zI2で処理し、凍結乾燥させて白色粉末状のGlcNAcM urNAc−L−Ala−D−isoGln−L−Ala−DPG(GMTP− DPG)35m9を得た。
二水和物の生成物の分析: C,、H,、、N、O,、・2H,0 理論値:  C57,87;H8,93;N  6゜21測定値:  C57, 89;H8,58;N  5.91FAB−MSSm/’c 1340(’M+ 23)、1318M(M+1)、1300(M−18+1) 実施例10 リポソームの調製 GMTP−DPG化合物(IX)を以下の製造方法を用いてリポソーム中に被包 させた。実施例9で製造したGMTP−DPG  1o9を1−バルミトイル− 2−オレオイルホスファチジルコリン(PC)175311?および1,2−ジ オレオイルホスファチジルグリセロール(PG)75o(両方とも、アラバマ、 ベラムのアバンテイ・ポーラ−・リピ、ズから市販品として入手可能)と混合し た。脂質100+yg/xQの濃度でtert−ブタノールにPCおよびPGを 予め溶解し、したがって、tert−ブタノール中のPC: PGの重量比7゛ 3となった。
次いで、GMTP−DPG  1t9、PC175u、PG  75次9にte rt−ブタノールを添加して、最終容量を5.0畦にした。G M TP−DP Gおよび脂質混合物を無菌ミリポア0.22μフイルターに通して、存在する全 ての不純物を除去した。濾液を清潔な無菌の丸底フラスコ中に集め、充填後、こ れにアルミホイルでキャップした。GMTP−DPG  1x9を含有する濾過 混合物5x(2を10好バイアル中に分配した。該バイアルに充填した後、無菌 ゴム血清栓で被覆した。各栓は、凍結乾燥および栓をする間、バイアルに空気を 出し入れすることができるように一方向にスリットがある。該バイアルを無菌ア ルミホイルで覆い、このバイアルを凍結乾燥器のトレイ乾燥室に移した。次に、 tert−ブタノール脂質混合物が凍結するまで(約30〜60分)−20°C に冷却した。次いで、解凍し、トレイ加熱器を10°Cにセットした。次に、該 バイアルを18時間凍結乾燥させた。バイアルを含む凍結乾燥器を濾過した無菌 アルゴンで浄化し、3回排気した。次いで、バイアルを含む凍結乾燥器をアルゴ ンで再度浄化し、大気圧でアルゴン下、バイアルに栓をした。
実施例11 粒状抗原と混合した抗体産生細胞における食塩水中の薬物のアジュバント活性 誘発抗体応答における本発明化合物の効果を、最適投与量以下の免疫原を用いて 、老いたBa1b/cマウスおよび正常マウスを用いて免疫無防備状態モデルで 評価した。
免疫欠損動物を代表する老いたBa1b/cマウス(18力月齢)を、単独また はMDPo、1a+9もしくは化合物]X0.119と混合した1x10gヒツ ジ赤血球(SRBC)の最適接種物で腹腔内的に免疫化した。4日目に肺臓を取 り出し、プラーク形成ユニットについて検査した。
結果(第1表)、対照に関しては、肺臓当たり66X10’プラーク形成ユニツ ト(P F U)であり、MDPo、1uと混合した5RBCを投与されたマウ スに関しては、肺臓当たり198X103PFUであり、本発明のGMTP−D PGの化合物0.1xtiと混合した5RBCを投与されたマウスに関しては、 4−42X ]、O’PFUであった。同様に、若いBa1b/cマウスを、食 塩水に入れた最適投与量以下の5RBC(IX 10’細胞)またはこれを0. 01g9または0.1mgのMDPまたはGMTP−DPGと混合して、腹腔内 的に免疫化した。
結果(第1表)、重量的に、GMTP−DPGはMDPよりも3〜10倍効果的 であった。
第1表 MDPとGMTP−DPG(IX)とのアジュバント活性の比較18力月  l Xl0”   0.1                 1983力月 lX l0’   0.01              1003カ月 ]、X10 7 0.1              1443力月 lXl0’−m−0, 0]、     184実施例12 MethA肉腫における食塩水中GMTP−DPGの抗腫瘍活性7週齢のBa1 b/c雌性マウスに、l X 106Meth A腫瘍細胞を皮下注射した。8 日後、この動物に食塩水(対照)または化合物■1.10または100μりを静 脈内投与した。各グループは、4匹の動物からなっていた。2日毎に10日間、 腫瘍測定を行い、治癒するか腫瘍によって死亡するまで、60日間、該マウスを 追跡した。
結果、化合物■ 1〜10μ9を一回投与する処置の後、6日目に腫瘍の大きさ の10〜15%減少を示した。さらに多い100μ9の投与は、4匹の動物のう ち1匹について、処置後、6日目で腫瘍  、の増殖の50%減少を示し、腫瘍 の完全な後退を示した。
実施例13 GMTP−DPGおよびリポソーム被包GMTP−DPGによる殺腫瘍性状態に 対するヒト末梢血単核細胞の活性単核細胞膜腫瘍活性は、フォグラー・アンド・ アイドラ−(Foglerand F 1dler)の方法(フォグラー・ダブ リュ・イー(Fogler W、 E、)およびアイドラー・アイ・ジェイ(F  1dler I 、 J、)、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J工り一脛 止)、↓洛6 : 2311〜2317.1.986)によって測定した。すな わち、46%パーフル(Percoll)上で重力遠心分離によってヒト末梢血 単核細胞を単離した。次いで、lXl0”単核細胞/ICで、化合物■ 1.5 μ9/雇を含むかまたは含まない5%ヒト血清を含有するRPMl  1640 培地中で18時間慧濁させて培養した。インキュベーション後、単核細胞を洗浄 し、1×105または5X10’単核細胞を96ウエルマイクロプレートのウェ ルに1時間付着させ、該プレートを洗浄して、非付着細胞を除去し、これに、1 ×10′″l 125標識A−375腫瘍細胞を添加した。単核細胞を腫瘍細胞 と一緒に72時間培養した。72時間の共培養の最後に、プレートを洗浄して、 非付着−非生存可能腫瘍細胞を除去し、残存する付着生存可能11ffi5標識 腫瘍細胞を、ドデシル硫酸ナトリウムで該細胞を溶解し、ガンマカウンターで放 射能活性を計数することによって測定した。
重量比7:3の1−バルミトイル−2−オレオイルホスファチジルコリンと1, 2−ジオレオイルホスファチジルグリセロールとからなるリポソームを用いるこ とによって、化合物■を含有するリポソームによるヒト末梢血単核細胞の活性を 測定した。
実施例12に記載の試験を用いて、化合物■のin vitro効果をMDPと 比較した。効果器:標的細胞比は10:1であった。培養物は、最終濃度1.0 μ9/rQのMDP、化合物■またはリポソーム中化合物■を含有した。これら の試験の結果(第2表)、食塩水懸濁液として使用した場合またはリポソーム中 に被包させた場合、化合物■は、MDPよりも効果的であることが分かった。
第2表 実施例    MDP’    化合物■3   化合物■41    38%    59%     73%2    27%   37%     44% 胞を有するウェル中のCPMであり、Bは、処置した単核細胞を有するウェルの CPMである)。
’MDPはカルーバイオケム(Cal −B iochem)から購入した。
’ 1x9/x(lの濃度の化合物■は、0.06内毒素ユニツト/xρの感受 性を有するLAL測定法によって測定すると検出可能な内毒素を有していなかっ た。
423μ9/畦の濃度のリポソーム中化合物■は、0.G6内部毒素ユニyト/ 1itQの感受性を有するLAL測定法によって測定すると検出可能な内毒素を 有していなかった。
5リポソームは19モル比7:3のホスファチジルコリン;ホスファチジルグリ セロールからなっていた。
実施例14 7〜8週齢のBa1b/cマウスにMethA肉腫(I X 1011細胞)を 皮下注射し、8日目に単独または1〜10μgのMDPもしくは化合物■と混合 したニス・チフィムリウム(S、typhimurium) ReG30/21 由来のリポ多糖類10μ9で静脈内的に処置した。治療の6日後、腫瘍の増殖を 比較した。
該動物を追跡し、注射の後、600日目治癒率を測定した。
第3表に示す結果は、粗化合物よりも効果的であるリポ多糖類にによる化合物の 付加的効果を示した。
第3表 マウスにおける腫瘍の増殖に対するリポ多糖類によるGMTP−GDPの効果 処置後6日目の 平均腫瘍面積   600日目 グループ1          変化率      完全な後退対照             191%        0%LPS、。          
165%        O%LPS、、MDP、o       22%        33%L P S 、、化合物IX、、、     −56%       50%LPS、、MDP、s       −56%       75 %L P S 、、化合物■、。     −67%      100%l下 付の数字は、化合物の量をμ9で表す。
実施例15 マウスおよびギニアブタにおける急性毒性17〜229の体重の2匹のマウスと 4009未満の体重の2匹のギニアブタに、5J10当たり化合物lX1mg、 1−バルミトイル−2−オレオイルホスファチジルコリン1,740gおよびジ オレオイルホスファチジルグリセロール’760mgを含有する最終臨床製剤0 ゜53112および5x&を1回腹腔内注射した。該動物の体重および窮迫の臨 床学的徴候を毎日観察した。結果、ギニアブタにおいて、まず体重減少がみられ 、その後、7日目に体重増加がみられた。マウスは、体重を維持しており、7日 目に増加を示した。
実施例16 マウスにおける亜急性毒性 10匹のマウスのグループに、体重1にg当たり1,320μ9の投与量で、週 に2回、4週間、静脈内注射した。これを計算すると、11当たり411gの予 測最大ヒト投与量の10倍と同一である。1からに9に変換する場合、通常の体 表面積1.73m2当たり70に9の等価に代えて、体表面積1.73x2当た り60kgの等価を使用し、結果、毒性研究に関して多少高い投与量となった。
結果、試験の4週間にわたって、体重減少が示されなかった。
実施例17 ウサギにおける亜急性毒性 14日間、毎日、体重1にg当たりリポソーム中化合物■ 132μこの投与量 で3匹のウサギを静脈内的に処置した。15日口に、臨床実験に関して心臓穿刺 によって血液を得、毒性の組織学的証拠に関して完全に剖検を行った。3匹のウ サギの耳静脈および心臓穿刺によって血液を得た。
この研究の結果、毒性の病理学的証拠は見られなかった。対照と比較して、処置 したウサギ由来の血液化学の観察によって、クレアチニンホスホキナーゼの有意 な増大を有する1匹のウサギが見いだされた。この異常値は、心臓穿刺後の対照 動物におけるクレアチニンホスホキナーゼの増大によって証明されるように、心 臓穿刺の外傷に関連すると思われている。
本発明は、種々の特定の、および好ましい具体例および技術に関して記載されて いる。しかし、本発明の意図および範囲内である限り、多(の変形および変更が 行われることは理解されるべきである。
国際調査報告

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式[I]: ▲数式、化学式、表等があります▼[I][式中、R1は(C1〜C8)アルキ ルであり、R2は(C1〜C5)アルキルであり、R3およびR4は、各々、約 0〜4つの二重結合を含んでいる(C8〜C30)アルキル基であり、Xは、任 意のペプチジル残基である] で示される化合物およびその医薬的に許容される塩。
  2. (2)R1がCH3である請求項(1)記載の化合物。
  3. (3)R2がCH3である請求項(2)記載の化合物。
  4. (4)XがL−アラニン残基である請求項(1)記載の化合物。
  5. (5)R3およびR4が、各々、約0〜1つの二重結合を含んでいる(C12〜 C23)アルキル基である請求項(1)記載の化合物。
  6. (6)R3がC15アルキル基である請求項(5)記載の化合物。
  7. (7)R4がC15アルキル基である請求項(6)記載の化合物。
  8. (8)R1およびR2がCH3である請求項(5)記載の化合物。
  9. (9)効果的な免疫調節量の請求項(1)記載の化合物と医薬的に許容される液 体ビヒクルとからなる組成物。
  10. (10)さらにリポ多糖類を含有する請求項(9)記載の組成物。
  11. (11)式[I]: ▲数式、化学式、表等があります▼[I][式中、R1は(C1〜C8)アルキ ルであり、R2は(C1〜C5)アルキルであり、R3およびR4は、各々、約 0〜4つの二重結合を含んでいる(C8〜C30)アルキル基であり、Xは、任 意のペプチジル残基である] で示される化合物およびその医薬的に許容される塩からなるリボソーム。
  12. (12)本質的に、リボソームが、本質的に重量比約5:1〜1:1の1−バル ミトイル−2−オレオイル−ホスファチジルコリンとジオレオイルホスファチジ ルコリンからなる2層膜および式[I]:▲数式、化学式、表等があります▼[ I][式中、R1は(C1〜C8)アルキルであり、R2は(C1〜C5)アル キルであり、R3およびR4は、各々、約0〜4つの二重結合を含んでいる(C 8〜C30)アルキル基であり、Xは、任意のペプチジル残基である] で示される化合物およびその医薬的に許容される塩を有するリポソームからなる 組成物。
  13. (13)重重比が約7:3である請求項(12)記載の組成物。
  14. (14)有効量の請求項(1)または(12)記載の組成物および医薬的に許容 されるビヒクルを投与することからなる哺乳動物の免疫応答を刺激する方法。
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