JPH03503928A - 液体サンプル中の分析物の定量測定装置および定量測定方法 - Google Patents

液体サンプル中の分析物の定量測定装置および定量測定方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 サンプル成分の定量法および装置 発明の分野 本発明は液状サンプル中の分析物定量に有用な装置に関するものである。さらに 本発明は、分析物を含む4員すなわち°44成系′複合体、前記分析物と結合す るモノクローナル抗体自体、分析物と結合するラベルしたモノクローナル抗体F abフラグメント、およびモノクローナル抗体のFab部分でなくFc部分と結 合する固相結合モノクローナルないし非モノクローナル抗体を用いて、サンプル 中の分析物を定量する方法に関するものである。ここで分析物と結合するモノク ローナル抗体は両者ともに同一の動物から得られるものである。
背景および先行技術 抗原抗体サンドイツチ体の形成および免疫アッセイでのその利用は、過去15年 以上に及んで°いる。この分野での先行技術には2つの明白な傾向が見られる。
最も初期の傾向は3成分複合体、すなわちAb+−Ag−AbzI形の複合体で あり、ここでAb2*は若干のラベルを有するものである。後期の傾向は、多重 成分系で通常は4成分、場合によっては5以上の成分系である。先行技術の議論 はこの区別を保持している。
1.3成分複合体形成 特許文献はこの分野の発明例を多く含んでいる。アッセイの初期の例は5chu urs他のアメリカ特許43.654.090(1972)に見られ、歴史的背 景としてのみでなく、この分野の若干の重要な側面を理解するのに有用である。
5chuurs他は、抗原の第2の部分と結合した可溶酵素ラベル抗体とともに 、抗原のエピトープすなわち結合位置に対応する固相結合抗体を用いての抗体の 検出を教示している。5chuurs他の開示する方法は、結合抗体、抗原およ びラベルした抗体形の間でのサンドイッチ形成後の酵素ラベルの定量を含んでい る。これは、酵素ラベルに基質を添加することにより固相ないし液相で行われる 。
通常、酵素−基質反応は発色ないし変色を生じるが、これは“イエス−ノー”テ ストで認められ得るか、あるいは存在する物質量が計測できるときは定量され得 る。
5chuursにはモノクローナル抗体ないし抗体フラグメントに関す議論がな いが、5chuurs他が1968年に出願され、1972年に特許されたので あるから、驚くに当たらない。すなわち、これは、ハイブリドーマ技術の進歩、 および、モノクローナル抗体製造のKohler−Milstein法の開発よ りもずっと以前であったからである。
5chuurs他はさらに1974年にアメリカ特許徹3.791.932を取 得しているが、これもサンドイツチ体アッセイに関するものである。この特許に は、いわゆる“前向き”サンドイツ千体免疫アッセイが述べられている。このタ イプのアッセイは、特異的なステップ順が必要である。すなわちテストされるサ ンプルはまず不溶性の結合対象物と接触させ、これら両者を反応させて進行完結 するのである。固相複合体を溶液から除去し、ついで酵素ラベルを含む第2の結 合対象物を固相に加える。複合体との結合の後、前述の標準技術に従って酵素レ ベルを定量する。
ここでもモノクローナル抗体ないし抗体フラグメントに関する記述はない。
アメリカ特許& 3,867.517 (1975)でLingは、酵素がサン ドイツチ体アッセイで用いられ得る唯一のラベルではないと教示している。この 特許ではラベルとして放射性抗体をアッセイする前向きサンドイツチ体が述べら れている。放射性ラベルは標準の放射性同位元素1161であった。抗体の放射 性ラベリングは標準技術であるが、放射性ヨードの結合のためには、抗体分子中 に適当なアミノ酸の存在を必要とする。さもなければ、ラベルはそのままの状態 を維持しない。
5chuurs他は、さらにもう1件の特許、アメリカ特許Nct 4,016 .043を1977年に取得している。この特許では、基本的サンドイツチ体ア ッセイのより簡単なやり方が請求されている。ここでは、抗原−抗体反応の不溶 化成分および同成分のラベルサンプルの使用が教示されている。
この方法では、検出される抗原は2か所の同一エピトープサイトを有すると仮定 している。さらに、2つの同一レセプターを用いることにより、後述の“同時” アッセイの使用が除外されている。この結果、5chuursの′043のアッ セイは終了までに60時間もの長時間がかかることになる。臨床ないし診断室で は、長時間を必要とする場合は不向きである。
Piasio他のアメリカ特許& 4,098,876 (1978)では、“ 逆の”サンドイツチ体アッセイが述べられている。この特許は、定量される成分 がまず可溶ラベル抗体と結合し、ついで固定化抗体に結合し得ることがまず示さ れている点で、重要である。洗浄過程が除かれている点でも改良があり、これは アッセイを行う上での時間の節約を意味している。Piasio他は、そのアッ セイは理想的には半時間以内に完了し得ると教示している。この規範的システム はPiasio他の実施例では行われていないが、前述の5chuurs他の6 0時間よりはかなり短縮されている。この方法の重大な欠点は固定抗体が非常に 大量必要なことである。
Niswenderのアメリカ特許N114.048,298 (1977)で は、実際にはサンドイツチ体アッセイではなくて、固定化抗体が別の抗体に結合 するように用いられる発明が提示されている。この特許では、旧来の競争免疫ア ッセイの興味ある変形が教示されている。Niswenderは固相結合抗体と 、最初のものとに結合する第2の放射性ラベル抗体と接触させるとともに、アッ セイされるサンプルとを接触させているか、定量される成分とは接触させていな い。
この効果により、測定者は放射性ラベルの固相との結合量を定量ることにより、 存在する物質を定量することができるのである。
この特許により、抗体が単に抗原のみでなく、他の抗体とも結合し得ることが示 されている。この性質は最近のアッセイでは重要であり、そのいくつかを以下に 述べる。
Schwarzbergのアメリカ特許Na 4.235,689 (1980 )では、抗体は2つの明白に区分される部分、Fc部分すなはち“定常”領域お よびFab部分を有することが認められており、Fab部分はエピト・−プサイ トと結合する抗体部分である。Schwarzbergは、ポリペブタイドのよ うなリガンドと結合したラベルFabフラグメントの複合体を調製している。こ の複合体は、ついでいわゆる“競争”アッセイで用いられている。固相結合ない しサンドイツチ体アッセイには触れていない。
Jeong他のアメリカ特許Na 4,244.940 (1981)では、“ 同時“サンドイツチ体免疫アッセイか教示されている。
このようなアッセイは、さまざまなエピトープサイトを有する抗原を必要とする が、これはすでに詳しく述へた理由により、2つの別々の抗体ないしレセプター が用いられなければならないからである。
Jeong他のこの分野での1981年の技術の状態から見て、形成される3成 分の複合体(すなわち3種の複合体)を常に伴った前向き、逆、および同時アッ セイについての教示がなされたことが理解されよう。この技術分野で、“結合物 ”分子(Schwarzberg)としてのFabフラグメントの利用が見られ 始めたが、これらのフラグメントは、免疫アッセイの本質的部分としては利用さ れておらず、またモノクローナル抗体も利用されていない。
これらの考え方はともに1983年に発効された特許で教示されている。1)a vid他はアメリカ特許k 4.376.110(1083)で、モノクローナ ル抗体には“結合力”が十分でない、すなわち、サンドイツチ体アッセイで用い るには親和力が不十分であるという技術分野での偏った考えを打破している。D avid他は、その両者が少なくとも10 ” Liters/moleの親和 力を有している限り、3成分サンドイッチ体アッセイの3つの型はすべてモノク ローナル抗体を用いで実施し得ると教示している。Moussebois他はア メリカ特許Nα4.397.060 (1983)で、固形の支持体と結合した Fabフラグメントを用いれば、膠着アッセイが実施し得ると教示している。や はりこの特許でも、モノクローナル抗体自体は使用されていなくとも、Fabフ ラグメントは免疫アッセイの共同体とは考えられないことが述べられている。
Ga1lati他のアメリカ特許Na 4,467.031 (1984)では 、胎児性ガン抗原(CEA)の定量用の特異的サンドイツチ体アッセイについて 教示している。この発明の重要な特徴は、複合体形成を改良するためにさまざま な塩濃度を使用することである。これは本書で定義する“前向き”のサンドイツ チ体アッセイであり、そのアッセイで用いられる2つのモノクローナル抗体の可 能性を議論している。これもまた、3成分複合体であり、Fabは用いられてい ないことが分かるであろう。
Woods他のアメリカ特許Nα4,469.787 (1984)では、ラベ ルが第2抗体のFc部分に結合することを必要とするサンドイツチ体アッセイが 教示されている。このラベルは第2の抗体に直接結合するのではなく、むしろ、 Woods他は、3成分複合体が形成された後にラベルが抗体のFc部分に結合 するという発明を主張している。これが行われるのは、ラベルと固定化された最 初の抗体との間の干渉を防ぐためである。
すでに述べたアメリカ特許Nα4.376、 rlOの一部継続であるDavi d他が獲得したアメリカ特許Na4.469.787 (l984)でも、再度 、3成分モノクローナル抗体サンドイッチ体およびその検出が教示されている。
この特許は、サンドイツチ体アッセイが均一相、すなわち相分離なしに行い得る ことを示すこのにより、この技術に追加されたものである。これは、多重エピト ープ抗原の“膠″により結合されなければ反応しないラベルで、3成分複合体の モノクローナル抗体成分をラベルすることにより行われる。
Carro他のアメリカ特許Nu 4.522.922 (1985)では、サ ンドイツチ体アッセイと旧来の型の免疫アッセイ、いわゆる“沈澱“テストとが 結合されている。この発明では、3成分サンドイッチ体の形成に続いて、溶液か らの複合体の沈澱を行うための沈澱試薬の添加が教示されている。これはポリク ローナル抗血清を用いるラジオ免疫アッセイである。
この分野での最新特許では、基本的なサンドイツチ体の原理の変法が示されてい る。P−etskaのアメリカ特許Ni14,623,621 (1986)で は、分子の反復タンパク質部分上に一度存在した、エピトープにとって特異的な 固相結合モノクローナル抗体を用いることにより、低重合体タンパク質が測定さ れ得ることが教示されている。固相結合の後、単にラベルされた同一のモノクロ ーナル抗体の第2のサンプルが結合されるのである。単に抗体全体と3成分複合 体が再度形成されれば、同時アッセイは不可能である。
■、多数の要員による複合体形成 4成分系の最も初期の例は、Wolters他に発行されたアメリカ特許Nα4 .343.896に示されている。1976年に提出された明細書に基づくこの 特許では、複合体Ab、−Abt−Ag−Ab、*と結合した固相が教示されて いる。
Woltersの特許の決定的な制限は、A b tおよびA b s *が異 なる動物種に由来していることである。この理由はAb、が、定常領域すなわち A b +の“Fc”部分と反対方向に向けられねばならないためである。同一 の動物種由来の特殊な免疫群の抗体すべては、同一のFc部分を有するであろう 。もしAb、およびAb、が同一の動物種由来であれば、AbI−Ab*−Ag −Ab**のみならず、A b +  A b i *をも得られ、その両者が 固相と結合し、妨害と不正確さが結果として生じることが、先行技術により教示 されている。
Axen他のアメリカ特許Nu 4,469,796 (1984)では、4つ 以上の成分が免疫反応に関係しているが、4部分複合体のみがA b + −A  b t−A g  A b s *の複合体と結合した固相であることが教示 されている。コラム1の41〜60行に示される反応種についての記載で、Ax en他はFabフラグメントについては少しも触れていないことは注目に値する 。
Tanswell他のアメリカ特許NQ4,624,930(1986)では、 溶液中の第1および第3のレセプターが抗原と結合する一方、第2の固相抗体が 第1の抗体と結合している4成分複合体が教示されている。Tanswellの 記述は、2重抗体系の利用に特許であり、とくにモノクローナル抗体については 述べていない。
Forrest他のアメリカ特許Na 4.659.678 (1987)では 、前述の4部分結合以上に及んでおり、実際には抗体−ハブテン−抗体−ハブテ ン−抗体の5価複合体を形成している。複合体の尾部は放射活性でラベルされた 抗体である。少なくとも1つの抗体はモノクローナル抗体でなければならない。
Forres を他は、多員複合体を形成するアッセイの長所および短所につい である程度精述している。例えばコラム2の1〜5行目にある問題への解決は、 Ab−Ag−Fab*複合体に結合するためのmAbに結合した固相を用いるこ とであるa m A bに結合した固相は、mAb。
−Ag−Fab−*複合体を結合するために使用されるのは、この一度だけであ る。。しかしながらForrestは、m A B + −A g t −m  A b * −A g +  F a b *が形成するために、mAb、かも う1つの抗原と結合することを必要としている。しかしながら、この意味におい てmAb。
は2つのAb結合サイトを持ち得ないために、“Agt”が実際には結合剤を意 味することを理解せねばならない。
発明の要旨 この出願は、モノクローナル抗体のFab部分でなくてFc部分と結合する固相 結合抗体、分析物と結合するモノクローナル抗体全体、分析物、およびモノクロ ーナル抗体のラベルされたFabフラグメントとの間の4成分複合体の形成を含 む、液状サンプル中に分析物を定量する方法に関するものである。さらにまた、 免疫酵素測定アッセイ、競争的アッセイ、および置換アッセイに限らない他の形 のアッセイにも有用なアッセイ用の装置にも関する。
これらのおよび他の発明の様相が烏賊にして達成されるかは、以下記載から明ら かになるであろう。
図の簡単な説明 第1図は、“1%ウィックストリップ”と呼ばれる発明の実施例を図示している 。
第2図は、“ダブルウィックストリップ”と呼ばれる発明のもう1つの実施例を 図示している。
第3図は、“遅滞物理的応用システム”と呼ばれる発明のもう1つの実施例を図 示している。
第4図には、“遅滞拡散応用システム”と呼ばれる発明の実施例が与えられてい る。
第5図は、“ループストリップ”として知られる実施例である。
第6図は、−・体マトリックス”と呼ばれる発明の実施例を示している。
第7図は、“外部圧カストリップ”とよばれる発明のモデルを示している。
好適実施例の詳細な説明 第1図には、この発明で与えられるテストストリップ11が示されている。装置 全体を支える安定したキャリヤホイル12が装備されている。例えば、分析用サ ンプルの調製に有用な緩衝液ないし他の試薬を含むであろう選択的スポンジ13 が示されている。サンプルは、例えばピペットで先ず、ゾーン14.に適用し、 スポンジは液体に直接浸すか、または、液を例えばピペットで直接適用してもよ い。
“第1のゾーン”は14に示されており、定量される分析物の少なくとも1つ、 分析物の同族体、ないし定量される分析物に結合する非固相結合レセプターを含 んでいる。さまざまな物質が可能である。定量される分析物は、ウィルスタンパ ク質、薬物ないし薬物残渣、その他のような抗原である場合がしばしばであるが 、とくに分析されるサンプルが生化学的液状物質でなければ、他の物質も定量さ れるであろう。サンドイツチ体アッセイの場合は、第1のゾーン14には、定量 される分析物に結合する同一種からの2つのモノクローナル抗体が含まれている 。サンドイツチ体アッセイが行われる時には、第1のゾーン14に含まれる2つ のモノクローナル抗体のうちの1つは、酵素のようなラベルを有しているであろ う。
“第3のゾーン”15は、第1のゾーン14によって運ばれるラベルのための基 質を含んでいる。この基質は、酵素がベーターガラクトシダーゼの時のベーター ガラクトシドのように、例えば、酵素により作用を受ける基質となり得るのであ る。それは、作用するラベルに必要な物質であるかも知れない。例えば、第3の ゾーンの基質は、第1のゾーンのラベルと結合して蛍光性部分を形成する物質、 ないし作用分子であるかもしれない。例えば、ラベルおよび基質は、両者が結合 してはじめて触媒活性を発揮する完全酵素の半分と半分であるかもしれない。
第1および第3のゾーンは、ラベルと基質の間で時期尚早な反応が生じないよう に、互いに別個に保存されねばならない。これは、第1および第3のゾーン14 および15の間に位置する遮蔽物16により行われる。この遮蔽物は、サンプル が第2のゾーンに入るまで14および15のゾーンの間で拡散を防止する限り、 特殊な材料で作られていなくてもよい。
第2のゾーン17は、サンプルからの分析物と反応しない第1のゾーン16にあ る試薬のいずれとも結合する固相結合レセプターを含んでいる。ある°いは、サ ンドイツチ体アッセイが行われている時、この第2のゾーンは、モノクローナル 抗体のFc部分とのみ結合する固相結合レセプターを含んでいる。
別構成ではこの第2のゾーンが2つの部分に分割されており、その1つはFc特 異的、他の1つはFc特異的でない。勿論この場合、シグナルの形成は4成分複 合体抗体を形成するかしないに関係している。このようにして、抗体と結合され た非特異的マトリックスは、ネガティブコントロールとして働らいている。
第1のゾーン16および第2のゾーン17は、互いに少なくとも部分的液状接触 の状態にあるに違いないことは、注目すべきである。第2のゾーン17および第 3のゾーン15は、液状接触状態にあるかも知れないが、その必要はない。第1 図の実施例には、障害ホイル18の存在のために、第2および第3のゾーンの間 の液状接触は示されていない。この障害ホイルは、基質が第3のゾーンから第2 のゾーンへ通過するのを遅らすのに役立っている。このことによりシグナルか時 期尚早に形成することなく、いかなる反応でも固相結合成分および第1のゾーン の未反応試薬ないしmAb−Ag−Fab*のサンドイツチ体の間で生じように なる。それはシグナルの時期尚早な形成なしに生じるように仕向けることになる 。
基質は最終的には第2のゾーンへ入らねばならないので、障害物18は、液体透 過材料、好ましぐはポリビニールアルコールないし、界面活性剤との接触で液体 を透過させるような材料から成っている。
第4のゾーン19は、第2のゾーン17と接しており、そこから過剰のサンプル および試薬を受は取る。それは、装置全体としては“廃棄物容器”として作用す るのである。
任意に取り付けられたカバー用スリップ20も同様にして装備されている。これ は、装置に安定性を追加するのである。
第2図では、第1図の装置の変更が示されている。装置21では、スポンジ13 がここではゾーン14に先ず直接に接触し、第3のゾーン15には直接には接触 しないことに気付く以外は、すべての成分は装置11のものと同じである。むし ろ、第1および第3のゾーンの間での液体接触が部分的にある。ラベルおよび基 質の時期尚早な接触は、これらを例えば、障害物16で互いに隔離されている覆 い付のポジション22および23に位置させることにより、回避されるのである 。
第3図では、第1および2図の任意使用のスポンジ13か使用されていない実施 例が示されている。ここでは、装置31には第1のゾーン32が含まれており、 そのゾーンにサンプルが直接加えられる。ゾーン32は第1および2図の第1の ゾーン14と同様に機能する。それは第2のゾーン33と部分的に液体接触を° 行い、熱論、第1および2図の第2のゾーン17と同じ機能を果たしている。第 3図の装置と第1および2図の装置との重要な相違は、基質を含有する第3のゾ ーンか置き換え構築されている点である。第3図の説明から分かるように、ポジ ション34および35を含む第3のゾーンは、第2のゾーンの下部にあり、そこ で液体接触をしている。第3のゾーンには部位35の基質が含まれており、層3 4により支えられている。
層34が成分43を通過移動した液体を受は入れる時には、その層は基質35が 第2のゾーンと接触するように仕向けている。遮断層44により、ゾーン1と成 分43との液体接触は阻害されている。成分34は、例えば、液体と接触すると 膨張するような圧縮スポンジでよい。
この構成では、ラベルと基質の間の時期尚早な反応は問題ではないが、それは液 体が第3のゾーンに到達し、基質を放出する迄に、第1のゾーンのラベルされた 反応物質と第3のゾーンの固相に結合した反応物質との間の反応が既に生じてい るからである。基質は第2のゾーンへと拡散し、そこで検知し得る量が形成され るのである。
過剰のサンプルおよび試薬は、第1図の実施例と同様に、第4のゾーン19へ運 ばれ、装置全体は再びキャリアホイル12で結合される。
この装置で示される任意な特徴は、カバ一手段36である。このカバ一手段によ り、テストス゛トリップ中での反応状態の観察がより正確になるのである。一般 的には、このカバ一手段は、所々に覗き手段、すなわち“窓”を取り付けるこに より、選択的な観察がゆるされるのみである。実際に必要なのは、1か所の覗き 手段であるが、それは第2のゾーンの上部に位置すべきてあり、それにより検知 し得る量の形成がそこで観察できるのである。
もしカバ一手段36において、4番目のゾーンの上部に覗き手段が追加されてい るならば、基質およびラベルされた結合対象物、例えば、未反応ラベルFabフ ラグメント、との間の反応が観察され得る。さらに、もしカバ一手段36が、例 えば第1および2図装置での使用に採用されるならば、覗き手段は、ゾーン1お よび3が接合する位置に具備され得るのである。これにより、もしラベルおよび 基質の時期尚早な混合か生じるかどうかを見定めることができる。カバ一手段は ホイル類などの様々な材料から作製し得る。それはまた、射出成形容器の一部分 である射出成形カバーであってもよい。
第4図は、防御層37が3番目のゾーンで基質35を被覆し、ゾーン2への基質 拡散が防御層37に入り込んでいるゾーン2からの液体により開始されるという 点で、第3図の装置とは異なっている。このことにより、基質の時期尚早な混合 が生じないという保証かより大となるのである。既に指摘した選択的なカバ一手 段36は、含まれていてもよいが、この実施例では含°まれでいない。
第5図の“ループ型実施例”には前記の第2図同様、スポンジ13がサンプル適 用に用いられている装置の実施例が示されている。サンプルは第1のゾーン14 に入り、そこて例えば、分析物および結合対象物、すなわちmAb、Fab*、 およびAgの間での反応が生じる。
第1のゾーン14の内容物全体は第2のゾーン17に移行し、そこで未反応ラベ ル物質ないしサンドイツチ体のいずれかか、そこに位置する固相結合反応物質に より取り上げられる。第2のゾーン17での非結合物は、手段38および39に 運ばれ、その位置でラベル物質を保持する。液体サンプルの過剰量は、廃棄装置 19に入るが、そこでは保持されないのである。この装置の構成では、サンプル が、ラベル基質を含有する第3のゾーン15に強制的に送りこまれるようになっ ている。構造が第3のゾーン15への移動を強制するようになっているので、1 9への逆の流れは行われない。手段52を経て、物質を含む基質は、障害物53 を通り第2のゾーン17へ戻り、そこで固相結合ラベル反応物質と基質との反応 が生じる。障害物53は、サンプルが手段52から障害物53を経て進行するよ うに選定されており、第2のゾーン17から先へは進むことはできない。
第6図には、装置の“一体マトリックス”の実施例が示されている。この具体例 では、第2および3のゾーンはマトリックス42で本質的には1つどなっている 。基質は、必ずしもカプセル化には限定されないが、カプセル化などの方法によ り、このマトリックスに取り込まれる。1つのマトリックスでの2つのゾーンに 結合には、第1のゾーン14からのラベルした反応物質と、そこに含まれる固相 結合材料との反応までの間、基質を遊離状態にしてはならないことが必要となっ ている。
第7図に示された最終実施例は、装置71を示している。ここでは、図示された 要素のすべてか、この実施例で基質15を含む第3のゾーンが第2のゾーン17 と隔離されていることを除いて、第1および2図のものと同様である。外部から 15に力を加えるだけで、基質は固相結合のラベルと接触するように仕向けられ 得るのである。
様々なアッセイが、第1〜7図に示す好適実施例の一部ないし全部で行われる。
説明の目的で、第1.4、および5図の装置を用いた別のアッセイの仕組みが述 べられているが、しかしながら、これらの一部ないし全部が装置のいずれかにお いて使用のために採用されるかも知れないことは、当業者には明らかなことであ ろう。
血中のチロキシン(T4とも呼ばれる)の存在の下でテストを行う時は、サンプ ルは第1図の装置の第1のゾーンに適用する。水道水をスポンジ13に加え、第 3のゾーン15に移動させる。第1のゾーンは、酵素ラベル西洋わさびパーオキ シダーゼを含むT4’特異的抗体を含有する一方、ゾーン15は、オルトフェニ レンジアミンのような標準的西洋わさびパーオキシダーゼ基質のを含有している 。サンプルは第2のゾーン17に向かって移動しはじめるが、第2のゾーンは、 固相結合固定化の形で、T4そのものないし関連分子T3を含んでいる。ゾーン 14を経て移動する際、サンプル中のT4は、いずれも西洋わさびパーオキシダ ーゼラベル化T4特異的抗体と反応して、複合体を形成する。非複合抗体ととも に、これらはゾーン15を経て移動する液体の前方で、第2のゾーン17に流れ 込む。障害物18のために拡散に差異が生じる。
障害物18が溶解する時、非複合抗体は第2のゾーン17にある固相結合T3な いしT4と反応し、すでに形成したT4−抗体複合体は、廃棄ゾーン19へ通過 する。
ここで、西洋わさびパーオキシダーゼの基質は、第2のゾーン17へと通過し、 そこで固相上の固定化酵素と反応する。このようにして、当業者には承知のよう に、定量可能なシグナルが形成される。固相により捕捉される酵素量は、ランプ ル中のT3ないしT4の量の目安となる。
同様にして、第4図の装置を使用して、たとえば、胎児性ガン抗原(CEA)  、多重エピトープ様物質などのサンドイツチ体アッセイが行われ得る。このよう なテストでは、第1のゾーン32には、マウス′−抗−ヒトCEAモノクローナ ル抗体およびベーターグルコシダーゼでラベルしたマウス−抗−ヒトCEAモノ クローナル抗体Fabフラグメントの両者が含有されている。第1のゾーン32 とサンプルが接触すると、サンドイツチ体が全抗体(MAb) 、CEA (A g)およびフラグメント(Fab*)の間で形成する。このmAb−Ag−Fa b*フラグメントは、未反応mAbおよびFab*とともに、第2のゾーン33 に通過するが、そこには固相に結合固定化されたヒツジ−抗マウスFc特異的抗 体が含まれている。この固相は、過剰のmAbのいずれかと前記のサンドイツチ 体の両方と結合している。しかしながら、Fab*はFc部分を含んでいないの で、これは非結合で、廃棄ゾーンへと通過する。一方、サンプルの若干量は、基 質レゾルフィンベーターガラクトピラノシドを遊離し、これは第2のゾーン33 へと移動する。この基質は、この領域で結合しているFab*フラグメントと反 応して、サンプル中のCEAの存在および量の指標となる。
第5図の装置を用いて、被験物がHIVウィルスに暴露したか否かを決定するた めに競争的アッセイを行い得る。この種のテストで抗原ではなく抗体かアッセイ され、従って、この発明の目的でもあるが、テストはこれらが等価であることを 示している。
パーオキシダーゼのような酵素と共役°しているHIVのqp120に対する抗 体は、まず装置51のゾーン14に取り込まれる。HIVの抗体を含むかもしれ ない血清サンプルはスポンジ13に導入され、14へと拡散する。
サンプルの混合物および共役体は、第2のゾーン17へ通過するが、このゾーン は、もし他の抗体が存在しなければラベルIgGのすべてと結合するに充分で、 固相に固定化されたHIVqp120を含有している。非兵役体は部分38を経 てトラップ39へ移り、そのトラップはサンプルからの遊離ラベルのすべてを除 去する。残った溶液は第3のゾーン15を通過し、被験物を遊離するが、それは 一方通行の障害物を通りマトリックスへのと達し、そこで結合ラベルと反応する 。間接的な関係があり、それはすなわち、結合されるラベルが多ければそれだけ 、サンプル中の抗体は少なく、その逆も成立するということである。
この発明の各局面で、さまざまな材料が使用可能である。抗体が優先するが、レ セプターとしては、例えばタンパク質Aおよびビオチン−アビジン複合体のよう な追加的な材料を使用することができる。
4成分複合体の4番目を形成する固定化レセプターは、一番目のモノクローナル 抗体と結合し、モノクローナル抗体フラグメントと結合しない限り、前記にリス トの材料のいずれでもよいのである。とくに優先するのは、他の抗体のFc部分 を結合し、フラグメン斗とは結合しない抗体である。
固相として抗体を用いる時は、ポリクローナル抗血清も使用可能ではあるが、モ ノクローナル抗体が優先する。
固相結合抗体を生じるような種類は、最初のレセプターとモノクローナル抗体F abフラグメントとの間で交叉反応性がない限り、重要ではない。しかしながら 、抗原およびモノクローナル抗体Fabフラグメントと結合するモノクローナル 抗体は、まさに同種から派生するのである。
Fabフラグメント上で用いられるラベルは、免疫アッセイで用いられる通常の ラベルのいずれでもよいが、とくに好適なのは、その基質と反応して有色基質を 形成するような酵素である。そのような酵素の例は、ベーターグルコシダーゼ、 西洋わさびパーオキシダーゼ、塩基性ホスファターゼウレアーゼおよびアミラー ゼであるが、このことは、それらが単なる例であり、どのような酵素が使用可能 ということに対する制限と見なしてはならないことが認知されるであろう。アビ ジンがマトリックス結合レセプターの場合は、ビオチン化したモノクローナル抗 体が使用可能であることは、当業者には明白なことであろう。この場合、ラベル された成分はFabフラグメントである必要はなく、mAb全体であってもよい のである。
一番目のゾーンでの、ラベルFabフチグメントないしmAbおよび、最初の非 ラベルないしビオチン/アビジンでラベルした抗体の位置調整は、この発明の決 定的な要件ではない。サンプルが順次接触するか、同時に接触するように、それ らの位置を決めてもよいのである。
装置の組立に用いる材料は、数多くのさまざまなものを含んでもよい。勿論、さ まざまなゾーンは、液体吸収性および、良好な毛細状性質を有していなければな らない。そのような材料の例としては、吸水性の紙、ニトロセルロース紙、スポ ンジ、および他の吸収性材料がある。
これらは、繊維状の有無を問わず、それぞれのゾーンは、程度の違う毛細状性質 、吸収性などを有するさまざまな材料から構成されていてもよい。
レセプターは、例えば、臭化シアンで固定した固体状サポートに対するレセプタ ーのように、それを固定化する技術において既知のいずれの標準的方法で固定化 されてもよい。
前記のように、障害物が装置中に用いられる場合、液体が通過できるように選択 されなければならない。不活性なポリマーが優先され、とくにポリビニールアル コール(PVA)が望ましい。それ以外の適切な材料は、当業者には明白なこと であろう。
カバ一手段が使用される場合は、その口は開口性、透明ないし半透明でなければ ならない。これにとって好ましい材料は透明なマイラーであり、一方゛、カバー の残りの部分は、例えば、透明な材料で覆われてもよい金属性のホイルのような 、適宜丈夫な材料から構成されている。
第1のゾーンおよび基質ゾーンの間のサポートおよび不透過性障害物のような、 この発明の追加的特徴は、技術的に既知な通常材料から構成されている。
以下の例が発明の作用を示しているが、これまで述べたことを限定するものでは ない。
ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)定量のための装置を調製しテストした。
4210ペーパー(Firma Kalff)を長さ2.6cm、幅0.6cm (第1ゾーン)に切った。一方の端にlOμlのPBS緩衝液(pH,7,0, 1%BSA、1%Tween20)を含ませ、中央部分を、hCGおよびベータ ーガラクトシダーゼに対するモノクローナル抗体のFab部分の共役体の20U /mlを含む溶液の7.5μlに含ませた。モノクローナル抗体フラグメントは 、黄体形成ホルモンに対する交叉反応性を存していなかった。この部分にもまた 、hCGのベーター鎖に対するモノクローナル抗体の100μg/−の溶液の7 5μlを含ませた。紙片の緩衝液を含ませたのとは反対の末端に、5%ポリビニ ールアルコール水溶液のlOμlを含ませた。このようにしてできた紙片を、長 さ1cm幅0、6cmのSch le i cherおよび5chull (第 2のゾーン)から得た3512ペーパーの紙片の0.5mmと重ね゛た。この紙 片を臭化シアンを用いて活性化しておき、マウス抗体のFc部分に対するヒツジ 抗体をそれに固定し7た。この紙片を、18%ポリビニールアルコール(廃棄ゾ ーン)の水溶液150upを含ませたD28 (Whatman)の長さ5cm 、幅0.6cmの紙片の0.5mmに重ねた。連続した紙片を形成するように指 示して重ねた3枚の紙片は、接着テープを用いて長さ10cm、幅0.6cmの ポリスチレンのストリップに乗せた。
生成したストリップはそれぞれ0.1oo 、250 、および500 mlU /mlh CGを含むように目盛り調整した尿サンプルに浸した。5分後、それ ぞれのストリップを、100mmo l!のHepes緩衝液(pH7,5)の 0.8mmofレゾルフィンベーターーガラクトピラノシドの溶液に浸し、5分 間展開させた。hCGを含む尿に浸したストリップはすべて、第2および廃棄ゾ ーンで明るい赤紫色を呈したが、一方、hGCを含まないサンプルに浸したスト リップは、第2のゾーンで黄色で、第3のゾーンで赤紫色であった。色の変化は 、第2のゾーンおよび廃棄ゾーンでのレゾルフィンベーター−ガラクトピラノシ ドに及ぼすベーターガラクトシダーゼの作用を示している。
以上のサンプルは、例えば、前記した方法で分離ゾーンにレゾルフィンベーター −ガラクトピラノシドを含ませて、ごく容易に改変することができ、色の変化の 進展は、すでに記述したカバ一手段を通して観察することができた。
この発明の現在好適な実施例と考えられる物を説明したか、当業者には、この発 明から逸脱することなしに、さまざまな変更および改変がなされ得ることは明白 であり、従って、そのような変更および改変のすべてが発明の真の思想と範囲に 入るように意図されているのである。
0寸 ■ ループ ■ 一体マトリックス ■  外部圧カストリップ 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成2年7月20日

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の構成を備えた液体サンプル中の分析物の定量用装置、 (a)定量される分析物、前記の分析物の同族体、ないし前記の分析物の特異的 に結合する非固相レセプターのうちの少なくとも1つのサンプルを含む第1のゾ ーンであって、前記の第1ゾーンサンプルはラベルを有するもの、 (b)前記の第1のゾーンと少なくとも部分的に液体接触状態にある第2のゾー ン、前記の第2のゾーンはサンプルを含む非結合ラベルに結合している固相結合 レセプターを含む、 (c)検知可能な部分を形成するために少なくとも前記のラベルと結合している 反応性成分を含む第3のゾーン、 (d)前記の第2のゾーンと液体接触状態にある第4ゾーンで、前記の第4のゾ ーン前記の第2のゾーンから通過する液体サンプルの受容に適合している。
  2. 2.以下の構成を備えた液体サンプル中の分析物の定量用装置、 (a)前記の分析物と特異的に結合する異なる非固相結合レセプターの複数個の サンプルを含む第1のゾーンで、前記のレセプターの1つはラベルを有し、いま 1つは有していない第1のゾーン、(b)前記の第1のゾーンと部分的に液体接 触状態にある第2のゾーンで、前記の第2のゾーンが、ラベルを有せず、前記の ラベルされたレセプターと特異的に結合していない前記の第1のゾーンのレセプ ターに結合する固相レセプターを含む、 (c)検知可能な部分を生成するために少なくとも前記のラベルと結合している 反応性成分を含む第3のゾーン、 (d)前記の第2のゾーンと液体接触状態にある第4ゾーンで、前記の第4のゾ ーンは前記の第2のゾーンから通過する液体サンプルの受容に適合している。
  3. 3.第1および第3のゾーンが互いに少なくとも液体接触状態にある請求項1記 載の装置。
  4. 4.第1および第3のゾーンが互いに少なくとも液体接触状態にある請求項2記 載の装置。
  5. 5.前記の第1のゾーンが前記の第2のゾーンと少なくとも液体接触状態にあり 、第3のゾーンが前記の第2のゾーンと少なくとも液体接触状態にある請求項1 記載の装置。
  6. 6.前記の第1のゾーンが前記の第2のゾーンと少なくとも液体接触状態にあり 、第3のゾーンが前記の第2のゾーンと少なくとも液体接触状態にある請求項2 記載の装置。
  7. 7.前記の第1および第3のゾーンが互いに分離している請求項1記載の装置。
  8. 8.前記の第1および第3のゾーンが互いに分離している請求項2記載の装置。
  9. 9.前記の第2および第3のゾーンが互いに分離している請求項1記載の装置。
  10. 10.前記の第2および第3のゾーンが互いに分離している請求項2記載の装置 。
  11. 11.前記の第2および第3のゾーンが液体透過障害物で分離している請求項9 記載の装置。
  12. 12.前記の第2および第3のゾーンが液体透過遮蔽物で分離している請求項1 0記載の装置。
  13. 13.前記の第1のゾーンと少なくとも部分的に液体接触状態にありサンプルの 適用に適合した第5のゾーンをさらに含む請求項1記載の装置。
  14. 14.前記の第1のゾーンと少なくとも部分的に液体接触状態にありサンプルの 適用に適合した第5のゾーンをさらに含む請求項2記載の装置。
  15. 15.前記の第1および第3のゾーンと少なくとも部分的に液体接触状態にあり サンプルの適用に適合した第5のゾーンをさらに含む請求項1記載の装置。
  16. 16.前記の第1および第3のゾーンと少なくとも部分的に液体接触状態にあり サンプルの適用に適合した第5のゾーンをさらに含む請求項2記載の装置。
  17. 17.検知反応を観察するのに適したカバー装置からさらになり、カバー装置が 前記の第2のゾーン上の前記のカバー装置内に位置した少なくとも1つの観察装 置を有する請求項1記載の装置。
  18. 18.検知反応を観察するのに適したカバー装置からさらになり、カバー装置が 前記の第2のゾーン上の前記のカバー装置内に位置した少なくとも1つの観察装 置を有する請求項2記載の装置。
  19. 19.前記の第2および第3のゾーンが互いに完全に合体している請求項1記載 の装置。
  20. 20.前記の第2および第3のゾーンが互いに完全に合体している請求項2記載 の装置。
  21. 21.非結合反応性成分から検知可能な部分を分離する方法で、前記の方法が前 記の第2のゾーンと少なくとも部分的に液体接触状態にある方法からさらになる 請求項1記載の装置。
  22. 22.非結合反応性成分から検知可能な部分を分離する方法で、前記の方法が前 記の第2のソーンと少なくとも部分的に液体接触状態にある方法からさらになる 請求項2記載の装置。
  23. 23.サンプルを固相サポートと接触し、前記サポートを第1のモノクローナル 抗体成分およびラベルモノクローナル抗体ないしフラグメントの複合体の形成に 有利な条件下で前記の第1のモノクローナル抗体および前記のラベルモノクロー ナル抗体ないしモノクローナル抗体フラグメントが同一種から選ばれる場合の前 記の成分に結合する前記の成分およびラベルモノクローナル抗体ないしモノクロ ーナル抗体フラグメントに結合する除去可能な第1のモノクローナル抗体に組入 れ、前記の複合体を前記の複合体と固定化レセプターとの間での4成分複合体を 形成するに有利な条件下で前記ラベルモノクローナル抗体ないしフラグメントで はなく前記第1のモノクローナル抗体と結合する固定化第2のレセプターと接触 し、前記の成分の測定として前記の4成分複合体中ないし前記のサンプルの残渣 中のラベルを測定することよりなる液体サンプルの成分の定量方法。
  24. 24.前記の第2のレセプターが前記の第1のモノクローナル抗体のFc部分に 特異的な抗体である請求項23記載のの方法。
  25. 25.前記の第2のレセプターが抗体であり前記のフラグメントがFabフラグ メントである請求項2記載の方法。
  26. 26.前記のサンプルが前記のモノクローナル抗体フラグメントおよび前記のモ ノクローナル抗体と同時に接触する請求項23記載の方法。
  27. 27.前記のサンプルが前記の第1のモノクローナル抗体および前記のラベルさ れたモノクローナル抗体ないしモノクローナル抗体フラグメントと連続して接触 する請求項23記載の方法。
  28. 28.前記のモノクローナル抗体フラグメントラベルが酵素である請求項23記 載の方法。
  29. 29.前記のモノクローナル抗体フラグメントラベルが放射活性である請求項2 3記載の方法。
  30. 30.前記のモノクローナル抗体フラグメントラベルが蛍光性である請求項23 記載の方法。
  31. 31.前記の酵素がベーターガラクトシダーゼである請求の項23記載の方法。
  32. 32.前記の測定が前記の4成分複合体と前記のラベルのための有色形成基質と 接触し前記の成分の測定として形成した有色を測定することよりなる請求項23 記載の方法。
  33. 33.前記の第1のモノクローナル抗体がビオチンアビジン複合体の1員を有し 前記の固定化第2のレセプターが前記の複合体の結合対象物である請求項23記 載の方法。
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