JPH03502618A - 自動金銭登録機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動金銭登録機 本発明は自動金銭登録機に関し、特に、それ専用ではないが、セルフサービス式 の店舗に用いるように企図された自動金銭登録機に関する。

周知のように、この種の流通システムの有する主たる問題は、顧客がコンベアベ ルトの上に購入する品物を置き、買物計算係がコンベア上の各品物のラベルを見 てキーボードから価格を入力するときに生じる買物計算時の順番待ちの行列であ る。

この手順をスピードアップするために、機械または「スキャナー」によって読み 取り可能なようにコード化された形体の品物の種別および価格を示すバーコード をラベルに印刷することは既に知られている。いくつかの店舗では、バーコード に組み込まれた情報を、レシートを印刷するプリンターに接続されたマイクロプ ロセッサ−により処理される電子信号の形体に変えるためのペンを用いて、買物 計算係がラベルの「読み取り」を行っている。しかしながら、これも買物計算係 が目の前を通過する品物を照合して実際に代金を請求して行くことが依然として 必要である。

本発明の目的は購入する品物の代金請求および支払いに人手を必要としない金銭 登録機を提供することにある。

この手順は、物品が読取−検出装置またはスキャナーを通る通路でチェックする ことを明らかに意味し、いかなる人為的な作業をも必要とせずに、信頼性のある 手段で実行されなければならない。

磁界または電磁界に反応できる回路を担持したラベルを備えた盗難防止手段は知 られている。磁界または電磁界は顧客が通らねばならない出入口に発生されてお り、そして物品に添付されたラベルが非応答化（ｄｅａｃｔｉｖａｔｅ）されて いない場合は警報信号を発生させる。

非応答化は、回路の共振周波数を変更して警報回路を不作動状態にするカバーを 用いることによって行われる。また、共振回路にそのヒユーズ部分を溶断するよ うに過電圧を加えそして電磁界に反応するのを防止することでも行うことができ る。後者の方法は物品が通過するテーブルに使用できる。

本発明は、これらのラベルが、品物が買物計算所を通過するのをチェックすると いうよりも、現在ではむしろ、品物が買物計算所を通過しないことを検出するた めの手段を構成するという構想に基づくものである。この方法に使用される盗難 防止ラベルは積極的制御手段（ｐｏｓｉｔｉｖｅ　ｃｏｎｔｒｏｌ　ｍｅａｎｓ ）を構成する。結局、支払いおよびクレジットカードの使用時における拡張性を 有して、自動的に顧客の購入額を簡単に請求または借方記入する。

本発明によれば、自動金銭登録機は、物品がコード検出装置を横切りそして盗難 防止回路を不作動状態にするためのテーブルを横切るように適合された移送手段 から構成される装置テーブルがマイクロプロセッサ−に接続されていることを特 徴としている。かくして、顧客が購入する品物をコンベアベルトの入口側端部に 置き、選択的であるがクレジットカードをスロットに投入すると、チェックポイ ントを通過した後に、そのカードと非応答化された購入した品物とはコンベアの 出口側端部で回収できる。盗難防止ラベルに担持された回路は物品コードがデク リブトされて勘定されたときにのみ非応答化される。

勿論、ラベルに担持されたコードは、バーコード、Ｏ．Ｃ．Ｒ．　　コード、６ Ｍ０７タイプ磁気コード等であり得る。

この種のコードは自動化機械により、特に銀行小切手の処理において所定手順で 読み取られる。

本発明の別の特徴によれば、非応答化用テーブルの操作を開始することになる所 定時間経過後にコードの読み取りを終了することである。すべての盗難防止ラベ ルが非応答化されたかを確認するための保安確認装置として非応答化用テーブル の下流にゲートをまた設けることもでき、このゲートはそれを不能にするように 検出−読取装置に接続されそして応答状態のラベルが残っているときにコンベア ベルトを停止する。しかしながら、これは全てのラベルがコード化ラベルおよび 盗難防止ラベルを担持していることを意味する。

ラベルのない物品があるときにシステムを停止するラベル検出装置をコンベアの 入口に設けることは同様に実行可能である。

本発明のその他の特徴および利点は、限定を意図する例示ではなく参考としての み示される図面を参照して後述する一実施例の説明から明らかとなり、そこにお いて、一　第１図は本発明による金銭登録機の斜視図であり、一　第２図は金銭 登録機のブロックダイアダラムである。

第１図を参照すると、自動金銭登録機が示されており、トンネル状に構成された ケーシング１０内に、コンベアベルト１２が設けられており、コンベアベルト１ ２は物品をその上に置くための区域２と物品を取り出すための区域１２とを有す る。コンベアはコンベア駆動軸を作動するモーター３により駆動される。コンベ アの上側または下側で、かつ金銭登録機の入口からその出口までの間に、例えば バーコードのような何らかの種類のコードでコード化されたラベルのための検出 −読取装置４があり、該読取装置は、本実施例の場合、ラベルの位置に関係なく ラベルの読み取りを行うことのできるスキャナーで構成される。

スキャナー４に続いて盗難防止ラベルを不能にするためのテーブル５があり、テ ーブル５は盗難防止ラベルに担持された回路を破壊する電磁信号または磁界を放 射する。

テーブルに続いて、選択的であるが、テーブル５を通過したばかりの盗難防止ラ ベルが実際に非応答化されていることを確認するように設計された確認ゲート１ １がある。

これと同様に、コンベアへの入口にコード化ラベルおよび盗難防止ラベルの有無 に反応する検出装置９（第１図には示されていない）を設けることもできる。勿 論、種々の検出装置は何らかの支障が発生したときに反応してコンベアを停止さ せるマイクロプロセッサ−に接続される。本金銭登録機は、バンクカードを挿入 しそして戻してもらうためのスロットと、選択的であるが、暗唱番号入力用キー および領収書発給用プリンターを備えるのが好ましい。

本発明によれば、スキャナー４でバーコードを読み取ると、コンベア１の前進速 度によって設定される時間が経過したのちに、不能化用テーブル５の作動を開始 させる。

コード化ラベルおよび盗難防止ラベルは一つまたは同一のもの良く、そのとき、 回路は表面にバーコードを担持したラベルの裏側にある。しかしながら、実際上 の理由から、盗難防止ラベルを工場で物品に付着または一体化できるにもかかわ らず、通常、２つのラベルに分けられている。勿論、物品一つづつについて盗難 防止ラベルの不能化を行うために、物品はコンベア１に一つづつ置かれなければ ならない。読み取り間違いを引き起こすことになる物品相互の重なり合いがない ことを確認するように、金銭登録機の入口にセンサーを配設するのが好ましい。

第２図は自動金銭登録機の電子的概要を示す。この図は前述した構成要素、即ち モーターおよびその制御回路３、スキャナー４および非応答化用テーブル５を示 している。スキャナー４およびテーブル５はマイクロプロセッサ−６に接続され ている。マイクロプロセッサ−６はコンベア１を駆動するモーター３、支払い回 路７およびプリンター８に接続されており、必要ならば確認ゲート９および１１ にも接続される。

しかしながら、本発明の一特色によれば、スキャナー４およびテーブル５間に指 令リンク１３があり、これは、スキャナー４がコードを読み取った後に、例えば 、コード化ラベルの読み取りが完全に行われるまで盗難防止ラベルを非応答化し ないように所定時間経過後にテーブル５の作動を開始させるために、簡単なモノ ステーブル回路でありうるタイマー回路の作動をスキャナー４が開始させる単方 向リンクである。スキャナー４による読み取りが正常に行われなかった場合、マ イクロプロセッサ−はモーター３の制御回路に指示してコンベアベルト１をただ ちに停止させそして故障発生信号を出力する。

同様に、確認ゲート９および１１から伝送される情報によってコンベアを停止す ることができる。テーブル５はまたラベルのコードの読み取りを終了したことを 指示する信号によっても作動状態になることができる。しかしながら、いずれの 場合も、本質的に、盗難防止ラベルの不能化はラベルがスキャナー４によって読 み取られた後の場合だけ行うことができる。

マイクロプロセッサ−６はまたバンクカードによる自動支払いの処理段階を記号 的に表わす端末器７に接続される。前に指摘したように、選択的であるが、確認 用個人コードの入力と同時に、支払いカードは操作の始めに金銭登録機に挿入さ れる。端末器７は銀行のコンピューターセンター（ｂａｎｋ　ｃｏｏ＋ｐｕｔｅ ｒ　ＱＣ）またはその他の所定のコンビコーターに接続されている。このリンク は代わりとしてマイクロプロセッサ−６から作成され得る。ラベルが読み取られ たとき、または累積計算されたとき、対応する金額が、場合によってはアカウン トホルダー（ａｃｃｏｕｎｔ　ｈｏｌｄｅｒ）の承認を受けて、借方記入される 。

多くの変形が、特に、技術的に同等な手段を代用することにより、本発明の範囲 を逸脱することなしに組み込まれ得ることは明らかである。

国際調査報告 国際調査報告 ＦＲ８９００３７０ Ｓ＾　　　３００７１

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．コード読み取り装置をその上に配設されたコンベアを備え、コード化ラベル を担持した物品についての支払いを行うための自動金銭登録機であって、物品の 前進運動方向におけるコード読取装置（４）の下流側には盗難防止ラベルを非応 答化するためのテーブル（５）があり、テーブル（５）はコード化ラベルにより 担持されたコードの読み取り終了時を指示する信号によって作動されることを特 徴とする自動金銭登録機。
2. ２．読取装置（４）とテーブル（５）の間にリンク（１３）が設定されているこ とを特徴とする請求の範囲第１項記載の金銭登録機。
3. ３．読取装置（４）およびテーブル（５）はコンベアベルト（１）の前進運動を 制御するマイクロプロセッサー（６）に接続されていることを特徴とする請求の 範囲第１項記載の金銭登録機。
4. ４．バンクカード用スロット（７）およびプリンター（８）を備えていることを 特徴とする請求の範囲第１項から第３項のうちのいずれか一項に記載の金銭登録 機。
5. ５．読取−テーブルシステム（４、５）の前および／または後に少なくとも１つ の確認ゲート（９、１１）が配設されていることを特徴とする請求の範囲第１項 から第４項のうちのいずれか一項に記載の金銭登録機。
6. ６．トンネルを形成するハウジング内に組み込まれていることを特徴とする請求 の範囲第１項から第５項のうちのいずれか一項に記載の金銭登録機。