JPH0350374A - インナーカム式分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents

インナーカム式分配型燃料噴射ポンプ

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JPH0350374A
JPH0350374A JP1185009A JP18500989A JPH0350374A JP H0350374 A JPH0350374 A JP H0350374A JP 1185009 A JP1185009 A JP 1185009A JP 18500989 A JP18500989 A JP 18500989A JP H0350374 A JPH0350374 A JP H0350374A
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JP
Japan
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rotor
distribution
feed pump
distribution rotor
screw hole
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Pending
Application number
JP1185009A
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English (en)
Inventor
Yasuo Yamada
山田 泰男
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0350374A publication Critical patent/JPH0350374A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インナーカム式分配型燃料噴射ポンプに係
り、詳しくは、分配ロータとフィードポンプのロータの
結合部の構造に関するものでおる。
[従来技術] 従来、インナーカム方式の分配型燃料噴射ポンプは、そ
のベーンフィードポンプのロータが分配ロータに一体化
、あるいはネジで固定される構造が採用されている。そ
して、ベーンフィードポンプへの要求吐出量が増大する
と、一体式ではフィードポンプのロータ径≦分配ロータ
径という制約があるため、ネジ締結方式が有利である。
ところが、ネジ締結方式では、分配ロータ及びフィード
ポンプロータの回転に伴うフィードポンプロータとカバ
ー材との接触等により締付トルクが増加して分配ロータ
の外径が変形し、焼f」きを起こす可能性がある。即ら
、第5図に示すように、シリンダ1内に配回される分配
ロータ2の端面にネジ孔3が形成され、ベーンフィード
ポンプの口〜り4の端面に形成したt7i[ネジ5が分
配ロータ2のネジ孔3に螺入されて締結されるが、第6
図に示すように、この締イ」1〜シルクが人きくなると
分配ロータ2の径変化量δも人ぎくなる。その結果、シ
リンダ1と分配ロータ2どのクリアランスが減少し、焼
(引きを生ずる虞がある。
この対策として分配ロータ2での変形部の外径を小さく
する方法がある。即ち、第7図に示すように、分配ロー
タ2のフィードポンプ側端部に縮径部2aを設ける。そ
して、締付トルクの増加により分配ロータ2の外径が変
形しでもシリンダ1内面と接触しないようにするもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようにすると、次のにうな問題が発生す
る。つまり、第8図に示づように、ベーンフィードポン
プのロータ4て発生ずる1止出側の圧力P1と吸入側の
圧力P2の〆−(==P1−P2>により、第9図に示
すように分配「1−夕2は荷重Fを受け、分配ロータ2
は第9図中a点を支点としてトルクが発生ずる。そして
、この荷重Fにより分配ロータ2の摺動部のフィードポ
ンプ側端部で荷重(圧力Pa)が加わる。この荷重(圧
力Pa)は第10図に示すように、支点aからの距離(
スパンS)が短いほど人きくなる。即ち、分配ロータ2
のフィードポンプ側端部に縮径部2aを設けることによ
りスパンが△Sだけ短くなりフィードポンプ側端部での
荷重く圧力)が増加し、つまり、縮径部2aのない場合
の圧ノJPbに対し縮径部2aがある場合の圧力Paか
人ぎく、焼(=Jきに対する余裕度が減少する問題があ
った。
この発明の目的は、高吐出量化に伴うフィートポンプの
荷重増加に起因する焼(−1ぎ余裕度低減を最小限にす
るため分配ロータの摺動部の全長を短くすることなく、
かつネジ締結による外径歪みの影響を受けにくいインナ
ーカム式分配型燃料噴射ポンプを提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は、内燃機関の回転に同期してシリンダが分配
ヘッド内を回転し、その回転に伴い内周面にカム山を設
(プたインナーカムリングのカム面に追従してプランジ
ャが分配ロータの半径方向に往復動じ、そのプランジP
の往復動に伴いベーンフィードポンプからの分配ロータ
内の燃料を圧縮し、内燃機関の各気筒へ燃料を分配供給
するようにしたインナーカム式分配型燃料噴射ポンプに
おいて、 前記シリンダ内に位置する分配ロータの端面にネジ孔を
設りるとともに、このネジ孔の外周部に当該分配ロータ
の端面に開口する環状の凹部を設り、このネジ孔に前記
ベーンフィードポンプのロータの端面に形成した雄ネジ
を螺入して、ベーンフィードポンプのロータの端面と分
配ロータの前記凹部内側での当該分配ロータの端面とれ
が接触した状態で分配ロータにベーンフィードポンプの
ロータを締結したインナーカム式分配型燃料噴射ポンプ
をその要旨とするものである。
[作用] 分配ロータのネジ孔にベーンフィードポンプの0−夕の
741ネジを螺入してベーンフィードポンプの端面と分
配ロータの凹部内側での当該分配ロータの端面とれが接
触した状態で分配ロータにベーンフィードポンプのロー
タが締結される。そして、分配ロータ及びベーンフィー
ドポンプのロータの回転に伴う締付トルクの増加による
分配ロータの変形は凹部に吸収され、分配ロータの外周
部が変形されない。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第3図に示すように、ポンプハウジング11には内燃機
関としてのディーゼルエンジンの回転に同期して回転す
る回転軸12が挿通され、ベアリング13を介して回転
可能に支1、+1され′Cいる。同回転軸12には分配
「1−夕14が一体に形成され、そのロータ14は分配
ヘッド15に設りたシリンダ16内に回転可能に収容さ
れている。
分配ヘッド15の外端部(第3図において右側)には燃
料タンク17より燃料を汲上げるベーンフイードポンプ
18が設りられている3、このベーンフィートポンプ1
8は前記シリンダ16に数層されたケーシング19と、
後述するように分配ロタ14に取付けられたロータ(フ
ィードポンプロータ)20とからなり、ロータ20には
複数のベーン21が回動可能に嵌合されている。そして
、ロータ20が分配ロータ14の回転に同期して回転さ
れると、吸入口22より燃il+が汲上げられ、吐出口
23から加圧された燃料が分配ヘッド15に形成した環
状のギヤラリ−2/lに吐出されるようになっている。
前記シリンダ16には前記ギA・ラリ−24に連通する
複数の吸入通路25、エンジンの各気筒に燃料を供給り
−るための複数の分配通路26及び複数のスピル通路2
7が形成されて(13す、各分配通路26は分配ヘッド
15に設けた分配通路28を介してエンジンの各気筒に
燃料を供給するためのデリバリバルブ29に連通されて
いる。
第4図は第3図のA−A断面を示ず。同図において、分
配ロータ14には互いに直交する一対の円筒孔14aが
形成され、各円筒孔14a内にはそれぞれ一対のプラン
ジャ30が油密状態で摺動可能に収容されており、各プ
ランジ(730によりプランジャ室31が形成されてい
る。
前記各プランジャ30の外側娼i部にはシ」−−32が
配設され、同シュー32にはローラ33が回転自在に保
持されている。ローラ33の外面には内側に複数のカム
山34aを形成したインナーカムリング34が配置され
ており、分配ロータ14の回転に基づいてローラ33が
インナ−カムリング34内周のカム面に摺動Jることに
よりローン33はカム面に沿ってインナーカムリング3
/1の半径方向に往復動し、この往復動がシュー32を
介して前記プランジr30に伝達される。ぞして、プラ
ンジャ30が分配ロータ14の半径方向外側に移動する
行程(第4図に示す)が吸入行程であり、半径方向内側
に移動する行程が分配行程となる。
第3図において、前記分配ロータ14にはプランジャ室
31に連通ずる吸入ポート35、分配ポート36及びス
ピルボー1〜37が形成されており、同日−タ14の回
転に基づきそれぞれ前記各吸入通路25、各分配通路2
6及び各スピル通路27に連通ずるようになっている。
前記スピル通路27の先にはジルコン・チタン酸鉛系の
セラミックよりなる電歪索子を用いた噴射伍制御井38
が配設され、分配行程時においてスピル通路27と前記
ギヤラリ−24との連通、遮断を行なって加圧された燃
料を溢流させ、噴射量を制御するようになっている。
尚、ベーンフィードポンプ1Bの吐出側と吸入側とは圧
力調整弁39を介して接続され、吐出圧力が調節される
ようになっている。
第1図には分配ロータ14とベーンフィードポンプ18
のロータ20の結合部の構造を示す。第2図は第1図の
B−B断面を示す。
分配ロータ14のフィードポンプ側の端面にはネジ孔4
0が形成されている。又、このネジ孔40の外周部に分
配ロータ14の端面に開口する環状の凹部41が設けら
れている。この凹部/1.1の幅Wは0.5〜1mm程
度で必り、凹部41の深ざLlは後記雄ネジ42の長さ
1−2より人ぎくなっている。一方、ベーンフィードポ
ンプのロータ20の端面ば雄ネジ42が形成されている
。そして、分配ロータ14のネジ孔40にベーンフィー
ドポンプのロータ20の雄ネジ42を螺入して、ベーン
フィードポンプのロータ20の端面20aと分配ロータ
14の凹部41内側での分配ロータ14の端面14bと
れが接触した状態で分配ロータ14にベーンフィードポ
ンプのロータ20が所定のトルクで締結されている。
そして、分配ロータ14及びベーンフィードポンプのロ
ータ20の回転に伴いベーンフィードポンプのロータ2
0の締イ」1〜ルクか図示しないワイドポンプカバーと
の摩1察力等により初期値より上昇する。この結果、分
配ロータ14は軸力F1の半径方向成分の増加により外
径が増加するように変形しようとする。この分配ロータ
14の変形は凹部41に吸収され、分配ロータ14の外
周部が変形されない。その結果、シリンダ16と分配置
0 ロータ14とのクリアランスの変化を無くすることかで
きる。よって、第7図に示り一分配置」−夕の外径の逃
がし構造方式よりも端面焼付けに対する余裕度を向上さ
せることれができる。
このように本実施例では、シリンダ16に位置する分配
ロータ14の端面にネジ孔40を設りるとともに、この
ネジ孔40の外周部に当該弁配置コータ14の端面に開
口する環状の凹部41を設【プ、このネジ孔40にベー
ンフィートポンプのLl−夕20の端面に形成した雄ネ
ジ42を螺入して、ベーンフィードポンプのロータ20
の端面と分配Iコータ14の凹部41内側での分配ロー
タ14の端面14bとれが接触した状態で分配ロータ1
/lにベーンフィートポンプのロータ20を締結した。
その結果、凹部41にてネジ締付力の増加に伴う変形が
吸収されるので、高吐出箔化に伴うフィードポンプの荷
重増加に起因する焼付き余裕度低減を最小限にするため
摺動部の全長を短くすることなく、かつネジ締結による
外径歪みの影響を受けにくくすることれができることと
なる。
1] 「発明の効果」 以上詳述したようにこの発明によれば、高吐出量化に伴
うフィードポンプの荷重増加に起因する焼付き余裕度低
減を最小限にするため摺動部の全長を短くすることなく
、かつネジ締結による外径歪みの影響を受けにくくする
ことれができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のインナーカム式分配型燃料噴射ポンプ
における分配ロータとベーンフィードポンプのロータの
結合部の構造を示す断面図、第2図は第1図のB−B断
面図、第3図はインナーカム式分配型燃料噴射ポンプの
断面図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図〜第1
0図は従来技術を説明するためのものであり、第5図は
分配ロータとベーンフィードポンプのロータの結合部の
構造を示す図、第6図は締(t I−ルクと径変化量と
の関係を示す図、第7図は分配ロータとベーンフィード
ポンプのロータの結合部を示す図、第8図はベーンフィ
ードポンプの断面を示す図、第9図2 は弁配置]−夕に加わるんを説明リ−るための図、第1
0図はスパンと圧力との関係を示す図でおる。 14は分配ロータ、14. bは端面、16はシリンダ
、18はベーンフィードポンプ、20はベーンフィード
ポンプのロータ、20aは端面、30はプランジャ、3
4はインノー−カムリング、34aはカム山、40はネ
ジ孔、41 tJ、凹部、/1.2 tに雄ネジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内燃機関の回転に同期して分配ロータがシリンダ内
    を回転し、その回転に伴い内周面にカム山を設けたイン
    ナーカムリングのカム面に追従してプランジャが分配ロ
    ータの半径方向に往復動し、そのプランジャの往復動に
    伴いベーンフィードポンプからの分配ロータ内の燃料を
    圧縮し、内燃機関の各気筒へ燃料を分配供給するように
    したインナーカム式分配型燃料噴射ポンプにおいて、前
    記シリンダ内に位置する分配ロータの端面にネジ孔を設
    けるとともに、このネジ孔の外周部に当該分配ロータの
    端面に開口する環状の凹部を設け、このネジ孔に前記ベ
    ーンフィードポンプのロータの端面に形成した雄ネジを
    螺入して、ベーンフィードポンプのロータの端面と分配
    ロータの前記凹部内側での当該分配ロータの端面とれが
    接触した状態で分配ロータにベーンフィードポンプのロ
    ータを締結したことを特徴とするインナーカム式分配型
    燃料噴射ポンプ。
JP1185009A 1989-07-17 1989-07-17 インナーカム式分配型燃料噴射ポンプ Pending JPH0350374A (ja)

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JP (1) JPH0350374A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4801774B2 (ja) * 2007-03-30 2011-10-26 パイオニア株式会社 機器用パネル
US9138202B2 (en) 2009-06-09 2015-09-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasonic diagnosis apparatus and medical image processing method

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