JPH03502375A - フラッシュ応答性焦点システムを備えたカメラ - Google Patents

フラッシュ応答性焦点システムを備えたカメラ

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JPH03502375A
JPH03502375A JP1501949A JP50194989A JPH03502375A JP H03502375 A JPH03502375 A JP H03502375A JP 1501949 A JP1501949 A JP 1501949A JP 50194989 A JP50194989 A JP 50194989A JP H03502375 A JPH03502375 A JP H03502375A
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ミニック,ジョン・ヒュー
スペンサー,ジョン・エドワード
ティサック,ピーター・サミュエル
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イーストマン・コダック・カンパニー
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フラッシュ応答性焦点システムを備えたカメラ艮拵釣光互 主題の発明は一般的には写真カメラに、更に明確には、レンズの焦点距離及び距 離計によって指示された帯域切換距離がフラッシュ(せん光)の活動化時に短く される自動焦点カメラに向けられている。
宜1肢止 典型的な映画撮影台本においては、比較的近い複写体を写真撮影するためにフラ ッシュ(又はストロボ)が使用される。典型的なフラッシュ写真構図は、例えば 室内肖像写真を含むかもしれない。対照的に、非フラッシュ撮影台本は大写しか ら無限遠(すなわち、風景)までの任意の距離に配置された被写体を含むかもし れない。
これらの一般的なことを認めて、フラッシュが可能であるときにはカメラの撮影 レンズの焦点距離を減小させることは技術上知られている。ハーベイ(Harv ey)への米国特許第3.598.031号(この発明の譲受人に譲渡された) 及びモナケシ(Monachesj)への同第3,643,577号はそのよう に動作するカメラを示している。ハーベイの特許においては、非フラッシュ動作 のために固定焦点レンズが準備されている。フラッシュが可能化されると、補助 レンズが固定焦点レンズと同軸的に配置されて後者の焦点距離を短くする。モナ ケシの特許はレンズが光軸に沿っての並進により焦点合せされるカメラを示して いる。非フラッシュ動作の際には、レンズは比較的遠方の焦点設定値に固定され る。
フラッシュが活動化されると、レンズの焦点距離を比較的より近い焦点設定値に 移動される。しかしながら、両方のカメラはやや時代遅れの技術を示しており、 消費者に人気のある自動焦点特徴を示していないし又は示唆してもいない。
日本のコダック(japanese Kodak)59−204012号は調整 可能焦点レンズ及びストロボを備えた自動焦点カメラを示している。
二つの別々のつめ車及び一つのつめを備えた焦点合せ機構が準備されている。つ め車のそれぞれは複数の歯を備えており、そして歯のそれぞれはレンズのための 焦点設定値を定義している。
つめ車の第1のものにおける歯はフラッシュモードの動作の際にレンズの最適焦 点合せが可能に配置されており、又第2のつめ車における歯は非フラッシュモー ドの動作の際にレンズの最適焦点合せを与えるように配置されている。つめ車の 適当な一つをつめと整列させるための機構が設けられている。
日本の公開59−204012号のカメラは、フラッシュ及び非フラッシュモー ドの動作の際に最適焦点合せを与えるように機能するが、複雑な焦点合せ機構の 使用に固有の複雑さ及び高い費用という欠点を持っている。更に明確には、多数 のつめ車及び一つのつめ車位置決め用継電器の使用はそのようなカメラの構成に 相当な費用及び困難さを加える。
発行された日本の公開61−203429号は二つの帯域のうちの一つとして被 写体までの距離を指示するための距離計を備えた自動焦点カメラを示している。
撮影レンズの焦点距離は指示された帯域に依存して二つの距離のうちの一つに設 定される。内蔵される。付随して、レンズのための二つの焦点設定値が減小され る。それゆえ、フラッシュモードの動作の際には、この自動焦点カメラは比較的 近い方の距離においてより良い焦点を与えるように機能する。
日本の公開61−203429号に示された自動焦点カメラはレンズの焦点設定 値を変更するための図示の機構の固有の複雑さという欠点を持っている。この機 構はレンズリングにおける二つの別々のつめ車区域、二つの別々のつめ、及びこ のつめを制御するための二つの別々の電磁石を必要とする。焦点装置のこの「二 重化」はこの自動焦点カメラの複雑さ及び費用を増大する。
日本の公開59−202416号は光軸上へと枢軸回転させられ得る固定焦点レ ンズ及び補助的望遠レンズを備えた自動焦点カメラを示している。この公開の図 6〜8に示されたように、つめ及びつめ車を含む機構が望遠レンズを二つの焦点 距離のうちの一つに焦点合せするために準備されており、これらの距離は非フラ ンシュモードの動作に比較してフラッシュモードの動作において異なっている。
図6に示されたように、つめ車は三つの連続した歯を備えており、これのそれぞ れが個別の焦点距離を定義している。非フラッシュモードの動作においては、レ ンズに対する設定値は第1(中間距離設定値の一つ)と第3(最遠距離)つめ車 歯との間から選択される。フラッシュモードの動作においては、レンズのための 焦点設定値は「コックト」レンズ位置(第1つめ車歯の前−最近接距離設定値) と第2つめ車歯(中間距離設定値の一つ)との間から選択される。それゆえ、単 一のつめ車及びつめを用いて、フラッシュ及び非フラッシュの両モードの動作に おいて二つのレンズ焦点設定値を与えている。
日本の公開59−202416号は距離設定値が制限されるという欠点を持って いる。更に明確には、フラッシュ及び非フラッシュモードの動作において使用さ れる焦点設定値が相互に排他的であるため、各モードにおいてより多くの焦点設 定値を準備するためには法外な数のつめ車歯が必要とされるであろう、それゆえ 、この公開に記載された装置は利用可能な焦点設定値の数において本質的に制限 される。
日本の公開59−202437号は公開59−202416号に関して上に説明 されたものに機能上置等の方法で焦点距離設定値を選択するための単一のつめ車 及びつめ機構を備えた単一レンズ自動焦点カメラを示している。前者の公開は、 単一のレンズ及び焦点合せを行うためのわずかに異なった機械的機構を使用して いるが、フラッシュおよび非フラッシュモードの動作に対する相互に排他的な焦 点設定値の使用に固有の同じ諸欠点を持っている。
金班夏皿水 この発明の主要な目的はフラッシュ及び非フラッシュの再動作モードにおいて最 適の焦点合せを可能にし且つ背景技術の諸欠点及び諸制限を受けない自動焦点カ メラを提供することである。
この発明の更に明確な目的は、フラッシュ動作モードにおいてだけ距離計によっ て選択可能である可変焦点レンズに対する少なくとも一つの近接焦点設定値、非 フラッシュ動作モードにおいてだけ選択可能な少なくとも一つの遠方焦点設定値 、並びにフラッシュ及び非フラッシュの再動作モードにおいて選択可能な少なく とも一つの中間焦点設定値を持った自動焦点カメラを提供することである。
種々の焦点距離に調整可能なレンズを備えた新しい改良されたカメラが準備され ている。フラッシュ照明を供給するための装置が準備されており、且つ被写体ま での距離を少なくとも二つの帯域のうちの一つとして指示するために距離計が準 備されている。このカメラはフラッシュ又は非フラッシュの動作モードにおいて 動作可能である。
この発明に従って、レンズに接続された少なくとも三つの連続した歯を規定する つめ車が準備されていて、つめ車歯のそれぞれはレンズに対する焦点設定値を規 定しており、この焦点設定値は相対的に近い焦点設定値から相対的に遠い焦点設 定値までに及んでいる。つめ車歯の選択された一つに接触してレンズの焦点を選 択されたつめ車歯と関連した焦点距離に固定するためにつめが準備されている。
つめを動作させて、フラッシュ照明が与えられないときに比較的遠い方の焦点設 定値を規定する二つのつめ車歯のうちの一つを選択し且つ又フラッシュ照明が与 えられたときに相対的に近い方の焦点設定値のうちの一つを規定する二つのつめ 車歯のうちの一つを選択するようにするために距離計に応答する焦点合せ装置が 1!備されている。それゆえ、焦点設定値を規定するつめ車歯の少なくとも一つ はフラッシュ及び非フランシュの再動作モードにおいて共有されている。
2血Ω呈垂星説所 この明細書は新規であるとみなされるこの発明の諸特徴を定義した各請求項で終 わるが、この発明はこれの更なる目的と共に、同様の参照数字が次の図に繰り越 されている諸図面に関連した次の説明の考察から一層よく理解されるであろうと 考えられ、そしてその諸図面中、 図1はこの発明に従って構成されたカメラの、一部概略図による正面図であり、 図2は図1の線2−2に沿って取られた断面図であり、図3はこの発明と共に使 用され得る市販で入手可能な近赤外線距離計の概略図であり、 図4は図3の位置検出装置の動作に特に関係した三角測量距離測定の理論を図解 した概略図であり、図5はこの発明に従って利用された図3の距離計を示した概 略図であり、 図6は図1及び5のレンズ焦点制御回路の概略図であり、図7は図1及び5の自 動焦点移動回路の概略図であり、図8はこの発明に従って構成され且つ周囲光動 作モードにおいて動作するカメラの動作を図解した図表であり、又図9はこの発 明に従って構成され且つフラッシュ動作モードにおいて動作するカメラの動作を 図解した図表である。
■        る  ′ 今度は諸図面に言及すると、図1及び2は物体(図示されていない)を感光性媒 体(やはり図示されていない)上へ結像させるためのレンズ12を備えたカメラ エ0を示している。レンズ12はスリーブ14内に支持されており、このスリー ブにはこれから垂直に延びた三つの等距離に隔置された傾斜従節ピン16がある 。
スリーブ14は焦点合せリング18によってビン16を介して支持されている。
リング18には三つの同じ傾斜部分20があり、これのそれぞれはリングの周囲 の周りの道の3分の1よりわずかに少なく延びている。三つの傾斜部分20はビ ン16に実質上垂直に配置されており、各ビン16は前記の傾斜部分の対応する 一つに乗っている。スリーブ14は、図2に概略的に示されたばね機構22によ り、リング18に対して回転運動をしないように固定されている。図1において 矢印へで示されたリング18の回転運動はそれゆえ、図2において矢印Bで示さ れたスリーブ14の直線運動に変換される。図2は直線移動の二つの極端、すな わち実線表示14で示された近焦点設定極端及び破線表示14′で示された遠焦 点設定極端におけるスリーブ14を示している。
リング18の周囲面の第1位置にはノツチ式焦点移動部材(つめ車)24が配置 されている。移動部材24には、24A、24B及び24Cで示された三つの連 続したノツチ(歯)、並びに240で示された停止突出部がある。鉄のような磁 気吸引性物質からなる歯付きレバー26は焦点移動部材24のノツチ24Aに接 触して示されており、このレバーは平常時には偏位ばね30によって枢軸28の 周りに時計回りの方向に回転可能に偏らせられている。磁気的吸引によってレバ ー26の運動を制御するためにレバー26の近接して電磁石32が配置されてい る。
リング18の周縁部の第2位置には第1ブラケツト34が配置されており、この ブラケットはリングを逆時計回りの方向に回転するように偏らせるためのばね3 6に接続されている。リング18の周縁部の第3位置には銅のような導電性材料 のワイパ40を支持する第2ブラケツト38が配置されている。ワイパ40の下 には細長い導電性条片44、及び二つの隔置された導電性パッド46.48を支 持する電気絶縁性回路板42がある。ワイパ40には条片44と連続的に電気的 接触をしているアーム40A、及びパッド46.48又はその辺の回路板42の 領域と選択的に電気的接触をするアーム40Bがある。回路板42は焦点移動部 材24に対して、レバーアーム26がそれぞれノツチ24B、24Cと接触した ときに、ワイパプロング40Bがそれぞれパッド46.48と電気的に接触する ように配置されている。レバー26がノツチ24Aと接触するか又は停止部24 Dと接触すると、ワイパプロング40Bは回路板42の電気絶縁面と接触する。
図1及び2の説明を続けると、レンズ焦点制御回路52はそれぞれ電気的コネク タ51.53を通して電磁石32及び回路板42に接続されている。フラッシュ 活動化回路54がそれぞれ電気的コネクタ58.60によってレンズ焦点制御回 路52とフラッシュ56とに接続されている。自動焦点回路62が電気的コネク タ64によってレンズ焦点制御回路52に接続されており、自動焦点回路は次に 電気的コネクタ68によって自動焦点移動回路66に接続されている。自動焦点 移動回路66は電気的コネクタ72によってフラッシュ活動化回路54に接続さ れている。理解されることであろうが、図1に示された種々の電気的コネクタは 多重の電気的導体又は以下において詳細に説明されるように多重信号を導く導体 を表すことがある。
フラッシュ56は標準的な、容量荷電式電子ストロボ回路からなっていることが 望ましい。そのような回路は(この発明の譲受人に譲渡された)モンクス(Mo nks)外の米国特許第4.36L389号に図示され且つ説明されており、こ れの全体はこの明細書に援用される。電磁石32は、例えば、多くの市販で入手 可能な保持コイルの一つからなっている。
フラッシュ活動化回路54は望ましくは周囲光検出回路からなっており、これは 写真情景における周囲光の大きさを検出し且つこの周囲光が所定のしきい値より 下であると決定されたときにフラッシュ56を活動化させるように機能する。こ のような回路も又上述のモンクス外の特許に詳細に図示され且つ説明されており 、コダンクカメラにおける5ENSALITEとして一般に知られている特徴を 備えている。5ENSALITEはイーストマン・コダック社(Eastman  Kodak Co、)の登録商標である。自動焦点移動回路66、自動焦点回 路62、及びレンズ焦点制御回路52は以下で詳細に説明される。
今度は図3及び4に言及すると、図3は技術上既知の方法で自動焦点回路81に おいて接続された自動焦点モジュール80を図示している。自動焦点モジュール 80は、ハママツ社(HammamatsuCorp、)から市販で入手可能な H2152集積回路からなっており、製造業者の技術報告書によって教示された 方法で自動焦点回路において接続されている。技術的データは製造業者から容易 に入手可能であるので、モジュール80の動作の基本的説明だけがここでは与え られる。理解されることであろうが、自動焦点回路81は、図1の構成図に示さ れ且つ以下で図5に関して詳細に説明されるこの発明の自動焦点回路62とは対 照的に、「典型的な」、既知の実現例の自動焦点モジュール80を備えている。
商業上既知の自動焦点回路81を説明すると、モジュール80は典型的には、近 赤外線発光ダイオード(LED) 82、及び位置検出装置(PSD) 84と 共に使用可能に接続されている。LED 82は、例えばモデル番号L 220 4からなっており、又PSD 84は、例えばモデル番号S 2153−01か らなっているが、両モデルはハママツ社(Hammao+atsu Corp、 )を通して入手可能である。
図4に示されたように、LED 82及びPSD 84は一般的にはカメラボデ ィ(図示されていない)において各装置の中心に関して固定距離Cにおいて取り 付けられている。LED 82によって放出された近赤外放射線を物体88上へ 集束させるためにレンズ86が準備されている。物体88から反射した近赤外放 射線をPSD 84上へ集束させるために第2レンズ90が準備されている。P SD 84の中心と反射した放射線ビームの入射点との間の距離りは電流1゜及 びI2の比の関数として決定される。技術に通じた者には周知の方法で、距離C 及びDは次に物体88までの距離Eを決定するために使用される。
自動焦点回路81は距離Eを三つの帯域、すなわち、遠方範囲の距離にある物体 のための遠方帯域、中間範囲の距離にある物体のための中間帯域、及び近接範囲 の距離にある物体のための近接帯域、のうちの一つに入るものとして分類する。
これらの遠方、中間及び近接帯域はモジュールビン17.18及び19における 電気的信号によって指示され、これらのビンはそれぞれ92.94及び96で示 されている。モジュール80は平常時にはビン92.94.96における開放コ レクタ出力信号を出力し、距離Eを含む帯域を示すビンが低電圧信号になる。察 知されることであろうが、モジュール80は旧MOSロジックで実現され、且つ 低電圧信号は典型的には0.5ボルトであり、又高電圧信号は典型的には3.0 ボルトである。図3に示された典型的な形態においては、ビン92.94.96 はそれぞれLEo 9B、100.102を動作させるように接続されており、 これによって使用者に距離Eを含む帯域を視覚的に示す。
モジュール80は更に、自動焦点回路62に校正用電圧を供給するためのビンを 備えており、これらのビンはそれぞれ104.106及び108で示された4、 5及び15からなっている。それぞれビン104.106に加えられた電圧は近 接、中間及び遠隔帯域を構成する距離範囲を校正するために使用され、又ビン1 08に加えられた電圧は隣接した帯域の中心間の距離を線形に伸長し、又は圧縮 するように動作する。図3に示されたように、平常時にビン104.106.1 08に供給される電圧は可変抵抗を使用した分圧器回路によって与えられる。自 動焦点回路62を校正するために使用される通常の方法及び装置は技術上周知で あるので、ここでは詳細には論述されない。しかしながら、この発明に従っての これらの校正用電圧の使用は以下において詳細に論述される。
技術に通じた者によって察知されることであろうが、自動焦点回路81は一般に 技術上赤外線距離計と呼ばれているものを備えている。
今度は図5に言及すると、モジュール80を組み込み且つこの発明に従って構成 された自動焦点回路62が示されている。上で図4において説明されたように、 自動焦点回路62は上に説明された方法でモジュール80に接続されたLED  82及びPSD 84を備えている。この発明に従って、自動焦点移動回路66 はそれぞれ導体68A、68B、68Cによりモジュール80のビン104.1 06.108に接続されている。レンズ焦点制御回路52はそれぞれ導体64A 、 64B、64Cによりモジュール80のビン92.94.96に接続されて おり、これによってLED 98.100.102(図4)に取って代わってい る(又はこれらと並列接続されている)、電磁石32は導体110により電圧源 v1の正端子に接続されている。理解されることであろうが、電磁石32の電圧 源vIへの接続は便宜上の問題であり、電磁石と自動焦点回路62との間では電 気的信号は交換されない。
今度は図6に言及すると、レンズ焦点制御回路52はそれぞれ112.114及 び116で示された三つの論理的ANDゲート、並びにインバータ118を備え ている。インバータ118はその入力をフラッシュ活動化回路54の導体58か ら受けており、回路54は抵抗R2を通してプルアップ電圧Vアに接続されてい る。導体58によるインバータ118への信号入力は、文字iによって示された 、フラッシュ動作モードを表す高電圧信号を構成している。インバータ118の 出力はゲート112.114及び116のそれぞれの第1の非反転入力に接続さ れている。説明の目的のために、図6におけるすべてのプルアップ電圧接続は指 示子V、によって表されている。
ゲート112への残りの反転入力はモジュール80の出力96、プルアップ抵抗 R4、及びゲート114への第2の非反転入力に接続されている。ゲート112 の出力は抵抗R6を通して且つNPN抵抗t:のベース−コレクタ経路を通して ゲート114の残りの反転入力に接続されている。ゲート1140反転入力は、 トランジスタT2のコレクタと接続されていることの外に、更にプルアンプ抵抗 R7、ゲート116の第2の非反転入力、モジュール80(図5)の出力94、 及び回路板42(図1)のパッド48(コネクタ53Bを経て)と接続されてい る。
ゲート114の出力は抵抗R11及びNPN )ランジスタT4のベース−コレ クタ経路を通してゲート116の残りの反転入力に接続されている。ゲート11 6の反転入力は、トランジスタT4のコレクタと接続されていることの外に、更 にプルアップ抵抗PLO、モジュール80(図5)の出力92、及び回路板42 (図1)のパッド46(コネクタ53Aを経て)と接続されている。
ゲート116の出力は抵抗RI2を通してNPN )ランジスタT、のベースに 接続されている。トランジスタT、のコレクタはダイオードD、のカソード、プ ルアップ抵抗RI4、及びコイル駆動器素子120への入力と共通に接続されて いる。コイル駆動器120の出力は導体51により電磁石32(図1)に接続さ れている。
ダイオードD、のアノードはプルアップ抵抗R,hと、導体53Cを通して条片 44(図1)とに共通に接続されている。ワイパ4゜(図1)は、プロング40 A、40Bを含めて、図6においてパッド46.48の近くに概略的に示されて いる。図1及び6の考察から明らかなように、ワイパ40はバンド46及び48 をプロング40Bと選択的に接続させると共にプロング40Aを通して条片44 との不断の接触を維持するように構成されている。理解されることであろうが、 ワイパ40がパッド46又は48と接触しないように(すなわち、これらの間に 、又は一方何へ)配置されたときには、プロング40Bは回路板42の電気絶縁 面と接触している。
レンズ焦点制御回路52は望ましくは、I”Lロジック、モジュール80(図4 )と互換性のあるロジック形式において構成され、電圧は典型的には6.0ボル トのカメラ電池によって供給される。
理解を容易にするために、カメラ10の動作は今度はこれまでに説明された諸素 子に関して説明される。察知されることであろうが、これは自動焦点移動カメラ 62を除いてはすべての素子を含んでおり、それの構造及び動作は以下において 詳細に説明される。
カメラ10の動作は各写真措影事象の前にレバー26を焦点移動部材24のノツ チ24Aに配置することによって初期設定され、これによりレンズ12はその最 遠距離設定値に焦点合せされる。そのような初期設定は技術に通じた者には周知 であり、ここでは詳細には説明されない。シャツタレリーズボタン(図示されて いない)の使用者(やはり図示されていない)による押圧時に、電磁石32は生 かされてレバー26の歯付き端部を磁気的に吸引してレバーを焦点移動部材24 から離脱させるようにする。レンズ12はそれゆえ、ばね36によって与えられ た偏位力に従って、(図1において観察されたときに)逆時計回りの方向に近い 方の焦点設定値の方へ回転することが可能になる。シャツタレリーズボタンの活 動化に応答しての電磁石32の活動化は技術上周知であり、ここでは詳細には示 されていない。
説明の目的のために、カメラ10は周囲光、非フラッシュの動作モードにあり且 つインバータ118への入力は低電圧信号iを含んでいると最初に仮定される。
上述のように、この動作モードは、写真情景における周囲光が所定のしきい値の 上にあって、適当な露光を与えるためにフラッシュ56からの付加的な光を必要 としないように十分であることをフラッシュ活動化回路54が決定したときに生 じる。物体88が遠方帯域にあることが決定されていて、モジュール80の出力 92がそれゆえに低くなっていることも又仮定される。ゲート116の状態を考 察するとわかることであろうが、インバータ118からの入力は高くなっている 。
パッド94は低く (物体88が遠方帯域にあることを示しており)且つパッド 46は低くて(ワイパ40がパッド46.68から隔置されており)、ゲート1 16の反転入力を低くしている(従ってゲートには高く現れる)。モジュール8 0の出力94は平常時高く、従ってゲート116の残りの非反転入力は高い。ゲ ート116への入力のすべてが高いので、出力は高くなってトランジスタT6を オンにする。トランジスタT6がオンになると、プルアップ抵抗RI4からの電 流はトランジスタT6を通って接地に流れ込み、そしてコイル駆動器120は不 能化される。電磁石はそれゆえ不能化され、そしてレバー26は直ちに再びノツ チ24Aへ落ちて、レンズ12を露光の持続時間の間それの最遠焦点設定値に維 持する。
次に、カメラ10が周囲光動作モードにあるが、物体88が中間距離帯域にある ことが仮定される。ゲート116を考察するとわかることであろうが、パッド9 2、従ってそれの反転入力は高く、ゲート116の出力を低く且つトランジスタ T6をオフに維持する。
シャツタレリーズボタン(図示されていない)が活動化されると、電磁石32は オンになってレバー26を吸引し、レンズ12を上述のように回転可能にする。
図1及び6の考察から明らかなように、ワイパ40は回転板42の面を横切って それぞれパッド46.48の方へ擦動する。ゲート114を考察するとわかるこ とであろうが、インバータ118からの入力は高く、反転入力はモジュール80 からの出力94が低い(物体88が中間帯域にあることを示している)ので低く (それゆえ高く現れる)、そして残りの入力はモジュール80からの出力96が 平常時高いので高い。三つすべての入力が高いので、ゲート114の出力は高く 且つトランジスタT4はオンにされる。ワイパ40がパッド46と電気的接触を すると、コイル120への入力はダイオード貼及びトランジスタT4を通して接 地されて、電磁石32を不活動化し、そしてレバー26を焦点移動部材24の歯 24Bを接触可能にする。レンズ12はそれゆえ周囲光動作モードのために中間 帯域に焦点が保持される。
上述のと同様の方法で、自動焦点回路62が、物体88が近接帯域にあることを 決定されると、トランジスタT4及びT6はオフであり、ゲート112の出力は 高くセットされ、且つトランジスタT2はオンになる。シャツタレリーズボタン が活動化されると、レンズ12は逆時計回りの方向に回転して、ワイパ40をプ ロング40Bがパッド48と接触するまで移動し、そしてこの点においてコイル 駆動器120が不活動化されてレバー26を釈放し、レンズの運動を停止させる 。レンズ12はそれゆえ周囲光動作モードのために近接帯域に維持される。
要約すると、レバー26のノツチ24A、24B及び24Cとの接触はカメラ1 0の周囲光動作モードにおいてそれぞれレンズ12に対する遠方、中間及び近接 焦点設定値を表している。近接、中間及び遠方帯域からなる正確な距離は以下に おいて詳細に論述される。
周囲光動作モードにおけるカメラ10の動作を説明したので、今度はフラッシュ 動作モード、すなわち、周囲光が所定のしきい値より下にあることをフラッシュ 活動化回路54が決定して、適当な露光量を得るためにフラッシュ56を活動化 した場合、に関して動作が説明される。
フラッシュ動作モードにおいては、インバータ118の入力は高電圧信号Fにな り、そしてその出力は低くなる。インバータ118の低出力はゲート112.1 14及び116を不能化する。ゲート112.114及び116が不能化される ので、これらの出力は低くとどまり、トランジスタT2、T4及びT&はオフに とどまる。上述のつの出力が低くなって、物体88までの距MEを含む帯域を指 示する。
まず距gIEが自動焦点回路62により決定されたところにより遠方帯域に配置 されていると仮定すれば、出力92は低くなる゛。
カメラ10のシャツタレリーズボタンが活動化されて、レンズ12が近い方の焦 点設定値の方へ逆時計回りに回転し始めると、ワイパ40は回路板42における パッド46と接触する。モジュール80の出力92が低いので、コイル駆動器1 20に供給された電流はモジュール80を通って、ダイオードDI、導体53C 1条片44、ワイパ40及びパッド46を含む経路に沿って接地へ流れ込む。コ イル駆動器120はそれゆえ不活動化されて、レバー26が焦点移動制御部材2 4のノツチ24Bと接触することを可能にし、レンズ12の運動を停止させる。
それゆえにわかることであるが、フラッシュ動作モードにおける遠方焦点設定値 は周囲光動作モードにおける中間焦点設定値と同じである。
次に、距離Eが自動焦点回路62によって中間帯域にあるものと決定されたと仮 定すれば、カメラ10の動作はすぐ上に説明されたものと実質上同じであるが、 但し、レンズ12の運動はワイパ40がパッド48と電気的接触をしたときに停 止される。この時点でレバー26は釈放されて焦点移動部材24のノツチ24C と接触し、レンズ12の運動を停止させる。それゆえにわかることであるが、フ ラッシュ動作モードにおける中間焦点設定値は周囲光動作モードにおける近接焦 点設定値と同じである。
距離Eが近接帯域にあるときには、両パッドは高く、電磁石32はレンズ12の 機械的運動範囲の全体にわたって生かされたままである。レンズ12の逆時計回 りの回転は焦点移動制御部材24の停止突出部24Dが、レバーが電磁石32に よって保持されているので、レバー26の歯と接触したときにだけ停止される。
それゆえ、フラッシュ動作モードにおける近接帯域は前に説明された周囲光動作 モードにおいて得ることができるよりも更に近い焦点設定値にある。
上に説明されたところのカメラ10の機能を簡単に要約すると、周囲光及びフラ ッシュの再動作モードに対して三つの連続した焦点設定値が準備されている。フ ラッシュモードにおける焦点設定値は周囲光モードにおける焦点設定値よりも相 対的により近い(すなわち、焦点移動部材24における1ノツチ近い)、フラッ シュ及び非フラッシュの動作モードにおける焦点設定値は二つの焦点設定値、す なわち突出部24B、24Cによって規定されたそれ、を共有している。更に、 フランシュモードにおける最大焦点設定値は周囲光モードにおける最大焦点設定 値から減小されており、又フラッシュモードにおける近接焦点設定値は周囲光モ ードにおける利用可能などの焦点設定値よりも近い。
今度は図7に言及すると、自動焦点移動回路66はNPN )ランジスタTIl 及びPNP )ランジスタTIOを備えていることがわかる。
トランジスタT8のベースは抵抗R2゜を通して導体72に接続され、又トラン ジスタT、。のベースは抵抗R2□を通して同じ導体に接続されている。トラン ジスタT、のコレクタ及びエミッタはそれぞれ直列接続の抵抗R2a、L6及び RZaを通して接続されている。
抵抗1?z4及びRZ&の接続部は中間配置の抵抗R1゜を経てプルアップ電圧 vFに接続されている。抵抗RZ&は可変抵抗からなっていて、これの可変出力 はワイパ121を経てピン108に接続されている。
図7の説明を続けると、トランジスタtloのエミッタ及びコレクタは抵抗R3 □を通して接続されている。トランジスタT1゜のコレクタ及び抵抗R3□の接 続部は可変抵抗R34のワイパに接続されている。トランジスタT1゜のエミッ タ及び抵抗R3□の接続部はプルアップ電圧ν、に接続されている。抵抗R34 の固定した両端部はそれぞれピン104.106(図5)に接続されている。
動作の際、カメラ10が(フラッシュ活動化回路54によって決定されたところ により)周囲光モードにあるときには導体72は低い。トランジスタT8はオフ であり、ピン108における電圧はR26、Rzs、 lh。を通る電流によっ て決定される。トランジスタ71Gはオンであり、ピン104.106における 電圧はR34を通る電流によって決定される。
今度は図7及び8に言及すると、周囲光動作モードにおいて自動焦点移動回路6 6によって校正されたところの自動焦点回路62の動作が図表124によって図 解されている。図表124はミル単位のぼけを表す垂直軸128、及び物体88 とカメラ10のレンズ12との間のフィート単位の距離を表す水平軸130を含 んでいる。
ぼけの円は破線132によって表されており、近接、中間及び遠方帯域はそれぞ れプロット134.136及び138によって示されている。理解されることで あろうが、主題の発明を説明する目的のために、ぼけの円は観察者に容認され得 る主観的な、容認可能なぼけのレベルとして定義される。このぼけの円は一般的 には被写体距離及び露光レベルに依存して8〜12.5ミルの範囲にある。
この発明に従って、抵抗R2゜、R24、I?zs及びR1゜は、ピン108に おける電圧を、周囲光動作モードにおいて近接帯域が約4.5〜9.5フイート にわたり、中間帯域が9.5〜16フイートにわたり、且つ遠方帯域が16フイ ートから無限遠までにわたるように設定するように選択されている。察知される ことであろうが、それぞれ140.142で示された近接/中間及び中間/遠方 帯域の交差点はぼけの円の十分下にある。図表124によって図解された周囲光 動作モードを更に説明すると、抵抗R2Z、R3□及びR34はピン104Mお ける電圧を、近接帯域134、中間帯域136及び遠方帯域138の各中心がそ れぞれ約7.12及び24フイートを含むように設定するように選択されている 。
動作の際、カメラ10が(フラッシュ活動化回路54によって決定されるところ により)フラッシュモードにあるときには、導体72は高い。トランジスタT、 はオンであり、ピン108における電圧はRZa、I’lz2、RZa及びR3 0を通る電流によって決定される。
トランジスタT10はオフであり、ピン104.106における電圧はR32及 びR34を通る電流によって決定される。
今度は図7及び9に言及すると、フラッシュ動作モードにおいて自動焦点移動回 路66によって校正されるところの自動焦点回路62の動作が図表150によっ て図解されている。図表150は図表124(図8)と同じであるが、但し、新 しいプロット134′、136′、138′はフラッシュ動作モードを表してい る。この発明に従って、抵抗R2゜、R24、l1zs及びR3゜はピン108 における電圧を、フラッシュ動作モードにおいて近接帯域134′が約4.2〜 6.5フイートにわたり、中間帯域136′が6.5〜9.5フイートにわたり 、且つ遠方帯域138′が9.5〜21フイートにわたるように設定するように 選択されている。察知されることであろうが、それぞれ140′、142′で示 された近接/中間及び中間/遠方帯域の交差点はぼけの円の十分下にある。図表 150によって図解されたフラッシュ動作モードを更に説明すると、抵抗R2□ 、Rat及びR34はピン104.106における電圧を、近接帯域134′、 中間帯域136′及び遠方帯域138′の各中心がそれぞれ約6.7及び12フ イートを含むように設定するように選択されている。
上述の動作をもたらすためにピン104.106.108に加えられなければな らない電圧は製造業者によって供給された情報から直接決定されることができる 。例の問題として、図7及び8に示されたような自動焦点移動回路を用いてその ような電圧に影響を及ぼすために、抵抗Rza、R1はオーム単位でそれぞれ次 の値、すなわち、110K、IOK、24K、47K、20K及び5Kを含んで いる。
図8(周囲光動作モード)及び9(フラッシュ動作モード)を比較するとわかる ことであろうが、フラッシュ動作モードにおいては、各帯域を規定する距離範囲 が相対的により短く、且つ隣接する帯域の中心は相対的により接近している。更 に、遠方帯域138′はフラッシュ動作モードにおいて無限遠に及んでいないが 、フラッシュ56が無限の距離を照明することができないからである。
上に詳細に説明された自動焦点移動回路66及びレンズ焦点制御回路52の動作 を考察するとわかることであろうが、どちらもカメラ10の動作を改善するため に別々に適用されることができる。レンズ焦点制御回路52は、フラッシュ動作 モードにおいて、近接、中間及び遠方帯域におけるレンズ12の焦点距離を減小 させ、従って、フラッシュ56が活動化されたときに得られる焦点及び露光を改 善するように機能する。自動焦点移動回路66は自動焦点回路62によって決定 されるところの焦点帯域からなる距離を減小させて、同様の結果を達成するよう に機能する。
更に理解されることであろうが、自動焦点移動回路66及びレンズ焦点制御回路 52は、−緒に動作させられると、カメラ10の実質上より良い動作を生じる共 働効果を与える。カメラ10の、特にその自動焦点に関する動作は事実上、フラ ッシュ活動化回路54によって選択されたところにより周囲光又はフラッシュ動 作モードに合わせられる。更に明確には、フラッシュ動作モードにおいては、相 対的帯域距離及びレンズ12の焦点距離が同時に短くされる。これはカメラ10 が近い物体88に対してより良い焦点を与えることを可能にするが、近い物体は フラッシュ写真構図を構成する被写体を代表するものである。より遠隔の物体の 焦点はフラッシュ動作モードにおいてはあまり重視されないが、そのような物体 は十分に照明されることがあまりありそうもないからである。しかしながら、− 周囲光動作モードにおいては、相対的帯域からなる距離、及びレンズ12の焦点 は、無限遠の距離まで最もよい利用可能な焦点合せを与えるように校正されてい る。
このように、フラッシュ及び非フラッシュの再動作モードにおいて調整可能なレ ンズの最適焦点設定値を与える改良形自動焦点カメラが提供された。このカメラ は簡単な経済的な機構を用いてこの最適焦点合せを与えており、この機構はフラ ッシュ及び非フラッシュの再動作モードにおいて「共存された」中間焦点設定値 を準備している。二つの動作モードにおける焦点設定値のこの共有は満足な数の 焦点設定値が単一のつめ車及びつめ機構によって準備されることを可能にする。
この発明の採択実施例が図示され且つ説明されたが、この発明がそのように限定 されないことは明らかであろう。多数の変更例、変化例、変形例、置換例及び等 側倒がこの発明の精神及び範囲から離れることなく技術に通じた者の心に浮かぶ であろ国際調査報告

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.種々の焦点距離に調整可能なレンズ、フラッシュ照明を供給するための装置 、及び被写体までの距離を少なくとも二つの帯域のうちの一つとして指示するた めの距離計を備えていて、フラッシュモード又は非フラッシュモードで動作する ことのできるカメラにおいて、 前記のレンズに接続可能な少なくとも三つの連続した歯を規定しているつめ車で あって、前記のつめ車歯のそれぞれが前記のレンズに対する焦点設計値を規定し ており、焦点設定値が相対的に近接の焦点設定値から相対的に遠隔の焦点設定値 までにわたっている前記のつめ車、 前記のつめ車歯の選択された一つに接触して前記のレンズの焦点を選択されたつ め車歯と関連した焦点距離に固定するためのつめ、及び 前記の距離計に応答して前記のつめを動作させて、前記のフラッシュ照明が供給 されないときには相対的により遠隔の焦点設定値を規定する二つのつめ車歯のう ちの一つを選択し且つ又前記のフラッシュ照明が供給されるときには相対的に近 い方の焦点設定値を規定する二つのつめ車歯のうちの一つを選択するようにする ことのできる焦点合せ装置、を備えており、 焦点設定値を規定する前記のつめ車歯のうちの少なくとも一つが前記のフラッシ ュ及び非フラッシュの両動作モードにおいて共有されている、 装置。
  2. 2.前記の距離計によって指示される距離帯域間の切換点が、前記のフラッシュ が活動化されたときには減小される、請求項1に記載の装置。
  3. 3.前記の焦点合せ装置が、前記のつめの動作を制御するために配置された電磁 石を備えている、請求項1に記載の装置。
  4. 4.前記の焦点合せ装置が更に、 前記のレンズの焦点距離を変更するための、位置において調整可能な装置、及び 前記の電磁石に接続されており且つ前記の変更装置の位置と前記の距離計とに応 答して前記の電磁石を前記のつめが選択されたつめ車歯と接触するように動作さ せることのできる装置、を備えている、請求項3に記載の装置。
  5. 5.周囲光の大きさが所定のしきい値より下にあるときに前記のフラッシュを自 動的に活動化するための、前記のフラッシュに接続された装置、を更に備えてい る、請求項1に記載の装置。
  6. 6.種々の焦点距離に調整可能なレンズ、フラッシュ、及び被写体までの距離を 少なくとも三つの帯域のうちの一つとして指示するための距離計を備えており、 非フラッシュモードのフラッシュモードで動作することのできるカメラにおいて 、前記のレンズに接続可能な少なくとも四つの連続した歯を規定しているつめ車 であって、前記のつめ車歯のそれぞれが前記のレンズに対する焦点設定値を規定 しており、焦点設定値が相対的に近い焦点設定値から相対的に遠隔の焦点設定値 までにわたっている前記のつめ車、 前記のつめ車歯の選択された一つと接触して前記のレンズの焦点を選択された歯 と関連した焦点距離に固定するためのつめであって、磁化可能な材料からなって いる前記のつめ、前記のつめの作用を制御するための単一の電磁石位置、写真情 景における周囲光が所定のレベルより下に低下したときに前記のフラッシュを自 動的に活動化させるための、前記のフラッシュに接続された装置、 前記のフラッシュが活動化されたときに前記の距離計によって指示される距離帯 域間の切換距離を減小させるための、前記のフラッシュ活動化装置に応答し且つ 前記の距離計に接続された装置、 前記の距離計と前記のフラッシュ活動化装置とに応答して前記のつめを動作させ て、前記のフラッシュが活動化されていないときには三つの相対的により遠隔の 焦点設定値を規定する三つの歯のうちの一つに接触し且つ又前記のフラッシュが 活動化されていないときには三つの相対的により近い焦点設定値を規定する歯の うちの一つに接触させるようにすることのできる焦点合せ装置、 を備えていて、 二つの中間焦点設定値を規定する二つのつめ車歯が前記のフラッシュ及び非フラ ッシュの両動作モードにおいて選択され得るようになっている、 装置。
  7. 7.前記の焦点合せ装置が、 スリーブの回転が前記のレンズの焦点距離を変えるように前記のレンズを支持す る前記の回転可能なスリーブ、前記のスリーブに対して正しい位置に固定された 複数の静止した電気的接点、及び 前記の回転可能なスリーブに固定され且つ前記の回転可能なスリーブの位置に依 存して前記の静止した電気的接点のうちの選択されたものに接触するように配置 された可動の電気的接点、を備えている、請求項6に記載の装置。
  8. 8.前記の焦点合せ装置が更に、前記の距離計、前記の静止した電気的接点、前 記の電磁石、及び前記の可動電気接点に接続されていて前記の距離計によって指 示された帯域及び前記のレンズの焦点距離を検出することができ且つ前記の電磁 石を動作させて前記のつめを距離計によって指示された帯域に適した焦点距離を 規定するつめ車歯に接触させることのできる電気的回路装置を備えている、請求 項7に記載の装置。
  9. 9.前記の電気的回路装置が更に、前記のフラッシュを自動的に活動化するため の前記の装置に接続されている、請求項8に記載の装置。
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