JPH03503284A - Htlv‐1感染検出用合成ペプチド抗原 - Google Patents
Htlv‐1感染検出用合成ペプチド抗原Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
HTLV−1感染検出用合成ペプチド抗原見肌り1見
本発明は、免疫に重要なHTLV−1プロテインの抗原領域に相当する配列を有
する合成ペプチド抗原に関する。これらのペプチドは、HTLV−1に対する抗
体の有無を検査する判定試薬として有用であり、動物および人間のHTLV−1
に対する抗体を惹起する手段と組成的免疫抗原としても有用である。
成人のT細胞白血病/リンパ腫 (A T L ; adult T−cell
leukemia/lymphoma)の病因作用物質は、HT L V 1
(humanT−cell lymphotropic virus typ
e i;人T細胞リンパ栄養1型ウイルス)として同定されている。例えば、サ
ンガーダラン他、ビー・エヌ・フィールド編のくウィルス学>(1985)13
45−1371頁を参照されたい。世界でこのライスルが最も蔓延している地域
は、日本南部にある九州島であり人口の約15%が感染している。最近において
は、南洋性不全対麻痺(T S P ; tropical 5pastic
paraparesis)と呼ばれる南洋性完全麻ひは、HTLV−1の感染と
関係していることが、ロジャージョンソン他のくランセット>(1985)第2
巻1247頁、ヴエルナント他の<Ann、 Neural)(1987年)第
21号123頁に報告されている。熱帯地方において、TSPは、西洋世界にお
ける多発硬化症候群と同様規模で同様に重要である。マルクスの<J、L。
5cience> (1987年)236号1059−1061頁に記載されて
いる。
HT L V −1の感染検出の諸方法は、一般的に、血液、血清および血液派
生成牛物中のHTLV−1抗原に対する抗体を検出、定量することによりウィル
スへの被爆を測定している。かような分析法は、ATLおよびTSPの診断の補
助ならびに、HTLV−1に予備被爆させるための血液および血液生成物のスク
リーニングに用いることが出来る。
HTLV−1感染の診断及びHTLV−1被爆のためのスクリーニングにつき広
く行われている試みは、供試体中のHT L V −1免疫原性成分に対する抗
体の存在を検出する酵素結合免疫吸着検定法(エライザ: E L I S A
; enzy+se−1inkedimmunosorbent assay)
技術を含んでいる。他の方法では、ウェスタンブロッティング法を利用し供試体
中のHTLV−1特異性抗体を検出することができる。一般に、エライザ及びウ
ェスタン法に加え、放射線411111!免疫検定法、凝集検査または間接免疫
蛍光測定法の様な殆どの公知の免疫学的検定は、特定の試薬を用いることにより
、HTLV−1および抗体の検出に適応できる。
これらの検定法の場合の抗原の源は、HTLV−1感染T細胞系から得た就中抗
原タンパク質および組換え型DNA技術により生産せる抗原を含むことが出来る
。これらの供給源から得られた抗原を使用するのは、重大な欠点がある。
連続細胞系統中のHTLV−1n体の生産は、ウィルスに研究者が冒され得る危
険があるために高リスク(P3不純物)実験室において行わねばならない、、T
細胞誘導HTLV−1抗原を用いてエライサ試験において偽陰性および偽陽性結
果を生じさせることも可能であろう。例えば、類推であるが、エイズ(AIDS
)ウィルス感染の測定において、細胞系から得た全ウィルスHIV−1抗原を使
用したエライサ試験による陰性および偽陽性結果が、ガートラーその他によりく
ウィルス学的方法〉誌の1987年版15号の11−23頁に報告されている。
電気プロットした完全なウィルスを使用しHI V−1を検出するウェスタンプ
ロット分析は、エライサ試験に比し、より大きな特異性を提供しなければならず
、労力と時間を要する。さらに、HTLV−1を生産する細胞は。
人間を起源とするために、これらの細胞系から得たウィルス抗原は、完全に純化
しなければ、HLA抗原のような正常な細胞抗原で汚染され、エライサ試験時に
偽陽性反応を生み出す。 細胞系からのウィルス抗原を徹底的に純化すると、免
疫学的に重要なタンパク質の免疫原性が破壊されるか、そうでなければ、抗原を
不活性化することが考えられ、その結果、偽陰性反応をもたらす試薬が生産され
る。加えて、生ウイルス誘導抗原を用いた偽陰性反応が、立体障害のために生じ
、抗原は1反応混合剤中に他の抗原と抗体が存在し反応を阻止するために、特異
性抗原と反応出来な゛い。
HTLV、−1の感染を検出するためのエライサ試験は、バクテリア中のHTL
V−1ゲノム部分をクローニングすることにより生産された免疫学的に重要なウ
ィルスプロティンを使用することも可能である。HT L V −1の完全なヌ
クレオチド配列は、セイキその他により、米国科学アカデミ−会報(1983)
8Q号、3618.3622頁に報告されている。HT L V −1の遺伝子
envおよびgagにより各々符号化した、ウィルスの外膜(エンベロープ)糖
タンパク質および核タンパク貿は、明らかに、HT L V −1感染患者の血
清中の抗体により認識された抗原である。
ウィルスの外膜と核に存在している免疫的に重要なHTLV−1抗原は、細菌、
酵母あるいはワクシニアのような種々の表出システム中のHTLV−4ゲノムを
クローニングすることにより準備出来る。かような組み換え型抗原は、HIV−
1タンパク貿の場合に用いられている潜在性ワクチン成分として、診断において
使用できる。例えば、カブラシールその他により〈バイオテクノロジー)(19
86年)4号の128−133頁、チャンその他によりくバイオテクノロジー)
(1985年)3号の905−909頁、プツトニーその他によりく科学> (
1986年)234号の1392−1395頁、キー二その他により〈バイオテ
クノロジー〉(1986年)4号の790−795頁に記載されている。DNA
組み換え法により生産されたHTLV−1抗原は、しかしながら、HTLV−1
抗原試料を汚染する表出システムの抗原に対する任意抗原の活性により、エライ
ザにおける偽陽性反応を避けるために徹底的に純化させねばならない。また、純
化中にHTLV−1抗原が変性し、重要な抗原の活性を殺すことになる。
一方、組み換え技術により生産されたHTLV−1抗原は、ウィルス感染細胞培
養から得られた抗原を超える改良であるが、組み換え型タンパク質は、出来る限
り正確な診断を与える試薬をまだ提供出来ていない。病気の性格並びに正確な結
果の必要に応じ、他の試薬を開発しHTLV−1の診断における精度を100%
に近づけねばならない。
蛋白質抗原は、特異性抗体に対する結合部を構成する蛋白質領域である抗原決定
基またはエピトープを多数含んでいる。
一般的に、蛋白質抗原は、各々が6個から8個のアミノ酸配列より成る、5から
10の間のエピトープを含んでいる。エピトープは、6−8個のアミノ酸が直接
配列され存在する連続形、或は、エピトープを形成するアミノ酸が蛋白質の3次
元張り込みにより結合されている不連続形のいずれでもあり得る。−個のエピト
ープが比較的少ないアミノ酸より成るものであっても、その抗体との反応性は、
エピトープを取り巻く蛋白質中のアミノ酸により影響される。
抗原部位または蛋白質エピトープのマツピングを作成を目的とした研究は、関連
する蛋白質の種々な領域に対応する合成試薬を使用することにより助けられた。
例えば、シーナーその他によろく免疫疾患の生物学:病院診療帯>(1983)
(ディクソン及びフイシャー編)の331−338頁、シーナーによる<Adv
、 I m+++unol> (1984) 36号の1頁に報告されている
。エピトープのマツピングの研究において役立つ以外に、合成ペプチドは、蛋白
質の主要な抗原決定群を取り囲んでいれば、ワクチンおよび診断試薬を含む免疫
組成としての潜在能力を有する。合成ペプチド抗原は、特異性抗体の生産と反応
性において幾つかの利点を有する。合成ペプチドの正確な配列は、蛋白質のアミ
ノ酸配列により正確に決定した、或は、蛋白質のDNA配列コードから予測した
アミノ酸配列から選択することが出来る。特異合成ペプチドを用いれば、特異性
抗体生産または検査において全長蛋白質を使用する必要がなくなる。さらに、メ
リフィールドと協力者による固相ペプチド合成技術は、関係合成ペプチドを本質
的に無制限量化学的に生産させ得る。例えば、ニューヨーク、アカデミツクブレ
ス社発行のエリクソンとメリフィールドの著書く蛋白質>(1976年第3版)
第2巻の第3章に記載されている。自動化されたペプチド合成装置の導入が、か
ような技術を一層進展させている。
色々な判定基準が、タンパク質のどの部位が免疫優位であるかを定めるのに用い
られるが、そのような領域に対応するペプチドが大規模なスクリーニングと診断
においては、常に有益であるとは限らず、例えば、ペプチドは蛋白質と反応する
抗体により認識される固有の間隔配位にないために、抗原性が失われることがあ
る。さらに、HIV−1とHIV−2につき特に明白であるが、これらの2つの
ウィルス群の各々の範囲内に、重大な遺伝子的変異性があり、多数のウィルスの
血清型が生じる。これにより、スクリーニングと診断ならびにワクチン作製に用
いるペプチド抗原を誘導する蛋白質部位の選択に重大な拘束を課している。しか
しながら、HIV−1およびHIV−2蛋白質の成る一定の免疫優位部分は、突
然変異株に比較的多く発見されている。有益な合成抗原は、かようなタンパク質
領域から誘導出来ると信じられている。
最近、HI V −1から表面糖蛋白質gp120とpg41の種々の免疫優位
領域に対応し、二つのウィルスのe n、 vgeneにより符号化されたH
I V −2の蛋白質に対応する免疫的反応ペプチドが合成され、HIV−1ま
たはHIV−2に感染した個体から採った血清とほぼ100%の効率で反応する
ことが示されている。抗体の存在を検出する検査に使用したが、かようなペプチ
ドは、偽陽性または偽陰性反応をを示さなかった。1987年5月18日に出願
された米国特許出願第051,726号及び第051,727号に公知である。
HTLV−1の免疫的に重要な蛋白質から誘導した合成ペプチド抗原を用いた、
HTLV−1感染診断のための同様なアプローチは、ウィルスが地方性のもので
あると思5れる世界の各地域においては特に有益であると信じられている。
幾つかの論文が、HTLV−1の抗原蛋白質に対応する選択合成ペプチドの免疫
的反応性を示す最新のデータを提示している。パーカーその他が〈免疫学〉誌(
1,986年136号、2393−2397頁)に発表している研究においては
、若干のHTLV−1のgagペプチドが合成された。HTLV−1のp19蛋
白質のC端に対応する5P−71に指定されたgagペプチドの中の1つは、放
射線同位元素標識免疫定量法(RIA)tcおいて、8/9HTLV−1患者の
血清の8/9と反応することが発見された。5P−71のアミノ酸配列は、Pr
o−Tyr−Val−Glu−Pro−Thr−^1a−Pro−Gin−Va
l−Leuである。コーペランドその他は、〈免疫学〉誌(1986年、137
号、6066−6098頁)に発表されている通り、HTLV−1のen、v
geneにより符号化されたタンパク質生成物の領域に対応する3種の付加H
TLV−1ペプチドを合成した。主要表面糖蛋白質gp46のC端付近に位置す
る5P−70ペプチドの中の1つは、抗原活性を有していたが、しかし、HTL
V−1陽性患者の血清の4/12とだけ反応した。5P−70ペプシドは、塩基
対6066−6098を包合するHTLV−1ゲノムのヌクレオチドの配列によ
り符号化され、そのアミノ酸配列は、Pro−Pro−Phe−5er−Lau
−8er−Pro−Val−Pro−Thr−Lau−N)I2である。
HTLV−1感染患者の血清と100%の効率で反応するgp46のような、H
TLV−1の免疫的に重要な蛋白質の領域に対応する合成ペプチド抗原は、診断
用ならびにHTLV−1に対する抗体の生産を誘発するための潜在的免疫成分と
して、直ちに使用されよう。
1犯JLfi
この発明によれば、HTLV−4感染を検出するための選択性の高い診断方法に
有益であり、HTLV−1の外被蛋白質の免疫優性領域に対応する4種の新しい
合成ペプチドが提供される。
HTLV−1のenv遺伝子(gene)により符号化された糖蛋白質の免疫優
性領域に対応する新しい合成ペプチド抗原が発見された。これらのペプチドは、
HTLV−1に感染の疑いのある個体中のHTLV−1の感染により生じたAT
LおよびTPSの診断並びに、血液および血液派生酸物中のHTLV−1被爆ス
クリーニングを高信頼性と特異性で実施するのに有効である。
前記ペプチドは、血液、血清又は他の試料中のHTLV−1に対する抗体を検出
する方法において使用出来る。検出法は、サンプルを、サンプル中に存在し得る
HTLV−1の特異抗体とペプチド間に免疫複合体が形成され得るような条件下
で、サンプルを少なくとも1個のペプチド抗原と接触させることを含んでいる。
適当な検出手段により複合体の生成を測定しサンプル中の)(TLV−1に対す
る抗体の有無を表示する。
新しいペプチドは、HTLV−1の抗原に対する特異性抗体が動物及び人の体内
で作り出されるように誘発する組成物に使用される。かような組成には、HTL
V−1感染に対する免疫化用ワクチンを含む。
本発明は、少なくとも1つの新しいペプチドを動物及び人に投与することを含む
、HTLV−1の抗原に対する抗体の生産誘発方法を含んでいる。
見訓攻■匪
本発明は、HTLV−1のeny gene (遺伝子)で符号化した外被糖
蛋白質の免疫優性領域に対応する4種のペプチドgPAHTLV−1、gpBH
TLV−1,gpCHTLV−1およびgpHHTLV−1を、合成し、HT
L V−1の陽性血清試料への免疫反応性を試験し提供する。これらの新しいペ
プチドは、HTLV−1の感染又はウィルスの予備感染を診断するための試験用
、並びに、HTLV−1に対する抗体を動物および人の体内での生産を誘発させ
る組成中の免疫原として有益である。本発明により閉じ込められたペプチドは、
HTLV−1の特異性抗体と反応可能な連続(線)エピトープより成る配列を内
容とするアミノ酸の配列を有するオリゴペプチドより成る。
4種のペプチドは、HT L V −1の外被糖蛋白質に対応するA −Hで指
定する8種の異なる合成ペプチドから選択された。これらのペプチドは、有効な
HIV−1またはHIV−2ペプチドの選択と同様な種々の判定基準を用いて、
例えば、システィン残分に近接たは含有(比較的に不変な関与生体からの同種蛋
白質中におけるシスティンの位W)および糖鎖形成部位への近接により、選定さ
れた。かようなペプチド選択基準は、潜在的に有用でないペプチドを排除するこ
とが出来、潜在的に有用なペプチドを示すことが出来るが、さらに、8種のペプ
チドのいずれがHTLV−1に陽性な血清試料に対し免疫反応性を示すかを同定
するために試験を要した。8種のペプチドは、AからHの優先順位で合成され、
Fペプチドが前記基準により最小の抗原であると認められた。DからFまでのペ
プチドは、既知のHTLV−1陽性血清と反応可能であるとは認められなかった
。ペプチドA、B、C及びHは、HTLV−1の感染診断に有効であることが判
明し、各々、gpAHTLV−1、gPBHTLV−1、gpCHTLV−1お
よびgpHHTLV−1と命名した。
本発明は、かように、HTLV−1のenv gene(遺伝子)で符号化た
外被糖蛋白質の免疫優性領域に対応する4つの免疫的に反応可能なペプチドと、
機能的に同等であり該ペプチドの抗原特性に重大な影響を与えない変種を含んで
いる。前記ペプチドは、公知の同相ペプチド合成技術で合成した。例えば、メリ
ーフィールドおよびパラニー著くペプチド:分析、合成、生物学>(1,980
)(グロスおよびメイネンホーファー編集、ニューヨーク、アカデミ−プレス社
)の第1巻第1章に記載されている。合成は、また、ペプチドのアミノまたはカ
ルボキシル基端末に付加される原蛋白質配列に対応しない1個または2個のアミ
ノ酸を許容する。かような余剰アミノ酸は、ペプチドを相互に結合し、大きな担
体蛋白質または同相サポートにするのに有用である。これらの目的に役立つアミ
ノ酸は、チロシン、リシン、グルタミン酸、アルパラギン酸、システィンおよび
派生物を含む。付加蛋白質の修飾技術は1例えば、NH,のアセチル化、C00
H末端のアミド化によりペプチドを他の蛋白質またはペプチド分子または支持体
に結合する付加手段を提供するのに用いられる。
HTLV−1の外被糖蛋白質配列に対応する新しいペプチドについて以下に記述
する。
AHTLV−1
X−Gly−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Trp−Glu−Gl
n−Gly−Gly−Leu−Cys−1,、ys−Ala−Leu−Gln−
Glu−Gln−Cys−Arg−Phe−Pro−Asn−Y−Zここで、X
は、ペプチドのアミノ末端NH2群のHまたはペプチドのアミノ末端NH2群に
結合した付加アミノ酸のいずれかであり、該付加アミノ酸は、担体蛋白質又は他
の担体とのペプチドの結合を促進するために選択されたものである。
Yは、存在しないか、または、Cysであり、Zは、OHまたはNH,である。
ペプチドgpAHTLV’−1は、env遺伝子の領域内にある塩基対(bp)
6342から6413HTLV−1(セイキその他による番号:米国科学アカデ
ミ−会報(1983)80号、3618−3622頁)を含むHTLV−1(7
)ゲノムのヌクレイド(nucleotide )配列により符号化されている
。
XがH,YがCysで、2がOHであるペプチドg p A I−! TLV−
1が特に好適である。
BHTLV−1
ペプチドgpBHTLV−1は、HT L V −117)ゲノムノはぼbp6
018−6086により符号化された外被蛋白質の領域に対応する : X−
Trp−Thr−His−Cys−Phe−Asp−Pro−Gln−I 1e
−G In −A la−I 1e−Va l−5ar−3er−Pro−Cy
s−)1 j、s−A s n−I le−Leu|Y−
Z ここでX、YおよびZの定義は、前記の場合と同じである。Xが■(、Yが
CysでZがOHであるペプチドgpBHTLV−1が特に好適である。
CHTLV−1
ペプチドgpCHTLV−1は、HT L V −1(7)ゲノムノはぼbP5
868−5930により符号化された外被蛋白質の領域に対応する : X−
Tyr−Thr−Cys−11e−Val−Cys−11e−Asp−^rg−
A 1a−3er−Leu−3er−Th r−Trp−11is−Va l−
Leu−Tyr−Pro−Y−Zここで、X、Yおよび2の定義は、前記の場合
と同じである。
XがH,YがCy s ”CZが○I(であるペプチドgpcF(TL’V −
1が特に好適である。
HHTLV−1
ペプチドgpHHTLV−1は、HTLV−117)ゲノムノはぼbp5727
−5798により符号化された外被蛋白質の領域に対応する@ X−Leu−A
sn−Thr−Glu−Pro−5er−Gln−Leu−Pro−P ro−
Th r−A la−Pro−Pro−Leu−Leu −Pro−His−3
er−Asn−Leu−Asp−His−11e−Y−Z
ここで、X、Yおよび2の定義は、前記の場合と同じである。
これらのペプチドは、HTLV−1またはHTLV−1を伴う抗原に対する抗体
の検出法において使用することが出来る。該ペプチドを使用しサンプル中のHT
LV−1の特異性抗体の存在を検出する方法は、好ましくは、サンプル中に存在
するかも知れないHTLV−1に対する抗体とペプチドとの間に免疫複合体が形
成され得る様な条件下において、サンプルを少なくとも1個のペプチドと接触さ
せることを含む。
HTLV−1に対する抗体が存在することを示す免疫複合体が形成されたならば
、次に、適当な方法により検出し測定する。
かような方法は、就中、ラジオイムノアッセイ(RI A ;radioimw
+unoassays) 、エライサ、ウェスタンプロット分析のような同種及
び異種結合免疫学的検定法を含む。さらに、新しいペプチドを使用したアッセイ
プロトコルは、競合および非競合結合分析の実施を考慮する。
ペプチドは、使用される分析法の種類に従い、標識(信号発信)されるか、また
は、m識されない。ペプチドに結合され得る標識は、技術的に公知のものであり
、就中、酵素、放射線核種、蛍光および色原体物質、補助因子、ビオチン/アビ
ジン、コロイド金および磁粉を含む、新しいペプチドの修飾には、公知の手段に
よる担体蛋白質、またはペプチドまたは公知の保持体への結合を、例えば、ポリ
スチレンまたはポリビニール製マイクロタイタープレート、ガラス管またはガラ
ス玉およびクロマトグラフ用保持体、例えば、紙、ヤレローズとセルローズ派生
品およびシリカとの結合を考慮する。
好適な検定技術、特に、患者の血清、血液及び血液派生物の大規模な臨床スクリ
ーニングには、エライザとウェスタンプロット法があり、エライサ試験が特に好
ましい。前記のペプチドを用いたエライサ試験は、他の抗原の検出に広く用いら
れている方法1例えば、ヒト細胞誘導、組み換えDNA誘導または合成抗原蛋白
質またはHIV−1蛋白質を用いるエイズウィルスへの被爆測定試験に基づいて
いる。これらの検定方法における試薬として使用するために、本発明によるペプ
チドは、マイクロタイターのウェルの内面に好便に貼付けられる。ペプチドは、
マイクロタイタのウェルに直接貼り付けてもよい。しかし、ペプチドを加える前
に前記ウェルをポリリシンで前処理することにより、ウェルにペプチドを最大に
結着出来ることが判った。さらに、新しいペプチドを、公知の手段で、BSAの
ような担体蛋白質に共有的に付着出来、ウェル被覆用の複合物が得られる。一般
的に、前記ペプチドは、10−100μg/mlの範囲の濃度で被覆用に使用さ
れたが、しかし、検定を成功させるには、500μg/+mlのペプチドが必要
とされよう。
次に、サンプルを、ペプチドを塗布したウェルに加える。
サンプル中にHTLV−1に対する抗体が存在していれば、免疫複合体が形成さ
れる。信号発生手段を加えて、複合体の形成検出を助けるようにしてもよい。検
出可能な信号は、サンプル中にHTLV−1の特異抗体が存在していれば発生す
る。
この発明によるペプチドは、動物及び人の体内にHTLV−1に対する抗体の生
産を誘発するために使用する、ワクチンを含む組成物に調製することが出来る。
かような組成物の調製のために、gpAHTLV−1,gpBHTLV−1、g
pCHTLV−1、gpH,HTLV−1うちの、少なくとも1つのペプチドを
免疫的に有効な量を、動物及び人への投与に適し生理的に摂取可能な担体に添加
する。前記のペプチドは、共有結合的に、ペプチド同志互いに、また他のベプチ
ドに、蛋白質担体または他の担体に付加出来、リポソームまたは他の小胞に混入
出来、または、ワクチン技術において公知のように、抗原性補強剤または吸着剤
と複合化出来る。二者択一的には、ペプチドは、上記と複合せず、動物及び人へ
の投与に適した通常生活食塩溶液または緩衝化合物のような生理的に摂取可能な
担体にただ添加することが出来る。
抗体誘発用の全ての免疫組成物につき1本発明によるペプチドの免疫的に有効な
量を決定しなければならない。考慮すべき要素は、天然ペプチドの免疫原性、ペ
プチドは抗原性補強剤または担体蛋白質または他の担体と複合するか或は共有的
に付着するのか、組成物の場合の投与経路、即ち、静脈内、筋肉内、皮下等の投
与経路、および投与すべき免疫量の回数が含まれる。かような要素は、ワクチン
技術において公知であり、免疫学者であれば、かような決定は実験を要せずによ
くなり得よう。
本発明は、以下の実施例をもってさらに説明するが、ただし、実施例は、発明の
範囲を制限するものではない。
叉差遭上
アプライドバイオシステム社製43OA型ペプチド合成装置を、すべてのペプチ
ドの合成に使用した。各々の合成には。
p−methylbenzylhydrylamine (p−メチルベンジル
ヒドロキシルアミン)の同相支持樹脂(Peptides Internati
onal。
Louj、5vile、に’/)を使用した。ペプチドは、アプライドバイオシ
ステム社の43OA型ペプチド合成装置のユーザーマニュアル(1986)に従
い、合成した。
合成に使用した全てのアミノ酸は、α−NH2基を保護するt−ブチルカルボニ
ル基(t−Boc)を含んでおり、スイス国のノババイオケム株式会社より入手
した。アミノ酸は、反応側鎖群を有し、不必要で好ましくない側鎖反応を阻止す
るために追加基を含んでいた。全てのペプチドの合成に使用した個別に保護され
たアミノ酸を第1表に記載しである。
個々の合成終了後、10%アニソールと10%硫化ジメチルを排除剤として組合
わせた、無水フッ素酸(HF)を用い0℃の温度で処理することにより、保護群
を合成ペプチドから除去し、ペプチドを同相支持樹脂から開裂した。開裂後、サ
ンプル中のHFをN2を流して排除し、さらに、0℃の温度でサンプルを真空に
さらし残存HFを除去した。トリフルオル酢酸(T F A)で処理し、樹脂か
らペプチドを抽出し、次に、TFAを室温で蒸発させ除去した。TFAを除去し
てから、ペプチドを沈殿させ、無水エーテルで洗浄した。特定の検定に使用する
前に、必要に応じ、ペプチドを逆相高性能液体クロマトグラフ(HPLC)を使
用し純化することが出来る。かような純化に特に適したカラムは、ペプチド溶離
勾配の水(T F A)−アセトニトリル(T F A)を使用した逆相Vyd
ak C−18カラムである。
以下余白
第に尺
ごプチドA に せるアミノ
Boc−Ala−OH
Boc−Arg (Tos)−OH
Bo C−Asn−0f(
B o c−As p −(OB z l) −0HBoc−Cys −(pM
eOBz 1)−OhBoc−Glu−(○Bzl)−OH
Bo c−Gln −0H
B o c−G l y−OH
B o c−Hi s (To s)−〇■(Boc−11e−OH−1,/
2 H20B o c −L e u、−OH−H,0Boc−Lys (
2−C1−Z)−〇)−((cryst、)Bo c−Met−OH
Bo c−Phe−OH
Bo C−Pro−0H
Boc−8er (Bzl)−OH・DCHAB o c−Th r (B z
1)〜○HBoc−Trp (Fo :□my l) −0HB o c−T
y r (2−B r−Z) −0HBo c−Val −OH
ただし、
Tos=トシルまたはP−トルエンスルホン酸0Bz1.=ベンジルオキシ
pMeOBzl=p−メチルベンジルオキシ2−C1−Z=塩化カルボベンゾキ
シ
2−Br−Z=臭化カルボベンゾキシ
である。
ヌ】11点
Gly−Leu−A 5p−Leu−Leu−Phe−Trp−Glu−Gln
−Guy−G ly−Leu−Cy 5−Lys−A 1a−Leu−Gin−
Glu−G 1n−Cy s−A rg−Phe−Pro−A 5n−Cy 5
−OHのアミノ酸配列を有するペプチドgpAHTLV−1を実施例1に記述の
ごとく合成し、エライサ試験に使用し、その免疫反応を測定した。
1■/@1の濃度でポリリシンをマイクロタイタープレートに加え、30分間培
養した0次に、このポリリシンを捨て、ペプチドgpAHTLV−1を10−1
00μg/mlの濃度でウェル(穴)に加え被覆した。ペプチドがウェルに結着
するまで十分な時間培養してからペプチド溶液を除去し、ウェルへのペプチドの
付着を安定させるためにグルタルアルデヒド溶液を15分間加えた。次に、グル
タルアルデヒド溶液を除去し、緩衝液でウェルを洗浄し、グルシンとウシの血清
アルバミン(B S A)の混合物を、ウェル内の非結着部を遮断し、エライサ
試験それ自身中の凝性反応を最小にするために添加した。最終洗浄段階を経て、
前記プレートは使用準備が完了した。この準備の出来たマイロタイタープレート
は、ウェルに被覆したペプチドgpAHTLV−1の抗原活性を低下させること
なく数ケ月間保存することが出来た。
公知のエライザ法の便法を、前記の通り準備したマイクロタイタープレートを使
用して実施した。ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(Tween
20)を0.05%、ESAを1%含有する食塩加燐wl(衝液(PBS)に
1:50の割合で希釈した、各個体から採取した血清サンプルを、各ウェルに加
え、加湿した雰囲気中に37℃の温度で90分間培養した。次に、プレートから
希釈血清サンプルを除去し、ウェルを、Tween 20を0.05%含むP
BSで3回洗浄した1次に、接合抗ヒトIg抗体を、ウェルに加え、90分間培
養した。接合抗体が、山羊またはウサギの中に生じ、ヒト(人)の免疫グロブリ
ンIgG、IgMの軽鎖またはその組合せに対し特異であった。エライザには、
Tween 20を0.05%、BSAを1%含有しているPBSに使用する
ために1.:500に希釈した( Dakopattsの)アルカリ性フォスフ
ァターゼ接合抗ヒトIgGをより好ましく使用した。接合体を、結合ヒト抗体と
反応するに十分な時間培養してから、プレートを前記のように3回洗浄した。
抗原として使用したペプチドと反応する、即ち、陽性反応する、ヒト血清中のH
TLV−1に対する抗体を検出するために、着色生成物を生じさせるために抗ヒ
トIgに付着されたアルカリ性フォスファターゼ酵素により開裂させた、色原体
基質、アルカリ性フォスファターゼ基質(Sigma Cat、 No、104
tablets)を炭酸ナトリウム/塩化マグネシウム(MgC1)緩衝液に溶
解し1ug/mlの濃度に調節して加えた。室温で約40分間培養後、抗原と反
応する抗体がサンプル中に存在することを示す陽性反応が認められた。陽性反応
を示す各ウェル中の黄色、オレンジ色から赤みがかった茶褐色までの色は、分光
光度計の読み405nmとして反応が数量化された。
分光光度計の読みは、背景反応に対し補正調節された。
ス】11y
実施例1に記述のごとく合成したペプチドgpAHTLV−1、gpBHTLV
−1、gpCHTLV−1,は、実施例2に記述のエライサ試験と平行して、H
TLV−1に対する抗体に陽性な6つの血清サンプル、HI V−1に対する抗
体に陽性な8つの血清サンプル、HIV−1/HIV−2に対し陰性な10の献
血者血清サンプルにつきエライサ法で検定された。第2表に示されている様に、
HT L Vに対し陽性が確認されている6血清サンプルのすべてがペプチドg
pAHTLV−1と反応し、陽性が確認されている6血清サンプルのうち−の5
サンプルがgPBHTLV−1と反応し、陽性が確認されている6血清サンプル
のうちの5サンプルがgPCHTLV−1と反応した。表は、また、HIV−1
に対し陽性である血清サンプルおよび陰性である献血者血清サンプルは、ひとつ
として、前記ペプチドと反応しなかったことを示している。
以下余白
碧じしに
エライザにより測定した、ペプチドAHTLV−1,gpBHTLV−1゜g
p CHT L V −1と、HTLV−1陽性、HI V−1陽性および正常
な 々の 与 かケ床瓜旦ム也遭沖匁坑腟澗辺逸及返苺立血!青」出吐乞’t
t[上Δす≦LWB” tv人几工1.に1 gJ
2旦■工1.に1 &P℃、け工t二1
!182 + 1.048★★ 1.7
99” 1.108゜1.048 +
2.074 2.029 0.7501049
+ 2.050 1.908 0
.6281050 + 2.105
2.309 0.7581051 +
0.646 0.262 0.2891052
+ 1.862 2゜173
2.344951 (HIVE)す −
0.072 0.04g 0.084840(HI
VI) −0,1110,0920,079952(IIIνl)
−0,l]、4 0.050 0.095845(H’IVI)
−0,2260,1990,191847(IIIν1) −0,1
040,0690,116849(IITVI) −0,2020,11
50,113949(HIVE) −0,0480,0530,0829
50(旧Vl) −0,0900,0580,09039388(BD)
tt−0,0840,0740,12639389(BD) −0,09
70,0900,09239390(BD) −0,1220,1070
,12839391(BD) −0,1190,0950,178393
92(BD) −0,0850,07g 0.12539393(
BD) −0,0960,0820,05039394(BD)
−0,1160,1100,]、5039395(BD) −0,109
0,0750,07939396(BD) −0,3030,1160,
20739397(BD) −0,1420,0770,108f= I
(TVI;旧V−1に対し陽性な血清++=BD;(正常な)献血者の血清
★ ;すB;ウェスタンブロッティング分析★★:分光光度計の読み光電密度0
.D、405カツトオフ=陰性血清の平均光電密度0.D、405 + 6 X
標準偏差S、D。
gpAI(TLV−1=0.124 + 6X0.061 = 0.490 (
0,D、405)gpBHTLV〜1 = 0.088 + 6X0.035
= 0.298 (0,0,405)gpcHTLV−1=0.116 + 6
X0.042 二0.368 (0,0,405)ス】11先
Leu−Asn−Thr−G 1u−Pro−5er−G 1n−Leu−Pr
o−Pro−Tbr−A la−Pro−Pro−Leu−Leu−Pro−H
is−3er−A 5n−Leu−A 5p−His−11e−Cys−OHの
アミノ酸配列を有するペプチドgpHHTLV−1を実施例1に記述のごとく合
成し、実施例2に記述のごとく、エライサ試験に使用し、確認せる日本人のHT
LV血清および、米国及び欧州の成人T細胞白血病、熱帯性不全対麻痺(TSP
)患者より採取した血清および脳を髄液(C8F)に対する免疫反応性を測定し
た。第3表に示すように、全ての血清は、HTLV−1に関し陽性であることが
確認されている。
日本ノHT L V −1血清 22/32 (69%)ATL C
8F 1/ITSP 血清
4/4TSP C8F 4/4旦且
二A度作髪皿 エライザにおいて28献血者血清
o/2830 HIV−1陽性血清 0/308
HIV−2陽性血清 0/84移植宿主の血清
0/44 白血病患者の血清 0/44 EBウ
ィルスIgM陽性血清 0/44 リウマチ因子の陽性血清
0/48C5F(無菌髄膜炎)O/8
ス】11j
日本のHTLV−1血清に関する吸収着値を、g p HHTL V −1を用
いエライサ試験、デュポンHTLV−1エライサおよびウェスタン法で測定した
。血清はすべて、1150に希釈した。結果を第4表に示す。
以下余白
策±表
スm
ATLおよびTSPの患者より採取した血清と脳を髄液(C5F)に関する吸収
値を、血清を1150に、C8Fを1 / 20 ニ希釈し、gpHHTLV−
1を用い、エライサ検定法で測定した6結果を第5表に示す。
第旦人
39511 0.03839512
0.01539512 0.02039
513 0.02039513
0.023TSP/ATL血清
TSP−BAR0,138
TSP−8EPII 0.226TSP−LER0,2
75
TSP−SOR0,151
ATL−5IE 0.080ATL−LAU7
0.077TSP/ATL C3F
TSP−BAR0,275
TSP−8EPH0,263
TSP−LER0,369
TSP−5OR0,418
TSP−3IE 0.027前記の結果より明らかな
通り、HTLV−1のenv遺伝子により符号化された免疫的に重要な外被糖蛋
白質の領域に対応する新しい合成ペプチドgpAHTLV−1,、g p B
HTLV−1、gpCHTLV−1およびgpHHTLV−1は、HTLV−1
に対する抗体の存在を検出し選択的に検定するためのユニークな試薬を提供する
。
補正書の写しく翻訳文)提出帯(特許法第184条の8)平成2年9月10日
特許庁長官 植 松 敏 殿
1、特許出願の表示
国際出願番号 PCT/5E891001262、発明の名称
H,TLV−1感染検出用合成ペプチド抗原3、特許出願人
住 所 スイス国、シーエイチ 6300 ツーク、ヴアーレルストラー
セ43
氏 名 ヴイロヴアル ソシエテ アノニム国 籍 スイス
4、代理人
住 所 〒231 神奈川県横浜市中区不老町1−2−1中央第6関内ビ
ル1001
5、補正書の提出年月日
1990年5月23日
正された ・の
1 、 a ) X−Gly−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Tr
p−Glu−Gln−Gly−Gly−Leu−Cys−Lys−A la−I
1e−Gin−G 1 u−G 1n−Cy s−A rg−Phe−Pro
−A 5n−Y −Z。
b ) X−Trp−Thr−His−Cys−Phe−Asp−Pro−Gl
n−11e−Gln−Ala−11e−Va l−3er−5er−Pro−C
ys−His−A 5n−3er−Leu−I le−Leu−Y−Z 。
c ) X−Tyr−Thr−Cys−11e−Val−Cys−11e−As
p−Arg−Ala−5er−Leu−Ser−Thr−Trp−His−Va
l−Leu−Tyr−5er−Pro−Y−2。
および、
d ) X−Leu−Asn−Thr−Glu−Pro−3er−Gln−Le
u−Pro−Pro−Thr−Ala−Pro−Pro−Leu−Leu−Pr
o−H1s−3er−A sn−1eu−A sp−His−I 1e−Y−Z
。
の配列式を有するペプチド群から選択され、Xがペプチドのアミノ末端のNH,
基のHか、前記ペプチドの該アミノ末端のN2基に結合した1個の付加アミノ酸
のいずれかであり、該付加アミノ酸は前記ペプチドと1個の担体蛋白質との結合
を促進するために選択されたものであり、Yは、欠落しているか、またはCys
であり、ZはOHかNH,である、抗原ペプチド。
2 、 a ) Gly−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Trp−
Glu−Gln−Gly−Gly−Leu−Cy s−Ly s−A la−I
1e−G 1n−G 1u−Gin −Cy s−Arg−Phe−Pro−
Asn−Cys−OH。
b ) Trp−Thr−His−Cys−Phe−Asp−Pro−Gln−
11e−Gln−Ala−11e−Val−3er−3er−Pro−Cys−
His−Asn−3er−Lau−11e−t+−・+−Cys−OH。
c ) Tyr−Thr−Cys−11e−Val−Cys−11e−Asp−
Arg−Ala・5ar−Leu−5er−Thr−Trp−His−Val−
Leu−Tyr−3er−Pro−Cys−OH。
および、
d ) Leu−Asn−Thr−Glu−Pro−5er−Gln−Le
u−Pro−Pro−丁hr−Ala−Pro−Pro−Leu−Leu−Pr
o−His−3er−Asn−1eu−Asp−His−I 1e−Cys−O
H。
の配列式を有するペプチド群から選択される抗原ペプチド。
3 、 X−Gly−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Trp−Gl
u−Gin−Gly−Gly−1、eu−Cys−Lys−A 1.a−I 1
e−G]、n−Glu−Gln−Cys−Arg−Pha−Pro−Asn−Y
−Zの配列式において、X、Y、Zが請求項の第1項に規定された通りであり、
好ましくは、Xが1個の1(であり、YがCy sであり、ZがOHであること
を特徴とする請求項第1項に記載の抗原ペプチド。
4 、 X−Trp−Thr−His−Cys−Phe−Asp−Pro−Gl
n−11e−Gln−Ala−11e−Va l−5er−3er−Pro−C
ys−His−Asn−3er−Leu−I 1e−Leu−Y−7,の配列式
において、x、y、zが請求項の第1項に規定された通りであり、好ましくは、
Xが1個のHであり、YがCysであり、ZがOHであることを特徴とする請求
項第1項に記載の抗原ペプチド。
5 @X−Tyr−Thr−Cys−11e−Val−Cys−11e−Asp
−Arg−Ala−5er−Leu−5er−Thr−Trp−His−Val
−Leu−Tyr−3er−Pro−Y−Zの配列式において、X、Y、Zが請
求項の第1項に規定された通りであり、好ましくは、Xが1個のHであり、Yが
Cysであり、ZがOHであることを特徴とする請求項第1項に記載の抗原ペプ
チド。
6 、 X−Leu−Asn−Thr−Glu−Pro−5er−Gln−
Leu−Pro−Pro−Thr−Ala−Pro−Pro−Leu−Leu−
Pro−H1s−3er−A sn −1eu−Asp−1(i s−11e−
Y−Zの配列式において、x、y、zが請求項の第1項に規定された通りであり
、好ましくは、Xが1個のHであり、YがCysであり、ZがOHであることを
特徴とする請求項第1項に記載の抗原ペプチド。
7 、 a ) X−Gly−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Tr
p−Glu−Gln−Gly−Gly−Leu−Cys−Lys−Ala−丁]
、e−Gln−Glu−Gln−Cys−Arg−Phe−Pro−Asn−Y
−Z。
b ) X−Trp−Thr−His−Cys−Phe−Asp−Pro−Gl
n−11e−Gln−Ala−11e−Va l−5er−5er−Pro−C
ys−His−A 5n−3er−Leu−I le−Leu−Y−Z 。
c ) X−Tyr−Thr−Cys−11e−シai−Cys−11e−As
p−Arg−Ala−5er−Leu−5er−Thr−Trp−His−Va
l−Leu−Tyr−3ar−Pro−Y−Z 。
および、
d、 ) X−Leu−Asn−Thr−Glu−Pro−8ar−Gln−L
eu−Pro−Pro−Thr−Ala−Pro−Pro−Leu−Leu−P
ro−His−3er−Asn−1eu−A 5p−Hi s−I le−Y−
Z 。
よりなり、Xがペプチドのアミノ末端のNH,基のHか、前記ペプチドの該アミ
ノ末端のN2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、該付加アミノ
酸は前記ペプチド81個の担体蛋白質との結合を促進するために選択されたもの
であり、Yは、欠落しているか、Cysであり、ZはOHかNH,である、ペプ
チド群から選択された少なくとも1−個の抗原ペプチドとサンプルを、該サンプ
ル中にHTLV−1に対する抗体が存在すれば、該抗体と前記ペプチドとの間に
免疫複合体が形成される条件下において接触させ、前記サンプル中のHTLV−
1に対する抗体の存在を決定するために。
前記免疫複合体の形成を測定することを特徴とするサンプル中のHTLV−1に
対する抗体を誘発する方法。
8、前記ペプチドが、
a ) G1.y−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Trp−Glu
−Gln−Gly−Gly−Leu−Cys−Lys−A 1a−11e−G
1n−G lu−Gin−Cys−Arg−Phe−Pro−Asn−Cys−
OH。
b ) Trp−Thr−His−Cys−Phe−Asp−Pro−Gin
−11e−Gin−Ala−丁1e−Va l−5er−3er−Pro−Cy
s−His−A 5n−5er−Leu−I le−Le u −Cy 5−
OH。
c ) Tyr−Thr−Cys−11e−Val−Cys−11e−Asp−
Arg−^La−3er−Leu−5er−Thr−Trp−His−Val−
Leu−Tyr−5er−Pro−Cys−OH。
および、
d ) Leu−Asn−Thr−Glu−Pro−5er−G]、n−Leu
−Pro−Pro−Thr−Ala−Pro−Pro−Leu−Leu−Pro
−t(j、5−3er−Asn−1eu−^5p−His−11e−Cys−O
11。
よりなる群から選択される、請求項の第7項に記載の方法。
9 、 a ) X−Gly−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Tr
p−Glu−Gln−Gly−Gly−Leu−Cys−Lys−Ala−丁1
e−Gln−Glu−Gln−Cys−Arg−Phe−Pro−Asn−Y−
Z。
b ) X−Trp−Thr−His−Cys−Phe−Asp−Pro−Gl
n−11e−Gln−Ala−11e−Va 1−5er−5er−Pro−C
ys−His−Asn−5er−Leu−I 1e−Leu−Y−Z 。
c ) X−Tyr−Thr−Cys−11e−Val−Cys−11e−As
p−Arg−Ala−5er−Leu−5er−Thr−Trp−His−Va
l−Leu−Tyr−5er−Pro−Y−Z 。
および、
d ) X−Leu−Asn−Thr−Glu−Pro−3er−Gln−Le
u−Pro−Pro−Thr−Ala−Pro−Pro−Leu−Leu−Pr
o−His−3er−Asn−1eu−A sp−His−I 1e−Y−Z
。
よりなり、Xがペプチドのアミノ末端のNH2基の1(か、前記ペプチドの該ア
ミノ末端のN2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、該付加アミ
ノ酸は前記ペプチドと1個の担体蛋白質との結合を促進するために選択されたも
のであり、Yは、欠落しているか、またはCysであり、ZはOHかNH2であ
る、ペプチド群から選択された少なくとも1個の抗原ペプチドが免疫的に有効な
量であり、生理的に摂取可能な担体であることを特徴とする、動物およびヒトの
体内でHTLV−1感染に対する抗体の生産を誘発する組成。
10、前記ペプチドが、
a ) Gly−Leu−Asp−Leu−Leu−Phe−Trp−Glu−
Gln−Gly−Gly−Leu−Cys−Lys−Ala−11e−Gln−
Glu−Gln−Cys−Arg−Phe−Pro−Asn−Cys−OH。
b ) Trp−Thr−11is−Cys−Phe−Asp−Pro−Gln
−11e−Gln−Ala−11e−Va l−3er−3er−Pro−Cy
s−)1is−Asn−5er−Leu−11e−Leu−Cys−OH。
c ) X−Tyr−Thr−Cys−11e−Val−Cys−11e−As
p−Arg−Ala−3er−Leu−5er−Thr−Trp−His−Va
1−Leu−Tyr−3er−Pro−Y−Z 。
および、
d ) X−Leu−Asn−Thr−Glu−Pro−3er−Gln−Le
u−Pro−Pro−Thr−Ala−Pro−Pro−Leu−Leu−Pr
o−His−3er−Asn−1eu−A 5p−His−11e−Y−Z 。
よりなる群から選択されることを特徴とする請求項の第9項国際調査報告
WelR111anal^1,1.、.1=−N−PCT/S[:891001
26−1・IIIII−・fill^−−−シI吻−−−*PCT/S[891
00126
Claims (24)
- 1.【配列があります】 Z,の式を有し、Xがペプチドのアミノ末端のNH2基の1個のHか、前記ペプ チドの該アミノ末端のN2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、 該付加アミノ酸は前記ペプチドと1個の担体蛋白質との結合を促進しするために 選択されたものであり、Yは、欠落しているか、またはCysであり、ZはOH かNH2である抗原ペプチド。
- 2.【配列があります】 の式の抗原ペプチド。
- 3.【配列があります】 の式を有し、Xがペプチドのアミノ末端のNH2基の1個のHか、前記ペプチド の該アミノ末端のN2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、該付 加アミノ酸は前記ペプチドと1個の担体蛋白質との結合を促進しするために選択 されたものであり、Yは、欠落しているか、またはCysであり、ZはOHかN H2である抗原ペプチド。
- 4.【配列があります】 の式の抗原ペプチド。
- 5.【配列があります】 の式を有し、Xがペプチドのアミノ末端のNH2基の1個のHか、前記ペプチド の該アミノ末端のN2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、該付 加アミノ酸は前記ペプチドと1個の担体蛋白質との結合を促進しするために選択 されたものであり、Yは、欠落しているか、またはCysであり、ZはOHかN H2である抗原ペプチド。
- 6.【配列があります】 の式の抗原ペプチド。
- 7.【配列があります】 の式の抗原ペプチド。
- 8.【配列があります】, 【配列があります】, および 【配列があります】, よりなり、 Xがペプチドのアミノ末端のNH2基のHか、前記ペプチドの該アミノ末端のN 2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、該付加アミノ酸は前記ペ プチドと1個の担体蛋白質との結合を促進しするために選択されたものであり、 Yは、欠落しているか、またはCysであり、ZはOHかNH2である、 ペプチド群から選択された少なくとも1個の抗原ペプチドと、サンプルを、該サ ンプル中にHTLV−1に対する抗体が存在すれば、該抗体と前記ペプチドとの 間に免疫複合体が形成される条件下において接触させ、前記サンプル中のHTL V−1に対する抗体の存在を決定するために、前記免疫複合体の形成を測定する ことよりなる、サンプル中のHTLV−1に対する抗体を検出する方法。
- 9.前記ペプチドが、 【配列があります】, 【配列があります】, および 【配列があります】, よりなる群から選択される、請求項の第8項に記載の方法。
- 10.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第8項に記載の方法。
- 11.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第8項に記載の方法。
- 12.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第8項に記載の方法。
- 13.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第8項に記載の方法。
- 14.【配列があります】, 【配列があります】, および 【配列があります】, よりなり、 Xがペプチドのアミノ末端のNH2基のHか、前記ペプチドの該アミノ末端のN 2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、該付加アミノ酸は前記ペ プチドと1個の担体蛋白質との結合を促進しするために選択されたものであり、 Yは、欠落しているか、またはCysであり、ZはOHかNH2である、 ペプチド群から選択された少なくとも1個の抗原ペプチドの免疫的に有効な量と 、 生理的に摂取可能な担体よりなる、動物およびヒトの体内でHTLV−1感染に 対する抗体の生産を誘発する組成。
- 15.前記ペプチドが、 【配列があります】, 【配列があります】, および 【配列があります】, よりなる群から選択される、請求項の第14項に記載の組成。
- 16.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第14項に記載の組成。
- 17.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第14項に記載の組成。
- 18.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第14項に記載の組成。
- 19.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第14項に記載の組成。
- 20.【配列があります】, 【配列があります】, および 【配列があります】, よりなり、Xがペプチドのアミノ末端のNH2基のHか、前記ペプチドの該アミ ノ末端のN2基に結合した1個の付加アミノ酸のいずれかであり、該付加アミノ 酸は前記ペプチドと1個の担体蛋白質との結合を促進しするために選択されたも のであり、Yは、欠落しているか、またはCysであり、ZはOHかNH2であ る、ペプチド群から選択された少なくとも1個の抗原ペプチドの、動物およびヒ トに投与する免疫的に有効な量と、生理的に摂取可能な担体よりなる、動物およ びヒトの体内でHTLV−1に対する抗体の生産を誘発する方法。
- 21.前記ペプチドが、 【配列があります】, 【配列があります】, および 【配列があります】, よりなる群から選択される、請求項の第20項に記載の方法。
- 22.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第20項に記載の方法。
- 23.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第20項に記載の方法。
- 24.前記ペプチドが、 【配列があります】, である、請求項の第20項に記載の組成。
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