JPH0350220Y2 - - Google Patents

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JPH0350220Y2
JPH0350220Y2 JP19685486U JP19685486U JPH0350220Y2 JP H0350220 Y2 JPH0350220 Y2 JP H0350220Y2 JP 19685486 U JP19685486 U JP 19685486U JP 19685486 U JP19685486 U JP 19685486U JP H0350220 Y2 JPH0350220 Y2 JP H0350220Y2
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panel
plate
rim
mounting bracket
fence
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JP19685486U
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JPS63101652U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、道路と宅地との境界等に設けるフ
エンスにおける胴縁とパネルとの取付構造に関す
るものである。
〔従来技術〕
従来、フエンスにおける胴縁とパネルとの取付
構造としては、(1)L型断面の胴縁およびパネルに
ボルト挿通孔を穿設し、その胴縁とパネルとをそ
れらにわたつて挿通したボルトにより結合した取
付構造、(2)ロール加工により成形した溝形断面の
胴縁における溝内にパネルを挿込んだ取付構造が
知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記(1)の取付構造の場合は、胴縁お
よびパネルの上部および下部に多数のボルト挿通
孔を穿設する必要があるので、加工が煩雑であ
り、かつ加工誤差により胴縁におけるボルト挿通
孔とパネルにおけるボルト挿通孔とが合致しない
ことがあり、この場合はフエンスの組立が困難に
なる。さらに胴縁およびパネルに多数のボルト挿
通孔を穿設すると断面欠損による強度低下が生じ
るので、より大きな断面の胴縁および厚いパネル
を使用する必要があり不経済である。またパネル
または胴縁の前面にボルト頭部が突出状態で見え
るので外観が悪いという問題がある。
また前記(2)の取付構造の場合は、パネルの厚さ
に合致する巾の溝を有する胴縁を特別に成形する
必要があるので、胴縁の汎用性がなく、かつパネ
ルの上部および下部を胴縁の溝に挿込んだ状態を
保ちながら、胴縁の端部を支柱に対し連結金具や
ボルト等により連結する必要があるので、フエン
スの組立作業を行ないにくいという問題がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できるフエ
ンスにおける胴縁とパネルとの取付構造を提供す
ることを目的とするものであつて、この考案の要
旨とするところは、上部胴縁1および下部胴縁2
における縦板3の後部にフエンス用パネル4の上
端部および下端部が配置され、中間板5の前部お
よび後部に互いに逆方向に突出する締付板6およ
び支持突条7を連設して構成した取付金具8が、
前記パネル4の上端後部および下端後部に配置さ
れ、取付金具8における支持突条7の先端部が胴
縁における横板9に係合されると共に、取付金具
8の中間板5と前記横板9とがボルト10により
締付けられて、取付金具8の締付板6がパネル4
の後面に圧接されていることを特徴とするフエン
スにおける胴縁とパネルとの取付構造にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第6図はこの考案の実施例において用いられる
取付金具8を示すものであつて、帯状鋼板に曲げ
加工が施されて、帯状鋼板長手方向に延長する中
間板5と、その中間板5の巾方向の一端部に屈折
連設された締付板6と、前記中間板5の巾方向の
他端部に前記締付板とは逆方向に屈折連設された
支持突条7とが形成され、かつ前記中間板5に複
数のボルト挿通用透孔11が中間板長手方向に間
隔をおいて設けられている。
第7図はこの考案の実施例において用いられる
L形支持金具13を示すものであつて、垂直板1
4および水平板16からなる鋼製支持金具におけ
る垂直板14および水平板16にボルト挿通用透
孔17が設けられている。
第1図ないし第5図は前記取付金具8を使用し
たこの考案の実施例に係る胴縁とパネルとの取付
構造を示すものであつて、多数のフランジ付き溝
形断面の支柱12が間隔をおいて配置されると共
に、支柱12の下端部が地盤18に設置されたコ
ンクリート基礎19に埋込固定され、かつ支柱1
2における基礎から突出した部分の上部および下
部に、前記L形支持金具13の垂直板14がボル
ト15により固定され、さらに縦板3および横板
9を有するL型断面の上部胴縁1および下部胴縁
2における横板9は、L形支持金具13における
水平板16にわたつて載置されて、ボルト20に
より固定されている。
台形波形断面のフエンス用パネル4の上端部お
よび下端部は上部胴縁1および下部胴縁2におけ
る縦板3の後部に当接され、前記パネル4の上端
後部および下端後部に取付金具8が左右方向すな
わちパネル巾方向に延長するように配置され、各
取付金具8の後部の支持突条7の先端部は胴縁に
おける横板9に係合され、かつ取付金具8の中間
板5と胴縁の横板9とにわたつて、複数のボルト
10が挿通され、そのボルト10の締付力によ
り、取付金具8が支持突条7と横板9との接触部
を中心として第8図の矢印D方向に回動されて、
取付金具8の前部における締付板6がパネル4の
後面に圧接され、胴縁の縦板3と取付金具8の締
付板6とによりパネル4が把持固定されている。
第9図および第10図はこの考案において使用
できるフエンス用パネルの他の例を示すものであ
つて、第9図に示すパネル4は円弧波形の横断面
を有し、第10図に示すパネル4は角波形の横断
面を有している。
〔考案の効果〕
この考案によれば、上部胴縁1および下部胴縁
2における縦板3の後部にフエンス用パネル4の
上端部および下端部を配置し、中間板5の前部お
よび後部に互いに逆方向に突出する締付板6およ
び支持突条7を連設して構成した取付金具8にお
ける支持突条7の先端部を胴縁における横板9に
係合させた状態で、単に取付金具8の中間板5と
胴縁の横板9とをボルト10によつて締付けるこ
とにより、取付金具8に胴縁の横板9と支持突条
7との接触部を中心とする回動力を与えると共
に、その回動力により取付金具8の締付板6をパ
ネル4の後面に圧接させて、パネル4を胴縁に固
定することができ、そのためパネル4の上部およ
び下部に多数の孔あけ加工を施すことなく、簡単
な形状の取付金具8およびボルト10を使用し
て、フエンスにおける胴縁にパネル4を容易にか
つ迅速に固定することができ、さらにパネル4お
よび胴縁の前面にはボルトの頭部が存在しないの
で外観が良好である等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る胴縁とパネ
ルとの取付構造を有するフエンスを示す正面図、
第2図は第1図のA−A線拡大断面図、第3図は
第1図のB−B線拡大断面図、第4図は前記フエ
ンスの一部切欠平面図、第5図は第4図のC−C
線断面図、第6図はこの考案の実施例において用
いられる取付金具の斜視図、第7図はこの考案の
実施例において用いられるL形支持金具の斜視図
である。第8図は取付金具による締付作用発生状
態を説明するための縦断側面図、第9図および第
10図はフエンス用パネルの他の例を示す横断面
図である。 図において、1は上部胴縁、2は下部胴縁、3
は縦板、4はフエンス用パネル、5は中間板、6
は締付板、7は支持突条、8は取付金具、9は横
板、10はボルト、12は支柱、13はL形支持
金具、14は垂直板、15はボルト、16は水平
板、19はコンクリート基礎、20はボルトであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部胴縁1および下部胴縁2における縦板3の
    後部にフエンス用パネル4の上端部および下端部
    が配置され、中間板5の前部および後部に互いに
    逆方向に突出する締付板6および支持突条7を連
    設して構成した取付金具8が、前記パネル4の上
    端後部および下端後部に配置され、取付金具8に
    おける支持突条7の先端部が胴縁における横板9
    に係合されると共に、取付金具8の中間板5と前
    記横板9とがボルト10により締付けられて、取
    付金具8の締付板6がパネル4の後面に圧接され
    ていることを特徴とするフエンスにおける胴縁と
    パネルとの取付構造。
JP19685486U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH0350220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19685486U JPH0350220Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JP19685486U JPH0350220Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS63101652U JPS63101652U (ja) 1988-07-01
JPH0350220Y2 true JPH0350220Y2 (ja) 1991-10-25

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