JPH03503704A

JPH03503704A - 原稿走査用スキャナ

Info

Publication number: JPH03503704A
Application number: JP50408689A
Authority: JP
Inventors: ニールセン，カイ・オー
Original assignee: ヘリオプリント・アー・エス
Priority date: 1988-04-06
Filing date: 1989-04-06
Publication date: 1991-08-15
Also published as: WO1989010036A1; DK185088A; EP0410992A1; DK159088C; DK185088D0; DK159088B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ス　ヤナ本発明は、原稿を光学的に走査するスキャナ、特に走査との関連において原稿の再現比の変更を可能にするスキャナに係わる。

様々な公知スキャナの一典型例がヨー口・ンノク特許第００３６６０２０号に開示されており、この特許のスキャナは固定レンズの焦平面内で該平面内に形成された原稿の像を走査するべく移動される線形ＣＣＤユニットを含む。

しかし、上記スキャナは、ＣＣＤユニットとレンズの光学的中心との間隔、及び原稿と前記中心との間隔が固定されているという重大な欠点を有する。即ち、所与のレンズでただ１種の再現比しか実現できず、再現比を変更するにはレンズを交換するか、またはズームレンズを用いなければならない、このことはしかし、スキャナが常にその分解能が最高となるように機能するとはかぎらないことを意味する。

本発明は、所定範囲内の再現比を任意に選択することを可能にし、その際レンズ交換を必要とせず、従って常にその分解能が最高となるように機能するスキャナを提供することを目的とする。

この目的は本発明により、請求の範囲第１項の特徴部にその特徴を記したスキャナの案内レールを構成することによって達成される。この構成によって、スキャナの分解能を維持しつつ１つのレンズ系で広範な再現比を実現することが可能となる。

請求の範囲第２項の特徴部にその特徴を記した機械的システムを構成することによって、少なくとも第２のスピンドルの移動が非常に短くなり、その結果ｍ！ｉ時間が著しく短縮される。

本発明を、添付図面の、本発明によるスキャナの斜視図を参照しつつ以下に詳述する。

図面の簡単な説明図には、原稿テーブル１と、第１の可動セクション２と、第２の可動セクション３とを主に含むスキャナの最重要部を示す、可動セクション２は原稿テーブル１に対して垂直に移動するように構成されており、その移動の際案内レール４によって案内され、かつスピンドル６を駆動するモータ５によって駆動される。スピンドル６は、セクション２に固定されたナツトと係合している。このナツトは図示しない。

同様に、セクション３は案内レール４によって案内され、かつセクション２に取り付けられたモータ７によって操作されて、原稿テーブル１に垂直な方向に移動され得る。モータ７は、セクション３に取り付けられたナツト９と係合するスピンドル８を操作する。セクション３は、原稿テーブルに載置された原稿１１の像をセクション２に取り付けられたＣＣＤモジュール１３の一部を成すＣＣＤユニット１２上に形成するレンズ１０を支持する。上記ＣＣＤモジュールについては後、述する。

上述のように、セクション２及び３は原稿テーブル１に垂直な方向に移動され得る。この移動は共通の案内レール４によって制御され、モータ５及び７によって推進される。原稿テーブル１に載置された原稿１１をＣＣＤユニット上に結像することは再現比にかかわりなく常に求められるので、セクション３と原稿テーブル１との間隔と、セクション３とセクション２どの間隔との間には所定の関係が維持されなければならない、このことは、本発明により、セクション２と３との間隔を決定する手段７．８．９をセクション２に取り付けることによって有利に実現される。その際、モータ７はモータ５より実質的に小型に、従ってまた安価に設計され得、同時にスピンドル８も短小となり、それによって精度に関する所与の要求に応じる。

図示のように、ＣＣＤモジュール１３はＣＣＤユニット１２と、モータ１４と、スピンドル１５と、案内手段１６とを含む、モータ１４はスピンドル１５によってＣＣＤユニット１２をレンズ１０の焦平面内で変位させ、それによって原稿１１の像の走査を可能にする。　ＣＣＤユニットの取り付けられたプリント基板１７は、ＣＣＤユニットからの信号を前処理する回路も具備している。

モータ５，７及び１４は総ていわゆるステップモータであり、そのようなモータの通常公知の緒特性を用いることによって個々のセクションを、モータに付与される駆動パルスを計数することにより相対的に位置決めすることができる。

セクション２及び３を、図示のように鉛直に配置された２つの平行なＨ形材１８．１９を含み得、第１のセクション即ち例えばユニット３のための案内レールとして機能する、対向し合う内側レール２０．２１と、第２のセクション即ち例えばユニット２のための案内レールとして機能する、互いから背き合った外側レール２２．２３とを有する共通の案内レール４によって制御することによって、各セクション２．３のための案内部材、例えばホイール２４．２５は案内レール４においてほぼ同一レベルに配置され得る。また、２つのセクションは案内レール４に何等かの僅かな曲線的または直線的不整が生じたとしても連れ立って移動し、それによってレンズ１０とＣＣＤユニット１２とが常に一定の相対位置を取ることが保証されるという利点も得られる。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の７第１項）

Claims

【特許請求の範囲】

１．原稿テーブル（１）と、レンズ系（１０）と、ＣＣＤユニット（１２）とを含み、ＣＣＤユニット（１２）をレンズ系（１０）の焦平面内でレンズ系の長手軸線に垂直に移動することにより走査を行なう原稿走査用スキャナであって、互いに従属するレンズ系（１０）とＣＣＤユニット（１２）とが異なる再現比の実現のためレンズ系（１０）の長手軸線沿いに、ＣＣＤユニット（１２）の感光領域が選択される再現比にかかわりなく常にレンズ系の焦平面内に位置するように移動されることを特徴とするスキャナ。
２．ＣＣＤユニット（１２）の、レンズ系（１０）の長手軸線に沿った変位が原稿テーブルに関して不動である第１のスピンドル（６）によって制御され、レンズ系（１０）の、レンズ系（１０）の長手軸線に沿った変位はＣＣＤユニットに固定された第２のスピンドル（８）によって制御されることを特徴とする請求項１に記載のスキャナ。
３．ＣＣＤユニット（１２）及びレンズ系（１０）の、レンズ系の長手軸線に沿った変位が共通の案内レール（４）によって制御されることを特徴とする請求項１または２に記載のスキャナ。
４．第１及び第２のスピンドル（６、８）がいわゆるステップモータ（５、７）によって操作されることを特徴とする請求項２または３に記載のスキャナ。
５．共通の案内レール（４）がＣＣＤユニット（１２）及びレンズ系（１０）のための案内路を含み、ＣＣＤユニット（１２）及びレンズ系（６）とそれぞれ関連付けられた案内部材（２４、２５）は分離して設けられた案内路（２０〜２３）において実質的に同一レベルに配置されていることを特徴とする請求項３に記載のスキャナ。