JPH02209889A - 合成親水性ペプチド - Google Patents

合成親水性ペプチド

Info

Publication number
JPH02209889A
JPH02209889A JP1029551A JP2955189A JPH02209889A JP H02209889 A JPH02209889 A JP H02209889A JP 1029551 A JP1029551 A JP 1029551A JP 2955189 A JP2955189 A JP 2955189A JP H02209889 A JPH02209889 A JP H02209889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
htlv
peptide
iitlv
amino acid
antibody
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1029551A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas J Palker
トーマス・ジェイ・パルカー
Barton F Haynes
バートン・エフ・ハインス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duke University
Original Assignee
Duke University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duke University filed Critical Duke University
Publication of JPH02209889A publication Critical patent/JPH02209889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、一般に免疫原の作製に関し、特に人T細胞白
血病ビールス(HTLV)タイプI又は)1のエンベロ
ープ蛋白質の抗原決定索に関するアミノ酸配列を持つ合
成ペプチド及びこれを備えた免疫原組成物に関する。
背景技術 HTLV−1及び−11は外生のものであり、一般には
人のレトロビールスをして優先的に胸腺から派生された
(T)リンパ線に感染することを生じせしめる。)IT
LV−1及び−11は、おとなのT細胞白血病及びリン
パ種(ATLL)の原因となる因子である(ボアエスズ
ら、Proc、Natl、Acad、Sc1.υS^7
7:7415,1980; カリアナラマンら、5ci
ence 281:571.1982)。
人のIITLV−1の感染は、「うっせきしている」前
−白血病状態と関連し、これは公然と攻撃的なATLL
に進行することができ、又は数年間変化しないままとな
ることもできる(ヤマグチら、Bfood 82:’1
58.1983)。ATLLの攻撃の前には見掛は上の
長い潜伏があるが、このことは、主な疫学的な問題、す
なわち、健康なIITLV−1+キヤリアによる感染の
広がりを含む問題、及びビールスに暴露されたこれらを
同定する問題を示している。IITLV−1は、性交、
共有された静脈の薬剤乱用処理、母乳、及びインクo 
(In utero)またはべりパラタム(perlp
artUS)な暴露により感染される(ロング−スクー
ル及びガロ、Nature 317:395.191+
5)。現在、感染された人からIITLV−1を消滅す
る方法、ビールスの伝播又は病気の進行を妨げる方法は
ない。
ATLLに加えて、IITLV−1の感染は、熱帯けい
れん性paraparesis (ゲシンら、Lanc
et Il:698.198B) 、chronlc 
progressive 5yelopath1es(
オサムら、Ann、Neurol、21:117,19
87) 、5ultlple 5cleros1s(コ
ブロフスキーら、Nature 318:154.19
85)、non−11odgkln’sリンパlll1
(ギブスら、As5oe、1ntern、Med、lQ
6:3B1.1987)、及びB細胞chronicリ
ンパ線白血病(CLL)  (7ンら、5cience
 236;1103.1987)に関連する。IITL
V−11は、hat ry細胞白血病のT細胞変態と呼
ばれる慢性白血病の希な形態と関連する(カリアナラマ
ンら、5lence 218:571.1982)。
+1TLV−1は世界的に広い分布を持っているが、局
地的に特有な領域は日本南部(ヒルマら、Int、J。
Cancer 29:631.1983) 、カリブ流
域、(ブラットナーら、Lancet II:81.1
983 ) 、米国南西部(プレイニーら、j、^m、
Med、As5oc、250: 1048.1983)
、アフリカ(ビッガーら、Int、J、Cancer 
34:215,1984)、及び他の領域に特定される
。IITLV−11の血清陽性の流行が増加しているが
、IITLV−11の疫学は、よく知られていない(ロ
ーゼンブラットら、New Engl、J、Med、3
15:372,1986 ) o同様に、HTLV−1
に対する血清陽性の割合はニューヨーク市からの静脈薬
剤乱用者内(9%、(ロバートーガロフら、J、AIl
、Med、^5soc、255:3133.198B)
)及びニューオルリンズ(49%、(ワイスら、Pro
c、Am、Soc。
ClIn、Onc、6:5.1987))及びニューヨ
ーク市からの血液生産の輸血を受ける者(9%(ロバー
トーガロフら、J、^s、Med、As5oc、255
:3133.198B))及びノースカロライナのチャ
ペルヒル(13%、ハイネスら、ClIn、Ras、3
3:342A、1985))内で増加している。
最近、ラレイフ、NCからの6個人の集団がII T 
L V−1に対する抗体であると同定された(ワインベ
ルブら5Centers ror Disease C
ontrol、Morbldltyand Morta
llty Weekly Report、1987年1
2月18日)。
これらの単位はまた、アブノーマルな循環リンパ球を持
ち、これは、前白血病シンドロームを示す。
患者の一人は次いでおとなのT細胞白血病で死んだ。6
人はすべて111vに対して血清陰性であった。
この集団の発見により、ニューヨーク市及びニューオル
ンズ中の血清陽性の割合が増加していることとともに、
IITLV−1に対する信頼できる診断上の分析及び非
感染個人に対する保護ワクチンが直ちに必要であること
が強調される。
いくつかの研究結果によれば、IITLV−1のエンベ
ロープ遺伝子生産物を組込んだワクチンが保訛値を持つ
らしいことが示されているが、I T L V刊に対し
て有効なワクチンは現在ない。IITLV−1のエンベ
ロープ遺伝子は63−67キロダルトン(kd)の糖蛋
白質の先駆体をエンコードしており、この先駆体は蛋白
分解的に進行して、成熟したgp46外部エンベロープ
等蛋白質及び21kd )ランスメンブレン蛋白になる
ものである(リーら、P「OC,Nat!、^cadJ
c1.IJsA 81:3B56.1984)。
キヨカワら(Proc、Natl、Acad、Sc1.
US八へ1:6202、1984)は、E、coll中
で、二つの部分、すなわち外部gp4Bエンベロープ分
子の12アミノ酸を除いたものを含んでいるN末端部分
とgp21トランスメンブレン分子のほとんど全てから
なるC末端部分として、IITLV刊の全てのgp63
エンベロープ先駆体分子を表現している。HTLVi 
GPB3エンベロープ先駆体のN末端及びC末端に対す
るラビットの免疫血清を使用して、キヨカワらは、米国
及び日本のHTLV−1先駆体双方を中性化した。ポシ
ノらは(10t1.canecr 3B+781.19
85) 、この発見を抗gp21免疫血清で確認した。
−まとめにすると、これらのデーターは、1lT1.V
−1エンベロープ上の少なくとも2つの中性化位置の存
在、すなわち一つは外部gp4Bエンベロープ糖蛋白質
に関連(2、二つ目はgp21トランスメンブレン等蛋
白質に関連していること、の存在を示している。さらに
、E、col l中で生産されたこれらIITLV−1
再結合蛋白は配糖体化されていないので、炭水化物はこ
れら中性化位置の基本的な成分ではない。
従って、非配糖体構造としての合成ペプチドは、+1T
LV−1エンベロープに対する中性化免疫血清を生じさ
せるのに適切である。日本及び米国の11T1、V−エ
ンベロープに対する人又は動物の免疫血清は、疑似分析
中で交差−中性化されるので、IITLV−1のエンベ
ロープ抗原は単独の血清タイプの世界的な広がりを示す
ようである(ナキーら、Int、J、Cancer 3
2:321.1983) 、従って、111 Vの隔離
特定中性化エピトープ(epl topes)と異なっ
て、一つのIITLV−!隔離に対する合成ワクチンは
、他のHTLV−1隔離に対して保護するであろう。実
際トチクラらは(Int、J、Canccr 36:I
、1985) 、)ITLV−1特定抗体は、11TI
、V−++リンパ球の培養に加えた時、ウィルス抗原表
現を抑制することができることを示し1、抗HTLV−
1抗体は[n vlvoで保護するメカニズムを示唆し
ている。
これらのデーターから、IITLViエンベロープ糖−
蛋白質の部分がワクチンとして使用されて、入内のII
TLV−1に対して保護抗体力価を引出すことができる
という提案に対して、これを強力に支持するが、これら
研究は臨界的なエピトープの配列を同定しない。配列の
解明は、IITLV−1とIITLV−11エンベロー
プ糖蛋白質との間に存在する配列の相同関係により、糖
蛋白質のepHope(s)の同定を容易にする。
発明の目的 本発明は、単独若しくはキャリア分子に結合された時、
及び/又はポリマー化されて分子集合物を形成する時、
哺乳類中でIITLV−1又はIITLV−11に対す
る高力価の中性化抗体を生産することを誘導することが
できる合成ペプチドを提供することである。
本発明の他の[1的は、HTLV−1に対して哺乳類中
で保護免疫を誘導することができるIITLV−1ユ、
ンベローブ蛋白の抗原決定木に相当するアミノ酸配列を
持つペプチドを備えた免疫遺伝学的な結A (conj
ugatc)を提供することにある。
本発明の別の目的は、IITLV−11に対して鋪乳類
中で保護免疫を誘導することができるIITLV−11
エンベロープ蛋白の抗原決定木に相当するアミノ酸配列
を持つペプチドを備えた免疫遺伝学的な結合(conj
ugaLc)を提供することにある。
本発明のさらに異なる目的は、生物学的な試験試料中で
抗+1TLV−1又は抗11TLV−1ビ抗体を検査す
る方法を提供することにある。
これらの又は他の目的は、以下の詳細な説明から当業者
であれば明白であり、IITLV−1及びIITLV−
1のビールスを引起こす因子に対して免疫的な応答を作
るのに有益な合成ペプチドを提供することにより達成さ
れる。
発明の概要 本発明は、免疫原の作製及びそれから作られたワクチン
に関する。IITLV−1又は)ITLV−11のいず
れかのエンベロープ蛋白の抗原決定水に相当するアミノ
酸配列を持つ合成ペプチドは、直接又はスペーサー分子
を介在して適切なキャリア分子に共イ(的に結合されて
、免疫原結合物(conjBates )を形成する。
このような結合物を−又は二以上備えたワクチンは開示
されている。
一つの具体例では、本発明は、+1 T 1.、V −
1(又はIITLV−11)のエンベロープ糖蛋白質の
抗原決定木に相当するアミノ酸配列を持つ合成ペプチド
を具備している。このペプチドは単独又はキャリア分子
と結合した時、咽乳類内テIITLV−1(又1111
TLV−11)対して高力価の保護抗体を誘導する。本
発明のペプチドは、HTLV−1(セイキら、Proc
、Natl、Acad、Sc1.UsA 80:361
8)もしくはIITLV−11(ソドロスキら、5ci
ence 225:421.1984))のエンベロー
プ糖蛋白質の親水性領域中にある抗原決定素に相当する
(カイト及びドーリトルJ、Mo1.B1o1.I57
:105.1982)。
別の具体例テハ、本発明は、ITLV−1(又はIt 
T L V−11)に対する哺乳類中で高力価の保護抗
体を誘導できる免疫原結合物を備えている。この結合物
は:(1)キャリア分子と、(II)この分子が共有的
ニ俄付けられたHTLV−1(又let IITLV−
l I ) (7) エンベロープ糖蛋白質の抗原決定
索に相当するアミノ酸配列を持つ合成ペプチドと、を備
えている。
さらに別の具体例では、本発明は、哺乳類に対して免疫
原的に有効量の上記+1TLV−1(またはHT L 
Vll)特定結合物を投薬することを備えたIITLV
−1(又はIITLV−1! )に対する免疫を作る方
法を具備している。
別の具体例では、本発明は、生物学的な試験試料中で抗
体を検査する方法を備え、この方法は本発明のペプチド
を試料と接触させ、試料中の抗体をペプチドと複合化さ
せ、その複合物の形成をall定する方法である。
発明の詳細な説明 本発明は、IITLV−1の免疫原エピトープに相当す
るペプチド及びIITLV−11の免疫原エピトープに
相当するペプチド、さらにこれらから作られたII T
 L V−1、IITLV−11に対してそれぞれ合成
ワクチンに関する。これら新規な免疫原剤は、ペプチド
、すなわち抗原決定素をIITLV−1又ハIITLV
−11(7) gp4Bエンベロープ蛋白と分割するペ
プチドを化学的に合成することにより作製できる。ペプ
チドはキャリア分子と結合され、従って、免疫原結合物
を形成しく及び/又はポリマー化される)、これらをワ
クチンとして適切なものとする。これらワクチンは、免
疫原的に有効量を哺乳類に例えば非経口ルートで投与す
ることにより、HT L V刊又はIITLV−11に
関する病気に対する免疫として有益である。
免疫原の可能性として研究されるべきペプチドは、親水
性テ1ITLV−1又ハ1lTLV−1f gp4Gエ
ンベロープ糖蛋白質の供給領域に相当するこれらのもの
を含んでいることが分った。さらに、これらペプチドで
は、予想されたデーグーの変更(turns)は特に重
要なものであることが分った。内部ペプチド(1ntr
apeptlde)二硫化物結合は生来の形態決定索を
確定するのに有益であることが認識された。
また踏量(Interchain)に硫化物結合の形成
は、ポリマー化ペプチド分子内でを益であり、このこと
により大きな、より免疫原ペプチドの集合物を形成する
11TLV−1及びIITLV−1l (7) エンベ
ロープ蛋白の予想されるアミノ酸配列のコンピュータ分
析によれば、親水性領域の二次的構造及び位置を確立し
た。二次的構造はクーとファスマンの手法を用いてコン
ピュータ分析から決定された(BIochealsLr
y 13:2!1尾よび13:222.1974; A
dvances In Enzymology 47:
45.1978)。データー変更の可能領域はローズの
手法を用いて局部限定された(Nature 272:
5H,197g)。エンベロープ蛋白の親水性領域はロ
ーズとロイ(Proc、Natl、Acad、Sc1.
USA 77:4B43.IHO)及びカイト及びドー
リトル(J、Mo1.BIol、+57:105−13
2.1982)の技術で同定された。
本発明のペプチドは、IITLV−1のgp4Bエンベ
ロープ糖蛋白糖蛋白質性するB細胞エピトープに相当し
又は相同するペプチドを含む。これらペプチドは、長さ
が約25アミノ酸(単位)またはそれ以下であり、親水
性で、適切なキャリア分子と結合した時、高力価の抗ペ
プチド抗体(1:1o00)を哺乳類内で生産すること
を呼び覚ます。この抗体は生来のHTLV−1のgp4
Bエンベロープ糖蛋白質と反応することができる。本発
明の他のペプチドは、It T L V−11のgp4
6ベロープ糖蛋白質内に存在するB細胞エピトープに相
当し又は相同するペプチド含む。
これらペプチドもまた、長さが約25アミノ酸(単位)
またはそれ以下であり、親水性で、適切なキャリア分子
と結合した時、高力価の抗ペブチド抗体(1:1000
)を哺乳類内で生産することを呼び覚ます。この抗体は
生来のHTLV−11のgp4Bエンベロープ糖蛋白質
と反応することができる。
本発明の合成ペプチドは、表1に示されるアミノ酸配列
、または表1に示された配列の一つに十分類似する配列
を持ち、このことにより表に示される特定の配列により
表現されたエピトープと結合する抗体により同じ方法で
処理されるものである(すなわち、免疫原的に比較しう
る配列である)。このような合成ペプチドはここでは以
下、rllTLV−10定ペプチド」と称する。
表1 +1TLV−1に対する診断及びワクチン注射に使用す
るための合成ペプチド ペプチド エンベロープ アミノ酸配列2,3.4アミ
ノ酸1 2    8B−107 317B−189 A 29B−312 4B2−480 VSSY)ISKPClliPAQPV(C)PHVT
KKPNI?NGGGYYSAYSDP (C)LNTEPSQLPPTAPP(Y)SSPYW
KFQIIDVNFTQEVSRLN(C) (C)LLPIISNLDIIILEPSIPWKSK
(Y) (Y)LPPNWTIICFDPQ(C)(C)PPl
’5LSPVPTl、cshsRnY^^QNl?l?
GLDLLPWEQGGL(C) CRPPNITNS)iVPILQE (C)PILQERPPLENI? CILRQLRHLPSRVl?YpHYS11   
  475−488       (C)RYPIIY
SLIにPE5SL1 セイキ1M、ら、proc、N
at+、^cad、sc1.Us^80:3B+8−3
622.1983による。リーダ配列のN末端メチオニ
ン−1である。
2 合成ペプチド1−11の配列は、ペプチド4を除い
てIITLV−1gpG3のNからC末端に順にリスト
されている。ペプチド1−6内の配列はgp4G外部外
部エンベロープ糖蛋白質からであるが、一方ベブチドア
ー11の配列はgp21トランスメンブレン糖蛋白質か
ら誘導される。アミノ酸数は、最初のメチオニン−1か
ら始まる。(パーカーらJ、Is+5unol (19
g9) Vol、142 (2月1日)参照)3 バレ
ンテーゼ(parenLl+eses)中のアミノ酸を
加えて、キャリア蛋白(C)及びペプチドのヨード化物
(Y)への結合を容品とする。CysはN又はC末端の
いずれかにあることが可能である。
4 各アミノ酸はその単独の文字コードで表現される。
すなわちその名前の最初の文字である。ただし、アルギ
ニンは(R)、アスパラギン酸は(D)、アスパラギン
は(N)、グルタミンは(Q)、グルタミン酸は(E)
、リジンは(K)、フェニララニンは(F) 、トリプ
トファンは(W)、チロシンは(Y)である。
同様に、本発明の他の合成ペプチドは、表2に示すアミ
ノ酸配列または表2に示された配列の一つに十分類似す
る配列を持ち、このことにより表に示される特定の配列
により表現されたエピトープと結合する抗体により同じ
方法で処理されるものである(すなわち、免疫原的に比
較しうる配列である)。このような合成ペプチドは以下
r HTLV−11特定ペプチド」と称する。
表2 11TLV−1に対する診断及びワクチン注射に使用す
るための合成ペプチド ペプチド エンベロープ アミノ酸配列2.3アミノ酸
1 1    30−44    5SYH8SPC3PT
QPVC244−83CTVNLDL)JSLTTDQ
RLIIPPC3H−10411VIKKPNRQGL
GYYSPSYNDC −4125−140(C)SSPSW[P)ISDVN
PTI5   174−194     (C)SEP
TQPPPTSPPLVIIDSDLε!1 6   295−308     (C)SLAPVP
PPATRRRRl ソダロスキーら、5cience
 225:421−424.1984による。リーダ配
列のメチオニン−mlである。
2 パレンテーゼ中のアミノ酸を加えて、キャリア蛋白
(C)及びペプチドのヨード化物(Y)への結合を容易
とする。CysはN又はC末端のいずれかにあることが
可能である。
3 各アミノ酸はその単独の文字コードで表現される。
すなわちその名前の最初の文字である。ただし、アルギ
ニンは(R)、アスパラギン酸は(D)、アスパラギン
は(N)、グルタミンは(Q)、グルタミン酸は(E)
、リジンは(K)、フエニララニンは(F) 、)リブ
トファンは(w)、チロシンは(Y)である。
本発明のペプチドへ共有的に結合(共役的に結合)され
るキャリア分子は、毒性がなく、製薬学的に許容でき、
さらに哺乳類中で免疫的な応答を作るのに十分な寸法で
あるのがよい。適切なキャリア分子の例は、テタナス 
トキソイド及びキーホール リンペット ヘモシアニン
(にLll)がある。
HTLV−1特定ペプチド及びIITLV−11特定ペ
プチドが結合される他のキャリア分子はIITLV−1
又はIITLV−II gpeaヱンベローブ糖蛋白質
又はヘリカル構造を持つp55ギャグ(gag)ポリプ
ロティンのT細胞エピトープ(マルゴリッタらのアルゴ
リズム(J。
1*5uno1.138:2213.1987)により
予想された)に相当する配列を備えている。これらの特
定の例は、表3に示されている。LASGKSLアミノ
酸をl−TlのN末端に添加することにより、鼠のTヘ
ルパー細胞によって同定されたペプチドとなる。
表3 !1TLV−1及びIITLV−1177) T細胞エ
ピトープビールス 遺伝子 アミノ酸 名称 配列2.
311TI、■−1エンベ  347−383 1−T
I  LHEVDKDIローブ          5
QLTQAIVK11TLVi   エンベ  64−
74 1−T2  QPPCPNLVSYローブ ギャグ 1114−200 1−T3  DLQDLL
QYLC3SLVASL ギャグ  79−87 1−T4 1?VNIEILI
IIl、HTLV−II   1ンベ  34B−36
9II−T4 KDISIILTQローブ      
    AIVKNHQN+1.l?VAQ 1 マルゴリッタらのアルゴリズム、J、Iamu口0
1゜138+2213.1987アンフイパシツクを含
むアミノ酸配列がヘリカル二次構造であることをを予想
するのに使用された。
2 セイキら、Proc、Natl、^cad、sc1
.Us^80:361g、1983から予想されたアミ
ノ酸配列のIITLV−13ソドロスキーら、5cie
nce 225:421,1984から予言されたアミ
ノ酸配列のIITLV−11HTLV−1及びIITL
V−11特定ペプチドは薬学的に許容される補助薬、例
えばみょうばん又はテタナストキソイド(tetanu
s toxoid)よりもより免疫原の他のキャリア分
子に結合された補助薬とともに投与することも可能であ
る。
本発明ノHTLV−1及び11T1、■−11特定ペプ
チドへのキャリアの結合は、直接又はスペーサ分子を介
在しておこなうことができる。スペーサ分子は、毒性が
なくまた反応性であるのが良い。II T L V−1
又は+1TLV−11特定ペプチドのアミノ末端に加え
られるグリシン残部は、キャリア分子にペプチドを結合
するための適切なスペーサ分子を提供する。あるイハ、
IITLV−1及びIITLV−11特定ペプチドは、
例えば他の免疫原11T1、V−1又ハIITLV−l
 l エンベロープ配列に直接隣接して合成されるよう
にしてもよい。
例えば、表3に示されるこれらの配列(又はその一部分
)のエンベロープ配列を用いることができる。システィ
ン類は、キャリア分子に結合させるためi、:IITL
V−1又はIITLV−11特定ペプチドのN末端又は
C末端のいずれかの位置で加えることができる。あるい
は両端に加えて二硫化物結合形成物を介してインターチ
ェインポリマリゼーションを容品として、大きな分子集
合物を形成することもできる。
II T L V刊又はIITLV−11特定ペプチド
へのキャリア分子の結合は、カップリング剤を用いて達
成される。好ましくは、ヘテロファンクシジナルなカッ
プリング剤M−マレインミドベンゾイル−N−ヒドロキ
シスシンイミド エステル(MBS)、又は水溶性化合
物m−マレイミド−ベンドイルスルホスシンイミド エ
ステル(スルホ−MBS)が使用される。グリーンら(
Cell 28:477.1982)及びバーカーら(
Proc、Natl、^cad、sci、UsA 84
:2479.1987)。
本発明のワクチンは、哺乳類に投与される時、HTLV
−1に対して保護免疫原的な応答を引起こす。
これは、−若しくはそれ以上の免疫原的な結合物を備え
、各共役はIITLV−1特定ペプチドを備えている。
ココテハ、各11T1、V−1特定ペプチドハHTLV
−1gp46エンベローブ蛋白の異なる部分に応答する
。好ましくは、表1にリストされたIITLV−1特定
ペプチドが例えば表3に示されるようなIITLV−1
エンベロープ又はギャグ蛋白質の予想されたT細胞エピ
トープと結合又は合成されるものがよい。
同様に、本発明のワクチンは、IITLV−11に対し
て保護免疫原的な応答を引起こす。これは、−若しくは
それ以上の免疫原的な共役を備え、各共役はl1TLV
−11特定ペプチドを備えている。ここでは、各+1T
LV−1特定ペプチドはIITLV−11gpteエン
ベロープ蛋白の異なる部分に応答する。好ましくは、表
2にリストされたIITLV−1特定ペプチドが例えば
表3に示されるようなIITLV−11エンベロープ又
はギャグ蛋白質の予想されたT細胞エピトープと結合又
は合成されるものがよい。
更に加えて、上記免疫原共役により二価値のワクチンも
構成することができる。このワクチンは、+1TLv−
1及びII T L V−目のエンベロープ蛋白からの
合成ペプチドを備え、混合されて単一の接種物を形成し
、このことにより保護抗体が哺乳類中でIt T L 
V−1及びIITLV−11に対して同時に生じる。
キャリア分子として、合成ペプチド、すなわちヘルパー
T細胞により認識されるHTLV−1又はII T L
 V−11エンベロープ又はギャグ分子の一部分を反映
する合成ペプチドを使用する利点は、テタナストキソイ
ドのような他のキャリア分子を必要としないということ
である。モしてB及びT細胞のIITLV−1又はII
TLV−11に対する応答が特定されるということであ
る。 IITLV−1及びIITLV−11特定ペプチ
ドは、単独又は相当するT細胞e、pltOpと合成さ
れたものは、酸化剤で処理され、ペプチド鎖システィン
との間で二硫化物結合形成物を引起こすことができる、
その結果ポリマー化され、高い免疫原抗体を得ることが
できる。
本発明ノ!ITLV−1及びIITLV−11特定ペプ
チドの中性化抗体を引起こして免疫化する能力は、ナギ
ーら(Int、J、Cancer 32:321)の如
く決定される。
!ITLV−1及びIITLV−11特定ペプチドをワ
クチン又はワクチンの成分として使用することに加えて
、これらワクチンを診断上の目的に使用できる。生物学
的試料内でのIITLV−1又はIITLV−11エン
ベロープ蛋白に対する抗体の存在及び力価は、固体槽の
放射免疫分析(RIA )中テ1lTLV−1及びII
TLV−11特定蛋白を使用することにより検出できる
。(バーカーらJ、1tsuno1.136:2393
.1988−この文章の全ての内容は試料; Ib1d
、Proc、Natl、AcadJcl、USA 84
:2479,1987+、m記載サレテイる)。本発明
(7) IITLV−1及びIITLV−11特定ペプ
チドは標準酵素結合免疫吸収分析(ELISA )中で
生物学的試料中でIITLv−1又はIITLV−11
エンベロープ糖蛋白質に対する抗体の存在を検出するこ
ともできる。
本発明のIITLV−1診療分析の一つの例では、+1
 T L V−I  gp4Bエンベロープ及びIIT
LV−l  p19ギャグ蛋白からの合成ペプチドの混
合物が使用できる。好ましくは、表1のペプチド4A及
びっぎのIITLV−1p19のカルボキシ末端配列(
Pro−Tyr−Val−Glu−Pro−Th r−
^1a−Pro−Gln−Val−Leu )を含むペ
プチドがよい。組合わせでは、これら二つのペプチドは
、抗体を持ツHTLV−1+物からp+9又ハgp46
まテノ血清の95%内の抗体により認識される。(バー
カーら、J、1ssuno1.136:2393.19
8fl、及び第1図)。
これら二つのペプチドの組合わせにより、ELISA又
はRIA中で使用してIITLV−1+患者からの血清
中の抗体を検出できる。
上記のことから、ELISA、RIA、間接免疫フルオ
ロサイエンス及びウェスタンプロット分折を含む検出技
術を用いれば、当業者であればIITLV−1及びHT
LV−11特定試験キツトを構成1.て生物学的な試料
中でIITLV−1及びIITLV−11に対する抗体
を検出できることは明白である。
さらにまた本発明のIITLV−1又はl!TLV−1
1特定ペプチドでの免疫化に応答して生産された抗体は
、標準技術を用いて抗原診断分析中で使用できることは
当業者であれば明白である。
以下本発明を以下の実施例で詳細に説明する。
ただし本発明はこの実施例に限定されるものではない。
実施例1 +!T1.V−1及びITl、、V−11特定ペプチド
の合成及び結合物の作製 11丁LV−1gp4B(セイキら、Proc、Nat
l、Acad、Sc1.tlSA 80:3B+1t−
3622,191t3)及びIITL、V−If gp
4B(ソドロスキら、Sc!ence 225:421
−424.1.984)から親水性アミノ酸配列を含む
基本的に純粋なペプチドの合成は、製造者によって供給
される化学品及びプログラムサイクルを使用してDup
ont 2100ペプチド合成機により合成される。配
列は表1及び2に示されている。
ペプチドはMBSを持つキャリア分子テタナストキソイ
ド(TT)と結合される。これは(グリーンら、Ce1
l 28:477.1982;パルカーら、Proc、
Natl、^cad、sc1.UsA 114:247
9,1987 )に記載されている。カップリングをお
こなうために、0.5mlの燐酸塩バッファ生理食塩水
、pH7,2中の24mgのテタナストキソイドを、1
00μmのジメチルホルムアルデヒド中に溶解した1m
gのMBSで1時間、23℃で培養した。MBSで処理
されたテタナストキソイド(TT−MBS)を次いでP
D−10(バラマシア)カラム上のふるい用クロマトグ
ラフィーにかけて、TT−MB Sから未反応のMBS
を除去した。モしてTT−MBSを含む部分をカラムの
空隙容積内に回収した。
これは、スペクトル光メーター分析により280n−の
光密度で決定された。TT−MB Sを、次いで、カル
ボキシル又はアミノ末端で誘導システィンを含むPBS
内の6〜9Bの合成ペプチド(モル比30:Lペプチド
キャリア蛋白〕で、23℃で3時間揺らしながら培養し
た。TTペプチド結合物はPBSに対して4℃で一昼夜
透析され、またはPD−10カラム上で再度脱塩され、
そして免疫原として使用された。
キャリア分子トキソイドに対するペプチドの結合物は、
結合物をソディウム ドデシルスルフェート  ポリア
クリルアミド ゲルエレクトロフォレシス(SDS−P
AGE)にさらし、更に監視した。この監視は、キャリ
ア分子ポリアクリルゲル エレクトロフォレシス(SD
S−PAGE)のそれを越える見掛は上の分子重量の増
加をAl1定し、さらにMBSで処理されたキャリア分
子のそれを越える見掛けの分子重量の増加をΔF1定す
ることにより行なった。結合の効率は、またペプチドに
依存して10〜30%麦化するペプチドの追跡ヨウド化
により監視した。
実施例2 11TLv−1gp4B合成へ1チ);1.:対t ル
11TLV−1血清陽性物からの抗体反応性 IITLV−1gp4Bの親水性領域から誘導された合
成ペプチドを0 、 1 M  N a HCOバッフ
ァ、pH9゜6中に溶解又は懸濁せしめ、50μm g
 /ウェルをイムロン2マイクロ力価ウェル((Dyn
atccl+)中で、4℃で一昼夜培養した。ウェルを
空にし、燐酸塩バッファ生理食塩水(PBS)及び0.
1%アジ化ナトリウム中の200μmlの5%無脂肪分
乾燥ミルク(カーネー ジョン)ウェルに加え、2時間
培谷した。ウェルを空にし、PBS含H5%無脂肪分乾
燥ミルクと0.05%ツイン20(洗浄バッファ)とで
洗浄し、さらに、洗浄バッファ中のIITLV−14患
者又は通常の被験者からの1:50希釈血清で1時間培
養した。ウェルを洗浄バッファ中でX3洗浄し、さらに
ラビット抗−人1gGの1:150希釈(H& L c
hain 5peclNc、Cooper Biomc
dlcal、Malvcrn、PA)で、洗浄バッファ
(50μm)中の全ての血清を30分間培養した。前と
同様に洗浄し、さらに50μl洗浄バツフア中の105
の1251−ラベル化蛋白A(シグマ)で、30分、2
3℃で培養した。前と同様にウェルを洗浄し、ウェルへ
の放射活性結合をガムマカウンターで測定した。図示の
ように、平均cp■値の(E/C)(ffll!l工/
l、)J!、実験(E ) IITLV−1t患者血清
及び通常の血清参照(C)で得られた。2.0より大き
な比は正と考えられる。
実施例3 +1TLV−1及びIITLV−1t 1.:対する抗
体の検出p19のC末端またはその蛋白のIITLV−
1工ンコード合成ペプチド5P−71 (Pro−Ty
r−Val−Glu−Pro−Thr−Ala−Pro
−Gln−Val−Leu)と、gp46からの表1の
合成ペプチド8p−4Aを混合し、上述のRIA中のマ
イクロ力価ウェル(マイクロ力価ウェル当りの各ペプチ
ドは10〜50μg)に加えた。そしてHT L V−
1抗体の検出に使用した。また、Pro−Tyr−Va
t−(iIu−Pro−Thr−Thr−Thr−Gl
n−Gys−PheまたはIITLV−11p19のC
末端からのアミノ酸配列を含むその蛋白質を上述のよう
にマイクロ力価ウェル(ウェル当りIO〜50μg)に
加え、IITLV−111:対する抗体を検出するのに
使用した。
実施例4 合成ペプチド及びHTLV−1エンベロープ糖蛋白質に
対する抗−合成ペプチド免疫血清の活性+1TLV−1
エンブーエンコード(env−encoded)合成ペ
プチド(IITLV−1特定ペプチド)を前述のように
テタナストキソイドに共有的に結合し、ラビットの免疫
化に使用した。フロイント完全補助薬中の5mgのペプ
チドTT結合で1免疫し、次いで、フロインド不完全補
助薬中の結合物で更に週1回のおしあげ(ブースト)を
2回おこない、その後集めて、免疫ペプチドに対する活
性度の試験をおこなった(表4)。
表4 +1TLV−1合成ペプチド(SP)1−6に対するラ
ビット血清の活性度 抗体          抗原 合成ペプチドに対する抗ペプチド免疫血清の活性度は、
放射免疫分析中で決定され(二重ウェル)、その結果は
免疫又は前免疫血清で得られた平均cp1値の比として
表現された。抗ペプチド免疫血清は、免疫ペプチドに対
して高い割合で特異性を持っていた(アンダーラインの
値)。
+1TLV−1合成ペプチド1−6に対する免疫血清は
、最小力価がRIA中で172000を持つ免疫ペプチ
ドに対して高い度合の特異性で反応した。免疫プロット
分析で試験した時、ペプチド1.3゜4.4A及び6に
対する免疫血清は、HTLV−1gp4B及び/又はg
p83と反応した(それぞれ2,4,6゜8.10レー
ン)一方、前免疫血清(1,3,5゜8.9レーン)は
反応しなかった。抵抗+1TLV−1工ンベロープモノ
クロナル抗体IC11は、正の参照として使用されるが
、これもまたgp4Bとgp63と反応した(12レー
ン)。これに対して負の参照の腹水液(P3X63)は
、反応しなかった(1ル−ン)(第2図)。免疫プロッ
ト中のgp46に対する抵抗ペプチド免疫血清の活性度
は、相当するペプチドで予備培養した免疫抗体で特に抑
制される(第3図)。抗ペプチド抗体のgp4Bに対す
る拘束力の特異性を評価するために、IITLV−1g
94Bペプチド5p−8に対する免疫血清を200μの
5p−8(レーン1)または5p−5(レーン2)で予
備培養した。そして免疫プロット分析中でgp4Bと反
応した。合成ペプチド5p−6は、完全に抗5p−8抗
体がgp4Bと結合するのを抑制した(レーン1)。一
方、5p−eは、抑制しなかった(レーン2)。レーン
3に示すように、通常のラビット血清抗体(プラスペプ
チドSP−&)がgp4Bに対して活性度が欠けている
。このデータは、キャリア分子に結合されたときllT
1.、V−1gp4Bからのペプチド(IITLV−1
特定ペプチド)は、11T1.V−1gp4Bに対する
抗体を上昇するのに使用できることを示しCいる。
実施例5 Sトロピカル スバスティソクバラバレシス(TSP)
に関連するIITLV−1を持った患者AからのHL 
A、 −D R2限定シトトキシツクT細胞ラインP−
101,:、Jl、す、認識されたIITLV−1gp
4Bのエピトープのマツピング 第4A図及び4B図に示す結果は、シャコブソンらの手
法を用いて得られた(vlral 1mmuno1.(
i987/j、98g)  I 二153−162) 
第4A図:、轡者AからのEBV変形B細胞をIITL
V−iエンベロープ合成ペプチド1−11(表1)をl
lT1、V〜1のenv−エンコード合成ペプチド1.
−11(表1)で培養し、Crでラベルし、ターゲット
として使用して、オウトロジャス、クローン、サイトド
キシツクT細胞ラインP−10でペプチド特定殺傷をア
クセスするようにした。ペプチド5P−4Aでコートさ
れたB細胞(ムーム)及びHTLV−1で感染さたオウ
トロジヤスT細胞(・−・)の両方を患者Aからのサイ
トド牛シックT細胞ラインP−10で殺した。処理して
いないオウトロジャスB細胞(0−0)又は残りの11
のペプチドのいずれかでコートされたB細胞(△−Δ)
は殺されなかった。
第5B図:HLA−DR2でサイI−1−キシツクT細
胞ラインP −1,Oとマツチした二つのへチオロジア
スB細胞ライン(・−・、ムーム)、およびHLA−D
R2でミスマツチした一つのB細胞ライン(〇−〇)を
ペプチド5P−4Aでコートし、上述のようにサイトド
キシティー分析中のターゲットとして使用した。ペプチ
ド4Aでコートされ、l114^−DR2とマツチした
B細胞は、T細胞ラインP−10で殺された、これに足
して5P−4AでコートされたIIL^−DR2ミスマ
ツチB細胞では殺傷はすこししか観察されなかった。
これらの研究は、ペプチド5P−4A(アミノ酸 19
0−209)で規定されたBTI、V−1gp4Bの領
域力月ILへ−DI?2限定サイトキシツクT細胞ライ
ンにより同定されたエピトープを含んでいることを示し
ている。
実施例6 HTLV−1のエンブーエンコード合成ペプチドに対す
る免疫血清を持つベシキュラ ストマティティス ビー
ルス(VSV)/人T細胞ロイケニミアビールス タイ
プI  (IITLV−1)ブシュードタイプ粒子の中
性化 ラビットを5mgの合成実質的にフロイントの完全(日
1)及び不完全(日8,15,22.及び29)?I[
i助薬中のベプチドーテタナストキソイド結合−で免疫
化した。
+1TLV−1のエンブ遺伝子エンコード合成ペプチド
のアミノ酸配列を表1に示す。
データは、プラク形成が誘導されたVSV(l!T1、
V−1)のパーセント抑制として与えられている。
VSVゲンム及びIf T L V−1エンベロープ糖
蛋白質を含むブシュードタイプの粒子を滴定し、分tf
?当り150−200プラクを賦与した。この分析は、
ドクター バウル クラファンによってクラファンらの
手順に従ってなされたo Proc、Natl、Aea
d、Sci、Us^81:28H,1984に文書化さ
れた全ての内容はここに引用される。
表5 ラビット当    ペプチドに対する免疫血清血清  
 。 。 oo  ooo  。 ooo。
450 50 50 0 0 0 0  ND  ND
  ND  ND  ND5o>8o>aoo>5oo
o  o  o  o  o  。
上記の発明は、明確にし及び理解のために実施例の方法
で詳細に説明した。当業者にとってこの開示内容を読む
ことにより、HTLV−i用のワクチンはさらに少なく
ともIITLV−1のトランスメンブレン蛋白に親水性
エンベロープ領域に相当する少なくとも一つの合成ペプ
チドを備え(好ましくは、YA^QNRRc+、oLL
FWEQccLc (gp2tのアミノ酸374−38
8)  :CI?FPNITNSllVPILQE(7
ミ/酸399−415)  ; CPILQIERPP
LENR(アミノ酸411−422)  ; CILR
QLRHLPSI?VRY P II Y S  (ア
ミノ酸462−480)  ;又は(C)RYPI(Y
SLIKPESSL  (アミノ酸475−41118
)。形態や詳細の各種組合わせを発明の範囲を逸脱しな
い範囲でおこなうことは自明である。
ここで引用した全てのドキュメントは、参照として組込
まれ、拠り所とされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、gp4G  エンブエンコード合成ペプチド
に対するHTLV−1+患者からの抗体の反応性を示す
図、 第2図は免疫プロット分析でのHTLV−1のg
94B及びgpeaエンベロープ糖蛋白質に対する抵抗
合成ペプチド免疫血清の反応性を示す図、第3図は免疫
プロット分析でのIITLV−1gp4Gに対する抵抗
ペプチド抗体反応性の特定抑制を示す図、第4A図及び
第4B図は、トロピカルスバスティクバラパレシス(T
SP)に関連するIITLV−1を持った患者Aからの
HLD−DR2限定サイトキンツクT細胞ライうP−1
0により認識されたIITLV−!g94Gのエピトー
プのマツピングを示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基本的に長さが約25単位までのアミノ酸配列から
    なる合成親水性ペプチドからなり、Bリンパ球で認識さ
    れたHTLV− I 又はHTLV− I I のエンベロー
    プ糖蛋白質の少なくとも一つの抗原決定素に相当し、上
    記ペプチドは、キャリア分子に共有的に結合された時、
    哺乳類内においてHTLV− I 又はHTLV− I I
    のgp46又はgp63エンベロープ糖蛋白質に対して
    高力価の抗体の生産を誘導することができるものである
    合成親水性ペプチド。 2、上記アミノ酸配列は、HTLV− I のエンベロー
    プ糖蛋白質の少なくとも一つの抗原決定素に相当する特
    許請求の範囲第1項記載のペプチド。 3、上記アミノ酸配列は、HTLV− I I のエンベロ
    ープ糖蛋白質の少なくとも一つの抗原決定素に相当する
    特許請求の範囲第1項記載のペプチド。 4、上記アミノ酸配列は、VSSYHSKPCNPAQ
    PV;(C)PHWTKKPNRNGGGYYSASY
    SDP;(C)LNTEPSQLPPTAPP(Y);
    及びSSPYWKFQHDVNFTQEVSRLN(C
    );(C)LIPHSNLDHLEPSIPWKSK(
    Y);(Y)LPFNWTHCFDPQ(C);(C)
    PPFSLSPVPTLGSRSRRの配列及び免疫遺
    伝学的にこの配列と匹敵する配列から選択された特許請
    求の範囲第2項記載のペプチド。 5、上記アミノ酸配列は、SSYHSSPCSPTQP
    VC;CTWNLDLNSLTTDQRLHPPC;H
    WIKKPNRQGLGYYSPSYNDPC;(C)
    SSPSWKFHSDVNFTQE;(C)SEPTQ
    PPPTSPPLVHDSDLEH;(C)SLAPV
    PPPATRRRR;及びこの配列に免疫遺伝学的に匹
    敵する配列から選択された特許請求の範囲第3項記載の
    ペプチド。 6、HTLV− I 又はHTLV− I I のgp46又
    はgp63エンベロープ糖蛋白質に対する高力価の生産
    を哺乳類内で誘導することができる免疫原の結合物であ
    り、この結合物は、(ii)合成親水性ペプチドに共有
    的に取付けられた(i)キャリア分子を備え、このペプ
    チドは、基本的に長さが約25までのアミノ酸配列から
    なり、これはBリンパ球で認識されたHTLV− I 又
    はHTLV− I I のエンベロープ糖蛋白質の少なくと
    も一つの抗原決定素に相当する結合物。 7、上記キャリア分子は、HTLV− I 又はHTLV
    − I I のT細胞エピトープに相当するアミノ酸配列を
    備えている特許請求の範囲第6項記載の接合物。 8、上記キャリア分子は、LHEVDKDISQLTQ
    AIVK;QPPCPNLVSYS;DLQDLLQY
    LCSSLVASL;RVNEILHIL;KDISH
    LTQAIVKNHQNILRVAQからなるペプチド
    の群から選択されている特許請求の範囲第7項記載の結
    合物。 9、上記キャリア分子はテタナストキソイドである特許
    請求の範囲第6項記載の結合物。 10、上記キャリア分子は、上記ペプチドに少なくとも
    一つのスペーサ分子をとおして共有的に結合されている
    特許請求の範囲第6項記載の結合物。 11、上記スペーサー分子は、ジペプチドグリシン−グ
    リシンからなる特許請求の範囲第10項記載の結合物。 12、上記アミノ酸配列は、HTLV− I のエンベロ
    ープ糖蛋白質の少なくとも一つの抗原決定素に相当する
    特許請求の範囲第6項記載の結合物。 13、上記アミノ酸配列は、HTLV− I I のエンベ
    ロープ糖蛋白質の親水性領域に相当する特許請求の範囲
    第6項記載の結合物。 14、特許請求の範囲第12項に係わる少なくとも一つ
    の結合物の遺伝子学的に有効量を上記哺乳類に施す哺乳
    類中でHTLV− I に対する免疫を生産する方法。 15、特許請求の範囲第13項に係わる少なくとも一つ
    の結合物の遺伝子学的に有効量を上記哺乳類に施す哺乳
    類中でHTLV− I I に対する免疫性を生産する方法
    。 16、特許請求の範囲第12項に係わる少なくとも二つ
    の結合物を備えたHTLV− I に対する哺乳類内での
    保護免疫応答を作ることができる遺伝学的な集合物であ
    って、上記結合物はそれぞれ少なくとも一つに上記結合
    物の他のものが共有的に結合されている。 17、特許請求の範囲第12項に係わる少なくとも二つ
    の結合物を備えたHTLV− I I に対する哺乳類内で
    の保護免疫応答を作ることができる遺伝学的な集合物で
    あって、上記結合物はそれぞれ少なくとも一つに上記結
    合物の他のものが共有的に結合されている。 18、HTLV− I に対する抗体の生物学的な試料中
    での存在及び力価を決定する方法であって、(i)上記
    試料で特許請求の範囲第2項のペプチドを接触させる工
    程と、 (ii)上記試料中の高HTLV− I 抗体を上記ペプ
    チドと複合せしめ、 (iii)上記ペプチドと上記抗体との間の複合物の形
    成を測定する、 方法。 19、HTLV− I I に対する抗体の生物学的な試料
    中での存在及び力価を決定する方法であって、(i)上
    記試料で特許請求の範囲第3項のペプチドを接触させる
    工程と、 (ii)上記試料中の高HTLV− I I 抗体を上記ペ
    プチドと複合せしめ、 (iii)上記ペプチドと上記抗体との間の複合物の形
    成を測定する、 方法。 20、HTLV− I I に対する抗体の哺乳類の血清中
    での存在及び力価を決定する方法であって、(1)ペプ
    チドPro−Tyr−Val−Glu−Pro−Thr
    −Thr−Thr−Gln−Cys−Phe又はその免
    疫学的反応部分を上記血清に接触させる工程と、 (ii)上記抗体と上記ペプチドとの間で複合物を形成
    し、 (iii)上記ペプチドと上記抗体との間の複合物の形
    成を放射免疫分析又は免疫吸収剤に結合された酵素によ
    り測定する、 方法。
JP1029551A 1988-02-08 1989-02-08 合成親水性ペプチド Pending JPH02209889A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15342088A 1988-02-08 1988-02-08
US153,420 1988-02-08
US30343689A 1989-01-30 1989-01-30
US303,436 1989-01-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02209889A true JPH02209889A (ja) 1990-08-21

Family

ID=26850529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1029551A Pending JPH02209889A (ja) 1988-02-08 1989-02-08 合成親水性ペプチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02209889A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04506077A (ja) * 1989-06-13 1992-10-22 シンテロ アクチボラゲット Htlv―1感染の診断、治療及び予防接種のためのペプチドとその誘導抗体
EP0618804A1 (en) * 1991-10-08 1994-10-12 Duke University Peptides corresponding to antigenic determinants of htlv
JPH07502483A (ja) * 1990-08-29 1995-03-16 アメリカ合衆国 新規ペプチド抗原およびそれを用いるイムノアッセイ、試験キットおよびワクチン
US5516632A (en) * 1988-02-08 1996-05-14 Duke University Synthetic peptides
US5882853A (en) * 1989-09-01 1999-03-16 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Method of evaluating HTLV-I-specific T cell responses

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5516632A (en) * 1988-02-08 1996-05-14 Duke University Synthetic peptides
JPH04506077A (ja) * 1989-06-13 1992-10-22 シンテロ アクチボラゲット Htlv―1感染の診断、治療及び予防接種のためのペプチドとその誘導抗体
US5882853A (en) * 1989-09-01 1999-03-16 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Method of evaluating HTLV-I-specific T cell responses
JPH07502483A (ja) * 1990-08-29 1995-03-16 アメリカ合衆国 新規ペプチド抗原およびそれを用いるイムノアッセイ、試験キットおよびワクチン
EP0618804A1 (en) * 1991-10-08 1994-10-12 Duke University Peptides corresponding to antigenic determinants of htlv
EP0618804A4 (en) * 1991-10-08 1995-06-07 Univ Duke PEPTIDE CORRESPONDING TO ANTIGENIC DETERMINANTS OF THE ACQUIRED IMMUNODEFICITARY SYNDROME HTLV.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2702911B2 (ja) 合成ペプチド、並びにそれを用いたエイズおよびプリ・エイズの検出方法
EP0231914B1 (en) HTLV-III envelope peptides
JP2675009B2 (ja) 改良ペプチド組成物およびhivに対する抗体の検出方法
US5665536A (en) Diagnastic method and test kit for the serological detection of the AIDS virus
CA1336529C (en) Synthetic peptide antigens for the detection of htlv-1 infection
JPS63501716A (ja) 合成ペプチドおよびaidsおよびarcの診断ならびにワクチン注射へのその使用
EP0550599B1 (en) Peptides for use in vaccination and induction of neutralizing antibodies against human immunodeficiency virus
EP0493508A1 (en) Novel peptides associated with the cd4 binding region of gp120 and their methods of use
IE60671B1 (en) Monoclonal antiobodies to HIV and related peptides
EP0247557B1 (en) HTLV-III(LAV) Envelope peptides
Portetelle et al. Synthetic peptides approach to identification of epitopes on bovine leukemia virus envelope glycoprotein gp51
US4956273A (en) Synthetic peptides and method of use for diagnosis and vaccination for AIDS and ARC
JP2598245B2 (ja) Htlv−iii/lavウイルス関連ペプチドに対する抗体
EP0740792B1 (en) Peptomers with enhanced immunogenicity
JP2650217B2 (ja) Htlv―1感染の診断、治療及び予防接種のためのペプチド
EP0317804A2 (en) HIV peptides and methods for detection of HIV
US5516632A (en) Synthetic peptides
JPH02209889A (ja) 合成親水性ペプチド
JPH05247091A (ja) Htlv抗体に対して免疫反応性をもつ合成ペプチド組成物
JPH04507409A (ja) 風疹e1ペプチド
CN1082053A (zh) 合成多肽
IE891260L (en) PROTECTIVE PEPTIDES DERIVED FROM HUMAN IMMUNODEFICIENCY¹VIRUS-1 gp160
IE67533B1 (en) HIV related peptides
WO1993006843A1 (en) Peptides corresponding to antigenic determinants of htlv
CA1338028C (en) Synthetic peptide antigens for the detection of hiv-1 infection