JPH03504542A - 楽器 - Google Patents

楽器

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 楽器のサステナーとトランスジューサー技術分野 この発明は弦のような振動要素を具えた楽器からの音を維持させる装置に関する ものである。
技術的背景 音を発生するために弦のような振動する機械的要素を具えた楽器は従来「ピック アップ」と呼ばれるトランスジューサーを有しており、これが振動要素の運動を 検知してその振動を表す電子的な信号を発生している。ラウドスピーカ−の働き によりこのピックアップ信号は増幅されて音に変換される。
かくしてピックアップ信号から形成された音は弦、楽器の本体および空気の相互 作用によりて形成された音に置き換わる。
楽器本体は音響的反応が殆どないか全くないので、ピックアップ信号から形成さ れた音が実質的に楽器全体の音を構成することになる。これは電気ギター、電気 バスなどについて共通していえることである。
このようなタイプの楽器によって発生される音は弦が刺激された後徐々に減衰し て行く。これは独立した音響的反応を持っていないか少ないよなうな楽器におい て特にに顕著である。非常にパワーレベルの高い増幅およびラウドスピーカシス テムを用いて弦に当初の振動を表す強い音響的波を弦に加えてやれば、音をいく らかは長引かせることはできる。このような「音響的なフィードバック」は弦の 振動を維持して、ノートを長くする。しかしこのような手法は、増幅およびラウ ドスピーカ−システムにより発生された音が例外的に高い場合のみに有効である 。またこの音響約8フィードバックは環境の音響的な性質によって左右される。
したがって演奏会場が異なればこの効果も異なってくるのである。
サステナーまたは環境からの音響的なフィードバックから独立にノートを長(す ることのできる装置を提供すべく種々の試みがなされてきた。アメリカ特許第4 ,245,540号に記載されたサステナーの場合には弦に接近してラウドスピ ーカ−が設けられているピックアップからの増幅された音はラウドスピーカに送 られ、このラウドスピーカにより発生された音響的振動が直接弦に当るようにな っている。
アメリカ特許第4.697.491号に記載された例えばギターなどの弦楽器に 用いられるサステナーの場合、本体とこれから突出したネックとから構成されて いる。このネックには電子機械的なトランスジューサーが本体から離れて架設さ れている。
ピックアップされた信号はこの電子機械的なトランスジューサーに送られる。ト ランスジューサーはネックを振動させこの振動が弦にフィードバックされる。
アメリカ特許第3.813,473号の楽器に場合には、電磁石にリンクされた 「ブリフジ」または弦支持体が用いられている。
ピックアップ信号から引き出された電子的な信号はこの電磁石に印加され、これ がブリッジを振動させかつ弦を振動させる。
アメリカ特許第4,484.508号にも同様なサステナーが開示されており、 その電子機械的なトランスジューサーがピックアップ信号に応じて楽器を振動さ せる。また信号の振幅を徐々に減衰させる回路が設けられていて、減衰状態を制 御している。高周波数信号になるほど減衰の程度が早くなるようにこの回路が構 成されている。
アメリカ特許第4.137,811号および第4.181.058号に記載され たサステナー動作の場合には、静的な磁界と弦を横切る電流砥の間の電磁的な沿 相互作用を利用している。弦の近くには磁石が設けられており、弦と楽器のフレ ットはともに導電性になっている。また電気回路によりピックアップ信号を表す 交番電流フィードバック信号がフレットを介して弦に通される。各弦の交番電流 は静的な磁場と相互作用して弦に交番電磁駆動力を与える。
アメリカ特許第4,236.433号に開示されたサステナーは電磁的に励起さ れる張力装置を有しており、この装置は弦毎に設けられてかつフィードバック回 路に接続されている。各弦のピックアップからの信号はフィードバック回路を介 して張力装置に伝えられ、この張力装置が弦を周期的に緊張させたり弛緩させた りする。この特許に記載された変化実施態様の場合には電磁石または「ドライバ ー」が各弦と並列されており、電磁石からの磁束が弦に直接に当るようになって いる。各電磁石には弦に付設されたピックアップからの信号を表す駆動信号が与 えられている。電磁石の磁束に変動があると弦に当る磁束が変動するようになる 。磁束が変動すると弦(強磁性体ならば)を振動させる。
アメリカ特許第4,075,921号には同様な試みが提案されておリ、電磁的 なピックアップと強磁性体の弦を直接刺激する電磁的なドライバーとが使われて いる。サステナーは手で保持できる蓄電池式の装置でピックアップとドライバー とを具えており、っkとドライバーとが楽器の弦と一線をなして配置されるよう になっている。サステナーを楽器組込み式として、弦毎にピックアップとドライ バーとを別設するようにしてもよい。
アメリカ特許第3.742,113号の場合も各弦毎にピックアップとドライバ ーとを設けて、これらの間にフィードバック増幅回路を接続している。この特許 の場合には、フィードバック回路または増幅器に「ゼロ相シフト」を設定して、 「ピックアップによってトランスジュースされた弦の基本発振周波数と同期した j駆動信号を与えるようになっており、これにより弦の初期振動が強化されるの である。
以上述べたアメリカ特許の場合にはピックアップとドライバーとを用いて別個の 強磁性体の極片を各弦の下側に設け、弦の正常な歪んでいない状態において各極 片から同心状の磁場を発生させている。各極片には別個のコイルが設けられてい る。
アメリカ特許第4.580.481号および第4.535,668号に記載され たピックアップは楕円形のコイルと弦月を横切って延在する強磁性体コアと可動 性の永久磁石とを有している。永久磁石の位置を変えることにより磁場方向が変 動し、各弦によりコイル中に励起される信号間の位相関係が変化する。
アメリカ特許第3.983,777号の場合には、弦月の横方向に亘って均一な 磁場を有したピックアップが用いられており弦の横方向運動によって起こるピッ クアップ応答の変動を抑制するようになっている。
またアメリカ特許第4.364,295号および第4,151.776号には弦 月を横切って延在する強磁性体の極片とコイルとを有したピックアップが記載さ れている。
従来からの個のような大きな努力にもかかわらず、それによる改良は不十分なも のである。従来入手できるサステナーはそこそこのサステナー効果を得るにはそ の駆動コイルに大きな電力を与える必要があった。このように動力消費が大きい と、楽器に架設された電池からサステナーに電力を供給するような場合には大き な問題となる 加えてサスナナ−中の電磁的な駆動コイルに大きな電力を印加すると電磁的な放 射が起きる傾向がある。駆動コイルから放射された磁界はピックアップに当って 好ましくない信号を発生する。電子楽器に用いられる ピックアップにはこのよ うな電磁的な放射を抑制する機能が組み込まれればいるが、これらの手段が常に 完全に作用するとは限らない。シールドなどを施すことにより駆動コイルからの 放射はある程度は抑制することはできるがシールドを施すとなると重量や体積や コストが増加することになる。したがって駆動コイルへの電力供給は少なくして しかも強力な抑制能力を発揮できるサステナーへの要求が高まっている。さらに このようなサステナーを演奏家自身が調節して種々の音響的効果を得られること が望ましい。
発明の開示 この発明のサステナーは弦などのような振動要素を少なくとも1個具えた楽器に 用いられるものである。このサステナーの駆動手段は与えられた駆動信号に呼応 して楽器の振動要素に駆動力を印加しこの駆動力が駆動信号に対して所定の位相 関係を持つようにする。さらにフィードバック手段設けられていて、振動要素の 振動を表してかつ振動に対して所定の位相関係を有したピックアップ信号を受け る。このフィードバック手段は駆動手段に駆動信号を与えて、駆動手段によって 印加された駆動力が振動要素の振動と同期するようにする。
このサステナーにはさらにピックアップ手段が設けられていて、弦の振動に反応 してピックアップ信号を出力する。
ピックアップ手段と駆動手段の少なくとも一方はノンゼロ位相シフトを有してお り、ピックアップ手段による信号は振動要素の実際の運動に対して遅れたり進ん だりし、駆動手段により印加される駆動力は駆動信号に対して遅れたり進んだり する フィードバック手段による位相シフトは好ましくはピックアップ手段と駆 動手段との組合せ位相シフトと逆である。したがってサステナー全体の組合せ位 相シフトはゼロに近くなり、駆動力は弦自身の振動と同期して印加されることに なる。
この発明のサステナーは強力な維持動作を発揮して、駆動手段への動力供給が少 なくても、弦などの振動要素の初期モード振動を長くする。すなわちこの発明に よれば、動力供給には内蔵型の電池を用いただけで、環境にも適合した連続使用 に耐えることのできるサステナーが得られるのである。
このようなこの発明に特有の効果は、それに限定される訳ではないが、振動要素 に印加される力と振動要素の実際の基本モード信号との位相マツチングがよいこ とに一部オ負うところがあるものと考えられる。
上記のフィードバック手段は、ピックアップ手段の少なくともいくつかの周波数 について駆動信号がピックアップ信号と位相が異なり、この位相差が周波数に伴 なって変わるように、設定する。k信号と駆動信号との間の位相差の変動は、周 波数が高くなるとともに駆動信号の方が進む位相差となるのが最もよい。好まし くはフィードバック手段が駆動信号を出力して、少な(ともある周波数について は、駆動信号がピックアップ信号より進むようにする。
制御手段を設けてピックアップ信号の周波数含有量を決定しかつ、この含有量に 応じて、フィードバック手段または駆動手段または両者の位相変換能力を変更で きるようにする。
この制御手段には調節手段を設けて、ピックアップ信号の最高の(または優勢の )周波数が増加したときにフィードバック手段の位相変換能力を駆動信号先行型 に調節するようにする。
駆動手段はコイル床のコイルによって形成された磁束に反応して振動要素に駆動 力を印加する手段とを具えている。駆動手段によって印加された力は駆動信号ま たはフィルに印加された電圧より遅れる。この遅れは信号の周波数とともに増加 する。したがって位相差およびフィードバック手段により与えられた周波数の位 相差の変動駆動手段の特性を補償する。
通常の電磁的なピックアップにより与えられたピックアップ信号は振動要素また は弦の実際の運動より遅れようとし、この遅れは周波数とともに増加する。した がってサステナーのフィードバック手段中の位相差および位相差の変動はやはり ピックアップの特性を補償するものと考えられる。結局駆動力は振動要素の基本 的な運動と実質的に同期することになる。
最も好ましくはフィードバック手段はピックアップ信号を受ける入力端と駆動信 号を引き出す出力端とこれらの間に接続された可変値素子とを含んだネットワー クを有している。
このネットワークは可変値素子を調節することによりネットワークの位相変換機 能が変わるように設定してあり、ネットワークを通しての位相シフトと周波数と の関係が変わるのである。
制御手段にはピックアップ信号の周波数をモニターしてピックアップ信号の周波 数に反応して可変値素子の値を調節する手段を有している。これによりネットワ ークの位相変換機能が変えられるのである。
ピックアップ信号は複雑な信号であって種々な周波数の成分を含んでいる。ピッ クアップ信号の周波数をモニターする手段は好ましくはピックアップ信号中の優 勢な周波数(最大の振幅の)を検知してこの周波数を表す信号を出力する。
可変値素子を調節する手段は好ましくは優勢な周波数を示す信号に反応してこれ らの値を調節する手段を含んでいる。
これにより選別的な維持効果が得られ、サステナーは最適の位相変換を与えて最 大の振幅を有した周波数を強化するのである。またこの発明のサステナーは、長 手方向に緊張されてて互いに並列された弦を具えた楽器に用いられるものである 。これには駆動信号を発生する手段とこの駆動信号に反応して弦に駆動力を印加 する駆動手段が用いられており、これにより各弦に印加された駆動力は弦の横方 向の変位に関係なくなる。したがって、サステナーの反応は弦の横方向の曲げに は影響されないのである。
駆動手段は好ましくは駆動信号に応じて変化する磁場を与える手段を有しており 、これにより各弦の横方向の運動の範囲内ではこの変動する磁場が均一となる。
この可変磁場提供手段は強磁性要素とこれと並列されて磁束を掛けるコイルなど の手段と強磁性要素の架設手段とを含んでおり、これが弦月を横切って横方向に 延在している。弦の方を指向した強磁性要素の面は好ましくは正常状態の弦によ って画定される仮想面と平行である。上記の強磁性要素は永久磁石であってもよ い。
またコイルが弦を取り巻くようにしてもよい。永久磁石のような1対の強磁性要 素を弦の長手方向に互いにに離間させて弦劣の上下に設け、コイルはこれらの要 素間において弦と取り巻くように配置する。
図面の簡単な説明 第1図はこの発明のサステナーの一例を示す斜視図、第2.3図は第1図中線2 −2および3−3に沿ってとった断面図、 第4図は第1図にサステナーのブロック線図、第5図は該外サステナーの一部を 示す回路図、第6図は該サステナーの変数を示すグラフ、第7図はサステナーの 他の例の一部を示す回路図、第8図はサステナーのさらに他の例の一部を示す斜 視図、第9図は第8図中線9−9に沿ってとった断面図、第10図はサステナー のさらに他の例を示す斜視図である。
l吸旦叉皇且 従来からのギター20は本体22と本体から延在するネック24とを有した構造 である。本体22にはテールストック26とブリッジ28とが固定されている。
ヘッドストック30は本体22から離れてネック24の一端に固定されている。
フレット25はネック24に沿って配列されている強磁性体、典型的には鋼鉄製 の6本の弦32はテールストック26とヘッドストック30とにより緊張支持さ れている。これらの弦はブリッジ28と係合して両ストック間で長手方向に同方 同に延在して、ネック24と本体22の上方で並列されている。すなわちこれら の要素その上面と平行に配列されている。
ここで「幅方向に」および「横方向に」とは弦月の方向に対する横方向を指して いる。また「上」および「下」とは弦月を基準としてギター面に対して離間接近 する方向を指す。
第2図に示すように図中左右方向は横方向であり、図の頂点に対して接近離間す る方向が上下方向である。
ギター20は「ハムバッキング」と呼ばれる公知のピックアップ34を具えてお り、これはブリッジ28近傍において本体22に架設されている。ピックアップ 34は本体22の上面に沿って延在する永久磁石36を有しており、この磁石の 北極は後方ヘッドストック30の方を指向し、南極は前方テールストック26を 指向している。
このピックアップは磁石36の北極の近くに強磁性体の突起38を6個有してお り、同様に南極の近くには6個の突起40を有している。これらの突起は対にな っており、各対は北極近くの突起38と南極近くの突起40とからなっている。
各対の各突起は1本の弦32と一線をなしている。これらの突起には弦上の磁石 による磁束が集中する。
第3図に示すように磁束は各突起38から弦32の列を通り抜けて上方に放射さ れ、再び弦32の列を通り抜けて下方に戻り突起40に至る。突起38にはコイ ル42が第1の所定の方向に巻かれており、突起40にはコイル44がこれと反 対の方向に巻かれている。コイル42はコイル44と直列になっている。突起3 8.40の対を付設した弦32の上下の運動により弦と突起との間の距離が変化 し、突起間の磁気抵抗を変化させる。弦が突起に接近すると(下方への運動)抵 抗が減少して、突起38を通うて上方に向かう磁束が増加し、突起40を通って 下方に向かう磁束も増加する。弦が上方に運動すると逆の現象が起きる。
すなわち弦の上下の運動に応じて、逆に巻かれたコイルによる磁束の逆方向の変 化が起きて互いに強化し合い。これにより出力電圧が大となる。全ての弦が同様 な磁束変かを起こすから、ピックアップ34からの出力は弦32の上下の運動を 示す複合信号となる。漂遊電磁信号があると突起38.40に反対方向の電圧が 発生し、互いに打ち消し合う結果出力信号羽非常に小さいかゼロとなる。
出力またはピックアップ信号は、好ましくはラジオ周波数リンクなどの自由空間 通信リンク5oを介して、増幅器46およびラウドスピーカ48(第4図)に送 られる。これらの通信リンクとピックアップとは好ましくは固定された電源また は増幅器46への有線接続なしに作用するものを用いる。
したがってこの通信リンク50はギター搭載の電池から動力を受ける。ピンクア ップ34は好ましくはサステナーの前置増幅器74を介して通信リンク50に接 続されている。
サステナーのドライバー52は長方形の強磁性体要素54(第3図)を有してこ の要素54は例えば”セラミックB″などの表示で市販されているようなセラミ ック強磁性体材料からなる永久磁石である。この要素の磁化の方向は、北極がそ の比較的長くて狭い面56に沿って延在し南極がその反対側の面58に沿って延 在するように、行なう。ドライバー52はまたこの要素54を取り巻くコイル6 0を有しているこのコイル60は渦巻状で要素54に密着するように変形されて おり、このコイル60の軸は要素54の極対極の方向、すなわち面56.58間 を、に延在している。このフィル6゜はアース端子N62とこれと反対側の端子 64と中央端子66とを有している。
このドライバー52を弦32の長手方向に沿ってギター20に架設するにはネジ 66など適宜な手段が用いらる。このドライバーの位置は好ましくはブリッジ2 8とヘッドストック30から離れて、ブリッジとヘッドストックの中間の位置と する。したがって本体22とネック24との接合点近くになる。このドライバー 52は、要素そ54の長辺Z(第2図)が弦月の横方向に延在しかつその面56 の北極が弦32の方を指向するように、架設される。この長辺2は弦月の横幅W より大であるので強磁性体要素は弦月の両側から突出するようになる。
ドライバー52が本体に固定されると、要素54からの磁束が弦32に当る。第 3図に示すように、この要素54からの永久磁束はピックアップ34上の後方突 起38の磁束と同方向である。要素54と突起38との磁束は上方を指向してい る。すなわち強磁性体要素からの磁束は一番近いピックアップの突起からの磁束 と方向が同じである。
第2図に示すように、要素54の面56はドライバー位置において弦32により 画定される仮想面68と平行である。
かくしてこの面56はその中央部において若干上方に湾曲している。この湾曲は 第2図に見られるように弦32により画定される仮想面の湾曲と合致している。
したがって弦月の全幅に亘って要素54の面56と弦32により画定される仮想 面68との間の距離は一定となる。
面56は少なくとも弦月の全幅に亘っては表面に凹凸がなく平滑である。したが って要素54から出て弦32に当る磁束は弦月の全幅に亘って均一であるこの均 一な磁束は弦月の外側にまで及んでいる 弦32は強磁性体であるので、要素54からの磁束は弦32にたいして定常な引 力を掛けることになる。こう居る60中の電流の流れに応じて、コイル60によ る磁束は要素54によるそれを減殺したり強化したりする。すなわちドライバー によって弦に掛かる引力はコイル6o中の電流の両と方向に応じて減少したり増 加したりする。
強磁性体要素54はコイル60からの磁束を弦月の横方向に亘って、およびこれ をわずかに越えて、分布させる傾向がある。したがってコイル60に交番電圧を 印加することにより、コイル中には交番電流が流れ、ドライバー54により弦3 2に掛かる引力がこれに応じて増減する。換言すると、コイル60に交番駆動信 号を与えると弦には交番力が作用する。
この交番力がよそ54により与えられる定常な引力に重なるのである。コイル6 0からの磁束は均等に分布されているので、弦が横方向に変位しても各弦に作用 する駆動力は実質的に定常となる。
サステナーのフィードバック手段(第4図)70はピックアップ34からの信号 を受は取ってピックア、7ブ信号に応じテトライバー52に駆動信号を与える。
このフィードバック手段は70はピックアップ信号を受けるための入力端子72 を有している。この入力端子72はピックアップ34への接続に適したプラグま たはタップの形で与えられる。この人力端子72は前置増幅器74に接続されて おり、増幅器74の出力端子は通信リンク500Å力端子に接続されている。こ れによりピックアップ信号は増幅器を介してピックアップ34から通信リンク5 0に送られる。前置増幅器は入力インピーダンスが高いので、ピックアップ34 は通信リンク5oの負荷から切り離される。
増幅器74の出力端子はピックアップ信号入力ツードア6に接続されており、こ の入力ツードア6は直線接続回路78を経て3点切換えスイッチ84の一端子8 4aに接続されている。入力ツードア6はまた遅延回路8oと可変リード回路8 2とに接続されて織り、後者はスイッチ84の他の端子84b、84cに接続さ れている。スイッチ84の共通端子84dは自動ゲイン回路145をとブースタ ー増幅器146とオンオフスイッチ86とを介して増幅器88に接続されている 。
自動ゲイン制御回路145はコンデンサー131(第5図)と、抵抗133とト ランジスター(FET)とを直列に有している。トランジスター135のゲート はポテンシオメータ−137のワイパーまたは端子に接続されており、ポテンシ オメータ−137はアースとダイオード141との間においてコンデンサー13 9に接続されている。ダイオード141は増幅器88の出力端子に接続されてい る(第4図)。
トランジスター135の抵抗、ひいてはブースター増幅器146−に引き出され る信号のレベルはポテンシオメータ−137の設定とコンデンサー139の電圧 により調節される。
この電圧は増幅器88より引き出されるSSのレベルにより定まる。ブースター 増幅器146は通常のものでよい。オンオフスイッチ86には制御入力端子また はゲートと信号入力端子と出力端子とを具えた通常の金属酸化半導体FETまた はMOSFETを用いる。制御端子に印加される電圧が所定のしきい値を越えな い限りは、信号入力出力間でこの素子は導通しない。出力増幅器88には通常の プッシュプルトランジスター増幅器を用いる。
増幅器88は2点切換えスイッチ90に接続されており、このスイッチは増幅器 をコイル60の端子64.66のいずれかに接続するものである。前置増幅器7 4の出力端にはノード76において信号検知器92が接続されている。この信号 検知器92は増幅器74からの信号の振幅を表す電圧を出力する。信号検知器9 2は増幅器とその出力側に接続された整流器とその出力側に接続されたコンデン サーとから構成され、コンデンサーに蓄積された電圧が増幅器の時間平均整流出 力を表している。検知器92からの電圧はスイッチ86の制御入力端子に印加さ れる。
増幅器74とゲイン制御回路145とブースター増幅器146とオンオフスイッ チ86とは可聴領域において信号に対してのゼロ全位相シフトを与えるものであ る。直線接続回路78も同様にゼロ位相シフトを与える。前置増幅器が直線接続 回路78を介して出力増幅器に接続されると、出力増幅器によって発生された駆 動信号または電圧は増幅器74に印加されたピックアップ信号と同期する。可聴 両域内のいかなる信号に対してもピックアップ信号が正になろうとすると駆動信 号も正になろうとする。
ここでピックアップおよび駆動信号について正負とはそれに対応する力や運動に ついての正負と一致する呼び方である。
得に限定しないかぎりは正のピックアップ信号とは」弦の上方への運動に対応す るピックアップ信号であり1.負のピックアップ信号とは弦の下方への運動に対 応するピックアップ信号である。同様に正の駆動信号とは弦に上向きの力を掛け る(または下向きの力を減じる)駆動信号であり、負の駆動信号とは弦に下向き の力を掛ける(または上向きの力を減じる)駆動信号である。ピックアップまた は駆動電圧のアースに対する符号は、コイルの巻き方向や物理的な配列に応じて 、ここで特定した基準に対する符号と異なったり一致したりする。したがってこ こで用いる符号変換と一致するゼロ位相シフトは従来のアースに対する極性の考 えのOまたは180度となる。
遅延回路80はのど76に印加された入力信号と回路80を介して端子84bに 伝送される出力信号との間の単一所定位相変換機能を有している。この遅延回路 80はノード76に接続された入力ノード100(第5図)とスイ・ノチ端子8 4bに接続された出力ノード102と演算増幅器104を有しており、この増幅 器は反転入力端子、入力端子 遅延回路80の出力ノード102に接続された出 力端子を有している。
またこの遅延回路には入力ノード100・と増幅器104の入力端子間に介装さ れた抵抗106.108を有しており、出力ノード102とこれら端子との間に はフィードバック抵抗110を有している。さらにアースと増幅器104の反転 入力端子との間にはコンデンサー112が設けられている。
遅延回路80の位相変換機能は次の式で表される。
theta80=2arctan (2pifR108C112)ここでthe ta80とはノード102における出力信号のノード100における入力信号に 対する遅れの量であり、R108とは抵抗108の値であり、C111とはコン デンサー112の値であり、fとは信号の周波数である。
可変リード回路82はノード76に接続された入力端を具えた減衰器120を有 している。この減衰器120の工員は1より小であり、典型的には約0.4位で ある。この減衰器120の出力側は位相変換回路128のピックアップ信号人力 ノード126に接続されている。この回路128は抵抗132を介してノード1 26に接続された反転入力端子を具えた演算増幅器130を有している。増幅器 130の出力側は出力部ノード134に接続されており、出力ノード134と増 幅器130の反転入力端子との間にはフィードバック抵抗136が接続されてい る。コンデンサー138の第1の側はピックアップ信号人力ノード126に第2 の側は増幅器130の正転入力端子に接続されている。
コンデンサー138の第2の側とアースとの間には可変抵抗要素140が介装さ れている。この可変抵抗要素140は抵抗142とトランジスター144(FE T)とを有しており、このトランジスター144のソースとドレイnは抵抗14 2と並列に接続されている。位相変換回路128の出力ノード134はスイッチ 84の端子84cに接続されている。
トランジスター144のゲートは入力波形スケアラ−150と周波数電圧変換回 路154とからなる周波数モニター制御回路に接続されている。スケアラ−15 0はノード76に接続された反転有力端子を具えたコンデンサー156に接続さ れている。コンデンサー156の反転端子は抵抗159.160間に接続されて おり、これらの抵抗は正電源165とアース間とに接続されて、基準電圧を与え る。
コンデンサー156の出力端子は方形化された波形の出力ノード162に接続さ れており、このノードはゼナーダイイオード166を介してアースされている。
ノード162に現われる電圧は2個のはつきりした値のみを有した方形の波形で ある。第1の値は抵抗158に印加された信号がノード161に印加さらた基準 信号を越えるときに出るものであり、他の値は逆の現象が起きたときに出るもの である。
したがってノード1623における波形は方形化されたピックアップ信号を表し ている。方形化された波形の周波数は最大振幅を有したピックアップ信号の成分 により制御される。
単一の弦の自由振動により発生されたピックアップ信号中においては、ノード1 62における方形波形はその弦の振動の基本周波数に等しい。
周波数電圧変換回路152はマイクロ回路170を有しており、これがノード1 62における方形波形の周波数を検知するとともに、この周波数の線形関数であ る出力を発生するこの電圧は周波数がゼロの時にゼロとなる。マイクロ回路17 0としては例えばカリフォルニア、サンバリーのEXAR社製の部品番号XR4 151番のものを用いる。
この回路の各ピンの接続を第5図に示す。ピン4は直接アースされており、ピン 2は抵抗190を介してアースされている。ピン3は接続がなく、ピン1はマイ クロ回路170の出力端子として機能する。ピンlとアースとの間にはポテンシ オメータ−194と抵抗195とコンデンサー196とが接続されている。ピン 8は製電圧バス172に直接接続されており、このバスは製電源165に接続さ れている。ピン5.67はドロップ抵抗174.176.178を介して同じバ ス接続されている。ピン5は又抵抗を介してアースされ、ピン7は抵抗182を 介してアースされている。スケアラ−150の出力ノード162はコンデンサー 184を介してピン6に接続され、ピン6とアース間にはドロップ抵抗186が 接続されている。
整形回路174波演算増幅器200を有しており、これは抵抗202を介して周 波数電圧変換器152に接続された正転入力端子と抵抗206を介して可調節正 電源204に接続された反転入力端子とを有しているるアース抵抗208は縁座 n増幅器200の正転入力端子とアースとの間に接続されている。フィードバッ ク抵抗210は演算増幅器の出力ノード212特と反転入力端子との間に接続さ れている。演算増幅器200とその抵抗は電源204により与えられた基準電圧 を変換器152により与えられる電圧から引き、その後この差に特定のゲインを 乗じこの積が出力ノード212に現われる。
出力ノード212は抵抗214を介して演算増幅器216の反転入力端子に接続 されている。この演算増幅器の正転入力端子は抵抗218を介してアースされ、 フィードバック抵抗220は演算増幅器216の反転入力端子と出力ノード21 7との間に接続されている。
ノード212はまた抵抗222に接続され、この抵抗はノード224において他 の抵抗226を介して可変基準電圧電源228に接続されている。ノード224 は演算増幅器230の反転入力端子に接続されている。増幅器230の正転入力 端子は抵抗232を介してアースされている。可変フィードバック抵抗234は 増幅器230の出力ノード231とノード224との間に接続されている。
ノード231はダイオード236と抵抗238とを介して他の演算増幅器240 の一入力端子に接続されている増幅器240の同じ入力端子は抵抗242を介し てアースされている。増幅器240の反転入力端子は抵抗243を介して増幅器 216の出力ノード216に接続されている増幅器24尾の班手n入力端子と出 力端子246との間にはフィードバック抵抗244が接続されている。増幅器2 40の出力ノード246は抵抗247を介して位相変換回路128の可変抵抗要 素140のトランジスター144のゲートに接続されされている。抵抗247と アースとの間にはダイオード249が接続されている。
サステナーの全ての素子、すなわち増幅器88、前置増幅器74、遅延回路80 および可変リード回路82などは電池などの内蔵式の電源により電力の供給を受 ける(第4図)。
また全てのフィードバック素子、すなわち電源ユニット85、ケース87などは ギター20の本体22に適宜な締結機構89により固定されている。またフィー ドバック機構と電力供給機構は本体22内に架設するようにしてもい。
サステナー全体が内臓式の電源ユニット85により電力の供給を受けるので、外 部からの電力供給は必要ない。電源ユニット85には9Vlランシスターラジオ 電池と呼ばれる2個のセルを組み合わせたものを用いる。またこのユニット85 には電圧調節回路を具えて、放電に関係なく常に5sii圧を一定に保つように する。したがって電池を寿命一杯まで使用できる 動作時にはピックアップ34が弦32の振動を示すピックアップ信号を入力端子 に発生し、これが増幅器74において増幅される。スイッチ84が第4.5図に 示す位置に設定されているとき、増幅された信号は可変リード回路82に送られ る。スケアラ−150がこのピックアップ信号を検知して、ピックアップ信号中 の優勢な周波数、すなわち最大振幅の周波数と等しい周波数を有した方形信号を 発生する。
第6図に示すように、ノード162における方形波の電圧v162がゼロでかつ 周波数の増加とともに線形に増加するとき、変換回路152により与えられる電 圧V152はゼロになる。ノード212における電圧v212はゼロ周波数に対 して振幅の大きな負の電圧である。この電圧の値は周波数が増加するとともに線 形に減少し、f162が所定の最大値fmaxになるとゼロとなる。この値f  m a xは装置の最大基本周波数に相当するのが好ましい。ギターの場合通常 この値は約1318Hzである。ノード217における電圧V217は電圧v2 12の逆であり、すなわちf162のゼロに対して正となりf162が減少する と共に徐々に減少する。電圧v212に反応してノード231に現われる電圧V 231はf162がゼロの時に正となり、線形に減少してf162が比較的低い fCとなったときにゼロを横切る。その後f162がより高くなると負となる。
ギターのばあいこのfCは250〜350 Hz位、さらに好ましくは約300 H2位である。
ノード246における電圧V246、ひいてはトランジスター144に印加され るゲート電圧はv231とv217との複合関数となる。v231が負の時には ダイオード236がv231をブロックする。かくしてこの周波数域においては v246はv217のみの関数となり、V240  =  G240 (−V2 17)である。ここで6240とは演算増幅器240のゲインである。
v231がfC未満の周波数において正の時、ダイオード236はv231をブ ロックせず、したがってV246  =  G240 (V231 − V21 7)となる。
かくして第6図に示すように、トランジスター144のゲートに印加される電圧 V246は負となってゼロ方形波周波数に対してもある程度の値を持つ。方形波 f162がtCに向けて増加する時この電圧値は緩やかに減少し、方形波がfC を越えるとより速く減少する。
トランジスター144のドレイン抵抗R144の源はゲート電圧v246の関数 となる。第6図に示すようにR144はv246に応じて広い範囲で変化する。
方形波の周波数が低くかつv246が大きく負であるときには、R144は数百 キロオームとなる。方形波の周波数がfmaXに近ずいて■246がゼロに近ず くと、R144は僅か数キロオームとなる。
可変抵抗要素140の全抵抗R140も同様にf162が増加するとともに減少 する。方形波は回路82に供給されたピックアップ信号中の優勢なまたは最高の 周波数に対応するので、要素140の抵抗R140はその優勢な周波数の関数と なり、その周波数が増加すると減少する。
回路128のノード126とノード134に現われる信号との間の位相変換関係 は下記の式で与えられる。
Theta128 = 180o −2arctan(2pffR140C13 8)ここでTheta128とはノード134における出力信号中の周波数fの 成分がノード126における入力信号の対応、する成分よいr進む量であり、f は周波数であり、R140は要素140の抵抗であり、C138はコンデンサー 138の容量である。
以上から明らかなようにR140toC138の値が決まれば、位相進みと周波 数との間に所定の関係があるように位相変換回路128は機能し、周波数が増加 すると出力信号対入力信号の比が減少する。しかしkの位相変換機能は抵抗R1 40の値により調節できる。この抵抗値入力するピックアップ信号中の優勢な周 波数の関数であるから、 この優勢な周波数に応じて変換機能は変化することに なる。
ピックアップ信号中の優勢な周波数が増加して抵抗値R140が減少すると、変 換機能が変化して信号のどの成分についてもSS進みが大となる。この間に特定 の曲線関係はない。
位相変換回路128により信号成分に与えられる進みは問題となっている特定の 成分の周波数とピックアップ信号中の優勢な成分との両方の関数となる。しかし 信号中の優勢な成分のみを考えると、これらの結合した効果により成分の周波数 が増加するとその成分に与えられる進みも増加する。
Theta128  寓 180o  −2arctan(2pifR140C 13B  )R140はfの増加よりも速く減少する。ピックアップ信号が振動 している弦の運動を示しているとき、優勢または最高の周波数は通常基本振動周 波数である。したがって回路128により基本周波数に与えられる進みは基本周 波数成分が増加するとともに増加する。増幅器74と88とは位相変換には全く 寄与しないから、コイル60に増幅器88から与えられた駆動信号はピックアッ プ34からのピックアップ信号よりも進み、この進みは回路82によって与えら れる進みである。かくして増幅器88による駆動信号はビ・ソファ・ノブ信号よ りも進み、かくして基本周波数成分の進みの量は基本周波数とともに増加する。
増幅器88からコイル60にあてられる駆動信号はフィル中に電流を起こし、弦 32に駆動力を掛ける。この駆動力はコイル中の電流に応じて変化する。またこ の電流は増幅器88により与えられる電圧に対して遅れから、駆動力は駆動信号 より遅れることになる。さらにビ・ツクアップ34によるピックアップ信号は弦 32の運動より通常遅れる。これらの遅れは振動の周波数と信号の周波数とに関 係し周波数ととも番こ増加する。
可変リード回路82による増加された進みはこれらの遅れを補償し、ピックアッ プ信号に反応したライ/<−52による駆動力は弦32の基本振動と同期する。
換言すればピックアップとドライバーとによる組合せ位相変換機能は駆動力をし て弦の運動より遅らせかつこの遅れを周波数とともに増加させる。可変フィード 回路による位相変換機能は上記の組合せ位相変換機能と逆である。
1本の弦蚤が刺激されたときには、ピックアップ信号中の優勢な周波数はその弦 の基本周波数である。可変リード回路82は基本周波数に応じてそのリード特性 を調節し、その弦と同期した駆動力をその基本周波数において与える。複数の弦 が刺激されたときには、回路82は最大の振幅を有した弦の基本周波数に応じて そのリード特性を調節する。すなわちその優勢な弦の振動を抑制するのに最大の 効果を上げる最適の位相で駆動力を及ぼすように回路82はそのリード特性を調 節するのである。回路82により与えられる進みはただ1本の弦につうて最適と なっているので、他の弦については次週となる。ドライバー52は全ての弦に駆 動力を及ぼす。
1本の弦の基本周波数における駆動力はその弦の基本振動と同期しており、他の 弦の基本周波数における駆動力は他の弦の基本振動とは同期していないので、そ の弦については駆動力が他の弦よりも多く振動を強化することになる。いずれに しても可変リード回路82が動作して複数の弦が刺激されると、サステナーは最 大の振幅の弦の振動を選択的に強化する。
優勢な周波数の進みと回路92により与えられる優勢な周波数との関係は、回路 152の周波数/電圧比や整形回路154の特性などにより左右される。これら の/fラメータを調節することによりこの関係を調節することができる。例えi f回路154に印加される基準電圧やゲインを決定する抵抗を変えることにより 、整形回路の動作を変えることができる。
最適の関係はサステナーに供給されるピツクア・ツブ信号の位相特性により左右 される。すなわちこの回路の最適位相関係はピックアップ信号が弦の運動より遅 れるか否か、遅れの程度、お呼び周波数に伴なう遅れの傾向などにより左右され る。ドライバーの位相変換機能にも左右される。
ピックアップとドライバーとによる組合せ位相遅れ効果it次の式により計算さ れる。
Lag = arctan(Qpickup ) + areta(Qdriv er )ここでQ = X L / Rであり、Rは抵抗であり、X L i1 誘導リアクタンスである。XL  =2pifLであるからこの式は Lag ta  arctan(2pifLpiekup/Rpickup   )+arctan(2pifLdriver/Rdriver  )となる。こ こでLはインダタンスである。
優勢な周波数と回路82により与えられる優勢な周波数の進みの関係は好ましく はどのような優勢な周波数についても、その進みがこの式により計算される遅れ に合致するようになる。好ましくは回路154の調整可能な要素をサステナーの 使用中に手動調整できるようにし、」装置に合わせて特性関係を最適なものに整 調できるようにする。
電気ギターの場合可変リード回路は、オクターブ当り約350の速度で増加する ピックアップ信号にたいして駆動信号中の優勢な周波数を進めるように、設定す る。優勢な周波数が100Hz以下である場合には、すすみは00位となる。
装置の最大基本周波数である約1318Hzの優勢な周波数について、駆動信号 の優勢な周波数はピンクアップ信号に対して130〜1500程進むようになる 。
遅延回路80と直線接続回路78とは交番信号手段を構成し、可変リード回路8 2による駆動信号の位相特性とは異なる位相特性を有した駆動信号を与えるした がってスイッチ84により適宜サステナーの効果を選択することができる。遅延 回路80がスイッチ84により励起されると、駆動信号はピックアップ信号より 遅れ駆動力は弦の運動から遅れる。このようにしてサステナーは基本音よりも倍 音を強化する。
直線接続回路78が関与すると、駆動信号はピックアップ信号と同期し、駆動力 はピックアップ34とドライバー52による遅れと等しい量だけ弦の運動から遅 れる。ここで弦の基本振動を強化するサステナーの効率は回路82による場合よ りも低い。しかしこの効果は高井基本周波数においては大きくされ、300Hz ときには600Hzを越えることもある。
したがって直線接続回路78が関与した場合には、比較的低い周波数基本波にお いてサステナーの機能が発揮されることになる。さらにただ1個の弦に固定され ることもない。この直線接続回路を可変リード回路の代わりに用いて低基本周波 数ノートのコードとして作用させることもできる。
駆動手段に加えられる駆動力の大きさ、ひいては弦に加えられる駆動力の大きさ は自動ゲイン制御回路により調節できる。トランジスター135は入力端子72 から増幅器88に通過するフィードバック信号によって横切られる経路中のイン ピーダンスを与えて信号を減衰させる。トランジスター135の抵抗は、ひいて は減衰度はポテンシオメータ−137からそのゲートに加えられる電圧により左 右される。ポテンシオメータ−137に設定毎に駆動信号の大きさとゲート電圧 との間には所定の関係が成立し、駆動信号が増加すると減衰度も増加する。かく してシステムは所定の駆動信号レベルに安定化される。このレベルはポテンシオ メ−9−137(7)調節により変えることができ、これにより駆動信号の大き さとと減衰との関係が変わってくる。
スイッチ90により駆動信号中のパワーレベルを粗調節できる。スイッチを第4 図中の状態にして駆動同信号をコイル60の端子64に印加すると、コイルの全 抵抗と誘導リアクタンスとが増幅器88の出力端子を横切って接続される。した がってコイル60を通る電流ひいてはパワーの放散は比較的低くなる。スイッチ 90の状態が変わって端子64が分離されると、コイルの有効誘導リアクタンス と抵抗とが減少し、コイル中のパワー放散が増加する。これにより駆動力は大き くなり保持効果が大きくなる。
すなわちスイッチ90を操作することによりヘイパワー消費の保持状態と高パワ ー消費の保持状態とをを適宜選択することができる。回路145を用いたときに はスイッチ90と中央端子66とは省略できる。
従来のやり方では、弦をネック24のいずれかのフレ・ットに押圧することによ り、各弦の活動の長さを調節して各弦の基本周波数を変えている。これだと各弦 の基本周波数は段階的に変化するだけである。さらに弦に横方向の力を掛けるこ とにより弦を横方向に曲げて基本周波数を変えることもできる。ブリッジ28と ヘッドストック30とにより弦の端部は横運動に対して歪みを与えられる。
ピックアップ34はブリッジ298の近くに位置しているから、ピックアップの 位置における弦の横運動は最小であり、弦が一杯に曲げられても弦は突起38. 40と一線をなしている。しかしドライバー52はブリッジからもヘッドストッ クからも離れた位置にあるから、演奏中ドライバー上方の位置では弦はかなり横 方向に動く。ドライバー52に位置における中立位置からの弦の両側への横運動 の範囲は列中の弦間の距離に等しく、中立位置の両側に1インチ位である。列の 縁部の弦波中立位置に同けて歪むだけである。
弦が横方向に動いてもサステナーの作用は損なわれるものではない。コイル60 からの磁束は弦月の横方向に亘って連続的に分布しているから、各弦はその横方 向の運動範囲の限りではどのような位置にあっても同じ駆動力を受けることにな る。すなわち弦に掛かる駆動力は弦の横方向の運動には左右されない。このこと は保持効果のために弦に自由に横方向に力を掛けることができるという顕著な利 点に繋がるのである。
また上記したサステナーに特有の位相変換機能特性もこの利点に寄与している。
このような特性の故にコイル60からの磁束がほどほどであっても。弦の基本振 動の強化が達成されるのである。したがって弦が歪んでいない状態でコイル60 からの磁束を集中させるための突起を強磁性体要素54などの上に設ける必要は ないのである。弦が横方向にい曲げられない限りではこのような磁束集中体はサ ステナーの機能を高めるものではあるが、横方向に曲げられたときには反応を損 なうものである。
サステナーの挙動はドライバーに付設された永久磁石の配列によっても影響を受 ける。上記の例の場合永久磁石による磁束はビック’T−/プの最も近い部分の 磁束と同方向である。
これは反対方向である場合に比べて、はるかに強く弦の基本振動の強化を行なう ことになる。したがって磁束の方向を反対にしてもよいが好ましいことではない 。また反対方向にした場合には可変リード回路82の特性曲線を変えて、ピック アップ信号に対して駆動信号が低い周波数にあっては遅れ高い周波数にあっては 進むようにする。
このような反対方向の場合においての回路82の最適な特性は上記した場合にお ける最適特性と同じである。しかし全体の特性曲線はピックアップ信号に対して 駆動信号が遅れる方に移る。しかしこの場合でも可変リード回路は全体として、 ピックアップ信号中のお優勢な周波数が増加するにつれて駆動信号の進みが増加 する方に変化する。
可変抵抗要素140  はトランジスター144(FET)に代えてフォトトラ ンジスターなどの感光要素を有するようにしてもいい。この場合回路150から の信号は感光要素と並列されたダイオードなどの発光素子に送られる。周波数/ 電圧変換回路と発光ダイオードとの間には適宜な整形回路を設はダイオードによ りいいいいい発生された光の量が所望のように変化して優勢な周波数に対して所 望の位相進み関係を与えるようにする。
位相変換回路128中の可変要素も抵抗要素でなくてコンデンサー138として もよい。かくして可変抵抗要素140に代えて固定抵抗を用いてもよく、コンデ ンサー138も周波数/電圧変換回路からの信号に応じて変化するような容量の コンデンサーに代えてもよい。
またコンデンサー138は固定値コンデンサーとこれに付設したスイッチ要素で 置き換えてもよく、ピックアップ信号の周波数成分を表す信号に応じてこれらの 要素を接続したり分離したりする。可変リード回路を可変誘導要素で置換しても 同様な結果が得られる。
可変リード回路82に用いられる位相変換回路128はそれぞれが異なる位相変 換機能を具えた複数のネットワークに置換することができる。スイッチ機構を設 けていずれかのネットワークを選択して、ピックアップ信号の構成に応じてピッ クアップ信号を選択されたネットワークに通すようにする。
このスイッチ機構をピックアップ信号中の優勢な周波数を表す信号に反応するよ うにし、 ネットワークを切り替えて優勢な周波数の増減に応じてネットワーク 全体の変換機能を変えるようにする。
またこのようなスイッチ機構を省略して周波数選択フィルターを設け、ピックア ップ信号の種々の成分が各ネットワークに同時に送られるようにして、周波数の 高い成分は入力に対して大きな進みを与えるネットワークに送るようにする。
このようにするとピックアップ信号中の優勢な周波数に関係なく定常な位相変換 機能が得られる。しかしこの定常な位相変換機能は成分の周波数が増加するとい かなる成分についても駆動信号の進みが大きくなる方に変化する傾向があるまた これに代えて同じような位相変換機能の単一のネットワークを用いることもでき るし、ピックアップ信号入力端子と駆動信号出力端子との間にアナログシフトレ ジスターを設号の周波数構成に応じて決定し、ピックアップ信号に対する駆動信 号の周波数および位相差の関係を所望のものとしてやる。
以上の例ではピックアップ信号をアナログ信号として処理して駆動信号を得てい る。しかしこれをデジタル信号処理に代えることも可能である。すなわちピック アップ信号をデジタル信号に変換し、これを処理した後再びアナログ信号に変換 して駆動を得るのである。この場合のデジタル処理は以上述べたアナログ処理と 同様な内容であり、ピックアップ信号の周波数構成に応じてピックアップ信号の 全ての成分について位相変換処理をしたり、ピックアップ信号のことなる成分を 処理してその成分の周波数に応じて駆動信号中の各成分に異なる進みを与えたり するのである。
サステナーには装置から離れた信号処理装置を用いてもよく、自由空間通信装置 により処理装置にビ・ノクア・ノブ信号を送ってやったり、処理された信号を装 置に送り戻したり、装置上の受信機をドライバーに接続して処理された信号を受 信してこれにより駆動信号を形成するようにもできる。
kのような方式は、例えば音に記録または変換する固定された装置にピックアッ プを送るようにする。しサスナナ−中の信号処理装置は記録用の信号処理装置と 一体とすることもできる楽器上の素子が全て電池85のような内蔵型の電源によ り電力を与えられるようになっていれば楽器の操作が自由に行なえる。
上記したような誘導ピックアップ以外のピックア・ノブから信号を受けるように することもできる。この場合のビ・ツクアップは容量型センサーであって、弦の 動きがコンデンサーの容量を変えこの変化を検知してビ・ノクア・ノブ信号を与 えるのである。
ピックアップを光電式として各弦に例えばフォトトランジスターなどの感光要素 を並設し、弦の動きにより感光要素に入る光の量を変えるようにする。この場合 所定の波長の光源からの光を弦を横切って感光要素に入射させ、感光要素には適 宜なフィルターを付設して周囲の光による影響を小さくする。
また圧電素子などの接触型のピ・7クア・ノブを用いてこれを弦に機械的に連結 してもよい。ドライノイーも電磁的なものでなくとも、圧電式のものにしてもよ い。
これらのピックアップの場合には上記の電磁的なピックアップとは位相変換機能 が異なるので、フィートノイック手段の位相変換機能もそれに応じて変えて、加 えられた駆動力に対する弦の反応が最適なものになるようにする必要がある例え ば光学的なピックアップの場合には、全ての可聴周波数についてピックアップ信 号は弦の動きと正確に同期する。しかし上記の電磁的なピックアップの場合には ビ・ツクアップ信号が弦の動きより遅れる。したがって光学的のビ・ツクアップ の場合には基本周波数における最適の基本反応に必要とされる駆動信号の進みは 同じ周波数において電磁的なピックアップに必要とされるそれよりも少ないので ある、第7図にこの発明のサステナーの他の例を示す。このサステナーはピック アップ信号を受ける入力端子372とこれに接続された前置増幅器372とkの 増幅器からの信号レベルを検知する信号検知器392とこの検知器により制御さ れるオンオフスイッチ386とを有している。
フィードバック回路は増幅器374からの信号をオンオフスイッチ386を介し て増幅器388に送る。これらの素子は第1〜6図に示したサステナーのそれと 同じである。増幅器388の出力する駆動信号は入力端子372に印加されたピ ックアップ信号の対応する成分と同期している。増幅器374には波形スケアラ −350が接続されており、この出力端子には周波数電圧変換回路352が接続 されている。これらも第1〜6図の場合と同じである。
周波数電圧変換回路352はが与える信号電圧はスケアラ−350による方形化 された波形の周波数とともに変化する。
すなわち入力端子372に印加されたピックアップ信号中の優勢な周波数ととも に変化するのである。
回路352の出力端子は増幅器402を介して4個の比較器404〜410の正 入力端子に接続されている。各比較器の負入力端子は異なる基準電圧電源414 〜420に接続されている。電源414〜420は異なる正の基準電圧を与える 。
例えば比較器404に接続された電源414は最低の電圧を、比較器406に接 続された電源416はこれより高い電圧を、比較器408に接続された電源41 8はさらに高い電圧を、電源420は最高の電圧を比較器410に与えるのであ る。
比較器404〜410は順序列を構成し、比較器404は列中の最初の比較器4 10は列中の最後の比較器となる。これらの比較器404〜410の出力端子は 4個のORまたはXORゲート424〜430に接続されている。ゲート424 〜430は順序列をなしており、ゲート424が最初のデーと430が最後のデ ートとなる。
各ゲート424〜430は第1と第2の入力端子を有しており、第1の入力端子 は比較器404〜420の対応する出力端子に接続されており、ゲート430以 外のゲートの第2の入力端子は次の高い順序の比較器の出力端子に接続されてい る。例えば第2のゲート426の第1の入力端子は第2の比較器406の出力端 子に、第2のゲート426の第2の入力端子は第3の比較器408の出力端子に 接続されている。
最後のゲート430の第2の入力端子はアースされている。
かくして基準電圧電源とゲートとは協働してアナログデジタル変換器431を構 成する。周波数電圧変換器と増幅器402による信号電圧が電源414〜420 のいずれかからの基準電圧より低いときには、全比較器からの出力は負となり、 ゲート424〜430からの出力は低いか論理値ゼロとなる。
信号電圧が第1の電圧基準電源414からの電圧より高いときには、第1の比較 器404からの出力は正となるが、他の比較器からの出力は全て負のままである 。かくして第1のX0R424ゲートは1個の正の入力と1個の負の入力とを受 けて高いまたは論理値1の出力を出す。
周波数電圧変換器および増幅器402からの信号電圧が電源416メこよる第2 の基準電圧を越えると、第1と第2の比較器404.406の出力は正となるが 、第3と第4の比較器418.420の出力は負となる。したがって第1のx。
Rゲートは2個の正の入力を受けて低いまたは論理値ゼロの出力を出すが、第2 のXORゲートは1個の正の入力と1個の負の入力とを受けて高いまたは論理値 1の出力を出す。
一般的には、信号電圧が対応する比較器に印加された基準電圧を越えるが次の高 位の比較器に印加された基準電圧を越えないときには、XORゲートは高いかま たは論理値1の出力を出す。信号電圧が最高の基準電圧より高いときにはいつで も、最後のXORゲート430は高いまたは論理値1の出力を出す。
この例で用いられる駆動手段はコイル434と永久的に磁化された強磁性体要素 435(いずれも第1〜7図の例のものと同じ)とを有している。しかしこの例 の場合には駆動手段はコイルの一端い接続されたコンデンサー442〜450の 列を有している。コンデンサー442〜450は順の列をなしており、最初のコ ンデンサー442は最大の容量を最後のコンデンサー450は最小の容量を有し ている。
このドライバー432はデジタル論理制御されたスイ・ツチ回路452を介して 増幅器388に接続されている。このスイッチ回路はアナログデジタル変換器4 31の出力にリンクされた制御入力を有している。スイッチ回路452はアナロ グデジタル変換器431からの出力に応じていずれかのコンデンサー442〜4 50を介して、増幅器368からの出力をドライバー432に導く。
いずれのXORゲートからも高いまたは論理値1の出力がないときには、スイッ チ回路452は第1のコンデンサー442を介して駆動信号を駆動手段に送る。
第1のXORゲート424が1個の論理値1の出力を出したときには、スイ・ツ チ回路452は第2のコンデンサー444を介して信号を送る。かくしてスイッ チ回路452はアナログデジタル変換器432からの信号に応じて駆動手段のコ ンデンサーを励起したり(動作可能にしたり)不能にしたりする。
動作時にはスケアラ−350と周波数電圧変換器352と増幅器402とが協働 してピックアップ信号の優勢な周波数とともに増加する信号電圧を与える。この 優勢な周波数が低いときには第1のコンデンサー442が励起され、他の個mん でんさ−444〜450は不能とされる。優勢な周波数が増加すると第1のコン デンサー442は不能となり第2のコンデンサー444が励起される。優勢な周 波数が増加するにしたがって高次のコンデンサーが順番に励起されて、ある1個 の時点においてはただ1個のコンデンサーのみが励起されている。
かくしてピックアップ信号中の優勢な周波数が低いときには、ドライバー432 のコンデンサーは高くなる。優勢な周波数の値がだんだんと高くなると、ドライ バーの容量は減少し、より高次のコンデンサーが励起される。ドライノイー43 2に容量が変化するとその位相変換能力はも変化する。ドライバーの容量が減少 すると与えられた周波数における駆動力の成分は駆動信号中の対応する成分に対 する遅れが少なくなる。
フィードバック手段の位相変換能力は変わらないが、ピックアップ信号中の優勢 な周波数に応じて駆動手段の位相変換能力は変化する。しかし全体としての効果 は第1〜6図の場合の可変リードネットワークのそれと同じである。第7図の例 の場合にはフィードバック手段と駆動手段との複合位相変換能力は、優勢な周波 数が増加すると、ピックアップ信号に対する駆動力の進みが多くなるように変化 する。
ピックアップを別設しないでサステナーに組み込むこともできる。この場合には ピックアップの位相変換能力を調節する手段を設けて、是nサステナーの複合位 相変換能力を変えることができるようにする。例えば第7図のドライバーの容量 と同じように電磁的なピックアップの容量を変えてやる。
第8図にこの発明のサステナーのさらに他の例を示す。このドライバーは第1の バー状の永久的に磁化された強磁性体要素502を有しており、この要素が第1 の長い面504に北極を反対の第2の面506に南極を具えている。クリップ5 08などによりこの要素502をギターの例えば本体22上弦32の下側に架設 する。従ってこの要素502はその極面502が上側を指向する。
第2のバー状ノ永久的に磁化された強磁性体要素はのその面512に北極をまた 他の面514に南極を有している。
支持体516により第2の強磁性体要素510をギタ一本体に架設して、弦の上 方で第1の強磁性体要素502の後ろに位置するようにする。すなわち要素51 0はへ・ソドスト・ツクの近くに要素510はブリッジの近くに位置する。要素 510の支持手段はその極面が弦月の長手方向に延在しかつ北極面512がブリ ッジと要素502の法を指向するように設けられている。これらの強磁性体要素 は弦32の両側に配設され、弦月の長手方向に互いに離間している。
渦巻状のコイル518がボビン520に巻かれている。このコイルの支持体は中 空状の方形の横断面を有した筒であり、その内部開口部の寸法は弦32列の幅よ りも若干大きくなっている。コイル支持体520とコイル518とはネジなどの 架設手段522により楽器に架設されており、強磁性体要素510.502間の 領域においてコイル518が弦32を取り巻いている。またコイルの軸は弦月の 長手方向に延在している。
動作時には駆動信号または電圧がフィードバック手段によりコイル51gに印加 されて磁束が発生される。この磁束は強磁性体要素502.510からの磁束と ともに弦32に作用する。ここでコイル518による磁束の作用は弦月の全幅に 亘って均一である。したがって駆動作用は弦の横方向の運動によっては影響を受 けないのである。
第10図にこの発明のドライバーのさらに他の例を示す。
このドライバーはスタブ状の強磁性体要素602.604を有しており、これら の要素はそれぞれ上エツジ面606.608を有している。エツジ面は湾曲して いて弦32により画定される仮想面に合致するようになっている。
したがってドライバーを楽器上の図示のような動作位置に架設すると、エツジ面 606と608とは弦によって画定される仮想面平行に延在することになる。要 素602と604とは強磁性体ではあるがそれら自身は永久磁石ではない。スタ ブ状の永久磁石610は要素602と604の下側エツジ間に延在し、要素60 2と604とは永久磁石とともにU字形のチャンネルを構成する。締結部材61 2などによりこのチャンネル全体をギタ一本体に架設して、チャンネルが弦月に たいして横方向に延在するようにする。永久磁石610はその北極を強磁性体要 素604の一端の近くに位置させ、その南極は反対側の端部近くに位置する。
したがって永久磁石からの磁束は要素604およびその上面608を通って上向 きに走り、弦による仮想面を通り、要素602とそのうえ面606を通って下向 きに走ることになる。
要素602にはコイル622が巻かれており、同じ巻数のコイル624が要素6 04に逆方向に巻かれている。これらのコイルは並列に接続されている。すなわ ちコイルを横切るある極性の電圧がコイル624からは上向きのコイル622か らは下向きの磁束を発生させ、これにより両方の要素からの磁束の強化が行なわ れる。また反対極性の電圧は反対の効果を有し、両方の要素からの磁束が消し合 うことになる。
このドライバーは第1〜3図のものと同じような利点を有している。第10図の ドライバーからの磁束は弦月の横方向全体に亘って均一であり、サステナーの動 作は弦の横方向の曲がりによっては影響されないのである。また与えられた電流 に対しての磁気的な作用が大きい。コイル622と624の巻き数は単一コイル ドライバーの場合よりも多い。2個のコイルによる磁束は互いに強化し合うので 、磁気効果も大きくなり、その結果同じ電力消費量でもサステナー効果が大とな る。このドライバーはピックアップとしても使うことができる。この場合には2 このコイルは直列に接続する。
第10図の例において、U字形チャンネル全体を永久的に磁化してもよい。永久 磁石610を省略して各強磁性体要素を永久的に磁化してもよい。この場合には 両方の要素の磁束が同じ方向を指向するようにするすなわち要素604の北極は 上面に沿って位置し要素602の南極も上面&晴って位置するようにする。
可変リード回路82似用いられる素子変数の一例を挙げると下記のようになる。
抵抗     抵抗値 (オームに;キロ、M;メガ)186     10に 190         15に 194          100に 195         220に 202         100に 206         100に 208         200に 210         200に 214         20に 218         10に 220          20に 222         33に 226         33に 232         12に 234         100に 238         82に 242         25に 243         25に 244         25に 247         10に コンデンサー   容量(マイクロッアラ・ノド)138     .0082 180          、 01 184     .022 196     .47 FET       型式 %式% 産業上の応用 この発明は楽器に応用されるものである。
平成2年11月26日

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.駆動手段とフィードバック手段とからなり、駆動手段が駆動信号に反応して 楽器の振動要素に駆動力を掛け、 この駆動力が駆動信号に対して所定の位相関係を有しており、 フィードバック手段がピックアップ信号を受けるとともに駆動信号を駆動力に与 え、 該ピックアップ信号が楽器の振動要素の振動を表すとともに該振動に対して所定 の位相関係を有しており、駆動力が振動要素の振動と同期するような位相関係を ピックアップ信号に対して持つようにフィードバック手段が駆動信号を出力する ことを特徴とする振動要素を具えた楽器用サステナー。
  2. 2.ピックアップ手段が振動要素の振動に応じてピックアップ信号を発生してフ ィードバック手段に出力し、ピックアップ手取と駆動手段との少なくとも一方が 非ゼロ位相交換機能を有しており、 フィードバック手段がピックアップ手段と駆動手段との組合せ位相変換機能と逆 の位相変換機能を有していることを特徴とする請求項1のサステナー。
  3. 3.フィードバック手段が楽器の振動要素の振動を表すピックアップ信号を受け てこれを駆動信号に変換し、ピックアップ信号のいくつかの周波数について駆動 が位相においてピックアップ信号と異なりかつ位相差が周波数とともに変化し、 この変化は周波数が増加するとともに駆動信号の位相が進むような内容であり、 駆動信号に反応して駆動手段が駆動力を楽器の振動要素に掛ける ことを特徴とする振動要素を具えた楽器用サステナー。
  4. 4.駆動手段が振動要素に駆動力を掛けるに際して、いくつかの周波数について 駆動力が駆動信号より遅れることを特徴とする請求項4のサステナー。
  5. 5.ピックアップ手段が1信号を出力するに際して、いくつかの周波数について ピックアップ信号が振動要素の振動より遅れる ことを特徴とする請求項4または3のサステナー。
  6. 6.いくつかの周波数について、フィードバツク手段により与えられる駆動信号 のピックアップ信号に対する進みの大きさが、振動要素の運動に対するピックア ップ信号の遅れと駆動信号に対する駆動力の遅れとの和に、等しいことを特徴と する請求項5のサステナー。
  7. 7.駆動手段が誘導駆動コイルとkのコイル中の磁束に反応して振動要素に駆動 力を掛ける手段とを有しており、フィードバック手段がコイルを横切る電圧とし て駆動信号を印加する手段を有している ことを特徴とする請求項4のサステナー。
  8. 8.駆動力を掛ける手段が振動要素として少なくとも1本の弦を具えた楽器にコ イルを架設する手段を有しており、コイルが少なくとも1本の弦と並設され、か っこのコイルからの磁束が弦に当る ことを特徴とする請求項7のサステナー。
  9. 9.本体とこれに架設された複数の強磁性体の弦と請求項8のサステナーとを有 しており、 ピックアップ手段が弦の運動を検知してピックアップ信号をサステナーのフィー ドバック手段に与え、サステナーの駆動コイルが本体に架設されており、サステ ナーがコイルからの磁束を全ての弦に指向させる手段を有している ことを特徴とする楽器。
  10. 10.内蔵型の筆力供給手段とこれを楽器に架設する手段とを有しており、 フィードバック手段が電力供給から駆動コイルの電力を与える手段を有している ことを特徴とする前記いずれかの請求項のサステナー。
  11. 11.フィードバック手段と駆動手段とを有しており、フィードバック手段が楽 器の少なくとも1個の振動要素の振動を表すピックアップ信号を受けてこれを駆 動信号に変換し、 駆動手段がこの駆動信号に反応して振動要素に駆動力を掛け、かつ 制御手段がピックアップ信号の周波数構成を決定し、かっこの周波数構成に応じ てサステナーの位相変換機能を変更する ことを特徴とする振動要素を具えた楽器用サステナー。
  12. 12.制御手段がピックアップ信号中の最大振幅を有した優勢な周波数を検知し てこの周波数を表す信号を出力する手段を有しており、優勢な周波数を表す信号 に反応して少なくとも1個のフィードバック手段と駆動手段との位相変換機能を 調節する手段が設けられている ことを特徴とする請求項11のサステナー。
  13. 13.駆動手段が駆動力を複数の振動要素に掛ける手段を有しており、 ピックアップ信号が異なる周波数で振動する該複数の振動要素の振動を表す信号 を含んでいるときに最大の振幅を有した振動要素の振動が選択的に強化されるこ とを特徴とする請求項12のサステナー。
  14. 14.制御手段が優勢な周波数を表す信号に応じてフィードバック手段の位相変 換機能を調節する手段を有していることを特徴とする請求項12または13のサ ステナー。
  15. 15.フィードバック手段がピックアップ信号を受ける入力端子と、駆動信号を 引き出すための出力端子と、入力端子に接続されたピックアップ信号の入力ノー ドを有したネットワークと、反転および正転入力端子と前記の出力端子に接続さ れた出力端子とを有して演算増幅器とピックアップ信号入力ノードと演算増幅器 のひとつの入力端子との間に設けられた抵抗と、ピックアップ信号入力ノードに 荷接続された第1の側と演算増幅器の他の入力端子に接続された第2の側とを有 したコンデンサーと、コンデンサーの第2の側とアースとの間に設けられた可変 抵抗要素とを含んでなり、フィードバック手段の位相変換機能を調節する手段が ピックアップ信号の優勢な周波数に対して逆に可変抵抗の抵抗値を変える手段を 有している ことを特徴とする請求項14のサステナー。
  16. 16.制御手段が優勢な周波数を表す信号に反応して駆動手段の位相変換機能を 調節する手段を有していることを特徴とする請求項12のサステナー。
  17. 17.さらにピックアップ信号に反応して駆動信号を出力する交互信号手段が設 けられており、 この交互信号手段の位相変換機能がフィードバック手段のそれと異なり、 選択手段がフィードバック手段か交互信号手段を選択的に励起する ことを特徴とする前記いずれかの請求項のサステナー。
  18. 18.交互信号手段が駆動信号を与える遅れネットワークを有しており、 駆動信号がピックアップ信号より遅れて、この遅れが周波数とともに増加する ことを特徴とする請求項17のサステナー。
  19. 19.交互信号手段がピックアップ信号と同期して駆動信号を与える手段を有し ている ことを特徴とする請求項17または18のサステナー。
  20. 20.自動ゲイン制御手段が設けられていてフィードバック手段を制御して駆動 信号を所定の大きさに保持し、このゲイン制御手段を調節して所定の大きさを変 える手段が設けられている ことを特徴とする前記いずれかの請求項のサステナー。
  21. 21.駆動信号を与える手段と、この駆動信号に反応して弦の端部から離れた駆 動位置で楽器の弦に駆動力を掛ける駆動手段とを有しており、 各弦に掛かる駆動力が弦の横方向運動と無関係でとなるように駆動手段が配置さ れている ことを特徴とする長手方向に延在して並設されて横方向に延在する列をなす複数 の弦を有した楽器用サステナー。
  22. 22.駆動手段が駆動信号に応じて変化する磁界を与える手段を有しており、 この磁界が駆動位置における各弦の横方向の運動範囲に亘って均一である ことを特徴とする請求項22のサステナー。
  23. 23.可変磁界を与える手段が強磁性体要素と、この強磁性体要素に磁束を指向 させる手段と、強磁性体要素を楽器に架設する手段とを有しており、 強磁性体要素が弦の列近くを横方向に延在していることを特徴とする請求項22 のサステナー。
  24. 24.強磁性体が、その表面が弦に対面し自由状態の弦によって画定される仮想 面に平行なように、架設手段により架設されている ことを特徴とする請求項23のサステナー。
  25. 25.可変磁界を与える手段が強磁性体を取り巻くコイルを有している ことを特徴とする請求項23または24のサステナー。
  26. 26.可変磁界を与える手段が第2の強磁性体とこれを取り巻く第2のコイルと を有しており、 架設手段が第2の強磁性体を楽器に架設し、この第2の強磁性体が弦の列の近く を横方向に延在し、第2のコイルが第1のコイルとは逆方向に巻かれていること を特徴とする請求項25のサステナー。
  27. 27.複数の弦と本体に架設された永久磁石と請求項23、24または25のサ ステナーとを有しており、ドライバーの強磁性体が永久磁石を有しており、ドラ イバーの永久磁石からの磁束がピックアップの最も近い部分からの磁束と同方向 になるように、ピックアップとドライバーとの永久磁石が本体に架設されている ことを特徴とする楽器。
  28. 28.可変磁界を与える手段がコイルとこのコイルを本体に架設する手段とを有 しており、 コイルが弦を取り巻いている ことを特徴とする請求項22のサステナー。
  29. 29.少なくとも1個の強磁性体が永久磁石を有しており、強磁性体は、弦の下 方で互いに並設されかっ弦の長手方向に違いに離間されるように、架設されてお り、コイルの架設手段がコイルを強磁性体間に配置することを特徴とする請求項 28のサステナー。
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