JPS6028993A - ヒト白血病ウイルス関連ペプチド - Google Patents

ヒト白血病ウイルス関連ペプチド

Info

Publication number
JPS6028993A
JPS6028993A JP58134995A JP13499583A JPS6028993A JP S6028993 A JPS6028993 A JP S6028993A JP 58134995 A JP58134995 A JP 58134995A JP 13499583 A JP13499583 A JP 13499583A JP S6028993 A JPS6028993 A JP S6028993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peptide
antigen
formula
virus
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58134995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0361680B2 (ja
Inventor
Mitsuaki Yoshida
吉田 光昭
Haruo Sugano
晴夫 菅野
Fumio Shimizu
文夫 清水
Tetsuya Tachikawa
哲也 立川
Nobuhiro Ikei
暢浩 池井
Atsuya Noda
温也 野田
Etsuro Hashimura
橋村 悦朗
Kenichi Imagawa
健一 今川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japanese Foundation for Cancer Research
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Japanese Foundation for Cancer Research
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japanese Foundation for Cancer Research, Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Japanese Foundation for Cancer Research
Priority to JP58134995A priority Critical patent/JPS6028993A/ja
Publication of JPS6028993A publication Critical patent/JPS6028993A/ja
Publication of JPH0361680B2 publication Critical patent/JPH0361680B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒト白血病ウィルス(AdultT−cel
l Leukea+ia Virus: ATLV又は
HumanT−cell Leukemia Viru
s:HTLV)に関連する新規なペプチドであり、かか
るウィルス感染ならびに成人T1B胞白白病、皮膚型T
l1l胞リンパ腫などの成熟T細胞白血病・リンパ腫に
関連するペプチドに関する。
本明細書において、アミノ酸、ペプチド、保護基、活性
基、核酸塩基、その他に関して略号で表示する場合はI
UP−AC,ILJBの規定或いは当該分野における慣
用記号に従うものとし、その例を次に挙げる。またアミ
ノ酸等に関して光学異性体がありうる場合は、特に明記
しなければL体を示すものとする。
Ser ;セリン 1−eu;ロイシンThr:スレオ
ニン ASn;アスパラギンQln;グルタミン Gl
u:グルタミン酸LIS:リジン pro;プOjJン T Vr :チロシン Trp:)−リプトファンHl
s:ヒスチジン Asp;アスパラギン酸GIVニゲリ
シン Ile:イソロイシンAla;アラニン Phe
;フェニルアラニンA rQ ;アルギニン− TO3:D−t”ルエンスルホニル基 BOC:第3級ブトキシカルボニル基 ONP;p−ニトロフェノキシ基 3zl ;ベンジル基 0Bzl;ベンジルオキシ基 Cl 2 Bzl; 2,6〜ジクロルベンジル基CI
−Z:2−クロルベンジルオキシカルボニルヒト白血病
ウィルスは、成人T細胞白血病(、ATL)より分離さ
れ、該疾患との関連が注目されているウィルスである。
本発明者の吉田、菅野は、遺伝子工学的手法をもらい、
宿主絹゛胞のDNAに組込まれたプロウィルス遺伝子を
クローニング(cloning ) L/、その全塩基
配列を決定した。これに基づいて該疾患ならびに該ウィ
ルス感染の診断・治療・予防の基礎を確立した。本発明
は、上記の基礎的な情報を基にし完成されたものであり
、該ウィルス感染の診断を目的としたウィルス関連ペプ
チドに関し、またそれ等に対する特異抗体の作製と測定
法を提供する。決定された上記ウィルス遺伝子の外殻(
エンフ)蛋白前駆体をコードする塩基配列は知られてお
り(Proc。
Natl 、 Acad 、 Sci. 、 USA.
 80< 1 983) 、Bjocheiistry
 、 D 362 1 )、該外殻蛋白前駆体は、48
8個のアミノ酸から成る。
本発明者等は、上記ヒト白血病ウィルスの関連蛋白(外
殻蛋白)のハプテンとなり得る特定のペプチドを見い出
し、ここに本発明を完成するに至った。
即ち本発明は式 %式% (1) で表わされるペプチド、式 H − P ro− A sn− A ro − A 
sn− G Iy − G Iy − G Iy−Ty
r−OH (2) で表わされるペプチド、式 %式% (3) で表わされるペプチド、式 H−Gly − Leu−Asp − Leu − c
eu−Phe−Trp− G lu− G In− G
 Iy − G ly − L eu− T vr−O
 H(4) で表わされるペプチド及び式 %式% (5) で表わされるペプチドからなる群より選ばれたヒト白血
病ウィルス関連ペプチドに係る。
本発明の上記式(1)〜(5)で表わされるペプチドは
、いずれも入手容易な市販のアミノ酸を利用して、簡申
な操作で容易に合成することができ、各ペプチドからは
、これらをハプテンとして用いて抗原を作成でき、かく
して得られる抗原からはウィルス関連蛋白に特異反応性
を有する抗体を収得することができる。該特異抗体はこ
れを例えばアフィニティークロマトグラフィー用担体と
結合させて、該りOマドグラフに利用する等によりウィ
ルス関連蛋白の精製に用いることができ、また該ウィル
ス関連蛋白の各種免疫測定法におけ、る特異抗体として
使用でき、ヒト白血病ウィルス感染の診断、ひいては、
成人下細胞白血病、皮膚型T細胞リンパ腫等の成熟T細
胞白面病・リンパ腫ならびに関連する疾患の診断、研究
等に有用である。
本発朔の式(1)〜(5)で表わされるペプチドは、通
常のペプチド合成法、具体的には「ザペプチド(The
 Peptides ) J第1巻(1966年) (
 3chroder and Luhke著、A ca
demic press, N ew Y ork. 
U S A )或いは「ペプチド合成」 (東屋ら著、
丸善株式会社(1975年)〕に記載される如き方法に
従い、例えばアジド法、クロライド法、酸無水物法、混
酸無水物法、DCC法、活性エステル法(p−ニトロフ
ェニルエステル法、N−ヒドロキシコへり酸イミドエス
テル法、シアノメチルエステル法等)、ウッドワード試
薬Kを用いる方法、カルボジイミダゾール法、酸化還元
法、Dcc/アディティブ(HONB、HOBt 、H
O3u )法等により製造できる。上記方法においては
、同相合成法及び液相合成法のいずれをも適用できる。
通常本発明のペプチドは、上記した一般のポリペプチド
の合成法に従い、例えば末端アミノ酸に順次1個づつア
ミノ酸を縮合させる所謂ステップワイズ法により、又は
数個のフラグメントに分けてカップリングさせていく方
法により製造される。より詳細には、例えば同相合成法
を採用する場合、C末端アミノ酸をそのカルボキシル基
によって、不溶性担体に結合させる。不溶性担体として
は、反応性カルボキシル基と結合性を有するものであれ
ば特に限定はなく、例えばクロロメチル樹脂、ブロモメ
チル樹脂等のハロゲノメチル樹脂やヒドロキシメチル樹
脂、フェノール樹脂、tert−アルキルオキシカルボ
ニルヒドラジド化樹脂等を使用できる。
次いでアミノ保護基を除去した後、式(1)〜(5)で
表わされるアミノ酸配列に従い順次アミノ基保護アミノ
酸を、その反応性アミノ基及び反応性カルボキシル基と
の綜合反応により結合させ、一段階ずつ合成し、全配列
を合成した後、ペプチドを不溶性担体からはずすことに
より製造される。
上記におイTArO,Tyr、 Glu、 Gln、 
Thr。
LyS、ASll及びSerの各アミノ酸は、その側鎖
官能基を保護しておくのが好ましく、これは通常の保護
基により保護され、反応終了後該保護基は脱離される。
また反応に関与する官能基は、通常活性化される。これ
ら各反応方法は、公知であり、それらに用いられる試薬
等も公知のものから適宜選択される。
アミノ基の保護基としては、例えばベンジルオキシカル
ボニル、Boaltert−アミルオキシカルボニル、
イソボルニルオキシカルボニル、p−メトキシベンジル
オキシカルボニル、C1−Z、アダマンチルオキシカル
ボニル チル、フタリル、ホルミル、0−ニトロフェニルスルフ
ェニル、ジフェニルホスフィノチオイル基等が挙げられ
る。
Arillの保護基としては、Tos,ニトロ、ベンジ
ルオキシカルボニル、アミルオキシカルボニル基等が挙
げられる。
3er及びThrの水酸基の保護基としては、例えば、
Bzl、tert−ブチル、アセチル、テトラヒドロピ
ラニル基等が挙げられる。
Tyrの水酸基の保護基としては、例えばBzl、CI
2 BZI,ベンジルオキシカルボニル、アセチル、T
os基等が挙げられる。
LVSの7ミノ基の保護基としては、例えばベンジルオ
キシカルボニル、CI Z−CI2 BZI、Boa,
Tos基等が挙げられる。
Qlu及びASllのカルボキシル基の保護基としては
、例えばベンジルアルコール、メタノール、エタノール
、tert−ブタノール等とのエステル化により行なわ
れる。
カルポーキシル基の活性化されたものとしては、例えば
対応する酸クロライド、酸無水物又は混合酸無水物、ア
ジド、活性エステル(ペンタフ00フエノール、p−ニ
トロフェノール、N−ヒドロキシサクシンイミド、N−
ヒドロキシベンズトリアゾール、N−ヒドロキシ−5−
ノルボルネン−2、3−ジカルボキシイミド等とのエス
テル)等が挙げられる。尚ペプチド結合形成反応は、縮
合剤例えばジシクロへキシルカルボジイミド、カルボジ
イミダゾール等のカルボジイミド試薬やテトラエチルピ
ロホスフィン等の存在下に実施し得る場合もある。
以下、本発明ペプチドの製造法につき上記式(5)のペ
プチドを例にとり反応行程式を挙げて具体的に説明する
〔反応行程式−1〕 A−Leu−OH(イ) ↓ A−Leu−R’ (o) ↓ H−Leu−R’ (ハ) ↓ A−Ser(Bzl) −OH (二)A−Set
(Bzl) −Leu−R+ (ホ)11 ↓ ↓ ↓ A−Tyr(Cl 2−Z)−8er(Bzl)−Le
u−11e−Lys(CI −Z) −Pro−Glu
(OBzl)−8er(Bzl)−8er(Bzl)−
1eu−R1(へ) ↓ H−Tyr−8e’r−Leu −11e−Lys−P
ro−Glu−8er−8er−Leu−OH(5)〔
式中Aはアミノ基の保護基及びR1は不溶性担体を示す
。〕 上記において、Aの好ましいものとしてはBoc、ベン
ジルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオキシ
カルボニル基等を、またR1の好ましいものとしてはク
ロロメチル化ポリスチレン等をそれぞれ例示することが
できる。
また、各反応において、使用するアミノ酸が反応に関与
しない側鎖官能基を有する場合は、常法通り、前述した
保護基により保護され、これは不溶性担体R1のfl1
2@と同時に脱離される。
上記方法において、アミノ酸(イ)と不溶性担体R1と
の反応は、常法に従いアミノ酸(イ)の反応性カルボキ
シル基を利用して、これをR1と結合させることによっ
て行なわれる。該反応Iよ例えばクロロメチル化ポリス
チレンを使用する場合は適当な溶媒中、例えばトリエチ
ルアミン、カリウムtert−ブトキシド、炭酸セシウ
ム、水酸化セシウム等の塩基性化合物の存在下に行なわ
れる。
溶媒としては、例えばジメチルホルムアミド(DMF)
、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ピリジン、クロ
ロホルム、ジオキサン、ジクロロメタン、テトラヒドロ
フラン、N−メチルビp−tノドン、ヘキサメチルリン
酸トリアミド等又はこれらの混合溶媒等を例示すること
ができる。上記反応は、通常O〜85℃、好ましくは2
5〜80℃程度、数分〜24時間程度で終了する。アミ
ノ酸と不溶性担体との使用割合は通常後者1当量に対し
て前者を過剰量、一般に1〜3倍当量とするのがよい。
かくして得られる一般式(ロ)の同相化アミノ酸の保護
基への説11反応は、常法により行なわれる。該方法と
しては例えばパラジウム、パラジウム黒等の触媒を用い
る水素添加、液体アンモニア中金属ナトリウムによる還
元等の還元的方法、トリフルオロ酢酸、塩化水素酸、弗
化水素、メタンスルホン酸、臭化水素酸等の強酸による
アシドリシス等を例示することができる。上記触媒を用
いる水素添加は、例えば水素圧1気圧、0〜40℃にて
行ない得る。触媒の使用量としては通常100111〜
1g程度とするのがよく、一般に1〜48時間程度で反
応は終了する。また上記アシドリシスは、無溶媒下、通
常O〜30℃程度、好ましくはO〜20℃程度で約15
分〜1時間程度を要して行なわれる。酸の使用量は原料
化合物に対し通常5〜10倍量程度とするのがよい。該
アシドリシスにおいて保護基Aのみを脱離する場合は酸
としてトリフルオロ酢酸又は塩化水素酸を使用するのが
剪ましい。更に上記液体アンモニア中金属ナトリウムに
よる還元は、反応液がパーマネントブルーに30秒〜1
0分間程度呈色しているよ一70℃程度にて行ない得る
次いで得られる一般式(ハ)の固相化アミノ酸とアミノ
酸(ニ)(もしくはそのカルボキシル基の活性化された
もの)との反応は、溶媒の存在下に行なわれる。該溶媒
としては、ペプチド綜合反応に慣用される公知の各種の
もの、例えば無水ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、とリジン、クロロホルム、ジオキサン、ジク
ロロメタン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、N−メ
チルビOリドン、ヘキサメチルリン酸トリアミド或いは
これらの混合溶媒等を例示することができる。また該反
応は、必要に応じて、通常のペプチド結合形成反応に用
いられる試薬、・例えばN 、N−ジシクロへキシルカ
ルボジイミド(DCC)、N−エチル−N′−ジメチル
アミノカルボジイミド、1−エチル−3−ジイソプロピ
ルアミノカルポジイミド、1−シクロヘキシル−3−(
2−モルホリニル−4−エチル)カルボジイミド等のカ
ルボジイミド類等の脱水縮合剤の存在下に行なうことが
できる。アミノl(ハ)とアミノ酸に)との使用割合と
しては、特に限定はないが、通常前者に対して後者を等
モル量〜10倍モル量、好ましくは等モル9〜5倍モル
量とするのがよい。
脱水縮合剤の使用量も特に限定はなく、通常アミノ酸(
ニ)に対して、好ましくは等モル母程度使用される。反
応温度はペプチド結合形成反応に使用される通常の範囲
、一般には約−40℃〜約60℃、好ましくは約−20
℃〜約40℃の範囲から適宜選択される。反応時間は一
般に数分〜30vf間程度とされる。
かくして得られる一般式(ホ)のペプチドは、上記と同
様に保護基Aの脱離後、式(5)で表わされるアミノ酸
配列に従い、A −S er−OH5A−Glu−OH
,A−Pro−0)1. A−Lys−OH1A−l1
e−OH,A−Leu−Of−11A−8er−OH,
A−Tyr−OHの各アミノ酸もしくは側鎖官能基を保
護されたもの乃至そのカルボキシ基を活性化されたもの
と順次縮合反応させることにより行なわれ、かくして一
般式(へ)で表わされるペプチドに誘導することができ
る。これら縮合反応及び保護基AのIIRIIII反応
は、それぞれ前記した方法と同様にして行なわれる。
また得られるペプチド(へ)は、同様にして保護基Aの
脱離、アミノ酸の側鎖官能基の保護基の脱離及び不溶性
担体R1の脱離により、式(5)で表わされるペプチド
に誘導される。ここで側鎖官能基の保護基及び不溶性担
体R1の脱離反応は、保護基Aの脱離反応と同様に行な
い得、この場合酸として弗化水素又は臭化水素酸を用い
るのが好ましい。尚、上記方法において使用される各ア
ミノ酸は、いずれも公知の市販品でよい。
以上のようにして製造された式(5)の本発明ペプチド
は、反応混合物からペプチドの分離手段例えば抽出、分
配、カラムクロマトグラフィー等により単離精製される
また、一般式(1)乃至(4)で表わされる各ペプチド
も、上記に準じて製造される。
かくして得られる本発明のペプチドは、これに1251
.131 1等の放射性物質、パーオキシダーゼ(PO
X)、キモトリプシノーゲン、プロカルボキシペプチダ
ーゼ、グリセロアルデヒド−3−リン酸脱水素酵素、ア
ミラーゼ、ボスポリラーゼ、D−Nase 1P−Na
se 、 B−jjう’yトシダーゼ、グルコース−6
−7オスフエートデハイドロゲナーゼ、オルニチンデカ
ルボキシラーゼ等の各種酵素試薬等を導入することによ
り、ラジオイムノアッセイ(RIA)l又はエンザイム
イムノアッセイ(EIA>法において用いられる標識抗
原として利用できる。上記放射性物質の導入は、通常の
方法により実施できる。例えば放射性ヨードは、り0ラ
ミンTを用いる酸化的ヨード化法(W、 M、 )lu
nter and F、 C,Greenwood:N
ature、194 .495 (1962) 、Bi
ochemJ、89 .144 、(1963)参照〕
等により行なわれ、酵素試薬の導入は、通常のカップリ
ング法例えばエルランガー(B、 F、 Erlang
er )らの方法−(A cta、 E ndocri
nol、s uppl、、 168 。
206 (1972))及びカ0−ル(M、H。
Karol)らの方法(P roc、N atl、A 
cad、s ci、。
USA、、57 .713 (1967))等の公知の
方法によって行なうことができる。
以下、本発明のペプチドをハプテンとして利用した抗原
の製造方法につき詳述する。
上記抗原は本発明ペプチドをハプテンとし、これをハプ
テン−担体結合試薬の存在下に、適当な担体と反応させ
ることにより製造される。上記においてハプテンに結合
される担体としては、通常抗原の作成に当り慣用される
高分子の天然もしくは合成の蛋白質を広く使用できる。
該担体としては例えば馬血清アルブミン、牛血清アルブ
ミン、ウサギ血清アルブミン、人血清アルブミン、ヒツ
ジ血清アルブミン等の動物の血清アルブミン類;馬血清
グロブリン、牛血清グロブリン、ウサギ自涜グロブリン
、人血清グロブリン、ヒツジ血清グロブリン等の動物の
血清グロブリン類:馬チログロブリン、牛チログロブリ
ン、ウサギチログ0プリン、人チログロブリン、ヒツジ
チログロブリン等の動物のチログロブリン類:馬ヘモグ
ロブリン、牛ヘモグロブリン、ウサギヘモグ0プリン、
人ヘモグ0プリン、ヒツジヘモグロブリン等の動物のヘ
モグロブリン類:キーホールリンペットヘモシアニン(
KLH)等の動物のヘモシアニン類二回虫より抽出され
た蛋白質(アスカ−リス抽出物、特開昭56−1641
4号公報、J 、Immun、。
111 .260〜268 (1973)、J。
Iasun、、122 .302〜308 (1979
) 、J 、 I uun、、9−β−,893〜90
0 (1967)及びAm、J、 Physlol、、
199.575〜578(1960)に記載されたもの
又はこれらを更に精製したもの):ポリリジン、ポリグ
ルタミン酸、リジン−グルタミン酸共重合体、リジン又
はオルニチンを含む共重合体等を挙げることができる。
ハプテン−担体結合試薬としては、通常抗原の作成に当
り慣用されているものを広く使用できる。
具体的にはチロシン、ヒスチジン、トリプトファンを架
橋結合させる、例えばビスジアゾタイズドベンジジーン
(BDB)、ビスジアゾタイズド−3゜3′−ジアニシ
ジン(BDD)等のジアゾニウム化合物;アミノ基とア
ミノ基とを架橋結合させる、例えばグリオキサール、マ
ロンジアルデヒド、ゲルタールアルデヒド、スクシンア
ルデヒド、アジボアルデヒド等の脂肪族ジアルデヒド類
:チオール基とチオール基とを架橋結合させる、例えば
NNl 、−フェニレンジマレイミド、N 、N’−m
−フェニレンジマレイミド等のシマレイミド化合物二ア
ミノ基とチオール基とを架橋結合させる、例えばメタマ
レイミドベンゾイル−N−ヒドロキシスクシンイミドエ
ステル、4−(マレイミドメチル)−シフ0ヘキサンー
1−カルボキシル−N’ −ヒドロキシスクシンイミド
エステル等のマレイミドカルボキシル− ンイミドエステル類二アミノ基とカルボキシル基とをア
ミド結合させる通常のペプチド結合形成反応に用いられ
る試薬、例えばN 、N−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド チルアミノカルボジイミド イソプロピルアミノカルボジイミド ヘキシル−3−(2−モルホリニル−4−エチル)カル
ボジイミド等のカルボジイミド類等の脱水縮合剤等を挙
げることができる。また上記ハプテン−担体結合試薬と
しては、p−ジアゾニウムフェニル酢酸等のジアゾニウ
ムアリールカルボン酸類と通常のペプチド結合形成反応
試薬、例えば上記脱水縮合剤とを組合せたものも使用可
能である。
上記抗原の製造反応は、例えば水溶液もしくはDH7〜
10の通常の緩衝液中、好ましくはElf−18〜9の
緩衝液中、0〜40’C、好ましくは室温付近で行なわ
れる。該反応は通常約1〜24時間、好ましくは3〜s
FR間で完結する。上記において用いられる代表的緩衝
液としては、次のものを例示できる。
0、2N水酸化ナトリウム−0.2Mホウ酸−0.2M
塩化カリウム緩衝液、 0、2M.#2!ナトIJー’7ムー0.2M*’7f
l−0、2M塩化カリウム緩衝液、 0、05M四ホウ酸ナトリウムー0.2’Mホウ酸−6
.−osM塩化ナトリウム緩衝液、0、1Mリン酸二水
素カリウム−0.05M四つ酸ナトリウム緩衝液 上記においてハプテン、ハプテン−担体結合試薬及び担
体の使用割合は、適宜に決定できるが、通常ハプテンに
対して担体を1〜6倍重量程度、好ましくは1〜5倍重
量程度、及びハプテン−担体結合試薬を5〜10倍モル
程度用いるのがよい。
上記反応によりハプテン−担体結合試薬を仲介させて担
体とハプテンとが結合したペプチド−担体複合体からな
る所望の抗原が収得される。
反応終了後行られる抗原は常法に従い、例えば透析法、
ゲルか適法、分別沈澱法等により容易に単離精製できる
かくして得られる抗原は、通常蛋白質1モルに対してペ
プチドが平均5〜60モル結合したものであり、いずれ
も引き続き該抗原に対して特異性の高い抗体の製造を可
能とするものである。
該抗原による抗体の製造は、上記抗原を哺乳動物に投与
し、生体内に所望抗体を産生させ、これを採取すること
により実施される。
抗体の製造に供せられる哺乳動物としては、特に制限は
ないが、通常ウサギやモルモットを用いるのが好ましい
。抗体の産生に当っては、上記により得られる抗原の所
定量を生理食塩水で適当濃度に希釈し、フロイントの補
助液(CompleteFreund ’ s Adj
uvant )と混合して懸濁液を調整し、これを哺乳
動物体に投与すればよい。例えばウサギに上記懸811
11を皮肉注射(抗原の山としてo、i〜5 la/回
)し、以後2週間毎に2〜10ケ月、好ましくは4〜6
ケ月間投与し免疫化させればよい。抗体の採取は、上記
懸濁液の最終投与の1〜2311間経過後、免疫化され
た動物から採血し、これを遠心分離後、血清を分離する
ことにより行なわれる。上記によれば、用いる抗原に対
して優れた特異性を有する抗体を収得でき、これはRI
A法、ETA法等に利用してヒト自白病ウィルス関連蛋
白の定量に用い得る。
以下本発明を更に詳しく説明するため、式(1)乃至(
5)で表わされる本発明ペプチドの製造例及びこれによ
り得られるペプチドからの抗原及び抗体の製造例を挙げ
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、各製造例におけるRfimはシリカゲル上のII!
クロマトグラフィーにて下記混合m*を用いて測定した
ものである。
Rr’−n−ブタノール−酢酸−水(4:1:5)Rf
2・・・n−ブタノール−ピリジン−酢酸−水(30:
20:6:24) 〈ペプチドの製造〉 製造例 1 ■ カリウム tert−ブトキシド471ミリ当量の
DMSO溶液36.711flにBoc−Lys(CI
 −Z)−0Hの7.92111を溶解し、り00メチ
ル化ポリスチレン樹脂<VS団法人蛋白質研究奨励会、
2%ジビニルベンゼン、メツシュ200〜400)14
.460を加えて、80℃で30分間反応させる。樹脂
をDMSO、エタノール、50%酢酸、水、エタノール
及び塩化メチレンの順に、充分に洗浄し、減圧乾燥して
16.0illのBoc−[ys(CI−Z)−樹脂を
得る。
一部を加水分解後アミノ酸分析を行なった結果アミノ酸
0.272111o110樹脂であツタ。
■ 上記■で得たBoa−Lys(CI−Z)−樹脂3
.0gをクロロホルム30Ill12で3回洗浄後、5
0%トリフルオロ酢III(TFA)のクロロホルム溶
液30−に加え、室温で20分間反応させる。
樹脂をクロロホルム3011flで1回、塩化メチレン
30m12で5回、10%トリエチルアミンの塩化メチ
レン溶液30−で3回、次いで塩化メチレン301fl
re回それぞれ洗浄してH−Lys(CI−2)−樹脂
を得る。
Boc−Thr(Bzl) −OHの0.63CIを塩
化メチレンに溶かした溶液25IIl12を上記H−L
ys(CI−Z)−tMNに加え、次いでDccの0.
420を塩化メチレンに溶がした溶液5mGを加え室温
で2時間反応させる。樹脂を塩化メチレン3072で6
回洗浄後、Boa−Thr(Bzl) −OHの0.6
30及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾールo、3ia
の塩化メチレン25−に加え、次いでD℃Cの 0.4
20を塩化メチレンに溶かした溶液5IIII2を加え
て再度同様に反応させるに1カツプリング法)。樹脂を
塩化メチレンで充分に洗浄してBoc−Thr(Bzl
) −Lys、(Cl−2>−樹脂を得る。
■ 上記■と同様にして、Boa−Thr(Bzl) 
−Lys(CI−Z)−樹脂(7)It2 B oc化
t−行す&N、次いで下記アミノ酸、側鎖官能基保護ア
ミノ酸又はカルボキシル基の活性化されたアミノ酸を順
次縮合及び脱13oc反応に付す。
Boa−Tri)−OH0,62Q Boa−His−OHO,B4Q Boc−Pro−OH0,441J Boa−Phe−OH0,54Q Boa −Leu−OH−H2O0,,51gBoa−
Tyr(Cl 2 Bzl) −0HO,960 Boa −Leu−OH” H200,510Boc−
3er(Bzl) −OHO,570Boa−Tyr(
Cl 2 Bzl) −0H0,96<1 かくしてH−Tyr(Cl 2−BZI) −8er(
Bzl) Leu Tyr(C11! −3zl)−L
eu −Phe −Pro −His −Trp −T
hr (Bzl) −Lys<CI−Z)樹脂の5.2
o@得る。このうち1.30++をアニソール1.5−
11,2−エタンジチオール0.75WtI及び弗化水
素15−に溶かし、−20℃で30分間、次いで0℃で
30分間インキュベーションさせた後、過剰の弗化水素
を減圧留去し、残渣を10%酢酸にて抽出し、エーテル
にて洗浄する。水層を凍結乾燥し、次いでセファデック
スG−25(ファルマシア社、溶出液50%酢酸)によ
るゲルか過、更にセファデックスLH−20(ファルマ
シア社製、1mMHCl! )で2回分離を行なって1
i製して目的ペプチド58■gを得る。以下このペプチ
ドを「ペプチドA」と呼ぶ。
Rf値: R,fl−0,03Rf2−0.58 アミノ酸分析値:(日立835型にて分析)分析値 Thr(1) 0.96 Ser(1) 0.94 Leu(2) 2.03 1r(2) 2.11 Phe(1) 1.02 Trp(1) 0.93 Lys(1) 1.02 His(1) 1.01 Pro(1) 0.97 尚上記アミノ酸分析値は、6N−塩酸による加水分解後
に測定した結果であり、以下の各側においても同様であ
る。従って各側で得られるペプチド中にAsn及びGl
nが存在する場合、之等は夫々Asp及びGluとして
定箔される。
製造例 2 製造例1の■と同様にして得たB、oc−Tyr(CI
 2−’;l)−樹脂(0,29411110110樹
脂)3gに、製造例1の■と同様にして、以下の各アミ
ノ酸又はその誘導体を順次綜合及び脱Boc化反応させ
る。
Boc−Gly−OH0,39゜ Boc−Gly−OH0,390 Boa−Gly−OH0,39a Boc−Asn(Tos)−OH0,78すBoa−A
re(Tos)−OH0,95゜Boa−Asn(To
s)−OH0,78aBoc−Pro−OH0,48(
1 かくして、H−PrO−A8n(TO3)−Ar!J(
Tos)−Asn(Tos) −Gly−Gly−Gl
y−TVr(C12Z)−樹脂3.14a l!る。こ
のうち1.0gを弗化水素1〇四及びアニソールIwl
lと混合し、−20℃で30分間、次いで0℃で30分
間インキュベーションした後、過剰の弗化水素を減圧留
去して10%酢酸にて抽出し、エーテル洗浄を経て、凍
結乾燥する。
次いでセファデックスG−25(ファルマシア社、溶出
液1M酢酸)によるゲル濾過、さらにHPLC(10%
アセトニトリル10.05%三弗化酢酸、流速1.0I
IQ/分、0DS120T。
4 、6 x−250gm、東洋曹達株式会社)によっ
て精製して、目的ペプチド361Bi11を得る。以下
このペプチドを「ペプチドB」と呼ぶ。
Rf値: Rfl=0.01 Rf2−0.26 アミノ酸分析値=(日立835型にて分析)分析値 Pro(1) 0.98 AStl(2) 1.89 Aro(1) 1.04 Gly(3) 3.10 TVr(1) 0.99 製造例 3 製造例1の■と同様にして3oc−Ara(Tos)−
樹脂の0.075mmol/g樹脂ヲ製3!l、ソノ5
gに、前記製造例1の■及び■と同様にして、以下のア
ミノ酸又はその誘導体を順次二重カップリング反応及び
f112BOC化反応させる。
Boa−AsnONP 0.330 Boc−GInONP 0.340 Boc−AIa”OH0,18Q Boa−Ala−OH0,18゜ Boa−TVr(C12Z) OH 0,45CI かくしてH−Tyr(C12Z) −Ala−Ala−
Gln−Asn−Ara(Tos)−樹脂5.19oを
得る二このうち1.73+1を弗化水素20回及びアニ
ソール2鵬と混合し、−20℃で30分間、次いで0℃
で30分間インキュベーションし、過剰の弗化水素を減
圧留去した後、10%酢酸水溶液で抽出し、エーテルで
洗浄し、凍結乾燥した。
次いでセファデックスG−10(ファルマシア社、溶出
液10%酢Wりによるゲル濾過、セファデックスLH−
20(ファルマシア社、溶出液1+nM組1、さらにH
PLC(7,5%アセトニトリル10.05%三弗化酢
酸、流速1.0脱/分、カラム0DS120T、4.6
mmx250fi1m、東洋曹達株式会社)によって精
製して目的ペプチド29I!1gを得る。以下このペプ
チドを「ペプチドC」とする。
Rf(ii: Rfl=0.01 Rf”=0.26 アミノ酸分析値:く日立835型にて分析)分析値 Tyr(1) 0.98 Ala(2) 2.07 Glu(1) 1.04 Asp(1) 0.92 Arg(1) 1.00 製造例 4 製造例1の■と同様にしi’Boc−’ryr (Cl
 2−Bzl)−樹脂の0 、29 mmo110樹脂
を製造し、その3gに、前記製造例1の■及び■と同様
にして、以下のアミノ酸又はその誘導体を順次二重カッ
プリング反応及びWA3oc化反応させる。
Boa −Leu−Of−1−1−120,0,550
Boa−Gly−OH0,390 Boc−Gly−0)−10,39゜ Boc−GInON P 0.81 QBoc−Glu
’(OBzl) −OH0,74゜Boc−Tr+1−
0H0,67’a Boa−Phe−OH0,59゜ Boc−Leu−OH−H200,55aBoc−Le
u−OFl −H200,55gBoc−Asp(OB
zl)−0H0,71゜Boc−Leu−OH−H20
0,55゜Boc−Gly−OHO,39+] かくしてH−Gly−Leu−Asp(OBzl) −
LeLI−LeLI−Phe−TrEl−Gltl(O
BZI)−Qln−Gly−Gly−Leu−Tyr(
C12−Z)−樹脂4.31(lを得る。
その1Qを弗化水素10瞠、アニソール1 mQ及び1
,2−エタンジチオール0.5+fiQと混合し、−2
0℃で30分間、次いで0℃で30分間インキュベーシ
ョンした後、過、剰の弗化水素を減圧留去し、50%酢
酸水r8Mにて抽出し、エーテルにて洗浄後、凍結乾燥
する。次いでセファデックスLH−20(ファルマシア
社、1sM炭酸水素アンモニウム)でゲル濾過し、更に
1−IPLc (29%アセトニトリル10.11Vl
波アンモニウム、1)H−8,0、流速1.0μQ/分
、カラム0DS−120T、4.6+amx250mm
、東洋曹達株式会社)を用いて精製して、目的ペプチド
43mgを得る。以下これを「ペプチドD」と呼ぶ。
Rf値: Rfl=0.02 Rf2=0.69 アミノ酸分析値=(日立835型にて分析)分析値 Tyr(1) 1.05 Leu(4) 4.09 Gly(3) 2.88 Glu(2> 2.04 Trp(1) 0.97 Phe(1) 1.05 ASI)(1) 0.91 製造例 5 製造例1の■と同様にして3 oc −1eu−樹脂の
0、425mn+ol/a m脂を製造し、その2gに
、前記製造例1の■及び■と同様にして、以下のアミノ
酸又はその誘導体を順次二重カップリング反応及び1l
12Qoc化反応させる。
Boa−8er(Bzl)−OH0,59T+Boc−
8er(Bzl)−OH0,59゜Boc−Glu(O
Bzl)−OH0,72゜Boa−Pro−OH0,4
6g Boc−Lys(CI−Z)−OH0,95゜Boc−
1ie−OH−1/2H20 0、51(I Boa −Leu−OH−)+20 0. 53aBo
a−8er(Bzl)−OH0,590Boa−Tyr
(C12−Z) OH 1,20g かくしてBoa−TVr(C12−Z) 5er(Bz
l)−Leu−11e−Lys(CI−Z)−Pr。
−Glu(OBzl) −8er(Bzl) −L e
u−樹脂の3.27aを得る。
そのうちO,B10を弗化水素10mG及びアニソール
1−と混合し、−20℃で30分間、次いで0℃で30
分間インキュベーションした後、過剰の弗化水素を減圧
留去し、10%酢酸水溶液にて抽出し、エーテルにて洗
浄後、凍結乾燥する。
次いでセファデックスG−25(ファルマシア社、1M
酢酸水溶液)でゲル濾過し、更に)(PLO(25%ア
セトニトリル10.05%三弗化酢酸、カラム0DS−
120T、4.6+ux250i11゜東洋曹達株式会
社)を用いてfi製して、目的ペプチド3E3aQを得
る。以下これを「ペプチドE」と呼ぶ。
Rf値: Rfl−0,13Rf”=0.52 アミノ酸分析値=(日立835型にて分析)分析値 5er(3) 2.91 Glu(1) 1.04 11e(1) 0.96 Leu(2) 2.01 Tyr(1) 0.99 LyS(1) 1.09 Pro(1) 0.98 〈免疫抗原の製造〉 製造例 1 ■ ペプチドの製造例1で得たペプチドAの211g(
1、392mmol)及びアスカ−リス抽出蛋白41g
を、蒸留水3.0−に加え、この溶液にジシクロへキシ
ルカルボジイミド(DCC)0.57mgを加え、室温
で2時間撹拌する。その後反応混合物を3日間蒸留水で
4℃で透析し、凍結乾燥して、免疫抗原5.8WaOを
得る。以下この抗原を[抗原Ia Jと言う。
抗原Iaはアスカ−リス1110に対してペプチドAが
平均0.164μa+ol結合したものである。
尚このペプチドとアスカ−リスとの結合率は、得られる
抗原を更にセファデックスG−50(rFJ出液:生理
食塩水、検出: OD 280mm、流出速度:3−7
時間、分取量:1−づつ)でゲル濾過した際、未反応の
アスカ−リス及びペプチドの存在は認められないことよ
り、該ゲルか過によってアスカ−リスに結合したペプチ
ドのフラクションと他の生成体(ペプチド2m体)のフ
ラクションとを分’lII[−L/、ペプチド2饅休の
標準濃度の検0線を作成して、上記2m体の量をめ、こ
れを出発原料として用いたペプチドのQから差し引いた
値がすべてアスカ−リスに結合してし)るとしてめたも
のである。以下の抗原の製造例においても同様とする。
■ ペプチドAの31及びアスカ−リス抽出蛋白6II
1gを、0.1Mリン酸緩衝液(11H−7,2)3.
0mGに加え、この溶液に0.1%ゲルタールアルデヒ
ド0.46−(4,176μl01)を加え、室温で2
時間撹拌する。その後反応混合物を3日間蒸留水で4℃
で透析し、凍結乾燥して、免疫抗゛原5.7mQを得る
。以下この抗原を[抗原IbJと言う。抗原Ibは、ア
スカ−リス111gに対してペプチドAが平均0.14
9μmol結合したものである。
製造例 2 ペプチドの製造例2で得たペプチドBの5m。
(5、995+uol)及びアスカ−リス抽出蛋白11
01I1を、0.13M塩化ナトリウムを含む0.16
Mホウ酸緩衝液(p )−1=9.0)5−に加え、こ
の溶液にBDB溶液3.3510を加えて4℃で2時間
撹拌する。上記BDB溶液は0.2N塩11120mG
及びジメチルホルムアミド(DMF)3−の混合溶媒に
ベンジジン83.251+1を加え、水冷下に撹拌し、
これに亜硝酸ナトリウム87.03uの蒸留水2四溶液
を徐々に加え、30分間撹拌することにより調整した。
その後反応混合物を3日間蒸留水で4℃下に透析し、凍
結乾燥して、免疫抗原13.7+oを得る。以下この抗
原を「抗原■」と言う。抗原■はアスカ−リスinに対
してペプチドBが平均0.269μmol結合したもの
である。
製造例 3 ■ ペプチドAの代りにペプチドの製造例3で得たペプ
チドCを使用して、前記抗原の製造例1の■と同様にし
て免疫抗原JL7moを得る。以下この抗原を「抗原1
11a Jと言う。抗原■aはアスカ−リス1■Qに対
してペプチドCが平均0.373μ量01結合したもの
である。
■ ペブーチドBの代りにペプチドの製造例3で得たペ
プチドCを使用して、前記抗原の製造例2と同様にして
免疫抗原8.6moを得る。以下この抗原を「抗原n1
bJと言う。抗原mbはアスカ−リス1110に対して
ペプチドCが平均0.313μsol結合したものであ
る。
製造例 4 ■ ペプチドAの代りにペプチドの製造例4で得たペプ
チドDを使用して、前記抗原の製造例1の■と同様にし
て免疫抗原8.611111を得る。以下この抗原を[
抗原IVaJと言う。抗原[%+aはアスカ−リスll
l1gに対してペプチドDが平均0.269μ!110
1結合したものである。
■ ペプチドBの代りにペプチドの製造例4で得たペプ
チドDを使用して、前記抗原の製造例2と同様にして免
疫抗原8.5111を得る。以下この抗原を[抗原rV
bJと言う。抗原IVbはアスカ−リス1mgに対して
ペプチドCが平均0.224μsol結合したものであ
る。
製造例 5 ■ ペプチド日の代りにペプチドの製造例5で得たペプ
チドEを使用して、前記抗原の製造例2と同様にして免
疫抗原8.7HJ@得る。以下この抗原を「抗原V」と
言う。抗原Vはアスカ−リス11Igに対してペプチド
Dが平均0.239μn+ol結合したものである。
く抗体の製造〉 製造例 1 抗原の製造例5で得た抗原Vの100μgを1.511
2の生理食塩水に溶解後、これに70インドの補助31
1’1.5112を加えて調整した懸濁液を、2羽のウ
サギ(New −Zealand white rab
bits 。
2.5〜3.0kg)に下記免疫スケジュールに示す手
順で、−回の抗原接種量を1ooμQ 、’bodyと
して皮下投与し、11週経過してのち試験動物から全採
血し、これを遠心分離して抗血清(ATLA抗体)を得
る。得られた抗体を各ウサギに対してそれぞれ「抗体V
aJ及び「抗体VbJとする。
〈免疫スケジュール〉 (抗原接種 0 第1同棲種 2 第2同棲種 4 第3同棲種 6 第4同棲種 8 第5同棲種 10 第6回 種 〈標識ペプチドの製造〉 ■ ペプチドの製造例1で得たペプチドAをクロラミン
Tを用いる方法で以下の通り標識化する。
即ち上記ペプチド5μgの0.5モルリン酸塩MI液(
E)H7,5)10μ+lにNa 〔125I〕(ca
rrier free N、 E、 N、 > 1ミリ
キユーリーの0.5モルリン酸塩緩衝液20μQを加え
、つぎにクロラミンT20μQの0.5モルリン酸塩緩
衝液20μQを加える。室温で25秒間撹拌してメタ重
亜硫酸ナトリウム(Na 2520s >100μqの
0.5Mリン酸塩緩衝液20μQを加えることで反応を
終わらせる。次いで反応液に10%の冷沃化ナトリウム
水溶液10μQを加え、反応混合物をセファデックスG
−25のカラム(1,0〜5Qca+、溶出液0.1%
BSA及び0.01%Na N3を含む0.2モル酢酸
アンモニウム1llil、p 1−15.5)rlFJ
I、r” ’ 1で標識されたペプチドAを得る。
該標識ペプチドの放射活性は、255μCA/μgであ
った。
■ ペプチドの製造例2〜5で得たペプチドB〜Fを上
記標識ペプチドの製造例と同様の方法により+′■で標
識して標識ペプチドB−Eを得る。
0力価の測定 上記で得られる抗体の力価を次の通り測定する。
即ち抗体をそれぞれ生理食塩水で10.102.103
.104.1o5・・・・・・・・倍に希釈し、これら
のそれぞれ100μQに、+251標識ペプチド(上記
で得られる標識ペプチドを約9500cpsになるよう
に希釈したもの)0.1ff19及び0.05モルリン
酸塩緩衝液 (p H=7.4)(0,25%BSA、
10s M EDTA及び0.02%Na N3を含む
)0.2mGを加え、4℃で24時間インキュベートし
、生成した抗体と1251標識抗原との結合体を、デキ
ストラン−活性炭法及び遠心分離法(4℃、30分間、
3000rpm)k:より未反応<IILない)+25
1標識ペプチドから分離し、その放射線をカウントし、
各希釈濃度における抗体のIR5I標識ペプチドとの結
合率(%)を測定する。縦軸に抗体の125■標識ペプ
チドとの結合率(%)及び横軸に抗体の希釈倍率をとり
、各々の濃度において結合率をプロットする。結合が3
0%及び50%となる抗体の希釈倍率即ち抗体の力価を
める。前記抗体の製造例1で得た抗体Va及び抗体vb
に関して得られた結果を下記第2表に示す。
第 2 表 50%結合率 30%結合率 抗体Va 1840 4040 抗体Vb 1480 3200 (以 上) 手続補正書(0帽 昭和59年2月13日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 昭和58年特許願第134995号 2 発明の名称 ヒト白血病ウィルス関連ペプチド 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大塚製薬株式会社 (ほか1名) 4代理人 5 補正命令の日付 自発 6 補正の対象 明ll書中「発明の詳細な説明」の項 補 正 の 内 容 1) 明細書第26頁第8行にr −f−41s−Jと
あるをr−His(Tos)−Jと訂正する。
2) 明細書第27頁第11〜12行に「目的ペプチド
」とあるを次の通り訂正する。
[目的ペプチド(H−Tyr−8er−Leu−ryr
−Leu−Phe−Pro−His−Trp−Thr−
Lys−Of−1) J 3) 明細書第29頁第1行及び第3行にr −Asn
(Tos)−0HJとあるをそれぞれr−Asn−ON
PJと訂正する。
4) 明細書第29頁第18行に「目的ペプチド」とあ
るを次の通り訂正する。
「目的ペプチド(H−P ro −A sn −A r
a −A sn−G Iy−G Iy−G ly−T 
yr−OH) J5) 明細書第31頁第14行に「目
的ペプチドjとあるを次の通り訂正する。
「目的ペプチド(H−Tyr−Ala−Ala−Gln
−A sn −A rll −OH) J6) 明細書
第33頁最下行に「目的ペプチド」とあるを次の通り訂
正する。
[目的ペプチド(H−Gly −Leu−Asp −L
eu−L eu −P he−T rp −G Iu 
−G In −G Iy −G 1y−Leu−Tyr
−OH) J 7) 明細書第35頁第12行にr−8er(BZI)
−L eu −Jとあるをr−8er(Bzl)−8e
r(Bzl) −Leu −Jと訂正する。
8) 明細書第36頁第3〜4行に「目的ペプチド」と
あるを次の通り訂正する。
[目的ペプチド(H−Tyr−8er−Leu−1le
−L ys −P ro −Q Iu −S er −
S er −L eu −0H4)」 (以 上) 第1頁の続き

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 0式 %式% で表わされるペプチド、式 H−P ro −A sn−A ra−A sn −G
     Iy−G Iy−G IV−TYr−OH で表わされるペプチド、式 %式% で表わされるペプチド、式 H−G’lV −L eu −A 5EI−L eu 
    −L eu−P he −T rD−G lu−G I
    n −G +y−G +y−L eu−T Vr01−
    1 で表°わ−されるペプチド及び式 %式% ( で表わされるペプチドからなる群より選ばれたヒト白血
    病ウィルス関連ペプチド。
JP58134995A 1983-07-22 1983-07-22 ヒト白血病ウイルス関連ペプチド Granted JPS6028993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58134995A JPS6028993A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 ヒト白血病ウイルス関連ペプチド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58134995A JPS6028993A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 ヒト白血病ウイルス関連ペプチド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6028993A true JPS6028993A (ja) 1985-02-14
JPH0361680B2 JPH0361680B2 (ja) 1991-09-20

Family

ID=15141475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58134995A Granted JPS6028993A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 ヒト白血病ウイルス関連ペプチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028993A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04506077A (ja) * 1989-06-13 1992-10-22 シンテロ アクチボラゲット Htlv―1感染の診断、治療及び予防接種のためのペプチドとその誘導抗体
JPH0751598B2 (ja) * 1988-03-10 1995-06-05 ヴィロヴァル ソシエテ アノニム Htlv‐1感染検出用合成ペプチド抗原

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0751598B2 (ja) * 1988-03-10 1995-06-05 ヴィロヴァル ソシエテ アノニム Htlv‐1感染検出用合成ペプチド抗原
JPH04506077A (ja) * 1989-06-13 1992-10-22 シンテロ アクチボラゲット Htlv―1感染の診断、治療及び予防接種のためのペプチドとその誘導抗体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0361680B2 (ja) 1991-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4525300A (en) Human leukemia virus-related peptides, antibodies of the peptides and a process for production of the antibodies
US4983387A (en) HIV related peptides, immunogenic antigens, and use therefor as subunit vaccine for AIDS virus
US4423034A (en) Process for the preparation of antibodies
JPS62277400A (ja) Htlv−3エンベロ−プ蛋白質
JP2598245B2 (ja) Htlv−iii/lavウイルス関連ペプチドに対する抗体
JPS63146897A (ja) 癌遺伝子関連ペプチド
JPS6028993A (ja) ヒト白血病ウイルス関連ペプチド
CN1082053A (zh) 合成多肽
EP0107053B1 (en) Human leukemia virus-related peptides, antibodies of the peptides and a process for production of the antibodies
JPH0350760B2 (ja)
JPH03209398A (ja) Hiv関連ペプチド類
JPH0350759B2 (ja)
JPS60142925A (ja) ヒト白血病ウイルス抗体の製造法
JPH0160480B2 (ja)
JPH04352797A (ja) ヒトプレプローtrh関連ペプチド
JPH0479356B2 (ja)
JPH0597895A (ja) ヒト免疫欠損ウイルスエンベロープ糖タンパク質gp120の配座エピトープ
Phelps et al. Development and characterization of monoclonal antibodies specific for amylin
JPS59150340A (ja) Atla抗体の製造法
JPS6157598A (ja) ヒト白血病ウイルス関連ペプチド
JPS6061599A (ja) ヒトペプチドホルモン
JPH0160036B2 (ja)
JPH0339518B2 (ja)
JPH08333276A (ja) ペプチド及び気管支拡張剤
JPS5962558A (ja) p24関連ペプチド